JPS59500128A - パッケ−ジ材及び包装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パッケージ材及び包装方法 本発明は、平１１３な矩形の厚紙シートと可撓性材料にて形成された包み要素と を含むパッケージ材及びかかるパッケージ材を用いて行われる包装方法に係る。

従来のパッケージの一つとして、本のカバーの如く折り曲げられた厚紙シート製 の半休の間に袋状の包み要素が設けられ、包装されるべき商品が前記厚紙シート 製の保護カバーとしての半休の間に商品を保持する前記包み要素内に配置される よう構成されたパッケージが知られている。かかるパッケージに於ては、種々の 大きさやｌａ商品に対しそれぞれ個別に種々の大きさのパッケージが使用されな ければならない。複数の大きさのパッケージを製造しそれらを取り揃えるには余 分な仕事が必要とされる。

従来の伯の一つの種類のパッケージに於ては、先ず包み要素が包装されるべき商 品の周りに巻かれ、次いで包み要素及びその中に収容された商品の周りに湾曲さ れた厚紙シートに包み要素が取り付けられる態様にて、包装されるべき商品が包 み込まれるのと同時に自動装置によってパッケージが製造される。かかるパッケ ージに於ては包装を行う現場に高価な自動装置を設置する必要がある。しかし実 際の商品の包込みが後に手によって行われる程十分な程度にまでパッケージが予 め形成されることは好ましいことが多い。

本発明の目的は、種々の大きさの商品を容易に且迅速に手によって包装すること のできる上述の如き種類のパッケージ材を提供することである。

かかる目的を達成すべく、本発明のパッケージ材は厚紙シートの表面にそれを横 切って接着剤を塗布することにより、厚紙シートとは独立した包み要素が厚紙シ ートに接着されていることを特徴としている。かがるパッケージ材はその材料の コストに関し非常に経；省内なものであり、更に比較的ｒ４＝純な機械を用いて 高製造速度にて製造され得るものである。

かかるパッケージを使用する場合には、本発明の包装方法に従って行われる包装 工程は、厚紙シートの幅よりも幅の狭い包装ぎれるべき製品がそれが包み要素に て巻かれた状態にて包み要素内に配置され、厚紙シートの両端部が包み要素の開 いた側部の周りに巻ぎ掛けられて互に重ね合わされ、更に厚紙シートを横切って 延在し且厚紙シートの自由に延在する縁部を互に近付く方向へ付勢する結束帯材 がパッケージの周りに巻き掛けられて締め付けられる。

かくして商品保護能力及び耐久性に優れたパッケージが得られる。

本発明の一つの好ましい実施例に於ては、パッケージ材の厚紙シートの側縁部は 、厚紙シートの幅に比して幅の狭い側線強化部を形成づべく、二重に折り晶ぼら れて厚紙シートの表面に接着される。ががる側縁強化部は、結束帯材が厚紙シー トの縁部に食い込むことを防止し、またパッケージの隅部がて−きるだけ効果的 に打撃や衝撃に耐えるようにし、これにより打撃や衝撃が包装され１、：物品に は到ｊヱぜず従って物品が損傷を受けることがないようにずへく、完成したパッ ケージの強度の点から特に重要である。

以下に添付の図を参照しつつ、本発明を幾つかの実施例について詳細に説明する 。

第１図は本発明によるパッケージＨの一〇の実施例を示す斜視図である。

第２図は本発明による包装方法により第１図に示されたパッケージ材を用いて形 成されたパッケージを示す斜視図である。

第３図は本発明によるパッケージ材の伯の一つの実施例を包装工程にて示す斜視 図である。

第４図は第３図に示されたパッケージ材を包装が完了した状態にて示１斜視図で ある。

第５図は本発明によるパッケージ材の更に伯の一つの実施例を示す斜視図である 。

第１図に示されたパッケージは二つの要素、即ち矩形の平坦な厚紙シート１と可 撓性材料よりなる包み要素２とを含んでいる。図示の実施例に於ては、包み要素 ２は一つの連続的な帯材てあり、その中央領域に於てのみ厚紙シー］へ１の実質 的に中央領域の表面に接着されている。包み要素２の長さは厚紙シート１の幅の 少なくとも約２倍である。

また包み要素２の幅は厚紙シー１〜１の長さの半分以下である。

厚紙シート１の側縁部は、厚紙シート１の幅に比して狭い側縁強化部５を形成す べく、折り目線、即ちミシン目７に沿って二重に折り曲げられ且厚紙シート１の 表面に接着されている。

パッケージ材は厚紙シート１の幅よりも幅の狭い製品を包むためのものである。

−冊又は数冊の本の如き製品は包み要素２内に包まれ、厚紙シート１の両端部か 包み要素２の開いた側部の周りに巻き掛けられ、製品上にて互に他に対し重ね合 わされる。かくして得られたパッケージの周りに、厚紙シートに対し横方向に延 在し且厚紙シートの自由に延在する縁部を互に近付く方向へ付勢する結束帯材６ が巻き掛けられて締め付けられる。かくして側縁強化部５は結束帯材６が厚紙シ ート１の縁部に食い込むことを防止する。これと同時にパッケージの隅部はより 剛固にされ、打撃に対する耐性が増大する。包装されるべき商品は厚紙シート１ 内にきつく旧確実にクランプされる。

第３図に示されたパッケージは二つの要素、即ち矩形の平坦な厚紙シート１′と ホース形即ちリング形の包み要素２１１とよりなっている。包み要素２ｂの幅は Ｊ？’、Ｍシート１′の長さよりも小さく、包み要素は厚紙シートに対し横方向 に延在し口厚紙シートの中央部に固定されている。厚紙シー１−１′　はその横 方向に延在する折り目線を設けられた厚紙シートであることが好ましく、包み要 素２ｂは紙、プラスチック膜、又はこれと同様の可撓性材料にて形成されている ことが好ましい。包み要素２ｂの聞いた両端部は厚紙シート１′の長手方向に面 してＪ５す、従って包み要素２ｂの周縁は厚紙シート１′を横切って延在してい る。包み要素２ｂの周縁は、それが包み要素内に配置されるべき物品４の周縁よ りも常に大きいよう、人さく設定されている。

かくして包装されるべき商品が大きくても小さくても商品を包み要素内に配置可 能であり、包み要素２ｂに折り曲げ部３を形成することにより、包み要素２ｂは 常に包装されるべき商品４の周りにきつく巻き付けられる。もし必要ならば、折 り曲げ部３は接着テープにより固定されてよく、また折り曲げ部３の部分に予め 接着剤を塗布された帯材が取り付けられてもよい。

商品４が所定の位置に配置され包み要素２ｂに折り曲げ部３が形成されると、厚 紙シート１′の両端部が包み要素の折り曲げられた側へ向けて上方へ包み要素２ ｂの聞いた端部の周りに巻き掛けられ、これにより第４図に示されている如くパ ッケージが完成される。包み要素２１１は商品を厚紙シート１′内に保持する。

厚紙シート１′の隅部は商品を効果的に保護する。もし必要ならば、厚紙シート １′の開いた端部はその周りに接着テープを巻き付（ブたり第２図に示されてい る如き帯材を逆き掛けることにより閉しられてもよい。

添付の第５図に僅かに一肖正され／Ｊバッ・′ｊ−ジ杓が図示εきれており、こ のパッケージ材は包み要素がその縁部８に於て厚紙シート１の縁部に固定された 二つの帯材２ａよりなっている点に於て、第１図に示されたパッケージ材とは異 なっている。帯材２ａはイれらの自由端が厚紙ユノート１の中央部に位置１−る よう延在している。第５図の一点鎖線は包装されるべき製品、例えば本が帯材２ ａとＪｆ紙クシ−１１との間の所定の位置に配置された場合に於ける帯材２ａの 位置を示している。従来より一般に、これど同様のパッケージ材が打抜きにより 一枚の厚紙シートにて形成されていたが、この場合には月利のロスが大きく、ま た製造速度がロス１へに比して小さい高価な製造装置が必要であった。

これに対し、本発明によるパッケージ材の製造に於ては、厚紙シート及び包み要 素を供給ロールより高速度にて連続的に重ね合わせることか可能である。厚紙シ ート１を構成づるウェブの供給速度と包み要素２を構成するウェブの供給速度と の間の比は、厚紙シート１の長さと包み要素２の長さとの間の比に等しい。正確 な所定の長さにウェブを切断することは、例えば回転シリンダ型のカッタにウェ ブを通づことによって行われてよい。

第１図に示された実施例に比して、第５図に示された実施例に於てはある但の包 力要索のｖＪお］を節減することができろ。しかし実施に際しては、第１図に示 された実施例は以下の理由から第５図に示された実施例よりも好ましい。

即ち、（−り包み要素２の接着領域（よ必ずしも正確に決定される必要がなく、 ■二つの互に独立した包み要素２ａではなく一つの連続的な包み要素２を接着ツ ーればよく、従ってより一層容易に包み要素を接着することができるので、かな り単＠な芸域を用いてより高い製造速度にてパッケージ材を製造することかでき る。更に、完成したパッケージに於ては、包装された商品により包み東素２に及 ぼされる荷重は引張応力であり、包装びれた商品により接＠領域に及ぼされる荷 重は剪断応力であり、常に十分な強度が確保されるか、二つの独立した接着部は 引きはがし作用を受け、これにより接着部の強度及び使用される材料の強度が十 分でなければ、商品が包装される場合に包み要素がはかれてしまうことがある。

勿論このことにより第１図に示された実施例の場合に比して例えば月利の選定が 制限される。

包装されるべき商品の大きさに拘らず、パッケージが常に商品の周りにきつく巻 き付けられることは、本発明にとって必要不可欠である。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．矩形の平坦な厚紙シート〈１）と可撓性材料にて形成されｌζ包み要素（２ ）とを含むパッケージ材にして、前記包み要素く２）は前記厚紙シート（１）を 横切って前記厚紙シートく１）の表面に接着されていることを特徴とするパッケ ージ材。 ２、矩形の平坦な厚紙シート（１）と可撓性材料にて形成された包み要素（２） とを含み、前記包み要素（２）は前記厚紙シート（１）を横切って前記厚紙シー トの表面に接着されたパッケージ材を用いて行われる包装方法にして、前記厚紙 シート（１）の幅よりも幅の狭い包装されるべき製品を前記包み要素（２，２ａ ＞にて巻き掛けられた状態にて配置し、前記厚紙シート（１）の両端部を前記包 み要素の開いた側部の周りに巻き掛けて前記製品上にて互に重ね合わせ、・かく して形成されたパッケージの周りに前記厚紙シート（１）を横切って延在し且前 記厚紙シート（１）の自由に延在する縁部を互に近付く方向へ付勢する結束帯材 （６）を巻き掛けて締め付ける包装方法。