JPS61287963A - 射出成形用配合物 - Google Patents

射出成形用配合物

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JPS61287963A
JPS61287963A JP61135092A JP13509286A JPS61287963A JP S61287963 A JPS61287963 A JP S61287963A JP 61135092 A JP61135092 A JP 61135092A JP 13509286 A JP13509286 A JP 13509286A JP S61287963 A JPS61287963 A JP S61287963A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は細長い細粒の形の強化フィラメントの束と射出
成形法の間に熱可塑性樹脂中にIINを分散させるさい
のそれらの利用に関する。
射出成形に適する繊維を充てんしたプラスチック配合物
は広く用いられるようになってきた。繊維は射出成形品
に多くの価値ある特性を与え、それらの主要なものは高
い寸法安定性、高い弾性率、高い熱ひずみへの抵抗性、
高い引張強さ、並はずれて高い曲げ弾性率および硬化の
間の低(1)収縮である。ガラス強化熱可塑性射出成形
用配合物およびそれらを用いる射出成形法はブラット(
Bra−dt) 、米国特許第2.877.501号に
記載されている。ブラットの特許の技術は続し)で拡張
されている。そこに記載されているスチレン樹脂、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体樹1脂およびスチレン
−ブタジェン共重合体樹脂に加えて、ポリカーボナート
樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレンターポ
リマー樹脂、ポリ(エチレンテレフタラート)樹脂、ポ
リスルホン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ナイロ
ン樹脂などのような多くのほかの射出成形可能な熱可塑
性樹脂がガラス繊維によって有効に強イヒされる。さら
に、ガラスm維のかわりに、続いて開発された市販の製
品は炭素繊維、グラファイト繊維、アラミド繊維のフィ
ラメント、ステンレススチールフィラメントなど、なら
びに上記のいずれ力翫の混合物によって強化され、多く
のそのような製品は上記の米国特許第2.877.50
1号で明らかにされた技術から直接発生している。その
ような技術【ま細長い細粒を与えることを含み、細粒の
各々は一般に互いに平行に細粒の縦方向に伸びている細
長い強化フィラメントの束と束を取り巻き、侵入してい
る熱可塑性成形用組成物を含んでいる。射出成形のプロ
セスにおいて、そのような細粒はモールドに入れられ、
そこでフィラメントは分散され、成形された熱可塑性プ
ラスチック単独と比べて性質が向上し成形品を生ずるで
あろう。
上記の米国特許第2.877.501号は熱可塑性樹脂
、たとえばポリスチレン中にガラス15〜60重量%か
らなるペレットを明らかにしている。これはフィラメン
ト8.1〜42.9体積%と対応する樹脂91.9〜5
7.1体積%に対応する。そのような従来の技術のフィ
ラメント充てん細粒を作るための現在の方法は配合/造
粒工程を必要とし、そこで熱可塑性原料はフィラメント
、通常細断したフィラメントの束と通常押出機で混合し
、次に押出物は成形細粒に細断する。そのような装置は
成形業者に容易に入手できず、多くの専門の配合業者が
、ある源からのmeiと別の源からの熱可塑性プラスチ
ックをドラムまたはトラックロードで細粒に処方して成
形業者に売る仕事を確立している。そのような配合業者
を省略して、熱可塑性プラスチックと繊維の混合物を、
射出成形機のスクリュー、ノズル、チェックパルプ、ラ
ンナー、ゲートなどにおいてずり力によりRIMの分散
を達成する成形プレスホッパーに直接供給することを成
形業者に可能とさせることが望ましいであろう。従来の
技術に比べてベレット中にはるかに少ない樹脂、たとえ
ば2.5〜32.5体積%(57,1〜91.9%のか
わり)およびはるかに高いフィラメント充てん量、たと
えば67゜5〜97.5体積%(8,1〜42.9体積
%のかわり)を用いることもまた望ましいであろう。
しかしながら、本発明まで、繊維またはフィラメント束
が細断とタンプリングの間に樹脂の体積分率の減少によ
って分離するので、これは可能ではなかった。もしも温
度が高められ、粘度を低下させ、分散を向上させるなら
ば、樹脂は分解する傾向もある。さらに、個々の1iA
Nは空気によって運ばれるようになり、取り扱いに問題
を引き起こすこともある。
本発明の改良された細長い細粒は従来の技術における繊
維束を分離し被覆する熱可塑性プラスチックマトリック
スを、バインダーとして働く、有効な熱可塑性接着剤の
はるかに薄い層で置きかえることによってそのような問
題を解決する。見られるように、そのように賢明に選ば
れたバインダーは細長いペレットへの細断および強化す
べき樹脂とのタンプリングの間束の破°壊を避けるに充
分なほど繊維の束を結合し、その時接着剤バインダーは
溶融した樹脂の存在で容易にこわれ、その模繊維分散系
を妨害せず、樹脂の性質を低下させず、環境障害を構成
しないであろう。
見られるように、成形過程それ自体が繊維を成形した部
分全体にわたって均一に分散させ、配合/造粒化工程を
避けるために用いることができる。
決定的に予想されなかった利点として、そしてさらに本
発明の重要性を示すために、繊維のより大きく、より均
一な分散が達成される。ニッケル被覆グラファイト繊維
のような電導性繊維を用いのコストでよりよいしヤへい
を与え、そしてたとえば銀のような電導性ペイントの使
用に比べて、すぐれた物理的性質およびすぐれた長期間
信頼性に対してはるかに少ないか、まったく2次仕上げ
なしで同等のたはよりよいじゃへいを有する。
図面において、第1図は従来の技術の成形用細粒の拡大
した、いくらか理想化した等角投影図である。
第2図はざらに拡大した従来の技術の成形用細粒のいく
らか理想化した断片的な断面である。
第3図は本発明による成形用細粒の拡大した、いくらか
理想化した等角投影図であり、より密な充てんと外側が
被覆(overcoat )されていないことを示す。
第4図はさらに拡大した本発明の成形用細粒のいくから
理想化した断片的な断面でおる。
第5a図は本発明の細長い成形用ペレットを作る好まし
い方法を示す半模式図である。
第5b図は本発明のベレットを混合し、賦形品に成形す
る方法を説明する半模式図である。
本発明によって、細長い細粒からなる射出成形用配合物
が与えられ、細粒はそれぞれ一般に互いに平行に細粒の
縦方向に伸びており、実質的に各フィラントを取り巻く
熱安定性で、フィルム形成能のある熱可塑性接着剤中に
細粒全体にわたって実質的に均一に分散した細長い強化
フィラメントの束を含んでいる。
また本発、明によって期待されるのは (i)熱可塑性樹脂成形用細粒 (Ii)一般に互いに平行に細粒の縦方向に伸びており
、実質的に各フィラメントを取り巻く熱安定性で、フィ
ルム形成能のある熱可塑性接着剤2゜5〜32.5体積
%中に細粒全体にわたって実質的に均一に分散した強化
フィラメント67.5〜97.5体積%からなる細長い
細粒 からなる混合した射出成形用組成物であり、組成物中の
成分(ii)の量は(i ) + (li)の100重
量%あたりフィラメント5〜60重量%を与えるに充分
である。
溶媒、たとえば水中に熱安定性で、フィルム形成能のあ
る熱可塑性接着剤の1つもしくはそれ以上の浴に強化フ
ィラメントを連続的に通してフィラメントを含浸し、含
浸したフィラメントを太きさの決った開口に通して過剰
の接着剤を除き、含浸したフィラメントを加熱ゾーンに
通して最初に溶媒を蒸発させ、次に熱可塑性接着剤を溶
かし、そして処理したフィラメントを加熱ゾーンX%か
ら取り出し、その後それらを細長い細粒に細断する工程
からなり、それによって一般に互いに平行に細粒の縦方
向に伸びており、実質的に各上記フィラメントを取り巻
いている熱安定性の、フィルム形成能のある熱可塑性接
着剤的2.5〜32゜5体積%中に上記細粒全体にわた
って実質的に均一に分散した強化フィラメント約67、
=5〜975体積%からなる細粒を製造する、射出成形
用配合物を製造する方法を与えることがさらに本発明の
特徴である。
さらに別の観点において、本発明は射出成形法における
改良として、 (i )熱可塑性成形用細粒 (ii)細長い細粒の強化するに有効な量のブレンドか
らなり、細粒がそれぞれ一般に互いに平行に細粒の縦方
向に伸びており、実質的に各フィラメントを取り巻いて
いる熱安定性の、フィルム形成のある熱可塑性接着剤中
に実質的に均一に分散した強化フィラメントの束を含ん
でいる射出成形用組成物をモールドの中に入れる工程を
考える。
図面、第3図および第4図を参照して、射出成形用組粒
中に含まれる各フィラメントは熱安定性の、フィルム形
成能のある熱可塑接着剤によって取り巻かれ、束は含浸
される。ベレット自体は円筒形であっても長方形であっ
てもほかのどのような断面の形態であってもよいが、好
ましいのは円筒形である。細粒の長さは変わってよいが
、大部分の用途に対して1/8〜3/4インチ(0,3
2〜1.92cm>が許容しうるが、1/8〜1/4イ
ンチ(0,32〜0.64clが好ましいであろう。本
発明のベレットと従来の技術のそれとの差は第1図と第
3図、第2図と第4図の比較によってそれぞ1れみるこ
とがきる。従来の技術(第1図および第2図)と異なっ
て、本発明のベレットは密に充てんしたフィラメントを
有し、熱可塑性接着剤のジャケットは本質的に本発表に
おける加熱溶融した熱可塑性プラスチックと接触して分
散している。他方、従来の技術のベレットは、熱可塑性
樹脂の比較的厚いジャケットによる妨害のため強化フィ
ラメントに容易には分離しないであろう。
従来の技術においてなされているように、Il維束を含
浸し、それを取り巻くために、たくさんの−樹脂を用い
るかわりに、本発明の目的に対して有効な接着剤を用い
ること、そしてフィラメントの大部分を各々の細長い細
粒に結合し、細断プロセスの間ずっとそれらを維持する
ことが重要である。
接着剤は好ましくは、細断の間繊維束の完全さを維持す
る量よりもそれほど過剰ではない量を用いるであろう。
この量はJl維の性質、束の中の繊維の数、繊維表面積
および接着剤の有効性に依存して変わるであろう。しか
し一般に細粒の2.5〜32.5%、好ましくは5〜1
5体積%で変わるであろう。
束の中の繊維上に均一に接着剤を付着させるため、少量
の、しかし有効量の通常のカップリング剤を用いるのが
好ましく、それはまた多くの異なったサブストレートへ
の結合を高める。アミノシランがこの目的に対して好ま
しく、唯一の条件はそれらが含浸に対して用いられるど
のような溶媒系とも混合し、熱可塑性のフィルム形成能
のある接着剤と相溶性があることである。好ましいアミ
ノシランはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン(ダウ−コーニング社(Dow
−Cornina  Corp )から76020の商
標のもとて入手できる)である。γ−メタクリルオキシ
プロピルトリメトキシシランおよびγ−クロロプロピル
トリメトキシシランである。
接着剤中に少量の、しかし有効量の可塑剤を含むことも
また本発明の好ましい特徴である。軟化させ、接着剤の
融点(ガラス転移温度、’l )を下げること、そして
熱可塑性樹脂、たとえばアクリロニトリル−ブタジェン
−スチレン(ABS)ターポリマー樹脂とのブレンドと
成形を可能にするのに役に立つ。カップリング剤として
、唯一の決定的な条件は可塑剤が含浸に対して用いられ
るいかなる溶媒系とも混合し、フィルム形成能のある接
着剤と相溶性があることである。
上記のパラメーターを仮定して、フィルム形成能のある
熱可塑性接着剤の選択に注意深い考慮がはられれねばな
らない。いくつかの接着剤は他のものよりも有効であり
、従来の技術において繊維のサイズとしての使用が提案
されているいくつかのものは役に立たない。たとえばポ
リ酢酸ビニルとポリビニルアルコールは、前者はブラッ
トの米国特許第2,877.501号にサイズとして提
案されているが、ここでは役にたたない。なぜなら熱硬
化または端かけが起こると信じられており、これは射出
成形機中での急速な溶解と完全な分散を妨げるように働
く。そのような物質はフラットの特許において用いられ
る樹脂に富んだ配合した細粒に適するが、それらはここ
で不適当である。
ポリ(Cs〜C6アルキルオキサゾリン)からなる樹脂
の種。類がはるかに好ましい。これらはいくらか構造的
にはN、N−ジメチルホルムアミド(DMF)に関係し
ており、その混合性の多くを有する。容易に入手できる
そのようなポリマーはポリ(2−エチルオキサゾリン)
、ダウケミカル社(Dow  Chemical Co
、) PE0Xである。これはまた当業者に公知の技術
によって作ることができる。ポリ(2−エチルオキサゾ
リン)は熱可塑性の、低粘性の水溶性接着剤である。そ
れはコハク色の透明なペレット、長さ3/16″(0,
48CI11)、直径178 ”  (0,320濡)
、の形で用いることができる。典型的な分子量は50,
000(低) 、200.000 (中)および500
゜000 (高)である。水溶性なので、それは水媒体
からの析出に対して環境的に受は入れられる。
それはまた低粘性のため繊維をよく湿らせる。それは分
子量500.000において空気中で380’C(68
0″F)まで熱的に安定である。繊維束に対する接着剤
として用いるとき、それは細断の間それはと破壊せず、
安全障害となりうる、浮遊から遊離の繊維を最小限にす
る。熱可塑性樹脂系のペレットとブレンドしたとき、こ
の物質は容易に溶融し、成形機中にある間樹脂メルト全
体にわたって繊維の完全な分散を可能にするであろう。
しかしながら、この熱可塑性接着剤で結合したペレット
はブレンドの間樹脂ペレットとともに無限にt定であり
、早い時期にこわれてばらばらになることはない。
多くの試みの結果として、現在実施される本発明は次の
指針にしたがうとき、最適の結果を与える。
繊維の種類は変えることができ、樹脂系において充てん
剤または強化材として有用であることが公知のいかなる
繊維でも用いることができる。好ましい繊維は炭素また
はグラファイト繊維、ガラス繊維、アラミドIBM、ス
テンレススチールat雑、金属被覆グラファイト繊維ま
たは上記のいずれかの混合物である。
好ましい熱可塑性接着剤は約25.OOO〜約1.00
0,000、好ましくは50.000〜500.000
.もツトモ好マシクハ約50,000の範囲の分子量を
有するポリ(エチルオキサゾリン)からなる。
接着剤は任意の極性有機溶媒、たとえばメタノール、ま
たはそのような溶媒の混合物、単独または混合物中の水
からなってよい溶媒系からフィラメント上に析出させる
のが好ましい。熱可塑性接着剤に対して受は入れられる
浴の温度は変えることができるが、一般に2.5〜12
重量%、好ましくは2.5〜6%1、そしてとくに好ま
しくは2.5〜4重量%の範囲である。
もしも可塑剤を用いるならば、これもまた種類と量を変
えることができるが、一般にポリ(エチレングリコール
)またはポリ(プロピレングリコール)、たとえばユニ
オンカーバイド社(U n1onCarbide  C
Orp、 )のCARBOWAXQのようなポリ(C!
〜C6アルキレングリコール)を用いる。受は入れられ
る分子量は200〜600の範囲であり、200〜40
0が好ましく、300がもっとも好ましい。浴温度は0
.1〜0.5%、好ましくは0.3〜0.5重量%の範
囲でよい。
もしもカップリング剤を用いるならば、これはアミノシ
ラン、好ましくはN−(2−アミノエチル)−3−アミ
ノプロピルトリメトキシシランであることが好ましいで
あろう。カップリング剤の浴温度は広く変えることがで
きるが、一般に0゜1〜1.0重量%、好ましくは0.
25〜0.75重量%、もっとも好ましくは0.5重量
%である。
本発明のフィラメン含有細粒中の非フィラメント材料の
量は変わるであろう。しかし一般にどのような繊維でも
2.5〜32.5体積%、好ましくは5〜15体積%の
範囲であろう。
細長い繊維含有ペレット中の非フィラメント含量は成分
により次のとおりである。接着剤60〜100重量%、
好ましくは80%、可塑剤20〜O%、好ましくは8%
、そしてカップリング剤40〜0%、好ましくは12%
細長い細粒の長さは一般に1/8〜3/4インチ(0,
32〜1.92CIll)、好ましくは1/8〜1/4
インチ(0,32〜0.64cm)の範囲になるであろ
う。各々の細長い細粒の直径はおもに束の中のフィラメ
ントの数と各フィラメントの太さによって変えることが
できる。典型的には、太さは直径約1/48(0,05
30In>から約3/16インチ(0,48cm)まで
変わるであろう。
好ましくは、直径は約1/32(0,08cm> 71
6約1/8インチ<0.32cII+)までの範囲にな
るであろう。
多くの熱可塑性樹脂が本発明の細長い細粒とともに用い
ることができる。一般に射出成形することができ、II
Nの均一な分散系から得ることができる任意の樹脂を用
いることができる。たとえば、ポリスチレン、スチレン
/アクリル酸共重合体、スチレン/アクリロニトリル共
重合体、ポリカーボナート、ポリ(メタクリル酸メチル
)、ポリ(アクリロニトリル/ブタジェン/スチレン)
、ポリフェニレンエーテル、ナイロン、ポリ(1゜4−
ブチレンテレフタレート)、上記のいずれかの混合物な
どが用いることができる。
連続法によって本発明の射出成形用組成物を製造するこ
とが好ましい。適当な装置は第5a図に示す。典型的に
は、グラファイト繊維の・1−ウまたは金属被覆グラフ
ァイト繊維のトウ、3.000〜12.000フィラメ
ント/束、ガラスヤーン、240フイラメント/ストラ
ンド、またはステンレススチールのトウ、1159フィ
ラメント/束のようなフィラメントの束を貯蔵ローラー
2から引き出し、溶媒媒体、たとえば水中に熱的に安定
な、フィルム形成能のある熱可塑性接着剤を含んでいる
1個もしくはそれ以上の浴4に通してフィラメントを含
浸し、次にダイ6を通して付着量(pick up )
を調節する。含浸したフィラメントはその後加熱ゾーン
、たとえば炉8に通し、溶媒、たとえば水を蒸発させ、
次に熱可塑性接着剤を溶かす。処理したフィラメント1
0は加熱ゾーンから取り出し、チョッパー72に送り、
個々の装置の要求にしたがってたとえば1/8〜1/4
”(0,32〜0.64CI>の間で変わる繊維ペレッ
トに切断する。次にペレットは続く使用のため適当な容
器14に貯蔵する。どのようなカップリング剤および/
または可塑剤も別々の浴から析出させることができるが
、便宜的にはそれらは接着剤とともに一つの浴中に含ま
れる。この操作が細粒の1つの軸に沿って強化繊維の配
向を生ずることが観察されるであろう。
本発明の成形法を行うため、第5b図に示す一般的な形
の流れ図を用いるのが好ましい。繊維ペレット16は樹
脂ペレット18と混合し、ブレンドした混合物20を生
ずる。これは成形プレス24上の通常のホッパー20に
加える。シリンダー26を通すとき、モールド28に入
れる前に繊維の均一な分散が達成される。成形品30を
取り出すと本発明によって製造した繊維強化物を与える
本技術のよく知られた技術にしたがってほかの可塑剤、
モールド滑剤、着色剤などを含めることができ、成分中
の強化剤の量を変えることができることがわかる。
次が本発明の例であるが、なんら特許請求の範囲を制限
すると解釈すべきでない。電気的な測定(デシベルで表
わしたしヤへい有効性(SE)の値)は通常4個の試料
の平均である。
え1九−1 一般に第5a図に示されるタイプの装置を用いて、次の
ものからなる浴を処方する。
水                        
         95.3それぞれその上に電気メッ
キによりニッケルを被覆したグラファイト連続繊維のト
ウ(12,000番手)を浴に導く。グラファイトフィ
ラメントはそれぞれ直径が平均的7μである。その上の
ニッケル被覆は厚さ約0.5μである。ニッケルを被覆
したグラファイトのトウはヨーロッパ特許出願第008
8884号(1983年9月21日発行)に記載されて
いる操作にしたがって連続電気メッキによって調製する
。被覆浴から出た後、処理したmMは60m1l  (
1、521m+)のダイを通して引き、次に約300″
F (149℃)の炉を通す。含浸させたフィラメント
は次に長さ1/4“ (0,64ci+)に細断し、円
筒形の直径約1/16″(0,15cm)の細長い細粒
が製造される。
非フィラメント材料の含量は9体積%である。
実施例 2 一般に第5b図に示した方法を用い、実施例1で製造し
た細長いベレットの充分な量をポリ(2゜6−シメチル
ー1.4−フェニレン゛エーテル)と高耐衝撃性ポリス
チレン()IIPs)(ゼネラル−エレクトリック(G
eneral  E Iectric G o、 )、
N0RYL’E)N−190)からなる熱可塑性成形用
樹脂組成物のベレットとブレンドし、ブレンド中にニッ
ケルを被覆したグラファイトフィラメント10重量%を
与える。ブレンドした混合物は射出成形プレスで物理的
および電気的試験に適する製作品に成形する。電磁じゃ
へい有効性(SE)とEMI減衰は同じフィラメント充
てん量で従来の技術と比較するため分散効率を決めるた
めに測定する。
実施例1の細長いペレットの充分な量をそれぞれブレン
ド中のニッケルで被覆したグラファイトフィラメント1
5および20重量%を与えるように置きかえ、実施例2
の操作をくり返し、試験に適する成形品を製造する。
比較のため、押出機内で分散させたニッケルで被覆した
グラファイトをボリフェニレンエーテル/スチレン樹脂
中に10.15F3よび201量%のレベルで含んでい
る従来の技術による成形用ペレットを調製し、SEの測
定に適する製作品を製造する。
エレクト0−メトリックス(E Iectro −M 
et −rics) (1)二重試験設備がASTME
S7−83にしたがって本発明の実施例2〜4の組成物
のしゃへい有効性(SE)を従来の技術の押出配合した
ペレットと比較するため測定に用いられた。結果を第1
表に示す。
各10dBの減衰が1桁の大きさを表わすのでこれらの
データはとくに価値がある。したがって、2つ読みの間
20dBの差は実際100の係数であり、50dBの差
は100.000の係数である。本発明の細長い細粒を
用いて作られた組成物に対するデータはコントロールの
配合したプラスチック/繊維よりはるかにすぐれている
。実施例2の10%NCGにニッケルを電気メッキした
グラファイト)データは15%配合した比較例3A拳デ
ータと同様によ(、実施例3の15%データは20%配
合した比較例4A@データよりよい。
そのような差はかなり大きく、50dB程度である。
東ffi 熱可塑性樹脂ペレットをポリ(アクリロニトリル/ブタ
ジェン/スチレン) (ボルグワーナー(3org W
arner )のCYCOLACOKJB)樹脂からな
るペレットで置きかえ、実施例2の操作をくり返し、S
E効果の測定に適する飾り板を成形する。
1i九−史 実施例2の操作をくり返すが、ポリ(ビスフェノール八
カーボネート)樹脂ペレット(ゼネラルエレクトリック
((3eneral  Electric ) LEX
AN■920)t’leカ、え、5E(7)ii12i
!に:1−18飾り板を調製する。
衷遣fW7二」− ニッケルで被覆したグラファイトのトウを未被覆のグラ
ファイト繊維(実施例7)、ガラス繊維、240フイラ
メント/ストランド(実施例8)、およびそれぞれ直径
約7μの1159番手のフィラメントからなるステレス
スチール繊維のトウで置きかえ実施例1の操作をくり返
す。本発明による細長い細粒を調製し、各フィラメント
約85〜95体積%からなる。
!1史 実施例2の操作をくり返すが、ポリ(ビスフェノール八
カーボネート)樹脂ペレットで置きかえ、ステンレスス
チール繊維の細長い繊維ベレット(実施例9)は15重
量%を与えるように置きかえる。SE性の測定のための
飾り板と強度試験のための試験片が評価された。
実施例5.6および10の混合物から成形した組成物の
しゃへい有効性は上記のようにASTYES7−83に
よって測定し、射出成形の前に従来の技術によって配合
押出機で溶融ブレンドした組成物と比較し、データは第
2表に示す。
ふたたび、本発明による結合した束を用いる後でSEデ
ータのかなりの向上を得る。
実施 11〜14 実施例2の一般的な操作が実施例1.7.8および9の
、本発明によるフィルムを結合したベレットとポリカー
ボネート樹脂から処方し、物理的強度試験片を成形する
ために用いられる。
雫t    ば’)l       l       
I       1     11    Φ 彎t*
 コントロール ** コントロールーーー射出成形する前に配合押出機
で溶融ブレンドした。
***  試験法 ASTM  D−638成形品の引
張り強度と弾性率は本発明による薄膜結合したベレット
を用いることにより非常に有利な影響を受ける。
本発明の細長いベレットを作るとき、は力箋の繊維、た
とえばアラミド繊維、たとえばKEVLAR■繊維、セ
ラミック繊維また番よ上記のそのような繊維のいずれか
の組み合せが置きかわることができる。アラミド繊維は
とくに興味がある。なぜならそれはすり切れ、はつれる
ので細断し、熱可塑性樹脂とブレンドするのは事実上不
可能である。
ここで被覆した束の形で調製するとき、アラミド繊維は
非常によく細断され、容易に混合する。
上記の特許と出版物は参照してここに入って1/)る。
本発明の多くの変形が上記の詳細、な記述を考慮し−C
当業者によって思いつかれるであろう。すべCのそのよ
うな明瞭な変形は添付した特許請求の充分に意図された
範囲内である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の技術の成形用細粒の拡大図、第2図は従
来の技術の成形用細粒の拡大した断面、第3図は本発明
の成形用細粒の拡大図、第4図は本発明の成形用細粒の
拡大した断面、第5a図は本発明の成形用ベレットを作
る方法の半模式図、第5b図は本発明のベレットを混合
し、成形する方法の半模式図である。各図においで、4
は浴、6はダイ、8は炉、12はチョッパー、16は繊
維ベレット、18は樹脂ベレッ1〜.22はホッパー、
26はシリンダー、24は成形プレスを示す。 ン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)細長い細粒からなり、上記細粒の各々が一般に細粒
    の縦方向に互いに平行に伸び、実質的に各フィラメント
    を取り巻く熱安定性でフィルム形成能のある熱可塑性接
    着剤中に上記細粒のどこでも実質的に均一に分散してい
    る細長い強化フィラメントの束を含んでおり、各上記フ
    ィラメントが適宜カップリング剤によって処理されてい
    る、射出成形用配合物。 2)上記細粒の直径が約1/48〜3/16インチ(0
    .052〜0.48cm)である、特許請求の範囲第1
    項記載の射出成形用配合物。 3)熱可塑性接着剤の量が取り扱いの間繊維の束の完全
    さを維持する量を実質的に越えない、特許請求の範囲第
    1項記載の成形用組成物。 4)強化フィラメントが約67.5〜97体積%を占め
    、熱安定性でフィルム形成能のある接着剤が対応して約
    2.5〜32.5体積%を占める、特許請求の範囲第1
    項記載の射出成形用配合物。 5)熱可塑性接着剤がまた相溶性のあるポリマー可塑剤
    を上記接着剤の融解温度を下げ、融解温度のより低い樹
    脂中への分散を改良するに充分な量含んでいる、特許請
    求の範囲第1項記載の射出成形用配合物。 6)熱可塑性接着剤がポリ(C_2〜C_6アルキルオ
    キサゾリン)だけ、またはさらにポリ(C_2〜C_6
    アルキレングリコール)からなるポリマー可塑剤との組
    み合わせを含んでなり、それが実質的に各上記フィラメ
    ントを取り巻き、上記フィラメントが未処理であるか、
    カップリング剤で処理してある、特許請求の範囲第1項
    記載の射出成形用配合物。 7)上記強化フィラメントがグラファイト繊維、ガラス
    繊維、アラミド繊維、ステンレススチール繊維、金属被
    覆グラファイト繊維または上記のいずれかの混合物含ん
    でなる、特許請求の範囲第1項記載の射出成形用配合物
    。 8)熱可塑性接着剤が約25,000〜約1,000,
    000の範囲の分子量を有するポリ(エチルオキサゾリ
    ン)を含んでなり、ポリマー可塑剤が約200〜約60
    0の範囲の分子量を有するポリ(エチレングリコール)
    を含んでなり、カップリング剤がN−(2−アミノエチ
    ル)−3−アミノプロピルトリメトキシシランを含んで
    なる、特許請求の範囲第6項記載の射出成形用配合物。 9)一般に互いに平行に細粒の縦方向に伸びており、実
    質的に各フィラメントを取り巻く熱安定性でフィルム形
    成能のある熱可塑性接着剤約2.5〜32.5体積%中
    に上記細粒のどこでも実質的に均一に分散している強化
    フィラメント約67.5〜97.5体積%を含んでなる
    細長い射出成形用細粒。 10)液体媒体中の熱安定性でフィルム形成能のある熱
    可塑性接着剤の少なくとも1つの浴に強化フィラメント
    を連続的に通すことによってフィラメントに含浸し、含
    浸したフィラメントを大きさの決った開口に通すことに
    よって過剰の接着剤を除き、処理したフィラメントを加
    熱ゾーンに通すことによって最初に液体媒体を蒸発させ
    、次に熱可塑性接着剤を溶かし(flud)、そして処
    理したフィラメントを上記ゾーンから取り出し、その後
    それらを細長い細粒に細断し、それによって一般に互い
    に平行に細粒の縦方向に伸びており、実質的に各フィラ
    メントを取り巻く熱安定性でフィルム形成能のある熱可
    塑性接着剤約2.5〜32.5体積%中に上記細粒のど
    こでも実質的に均一に分散している強化フィラメント約
    67.5〜97.5体積%を含んでなる細粒が製造され
    る段階を有する射出成形用細粒の製造法。
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