JPS6130552A - 官能基を有するパ−フルオロビニルエ−テルの製造方法 - Google Patents

官能基を有するパ−フルオロビニルエ−テルの製造方法

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JPS6130552A
JPS6130552A JP15213384A JP15213384A JPS6130552A JP S6130552 A JPS6130552 A JP S6130552A JP 15213384 A JP15213384 A JP 15213384A JP 15213384 A JP15213384 A JP 15213384A JP S6130552 A JPS6130552 A JP S6130552A
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perfluorovinyl ether
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JP15213384A
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Isamu Kaneko
勇 金子
Seiji Shintani
新谷 清治
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、官能基分有するパーフルオロビニルエーテル
の製造方法に関し、更に詳しく言えば、特定のハロアル
キルビニルエーテルに亜鉛金属対の如き活性金属及び特
定の親電子化合物を作用せしめる反応工程を含む表ころ
の官能基ヲ有スるパーフルオロビニルエーテルの新規す
製造方法に関する。
〔従来の技術〕
パーフルオロビニルエーテルは、パーフルオロ重合体製
造用モノマーとして有用であり、また本発明で目的とす
るような官能性パーフルオロビニルエーテルは、その官
能基にもとづき各種有用な機能性含フツ素重合体の製造
原料モノマーとして使用可能である。例えば、スルホン
酸型あるいはカルボン酸型の如き官能基を有するパーフ
ルオロビニルエーテルは、各種モノマー、特にテトラフ
ルオロエチレンの如きフルオロオレフィンモノマーに対
する共重合性に優れていると共に、これをコモノマーと
することによって導入される官能基側鎖の特性にもとづ
き種々の利用が可能である。か\る官能基のイオン交換
特性にもとづき、酸型の交換基を有する陽イオン交換膜
原料として利用することが知られており、また、その反
応性にもとづき架橋部位などの反応性部位としての利用
、あるいは、そのかさ高さにも七づき重合体の結晶性低
下とそれによる機械的特性の改善などの目的における利
用なども可能である。さらに、か\る官能性パーフルオ
ロビニルエーテルは、その不飽和結合及び官能基の反応
性を利用し、各株含フッ素化合物の中間原料としても有
用であシ、各種重合体の親水性、染色性、接着性付与改
質成分などとしても有用である。
従来、上記の如きスルホン酸型基やカルボン酸型基など
の官能基を有するパーフルオロビニルエーテルの合成に
好適な方法として、これらの官能基を有する酸フッ化物
ケへキザフルオロブロビレンオキサイド(以下、HFP
Oと略記する)と反応させ、得られる付加体を熱分解し
てパーフルオロビニルエーテル基を生成させる方法が知
られている。例えば、特公昭43−21408号公報、
特公昭45−22327号公報などを参照。
〔発明の解決しようとする問題点〕
従来の官能性酸フッ化物とHFPOl用いる方法ハ、パ
ーフルオロビニルエーテルの製造方法として非常に有用
であるが、この方法にはいくつかの問題点も存在する。
例えば、原料となる官能基を有する酸フッ化物は、その
合成に多工程や特殊反応工程を必要とする場合があり、
その入手経路や収率などから高1価になってしまうとい
う難点が認められる。、か\る官能性酸7ツ化物を原料
として、HFPOとの付加反応及び熱分解反応を経由し
て官能性パーフルオロビニルエーテルを合成すると、H
FPO自体も高価な原料であることから、上記付加及び
熱分解の反応収率が極めて良好でない限り、多大の損失
を伴うことになる。また、上記付加反応及び熱分解反応
に対して、官能基が安定でなければならないなどの制限
もある。さらに、原料の官能性酸フッ化物の構造によっ
ては、熱分解反応において目的とするパーフルオロビニ
ルエーテル基得られず、環化反応を生ずる場合もある。
該環化反応生成物全官能性パーフルオロビニルエーテル
にするためには、例えば特公昭47−2083号公報な
どに記載されているように、多くの反応工程がさらに必
要であって、工業的実施に対して非常に不利となる。
特許、OF、−0FO−(OFりl〜s−Qの如きスル
ホン酸型あるいはカルボン酸型パーフルオロビニルエー
テルを目的とする場合には、官能性酸フッ化物を原料と
する従来法によると、種々の問題点が認められる。まず
、011’、−0FOOF1So!IF li目的とす
るには、原料の官能性酸7)化物とじてFOC−80,
Fを必要とするが、か\るFoC−so2yけ不安定な
化合物であるために入手が困難である。茨に、OF、−
01FOCF、OF雪802Fを目的とする場合には、
原料のF OC−07,−130,Fは容易に入手可能
であるが、HFPOji付加してFOO−OFOOIP
、CF、−CF3 80、F  とし、これを熱分解しようとすると、前述
の如く環化反応が優先し、目的とするノく−フルオロビ
ニルエーテルが得られない。また、C馬−OF 007
.c F、Op鵞B01F’  1目的とする場合には
、原料の官能性酸フッ化物として?oc−(aIPt)
t−so2′IPを必要とし、か\るFoe−(OF、
)t−80,Fの合成に0−8O冨 素化が必要となり、操作上や収率上の問題がある。
本発明者は、上記の如き官能性酸フッ化物とHFPOの
付加反応及びそれに引続いた熱分解反応という工程を経
由しない官能性ノく−フルオロビニルエーテルの製造手
段について、種々の研究、検討を重ね念結果、次のよう
な興味深い事実を見出すに至った。すなわち、酸型官能
基の導入を合成反応工程の最終段階に行なうことが可能
な方法の提供全目的として検討した。その結果、適宜パ
ーフルオロビニルエーテル基生成反応で得られる特定の
ノ・ロアルキル基を有するパーフルオロビニルエーテル
を原料として、これに亜鉛金属対の如き活性金属と特定
の親電子化合物を作用せしめて官能基を導入することに
より、i料のパーフルオロビニルエーテルのビニル基が
温存されたま\で反応を進行せしめることができ、目的
化合物が円滑有利に得られるという意外な事実?見出し
たものである。
〔問題を解決するための手段] かくして、本発明は、前述の問題点を解決すべく、上記
知見にもとづいて完成されたものであり、一般式cp、
−cIPo−(aF、cyo )rn−(aFm)、−
:x具3 (たyし、式中のXFi臭素原子または沃素原子全示し
、mは0又は1〜5の整数を示し、nは1〜10の整数
を示す)で表わされるノく−フルオロー(a−ハロアル
キルビニルエーテル)ニ、亜鉛及び亜鉛金属対からなる
群から選ばれる活性金属の存在下に、極性溶媒中で、B
O,及びCotからなる群から選ばれる親電子化合物を
作用セしめて、上記パーフルオロ−(ω−)・ロアルキ
ルビニルエーテル)tD −(OF、)n−ト−x ト
の間に活性金属及び親電子化合物が配位した中間体を生
成させ、次いで該中間体から活性金属及び−xを脱離せ
しめる反応を施すことにより、一般式OF*=OFO−
(CFzCFO31n−(CFt)n−Q  (たy■ CF3 し、式中のQはSo、又はOo、から誘導される官能基
?示し、m及びnは前記に同じ)で表わされる化合物を
得ることを特徴とする官能基を有スルパーフルオロビニ
ルエーテルの製造方法全新規に提供するものである。
本発明においては、原料として特定のパーフルオロ−(
ω−ハロアルキルビニルエーテル)を使用することが重
要である。か\る原料の採用により、スルホン酸型基や
カルボン酸型基の如き官能基の導入反応工程が、パーフ
ルオロビニルエーテル基の形成反応工程よりも少なくと
も後に行なわれることになり、しかも官能基の導入反応
工程が最終段階で行なわれることになるので、上記従来
技術に存在する各種問題点が有利に解消され得るもので
ある。そして、か\る原料化合物は、上記一般式におけ
るX、n。
mに応じて、種々の方法で製造可能である。例えげ、以
下に例示するような方法などにより、原料パーフルオロ
ビニルエーテルを入手スるととができる。
■OF、 OF200 F (:! OF−→工(ay
、)、 0OF−OF。
CF3 一→工(C!Fz ’)2 (0OFOIFI )OO
F−(!1%F3 発煙硫酸 (3ン   工OF、 OF、 OF、 OF、 エ 
           エOF、OF、OF’、C!O
FFPO ビー一一−−−−◆IOF!(3FlOFtOF、0O
FQOF−チOF。
工Ccy、)、ocy−ay。
(410013Br + 01F4  → BrOFj
CF1001g発煙硫酸             N
aFBrOF1072COO1−−一→ 具3 M  Br(OP、)、0OFs−OF。
(7)     BrOF2CjF2QOF  −−−
一−−−−−t  BrCIP20Fz(jlP鵞0c
FCOIP菅 OF。
ビー一一一一一−Br(OFり!0OF=OF!OF、
   C馬 ビー→ Br(OFt)z(00P072)OOF=O
Fg瞭 yj C馬   OF。
Δ 一−→Br(OFI)s(OOFC!F2)ocy−o
y=書 CF3 ■ OF。
ビー→B r O% OOIF = OF1上記の如く
、本発明において祉、原料化合物が従来法で問題となっ
ていた如き官能性#2ツ化物を経由しないでも入手され
得るものであシ、それによって、従来法で特に問題とさ
れていた0F1=OFO−(OFt)s−s−Qの如き
官能性パーフルオロビニルエーテルの場合忙も、原料入
手難や環化反応などの生起を伴なうことなく、工業的に
円滑有利に製造され得るものである。勿論、本発明にお
いては、m=o、n==1の原料化合物OF、−CPO
OF、X  の合成経路として、以下の経路による方法
あるい絋XP00−007 K HIFPOft付加せ
しめて?000FOOF!0OIFとし、これを熱分解
し7s てOFI−0FOOF、 C!OF  i得、次いで以
下のCF、m0FOOF、00F  以降と同様にする
経路による方法なども例示され得る。
rx −−−−−−−−争(!pm−OFOOP、!(たソし
、 R−113はOF鵞C!’l0FCI、、 EPO
はペンゾイルパーオキタドを示す) 本発明においては、原料として特定のパーフルオロ−(
#−ハロアルキルビニルエーテル)を採用することによ
り、従来よシ合成が非常KMLいとさtLテlnたOF
*=OFO(OFt)t、s 80!Fなどでも、円滑
有利忙製造可能である。而して、本発明においては、目
的とする官能性パーフルオロビニルエーテルとしては、
原料ビニルエーテル入手の容易性、目的化合物に至る工
程における反応性、分離などの操作性、さらには目的化
合物の有用性などの面から1mが0であり、nが2〜4
であるものが好ましく例示され、特にスルホン酸型パー
フルオロビニルエーテルでmが0、nが2のものに対し
て本発明方法が好適に適用され得るものである。
好適な実施態様においては、アルカリ金属7ツ化物の如
きフッ素アニオン源の存在下にジグライムの如き不活性
水素含有溶媒中でBrCF1COFυF3 を生成せしめ、これを直接あるいは一旦加水分解し、水
酸化カリウムなどで中和した後、熱分解することにより
、原料OFl −OF OO710Fl B r f得
ることができる。Br0F100Fけ、Brlとso、
1とを混合して得られる反応試剤をテトラフルオロエチ
レンに作用せしめて、B r (! Fl OF20 
S 02−基を含有する中間体を生成せしめ、これを分
解せしめる方法、あるいけクロロトリフルオロエチレン
にBrzt付加せしめて得られるBr0J10FCIB
rを発煙硫酸で酸化するなどの方法で高収率をもって製
造することができる。
本発明においては、上記の如き原料の特定パーフルオロ
ビニルエーテルとSO,やao、トの反応を、特定の活
性金属の存在下、極性溶媒中で□ 行なうことが重要で
ある。活性余端としては亜鉛また峰亜鉛金属対が採用さ
れ、亜鉛金属対としては、亜鉛−銅対、亜鉛−カドミウ
ム対、亜鉛−銅対、亜鉛−水銀対などが採用可能であり
、反応性の面から亜鉛−銅対が特に好ましく採用される
。また極性溶媒としては、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチ
レンホスホルアミド。
スルホラン、カプロラクタム、N−エチルカプロラクタ
ム、ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン u N
#−エチレンジピロリドン、テトラメチル尿素、ジグラ
イム、テトラグライム。
ベンゾニトリル、ナツトニトリルなどが例示可能であり
、好ましくは副反応の抑制などの面からジメチルスルホ
キクドウジメチルホルムアミドなどが選定される。
本発明においては、極性溶媒中で活性金属Mの存在下に
、特定の原料パーフルオロビニルエーテルに、80!及
び00.からなる群から選ばれる親電子化合物Yを作用
せしめることによシ、一般式CF1虐OF O−(01
* OF O)m −(0’Fx )n −Y −M 
−X  でOF。
示される有機金属化合物が中間体として生成しているも
のと考えられている。すなわち、原料ノ特定パーフルオ
ロビニルエーテルの−(CFりn−と−Xとの間に活性
金属M及び親電子化合物Yが配位した中間体が生成して
いるものと考えられる。親電子化合物YがBO,の場合
には、OIF!−01FO−(OIP、0FO)、−(
OF’t)、−80!MX  fiる中間OF。
体、co、の場合には、cF、−cyo−(cy、ai
po)In−CF3 (OP、)n−002M! なる中間体が、夫々生成し
ているものと考えられる。しかるに、か\る説明は、本
発明を理解し易くするためのものであシ、本発明を何ら
限定するものでないことは言うまでもない。
本発明においては、上記中間体の生成反応1に1原料パ
ーフルオロビニルエーテル及び極性溶媒の両者に対して
親和性のある不活性溶剤の添加のもとに実施するのが望
ましい。特に、原料の特定パーフルオロビニルエーテル
が採用サレル極性溶媒に相溶しにくい場合、例えばOF
、−C! IFooFloFlBr fジメチルスルホ
キシド中で反応せしめる場合などにおいては、円滑有利
な反応を進行させる上で好適な実施態様である。か\る
親和性不活性溶剤としては、塩化メチレン、1゜2−ジ
クロロエタンなどの塩素系溶剤、三弗化三塩化エタン、
フルオロトリクロロメタンなどのフッ素系溶剤などが例
示可能であシ、原料溶解性の増笑1反応混合物の粘度、
誘電率などの調整の九めなどに有効であり、特に反応速
度など円滑有利な反応進行に有利である。か\る親和性
不活性溶剤は、極性溶媒基準の容量比で1:(12〜1
:1程度、特に1:α4〜1:α6程度の添加割合での
使用が望ましい。通常の反応操作においては、原料の特
定パーフルオロビニルエーテル全親和性不活性溶剤との
混合物として反応系に導入するという操作が好適に採用
され得る。
本発明における上記中間体の生成反応に際して、a電子
化合物/原料パーフルオロビニルエーテルのモル比とし
ては1以上、特に1.0〜1.5程度の範囲から、また
活性金属/原料パーフルオロビニルエーテルのモルl:
L、てti1〜5、特に1.3〜2.5程度の範囲から
選定することが、目的トスる官能性パーフルオロビニル
エーテルの収率の面から好ましい。オた、極性溶媒及び
親和性不活性溶剤の合計使用量としては、主に反応操作
性の面から原料パーフルオロビニルエーテル12当り2
〜5−程度の範囲から選定することが望ましい。反応温
度としては、特に限定されずに広範囲にわたって採用さ
れ得るが、通常は0〜50℃程度、特に10〜30℃の
比較的低温度範囲から選定することが望ましい。
反応温度が余りに低温過ぎる場合には反応速度の低下な
どの不都合が、また余りにも高温過ぎる場合には中間体
としての有機金属化合物の安定性低下に伴う収率低下な
どの不都合が生ずる。
さらに、上記中間体の生成反応に際しては、反応系に少
量の水を添加して反応を実施することが、活性金属の特
に初期反応活性を発揮させる上で好適な実施態様として
例示され得る。この場合の水の添加量は、活性金属1を
当り水α001〜0,01−程度の範囲から選定され得
る。
本発明においては、上記の工程で一般式%式% る有機金属化合物が中間体として生成しているもの七考
えられているが、か\る中間体に下記に示1′如き種々
の反応を施すことにより、前記中間体が目的ビニルエー
テルaF、−cFo−((1!F、C’FO’)mOF
−(01%)n−Q  に転換されるものである。たソ
し、YはS02又1l−tC02、Ml−j活性金属、
mけ0又は1〜5の整数、nは1〜10の整数、QはY
から誘導される官能基を示す。
aF2=cFo(ay2cyo )m(cFz)nso
tMX    a−・(1)CF3 H,8I4 (1)  −一→ OF、=CFO(OF20FO)m
(CF、)n日o3n腎 OF。
I4 (■)−一→CF2 = OF O(CFt OI’ 
0 )m (0’I’t )n 80x c ’1CF
3 Br2 (I)−一→ 0F21ICFO(OF、CFO)m(
OF、)n130.BrOF。
CF’1−OPO(OF20FO)m(CFz)nOO
tMX     ・・・(II)CFz OI (■)−−→ OFt”OF’0 (OF*OF’O)
m(OFz )nOOOHCF3 ols (It)  −一→ 0F2−OFO(OF、0FO)
nl((!?、)nCoo10F。
か\る中間体から目的ビニルエーテルへの転換反応につ
いては、特に限定されることなく、上記例示の他の反応
なども広範囲にわたって採用され得る。また、転換反応
の操作1条件などについても、それぞれの反応態様に応
じて、適宜選定され得る。例えば、中間体との反応性及
び生成物の安定性などから好適な実施態様の例として、
(1)とI12の反応などでは、反応温度10〜50℃
租度で、013を中間体(1)の1.0〜5.0モル倍
加え、3〜6時間程度作用せしめることが望ましく、ま
た(It)とaClの反応などでは、(n)を含む反応
混合物t−濾過したP液から溶媒を除くか、あるいは直
接35チH(1’l水溶液と50℃以下の温度で作用せ
しめることが望ましい。
もちろん、目的ビニルエーテルの分離回収に当って、官
能基形態を他に変えても良く、例えばay2−cFo(
ay、cFo )m(’aF、 )n80g01  の
如きt−MaFP8 などと反応せしめてay、=cyo (OIF、C+F
O)m(ay、)nso、pCF3 にしたり、あルイはOFt−IC!FO(OFIC?O
)m (OFt)n OOOH■ CF3 の如きをアルコールと反応せしめてOF、−0FOOF
にしたりして、分離回収することなどが可能である。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について更に具体的に説明するが
、か\る説明によって本発明が何ら限定されるものでな
いことは勿論である。
実施例1 内容g CL 2 tの反応容器に、ジメチルスルホキ
シドの33−1Zn−Ouの5.77 f (,8a 
3ミリモル)、1(、Oの26■(1,4ミリモル)及
び80、の4.8d(108ミリモル)を仕込み、この
内容物の温度を約20℃に保ちながら攪拌下K 、 (
jF、=OF’OCF、OF、Brの20.2 f (
72,8ミリモル)とOH,01=の15−との混合物
1[15時間かけて滴下した。さらに室温下に10時間
攪拌後、内容物から固体e濾過分離して約60wrtの
ろ液を得た。得られたろ液にH2Oを23yd加え、こ
の混合物にal、030r(420ミリモル)1i30
℃以下で加え、室温で10時間攪拌後、下層の油分を分
離した。該油分の単蒸留によりOF、−(!FOOIF
、(’F、So、O’l  の9,6fを単離した。さ
らに、との単離化合物を、スルホラン16tR1,中8
0〜90℃でNaF a 2 fと5時間反応せしめた
後、蒸留により0F2−CFOOF10F1SO2F 
(bp、 76〜77℃) 7.7 tを単離した。
実施例2 ジメチルヌルホキシトの33−とZn−C!uの5、7
79 (8IIL 3ミリモル)との混合物中に、co
、を1200+d/時で吹き込みながら、OF== O
F OC! F、CF、OF、OF2工 の3α9f(
72,Bミリモル)とOH,O’l、  の15−との
混合物を、温度約20℃で2時間かけて滴下した後、さ
らに002 f 600 vnl 7時で吹き込みなが
ら室温下に10時間榎押金続けた。反応混合物から固体
を濾過分離して約65−のろ液を得た。該ろ液を35%
HC1で加水分解し、得られたO F、−OIf OC
V、OF、CIF、OF、CooH’i /タノールと
反応せしめてメチルエステル化し、次いで蒸留すること
により(!F、=OFOCtF、CF、OF、1)F2
0000H3(bp、  66℃/ 30 mug )
1α4rli単離した。
実施例3 内容積5tの反応容器に、ジメチルスルホキシドの98
0−2Zn−Ouの225F(344モル)、HtOの
o、9sr(1054モル)及びsowの25Of(K
91モル)を仕込み、この内容物の温度を約5℃に保ち
なから欅拌下に、OF!−OF OCF20 F2 B
 rの60Of(2,17モル)とOH,01=  の
450−の混合物を20時間かけて滴下した。ついで温
度を徐々に室温まで上げ、さらに10時間撹拌後、内容
物から固体ft濾過分離して約1.8tOp液を得た。
得られたp液KH,Oを70〇−加え、この混合物に0
1鵞の57Of(a03モル)を20℃以下で加え、室
温で10時間撹拌後、下層の油分を分離した。
該油分の単蒸留により、OF、−0FOOF、OF、S
o、C1の360 f’i単離した。さらにとの単離化
合物を、スルホラン60ロー中80〜90℃でNaF3
082と5時間反応せしめた後、蒸留により0F2−O
FOOF、0F2S02F 290 f i単離した。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明は、原料として特定のパーフルオロ
ビニルエーテルを採用し且つ特定の反応手段を採用する
ことにより、スルホン酸型基やカルボン酸型基の官能基
導入反応を最終段階で行なうことができるという効果を
生ずる優れたものである。それによって、本発明方法に
よれば、従来法では合成に困1/@を伴なっていたO 
F! −CIF OOF20 F、802 FなどKつ
いても、工業的に円滑有利に製造可能であるという効果
ケ生ずる。
また、本発明によれば、目的とする官能性パーフルオロ
ビニルエーテルを得るために、従来法に比して原料の入
手が容易であるという利点も達成され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (たゞし、式中のXは臭素原子または沃素原子を示し、
    mは0又は1〜5の整数を示し、nは1〜10の整数を
    示す)で表わされるパーフルオロ−(ω−ハロアルキル
    ビニルエーテル)に亜鉛及び亜鉛金属対からなる群から
    選ばれる活性金属の存在下に、極性溶媒中で、SO_2
    及びCO_2からなる群から選ばれる親電子化合物を作
    用せしめて、上記パーフルオロ−(ω−ハロアルキルビ
    ニルエーテル)の −(CF_2)_n−と−Xとの間に活性金属及び親電
    子化合物が配位した中間体を生成させ、次いで該中間体
    から活性金属及び−Xを脱離せしめる反応を施すことに
    より、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(たゞし、 式中のQはSO_2又はCO_2から誘導される官能基
    を示し、m及びnは前記に同じ)で表わされる化合物を
    得ることを特徴とする官能基を有するパーフルオロビニ
    ルエーテルの製造方法。 2、中間体の生成反応を、パーフルオロ−(ω−ハロア
    ルキルビニルエーテル)及び極性溶媒の両者に対して親
    和性のある不活性溶剤の添加のもとに実施する特許請求
    の範囲第1項記載の官能基を有するパーフルオロビニル
    エーテルの製造方法。 3、活性金属が亜鉛−銅対である特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の官能基を有するパーフルオロビニルエ
    ーテルの製造方法。 4、中間体の生成反応を少量の水の添加のもとに実施す
    る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の官
    能基を有するパーフルオロビニルエーテルの製造方法。 5、中間体の生成反応を50℃以下の温度で実施する特
    許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の官能基
    を有するパーフルオロビニルエーテルの製造方法。
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