JPS6131123B2 - - Google Patents

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JPS6131123B2
JPS6131123B2 JP5902377A JP5902377A JPS6131123B2 JP S6131123 B2 JPS6131123 B2 JP S6131123B2 JP 5902377 A JP5902377 A JP 5902377A JP 5902377 A JP5902377 A JP 5902377A JP S6131123 B2 JPS6131123 B2 JP S6131123B2
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JP
Japan
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mol
infrared absorption
general formula
phenyl ether
absorption spectrum
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JP5902377A
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Shigeru Kumamoto
Tetsuya Mizuno
Seiichi Nakamura
Masato Fujama
Ichiro Hata
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Neos Co Ltd
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Neos Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な含フツ素系重合体に関する。 含フツ素系重合体は耐熱性、耐薬品性、耐候性
撥水撥油性、難燃性等において優れた特性を有す
るため、種々の産業分野において広くその利用が
はかられている。 しかしながら、含フツ素系重合体の上記特性は
同時に溶剤に対する難溶性、加工の困難性につな
がり、またこれを種々の加工処理剤、例えば繊
維、紙、木材等の撥水撥油剤、各種被覆剤(耐候
性、耐油性、耐水性塗料または添加剤、絶縁用被
覆剤、化学薬品容器の内面保護剤等)、離型剤等
に使用するときは、配合基材との相溶性、親和
性、被覆基材との接着性等に問題があり、十分な
利用をみていないのが現状である。 本発明は含フツ素系重合体の上記特性を維持し
つつ、その欠点である溶剤に対する溶解性や基材
への親和性を改良し種々の加工処理剤として応用
可能な含フツ素系重合体を提供することを目的と
する。 本発明は、一般式: で表わされる構造単位、または一般式: で表わされる構造単位と、一般式: 〔式中、Xは独立して水素またはハロゲン、Rは
水素またはメチル、R′は低級アルキル、RfはC2
4o-1(n=2〜7)またはC3n6n-1(m=1
〜4)を表わす〕 で表わされる構造単位を〔〕:〔〕または
〔〕:〔〕の比率で95:5〜0:100モル比で
線状に、ランダム状に配列した分子量3000〜
80000のペルフルオロアルケニルポリビニルエー
テル類に関する。 本発明において、一般式〔〕で示される構造
単位は、一般式: 〔式中、Xは水素またはハロゲン〕で表わされる
モノマーの重合によつて得られる。 上記式〔′〕で表わされるモノマーの全部
を、一般式: CH2=C(R)COOR′ 〔′〕 〔式中、Rは水素またはメチル、R′は低級アルキ
ル、特にメチルまたはエチル〕で表わされる(メ
タ)アクリル酸エステルで代替して重合に供して
もよい。好ましくは、〔′〕で示されるモノマー
であり、〔′〕に代替すると撥油性が低下する
(実施例8)。 本発明ペルフルオロアルケニルポリビニルフエ
ニルエーテルは上記〔′〕または〔′〕のモノ
マーに一般式〔′〕: 〔式中、Xは水素またはメチル、RfはC2o4o-1
(n=2〜7)またはC3n6n-1(m=1〜4)
を示す〕で表わされるモノマーを反応させればよ
い。反応比は〔′〕:〔′〕または〔′〕:
〔′〕がモル比で95:5〜0:100、特に〔′〕
が50モル%以上、特に100モル%に近い程好まし
い。 本発明ペルフルオロアルケニルポリビニルフエ
ニルエーテルは上記〔′〕または〔′〕の単独
重合体のフエノール性水酸基の全部または一部を
ペルフルオロオレフインでエーテル化することに
より得てもよい。 原料となるポリビニルフエノール類はp−エチ
ルフエノールを脱水素と同時に熱重合するか、そ
の重合体のフエニル基を常套の方法によりハロゲ
ン置換することによつて得られる。好ましいハロ
ゲンは塩素、臭素、ヨウ素であり、置換基の数は
1ないし2個である。 ペルフルオロオレフインは、テトラフルオロエ
チレンオリゴマー、ヘキサフルオロプロペンおよ
び/またはそのオリゴマーである。特に、テトラ
フルオロエチレンオリゴマーは重合度2〜7、ヘ
キサフルオロペンオリゴマーは重合度2〜4のも
のが種々の加工処理剤に応用する上で好ましい。 テトラフルオロエチレンオリゴマーまたはヘキ
サフルオロプロペンオリゴマーは例えば米国特許
第3403191号明細書、米国特許第2918501号明細書
等に記載の方法でテトラフルオロエチレンまたは
ヘキサフルオロプロペンをオリゴメル化すること
によつて得られる。上記オリゴマーは多くの異性
体からなる高度に分枝鎖を有する化合物である。
確認されている構造のうち主要なものを以下に例
示する。 ヘキサフルオロプレペンダイマー:
【式】
【式】 ヘキサフルオロプロペントリマー: ヘキサフルオロプロペンテトラマー: テトラフルオロエチレンダイマー: CF3CF=CFCF3 テトラフルオロエチレントリマー: テトラフルオロエチレンテトラマー: CF3CF2−C(CF3)=C(CF3)−CF2CF3 (シスおよびトランス型) テトラフルオロエチレンペンタマー: テトラフルオロエチレンヘキサマー: ポリビニルフエノール類とペルフルオロオレフ
インとの反応は例えば英国特許第1143927号明細
書、英国特許第1130822号明細書等に記載のフエ
ノール類とペルフルオロオレフインの反応法に準
じて行えばよい。 ポリビニルフエノール類とペルフルオロオレフ
インの反応はフエノール性水酸基に対しペルフル
オロオレフインを化学量論量以下の比率で任意に
行うことができる。その比率は本発明化合物の使
用目的に応じて選定すればよい。 本発明ペルフルオロアルケニルビニルフエニル
エーテルはその骨核となるポリビニルフエノール
にもとづく性質とペルフルオロアルケニル基にも
とづく性質とによつて従来の含フツ素系重合体で
は得られなかつた種々の加工処理剤を得ることが
可能となる。 例えばこれを撥水撥油性塗料用ビヒクルとして
用いるときはポリビニルフエノールにもとづく溶
解性および併用樹脂との親和性の向上により、安
定な被覆用組成物とすることができ、さらにこれ
を基材上に塗布するときには、基材面にポリビニ
ルフエノール骨核が配向し、表面にペルフルオロ
アルケニル基が配向する。その結果、被膜の接着
性およびペルオルオロアルケニル基による撥水撥
油性能が効果的に発揮される。 本発明重合体の主要な応用分野は撥水撥油剤、
離型剤、粘着テープの背面離型剤、絶縁用被覆
剤、対薬品用被覆剤、含フツ素エポキシ樹脂、含
フツ素ウレタン樹脂などの原料等がある。 実施例 1 ポリ(パラペルフルオロプロペニルビニルフエ
ニルエーテル)の製法。 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにポリビニ
ルフエノール(丸善石油K.K.、レジンM、平均
分子量3000〜12000、水酸基当量120g、軟化点
160〜200℃)60g、N・N−ジメチルホルムアミ
ド200mlおよびトリエチルアミン55.7g(0.55モ
ル)を加え、室温で撹拌しながらこれにヘキサフ
ルオロプロペン(CF2=CFCF3)を導入する。こ
の際、フラスコの他の口に連結したトラツプの先
を流動パラフインの入つたガラス管に導き、未反
応のヘキサフルオロプロペンガスが出ないように
する。反応が終りに近づくと反応層は2層にな
る。反応は約3時間で完了する。ヘキサフルオロ
プロペンの吸収量は82.5g(0.55モル)である。
下層を一部取り、水酸基に基づく赤外吸収がない
ことを確認した上、反応層全体を大量の希塩酸中
に加える。析出した樹脂状物を1・1・2−トリ
クロロ−1・2・2−トリフルオロエタン
(CCl2FCClF2)500mlに溶解し、次いでイオン交
換水で十分洗浄する。溶媒留去後減圧下で十分乾
燥する。軟化点52〜64℃の淡黄褐色樹脂115g
(収率92.3%)を得る。生成物は赤外吸収スペク
トル分析およびフツ素含有量測定の結果からポリ
(ペルフルオロプロペニルビニルフエニルエーテ
ル)であることが確認された。重合体の分子量
は、ヘキサフルオロプロペンの吸収量から計算す
ると6000〜25000である。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5〜9.5μ(巾広い) ベンゼン核:6.20μ、6.24μ C−H:3.4μ(弱い) フツ素含有量測定値 F:37.2%(計算値38.09%) 実施例 2 ペルフルオロプロペニルビニルフエニルエーテ
ルとビニルフエノールの1:1(モル比)重合
体の製法。 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにポリビニ
ルフエノール(丸善石油K.K.、レジンM)60
g、N・N−ジメチルホルムアミド200ml、およ
びトリエチルアミン27.3g(0.27モル)を加え、
室温で撹拌しながらヘキサフルオロプロペンガス
37.5g(0.25モル)を吹き込み反応させる。約3
時間でヘキサフルオロプロペンガスの理論量を吸
つて反応が完了する。反応層全体を大量の希塩酸
中に加え、折出した樹脂状物をアセトンに溶解さ
せ、イオン交換水で3度洗浄後減圧下で十分乾燥
する。軟化点83〜115℃の淡黄褐色樹脂85g(収
率92.1%)を得る。生成物は赤外吸収スペクトル
分析およびフツ素含有量測定の結果から目的物で
あることが確認された。重合体の分子量は、4600
〜18500である。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5〜9.5μ(巾広い) ベンゼン核:6.20μ、6.24μ 水酸基:2.8μ フツ素含有量測定値 F:23.5〜28.5%(計算値25.73%) 実施例 3 ペルフルオロプロペニルビニルフエニルエーテ
ルとビニルフエノールの1:9(モル比)重合
体の製法。 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにポリビニ
ルフエノール(丸善石油K.K.、レジンM)60
g、N・N−ジメチルホルムアミド200mlおよび
トリエチルアミン5.6g(0.055モル)を加え、室
温で撹拌しながらヘキサフルオロプロペンガス
7.5g(0.05モル)を吹き込み反応させる。約1
時間でヘキサフルオロプロペンガスの理論量を吸
つて反応が完了する。反応層全体を大量の希塩酸
中に加え、析出した反応物をアセトンに溶解させ
イオン交換水で3度洗浄後減圧下で十分乾燥す
る。軟化点146〜158℃の淡黄褐色樹脂58g(収率
87.3%)を得る。生成物は赤外吸収スペクトル分
析およびフツ素含有量測定結果から目的物である
ことが確認される。重合体の分子量は、3300〜
13300である。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5〜9.5μ(弱く巾広い) ベンゼン核:6.20μ、6.24μ 水酸基:2.8μ C−H:3.4μ(弱い) フツ素含有量測定値 F:6.5〜8.5%(計算値7.15%) 実施例 4 ポリ(ペルフルオロノネニルビニルフエニルエ
ーテルの製法。 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにポリビニ
ルフエノール(丸善石油K.K.、レジンM)60
g、N・N−ジメチルホルムアミド200ml、およ
びヘキサフルオロプロペン3量体(ペルフルオロ
−3−イソプロピル−2−メチル−2−ペンテン
とペルフルオロ−2・4−ジメチル−3−ヘプテ
ンの1:1混合物)247.5g(0.55モル)を加
え、撹拌しながらトリエチルアミン55.7g(0.55
モル)を約15分間で滴下する。反応の進行に伴い
反応物は溶媒から折出し、反応物は2層になる。
下層の一部を取り水酸基に基づく赤外吸収のない
ことを確認後、反応物全体を大量の希塩酸中に加
え、析出した樹脂状物を1・1・2−トリクロロ
−1・2・2−トリフルオロエタン500mlに溶解
させ、イオン交換水で十分に洗浄する。溶媒留去
後十分に乾燥する。軟化点83〜107℃の淡黄褐色
樹脂265g(収率96%)を得る。生成物は赤外吸
収スペクトル分析およびフツ素含有量測定結果よ
りポリ(ペルフルオロノネニルビニルフエニルエ
ーテル)であることが確認される。重合体の分子
量は、13000〜55000である。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5〜9.5μ(巾広い) ベンゼン核:6.20μ、6.24μ C−H:3.4μ(弱い) フツ素含有量測定値 F:57.0%(計算値58.69%) 実施例 5 ペルフルオロノネニルビニルフエニルエーテル
とビニルフエノールの1:1(モル比)重合体
の製法。 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにポリビニ
ルフエノール(丸善石油K.K.、レジンM)60
g、N・N−ジメチルホルムアミド200mlおよび
ヘキサフルオロプロペン3量体112.5g(0.25モ
ル)を加え、撹拌しながらトリエチルアミン27.3
g(0.27モル)を約30分間で滴下する。約2時間
反応後反応層全体を大量の希塩酸中に加え、析出
した樹脂状物をアセトンに溶解し、イオン交換水
で3度洗浄し、十分に乾燥する。軟化点151〜175
℃の淡黄褐色樹脂160g(収率95.5%)を得る。
生成物は赤外吸収スペクトル分析およびフツ素含
有量測定結果より目的物であることが確認され
る。重合体の分子量は、8300〜33500である。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5〜9.5μ(巾広い) ベンゼン核:6.20μ、6.24μ C−H:3.4μ(弱い) フツ素含有量測定値 F:47.8〜48.5%(計算値48.18%) 実施例 6 ペルフルオロノネニルビニルフエニルエーテル
とビニルフエノールの1:9(モル比)重合体
の製法。 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにポリビニ
ルフエノール(丸善石油K.K.、レジンM)60
g、N・N−ジメチルホルムアミド200ml、およ
びヘキサフルオロプロペン3量体22.5g(0.05モ
ル)を加え撹拌しながらトリエチルアミン5.6g
(0.055モル)を約30分間で滴下する。約2時間反
応後反応層全体を大量の希塩酸中に加え、析出し
た樹脂状物をアセトンに溶解し、イオン交換水で
3度洗浄後十分乾燥する。軟化点178〜198℃の淡
黄褐色樹脂75g(収率92.0%)を得る。生成物は
赤外吸収スペクトル分析およびフツ素含有量測定
結果より目的物であることが確認された。重合体
の分子量は4000〜16300である。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5〜9.5μ(弱く巾広い) ベンゼン核:6.20μ、6.24μ C−H:3.4μ(弱い) 水酸基:2.8μ フツ素含有量測定値 F:19.0〜21.5%(計算値19.81%) 実施例 7 ペルフルオロノネニルビニルフエニルエーテル
からポリ(ペルフルオロノネニルビニルフエニ
ルエーテル)の製法。 (1) ペルフルオロノネニルビニルフエニルエーテ
ルの製法 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにビニル
フエノール60g、N・N−ジメチルホルムアミ
ド200ml、およびヘキサフルオロプロペン3量
体(ペルフルオロ−2・4−ジメチル−3−ヘ
プテン)247.5g(0.55モル)を加え、撹拌し
ながらトリエチルアミン55.7g(0.55モル)を
約30分間で滴下する。約3時間反応後反応層全
体を大量の希塩酸中に加える。析出した粘性液
状反応物の蒸留により、74.5〜75.5℃/1.5mm
Hgの留分265g(収率96.3%)を得る。生成物
は赤外吸収スペクトル分析およびフツ素含有量
測定結果より目的物であることが確認された。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5〜9.5μ(巾広い) C−H:3.4μ ベンゼン核:6.24μ フツ素含有量測定値 F:58.0%(計算値58.69%) (2) ポリ(ペルフルオロノネニルビニルフエニル
エーテル)の製法 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにペルフ
ルオロノネニルビニルフエニルエーテル110g
(0.2モル)、1・1・2−トリクロロ−1・
2・2−トリフルオロエタン300mlおよび2・
2′−アゾビスイソブチロニトリル0.493gを加
え、窒素置換しながら、45±2.0℃で撹拌下48
時間反応を行なう。溶媒留去後軟化点75〜86℃
の淡黄色樹脂状物107gを得る。生成物は赤外
吸収スペクトル分析およびフツ素含有量測定結
果より目的物であることが確認された。重合体
の分子量は、約20000である。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5μ〜9.5μ(巾広い) ベンゼン核:6.27μ、6.70μ C−H:3.4μ(弱い) 実施例 8 ペルフルオロノネニルビニルフエニルエーテル
とメチルメタアクリレートの1:1(モル比)
共重合体の製法。 撹拌機付き0.5の3つ口フラスコにペルフル
オロノネニルビニルフエニルエーテル110g(0.2
モル)、メチルメタアクリレート20g(0.2モ
ル)、1・1・2−トリクロロ−1・2・2−ト
リフルオロエタン300mlおよび2・2′−アゾビス
イソブチロニトリル0.493gを加え、窒素置換し
ながら、45±2.0℃で撹拌下48時間反応を行な
う。溶媒留去後軟化点95〜115℃の淡黄色樹脂状
物127gを得る。生成物は赤外吸収スペクトル分
析およびフツ素含有量測定結果より目的物である
ことが確認される。重合体の分子量は約23000で
ある。 赤外吸収スペクトル分析結果 C−F:7.5μ〜9.5μ(巾広い) ベンゼン核:6.27μ、6.70μ C=O:5.7μ C−H:3.4μ フツ素含有量測定値 F:48.0〜51.0%(計算値49.66%) 実施例 9 撥水・撥油試験 実施例4、7および8で得られた重合物をそれ
ぞれ1・1・2−トリクロロ−1・2・2−トリ
フルオロエタンに溶解し、0.5(W/V)%の濃度に
する。この溶液に木綿を30秒間浸し、30秒間吊し
て液を切り、120±5℃で5分間乾燥する。これ
を撥水・撥油試験に使用する。撥水試験はJIS・
L−1005(スプレー法)に従い、撥油試験はヌジ
ヨールとn−ヘプタンの混合油滴を3分間以上保
持したときの組成比率(容量)で評価した。 この結果を表1に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: で表わされる構造単位、または一般式: で表わされる構造単位と、一般式: 〔式中、Xは独立して水素またはハロゲン、Rは
    水素またはメチル、R′は低級アルキル、RfはC2
    4o-1(n=2〜7)またはC3n6n-1(m=1
    〜4)を表わす〕 で表わされる構造単位を〔〕:〔〕または
    〔〕:〔〕の比率で95:5〜0:100モル比で
    線状に、ランダム状に配列した分子量3000〜
    80000のペルフルオロアルケニルポリビニルフエ
    ニルエーテル類。 2 フエニル基にハロゲン原子が結合しているこ
    ともあるポリビニルフエノールにペルフルオロオ
    レフインを反応させて得られる第1項記載の化合
    物。
JP5902377A 1977-05-20 1977-05-20 Perfluoroalkenyl polyvinyl phenyl ether Granted JPS53143689A (en)

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JP5902377A JPS53143689A (en) 1977-05-20 1977-05-20 Perfluoroalkenyl polyvinyl phenyl ether

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JP5902377A JPS53143689A (en) 1977-05-20 1977-05-20 Perfluoroalkenyl polyvinyl phenyl ether

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