JPS6129946Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6129946Y2
JPS6129946Y2 JP1588380U JP1588380U JPS6129946Y2 JP S6129946 Y2 JPS6129946 Y2 JP S6129946Y2 JP 1588380 U JP1588380 U JP 1588380U JP 1588380 U JP1588380 U JP 1588380U JP S6129946 Y2 JPS6129946 Y2 JP S6129946Y2
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JP
Japan
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lever
main body
spring
collector
piston
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Expired
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JP1588380U
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English (en)
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JPS56117056U (ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関用分配型燃料噴射ポンプの改
良に関し、特にフルQ特性を変えることなくスタ
ートQを任意に設定できるようにした分配型燃料
噴射ポンプを得ることを目的とする。
従来の内燃機関用分配型燃料噴射ポンプ(例え
ば、特開昭54−55228)では、スタートQの調整
をするのに、ガバナーのフライウエイトの変位力
を受けるスリーブの長さを調整しスタートレバと
テンシヨンレバの間隔(スタートストローク)を
変えることで行なつている。
そのため、スタートQを増加させるとスタート
ストロークが増加し、スタートストロークに必要
なフライウエイトのストロークが増加してしま
う。フライウエイトストロークは一定のため上記
のようにスタートQを増加させスタートストロー
クのためにフライウエイトストロークのとられる
と、最高速制御時のフライウエイトストロークが
不足し無噴射域を作ることができず最高速制御が
不能になるという欠点があつた。
以上の欠点を解決する為に、スタートレバのテ
ンシヨンレバの間隔(スタートストローク)を最
高速制御時に無噴射域を作ることができる範囲内
に設定し、一定のスタートQを得ることができる
ようにしておき、それ以上にスタートQが必要な
ときにはコレクタレバーを回動することでスター
トレバ、テンシヨンレバの支点位置を制御しスタ
ートQ補正を行なうものとして実開昭54−127023
があるが、この構成では通常運転時のコレクタレ
バー位置の決定を、ピストン44に作用する吸い
込み空間内圧力とスタートスプリング47のバラ
ンスにより、コレクタレバーをフルロードアジヤ
ストスクリユへ押し付けることにより決定してい
るが、これでは力が弱く、プランジヤの動きによ
りコレクタレバー位置が不安定になるという欠点
がある。本考案は上記欠点を解消することを目的
とするものであり、以上の目的のためにフライウ
エイトの変位力とガバナスプリングの釣り合いに
より位置制御されるテンシヨンレバーと、該テン
シヨンレバーの支軸を有し、本体の支軸に回動自
在に支持されるコレクタレバーを持ち、該コレク
タレバーは一端が本体との間に配したばねで押圧
され、他端が本体との間に配したフルロードアジ
ヤストスクリユーに接することで位置決めされ、
フライウエイトの変位力とガバナスプリングの釣
り合いによりコントロールスリーブの位置を決め
噴射量を制御する、内燃機関用分配型燃料噴射ポ
ンプにおいて、本体のフルロードアジヤストスク
リユー近傍にハウジング室内の燃料圧力を受け変
位するピストンを配し、該ピストンによりハウジ
ング室内の燃料圧力を受けコレクタレバーを押圧
回動するように構成したものである。以上の様に
構成したため、通常運転時にはコレクタレバー位
置がフルロードアジヤストスクリユーとばねで確
実に設定出来るため、従来の様な位置不安定、こ
れによる作動の不安定という欠点を解消出来る。
以下図面に従い本考案の一実施例を説明する。
図において、本体1に配置されたローラホルダの
ローラ3にはプランジヤ4に装着されたカムデイ
スク5が接触している。プランジヤ4は図示しな
い回転軸と回転結合し、回転に伴ない往復動する
ようにカムデイスク5とともに図示しないプラン
ジヤスプリングでローラ3に押し付けられてい
る。プランジヤ4は本体1に形成された孔6内に
納められ、プランジヤ4と本体1の間にはポンプ
室7が形成されている。
該ポンプ室7と本体1に形成されたハウジング
室8とは本体1に設けられた連通孔9とプランジ
ヤ4の外周に形成された機関気筒数と同数の溝1
0を介して連通している。
ハウジング室8には図示しない燃料タンクより
回転に応じた圧力の燃料が送り込まれている。
プランジヤ4には孔11が形成され、孔11に
は分配孔12が連通し、分配孔12は本体に形成
した通路13と通路13に配されたデリバリバル
プ14を介し図示しない各気筒内の噴射弁と連通
している。
更に孔11はハウジング室8とカツトオフポー
トを介し連通し、カツトオフポート15はコント
ロールスリーブ16により間閉制御される。
コントロールスリーブ16はコレクタレバ17
に設けられた軸18を支点とするスタートレバ1
9と連結し、スタートレバ19は軸18を支点と
するテンシヨンレバ20にスタートスプリング2
1を介して接触している。
スタートレバ19は図示しない回転軸と同期し
て回転し変位するフライウエイト22の変位力を
受けるスリーブ23と接している。
テンシヨンレバ20はアイドルスプリング24
を介しばね受25と係合し、ばね受25はコント
ロールレバシヤフト26に設けられる偏心軸27
にガバナスプリング28を介し連結している。
前記コレクタレバ17は本体1にピン29を支
点として取付けられ、ばね30とフルロードアジ
ヤストスクリユ31でフルロード時の噴射量を決
めている。
更に本体1には孔32が設けられ、該孔32に
はピストン33が配されている。
該ピストン33はばね34とハウジング室8内
の燃料圧力により変位し、コレクタレバ17を変
位させるように構成されている。
該ばね34は機関停止時(すなわち燃料圧力が
大気圧のとき)にコレクタレバを押圧変位させ、
支点18の位置を燃料増方向へ動かし、必要なス
タートQを得ることができるものであり、ピスト
ン33はスタートQが不要となる機関回転時のハ
ウジング室8内の燃料圧力によりピストン33は
変位しコレクタレバ17がフルロードアジヤスト
スクリユ31に接し通常のフルロード時の噴射量
を得ることのできる受圧面積とされている。
次に上記構成の作動について説明する。
機関停止時にはピストン33はばね34に押さ
れコレクタレバ17をピン29を支点に反時計方
向回動させ、スタートレバ19、テンシヨンレバ
20の支点を燃料増方向へ変位させる。
上記状態において、コントロールレバを最大噴
射量位置にし始動に備えると、テンシヨンレバ2
0はスタートばね21に抗しスタートレバ19に
接し、スタートレバ19はスリーブ23を押しフ
ライウエイト22を変位口の位置にする。
上記の作動によりコントロールスリーブ16は
スタートQを得ることのできる位置にまで変位し
この位置は従来に比べコレクタレバ17の動きに
よる支点18の位置に変位分だけ従来に比べスタ
ートQ増加位置となる。
従つてピストン33の押圧によるコレクタレバ
17の変位量を制御することで任意のスタートQ
を得ることができる。
機関が始動し、ハウジング室8内の燃料圧力が
増加するとピストン33はばね34に抗して変位
しコレクタレバ17はフルロードアジヤストスク
リユ31に接触するまで回動する。
従つてこの位置により得ることのできる最大噴
射量はフルロードアジヤストスクリユ31により
設定された通常作動における量となる。以後従来
と同様作動する。
以上のように本考案によれば、最高速制御を可
能とした状態でスタートQを任意に設定でき実用
上有効な考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す要部断面図。 8……ハウジング室、16……コントロールス
リーブ、17……コレクタレバ、18……支点、
22……フライウエイト、23……スリーブ、2
8……ガバナスプリング、33……ピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フライウエイトの変位力とガバナスプリングの
    釣り合いにより位置制御されるテンシヨンレバー
    と、該テンシヨンレバーの支軸を有し、本体の支
    軸に回動自在に支持されるコレクタレバーを持
    ち、該コレクタレバーは一端が本体との間に配し
    たばねで押圧され、他端が本体との間に配したフ
    ルロードアジヤストスクリユーに接することで位
    置決めされ、フライウエイトの変位力とガバナス
    プリングの釣り合いによりコントロールスリーブ
    の位置を決め噴射量を制御する、内燃機関用分配
    型燃料噴射ポンプにおいて、本体のフルロードア
    ジヤストスクリユー近傍にハウジング室内の燃料
    圧力を受け変位するピストンを配し、該ピストン
    によりハウジング室内の燃料圧力を受けコレクタ
    レバーを押圧回動するように構成したことを特徴
    とする内燃機関用分配型燃料噴射ポンプ。
JP1588380U 1980-02-09 1980-02-09 Expired JPS6129946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1588380U JPS6129946Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09

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JP1588380U JPS6129946Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56117056U JPS56117056U (ja) 1981-09-08
JPS6129946Y2 true JPS6129946Y2 (ja) 1986-09-03

Family

ID=29612319

Family Applications (1)

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JP1588380U Expired JPS6129946Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09

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JPS56117056U (ja) 1981-09-08

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