JPS6130233B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6130233B2
JPS6130233B2 JP52129274A JP12927477A JPS6130233B2 JP S6130233 B2 JPS6130233 B2 JP S6130233B2 JP 52129274 A JP52129274 A JP 52129274A JP 12927477 A JP12927477 A JP 12927477A JP S6130233 B2 JPS6130233 B2 JP S6130233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
memory
mode
time limit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52129274A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5462865A (en
Inventor
Takayasu Narita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP12927477A priority Critical patent/JPS5462865A/ja
Publication of JPS5462865A publication Critical patent/JPS5462865A/ja
Publication of JPS6130233B2 publication Critical patent/JPS6130233B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は複数の時限設定用メモリを設けた電
子式時限装置に関する。
従来、時限装置としては所定の時間間隔に例え
ば15分間隔にピン挿入口を設け、このピン挿入口
に所定のピンを挿入して時限設定を行なうように
したものが知られている。
しかしこのようなものでは操作性が悪くしかも
1分単位のような細かい時限設定が行なえない欠
点があつた。
このため時限設定用メモリを設け、このメモリ
に対する時限設定をキー操作で行なうようにし、
操作性を向上するとともに細かい時限設定を行な
えるようにすることが考えられる。しかしながら
このようなものにおいて時限設定用メモリを複数
設けた場合、複数の時限情報の設定が可能となる
が、このようなものでは設定されている複数の時
限情報から特定の時限情報を確実に選択してクリ
アできることが操作の確実性という点で重要とな
る。
この発明はこのような点に鑑みて考えられたも
ので、複数の時限設定用メモリを設けたものにお
いて、クリアすべき特定の時限情報のクリアを確
実に行なうことができる電子式時限装置を提供す
ることを目的とする。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は外観を示す斜視図で、1は装置本体ケ
ースである。この本体ケース1の前部左側には斜
形状に形成された操作部2が設けられ、前部右側
には表示部3が設けられ、かつ上部中央にはアラ
ームストツプキー4が設けられている。前記操作
部2にはモード切換スイツチ5及びキーボード6
が設けられ、前記表示部3には中央部に2個のコ
ロン表示素子7a,7b及び左端に「AM」
「PM」の表示素子8,9を配置してなる4桁の7
セグメント表示器10、通電表示ランプ11、コ
ンセント切換スイツチ12及びブザー切換スイツ
チ13が設けられている。
第2図は回路構成図で、I1,I2は商用交流電源
14の接続用端子である。前記端子I1,I2間には
前記コンセント切換スイツチ12の共通接点12
d−接点12aを介すとともに上記切換スイツチ
12の共通接点12d−接点12bと後述するリ
レーの常開接点15との直列回路を介してコンセ
ント16が接続されている。前記コンセントに前
記通電表示ランプ11が並列に接続されている。
なお、前記切換スイツチ12の接点12cを非接
続端子としている。前記切換スイツチ12はその
共通接点12dが各端子12a,12b,12c
に選択的に接続されるものである。又前記端子
I1,I2間には電源トランス17の1次巻線17a
が接続されている。前記電源トランス17には2
つの2次巻線17b,17cが設けられている。
そして前記2次巻線17bの両端をそれぞれダイ
オード18,19を介して接続し、その接続点と
上記2次巻線17bの中間タツプbtとの間にコ
ンデンサ20を接続し、さらに定電圧回路21を
介してコンデンサ22を接続して安定化電源回路
23を形成している。この電源回路23は出力端
子の一方の電位がVSSで他方の電位がVDDとなつ
ている。又、前記2次巻線17cの両端をそれぞ
れダイオード24,25を介して接続し、その接
続点と上記2次巻線17cの中間タツプbt1との
間にコンデンサ26を接続し直流電源回路27を
形成している。この直流電源回路27における2
次巻線17cの中間タツプct1の両端に設けられ
た中間タツプct2,ct3には前記表示器10が接
続されている。前記電源トランスの2次巻線17
bの一端は又ダイオード28、抵抗29,30を
直列に介して上記2次巻線17bの中間タツプb
tに接続されている。前記ダイオード24,25
の接続点は又前記定電圧回路22のプラス側出力
端子に接続されている。前記定電圧回路22の出
力端子間にはマイクロコンピユータ31並びにリ
レー32とNPN形トランジスタ33との直例回
路が接続されている。そして前記抵抗29,30
の接続点電圧をシユミツト回路34に入力してい
る。前記シユミツト回路34は出力を前記マイク
ロコンピユータ31に入力している。前記マイク
ロコンピユータ31は一出力を前記表示器10に
入力し、一出力を前記ブザー切換スイツチ13を
介して発振回路35に入力し、一出力を増幅回路
36を介して前記トランジスタ33のベースに入
力している。前記発振回路35はその出力をブザ
ー37に供給している。なお、前記マイクロコン
ピユータ31の一出力端子は前記ブザー切換スイ
ツチ13及び抵抗38を介して前記2次巻線17
bの中間タツプbtに接続されている。又、前記
リレー32にはトランジスタ保護用ダイオード3
9が並列に接続されている。
前記マイクロコンピユータ31へは上述したシ
ユミツト回路34の他に前述したモード切換スイ
ツチ5、キーボード6、アラームストツプキー4
等からも信号が入力されるようになつており、こ
のマイクロコンピユータ31への入・出力関係を
第3図によつて述べる。
マイクロコンピユータ31としては1チツプ4
ビツトのものを使用し、そのメモリは4ビツト64
ワード構成のRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)と8ビツト1024ワード構成のROM(リー
ド・オンリー・メモリ)とで構成されている。前
記マイクロコンピユータ31は前記安定化電源回
路23の出力端子間に直列に接続されるコンデン
サ40とダイオード41との接続点電圧をOSC
1端子及びOSC2端子に印加されて内部クロツ
クを発生するようにしている。前記マイクロコン
ピユータ31は又、前記安定化電源回路23の出
力端子間に直列に接続されるコンデンサ42とダ
イオード43との接続点電圧をINIT端子に印加
される。前記マイクロコンピユータ31にはK1
〜K4の4個の入力端子とR0〜R10の11個の独立し
たラツチ付き出力端子とO0〜O7の8個のパラレ
ルのラツチ付き出力端子をもつている。前記マイ
クロコンピユータ31の入力端子K1〜K3のライ
ンと出力端子R0〜R8のラインとでマトリクス回
路を形成し、そのマトリクス回路上に前記モード
切換スイツチ5、キーボード6、アラームストツ
プキー4等を配置している。前記モード切換スイ
ツチ5はクリア(CL)、コール(CA)、セツト
(SET)、サイクル(CY)、クロツク(CK)の5
段階にモード切換えを行なうもので、上記CLは
K3ラインとR0ラインの交叉部に、上記CAはK3
インとR1ラインの交叉部に、上記SETはK3ライ
ンとR2ラインの交叉部に、上記CYはK3ラインと
R3ラインの交叉部に、上記CKはK3ラインとR4
インとの交叉部にそれぞれ配置している。前記キ
ーボード6には「START」「C」「ON」「OFF」
「ALM」「SNZ」「PM」「AM」「ED」「SEC」のフ
アンクシヨンキーと「0」「1」「3」「4」「5」
「6」「7」「8」「9」の置数キーと合計20個のキ
ーが設けられている。前記「START」キーはK1
ラインとR0ラインの交叉部に、前記「C」キー
はK2ラインとR0ラインの交叉部に、前記「ON」
キーはK1ラインとR1ラインの交叉部に、前記
「OFF」キーはK2ラインとR1ラインの交叉部に、
前記「ALM」キーはK1ラインとR2ラインの交叉
部に、前記「SNZ」キーはK2ラインとR2ライン
の交叉部にそれぞれ配置されている。又前記
「PM」キーはK1ラインとR3ラインの交叉部に、
前記「AM」キーはK2ラインとR3ラインの交叉部
に、前記「ED」キーはK1ラインとR4ラインの交
叉部に、前記「SEC」キーはK2ラインとR5ライ
ンの交叉部にそれぞれ配置されている。さらに前
記「0」キーはK1ラインとR5ラインの交叉部に
配置され、前記「1」〜「3」キーはそれぞれ
K3〜K1ラインとR6ラインの交叉部に配置され、
前記「4」〜「6」キーはそれぞれK3〜K1ライ
ンとR7ラインの交叉部に配置され、前記「7」
〜「9」キーはそれぞれK3〜K1ラインとR8ライ
ンの交叉部に配置されている。そして残りのK2
ラインとR4ラインの交叉部には前記アラームス
トツプ「STP」キー4が配置され、K3ラインと
R5ラインの交叉部には第1図には図示していな
いが電源周波数の50Hz、60Hzの切換え用キー44
が配置されている。前記入力端子K4には前記シ
ユミツト回路34の出力が入力されるようになつ
ている。前記表示器10は4桁の数字表示素子
と、コロン表示素子及び「AM」「PM」の表示素
子とで5桁構成とし、その各桁のグリツドに前記
マイクロコンピユータ31の出力端子R0〜R4
図示のごとく接続している。前記表示器10の各
桁のプレートには前記マイクロコンピユータ31
の出力端子O0〜O7が接続されている。そして前
記マイクロコンピユータ31は出力端子R9から
の出力を前記増幅回路36に入力させ、かつ出力
端子R10からの出力を前記発振回路35に入力さ
せるようにしている。
第4図は前記マイクロコンピユータ31の構成
を機能的に分解したブロツク図で、45は中央処
理回路(以下CPUと称す。)、46はリード・オ
ンリー・メモリ(以下ROMと称す。)、47は計
時回路、48は設定用メモリ、49は比較回路、
50はダウンカウンタ、51はサイクル動作優先
回路、52はアラームカウンタである。前記各回
路47〜52は第5図に示すランダム・アクセ
ス・メモリ(以下RAMと称す。)53内に組込ま
れ、各回路機能は前記CPU45が前記ROM46
内に設定されているプログラムにもとずいて上記
RAM53を制御することによつて発生するよう
になつている。前記RAM53にはM10〜M14の5
ワード構成の第1の時限設定用メモリ531、
M20〜M24の5ワード構成の第2の時限設定用メ
モリ532、M30〜M34の5ワード構成の第3の
時限設定用メモリ533、M15〜M19の5ワード
構成の第4の時限設定用メモリ534、M25
M29の5ワード構成の第5の時限設定用メモリ5
35、M35〜M39の5ワード構成の第6の時限設
定用メモリ536、M110〜M114の5ワード構成の
第7の時限設定用メモリ537、M210〜M214の5
ワード構成の第8の時限設定用メモリ538、
M310〜M314の5ワード構成の第9の時限設定用メ
モリ539が形成されている。又前記RAM53
にはM00〜M04の5ワード構成の入力用メモリ5
40、M05〜M014の10ワード構成の時刻設定用メ
モリ541及びM015,M115,M215,M315の4ワー
ド構成の制御用メモリ542が形成されている。
前記入力用メモリ540及び第1〜第9の時限設
定用メモリ531〜539にはそれぞれ「0」〜
「9」の番地が付されている。前記RAM53にお
いてM00,M01はSETモードでないときにはアラ
ームカウンタ52として使用され、又M04は時計
表示時における「AM」「PM」表示素子8,9及
びコロン表示素子7a,7bへの表示情報を記憶
するメモリとして使用されるようになつている。
時刻設定用メモリ541のM06の1ビツトは表示
器10に無関係なゼロを表示させないためにゼロ
サプレスフラツグ記憶用メモリとして使用される
ようになつている。M09の1ビツトはモード切換
スイツチ5がCYモードのときの情報記憶アドレ
スを決定するのに使用され、M011の1ビツトは時
計の10時台の情報を記憶されるのに使用される。
そして残るビツトと上記M011の1ビツトとでマイ
クロコンピユータ31の入力端子K4からの周波
数をカウントし、12時間のカウンタを形成してい
る。すなわちM06の3ビツトは電源周波数が50Hz
のときは5進カウンタ、60Hzのときには6進カウ
ンタであり、M07,M08,M010,M012は10進カウ
ンタであり、M09の3ビツト及びM011の3ビツト
は6進カウンタである。M013の1ビツトは午前、
午後の情報を記憶するメモリで、このメモリと上
述した12時間のカウンタとで24時間カウンタを構
成している。M013の1ビツトは入力端子K4から
の入力によりカウンタをカウントアツプさせる制
御を行なうためのフラグメモリである。M013の2
ビツトとM014の4ビツトによつてキーボード6及
びアラームストツプキー4からの入力をコンピユ
ータ31内に取入れるための制御を行なう。M015
はメモリ内に情報を記憶させるときのメモリ位置
(メモリ531〜539の位置)を指定したり、
すでに記憶されている情報のメモリ位置を指定す
るのに使用される。M315の1ビツトはブザー32
を鳴らすアラーム情報を記憶するのに使用し、
M215の1ビツトはアラームのスヌーズ情報を記憶
するのに使用する。M315の3ビツトはモード切換
スイツチ5によつて設定されるモードを記憶する
のに使用し、M215の3ビツトは表示部10への表
示形式を制御するのに使用される。M07は計時動
作時にM06の3ビツト、M07,M08,M09の3ビツ
トがいずれもゼロになつたときにリレー32の常
開接点15をオン・オン制御させたり、アラーム
動作のための情報を一時的に記憶させるテンポラ
リフラツグメモリとして使用される。
前記CPU45は前記モード切換スイツチ5、
キーボード6及びアラームストツプキー4から入
力があると、その入力が何であるかを判別し、そ
の判別にもとずいて前記ROM46から所要のプ
ログラムを呼び出し、その呼び出されたプログラ
ムにもとずいて各回路49〜52を制御するよう
にしている。前記CPU45は入力情報が時計機
能としての時刻設定に関するものであれば計時回
路47を制御し、前記シユミツト回路34からの
出力にもとずいて得られる電源周波数で計時回路
47を作動させる。前記計時回路47は前記50
Hz/60Hz切換キー44の切換操作によつて電源周
波数が50Hzのときも60Hzのときも正しい計時動作
が行なえるようになつている。これは周波数カウ
ントを5進カウントにするか6進カウントにする
かによつて行なえる。すなわち電源周波数が50Hz
のときには先ず5進カウンタでカウントし、その
5進カウンタのカウントアツプ信号を10進カウン
タでカウントし、その10進カウンタのカウントア
ツプ信号を1秒とすればよく、電源周波数が60Hz
のときには5進カウンタを6進カウンタに切換え
ればよい。前記CPU45は入力情報が時限機能
としての時刻設定あるいは時間設定に関するもの
であれば設定用メモリ48を制御し、RAM53
内の各時限設定用メモリ531〜539に入力情
報を記憶する。前記計時回路47及び設定用メモ
リ48の内容は前記モード切換スイツチ5及びキ
ーボード6からの設定内容にもとずいて前記表示
部10に表示されるようになつている。前記比較
回路49は前記設定用メモリ48に時限時刻情報
が記憶されているとき、その情報と前記計時回路
47の時計情報を比較し、上記時計情報が時限時
刻情報に一致したとき前記増幅回路36を付勢す
るとともにアラームカウンタ52を介して前記発
振回路35を付勢する。前記ダウンカウンタ50
は前記設定用メモリ48に時限時間情報が記憶さ
れているとき、その情報を前記計時回路47の時
計情報にもとずいてダウンカウトし、そのカウン
ト内容がゼロになつたとき前記増幅回路36を付
勢するとともにアラームカウンタ52を介して前
記発振回路35を付勢する。前記アラームカウン
タ52は前記CPU45によつて制御され前記発
振回路35の連続付勢時間を設定している。前記
サイクル動作優先回路51は前記設定用メモリ4
8に時限情報をくり返えし使用するサイクル情報
が設定されているとき、上記設定用メモリ48内
にそのサイクル動作時間内に使用されるべき他の
時限情報が記憶されていても上記サイクル情報に
もとずく動作を優先させるよう前記比較回路49
及びダウンカウンタ50を制御するのである。
次に前述した第3図に示すモード切換スイツチ
5及びキーボード6の各キーの機能を述べる。
(1) モード切換スイツチ (a) CLモード このモードは第1〜第9の時限設定用メモリ5
31〜539に設定されている情報を選択的にあ
るいはすべてをクリアさせるときに使用されるモ
ードである。
(b) CAモード このモードは第1〜第9の時限設定用メモリ5
31〜539に設定されている情報を表示部10
に選択的に表示させるときに使用されるモードで
ある。
(c) SETモード このモードは第1〜第9の時限設定用メモリ5
31〜539のいずれかにタイムスイツチ情報、
アラーム情報を設定するためのモードである。
(d) CYモード このモードは第1〜第9の時限設定用メモリ5
31〜539のうち2つのメモリの時限情報を使
用してサイクル動作させるためのモードである。
(e) CKモード このモードは時刻設定用メモリ541に時計情
報を設定するためのモードである。
(2) キーボード (a) STARTキー(スタートキー) このキーはSETモード及びCYモードで操作さ
れると入力用メモリ540内の情報を制御用メモ
リ542内の空メモリ情報にもとずいて時限設定
用メモリ531〜532のいずれかに転送させ、
又CKモードで操作されると入力用メモリ540
内の情報を時刻設定用メモリ541に転送させる
機能をもつ。
(b) Cキー(クリアキー) このキーはSETモード、CYモード及びCKモー
ドで操作されるとそのとき入力用メモリ540に
記憶されている情報をすべてクリアさせ、又CL
モードで操作されると置数キーで指定された時限
設定用メモリに記憶されている情報をすべてクリ
アさせるとともに置数キーの変わりにEDキーが
操作されているとすべての時限設定用メモリ53
1〜539に記憶されている情報をすべてクリア
させる機能をもつ。又、CYモードで操作される
と、予めサイクル情報の記憶されている時限設定
用メモリの一つを置数キーで指定しておけばサイ
クル情報の記憶されている時限設定用メモリのす
べてをクリアさせる機能をもつ。
(c) ONキー(オンキー) このキーはSETモード、CYモードで操作され
るとタイムスイツチである前記リレー32の常開
接点15を閉成させる情報を設定させる機能をも
つ。
(d) OFFキー(オフキー) このキーは前記ONキーとは逆にSETモード、
CYモードで操作されると前記リレー32の常開
接点15を開放させる情報を設定させる機能をも
つ。
(e) ALMキー(アラームキー) このキーはSETモード、CYモードで操作され
ると前記ブザー37を鳴らせる情報を設定させる
機能をもつ。
(f) SNZキー(スヌーズキー) このキーは上記ALMキーと同様に使用され、
前記ブザー37を所定の停止時間をもつてくり返
えし鳴らせる情報を設定させる機能をもつ。
(g) PMキー(ピーエムキー) このキーはSETモード、CKモードで時刻情報
を設定するときに操作されると午後を設定させる
機能をもつ。
(h) AMキー(エイエムキー) このキーは前記PMキーに対して午前を設定さ
せる機能をもつ。
(i) EDキー(エブリデイキー) このキーはSETモードで時刻情報を設定する
ときに操作されると毎日その設定時刻になるとタ
イムスイツチ動作やアラーム動作を行なわせる機
能をもつ。なお、このキーが操作されないときの
情報は一回の動作が完了すると対応する時限設定
用メモリ内が自動的にクリアされるようになつて
いる。
(j) SECキー(セカンドキー) このキーはCAモードで操作されると、操作さ
れているときだけ前記表示器10に何分何秒の情
報を表示させる機能をもつ。
(k) Oキー(ゼロキー) このキーは置換キーの一つで、CLモード、CA
モードで操作されると前記表示器10の最下位桁
に入力用メモリ540の番地「0」を呼出して表
示させ、この状態で操作を解除させると入力用メ
モリ540の情報を呼出して表示器10に表示さ
せるメモリ呼出しキーとしての機能をもつ。
(l) 1〜9キー これは他の置数キーで、前記Oキーと同様メモ
リ呼出しキーとしての機能をもつ。ただこのとき
は表示器10の最下位桁に対応する第1〜第9の
時限設定用メモリ531〜539の番地「1」〜
「9」を呼出して表示部させ、操作解除時には対
応する第1〜第9の時限設定用メモリ531〜5
39の情報を呼出して表示器10に表示させる。
なお、前記0〜9の置数キーは時限情報を時限
設定用メモリに設定するとき使用されるのは勿論
である。
前記モード切換スイツチ5及びキーボード6の
各キーのもつ機能は前記ROM46内にプログラ
ムされており、モード切換スイツチ5及びキーボ
ード6の各キーの操作時前記CPU45が上記
ROM46から呼び出すようにしている。
次に前記表示器10の表示動作について述べ
る。
第6図に示すように表示器10の各セグメント
表示器を最下位桁から順に10a,10b,10
c,10dとし、かつ各セグメントを図示のごと
くa,b,c,d,e,f,gとする。セグメン
ト表示器10aは前述したようにCLモード、CA
モードで置数キーが操作されている間は対応する
数字を表示する。又セグメント表示器10aは
CLモードでEDキーが操作されている間はセグメ
ントa,d,e,f,gを点灯し「E」を表示
し、SETモード、CYモード、CKモードで入力用
メモリ540がゼロのときには制御用メモリ54
2のM015内のメモリ指定にもとずいた数値を表示
するとともに入力用メモリ540がゼロでなけれ
ば入力用メモリ540の最入力側に入つている情
報を表示する。CLモード、CAモードにおいてキ
ーが操作されていないときは制御用メモリ542
のM015内のメモリ指定にしたがつて時限設定用メ
モリの1分桁を表示する。CAモードにおいて
SECキーが操作されている間は1秒桁の表示を
行なう。CAモードにおいてALMキーがSNZキー
が操作されている間は入力用メモリ540のM00
に入つている情報を表示する。
セグメント表示器10bはCLモード、CAモー
ドでキーが操作されていないときは制御用メモリ
542のM015内のメモリ指定にしたがつた時限設
定用メモリの10分桁を表示し、CAモードでSEC
キーが操作されている間は10秒桁の表示を行なう
とともにALMキーかSNZキーが操作されている
間は入力用メモリ540のM01に入つている情報
を表示する。SETモード、CYモード、CKモード
で入力用メモリ540がゼロでないときにはM01
に入つている情報を表示する。
セグメント表示器10cはCLモード、CAモー
ドがキーで操作されていないときは制御用メモリ
542のM015内のメモリ指定にしたがつた時限設
定用メモリの1時桁を表示し、CAモードでSEC
キーが操作されている間は1分桁を表示する。
SETモード、CYモード、CKモードで入力用メモ
リ540がゼロでないときにはM02に入つている
情報を表示する。
セグメント表示器10dはCLモード、CAモー
ドでキーが操作されていないときは制御用メモリ
542のM015内のメモリ指定にしたがつた時限設
定用メモリの10時桁を表示し、CAモードでSEC
キーが操作されている間は10分桁を表示する。
SETモード、CYモード、CKモードで入力用メモ
リ540がゼロでないときはM03に入つている情
報を表示する。又、セグメント表示器10dは
CLモード、CAモード、SETモード、CYモード
でONキーが操作されるとセグメントaを点灯さ
せ、OFFキーが操作されるとセグメントfを点
灯させ、ALMキーが操作されるとセグメントe
を点灯させ、かつSNZキーが操作されるとセグメ
ントdを点灯させるようにしている。
「AM」「PM」表示素子8,9はCLモード、
CAモード、SETモード、CYモード、CKモード
で時刻情報が午前のものであれば「AM」表示素
子8が点灯され、時刻情報が午後のものであれば
「PM」表示素子9が点灯される。情報が時刻でな
く時間のときは両表示素子8,9とも消灯する。
コロン表示素子7a,7bはCLモード、CAモ
ードで制御用メモリ542のM015内がゼロのとき
すなわち表示器10が時計動作しているときには
1秒間隔で点滅し1秒を表示する。制御用メモリ
542のM015がメモリ指定を行なつているときに
SETモードでEDモードが操作されるとコロン表
示素子7aが点灯される。CLモード、CAモード
で時限設定用メモリの情報を表示している場合、
その情報がSETモードでEDキーが操作されて設
定されたものであるときはコロン表示素子7aが
点灯され、その情報がCYモードで設定されたも
のであるときはコロン表示素子7bが点灯され
る。コロン表示素子7bが点灯されている状態で
コロン表示素子7aが点灯されているときには
CYモードで設定された情報のうち今カウントダ
ウンされている情報を示すことになる。
なお、電源の投入時は各セグメント表示器10
a〜10dがゼロを点滅表示する。このときCキ
ーを操作すると点滅表示が停止される。すなわち
これは停電表示機能をもつことになる。
前記表示部10のもつ各種機能は前記ROM4
6内のプログラムにもとずく前記CPU45の動
作によつて制御されるようになつている。
次にこの実施例装置のもつ各種機能を操作との
関係で述べる。なお、各種操作による各種制御機
能は中央処理回路(CPU)45がROM46のプ
ログラムデータに基いて設定用メモリ48や表示
器10などの各部を制御することによつて行なわ
れる。
先ず電源が投入されたり、停電が回復したりす
るとCPU45によつて表示器10の各セグメン
ト表示器10a〜10dがゼロ点滅動作するとと
もに発振回路35が動作されてブザー37が付勢
されアラーム動作が行なわれる。このアラーム動
作はアラームカウンタ52によつて例えば59分間
持続されるようになつている。この表示器点滅動
作及びアラーム動作を途中で停止させるにはキー
ボード6のCキーを操作すればよい。これらの動
作はモード切換スイツチ5によるモード設定に関
係なく行なわれる。なお表示器10のゼロ点滅動
作はアラームが59分間で停止されてもCキーが操
作されない限り持続されるようになつている。こ
のアラーム動作はアラームストツプキー4が操作
されても停止されることはない。Cキーを操作し
てアラーム動作を停止させた後にモード切換スイ
ツチ5をCAモードにすると、その時点から何分
前に電源が投入されたか、あるいは何分前に停電
が回復したかを表示器10で表示するようにして
いる。
(1) 時計として時刻を設定するとき 先ずモード切換スイツチ5をCKモードにセツ
トする。今、例えば午前7時の時報に合わせて時
計動作を開始させるものとするとキーボード6に
おいて例えばAM,7,0,0の順にキーを操作
し、7時の時報と同時にSTARTキーを操作すれ
ば時計情報が時刻設定用メモリ541に設定され
かつ表示器10に表示される。こうして計時回路
47は電源周波数を基本にして以後時刻を歩進さ
せる。その後モード切換スイツチ5をCAモード
にセツトすると時刻情報が継続して表示器10で
表示される。すなわち「AM」表示素子8が点灯
し、各セグメント表示器10a〜10dが時分を
表示し、かつコロン表示素子7a,7bが1秒間
隔で点滅をくり返えす。この時刻設定において、
AM,PMキーの操作を忘れたときは自動的にAM
と判断されるようになつている。
(2) 目覚し用アラームを設定するとき 例えば午前6時30分にブザー37を鳴らしたい
場合はモード切換スイツチ5をSETモードにセ
ツトし、キーボード6において例えばALM,
AM,6,3,0,ON,STARTの順にキー操作
するとCPU45はその時刻情報を設定用メモリ
48に記憶させる。この記憶は時刻情報を入力用
メモリ540に一旦格納した後STARTキーの操
作によつて空いている時限設定用メモリに格納し
て行なわれる。この空いたメモリの指定は制御用
メモリ542のM015で行なわれ、その指定表示は
表示器10のセグメント表示器10aで予め行な
われる。時限設定用メモリに記憶された時刻情報
は比較回路49で計時回路47の時刻情報と比較
され、計時回路47の時刻情報が設定用メモリ4
8に設定された時刻情報と一致するとアラームカ
ウンタ52を介して発振回路35が付勢されブザ
ー37が付勢される。このアラーム動作は例えば
9分間持続されるようにプログラムされアラーム
カウンタ52によつて制御されるようになつてい
る。このアラーム動作は途中でアラームストツプ
キー4が操作されると停止され、以後アラーム動
作は行なわれない。又、この操作においてALM
キーの代わりにSNZキーが操作されるとアラーム
動作の途中でアラームストツプキー4が操作され
てもアラーム動作が例えば10分間隔でで59分間く
り返えし行なわれる。
このアラーム動作における残り時間はモード切
換スイツチ5をCAモードにしてALMキーあるい
はSNZキーを操作することによつて表示器10に
表示される。そしてこのALMキーあるいはSNZ
キーの操作を停止したときには表示器に時刻が表
示される。
(3) プログラムタイマとして設定するとき 例えば午後2時10分から午後3時10分までの1
時間ラジオを鳴らしたいときにはコンセント切換
スイツチ12の接点12dを接点12bに接続さ
せてコンセント16にラジオを接続する。この状
態でモード切換スイツチ5をSETモードにセツ
トしキーボード6において例えばPM,2,1,
0,ON,START,PM,3,1,0,OFF,
STARTの順にキーを操作する。しかしてCPU4
5はその2つの時刻情報を設定用メモリ48の空
ている時限設定用メモリの2つに記憶させる。こ
のように設定することにより時限設定用メモリに
記憶された時刻情報は比較回路49で計時回路4
7の時刻情報と比較される。しかして計時回路4
7の時刻が午後2時10分になると増幅回路36出
力でトランジスタ33が付勢されリレー32が付
勢される。こうしてラジオにはコンセント16を
介して電源が投入される。そして計時回路47の
時刻が午後3時10分になると増幅回路36出力に
よるトランジスタ33の付勢動作が停止されリレ
ー32が消勢される。しかしてコンセント16を
介してのラジオへの電源投入が停止される。
この場合コンセント16のオン、オフのくり返
し動作は1回だけではなく時限設定用メモリ53
1〜539を使用して複数回行なわせることがで
きる。
又、このプログラムタイマとして設定するとき
は時刻情報のみではなく、時間情報によつても設
定が行なえるようになつている。例えば今から1
時間後にコンセント16をオン、2時間後にコン
セント16をオフさせるときにはSETモードで
キーボード6において例えば1,0,0,ON,
START,2,0,0,OFF,STARTの順にキ
ーを操作すればよい。勿論この時間情報は設定用
メモリ48の空いている時限設定用メモリに記憶
される。このときは設定された時間情報がダウン
カウンタ50において計時回路47の計時動作に
応じてダウンカウントされ、そのダウンカウンタ
50のカウント数がゼロになると増幅回路36を
制限し、リレー32を付・消勢制御する。この場
合もコンセント16のオン・オフくり返し動作は
1回だけでなく時限設定用メモリ531〜539
を使用して複数回行なわせることができる。
(4) サイクル動作を設定するとき 例えば午前8時から午前12時までの間をコンセ
ント16を50分間オン、10分間オフという具合に
くり返し動作させたいときにはモード切換スイツ
チ5をCYモードにセツトし、キーボード6にお
いて例えばAM,8,0,0,ON,START(ス
タート時刻の設定)、5,0,ON,START(オ
ン時間の設定)、1,0,OFF,START(オフ
時間の設定)、PM,1,2,0,0,OFF,
START(エンド時刻の設定)の順にキー操作す
る。このときは比較回路49、ダウンカウンタ5
0によつて先ず午前8時になると比較回路49に
よつて増幅回路36が制御されコンセント16が
オンとなるとともにダウンカウンタ50は50分を
ダウンカウントする。そしてダウンカウンタ50
のカウントがゼロになるとともに増幅回路36が
制御されコンセント16がオフとなる。同時にダ
ウンカウンタ50は10分をダウンカウントする。
そしてダウンカウンタ50のカウントがゼロにな
ると再びコンセント16がオンとなるとともにダ
ウンカウンタ50は50分をダウンカウントする。
このような動作が午前12時までくり返えされる。
そして午前12時になると比較回路49によつて増
幅回路36が制御されコンセント16がオフとな
つてサイクル動作が終了される。このサイクル動
作においては特にサイクル動作優先回路51が働
き、このサイクル動作時間帯に他のプログラム動
作が設定されていてもサイクル動作が優先される
ようになつている。
前記サイクル動作においては時限設定用メモリ
を5個使用することになる。例えば今、時限設定
用メモリの内531〜534までの4個が他のプ
ログラム設定に使用されているとすると、スター
ト時刻の設定は第5の時限設定用メモリ535、
オン時間の設定は第6の時限設定用メモリ53
6、オフ時間の設定は第7の時限設定用メモリ5
37、エンド時刻の設定は第8の時限設定用メモ
リ538にそれぞれ行なわれる。そして第9の時
限設定用メモリ539はダウンカウンタとして使
用され第6、第7の時限設定用メモリ536,5
37内の時間情報が交互に転送され、その第9の
時限設定用メモリ539内でダウンカウントされ
るようになつている。
したがつて例えばすでに5個の時限設定用メモ
リが使用されている状態でサイクル設定が行なわ
れると表示器10は例えばセグメント表示器10
aに「F」を表示し、メモリに空がないためサイ
クル設定が行なえないことを表示する。このとき
CPU45はキーボード6からのキー入力を一切
拒否するようになる。なお、この「F」表示はサ
イクル設定のみでなく、通常の時限設定において
も時限設定用メモリに空がないときは行なわれる
ものである。
(5) 一定時間後に動作させる設定を行なうとき 例えば30分後にアラーム動作をさせたいときに
はモード切換スイツチ5をSETモードにし、キ
ーボード6において例えばALM,3,0,ON,
STARTの順に操作すればよい。このときの制御
は前述したプログラムタイマ設定時の時間設定と
同様に行なわれる。
上述した(3),(4)の設定においてコンセント16
のオン、又はオフとともにアラーム動作をさせた
いときは例えばキー操作においてSTARTキーを
操作する前にALMキーを操作すればよい。
又、上述した(2),(3),(4)の時刻設定においてそ
の設定動作を毎日くり返えし行なわせたいときは
例えばキー操作においてSTARTキーを操作する
前にEDキーを操作すればよい。換言すればこの
EDキーを操作しない時刻設定はその設定動作が
終了するとメモリ内が自動的にクリアされてしま
うものである。
又、上述した(1)〜(5)の設定においてキーの操作
を例えばとしたのは、この装置においては置数キ
ーの操作順が誤らなければ他のキーはどの順序で
操作されても所定の設定が行なえるようになつて
いるからである。例えば(2)のアラーム設定におい
て、6,AM,3ALM,ON,0,STARTと操作
しても午前6時30分にアラーム動作を行なわせる
ことが設定できるものである。なお、STARTキ
ーは締めくくりのキーであるから順序を代えるこ
とはできない。
又、上述した(1)〜(5)の設定操作において互に対
になつていないキー、例えばONキーと操作する
ところをALMキーと操作を誤つたときにはCキ
ーを操作して設定し直せばよく、又互に対になつ
ているキー、例えばONキーと操作するところを
OFFキー、ALMキーと操作するところをSNZキ
ーを操作を誤つたときにはCキーを操作すること
なく正しい方のキーを操作し直せばよいようにな
つている。これらはすべてCPU45によつて処
理されるものである。
又、この装置においては各時限設定用メモリ5
31〜539に何が設定されているかを確認した
いときにはCAモードにして置数キーを操作すれ
ば置数キーの操作中は対応するメモリの番号が表
示され、離すと対応するメモリ内の時間情報が表
示されるようになつている。このときメモリ内に
何も記憶されていなければキーを離しても何も表
示されない。
又、この装置においては各時限設定用メモリ5
31〜539の内容を選択的にクリアさせるとき
にはモード切換スイツチ5をCLモードにして置
数キーを操作する。例えば第3の時限設定用メモ
リ533の内容をクリアさせたいときには置数キ
ー「3」を操作する。このとき置数キー「3」が
押圧されているときには第3の時限設定用メモリ
533の番地「3」が呼出されて表示器10のセ
グメント表示器10aに「3」が表示され、押圧
が解除されると第3の時限設定用メモリ533の
内容が呼出されて表示器10に表示される。従つ
て、キーの押圧操作によつて先ずクリアしたい時
限設定用メモリの番地を確認でき、続いてそのメ
モリに内容、なわち時限情報が確認でき、オペレ
ータは時限情報のクリア操作において自分がクリ
アしたい情報か否かを番地と情報そのものによつ
て二重に確認できる。そして表示器10に表示さ
れている時限情報が消去させたい情報であるとき
には次にCキーを操作する。こうして第3の時限
設定用メモリ533の内容はクリアされる。そし
てクリアと同時に表示器10に表示されていた時
限情報は消え表示器10は何も表示しない状態に
なる。なお、この表示器10が何も表示しない状
態になるのは置数キーの換わりにEDキーを操作
して全ての時限設定用メモリ531〜539の内
容をクリアさせたときも同じである。
又RAM53の各時限設定用メモリ531〜5
39は常にメモリ531から順に記憶が行なわれ
るようになつている。したがつて今第1〜第8の
時限設定用メモリ531〜538まで時限情報が
記憶されているとSETモードでは表示器10の
セグメント表示器10aに数値「9」が表示され
次に記憶すべきメモリが第9の時限設定用メモリ
539であることを表示するが、ここで例えば
CLモードにして第5の時限設定用メモリ535
をクリアさせると第6の時限設定用メモリ以後の
時限情報は1つずつくり上げられ第8,第9の時
限設定用メモリ538,539が空く。したがつ
てこの状態でSETモードに戻すと表示器10の
セグメント表示器10aは「8」を表示し、次に
記憶すべきメモリぱ第8の時限設定用メモリ53
8であることを示すようになる。
又、この装置では同一時刻にオン情報とオフ情
報とが、あるいはアラーム情報とスヌーズ情報と
が判断されたときにはそれぞれオフ情報、スヌー
ズ情報が優先されるように設定されている。した
がつて誤設定が起きても安全性を優先することが
でき、又目覚しとしてより有効な方を優先するこ
とができる。
又、この装置ではアラーム情報とスヌーズ情報
とが重なつて判断されたときにはスヌーズ動作を
優先するようになつている。したがつてアラーム
情報によつてブザーが動作されているときにスヌ
ーズ情報が判断されると以後スヌーズ動作が優先
される。そしてこの優先制御において例えばスヌ
ーズ動作の残り時間が5分でアラーム動作の残り
時間が9分あるような場合は長い方の時間、つま
りアラーム動作の時間が優先されるようになつて
いる。したがつて上記の場合は優先されたスヌー
ズ動作が優先された9分間行なわれることにな
る。
又、この装置では時限情報のメモリへの設定時
に不必要なキーを操作しても設定動作には何ら影
響しないようになつている。例えばCKモードに
おいてONキー、OFFキー、ALMキー、SNZキ
ー、EDキー、SECキーを操作しても何ら支障は
なく、又SETモードにおいてSECキーを操作し
ても、CYモードにおいてAMキー、PMキー、ED
キー、SECキーを操作しても何ら支障はないよ
うになつている。
又、この装置では時限設定用メモリの内容をク
リアさせる時に不必要なキーを操作してもクリア
動作には何ら影響しないようになつている。例え
ばCLモードにおいてSTARTキー、ONキー、
OFFキー、ALMキー、SNZキー、AMキー、PM
キー、SECキーを操作しても何ら支障はないよ
うになつている。
又、この装置では時限設定用メモリの内容を呼
出して表示させる時に不必要なキーを操作しても
表示は何ら影響しないようになつている。例えば
CAモードにおいてSTARTキー、Cキー、ONキ
ー、OFFキー、AMキー、PMキー、EDキーを操
作しても何ら支障はないようになつている。
又、この装置ではメモリへ時刻あるいは時間を
設定する場合、5桁以上を置数しても常に有効な
のは後に置数した4桁であり、先に操作されたも
のは自動的にクリアされるようになつている。し
たがつて置数ミスを犯してもCキーを操作するこ
となく続けて正しい情報を置数すればよい。
又この装置ではコンセント切換スイツチ12の
共通接点12dを接点12aに接続させることに
よつて設定動作に関係なくコンセント16をオン
動作させることができ、又共通接点12dを接点
12cに接続させることよつて設定動作に関係な
くコンセント16をオフ動作させることができる
ようになつている。
さらにこの装置ではブザー切換スイツチ13の
操作によつて設定動作がされていてもアラーム動
作を禁示させることができるようになつている。
したがつてこの装置では第1〜第9の時限設定
用メモリ531〜539の内から特定の時限設定
用メモリの内容をクリアさせたいときには先ずメ
モリの内容を表示器10で表示させてオペレータ
に確認させてからクリアさせることができるの
で、誤まつて他の時限情報をクリアさせてしまう
という誤操作を招く虞れはない。換言すれば自分
がクリアさせたい時限情報を確実にクリアさせる
ことができる。
なお、前記実施例では時限設定用メモリを9個
設けたものについて述べたがかならずしもこれに
限定されるものではなく、要は複数あればよい。
又前記実施例ではコンセントを1個設けたものに
ついて述べたがかならずしもこれに限定されるも
のではなく、2個以上設けてもよい。さらに前記
実施例ではマイクロコンピユータを使用したもの
について述べたがかならずしもこれに限定される
ものではなく、コンピユータ部を複数の専用の
LSI(ラージ・スケール・インテグレーテイド・
サーキツト)で構成したものであつてもよい。
なお、モード切換スイツチはスライド式のもの
でも押しボタン式のものであつてもよい。
以上詳述したようにこの発明によれば複数の時
限設定用メモリと、この各メモリに対応して設け
られた複数のメモリ呼出しキーと、クリアキー
と、表示器とを設け、上記メモリ呼出しキーの操
作によつて対応する上記時限設定用メモリの番地
を指定して表示器で表示し、続いてキー操作を解
除することによつてそのメモリの内容を呼出して
表示器で表示し、この状態で上記クリアキーを操
作することによつて呼出された上記時限設定用メ
モリの内容をクリアさせるようにしているので、
クリアすべき特定の時限情報のクリアを確実に行
なうことができる電子式時限装置を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は
外観を示す斜視図、第2図は回路構成図、第3図
はマイクロコンピユータの入・出力部を示す回路
構成図、第4図は機能的に分解したブロツク図、
第5図はRAMの構成を示す図、第6図は表示器
の構成を示す平面図である。 4……アラームストツプキー、5……モード切
換スイツチ、6……キーボード、10……7セグ
メント表示器、15……リレーの常開接点、16
……コンセント、31……マイクロコンピユー
タ、32……リレー、37……ブザー、45……
中央処理回路(CPU)、46……リード・オンリ
ー・メモリ(ROM)、47……計時回路、48…
…設定用メモリ、49……比較回路、50……ダ
ウンカウンタ、53……ランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)、531〜539……時限設定用メ
モリ、540……入力用メモリ、541……時刻
設定用メモリ、542……制御用メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 それぞれ番地が付され、時限情報が設定され
    る複数の時限設定用メモリと、この各メモリにそ
    れぞれ対応して設けられた複数のメモリ呼出しキ
    ーと、クリアキーと、表示器と、前記各メモリ各
    呼出しキーの押圧時対応する時限設定用メモリに
    付された番地を前記表示器を表示させ、かつその
    各キーの押圧解除時対応する時限設定用メモリに
    記憶されている時限情報を前記表示器に表示させ
    る手段と、この手段にて表示器に時限情報が表示
    されている状態で前記クリアキーの操作があると
    その時限情報を記憶している時限設定用メモリの
    内容をクリアさせる手段とを設けたことを特徴と
    する電子式時限装置。
JP12927477A 1977-10-28 1977-10-28 Electronic timing device Granted JPS5462865A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12927477A JPS5462865A (en) 1977-10-28 1977-10-28 Electronic timing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12927477A JPS5462865A (en) 1977-10-28 1977-10-28 Electronic timing device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5462865A JPS5462865A (en) 1979-05-21
JPS6130233B2 true JPS6130233B2 (ja) 1986-07-11

Family

ID=15005527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12927477A Granted JPS5462865A (en) 1977-10-28 1977-10-28 Electronic timing device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5462865A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651777U (ja) * 1991-12-26 1994-07-15 日空工業株式会社 真空乾燥装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623065Y2 (ja) * 1984-12-20 1994-06-15 アルパイン株式会社 機能設定装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53133062A (en) * 1977-04-25 1978-11-20 Seikosha Kk Program timer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53133062A (en) * 1977-04-25 1978-11-20 Seikosha Kk Program timer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651777U (ja) * 1991-12-26 1994-07-15 日空工業株式会社 真空乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5462865A (en) 1979-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4079366A (en) Electronic timer and thermoswitch device
US4303995A (en) Electronic timepiece with calendar display arrangement
US5555226A (en) Automatic setting of alternate time zone data in a multimode electronic timepiece
JPS6130233B2 (ja)
JPS6130231B2 (ja)
US4487512A (en) Programmable alarm clock apparatus
JPS6130232B2 (ja)
JPS6215159B2 (ja)
JPS6111673Y2 (ja)
JPS6126038B2 (ja)
JPS627994B2 (ja)
JPS5932758B2 (ja) 電子時計
JPS6215154B2 (ja)
KR910006445Y1 (ko) 신형 숫자표시 장치
KR930005705B1 (ko) 가정 자동화 시스팀의 일일 예약 제어방법
JPH0127113Y2 (ja)
JPS6111672Y2 (ja)
JPS5928392Y2 (ja) 電池寿命警告表示付時計
KR860002154Y1 (ko) 교통신호 제어장치
JPS6111674Y2 (ja)
JPS5913976A (ja) 年間スケジユ−ル制御装置
JPS6045388B2 (ja) 報知機能付電子機器
JPH0434477Y2 (ja)
JPS6215157B2 (ja)
JP2830158B2 (ja) 時間管理装置及び時間管理方法