JPS61287572A

JPS61287572A - マルチ部品型保護用容器

Info

Publication number: JPS61287572A
Application number: JP61125554A
Authority: JP
Inventors: ケヴィン　カスパー; ポール　ニグロ
Original assignee: EIDO Inc
Current assignee: EIDO Inc
Priority date: 1985-06-04
Filing date: 1986-05-30
Publication date: 1986-12-17
Also published as: CA1257679A; US4609104A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、回路基板等の構成部品のための妨害電磁波（
ＥＭＩ）／妨害高周波（ＲＦＩ）からシールドされた改
良された２部品型容器に関する。

最新の小型化された電子部品は、物理的衝撃、振動およ
び外部電界、例えば静電界および妨害電磁波／妨害高周
波により損傷を受けやすい。物理的衝撃またはかかる電
界は、制御されなければ、構成部品の有効寿命を縮める
か、または部品の機能を破壊したりさえもする。

かかる潜在的に損傷を与える外部電界は、電子部品、例
えば回路基板の開発、製造、出荷の多くの段階で発生し
得る。２つの物体を互いに接触し、次に分離しても静電
界が生じ得る。妨害電磁波／妨害高周波は静電荷の放電
または種々のタイプの送信器によって発生し得る。

これまでに外部電界から電子部品を保護するのに多数の
方法が用いられている。例えば妨害電磁波／妨害高周波
防止バッグおよびパウチがこれまで使用されている。こ
れらバッグまたはパウチは、電子部品のまわりにシール
され、必要な物理的保護のためクッションが設けられた
ボックス内に入れられる。これら妨害電磁波／妨害高周
波シールドバッグを閉しる上で問題があり、シールの有
効性により妨害電磁波／妨害高周波からの保護の程度が
変わってしまう。妨害電磁波／妨害高周波シールドバッ
グを開けるたびに、バッグを交換したり、再シールして
保護を維持するようにしなければならない。

従来の別の解決法としては、永久的な金属容器または金
属ライニングされた容器を使用する方法があり、かかる
容器は有効なシールをし、妨害型　　。

磁波／妨害高周波から保護できる。しかしながら、かか
る容器のコストは多くの用途には禁止的である。

別の解決法としては、シールドされた出荷用容器を設け
る方法がある。米国特許第４．１６０，５０３号、第４
，３０８，９５３号および第４，４８０，７４７号は、
かかる容器の３つの例を示している。これら容器は、容
器およびその厚電性表面の特定の段組によっては良好に
作動できるが、優秀な直流および静電界および妨害電磁
波／妨害高周波シールド性と共に電子部品に対する優秀
な物理的保護性を兼ね備えた改善されたマルチ部品型容
器に対する要望がある。

本発明は、汎用性があり、使用上安価であり、容器によ
って保持された部品を良好に物理的に保護し、かつ妨害
電磁波／妨害高周波から保護する妨害電磁波／妨害高周
波からシールドされた改善されたマルチ部品型容器に関
する。

本発明によれば、片面に導電性金属の第１連続層を含む
スリーブから成るマルチ部品型保護用容器が提供される
。このシートは、金属層がスリーブの内側表面上を延長
した状態でシートをスリーブに形成するよう接合部で互
に接合された２つの端部を画定する。シートの２つの端
部の一方は、折りたたみラインで折りたたまれ、接合部
を横断するよう２つの端部にある金属層を電気接点にす
る。

トランスポータが設けられるが、このトランスポータは
スリーブ内で摺動するような寸法になっている。このト
ランスポータはトランスポータの内側表面を延長する導
電性金属の第２連続層を含む。このトランスポータは少
なくとも一つのタブを画定するが、このタブはトランス
ポータをスリーブ内へ摺動したときトランスポータの第
２金属層をスリーブの金属層と接触する低抵抗の摺動電
気接点にするよう外側に折りたたみ自在である。

スリーブおよびトランスポータはスリーブ内にトランス
ポータが収容されたとき、トランスポータ内の物体を妨
害電磁波／妨害高周波から有効にシールドするよう協働
する。

本発明は別個の構成部品として本発明のうちの、　　ス
リーブおよび本発明のうちのトランスポータのみにも関
する。

本発明の容器は、使用上の重要な利点を有する。

２部品型としたトランスポータを単独で屋内貯蔵したり
、出荷のためトランスポータをスリーブと組合わせるこ
とができるという優れた汎用性を有する。スリーブが損
傷した場合、より高価なトランスポータを交換すること
なくスリーブを容易に交換できる。この容器は、労力を
集中させなく、使用上扱いにくくもなく構成部品は再使
用可能であるので、使用上のコストの点から全く安価で
ある。

以下述べる実施態様では、組立てられた容器は金属表面
を露出せず、放電のしやすい点を形成しない。更に組立
てられた容器ではシールド金属層が露出しないので、出
荷中に一般に生じるような通常のしわは、金属のシール
ド層を損傷もしないし、妨害電磁波／妨害高周波のシー
ルド性能を損うこともない。

添附した図面を参照して次の詳細な説明を読めば、上記
以外の目的およびそれに付随する利点と共に発明自体が
良好に理解されよう。

次に図面を参照すると、第１図および第２図は、現在好
ましい本発明の実施態様を示す２部品型容器１０の斜視
図である。この容器１０は、トランスポータ２０とスリ
ーブ５０とから成る。トランスポータ２０およびスリー
ブ５０は互いに摺動自在な２つの別々の構成部品であり
、これらは下記の説明で別々に述べる。

トランスポータ２０は、第７図に示すようなブランク２
２から形成される。このブランク２２はダイカットされ
、２つのダイカッｔ・ライン２６のみならず多数の型押
しされた折りたたみライン２４も含む。このダイカット
されたブランク２２は、金属フォイル層２８が接合され
た段ボール紙のシートから形成することが好ましい。ダ
イカットされたライン２６は、後に説明するように外側
に曲げることができる２つの折りたたみ自在なタブ４６
を画定するよう働く。

金属フォイル２８には適当な衝撃吸収材料から形成され
た２枚のシート３０．３２が接着されている。まず、金
属フォイル２８の中央部には横方向シート３２が接着さ
れ、次に横方向シートのいずれかの側で金属フォイル２
８に長手方向シート３０が接着されている。第７図では
、参照番号４４は、衝撃吸収材料を金属フォイル２８に
保持するのに使用されるのりの１字形状パターンを示す
のに使用されている。

この実施態様では、衝撃吸収材料は、通気セルの列を画
定する補強されたセル状のクッション材料である。この
衝撃吸収材料３０．３２は、静電荷を生じなく、孔が開
けられてもクッション効果を喪失せず、電子部品に損傷
を与えることなくデリケートな電子部品の表面に容易に
順応する適当な材料から形成される。この実施態様では
、セルの各々は大気に通気し、テーパの付いた横断面の
壁が設けられている。衝撃吸収材料のシート３０．３２
は、トランスポート２０内に保持された部品１２を衝撃
および振動から物理的に保護している。

ブランク２２は、第１図および第７図に示すようにフッ
ク３８が取付けられた第１端３６およびループ４２が取
付けられた第２端４０を画定し、本実施態様のループ４
２は、可撓性材料から形成され、フック３８はループ４
２と係合でき、第１図に示すようにトランスポータ２０
を閉位置に保持する。

第６図に最良に示すように、スリーブ５０はダイカット
されたブランク５２から形成され、ダイカットされたブ
ランク５２は、片面に薄い金属フォイル５６が接合され
た段ボール紙から形成することが好ましい。ダイカット
作業中、ブランク５２には多数の折りたたみライン５４
が型押しされる。ブランク５２は、第１端５８および第
２端６０を画定する。第２端６０ば、波状パターン６２
を画定し、このパターンは本実施態様ではのこぎり波状
となっている。こののこぎり波状パターン６２は、チッ
プ６４の列を画定している。折りたたみライン５４の一
つは、これらチップ６４を横断し、一本の好ましい折り
たたみラインを画定している。スリーブ５０は、接合部
６６で第１端５８と第２端６０をのり付けすることによ
りブランク５２から形成される。第１ａ図、第５図およ
び第５ａ図に最良に示すように折りたたみライン５４の
チップ６４は、チップ６４の金属層５６が第１端５８で
金属層５６と密に電気抵抗が低くなるように接触するよ
うそれぞれの折りたたみライン５４に沿って折りたたま
れる。

第８図に最良に示すように容器１０ば、まず衝撃吸収材
料から成る折りたたまれていないシート３０．３２の上
に電気部品１２、例えば回路基板を載せることにより使
用される。次に部品１２を収容するよう横断シート３２
の側面を折りたたみ（第９図）、次に両端３６．４０を
折りたたみ、第１０図に示すようにフック３８およびル
ープ４２により両端が対向するように保持する。次にタ
ブ４６を折り返し、金属層２６を露出しく第１図）、ト
ランスポータ２０をスリーブ５０内に押し込む（第２〜
４図）。トランスポータ２０が完全にスリーブ５０内に
一旦位置すると、タブ４６の双方は、トランスポータ２
０の金属層２８とスリーブ５０の金属層５６を低電気抵
抗状態で接触する（第２ａおよび３図）。容器１０が完
全に組立てられれば、容器１０は部品１２を衝撃および
振動、直流電界および妨害電磁波／妨害高周波による損
傷から良好に保護する。

次の情報は、本発明の現に好ましい実施態様をより完全
に述べるため例として記載するにすぎない。この構造の
細部は本発明を限定するものでないと理解すべきである
。

この実施態様では、ブランク２２は３枚の紙から形成さ
れる。第１シートば、約０−０７６　龍（０，００３イ
ンチ）厚のアルミフォイルがラミネートされた約１８．
９ｋｇ（４２ボンド）クラフト紙で、第２シートは本実
施態様では約１１．７　ｋｇ（２６ボンド）のセミケミ
カルクラフ１へ紙であるみぞのある媒体で、第３シート
は頂部シートであり、このシー１〜も本実施態様では同
様に約１８．９ｋｇ（４２ボンド）のクラフト紙である
。第１シートとして使用するのに適した適当な材料は、
米国イリノイ州エルク・グローブ・ビリッジのスマーフ
ィソト・ラミネーション社から入手できる。ブランク２
２を形成する材料は、コーンスターチのりを使用した従
来の段ポール製造機にて共にのり付けされる。金属層２
８を有する第１シートは、金属層２８を外側にして一つ
のバッカーロール上に載せられる。このようにトランス
ポータ２０の外側には容易にプリントできるスムーズな
面が設けられる。ブランク２２がカットされる仕上がり
材料は、約９．３ｍ（１００平方フイート）あたり約９
０ｋｇ（２００ボンド）の重量を有する。図面断面にお
ける段ボール製造機の加熱領域は、金属層２８のほつれ
を低減するためパラフィン等のバーワックスでワックス
がけすることが好ましい。

スリーブ５０のブランク５２は、従来のダイカット装置
内でカットされる。接合部６０はのり付は前にチップ６
４を自動的に折りたたむ従来の折りたたみ機−テーパー
のり付は装置で形成される。

最終的実施態様では、接合部６６にわたってエツジから
エツジに完全に接触するよう第２端６０の全体を曲げる
ことが好ましい。しかしながら上記好ましい実施態様は
、従来の折りたたみ機−テーパーのり付は装置を改変す
ることなくかつその後接合部６０を分離することな〈従
来の折りたたみ機−テーパーのり付は装置で接合部６６
を形成できるよう重要な利点を与える。少なくとも一つ
の従来の折りたたみ機−テーパーのり付は装置を用いて
、全エツジを折り返すと、業務用に使用するには圧力が
過度になることが判っている。しかしながら他の用途の
ため折りたたみ機を改造することも同様に好ましい。接
合部６６に適する接着剤としては、Ａｊａｘ　ＡＣ２９
２として市販されている樹脂接着剤がある。

当然ながら、他の用途では、図面に示したのこぎり波状
パターン以外の波形パターンを使用できる。例えば、サ
イン波形パターンまたは他のスムーズに変わる曲線を使
用できる。

品質管理のため、スリーブ５０の製造後、接合部６６か
ら離間した位置でスリーブ５０を切断して開け、接合部
６６の間の電気抵抗を測定して接合部６６の有効性を測
定できる。この電気抵抗は、金属層２Ｂの妨害されてい
ない部分の上の２点間の電気抵抗に匹敵するものでなけ
ればならない。

この実施態様では、ブランク２２はブランク５２と同一
材料から形成される。商標名ｒｃＡＮｃＢＬＪとして本
願出願人により製造されている材料がシート３０．３２
用の衝撃吸収材料として好ましい。

この衝撃吸収材料は、米国特許第３，７６９，１４５号
、第３，８３７，９９１号に記載されている一般的なタ
イプのものである。この材料自体は本発明の一部を形成
しているわけではないので、ここでは詳細には説明しな
い。しかしながらこの材料は、これ以外の市販材料より
も少ない材料で高度の耐衝撃保護をするという重要な利
点を与える。衝撃吸収材料の量も少なくなれば、トラン
スポータの寸法も最小化され、これによりトランスポー
タとスリーブの間の開口すなわちギャップの寸法も小さ
くなる。

更にこの材料は優秀な耐衝撃および耐振動保護をし、長
寿命である。セル状材料に穿孔が生じてもクッション性
能が損なわれず、再使用に適している。衝撃吸収材料を
形成する材料の抵抗率は、約０．０９３ｍ（平方インチ
）あたり１０Ｉ０Ωであることが好ましい。この抵抗率
は、材料が静電荷を発生するのを防止するのに有効であ
る。

金属層２８に衝撃吸収材料のシート３０．３２を保持す
るための上記のりパターンは、のりをタブ４６に耐着さ
せないという利点を与え、かつ部品１２をゆるく囲むの
に必要なようにブランク２２のエツジ近くの横方向シー
ト３２の部分を上昇できる。本実施態様では、衝撃吸収
材料を所定位置に保持するのに使用される糊は、コーラ
で塗布されるコールドラテックス糊である。フラー・ア
ドヒーシーブ社から市販されている接着剤３８８５−Ｊ
が糊として適当である。

上記好ましい実施態様は、作動上の重要な利点を与える
。まずＤＣ電界および妨害電磁波／妨害高周波による損
傷から良好にシールドするだけでなく物理的にも良好に
保護する。また簡単に使用でき、いかなる態様でも労力
を集中させることなく、また再使用に適している。通常
のひきずりでは、スリーブ５０またはトランスポータの
いずれかの金属層に損傷を与えることはないが、使用時
にスリーブ５０が損傷することはあり得る。そのような
損傷が生じた場合、トランスポータ２０を保持したまま
低コストでスリーブ５０を交換できる。部分は別々に再
使用できるので、コンテナー１０は使用上経済的である
。一旦組立てると、容器１０には露出した金属表面がな
くなり、よって容器１０は放電または充電しやすい点を
与えない。

非帯電フック３８および非帯電ループ４２は、トランス
ポータ２０がスリーブ５０内の所定位置になくても、ト
ランスポータ２０を閉じることができ、トランスポータ
２０は屋内での運搬および部品１２の貯蔵のため単独で
使用できる。更にフック３８およびループ４２は、例え
ばトランスポータ２０をスリーブ５０から取出している
最中に、トランスポータ２０がさかさまになっていても
トランスポータ２０が開かないように防止する。部品１
２と共にトランスポータ２０を使用するとき、トランス
ポータ２０は有効にアースされた作動ステーションとな
ることができる。すなわち、トランスポータ２０をスリ
ーブ５０から部分的に取出し、タブ４６の一つにアース
ストラップをクランプできる。トランスポータ２０が正
しくアースされていると、スリーブ５０からトランスポ
ータを完全に取出し、折りたたみを開けることができる
。

このように折りたたみを開けたとき、金属層２８は長手
方向シート３０の衝撃吸収材料によって完全におおわれ
ており、金属層２８はアースされた平面として作動する
。

好ましい実施例では、金属層２８．５６は曲げラインで
割れを生じることなく、固体金属の連続的な導電層を形
成することも重要である。このようにして妨害電磁波／
妨害高周波シールド中の開口およびギャップが最小とな
る。

当然ながら上記好ましい実施態様は、広範に変。

更および改変できると理解すべきである。例えば、スリ
ーブの第１端および第２端の形状は所望のように変更で
き、コイル２８．５６のかわりに種々の導電性金属層を
置換できる。更に種々の衝撃吸収材料３０．３２を使用
でき、ある用途では衝撃吸収材料を含ませることが不要
となる場合もある。

タブの数および形状も所望通り変えることができる。当
然ながら特定の寸法、比率、形状および材質を所望通り
変えることができる。更に本発明のトランスポータは他
のタイプの出荷用スリーブと共に、又はある用途では出
荷スリーブを用いないで使用でき、本発明の出荷用スリ
ーブは他のタイプのトランスポータと共に使用できる。

従って、上記詳細な記載は、説明のためのものであって
本発明を限定するものではなく、本発明の範囲を限定す
るのは全ての均等物を含む特許請求の範囲であると解さ
れたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のマルチ部品型保護用容器の現在好まし
い実施態様の斜視図であり、第１ａ図は第１図の１ａ−
１ａ線に沿った部分断面図であり、第２図はトランスポ
ータがスリーブ内に位置している第１図の実施態様の斜
視図であり、第２ａ図は第２図の２ａ−２ａ線に沿った
部分断面図であり、第３図は第２図の３−３線に沿った
断面図であり、第４図は第２図の４−４線に沿った断面
図であり、第５図は第１図のスリーブの一部を部分的に
切り欠いた部分斜視図であり、第５ａ図は第１図のスリ
ーブの一部の部分平面図であり、第６図は第１図のスリ
ーブを形成するグイカットされたブランクの平面図であ
り、第７図は第１図のトランスポータを形成するダイカ
ットされたブランクの平面図であり、第８図は開いた状
態にある第１図のトランスポータの斜視図であり、第９
図は第８図の９−９線に沿った横断面図であり、第１０
図は第８図の１０−１０線に沿った横断面図である。１〇−容器２０−トランスポータ２８−金属フォイル層４６−タブ５０−スリーブ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）片面に第１連続状導電層を有する材料の第１シー
トから成るスリーブを含み、前記第１シートはこの第１
シートをスリーブに形成するよう接合部で互いに接合さ
れた２つの端部を画定し、前記第１導電層はスリーブの
内側表面上を延長し、２つの端部の一つの少なくとも一
部は２つの端部の第１導電層を接合部の間の低抵抗接点
とするよう折りたたみラインにて折りたたまれ、スリー
ブ内で摺動するような寸法になっているトランスポータ
を含み、このトランスポータはトランスポータの内側表
面上を延長する第２の連続状導電層を有し、更にこのト
ランスポータはトランスポータがスリーブ内に摺動する
とき第２導電層を第１導電層との低抵抗摺動電気接点に
するよう外側に折りたたみ自在な少なくとも一つのタブ
を画定し、前記スリーブおよびトランスポータはトランスポータが
スリーブ内に収容されたときトランスポータ内の物体に
対する有効な妨害電磁波（ＥＭＩ）／妨害高周波（ＲＦ
Ｉ）シールドとなるよう協働するマルチ部品式保護用容
器。
（２）第１および第２導電層はそれぞれの金属フォイル
から成る特許請求の範囲第１項記載の容器。
（３）スリーブおよびトランスポータの双方は、段ボー
ル板紙から成る特許請求の範囲第１項記載の容器。
（４）２つの端部の折りたたまれた一つの端部のエッジ
は、折りたたみラインに沿って折りたたまれた第１シー
トの長さを短くするよう折りたたみラインを横断するよ
う前後に延長する波形パターンに成形されている特許請
求の範囲第１項記載の容器。
（５）波形パターンはのこぎり波状パターンから成る特
許請求の範囲第４項記載の容器。
（６）トランスポータは第２導電層に固定された衝撃吸
収材料から成る特許請求の範囲第１項記載の容器。
（７）衝撃吸収材料は第２導電層に十字形パターンに固
定されたセル状クッション材料の２つの層から成る特許
請求の範囲第６項記載の容器。
（８）第１シートの片面に接合された第１金属フォイル
を有する第１段ボール板紙シートから成るスリーブを含
み、前記第１シートは第１シートをスリーブに形成する
よう接合部にて互に接合された２つの端部を画定し、前
記第１金属フォイルはスリーブの内側表面に沿って延長
し、２つの端部の第１端部は折りたたみラインを横断し
て前後に延長するのこぎり波状パターンに成形され、前
記第１端はこの第１端の第１金属フォイルが接合部にわ
たって他端にある第１金属フォイルと物理的なかつ低抵
抗の電気接点となるよう折りたたみラインにて折りたた
まれ、スリーブ内で摺動するような寸法にされたトラン
スポータを含み、前記トランスポータは第２シートの片
面に接合された第２金属フォイルを有する第２段ボール
板紙シートを含み、前記第２シートは２つの端部を画定
しかつ対向した状態の２つの端部によりチューブ状に折
りたたまれ、第２金属フォイルはトランスポータの内側
表面に位置し、前記トランスポータは２つのタブを画定
し、各タブは第２シートの端部のそれぞれの一つに接近
しており、各タブはトランスポータがスリーブ内に摺動
するとき第２金属フォイルを第１金属フォイルとの低抵
抗の摺動電気接点とするよう外側に折りたたみ自在であ
り、更に第２金属フォイルに固定された衝撃吸収材料の少な
くとも一つの層を含み、前記スリーブおよびトランスポータはトランスポータが
スリーブ内に収容されたときトランスポータ内の物体に
対する有効な妨害電磁波／妨害高周波のシールドとなる
よう協働するマルチ部品型保護用容器。
（９）衝撃吸収材料は第２金属層に対し十字形に固定さ
れたセル状クッション材料の２つの層から成る特許請求
の範囲第８項記載の容器。
（１０）トランスポータ内の物体に対する妨害電磁波／
妨害高周波のシールドとなるようトランスポータと共に
使用する出荷用スリーブであって、片側に連続した導電
層を有する材料シートから成り、前記シートは導電層が
スリーブの内側表面上を延長した状態でシートをスリー
ブに形成するよう接合部にて互いに接合された第１およ
び第２端部を画定し、２つの端部の一つの少なくとも一部は２つの端部の導電
層を接合部を横断する低抵抗の電気接点にするよう折り
たたみラインにて折りたたまれている出荷用スリーブ。
（１１）導電層は金属フォイルから成る特許請求の範囲
第１０項記載の出荷用スリーブ。
（１２）シートは段ボール板紙から成る特許請求の範囲
第１０項記載の出荷用スリーブ。
（１３）２つの端部のうちの折りたたまれた一方の端部
のエッジは折りたたみラインに沿って折りたたまれた第
１シートの長さを短くするよう折りたたみラインを横断
するよう前後に延長する波形パターンに成形されている
特許請求の範囲第１０項記載の出荷用スリーブ。
（１４）波形パターンはのこぎり波パターンである特許
請求の範囲第１３項記載の出荷用スリーブ。
（１５）トランスポータ内に収容された物体を妨害電磁
波／妨害高周波からシールドするよう外部導体と共に使
用するためのトランスポータにおいて、片面に連続的な導電層を有する材料シートを含み、前記
シートは２つの両端部を画定し、前記シートは２つの両
端部が対向した状態に一致し、導電層がチューブ状の内
側の表面上を延長するようチューブ状に折りたたまれ、シートによって画定された少なくとも一つのタブを含み
、このタブはタブに固定された導電層の一部をチューブ
形の外側に露出するよう外側に折りたたみ自在であり、
このため導電層と前記外側に折りたたまれたタブの外側
かつタブに沿って位置する外部導体との間を電気的に相
互接続するトランスポータ。
（１６）導電層に固定された衝撃吸収材料を含む特許請
求の範囲第１５項記載のトランスポータ。
（１７）衝撃吸収材料は、導電層に十字形に固定された
セル状のクッション材料の２つの層から成る特許請求の
範囲第１６項記載のトランスポータ。
（１８）導電層は金属フォイルから成る特許請求の範囲
第１５項記載のトランスポータ。