JPS61296850A - 専用線経由自動呼び返し方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、専用線を経由して接続された複数の構内交
換機間における自動呼び返し方式に関するものである。

［発明の技術的背景〕 現在の構内交換機においては、蓄積プログラム制御方式
が主流となってきており、この方式の特性を利用して数
多くのサービス機能が提供されている。これらのサービ
ス機能の中の一つである自動呼び返し機能は、電話をか
けようとした相手が話中の場合に非常に有効なサービス
機能である。

つまり、電話をかけようとした相手が話中の場合に自動
呼び返しのサービス要求番号をダイヤルしておくと、話
中の相手が話をやめ、送受器を置いた時電話をかけた側
の電話機のベルが自動的に鳴動し、話が終わったことが
わかるというサービスである。

このサービスを用いることにより、電話を何度もがけ直
して相手側の話が終わったかどうかをチェックする必要
がなくなる。

第１図はこの蓄積プログラム制御方式の構内交換機のブ
ロック図である。構内交換機１は共通制御装置３、スイ
ッチネットワーク５、局線トランク回路７、専用線トラ
ンク回路９、及びライン回路１１．１３．１５からなる
。各ライン回路１１゜１３．１５と共通制御装置３とは
制御信号線１７で接続される。局線トランク回路７は電
話局１９に接続され、専用線トランク回路９は他の構内
交換１１２１に接続される。更に内線番号２００゜２０
２．２０４を有する内線電話機２３．２５゜２７が夫々
前記ライン回路１１，１３．１５に接続される。

尚、図においては３つの内線電話機と、３つのライン回
路しか示していないが、実際にはこれ以上の内線電話機
と、ライン回路とがある。

次に内線番号２００の内線電話機２３が、内線番号２０
２の内線電話１２５に電話をかけた場合の動作について
説明する。

内線番号２００の内線電話様２３の送受器が持ち上げら
れるとこの動作は、ライン回路１１で検出され、その信
号は制御信号線１７を経由して共通制御装＠３に送られ
る。これにより共通制御装置３は内線電話機２３が発呼
したことを認識する。

次に内線電話機２３から’２０２”とダイヤルすると、
このダイヤル信号は、同様にライン回路１１で検出され
、その信号は制御信号線１７を経由して共通制御装置３
に送られる。共通制御装置３は、これらのダイヤル信号
を受信すると、内線番号２０２の内線電話Ｖ／１２５の
ベル鳴動信号を制御信号線１７を通してライン回路１３
に送る。これにより内１ｉ１１ｉｉＩ！ｉ機２５のベル
が鳴動を開始する。

内線電話１１２５がそれに応答して送受器を持ち上げる
と、共通制御装置３はネットワークスイッチ５を制御し
、ライン回路１１とライン回路１３の間の音声通話路を
接続させる。これにより、内線電話機２３と内線電話機
２５との間での通話が可能となる。

共通制御装置３内には、第３図に示すような内線番号に
対応して話中情報と自動呼び返し先番号を記憶する記憶
回路があり、内線番号２００の内線電話機２３と内線番
号２０２の内線電話ｔ！！２５とが話中であるから、こ
れらの内線番号に対応する話中情報部は１１９にセット
される。その他空内線電話機については話中情報部は１
０′である。

ここで内線番号２０４の内線電話Ｉａ２７が発呼し、′
″２０２＃とダイヤルしたとする。

その場合第３図の記憶情報から、共通制御装置３は内線
番号２０２の内線電話機２５は話中（’１’）であるこ
とが分かるため、内線電話機２７には話中音が返される
ことになる。

この状態の時に内線電話機２７から、自動呼び返しサー
ビス要求番号′″５９をダイヤルしたとする。すると、
この信号はライン回路１５及び制御信号線１７を通って
共通制御装置３に送られる。

共通制御装置３は、この信号を自動呼び返しのサービス
要求番号であることを認識し、自動呼び返しの設定を行
なう。具体的には第３図に示す記憶回路の内線番号２０
２に対応した自動呼び返し先番号記憶部に内線電話様２
７の内線番号２０４を登録する。

登録後、内線電話機２５が通話を終了し送受器をおくと
、その終話信号はライン回路１３及び制御信号線１７を
通って共通制御装置３に送られる。

共通制御装置３は、この終話信号を受けると、第３図に
示す記憶回路の自動呼び返し番号記憶部をチェックする
。

すでに内線番号２０２に対応する自動呼び返し番号記憶
部には内線電話機２７の内線番号２０４が登録されてい
るため、共通制御装置３はライン回路１３に対してベル
鳴動信号を送出し、内線電話機２５のベルを鳴動させる
。それと同時に共通制御装＠３は、ライン回路１５に対
してもベル鳴動信号を送出し、内線電話機２７のベルも
鳴動させる。これにより内線電話ｌ１１２７側は、内線
電話ｌ１１２５が終話したことを知ることができる。そ
して内線電話機２５と２７のこれらの呼び出しベルに応
答して送受器を上げることにより、両者は通話すること
ができる。

以上の様に同一の構内交換機の内線電話機の場合は、自
動呼び出しサービスを受けることができる。

［背景技術の問題点］ しかしながらこのような構内交換機においては複数の構
内交換機間を専用線で接続した場合、異なる構内交換機
では自動呼び返しのサービスを受けることができなかっ
た。

以下にその理由を説明する。

第２図は構内交換機１と構内交換機２１とを専用線２９
で接続した場合の概略説明図である。各構内交換１ｆｉ
１．２１の内部の構成は第１図に示すものと同様であり
、構内交換！１１１には内線番号２００．２０２，２０
４を有する内線電話機２３゜２５．２７が接続されてお
り、構内交換機２１には内線番号３００，３０１．３０
３を有する内線電話１３１，３３．３５が接続されてい
る。

尚、構内交換機２１の内部の構成要素は図示していない
がこれらには構内交換機１に対応する構成要素の符号の
後にａをつけ加えた符号を付するものとする。今、構内
交換機２１の内線番号３００の内線電話１１３１と内線
番号３０３の内線電話機３５が通話中であり、構内交換
機１の内線番号２００の内線電話機２３が発呼し、専用
線２９を捕捉して構内交換機２１側の内線電話機３５を
呼び出そうとした時の動作は次のようになる。

内線電話機２３の送受器が持ち上げられると、この動作
は構内交換機１側のライン回路１１及び制御信号線１７
を経由して、共通制御装置３に送られ、これにより、構
内交換Ｉｌｌ側の共通制御装置３は内線電話１２３が発
呼したことを認識する。

ここで内線電話機２３から専用線トランク回路捕捉番号
１８′をダイヤルしたとする。共通制御装置３は、この
ダイヤルを受信すると、内線電話機２３のライン回路１
１と専用線トランク回路９間の音声通話路をネットワー
クスイッチ５を制御して接続する。

さらに、内線電話ｔ１２３から、構内交換ｍ２１側の内
線電話機３５の内線番号’３０３’をダイヤルすると、
このダイヤル信号は、構内交換ｉｉ側のライン回路１１
、及び制御信号線１７を経て、構内交換機１側の共通制
ｍ装置３に送られる。共通制御装＠３は、このダイヤル
信号を受信すると、その信号を専用線トランク回路９に
送る。すると、このダイヤル信号は専用線２９を経由し
て構内交換機２１側の専用線トランク回路９ａで受信さ
れ、さらに構内交換機２１側の共通制御装置３ａに送ら
れる。共通制御装置３ａはこのダイヤル信号を受信する
と、もし、構内交換機２１側の内線電話１！１３５が空
であれば、この電話機のベル鳴動を行なうわけであるが
、実際には、話中であるため、内線電話機２３に対し、
話中音を返すことになる。

この状態の時の構内交換機２１側の共通制御装置３ａ内
の記憶回路の話中情報記憶部の内容は第４図のように内
線番号３００と３Ｑ３の所だけが１１＃゛になっている
。

この状態の時に構内交換機１側の内線電話機２３から、
自動呼び返しサービス要求番号１５９をダイヤルしたと
しても、構内交換機２１側の共通制御装置３ａ内の自動
呼返先番号記憶部に交換ｉｉ側の内線電話Ｉ！１２３の
内線番号を登録することは原理的にできない。

なぜならば、構内交換機１側から専用線２９を経由して
構内交換機２１側に伝達される情報は、構内交換ｔａ２
ｉ側の内線電話機３５の内線番号だけであって発呼側で
ある構内交換機１側の内線電話機２３の電話番号は含ま
れていないからである。

以上説明したように従来の構内交換機においては、複数
の構内交換機間を専用線で接続した場合、異なる構内交
換機間では、自動呼び返しのサービスを受けることがで
きないという問題点があった。

［発明の目的］ そこでこの発明の目的は前記問題点を解決すべく、複数
の構内交換機間を専用線で接続した場合に異なる構内交
換機間でも自動呼び返しを行なえる専用線経由自動呼び
返し方式を提供することにある。

［発明の概要］ この発明は、複数の構内交換機間を接続している専用線
を通して、発信側の内線電話機の内線番号を伝達させる
ことにより上記目的を達成している。

し発明の実施例］ 以下図面に基づいてこの発明の１実施例を詳細に説明す
る。

本実施例に係る専用線経由自動呼び返し方式における各
交換機及び内線電話機はハード的には第２図に示す従来
のものと同様の構成を有する。

第２図において、構内交換機２１の内線番号３００の内
線電話Ｉ！１３１と内線番号３０３の内線電話機３５が
通話中に構内交換機１の内線番号２００の内線電話ｔ１
１２３が発呼し、専用線２９を捕捉して構内交換機２１
側の内線電話機３５を呼び出そうとしたとする。この状
態の時の構内交換機２１側の共通制御装置３ａ内の記憶
回路の話中情報記憶部の内容は第５図に示すように内線
番号３００と３０３の所だけが′″１＃になっているの
で内線電話機２３に話中信号が送られる。

この状態の時に構内交換ｍｉ側の内線電話機２３から自
動呼び返しサービス要求番号１５９をダイヤルすると、
構内交換機１の共通制御装置３がこのサービス要求番号
を受信し、この共通制御装置３は構内交換機１側の専用
線トランク回路９に対し、発呼した内線電話１ｆｉ２３
の内線番号２００を送出する。この情報は専用線２９を
経由して構内交換機２１側の専用線トランク回路９ａで
受信され、さらに構内交換機２１側゛の共通制御装置３
ａに送られる。この共通制御装置３ａは、内線番号２０
０を受信するとこの共通制御装置３ａ内の記憶回路の自
動呼び返し番号記憶部に対し、第５図に示すように内線
番号３０３に対応した位置に’７２００“と登録する。

なお′７２００′の最初の′７＃は構内交換機２１側の
専用線トランク回路捕捉番号であり、次の′″２００′
は構内交換機１の内線電話機２３の内線番号である。

登録後、構内交換機２１側の内線電話機３５が通話を終
了し、送話器をおくと、その終話信号は構内交換機２１
側の共通制御装置３ａに送られる。

共通制御装置３ａが、この終話信号を受けると第５図の
自動呼び返し番号記憶回路をチェックする。

すでに内線番号３０３に対応する自動呼び返し番号記憶
部には構内交換ｖｉ１２１側の専用線トランク回路捕捉
番号ゝ７＃と自動呼び返しのサービスを要求した構内交
換機１側の内線電話１１！ｆｆ２３の電話番号ゝ２００
＃が結合されて’７２００’という形で登録されている
ため、構内交換１２１側の共通制御装置３ａは、登録内
容に従って、まず１７＃で専用線トランク回路９ａを捕
捉し、さらに構内交換機１の専用線トランク回路９に対
して内ｉ電話機２３の内線番号′″２００＃を送出する
こととなる。この信号を受けて構内交換機１側の共通制
御回路３は内線電話機２３のベルを鳴動させる。これに
より内線電話機２３側は内線電話機３５が終話したこと
を知ることができる。

それと同時に構内交換１２１側の共通側＠装置３ａは内
線電話機３５のベルを鳴動させる。

内線電話１２３及び３５のこれらの呼び出しベルに応答
して送受器を上げることにより、両者は通話することが
できる。従って自動呼び返しのサービスが実現される。

尚、本実施例においては２つの構内交換ｉｉ。

２１との間の通信について説明をしたが、２以上の構内
交換機にもこの発明が応用できることは勿論のことであ
る。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明によれば専用線で接続され
た複数の構内交換機において、異なる構内交換機間であ
っても自動呼び返しを行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、一般的な蓄積プログラム制御方式の構内交換
機のブロック図、第２図は、専用線による構内交換機間
の接続を示す図である。第３図及び第４図は、従来の構
内交換機における共通制御装置内の記憶回路の記憶内容
を示す図、第５図は、本発明における共通制御装置内の
記憶回路の記憶内容を示す図である。 １．２１・・・構内交換機、３・・・共通制御装置、５
・・・スイッチネットワーク、７・・・局線トランク回
路、９・・・専用線トランク回路、 １１，１３．１５・・・ライン回路、 ２３．２５，２７，３１，３３．３５・・・内線電話園
。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の内線電話機が接続された異なる構内交換機を専用
   線で接続させ、１方の構内交換機の発信側の内線電話機
   から前記専用線を介して他方の構内交換機の着信側の内
   線電話機に通信を行なう場合、前記着信側の内線電話機
   が通話中であるときに、前記発信側の内線電話機から自
   動呼び返しを要求すると、前記専用線を介して前記発信
   側の内線電話機の内線番号を前記他方の構内交換機に伝
   送し、この他方の構内交換機において前記発信側の内線
   電話機の内線番号を前記専用線を捕捉する捕捉番号とと
   もに記憶し、前記着信側の内線電話機の通話が終了する
   と、記憶された前記捕捉番号および発信側の内線番号に
   基づいて前記発信側の内線電話機と、前記着信側の内線
   電話機とに呼び返し信号を送ることを特徴とする専用線
   経由自動呼び返し方式。