JPS6131222B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6131222B2
JPS6131222B2 JP55019746A JP1974680A JPS6131222B2 JP S6131222 B2 JPS6131222 B2 JP S6131222B2 JP 55019746 A JP55019746 A JP 55019746A JP 1974680 A JP1974680 A JP 1974680A JP S6131222 B2 JPS6131222 B2 JP S6131222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
fiber
napped
sheet
raised
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55019746A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56118925A (en
Inventor
Teruo Nakamura
Masahito Shimada
Kazuya Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP1974680A priority Critical patent/JPS56118925A/ja
Publication of JPS56118925A publication Critical patent/JPS56118925A/ja
Publication of JPS6131222B2 publication Critical patent/JPS6131222B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、天然の獣毛調・毛織物調の外観と風
合を有する高級な合成繊維シートに関するもので
ある。
天然の獣毛および毛織物は、高級感のある立毛
の外観、気品のある光択、優雅で柔らかな肌ざわ
り、抜群の保温力、水分をはじき通気性も良好な
ど卓越した特性により永らく人類の憧の的になつ
てきた。しかしながらこれら天然物にも多くの欠
点があり、苦慮して来ている。例えば、虫やカビ
が付き易い、汚れが付き易く落ちにくい、ドライ
クリーニングによる品位の低下、熱や湿気に弱
い、染色堅牢度が悪い、高価で加工が難しいなど
の多くの欠点があつた。これら天然の獣毛および
毛織物の長所を持つていて、かつ欠点を改良した
ものを合成繊維で達成するため、過去に種々の試
みがなされて来た。これらを製造方法に分類する
と、 (1) 複数の繊維ポリマを混用する。
(2) 極細繊維でシートを形成する。
(3) 複合繊維からなる立毛の先端だけを極細化す
る。
(4) 太繊度繊維と極細繊度繊維とをミツクスす
る。
などの方法がある。(1)の方法は、例えばアクリ
ル系繊維とポリエステル系繊維との混紡糸で立毛
を形成させる場合に相当するが、得られる立毛製
品は2種の繊維ポリマーを混ぜただけのものであ
り各々の繊維ポリマの中間的な性質しか示さず、
何ら特徴のある立毛状態・表面タツチ・風合・色
彩効果は得られなかつた。(2)の方法は、従来の太
繊度繊維の立毛では表面タツチがザラザラするの
を避けるために単糸繊度が0.1〜0.3デニールの極
細繊維のシートを形成させる方法である。例え
ば、多成分系繊維で少なくとを一成分を除去すれ
ば残りの成分からなる極細繊維が得られる高分子
相互配列体繊維やポリマブレンド紡糸繊維、また
互に親和性の乏しいポリマの組合せから成り薬品
処理や揉み処理によつてフイブリル化或いは極細
繊維化する剥離型複合繊維で繊維シートを形成し
ておいて、極細繊維の立毛を得るものである。こ
のものは、スエード調としてのライテイングエフ
エクトと表面タツチなどの多くの特徴を有する
が、獣毛調・毛織物調としての観点から充分では
ない。
(3)の方法は、前記の高分子相互配列体繊維、ポ
リマブレンド紡糸繊維、剥離型複合繊維で立毛シ
ートを形成し、立毛の先端部分を溶剤または分解
剤処理やバフイング処理により完全に極細繊維化
させるものである。このものは、スエード調製品
の腰・反撥性、形態安定性などを改良したもので
多くの特徴を有するがスエード調の域を脱しきれ
ず、獣毛調・毛織物調としての観点から充分では
ない。
(4)の方法は、前記(3)の問題を回避するために太
繊度繊維と極細繊度繊維とをミツクスするもので
ある。例えば本発明者らは、単糸繊度が2デニー
ルの太繊度のポリエステル系繊維と島成分が0.1
デニールのポリエステル系ポリマで海成分がポリ
スチレン系ポリマからなる海島型複合繊維とを混
綿して不織布をつくり海成分を除去したり、両繊
維を交撚して緯糸に打込み海成分を除去して起毛
したりして太繊度と極細繊維とがミツクスした立
毛を得たが、2デニールと0.1デニールとのミツ
クス品というイメージを脱しきれず、特に2デニ
ールの太繊度繊維のザラツキ感や毛のもつれが強
調されたものとなり、高級な獣毛調・毛織物調の
イメージとはほど遠いものであつた。
本発明者らは、従来のかかる欠点を回避するた
めに鋭意検討した結果、次のような全く新規な繊
維シートを見出した。すなわち、本発明は次の構
成を有する。
(1) 繊維Aと繊維Bからなり、繊維Aは3本以上
の芯成分と介在成分からなる多芯繊維であり、 繊度においてA/B>3であり、 本数においてA/B<1/3(但しA≧1本)
であり、繊維Bは該繊維Aの周りをとり巻いて
おり、かつその全部又は一部は、介在成分を介
して、不規則な部分で繊維軸および断面方向に
ランダムに繊維Aに接合されて形成された特殊
繊維から、主として、少なくとも一表面が構成
されており、かつ該繊維が立毛を構成している
ことを特徴とする立毛繊維シート。
(2) 繊維Bが1d以下であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の立毛繊維シート。
本発明は、芯成分と介在成分からなる多芯繊維
の外周付近に存在する介在成分を選択的に繊維軸
方向にはランダムに除去して得た特殊繊維からな
るシートであることを基本としており、これによ
つて本発明の目的を達成できるものである。すな
わち、介在成分が残つて一部の芯成分が接合され
たままの繊維Aの周りに主として多芯繊維から分
枝または派生した細繊度の繊維Bが取り巻いた状
態になつている。丁度地球が周りに月のような多
くの衛星を従がえて、多くの衛星は各々にも移動
するが地球の引力によつて地球と共に動くような
状態と似た挙動を示すものである。繊維Aが変形
した場合、その変形と共に周りにある繊維Bも同
時に変形される確率が高い。繊維Aは2種以上の
ポリマからなり、その表面は一部の介在成分が不
規則に除去されて独特の繊維表面形状を有するも
のとなつている。以上のような構成を取つている
ために、たとえば本発明の特殊繊維で立毛を形成
した場合、立毛の外観、表面タツチ、光沢、風合
などが高級な獣毛および毛織物に近似した立毛シ
ートを提供できるものである。
次に、本発明をさらに詳述する。
本発明でいう多芯繊維とは、芯ポリマが介在ポ
リマによつて取り囲まれているものの外に、各成
分ポリマが互いに貼り合わさつた形態のものおよ
び両者が共存するものを意味し、公知の2成分以
上の複合繊維の紡糸法によつて得ることができ
る。
例えば、高分子相互配列体繊維と称し、俗に海
島型繊維と呼ばれ、断面をみれば島成分が海成分
に対し多数分散分布するよう分配されており、島
成分は繊維軸方向に連続しているものである。本
発明においては、この種の繊維が最も繊維が最も
好ましく用いられる。また、一成分ポリマが他成
分ポリマ中に細く長く連なるように、ポリマ種・
ブレンド条件・紡糸条件を選んだポリマブレンド
紡糸によつて得た繊維も使用することができる。
繊維A,つまり多芯繊維の介在成分が除去され
ずに残在している部分、つまり3本以上の芯成分
と介在成分とからなる多芯繊維の太さは、シート
に腰・反撥性を付与する観点から0.5〜500デニー
ルが好ましく、特に0.7〜100デニールがより好ま
しい。勿論、シートに変化を持たせるために、こ
れらの範囲内で繊度が異なるものが含まれている
方がよいことは言うまでもない。また、分繊され
て形成された繊維Bの太さは、前記の繊維Aの太
さよりも細い、すなわち繊度においてA/B>3
であることが必要であり、かつシートにソフト感
を付与する観点から5デニール以下、特に1デニ
ール以下であることが望ましく、これを越えると
本発明の効果が小さくなる。分繊された繊維Aと
繊維Bの本数の比率は、本発明の効果を高めるた
めには後者が前者の3倍以上であることが必要で
あり、より望ましくは5〜100倍が良い。3倍以
下では粗硬感が強く、100倍以上では腰のない風
合になりがちである。繊維の断面をみた場合に、
繊維Aと繊維Bとが各々独立して分布している状
態では本発明の効果が発揮されず繊維Aの周囲を
分繊された多数の細い繊維Bが取りまいているの
がより好ましい。特に立毛においてはその側面方
向からみた場合、丁度天然の竹の外層部分だけを
割つた場合のように太い多芯繊維から細い繊維が
ランダムに分枝しているのが最も望ましい状態と
言える。
多芯繊維を構成する繊維ポリマは、例えば次に
示すような中から、薬剤に対する溶解・分解性を
異にするものを少なくとも2種類選べばよい。す
なわち、ポリエチレンテレフタレート、同共重体
(イソフタル酸、イソフタル酸ソデイウムスルホ
ネートなど)、ポリオキシエレチンベンゾエー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン12、
PACM、ポリアクリロニトリル系共重合ポリマ、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリビニルアル
コール系、ポリウレタン系、ポリスチレンなどが
ある。以上の中でもより好ましい繊維ポリマの組
合せの条件としては、繊維ポリマ同志の相互接着
性が良好で薬剤によつて選択的に一成分ポリマを
容易に分解溶出できることである。繊維ポリマの
組合せと適用薬剤の例をあげると、ポリエチレン
テレフタレート―イソフタル酸ソジウムスルホネ
ート共重合ポリエチレンテレフタレート―苛性ソ
ーダ、ポリブチレンテレフタレート―イソフタル
酸ソジウムスルホネート共重合ポリエチレンテレ
フタレート―苛性ソーダ、ナイロン6または66―
イソフタル酸ソジウムスルホネート共重合ポリエ
チレンテレフタレート―苛性ソーダなどである。
介在成分が除去されて複数本に分繊された繊維B
のポリマは、前記多芯繊維のポリマの組合せによ
つて自動的に決まるものである。
本発明の特殊繊維は、織物、編物、不織布、人
工皮革、植毛品、ボアー、ハイパイル、カーペツ
トなどに適用できることは当然であるが、起毛、
バフイング、植毛、ビロード、別珍、プラ天、コ
ール天などの手段によつてカツトまたはループ状
の毛羽を有するものに対して特に有効である。本
願の発明において立毛を構成する主体は、繊維A
と介在成分が溶解又は分解除去された繊維Bであ
るが、これ以外に通常の化学繊維、天然繊維が少
量含まれていてもよい。立毛以外の部分、例えば
ビロードの地糸などは、通常の繊維で構成されて
いてもよい。以上のような繊維からなるシートに
樹脂、接着剤、糊剤などが含浸、コーテイング、
スプレーなどの手段で付与されているものも含ま
れるものとする。
本発明の繊維シートを得るために、多芯繊維の
介在成分ポリマを、繊維の断面方向には外周付近
の介在成分を選択的に、繊維の軸方向にはランダ
ムに溶解・分解除去するには、介在成分を溶解・
分解する薬剤に浸漬するか、薬剤を含浸・スプレ
ー・印捺・コーテイングなどをした後に熱処理す
る方法が採用できる。厚みの大きいシートをスプ
レー・印捺・コーテイングなどの方法による場合
は、繊維シートの内部への薬剤の浸透性が不充分
にならぬよう注意する必要がある。いずれにして
も本発明では、これらの方法に限定されず、要は
特許請求の範囲に示される立毛シートが得られる
方法ならばいずれでもよい。
以上説明した如く、本発明の繊維シートは、繊
維Aを中心にして多芯繊維から分枝または派生し
た細繊度繊維Bが取り巻いた状態になつているた
め、繊維Aが変形した場合、その変形と共に周り
にある細繊度繊維も同時に変形される確率が高
い。このために太い毛羽同志がもつれ合つて毛玉
になつたりすることはなく、介在成分が除去され
た細繊度繊維Bによつて表面タツチはきわめてソ
フトであり、繊維Aによつてたとえば立毛は良好
な腰・反撥性を有し、立毛の外観、染色物の色彩
効果、光沢などは高級な天然の獣毛・凌駕する立
毛シートを提供できるものである。
次に本発明の実施例を示すが、本発明は何らこ
れらに限定されるものではない。
実施例 1 ポリエチレンテレフタレートを芯成分とし、ポ
リエチレンテレフタレートに5―ナトリウムスル
ホイソフタル酸ジメチルを8wt%を共重合したも
のを介在成分とし、芯成分と介在成分の比率が
78:22、芯数が36、複合繊度が9.4d、芯成分の単
糸繊度が0.2dの第1図aに示すような横断面の海
島型の多芯複合繊維のマルチフイラメント糸
225D―24Fを得た。この糸を表側に来る緯糸と
し、裏側に来る緯糸にポリエチレンテレフタレー
ト50D―24Fのブレリア加工糸を、経糸にポリエ
チレンテレフタレート50D−24Fのブレリア加工
糸を用いて表組織が5枚朱子、裏組織が2/3ツイ
ルの2重組織の織物を得た。
この織物を95〜98℃の熱水中に導き入れ、リラ
ツクス糊抜き精練を行ない、170℃で熱セツト
後、粒度120メツシユのサンドペーパーを用い、
処理速度25m/分、ペーパロール回転数1050rpm
の条件で織物の表面を4回バフイング処理を行な
つた。表面をさらにトムリンソン型起毛機に30回
通し、海島型の芯複合繊維の立毛からなる起毛織
物を得た。
次に温度96〜98℃に保たれた濃度3.0%の苛性
ソーダ水溶液中で20分間浸漬処理した後に、水
洗・中和・乾燥を行なつた。この苛性ソーダ処理
により、海島型の多複合繊維は16%減量されてい
た。処理後の立毛断面を第2図に示すが、芯成分
が介在成分を介して接合されたままの2〜4dの
繊維Aの外周近辺に、介在成分が完全に除去され
ることによつて多くの単糸繊度0.18d〜0.20dの極
細に分繊化された繊維Bが認められ、両者の本数
の比は1:20であつた。なお、元の多芯複合繊維
の最外列の芯はすべて分繊されており、第2列目
の芯は部分的に分繊されて繊維Bを形成し、他の
部分は介在成分を介して接合され繊維Aを形成し
ていた。
比較のために、前記苛性ソーダ処理を時間延長
し、60分間処理した場合の海島型の多芯複合繊維
の減量率は40%であつた。処理後の立毛断面を第
3図に示すが、海成分である介在成分がほぼ完全
に除去されて、立毛が全て極細に分繊化された繊
維Bだけから成つているのが認められる。
以上のような介在成分の一部除去を行なつた立
毛織物を、サーキユラー液流染色機で分散染料を
用いてエンジン色に染め上げ、コーミング・仕上
剤付与・乾燥・セツトを行なつた。
第2図の立毛断面から得た、染色立毛シートの
立毛状態を第4図に示す。海島型の多芯複合繊維
の介在成分が除去されて複数本に分繊された繊維
Bと介在成分が除去されずに残存している繊維A
とがランダムに共存しているため、毛羽同志のも
つれがなく、表面タツチはきわめてソフトであ
り、繊維Aによつて立毛は良好な腰・反撥性を有
し、立毛の外観、色彩効果、光沢など高級な天然
の獣毛・毛織物に見劣りしないものであつた。
なお、比較のために第3図の立毛断面から得
た。染色品の立毛シートの立毛状態を第5図に示
す。極細に分繊化された繊維だけから成る立毛で
あり、スエード調の効果は得られるものの、第4
図に示した立毛で得られるような獣毛調・毛織物
調の効果は得られなかつた。
実施例 2 ナイロン6を芯成分とし、5―ナトリウムスル
ホイソフタル酸ジメチルを8wt%を共重合したポ
リエチレンテレフタレートを介在成分とし、芯成
分と介在成分の比率が78:22、芯数が36、複合繊
度が9.4d、芯成分の単糸繊度が0.2dの第1図aに
示すような横断面の海島型の多芯複合繊維のマル
チフイラメント糸225D―24Fを得た。この糸を用
いて、実施例1と同様の方法で製織、リラツクス
糊抜き精練、熱セツト、バフイング、起毛した後
に、温度96〜98℃に保たれ濃度3.0%の苛性ソー
ダ水溶液中で30分間浸漬処理して水洗・中和・乾
燥を行なつた。この苛性ソーダ処理により、海島
型の複合繊維は15%減量されていた。処理後の立
毛断面は第2図に示す状態と、類似のものであつ
た。以上のような介在成分の一部除去を行なつた
立毛織物を、サーキユラ液流染色機で酸性染料と
カチオン染料を用いてエンジ色に染め上げ、コー
ミング・仕上剤付与・乾燥・セツトを行なつた。
かくして得た染色立毛シートの立毛状態は、第
4図に示すのと類似のものであり、毛羽同志のも
つれがなく、表面タツチはきわめてソフトであ
り、繊維Aによつて立毛は良好な腰・反撥性を有
し、立毛の外観、色彩効果、光沢など高級な天然
の獣毛・毛織物に匹敵するものであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,c,dは、本発明で好ましく用
いられる多芯繊維の断面図の例を示す。a―1,
b―1,b―3,c―1,d―1は芯成分、a―
2,b―2,c―2,d―2は介在成分を示す。
第2図は、本発明に係る多芯繊維の介在成分が除
去されて複数本に分繊された繊維Bと介在成分が
除去されずに残存している繊維Aとが共存する立
毛断面の具体例を示す600倍顕微鏡拡大写真であ
る。第3図は、多芯繊維の介在成分がほぼ完全に
除去されて極細に分繊された繊維Aだけから成る
立毛断面の具体例を示す600倍顕微鏡拡大写真で
ある。第4図は、本発明に係る第2図に示す立毛
から得た獣毛調・毛織物調立毛シートの表面状態
の具体例を示す15倍拡大顕微鏡写真である。第5
図は、第3図に示す立毛から得たスエード調立毛
シートの表面状態の具体例を示す15倍拡大顕微鏡
写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維Aと繊維Bからなり、繊維Aは3本以上
    の芯成分と介在成分からなる多芯繊維であり、 繊度においてA/B>3であり、 本数においてA/B<1/3(但しA≧1本)で
    あり、繊維Bは該繊維Aの周りをとり巻いてお
    り、かつその全部又は1部は、介在成分を介し
    て、不規則な部分で繊維軸および断面方向にラン
    ダムに繊維Aに接合されて形成された特殊繊維か
    ら、主として、少なくとも一表面が構成されてお
    り、かつ該繊維が立毛を構成していることを特徴
    とする立毛繊維シート。 2 繊維Bが1d以下であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の立毛繊維シート。
JP1974680A 1980-02-21 1980-02-21 Fiber sheet Granted JPS56118925A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974680A JPS56118925A (en) 1980-02-21 1980-02-21 Fiber sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974680A JPS56118925A (en) 1980-02-21 1980-02-21 Fiber sheet

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56118925A JPS56118925A (en) 1981-09-18
JPS6131222B2 true JPS6131222B2 (ja) 1986-07-18

Family

ID=12007892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974680A Granted JPS56118925A (en) 1980-02-21 1980-02-21 Fiber sheet

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56118925A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996016212A1 (fr) * 1994-11-18 1996-05-30 Teijin Limited Etoffe tissee du type nubuck et procede pour la fabriquer

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2804773B2 (ja) * 1989-02-02 1998-09-30 鐘紡株式会社 シボ織物の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996016212A1 (fr) * 1994-11-18 1996-05-30 Teijin Limited Etoffe tissee du type nubuck et procede pour la fabriquer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56118925A (en) 1981-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4103054A (en) Suede-like raised woven fabric and process for preparation thereof
EP0091676B1 (en) An improved chenille woven or knitted fabric and process for producing the same
JPS6152274B2 (ja)
Wada Control of fiber form and yarn and fabric structure
EP0098604B1 (en) Artificial grain leather having different colour spot groups
JPH04153339A (ja) 毛皮調パイル布帛およびその製造方法
JPS6131222B2 (ja)
JP3083690B2 (ja) カットパイル織物
JPS6227177B2 (ja)
JPH10331075A (ja) 人工皮革
JPH0639739B2 (ja) 立毛シ−トおよびその製造方法
JPS6075635A (ja) 特殊織編物
JPS6244052B2 (ja)
JPS5834592B2 (ja) チヨウビキユ−ナチヨウオリモノノ セイホウ
KR100221604B1 (ko) 멀티톤 인공피혁
JPS6242075B2 (ja)
JPS6157433B2 (ja)
JPS62191540A (ja) ビ−バ−毛皮調立毛布帛とその製法
JPH0120273B2 (ja)
JPS6233337B2 (ja)
JPS6242076B2 (ja)
JPH04163342A (ja) 繊維立毛布帛
JP2002194641A (ja) 制電性伸縮布帛
JPS5865036A (ja) 毛皮様製品の製造方法
JPS6017144A (ja) 毛皮様立毛製品