JPS6129862Y2 - - Google Patents

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JPS6129862Y2
JPS6129862Y2 JP857582U JP857582U JPS6129862Y2 JP S6129862 Y2 JPS6129862 Y2 JP S6129862Y2 JP 857582 U JP857582 U JP 857582U JP 857582 U JP857582 U JP 857582U JP S6129862 Y2 JPS6129862 Y2 JP S6129862Y2
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JP
Japan
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piece
groove
folded roofing
bulge
fits
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JP857582U
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JPS58111728U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二重折版屋根構造、更に詳しくは上下
の折版屋根材間に断熱材を充填した屋根における
折版屋根材の連結構造に関するものであり、主な
目的とするところは、上下の屋根材の各連結箇所
間を熱的に遮断して上の屋根材と下の屋根材との
間にヒートブリツジができるのをなくし、連結箇
所での断熱性を高めることができ、しかも上下の
両連結箇所を強固に結合できる二重折版屋根構造
を提供することにある。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る二重折版屋根構造は、図に示す
ように、梁のような横架材1上に突設したタイト
フレーム2と、タイトフレーム2上に固着されて
タイトフレーム2の両側上面との間に夫々側方に
開口する下左溝4と下右溝5とを形成する下連結
具3と、この下連結具3によつて巾方向に連結さ
れる一対の相隣り合う金属製の下折版屋根材6,
6と、両下折版屋根材6,6の連結箇所で上記下
連結具3に固定されるスペーサ7と、スペーサ7
の上面に配置されるサドル8上でスペーサ7に固
着されてサドル8の両側上面との間に夫々側方に
開口する上左溝10と上右溝11とを形成する上
連結具9と、この上連結具9によつて夫々上記下
折版屋根材6の上方で巾方向に連結される一対の
相隣り合う金属製の上折版屋根材12,12と、
上下の両折版屋根材12,12間に内装される断
熱材13とより構成される。下折版屋根材6と上
折版屋根材12とは同形状に金属板を折曲して成
形され、図に示すように、左右の両側端から夫々
斜外上方に向けて左傾斜片14,15と右傾斜片
16,17が立ち上る。各右傾斜片16,17の
上端部には一部を外側に凹ましてできる内面が凹
所で外面が凸所となつた右膨出部20,21が形
成され、各左傾斜片14,15の上端部にも同様
に一部を外側に凹ましてできる内面が凹所で外面
が凸所となつた左膨出部18,19が形成され
る。右膨出部20,21より上方には更に斜外上
方に突片22,23が延出し、また左膨出部1
8,19より上方には更に斜外上方に向けて第1
斜突片24,25が延出し、斜突片24,25の
上端から外側方に向けて略水平にカバー片26,
27が延出すると共にカバー片26,27の先端
より斜外下方に向けて第2斜突片28,29が延
出し、この第2斜突片28,29下端が内側へ略
U字状に折曲して鉤部30,31が形成される。
タイトフレーム2は水平片2aの両側端より夫々
斜片2bが外下方に延出する山形状に成形され、
横架材2上へ夫々斜片2bの下端を固着して取付
けられる。一対の下折版屋根材6はこのタイトフ
レーム2の各斜片2bへ夫々左右の各傾斜片1
4,16を沿接させて水平片2a上で下連結具3
によつて連結される。下連結具3はタイトフレー
ム2の水平片2aの中央へ溶接によつて固着さ
れ、両側より上方に立ち上る各L形片32と水平
片2aの両側端部との間に夫々外側方に開口した
下左溝4と下右溝5とを形成する。左右の各下溝
4,5は上記L形片32の先端が斜下方に突出す
ることにより、入口が狭くなつた形状に成形され
る。この下連結具3を用いて下折版屋根6を連結
する場合は、先ず、一方の下折版屋根6の右傾斜
片16の右膨出部20を下左溝4内に嵌入させた
後、他方の下折版屋根6左端の鉤部30を下左溝
4内に嵌入した右膨出部20内に引掛けて、この
下折版屋根6の第2斜突片28とカバー片26及
び第1斜突片24で右膨出部20から上方に延出
する突片22及び下連結具3の上面を覆い、左傾
斜片14の左膨出部18を下右溝5内に嵌入す
る。このようにして下折版屋根材6を連結した後
は、右膨出部20内にコーキング剤50を充填し
て、両屋根材6の連結箇所をシールする。一方、
上記スペーサ7は下方が開口したコ字型に合成樹
脂で成形された弾性を有するコ字型材35と、コ
字型材35の両脚片36の外面に配置され、両脚
片36を貫通するボルト37とナツト38によつ
て係合された一対のクリツプ片39とより構成さ
れる。コ字型材35は商品名ナイロン66のような
合成樹脂で成形され、両脚片36の間隔を縮める
力に対する弾性復元力が備えられる。各クリツプ
片39は上端部を各脚片36外面に重ね合せ、上
端部に設けた透孔より各脚片36透孔を通すボル
ト37とこのボルト37に螺合するナツト38に
よつてコ字型材35に固定される。各クリツプ片
39の下部は夫々下折版屋根6の第1斜突片24
及び第2斜突片28外面に合致する形状に成形さ
れ、各クリツプ片39の下端部は内側に折曲して
フツク部40を形成する。このスペーサ7は、コ
字型材35の両脚片36下端を夫々タイトフレー
ム2上で連結された下折版屋根材6のカバー片2
6上に載置し、一方のクリツプ片39下端のフツ
ク部40を右膨出部20へ鉤部30の上から引掛
けると共に、他方のクリツプ片39下端のフツク
部40を左膨出部18内へ引掛けてタイトフレー
ム2上に取付けられ、ナツト38を締め付けるこ
とによつて、各クリツプ片39と対応する左右の
各膨出部18,20との係止力が増大してスペー
サ7が下折版屋根材6の連結箇所上へ強固に取着
される。この場合、一方のクリツプ片39下端の
フツク部40が鉤片30の上から右膨出部20に
係止することから、ナツト38の締め付けに応じ
て鉤部30と右膨出部20との係止力が増大し、
従つてスペーサ7の取付けによつて下折版屋根材
6,6間の連結がより強固となるものである。サ
ドル8は前記のタイトフレーム2と同様に、水平
片8aの両側より夫々斜片8bが斜下方に延出す
る山形状に金属で成形され、スペーサ7のコ字型
材35上へ、上連結具9と共にボルト42及びナ
ツト43によつて取付けられる。このボルト42
は頭をコ字型材35の上片41の下面に残して上
片41からサドル8及び上連結具9を貫通し、上
連結具9上でナツト43に螺合するわけであり、
このボルト42はコ字型材35の両脚片36を貫
通する前記のボルト37と離間し、サドル8及び
上連結具9に接触する上折版屋根材12と、各ク
リツプ片39に接触する各下折版屋根材6とが金
属材によつて連続するのを防止している。また、
前記のクリツプ片39は図に示すように、上端を
コ字型材35の上端より下方にずらしてコ字型材
35に取付けられて、クリツプ39とサドル8と
が離間しており、従つて上折版屋根材12と下折
版屋根材6とを結ぶ金属材による通路が完全に遮
断され、上折版屋根材12と下折版屋根材6との
断熱性が向上するものである。上連結具9は前記
下連結具3と同形状に成形され、サドル8の水平
片8aの両側端部との間に夫々前記下左溝4及び
下右溝5と同形状の上左溝10及び上右溝11を
形成する。上折版屋根材12を施工する際は、先
ず、前述のようにして配設された下折版屋根材6
の露出部分の全面に亘つて断熱材13を敷き詰
め、この断熱材13の上から、一方の上折版屋根
材12の右膨出部21を上左溝10内に嵌入し、
次いで他方の上折版屋根材12左側端の鉤部31
を上左溝10内へ既に嵌入した右膨出部21に引
掛け、右膨出部21より上方に突出する突片23
及び上連結具9上に充填した断熱材13を覆い、
左傾斜片15の左膨出部19を上右溝11内に嵌
入する。ところで、下折版屋根材6及び上折版屋
根材12における各右膨出部20,21より上方
に突出する各突片22,23は、各折版屋根材
6,12の連結時に、他方のカバー片26,27
の下面によつて下方に押し込まれて弾性変形し、
その結果、各突片22,23の弾性復元力によつ
てカバー片26,27の一端より延出する第2斜
突片28,29が夫々各鉤部30,31と共に上
方へ押し上げられ、各鉤部30,31とこれが嵌
入する各右膨出部20,21との係止力が高めら
れ、下折版屋根材6同士及び上折版屋根材12同
士の連結が強固に行なわれる。尚、図の実施例で
は、上折版屋根材12と下折版屋根材6とに同じ
形状のものを使用した例を示したが、本考案は勿
論これのみに限定されるものではなく、例えば左
右の各傾斜片14,15,16,17の長さを上
下の折版屋根材6,12の間で変えて谷部におけ
る上下の折版屋根材6,12との間隔を斜面部に
おける上下の折版屋根材6,12との間隔と略等
しくするようにしてもよい。
本考案は以上のような構成を有するため、上折
版屋根材と下折版屋根材とが合成樹脂性のコ字型
材の存在により、金属材によつて連続することが
なく、上下の折版屋根材間の断熱性を高めること
ができるのは勿論のこと、このコ字型材上に装着
されるサドル及び上連結具によつて上折版屋根材
同士を下折版屋根材同士の連結箇所と同じ左右位
置で容易に連結できること、及びコ字型材を含む
スペーサを下折版屋根材に固定するクリツプ片に
よつてスペーサを確実に下折版屋根材に固着する
と同時に、両下折版屋根材間の連結をもより強固
に行なうことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す部分縦断面図であ
り、1は横架材、2はタイトフレーム、3は下連
結具、4は下左溝、5は下右溝、6は下折版屋根
材、7はスペーサ、8はサドル、9は上連結具、
10は上左溝、11は上右溝、12は上折版屋根
材、13は断熱材、14,15は左傾斜片、1
6,17は右傾斜片、18,19は左膨出部、2
0,21は右膨出部、30,31は鉤部、35は
コ字型材、36は脚片、37はボルト、38はナ
ツト、39はクリツプ片、40はフツク部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横架材上に突設したタイトフレームと、タイト
    フレーム上に固着されてタイトフレームの両側上
    面との間に夫々側方に開口する下右溝と下左溝と
    を形成する下連結具と、この下連結具によつて巾
    方向に連結される一対の相隣り合う金属製の下折
    版屋根材と、両下折版屋根材の連結箇所で上記下
    連結具に固定されるスペーサと、スペーサの上面
    に配置されるサドル上でスペーサに固着されてサ
    ドルの両側上面との間に夫々側方に開口する上右
    溝と上左溝とを形成する上連結具と、この上連結
    具によつて夫々上記下折版屋根材の上方で巾方向
    に連結される一対の相隣り合う金属製の上折版屋
    根材と、上下の両折版屋根材間に内装される断熱
    材とを備え、一方の下折版屋根材の右側端で斜外
    上方に向けて立ち上る右傾斜片の上端部を外側に
    凹ましてできる内側が凹所で外側が凸所となつた
    右膨出部が上記下左溝内に嵌入し、他方の下折版
    屋根材の左側端で斜外上方に向けて立ち上る左傾
    斜片の上端部を外側に凹ましてできる内側が凹所
    で外側が凸所となつた左膨出部が上記下右溝内に
    嵌入すると共に、左傾斜片の上端より外側方へ略
    水平に延出して下連結具を覆うカバー片先端の鉤
    部が上記下左溝内に嵌入した右傾斜片の右膨出部
    内に係止し、スペーサは下方が開口したコ字型に
    合成樹脂で成形された弾性を有するコ字型材と、
    コ字型材の両脚片の外面に配置され両脚片間を貫
    通するボルトとナツトによつて結合された一対の
    クリツプ片とより構成され、コ字型材が両脚片下
    端で上記カバー片上に載置され、各クリツプ片下
    端に形成したフツク部が夫々下左溝内と下右溝内
    に嵌入係止し、下左溝内にはクリツプ片のフツク
    部が夫々鉤部と右膨出部を介して嵌入し、下右溝
    内にはクリツプ片のフツク部が左膨出部を介して
    嵌入し、両クリツプ片の上端はコ字型材の上面よ
    り低い位置に配置されてコ字型材上面に載置固定
    されるサドルと両クリツプ片とが離間し、一方の
    上折版屋根材の右側端で斜外上方に向けて立ち上
    る右傾斜片の上端部を外側に凹ましてできる内側
    が凹所で外側が凸所となつた右膨出部が上記上左
    溝内に嵌入し、他方の上折版屋根材の左側端で斜
    外上方に向けて立ち上る左傾斜片の上端部を外側
    に凹ましてできる左膨出部が上記上右溝内に嵌入
    すると共に、左傾斜片の上端より外側方へ略水平
    に延出して上連結具を覆うカバー片先端の鉤部が
    上記上左溝内に嵌入した右傾斜片の右膨出部内に
    係止した二重折版屋根構造。
JP857582U 1982-01-25 1982-01-25 二重折版屋根構造 Granted JPS58111728U (ja)

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JPS58111728U JPS58111728U (ja) 1983-07-30
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JP2618394B2 (ja) * 1987-05-30 1997-06-11 三晃金属工業株式会社 断熱外囲体
JP5452970B2 (ja) * 2009-04-16 2014-03-26 日鉄住金鋼板株式会社 折板連結具

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JPS58111728U (ja) 1983-07-30

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