JPS6130203Y2 - - Google Patents

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JPS6130203Y2
JPS6130203Y2 JP10620679U JP10620679U JPS6130203Y2 JP S6130203 Y2 JPS6130203 Y2 JP S6130203Y2 JP 10620679 U JP10620679 U JP 10620679U JP 10620679 U JP10620679 U JP 10620679U JP S6130203 Y2 JPS6130203 Y2 JP S6130203Y2
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JP
Japan
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insulating substrate
moisture
dew
counter electrode
mounting hole
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JP10620679U
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JPS5623450U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は感湿素子に関すものである。
ビデオテープレコーダ(VTR)などの回転ヘ
ツドは低温から常温常湿の環境へ急激に変化させ
られた場合、大気中の水蒸気が水滴となつて回転
ヘツド表面に付着する。このとき回転ヘツドと接
触移動するテープがその表面に張付いて移動でき
なくなり、テープの切断事故が発生することがし
ばしば見られる。このため回転ヘツドに水滴
(露)が付着しているか否かを検出し、回転ヘツ
ドを回転させてよいか否かの判断が必要になる。
したがつて、回転ヘツドの結露状態を検出する
ために、結露センサを回転ヘツドの周囲に配置す
ることが行われている。
たとえば、従来は結露センサを回転ヘツドある
いはその周囲の被取り付け部分に接着剤にて固定
していた。
ところが、このような取り付け構造によれば、
結露センサと被取り付け部分との間に接着剤が介
在し、この接着剤が断熱材となるため、熱伝導性
が悪い構造となつていた。
このため、回転ヘツドが結露した初期状態で
は、結露センサも結露状態を呈し、正常な検出機
能を発揮するが、回転ヘツドとは断熱されている
ため、回転ヘツドが結露状態にありながら、結露
センサのみがすばやく乾燥してしまい、誤動作を
起こすという問題が見られた。
したがつて、この考案は上記した問題を解消
し、被取り付け部分への固定が容易であるととも
に、その周囲の湿度状態や結露状態を確実に検知
できる感湿素子を提供することを目的とする。
以下この考案を結露検出素子に適用した実施例
に従つて詳述する。
第1図〜第3図において、1はアルミナ、フオ
ルステライトなどの絶縁基板で角形状をなし、そ
のほぼ中央に取り付け孔2が形成されている。
3,4は対向電極で、絶縁基板1の一主表面側
にこの絶縁基板1の縁に沿い、かつ取り付け孔2
との間に間隔を置きながら、前記取り付け孔2の
近傍に形成されている。図示したものは取り付け
孔2の周囲にコ字状に形成されている。対向電極
3,4の各端部3a,4aは絶縁基板1の一端側
1aに形成され、各端部3a,4aにはリード線
5,6が半田付けされている。対向電極3,4の
上にはこれらの対向電極3,4を覆うように露検
出膜7が形成されている。この露検出膜7はたと
えば水分(露)の存在により抵抗値が低下するも
のであつて、露検出成分を含むペーストを塗布、
熱処理して硬化することにより形成されたもので
ある。
取り付け孔2と、対向電極3,4、露検出膜7
との間隔は、結露検出素子を被取り付け部分へビ
スなどで固定するとき、ビスが対向電極3,4、
露検出膜を傷つけない程度に十分な間隔を置くこ
とを要する。
対向電極としては、水分、電圧、金属のイオン
化により、イオンマイグレーシヨンが発生しない
ような材質のもの、たとえば、Au−Au−Pd,
Au−ptを使用することが望ましい。
また、電極とリード線の接続の際に使用する半
田としては、金属拡散の少ないPb−Sn−Cd半
田、Pb−Sn−Bi半田がよい。
さらに露検出膜の特性としては、乾燥時に10
11〜12Ω程度で、露検出時に104〜5Ω程度に抵抗
値減少を示すものを使用すれば、結露状態の検知
が確実に行なえる。
また、このように負の結露検出特性を有するも
ののほかに、正の結露検出特性を有するものに適
用できることはもちろんである。
なお、上記した実施例では結露検出素子につい
て説明したが、露検出膜の代わりに感湿膜を用い
れば感湿素子となることは容易に理解できる。
この場合、感湿膜の特性としては、負の感湿特
性のみたらず、正の感湿特性を有するものにも適
用することができることはもちろんである。
第4図はさらにこの考案の他の実施例を示す平
面図である。
第1図に示したものとの大きな相違点は対向電
極3,4の一部をくし歯状とし、このくし歯部分
を覆うように露検出膜(感湿膜)7を形成した点
にある。
その他の構成部分は第1図に示したものとほぼ
同一であるので、同一番号を付して説明を省略す
る。
上記した各実施例はこの考案を説明する例にす
ぎず、何らこれに限定されるものではない。
以上の実施例から明らかなように、この考案の
感湿素子によれば、そのほぼ中央に取り付け孔が
形成されており、ビスなどで被取り付け部分へ容
易に固定することができる。特にこの考案によれ
ば、接着剤を用いずに被取り付け部分へ固定する
構造になつており、接着剤を用いないため、被取
り付け部分の断熱という問題がなく、たとえば、
回転ヘツドなどが結露状態になつたときはもちろ
ん、回転ヘツドが結露状態にある限り、感湿素子
は回転ヘツドの結露状態を追従して検出できると
いう機能を有する。また、絶縁基板の縁に沿い、
かつ取り付け孔との間に間隔を置いてその孔の近
傍に対向電極および感湿膜が形成されているた
め、感湿素子のほぼ全周にわたつて確実な湿度検
知が行なえるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例にかかる結露検出
素子の平面図、第2図は第1図のA−A′線断面
図、第3図はB−B′線断面図、第4図はこの考案
の他の実施例を示す平面図である。 1……絶縁基板、2……取り付け孔、3,4…
…対向電極、7……露検出膜(感湿膜)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁基板と、 この絶縁基板のほぼ中央に形成された取り付
    け孔と、絶縁基板の縁に沿い、かつ取り付け孔
    との間に間隔を置いてその孔の近傍に形成され
    た対向電極と、 この対向電極を覆うように形成された感湿膜
    と、 から構成された感湿素子。 (2) 対向電極は取り付け孔の周囲にコ字状に形成
    されたものである実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の感湿素子。 (3) 対向電極の各端部は絶縁基板の一端側に形成
    され、各端部にはリード線が半田付けされてい
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の感湿素
    子。
JP10620679U 1979-07-31 1979-07-31 Expired JPS6130203Y2 (ja)

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JP10620679U JPS6130203Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31

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JP10620679U JPS6130203Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5623450U JPS5623450U (ja) 1981-03-03
JPS6130203Y2 true JPS6130203Y2 (ja) 1986-09-04

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ID=29338850

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JP10620679U Expired JPS6130203Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31

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JPS5862254U (ja) * 1981-10-22 1983-04-26 三菱電機株式会社 湿度センサ−装置

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Publication number Publication date
JPS5623450U (ja) 1981-03-03

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