JPS61289568A - 磁気テ−プ走行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、磁気記録再生装置における磁気テープ走行
装置に関し、詳しくは、磁気記録再生ヘッドの位置付近
を通過する磁気テープが、その幅方向の変位（以下、ウ
ェイヴィングと称す）の無い状態で走行するように、磁
気ヘッドが配置されている一定の区間においてウェイヴ
ィング規制用のテープガイドを設け、該テープガイドを
磁気ヘッドと固定して一体化したものである。

一般に、テープレコーダ等の磁気記録再生装置において
は、磁気記録再生ヘッドを通過する磁気テープが、ウェ
イヴイングの無い状態で走行することが良好な記録再生
を実現するための必須条件である。このため、一般に、
磁気ヘッドを配置した一定の区間においては、ウェイヴ
イング規制用のテープガイドを設けている。

ところで、磁気テープはその幅が規格により定められて
いるため、デジタル記録再生等により記録再生トラック
数が増加すれば、記録再生トラック幅は狭くなる。従っ
て、出力変動やクロストークを生じさせないようにする
には、記録再生トラック数の増加に従って、より厳しく
ウェイヴイングを抑制する必要があり、磁気テープの所
定記録再生トラック位置と磁気記録再生ヘッドのトラッ
ク方向の位置精度が非常に重要となってくる。言い替え
ると、磁気テープのウェイヴイングを規制するテープガ
イドのテープガイド面と磁気ヘッドギャップ部のトラッ
ク方向の位置精度が非常に重要である。かつ、磁気テー
プ走行方向に対して、記録再生ヘッドのギャップの傾き
に関しても、精度管理が重要であり、充分に管理されて
いないと、再生ヘッドの傾き損失（アノマス損失）によ
り出力低下を招く恐れがある。このように、テープガイ
ドと磁気ヘッドとの位置調整に高精度化が要求されてい
る。

藍泉Δ反板 従来、この種のテープガイドとして、第１図に示す如き
、磁気記録再生ヘッドｌの側方に板金テープガイド２を
設置したらのかあり、該板金テープガイド２の上方に突
出した案内部２３％２ａの間に磁気テープを走行させて
いるが、該板金テープガイド２では下記の問題点があり
、トラック密度の高いデジタル記録等には採用困難であ
る。

■板金テープガイド２は、その板厚が薄く、磁気テープ
の接触部２ｂは更に薄く点接触に近い状態であり、また
、同時に磁気テープ幅に対してガイド幅Ｗ１のクリアラ
ンスを小さくすれば、磁気テープがテープガイド２の案
内部を通過する際に、磁気テープのウェイヴイングによ
り、磁気テープの縁部を損傷することがある。

■磁気テープの接触面積が小さいため、磁気テープが記
録再生ヘッドｌのギャップ部を通過する際に、ウェイヴ
ィングを規定値まで規制出来ない。

■板金テープガイド２を加工する場合、ガイド幅Ｗ、を
高精度に管理することが困難である。

上記した問題に対応すべく、高トラツク密度のデジタル
記録テープに採用可能なものとして、第２図に示す如き
ガイド装置が提供されている。即ち、テープガイド幅の
精度管理を容易にするため、テープ走行方向に一対のス
ペーサ３．３を設け、該スペーサ３．３を挟むように前
後両側にガイドプレート４．５を固定し、各ガイドプレ
ート４．５の左右両側に突出した案内部の上端にテープ
ガイドポール６．６を軸架している。上記スペーサ３．
３、ガイドプレート４．５によって口字枠状に形成され
るテープガイドの中央の空間部に、ケース７に覆われた
磁気記録再生ヘッド１を位置調整用の間隙Ｇをあけて配
置する。該磁気記録再生ヘッド１のへラドギャップ部と
テープガイドとのトラック方向の位置合わせ及び傾き補
正を、外部に設けた調整装置等により、テープガイドと
ヘッド１を相対的に移動させて調整した後、ヘッドケー
ス７とテープガイドの間隙Ｇに接着剤をモールドして一
体に固着している。

上記装置においては、磁気テープ１６を、テープガイド
ポール６に下面を接触させながらガイドプレート４．５
の対向する内面で幅方向の規制して案内しており、この
ガイドプレート４．５の内面（ガイド面）と接するスペ
ーｔ３．３の前後両面を研削またはラッピング等により
同時加工するため、加工時における精度管理は容易とな
る。しかしながら、テープガイドとヘッドケース７の間
隙Ｇに充填する接着剤として、生産性の点より短時間で
硬化するものを用いると、硬化時に少ながらず体積収縮
を起こし、その際の応力により、調整した位置精度が狂
うことになる。この問題を解消するには、ガイドプレー
ト４．５、スペーサ３．３とヘッドケース７とを位置調
整後に仮固定し、接着剤硬化まで固定を保持する方法が
あるが、冶具等が複雑となり、また、接着剤ら硬化時間
の遅い収縮率の低いものが要求されることとなり、その
場合には、生産能率が低下して、コスト高になる欠点が
ある。

ｌ吸Δ■蝮 この発明は、上記した従来の問題に鑑みてなされたもの
で、走行装置のテープガイド幅を精度良く管理すること
で磁気テープのウェイヴイングを規定値以下に押さえ、
記録再生トラック数の多いデジタル記録を再生する場合
にも採用可能とし、かつ、走行装置自体に磁気記録再生
ヘッドと磁気テープガイドの位置調整機能を付加するこ
とによって、磁気記録再生ヘッドと磁気テープガイドと
の精密な位置合わせを容易とし、高精度で、しかも安価
なテープ走行装置を提供せんとするものである。

発明の構成及び作用 この発明は上記した目的を達成するためになされたもの
で、磁気テープ走行の際のウェイヴイングを規制するた
めのテープガイドと、磁気記録再生ヘッドを一体化して
なる磁気テープ走行装置において、磁気テープより僅か
に幅の広い左右一対のスペーサの前後両面に、磁気テー
プのウヱイヴイングを規制するための向後一対のガイド
ブレートを固定して大略口字枠状に一体化し、これらス
ペーサとガイドプレートによって形成される中央部の空
間に磁気記録再生ヘッドを配置すると共に、該磁気記録
再生ヘッドの左右両側位置するように、上記前後のガイ
ドブレート上端部の間にテープガイドポールを軸架した
構造のテープガイドを設け、上記スペーサの幅を高精度
に管理すること？こよりウェイヴイングを規制する一方
、 上記テープガイドと磁気記録再生ヘッドとの位置調整の
ために、スペーサのガイドブレートとの固定面（テープ
ガイド面）と直角をなす面を摺動画としてスペーサに回
転可能に保持される調整部材を設け、該調整部材に上記
磁気記録再生ヘッドを板バネを介して固定すると共に、
上記ガイドプレートまたはスペーサの一部に上記調整部
材を押圧して移動させる押しネジを設け、該押しネジに
より調整部材を任意の方向に押圧することにより、磁気
記録再生ヘッドを固定した調整部材をＸ方向、Ｙ方向、
傾き角θの各方向に移動して位置調整するようにし、か
つ、上記スペーサの一部を外に張り出させて、該スペー
サの張出部の一方の側面を磁気記録再生ヘッドとのトラ
ック方向の位置調整時の基準面とすることを特徴とする
ものである。

このように磁気記録再生ヘッドとテープガイドのテープ
接触面との精密な位置決めを行うことにより、磁気テー
プの記録再生トラックと磁気記録再生へラドギャップの
トラック方向の精密位置合わせ、および磁気記録再生ヘ
ッドの磁気テープに対する傾きｌ’ｌｌ（アジマス角）
を正確に合わせることができ、再生時の出力変動やピー
クシフトおよび再生時のアジマス損失を一定値以下に押
されることができる。かつ、該位置合わせを調整部材等
により行い、走行装置自体に調整機能を付加して設けて
いるため、他の調整治具等が簡略化でき、コスト低下が
計れる。さらに、スペーサの一部を外部に張り出し、ガ
イドブレートと接する面を実際に磁気記録再生装置への
装着基準面とすることにより、該取付基準面とテープガ
イド面が一致することになり、調整の際の作業が簡略化
できるものである。

及嵐鯉 以下、この発明を第３図から第７図に示す実施例により
詳細に説明する。

ｔｏ、１１は左右一対のスペーサ、１２．１３は上記ス
ペーサ１０．１１の前後両面に固定するガイドプレート
、１４．１５は前後ガイドプレート１１と１２に軸架す
るテープガイドポール、２０は調整部材で、上記スペー
サ１０．ＩＩガイドプレート１２．１３、テープガイド
ポール１４．１５よりなるテープガイドと磁気ヘッドＩ
との位置調整を行うものである。

上記スペーサｌ０１ＩＩは、その幅Ｗ、が磁気テープ１
６の幅Ｗ、よりも僅かに広くなるように前後両面を精密
に加工しており、スペーサ１Ｏ１ＩＩを同時加工するこ
とにより、幅寸法を精度良く一致させている。かつ、ス
ペーサｌ０１１１の厚さく高さ）も同一となるように精
度良く管理している。該スペーサ＋０１　ＩＩは、図示
の如く、対向する内部側を段状に高くして内側高段部１
０ｄ、ｌｉｄと外側低段部１０ｅ、ｌｌｅを設けた２段
状とし、外側低段部１０ｅＸ　ＩＩｅに取付穴１０ａ１
１１ａを前後に貫通して形成している。

ガイドプレート１２、＋３は、図示の如く、厚さく高さ
）はスペーサ１０，１１の低段部１０ｅ。

ｌｉｅと同一としており、それぞれの左右両側の対向部
側に、上方に突出した案内部１２ａ、１２ａ、１３ａ、
１３ａを設け、これら案内部１２ａ、１３ａの上端部の
コーナーを面取りすると共に、上端にボール取付穴１２
ｂＳ１３ｂを穿設している。また、一方のガイドプレー
ト１２には、右側外面に下方に突出した調整部１２ｃを
設け、該調整部＋２ｃに調整ネジ取付穴＋２ｄを穿設し
ている。

上記ガイドプレート＋２．１３を、その対向する面（テ
ープガイド面）１２ｅＳ　１３ｅを、スペーサ１０．１
１の内側高段部１０ｄ、ｌｉｄの前後両面に固定し、該
高段部１０ｄ、ｌｌｄの上端より突出する案内部上端の
前後に対向する取付穴１２ｂ。

＋３ｂにそれぞれテープガイドポール１４．１５の両端
を挿入し、ガイドプレート１２．１３の間に軸架してい
る。

このように、左右一対のスペーサ１Ｏ１１１の前後両側
にガイドプレート１２．１３を固定することにより、中
央部に空間を有する大略口字状枠の磁気テープガイドを
形成し、上記中央の空間に間隙Ｇをあけて、ケース７で
囲繞した磁気記録再生ヘッドｌ　（以下、磁気ヘッドと
略す。）を配置している。その際、ケース７の上端より
突出した磁気ヘッド１の左右対称な位置に、上記テープ
ガイドポール１４．１５が位置するようにしている。

該テープガイドポール１４．１５は、磁気ヘッドｌと磁
気記録再生装置（カセットハーフ）内に設けたテープガ
イド（図示せず）により、図中一点鎖線により示す磁気
テープ１６の経路を構成する位置に設けられ、所定のテ
ープ巻き付は角で磁気テープ１６をガイドするしのであ
る。

上記のようにガイドプレートＩ２、＋３とスペーサ１０
．１１を一体に固定して組み付けてなる磁気テープガイ
ドと磁気ヘッドｌを、それらを相互に位置調整するため
に、調整部材２０、押さえ板２１、板バネ２２、ネジ２
３．２４．２６．２８Ａ、２８Ｂ等を本走行装置に付加
して設けている。

即ち、テープガイド面と直角をなすスペーサ１０．１１
の底面〔１〕に、押さえ板２１の上面に仮バネ２２を介
して配置した調整部材２０をネジ２３．２４を介して摺
動自在に保持すると共に、ガイドプレート１２の調整部
１２ｃを調整部材２０の切欠部２０ｂに嵌合している。

上記した一方のネジ２３は押さえ仮２１より調整部材２
０の左側に穿設した穴を通してスペーサ１０のネジ穴（
図示せず）にネジ込み、調整部材２０をネジ２３を支点
として回転可能とする一方、ネジ２４を押さえ仮２１よ
り調整部材２０の右側に穿設した長溝２０ｅを通してス
ペーサ１１のネジ穴（図示せず）にネジ込み、該ネジ２
４に沿って調整部材２０を摺動可能としている。調整部
材２０の長溝２０ｅの前側位置には、上記ガイドプレー
ト１２の調整部１２ｃが位置するようにし、該調整部１
２ｃに穿設したネジ穴＋２ｄより押しネジ２６をネジ込
み、押しネジ２６の先端面で調整部材２０を押すことに
より、調整部材２０をネジ２３を支点（０）として図中
時計方向に回転させるようにしている。

かっ、該調整部材２０とガイドプレート１２．１３の間
に板バネ２７．２７を取り付けて、調整部材２０を該板
バネ２７により反時計方向に付勢し、上記押しネジ２６
に調整部材２０が常時当接するようにしている。

上記調整部材２０、押え板２１の中央部には磁気ヘット
挿入用の矩形状の孔２０ｃ、２１ａを穿設しており（穴
２０ｃの左右両側に上記ネジ２３．２４の穴がある）、
核化２０ｃ、２１ａを通して、スペーサ１０．１１とガ
イドプレート１２．１３の中央部に配置する磁気ヘッド
ｌをセットする。上記調整部材２０の孔２０ｃの右側部
には、バネ取付用凹部２０ｄを連続して形成し、該凹部
２０ｄに円弧状板バネ２５を挿入している。該板バネ２
５の中央突出面を磁気ヘッド１のケース７に圧接し、ケ
ース７を孔２０ｃの他側の左側面に押し当てて、磁気ヘ
ッドｌ及びケース７を調整部材２０と連動するように固
定している。

さらに、調整部材２０には、前後両面より孔２０Ｃの前
後面中央にかけて穿設したネジ穴２０ｅ１２０ｆを設け
、ネジ穴２０ｅ、２０ｆに螺着した押しネジ２８Ａ、２
８Ｂを調整することにより、その先端面で孔２Ｏｃ内の
磁気ヘッドケース７を押圧し、磁気ヘッドｌおよびケー
ス７を孔２０ｃ内でＹ−Ｙ’　方向（前後方向）に移動
するようにしている。

上記構造よりなる本磁気テープ走行装置において、スペ
ーサ１０、ＩＩ、ガイドブレート１２．１３よりなる磁
気テープガイドと磁気ヘッドｌとの位置調整を行う時、
ガイドブレート１３のガイド面（Ｉｔ）を基準面とし、
磁気ヘッドｌのギャップ部を光学的に拡大し、観察しな
がら調整する。

まず、押しネジ２６をネジ込んで、調整部材２０をネジ
２３を支点として図中θ方向に回転し、孔２Ｏｃ内のケ
ース７および磁気ヘッド１を共回転して磁気ヘッドｌの
ギャップ部の傾き角θ（アノマス角）の調整を行う。該
調整が完了すると、次に、押しネジ２８Ａ、２８Ｂのい
ずれか一方をネジ込んで調整ヘッドｌおよびケース７を
Ｙ−Ｙ’力方向平行移動させて、ガイドブレート１３の
テープ走行基準面（ＩＩ）と磁気ヘッド１の所定ギャッ
プ部のトラック方向゛の位置合わせを行う。

上記位置合わせ時、上記基準面（ｎ）のテープガイドポ
ール１４．１５の付近のコーナ一部は、磁気テープ１６
をテープガイドに円滑に案内するようにＲ状に面取りを
しているため、光学的に観察する場合、基準面〔口〕が
明確に観察出来ない。

しかしながら、本装置では、スペーサ１０、ＩＩを段状
として、外側低段部ｆｏｅ、ｌｉｅを外側に張り出して
いるため、この張り出したスペーサの側面（１）を基準
面とすると明確に観察できる。

スペーサ１０，１１はその前後両面を同時に研削または
ボリシングしているため、ガイドブレート１３の基準面
〔■〕とスペーサ１１の基準面（ｉｌｌ）は同一平面と
みなすことが出来る。従って、光学的な位置調整装置（
図示せず）に本テープ走行装置を取り付けて位置調整す
る場合、基準面（Ｉ［ｌ）を調整装置の基準面に押し当
てて取り付けることにより、再現性よりテープガイドの
取り付けが行え、能率良く、磁気ヘッドとの位置調整が
精密に行なえる。

上記のように、スペーサｌＯ１＋１およびガイドブレー
ト１２．１３からなる磁気テープガイドと磁気ヘッド１
との位置合わせが完了すれば、上記光学的調整装置（図
示せず）より取り外したのち、磁気ヘッドのケース７と
スペーサ１０．１１．ガイドブレート１２．１３の間の
間隙Ｇに接着剤をモールドする等の方法で固定する。

このように組み立てることにより、磁気ヘッド１と精度
良く位置調整して一体に固着した磁気テープ走行装置が
完成する。

■ 以上の説明より明らかなように、この発明に係る磁気テ
ープ走行装置によれば、磁気テープガイドの精度向上に
よりウェイヴィングを小さくでき、極めて安定なテープ
走行が得られ、デジタル記録再生の如きトラック密度の
高い磁気ヘッドに対応することが出来る。また、ウェイ
ヴイングを小さく出来るため、出力変動やクロストーク
等を小さくすることもできる。さらに、テープガイド部
において、磁気テープはテープガイドポールおよびガイ
ドブレートのガイド面と接触し、接触面が大きいため、
テープ縁部の損傷を少なく出来る。さらにまた、テープ
走行装置自体に位置調整機能付きとし、その調整機構を
極めて簡単な構造としていると共に、調整容易としてい
るため、生産性が向上し、コストを低下させることが出
来る等の種々の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示しくＡ）は正面図（Ｂ）は側面図、
第２図も従来例を示しくＡ）は正面図（Ｂ）は側面図、
第３図から第７図は本発明の実施例を示し、第３図は正
面図、第４図は上面図、第５図は下面図、第６図は第３
図のＶｌ−Ｖｌ線断面図、第７図は斜視図である。 １　　磁気記録再生ヘッド　７　　ケース１０．Ｉｌ、
　　スペーサ １２．１３　、ガイドプレート １４．１５６．テープガイドポール １６　　磁気テープ　　２０．、！１１１部材２１１．
押さえ板　　　２２１．板バネ２３．２４．２６．２８
Ａ、２８Ｂ、　　ネジ２５　　板バネ 特許出願人　　シャープ株式会社 代理人　弁理士　　青白　葆　ほか２名高１図 （Ａ）　　　　　　　　　　（Ｂ） 第２図 情）（Ｂ） 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気テープ走行の際のウェイヴィングを規制する
   ためのテープガイドと、磁気記録再生ヘッドを一体化し
   てなる磁気テープ走行装置において、磁気テープより僅
   かに幅の広い左右一対のスペーサの前後両面に、前後一
   対のガイドプレートを固定して大略ロ字枠状に一体化し
   、これらスペーサとガイドプレートによって形成される
   中央部の空間に磁気記録再生ヘッドを配置すると共に、
   該磁気記録再生ヘッドの左右両側にテープガイドポール
   を上記前後のガイドプレート間に軸架して設ける一方、 上記磁気記録再生ヘッドを板バネを介して固定すると共
   に、上記スペーサのガイドプレート固定面と直角方向の
   底面上に回転可能に保持され、固定した磁気記録再生ヘ
   ッドをスペーサに対して一平面内において回転可能とす
   る調整部材と、上記ガイドプレートまたはスペーサの一
   部に、上記調整部材を押圧して移動させ、スペーサ及び
   ガイドプレートからなるテープガイドと磁気記録再生ヘ
   ッドとの位置調整を行う押しネジとを設け、かつ、上記
   スペーサの一部を外に張り出させて、該スペーサの張出
   部の一方の側面を磁気記録再生ヘッドとのトラック方向
   の位置調整時および磁気記録再生装置への取付準面とす
   ることを特徴とする磁気テープ走行装置。