JPH065618Y2 - 結露センサ - Google Patents
結露センサInfo
- Publication number
- JPH065618Y2 JPH065618Y2 JP1074586U JP1074586U JPH065618Y2 JP H065618 Y2 JPH065618 Y2 JP H065618Y2 JP 1074586 U JP1074586 U JP 1074586U JP 1074586 U JP1074586 U JP 1074586U JP H065618 Y2 JPH065618 Y2 JP H065618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- insulating substrate
- condensation sensor
- terminal
- dew condensation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,金属等の表面が結露したことを検知する結
露センサに関する。
露センサに関する。
ビデオテープデッキやビデオカメラの普及に伴い,磁気
ヘッドシリンダの表面の結露検知用として,この種の結
露センサが多く使用されるに至っている。
ヘッドシリンダの表面の結露検知用として,この種の結
露センサが多く使用されるに至っている。
結露センサの従来例を第5図を参照しながら説明する
と,絶縁基板2の表面に対極する一対の櫛歯状の電極
3,4が設けられ,これら電極3,4が,感湿膜5で覆
われている。上記電極3,4がそれぞれ絶縁基板2の両
側に設けられた端子電極6,7に接続され,これら端子
電極6,7にリード線8,9が半田付けされている。そ
して,上記絶縁基板2の裏面側が,熱伝導良好な伝熱板
1に接着されている。
と,絶縁基板2の表面に対極する一対の櫛歯状の電極
3,4が設けられ,これら電極3,4が,感湿膜5で覆
われている。上記電極3,4がそれぞれ絶縁基板2の両
側に設けられた端子電極6,7に接続され,これら端子
電極6,7にリード線8,9が半田付けされている。そ
して,上記絶縁基板2の裏面側が,熱伝導良好な伝熱板
1に接着されている。
この結露センサは,上記伝熱板1をビデオテープデッキ
の磁気ヘッドシリンダの表面等に取り付け,リード線
8,9の間で測定される抵抗値の変化等によって,上記
シリンダの表面の結露を検知する。
の磁気ヘッドシリンダの表面等に取り付け,リード線
8,9の間で測定される抵抗値の変化等によって,上記
シリンダの表面の結露を検知する。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ビデオテープデッキやビデオカメラの小型化に伴い,結
露センサも益々小型化が要請されている。
露センサも益々小型化が要請されている。
結露センサを小型化するためには,伝熱板1に取り付け
る絶縁基板2を小型化することが必要である。それに
は,絶縁基板2の大半を占める電極13,14や端子電極
6,7の面積を縮小させることが不可欠である。しか
し,印刷技術,半田付技術,感湿感度等,種々の理由か
ら,これらの縮小は既に限界となっている。
る絶縁基板2を小型化することが必要である。それに
は,絶縁基板2の大半を占める電極13,14や端子電極
6,7の面積を縮小させることが不可欠である。しか
し,印刷技術,半田付技術,感湿感度等,種々の理由か
ら,これらの縮小は既に限界となっている。
この考案は,従来の結露センサにおける上記問題点を解
決するためなされたもので,電極13,14や端子電極16,17
の縮小化によらず,より小型化が可能な結露センサを提
供することを目的とする。
決するためなされたもので,電極13,14や端子電極16,17
の縮小化によらず,より小型化が可能な結露センサを提
供することを目的とする。
以下,この考案の構成を第1図〜第4図の符号を引用し
ながら説明すると,絶縁基板12の表面に対向する一対の
電極13,14が設けられ,これら電極13,14が感湿膜15で覆
われている。上記電極13,14に接続された端子電極16,17
のうち,少なくとも一方の端子電極16,17が,絶縁基板1
2の裏面に設けられ,同端子電極16,17と電極13,14と
が,絶縁基板12を貫通するスルーホール等に設けられた
導体20で接続されている。これら端子電極16,17にそれ
ぞれリード線18,19が接続されている。
ながら説明すると,絶縁基板12の表面に対向する一対の
電極13,14が設けられ,これら電極13,14が感湿膜15で覆
われている。上記電極13,14に接続された端子電極16,17
のうち,少なくとも一方の端子電極16,17が,絶縁基板1
2の裏面に設けられ,同端子電極16,17と電極13,14と
が,絶縁基板12を貫通するスルーホール等に設けられた
導体20で接続されている。これら端子電極16,17にそれ
ぞれリード線18,19が接続されている。
例えば,この考案により,2つの端子電極16,17のう
ち,一方の端子電極17を絶縁基板12の裏面に配置した場
合,絶縁基板12の表面側には,電極13,14とこれを覆う
感湿膜15の他に,一方の端子電極16と導体20が占めるス
ペースがあればよいことになる。この場合,導体20の占
めるスペースは,端子電極17に比べて充分狭くて済むこ
とから,その分だけ絶縁基板12の面積を縮小させること
ができる。
ち,一方の端子電極17を絶縁基板12の裏面に配置した場
合,絶縁基板12の表面側には,電極13,14とこれを覆う
感湿膜15の他に,一方の端子電極16と導体20が占めるス
ペースがあればよいことになる。この場合,導体20の占
めるスペースは,端子電極17に比べて充分狭くて済むこ
とから,その分だけ絶縁基板12の面積を縮小させること
ができる。
次に,図面を参照しながら,この考案の実施例と望まし
い実施態様について説明する。
い実施態様について説明する。
まず,第1図と第2図の実施例を製造手順に従って説明
すると,1つの角部にスルーホールが穿孔された矩形の
絶縁基板12の表面に,Ag-Pdペーストが印刷されると共
に,上記スルーホールにAg-Pdペーストが充填される。
次いで,これらが焼き付けられ,絶縁基板12のほゞ中央
部に櫛歯状の電極13,14が,この両側に同電極13,14にそ
れぞれ接続された端子電極16と引出電極22が,上記スル
ーホールの中に導体20がそれぞれ形成される。さらに,
上記電極13,14が感湿膜15で覆われる。
すると,1つの角部にスルーホールが穿孔された矩形の
絶縁基板12の表面に,Ag-Pdペーストが印刷されると共
に,上記スルーホールにAg-Pdペーストが充填される。
次いで,これらが焼き付けられ,絶縁基板12のほゞ中央
部に櫛歯状の電極13,14が,この両側に同電極13,14にそ
れぞれ接続された端子電極16と引出電極22が,上記スル
ーホールの中に導体20がそれぞれ形成される。さらに,
上記電極13,14が感湿膜15で覆われる。
一方,絶縁基板12の裏面側には,同面に露出した上記導
体20を覆うように,Ag-Pdペーストが印刷され,これが
焼き付けられて端子電極17が形成される。
体20を覆うように,Ag-Pdペーストが印刷され,これが
焼き付けられて端子電極17が形成される。
半田23,23によって,上記端子電極16,17にそれぞれリー
ド線18,19が接続された後,絶縁基板12の裏面側が接着
剤24で伝熱板11に接着される。
ド線18,19が接続された後,絶縁基板12の裏面側が接着
剤24で伝熱板11に接着される。
こうして作られた結露センサは,同じ面積の感湿膜15と
端子電極16,17とを有する第5図で示すような従来の絶
縁基板12に比べて,絶縁基板12の面積を縮小させること
が可能である。これに伴い,伝熱板11の面積も縮小させ
ることができる。実際には,結露センサ全体の投影面積
を,上記従来のものに比べて約7/10に縮小させること
ができた。
端子電極16,17とを有する第5図で示すような従来の絶
縁基板12に比べて,絶縁基板12の面積を縮小させること
が可能である。これに伴い,伝熱板11の面積も縮小させ
ることができる。実際には,結露センサ全体の投影面積
を,上記従来のものに比べて約7/10に縮小させること
ができた。
次に,第3図と第4図の実施例について説明すると,こ
の実施例では,絶縁基板12の裏面側に設けられた端子電
極17にリード線19が半田付けされておらず,同電極17が
導電性接着剤25で伝熱板11に接着され,他の部分が絶縁
性接着剤26で接着されている。そして,リード線19と端
子電極17との接続が,導電性の伝熱板11を介して行われ
ている。即ち,伝熱板11から引き出された端子27にリー
ド線19がかしめられることによって,同リード線19が伝
熱板11と導電性接着剤25を介して端子電極17に接続され
ている。
の実施例では,絶縁基板12の裏面側に設けられた端子電
極17にリード線19が半田付けされておらず,同電極17が
導電性接着剤25で伝熱板11に接着され,他の部分が絶縁
性接着剤26で接着されている。そして,リード線19と端
子電極17との接続が,導電性の伝熱板11を介して行われ
ている。即ち,伝熱板11から引き出された端子27にリー
ド線19がかしめられることによって,同リード線19が伝
熱板11と導電性接着剤25を介して端子電極17に接続され
ている。
なお,上記実施例は,何れも一方の端子電極17が絶縁基
板12の裏面側に配置されたものであるが,両方の端子電
極16,17を絶縁基板12の裏面側に配置することもでき
る。但し,この場合は,両端子電極16,17が互いに絶縁
されていることが必要である。
板12の裏面側に配置されたものであるが,両方の端子電
極16,17を絶縁基板12の裏面側に配置することもでき
る。但し,この場合は,両端子電極16,17が互いに絶縁
されていることが必要である。
以上説明した通り,この考案によれば,電極13,14や端
子電極16,17の縮小化によらず,絶縁基板12の必要とす
る面積を縮小させることができる。これによって,結露
センサを従来のものに比べて小型化することが可能にな
る。
子電極16,17の縮小化によらず,絶縁基板12の必要とす
る面積を縮小させることができる。これによって,結露
センサを従来のものに比べて小型化することが可能にな
る。
第1図は,この考案の実施例を示す結露センサの斜視
図,第2図は,第1図のA−A線断面図,第3図は,他
の実施例を示す結露センサの平面図,第4図は,第3図
のB−B線断面図,第5図は,結露センサの従来例を示
す斜視図である。 12……絶縁基板、13,14……電極 15……感湿膜、16,17……端子電極 20……絶縁基板を貫通する導体
図,第2図は,第1図のA−A線断面図,第3図は,他
の実施例を示す結露センサの平面図,第4図は,第3図
のB−B線断面図,第5図は,結露センサの従来例を示
す斜視図である。 12……絶縁基板、13,14……電極 15……感湿膜、16,17……端子電極 20……絶縁基板を貫通する導体
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁基板12の表面に,対向する一対の電極
13,14が設けられ,これら電極13,14が感湿膜15で覆わ
れ,上記電極13,14に接続された端子電極16,17に,リー
ド線18,19が接続された結露センサにおいて,少なくと
も一方の端子電極16,17が絶縁基板12の裏面に設けら
れ,同端子電極16,17と電極13,14とが,絶縁基板12を貫
通する導体20で接続されていることを特徴とする結露セ
ンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1074586U JPH065618Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 結露センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1074586U JPH065618Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 結露センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123561U JPS62123561U (ja) | 1987-08-05 |
JPH065618Y2 true JPH065618Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=30797327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1074586U Expired - Lifetime JPH065618Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 結露センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065618Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP1074586U patent/JPH065618Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62123561U (ja) | 1987-08-05 |
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