JPS61291244A

JPS61291244A - 車両用ドアミラ−

Info

Publication number: JPS61291244A
Application number: JP60132196A
Authority: JP
Inventors: Masashi Midorikawa; 緑川　雅志
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-06-18
Filing date: 1985-06-18
Publication date: 1986-12-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ａ０発明の目的（１）　　産業上の利用分野本発明は、ミラーを回動自在に支承するハウジングの基
端が、ドアに取付けられた基部に、鉛直軸線まわりに回
動自在に支承されて成る車両用ドアミラーに関する。

（２）従来の技術従来、車両用ドアミラーは、そのハウジングが正規位置
で車両側端よりも側方に突出しているので、車両後方側
に倒すことが可能であることは勿論のこと、外力が作用
したときにハウジングが車両前方側に倒れることも許容
し得るようにしたものが用いられている。

（３）発明が解決しようとする問題点ところで、ハウジングは前述のように車両側端よりも側
方颯に突出するものであるので、空気力学的にはその車
両前方側の形状が流線形に近い形であることが望ましい
のに対し、前述のようにハウジングは風雨の前後方向に
倒れることが許容されていなげればならないので、デザ
イン的に自由度が限定されてしまう。

本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車
両の前後方向に向けてのハウジングの可倒性を保持しつ
つデザイン上の自由度を増大させた車両用ドアミラーを
提供することを目的とする。

Ｂ０発明の構成（１）問題点を解決するための手段本発明によれば、ハウジングおよび基部は、硬質材から
取る芯部材の表面に、表面部材を設けてそれぞれ形成さ
れ、両表面部材は、・・ウジングの車両前方に向けての
回動を許容して撓むべく軟質材により形成される。

（２）作　用ハウジングおよび基部の表面部材が、軟質材により形成
されるので、ハウジングの形状如何に拘らず、ハウジン
グを車両前方に向けて回動可能とすることが比較的容易
となり、デザイン上の自由度を増大することができる。

（３）実施例以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第１図において、ドアミラー１は、ミラー２を回
動自在に支承するノ・ウジフグ３０基端４が、ドア５に
取付けられた基部６に、鉛直軸線まわりに回動自在に支
承されて成る。

第２図を併せて参照して、ハウジング３は芯部材γの表
面に表面部材８が設けられて成り、このハウジング３が
第１図示のように正規位置にあるときに、車両後方側に
臨む部分でハウジング３には、硬質材たとえば合成樹脂
やダイカストから成るバイザ９が取付げられる。このバ
イザ９には、開口部１０が形成されており、ミラー２は
該開口部１０に配置される。しかもミラー２は、球状ピ
ボット１１を介してハウジング３に支承されており、該
ピボット１１を支点としていずれの方向にも回動可能で
ある。

しかも、前記芯部材７は、硬質材たとえば合成樹脂やダ
イカスト等の金属により形成され、表面部材８は、軟質
材たとえば軟質ゴムあるいはウレタン等の合成樹脂によ
り形成される。

また、ハウジング３内には、図示しない作動機構が収納
されており、遠隔操作により該作動機構を作動せしめる
ことにより、ミラー２が所望の方向に回動する。

基部６は、芯部材１２０表面に表面部材１３が設けられ
て成る。この芯部材１２は、ハウジング３と同様に硬質
材たとえば合成樹脂やダイカスト等の金属から成るもの
であり、表面部材１３もハウジング３と同様に軟質材た
とえば軟質ゴムやウレタン等の合成樹脂から成るもので
ある。

ここで、前記表面部材８，１３を芯部材７，１２の表面
に設ける手法としては、表面部材８，１３をアンダーカ
ット成形して芯部材７，１２に係合するか、表面部材８
，１３と芯部材７，１２とを相互に接着するか、あるい
は、芯部材γ、１２の表面にアウトサート一体成形によ
り表面部材８゜１３を設ける等の各種の手法が考えられ
るが、いずれのものであってもよい。

基部６の先端には、鉛直軸線を有する支軸１４を介して
ハウジング３０基端４が回動自在に支承される。

しかも、ハウジング３の基端４は、その水平断面形状を
円弧状として形成されており、・基部６の先端には、該
基端４に対応して円弧状に形成されるとともに基端４に
摺接する摺接面１５が設けられる。

この摺接面１５は、第１図で示すようにハウジング３が
正規位置にあるときに、基端４との接触範囲を、矢符で
示す車両前方１６側°に向げては比較的太にし、車両後
方側に向けて比較的小さくするように形成される。すな
わち、基部６の先端の表面部材１３には、車両前方１６
側に回り込んで基端４に接触する回り込み部１Ｔが設げ
られる。

また、ハウジング３が車両前方１６側に回動したときに
、ハウジング３が当接する部分、すなわち回り込み部Ｉ
Ｔにおいて、表面部材１３の内方側には、芯部材１２と
の間に逃げ空間１８が設けられる。

さらに、七〇車両前方１６側に向けての回動時に、前記
回り込み部１７に当接する部分で、ハウジング３の芯部
材γには、表面部材８の内方側に逃げ空間１９を形成す
るための透孔２０が設げられる。

次にこの実施例の作用について説明すると、第１図示の
ように正規位置にある状態で、ハウジング３は車両側端
２１よりも側方に突出しており、狭いスペースへの駐車
などのときにハウジング３を車両後方側に回動すると、
ノ１ウジング３は、その基端４が摺接面１５に摺動しな
がら支軸１４．のまわりに回動して車両後方側に倒れる
。

また、正規位置にあるハウジング３に車両後方側から外
力が作用すると、ハウジング３の表面部材８と、基部６
０表面部材１３とは、軟質材から成るので相互に当接し
て撓み、ハウジング３が車両前方１６に向けても倒れる
ことができる。しかも、相互に当接部分で両表面部材８
，１３の内方側に逃げ空間１８．１９があるので、表面
部材８゜１３は容易に撓み、ハウジング３が車両前方１
６に向けて倒れることが容易となる。

このように、ハウジング３が車両前方１６に倒れること
を、表面部材８，１３を軟質材で形成したことによシ許
容する構造とすると、ノ１ウジング３の形状、特に車両
前方側の形状を種々変化させても可倒性は依然として保
持されることになり、デザイン上の自由度が増す。

Ｃ０発明の効果てそれぞれ形成され、両表面部材は、ハウジングの車両
前号に向けての回動を許容して撓むべく軟質材によシ形
成されるので、ハウジングの形状如何に拘らず、ハウジ
ングを車両前方側に向けて回動可能とすることが容易で
あシ、ノ・ウジ／グのデザイン上の自由度を増大するこ
とができる。しかもドアミラーを後方に倒したときに車
両側端からはみ出る部分の表面が軟質材によシ形成され
ているので、外力が作用したときに、軟質材で外力を吸
収することによシ耐久性がありしかも安全面で優れたド
アミラーを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであシ、第１図は簡
略化した横断面図、第２図は第１図の■−■線断面図で
ある。１・・・ドアミラー、２・・・ミラー、３・・・ハウジ
ング、４・・・基端、５・・・ドア、６・・・基部、７
，１２・・・芯部材、８，１３・・・表面部材、１６・
・・車両前方、１８゜１９・・・逃げ空間

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ミラーを回動自在に支承するハウジングの基端が
、ドアに取付けられた基部に、鉛直軸線まわりに回動自
在支承されて成る車両用ドアミラーにおいて、前記ハウ
ジングおよび基部は、硬質材から成る芯部材の表面に、
表面部材を設けてそれぞれ形成され、両表面部材は、ハ
ウジングの車両前方に向けての回動を許容して撓むべく
軟質材により形成されることを特徴とする車両用ドアミ
ラー。
（２）前記ハウジングおよび基部には、ハウジングの前
記車両前方に向けての回動時に相互に当接する部分で、
各表面部材の内方側に逃げ空間が設けられることを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の車両用ドアミラ
ー。