JP2004514616A - 引裂可能なテープストリップを備えたプラスチックフィルムパッケージ - Google Patents
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Abstract
Description
技術分野
本発明は、プラスチックフィルムパッケージおよび引裂可能なテープストリップに関する。より特定的には、本発明は、開封を容易にする引裂可能なテープストリップを有する連続した耐引裂性フィルムで形成されたパッケージに関する。
【0002】
発明の背景
バッグや他のパッケージのような入れ物(コンテナ)またはパッケージは、それらの内容物を収容すべく確実に密閉されるものでなければならない。パッケージは、保存時および輸送時、密閉された状態で保持されなければならず、しかも乱暴な取り扱いによる振動や衝撃に耐えなければならない。配送終了時、消費者またはエンドユーザーは、パッケージを開封して内容物を取り出す必要がある。工具も特殊技能も用いることなくパッケージを開封できることが理想である。確実な密閉および容易な開封の両方を達成することは難しい。多くのパッケージは、確実に輸送を行うことができても、開封が困難であることが多い。たとえば、ドッグフードまたは肥料の入った多層ペーパーバッグでは、輸送中、密閉された状態に保持される縫合された上部を有するものが多いが、工具を用いることなくまたはバッグに損傷を与えたり未使用の内容物をこぼしたりすることなくエンドユーザーが開封することは難しい。このほか、たとえば硬水軟化剤ペレットを収容するための包装材料としてプラスチックフィルムが使用されることもある。しかしながら、とくに耐引裂性フィルムを利用した場合、これらのパッケージをエンドユーザーが開封するのは困難である。
【0003】
段ボール製または板紙製のパッケージに対して、それらの開封を容易にすべく従来型の細幅引裂ストリップを使用することができる。これに関連して、Minnesota Mining and Manufacturing Company(3M)は、長年にわたり従来型の引裂ストリップを販売してきた。従来型の細幅引裂ストリップの一形態(3M#8612テープ)は、ポリエチレンテレフタレート(PET)バッキングと、感圧接着剤(PSA)で被覆されたポリエステル糸または繊維ガラスからなる強化用フィラメントとを有する。この引裂ストリップは、段ボール箱の内部または板紙製の郵便封筒の内部に適用される。エンドユーザーが引っ張ることのできるタブを提供すべく、引裂ストリップの外側で段ボールまたは板紙に切込みをつける。開封中、引裂ストリップは原型を保ち、分割されることはない。引裂ストリップにより段ボールまたは板紙を横切って引っ張って引裂く。この従来型の細幅引裂ストリップは、素材を引裂くのに要する力が比較的小さいので、軽量な場合にのみ使用することができる。他の形態では、感圧接着剤を有するテンシライズドポリプロピレンテープと、任意に強化ストラッピングテープとが使用される。これらのタイプの引裂可能なテープストリップはまた、ボックスシーリングテープまたは熱収縮性テープのようなより広幅のフィルムテープの接着面に適用することもできる。この場合にもまた、タブを提供して引裂を開始すべく広幅テープに切込みをつける。切込み間の距離は、テープストリップの幅よりも広い。これは、より重量のある輸送用容器で使用したときに切込みが輸送中に早期に伝播する傾向があるので、軽量パッケージでのみ使用される。この種の従来型の細幅引裂ストリップを線状低密度ポリエチレン(LLDPE)テープバッキング上で使用しても、LLDPEの引裂強度および伸びが大きすぎるので役に立たないであろう。
【0004】
これらの紙ベースの封筒に改良を加えるべくさらにまた上記の従来型細幅引裂ストリップでより容易に開封できるようにすべく努力が払われてきた。たとえば、米国特許第4,781,296号には、Tyvek(登録商標)スパンボンデッドオレフィン封筒を開封できるようにすることが開示されている。それは、従来型の細幅引裂ストリップ製品を用いて開封するのが比較的容易な普通の板紙製封筒に改良を加えたものである。この高耐引裂性封筒材料は、超音波シールにより溶融させて脆弱線を形成することができる。欧州特許第447209号には、Tyvek(登録商標)封筒用の改良された開封部が開示されている。それは、封筒を横切る引裂方向を制御するために末端に切込みをつけた強化ストラッピングテープ(または類似のテープ)を使用する。また、それはTyvek(登録商標)材料を単に脆弱化させるのではなくそれを横切って切断することを含む。これらの特許には、軽量郵便封筒用の開封具が記載されている。それらは、この軽量用途では良好に機能するが、テープを引裂くのが比較的容易であるため、より重量のあるパッケージで使用したときに分割に対して抵抗性を示すように使用することは容易でない。
【0005】
欧州特許第755868号には、封筒を封緘および開封するために単一のテープを用いる板紙製の封筒が開示されている。一軸配向プラスチックフィルムの両面に接着剤がコーティングされているので、このフィルムは開封テープとしてだけでなく封緘テープとしても機能しうる。引裂の方向を制御するためにテープに切込みがつけられている。板紙製の素材は、包装強度を提供するだけでなく、所要の引裂抵抗をも提供する。
【0006】
板紙製またはTyvek(登録商標)製の封筒に従来型の細幅引裂ストリップを適用することは、きわめて実行可能性が高い。しかし残念ながら、同一の技術をプラスチックフィルムタイプのパッケージに適用することは容易でない。プラスチックベースのフィルム包装材料は、広く使用されるようになってきた。プラスチックフィルムは、比較的低価格であり、大量生産方式で包装するのにきわめて適している。さらに、プラスチックフィルムは、たとえばシュリンクラップまたはスキン包装の技術を用いて対象の物品の周りにぴったりラッピングすることができる。板紙製またはTyvek(登録商標)製のパッケージのときと同じように、プラスチックフィルムパッケージは、とくに耐引裂性フィルム(すなわち、1プライあたり20ニュートン(N)を超える破壊伝播引裂抵抗を呈するフィルム)を用いる場合、エンドユーザーによる開封に関連したある種の問題を呈する。典型的には、エンドユーザーは、フィルム包装を開封するために切断工具を使用せざるを得ない。このため外傷および/または製品損傷を引き起こすおそれがある。
【0007】
このほか、従来型の細幅引裂ストリップ(PSAまたは熱活性化接着剤を有する)は、軽量低引裂強度包装用フィルムで利用されてきた。そのような用途の一例は、タバコの箱の周りに適用される二軸配向ポリプロピレン(BOPP)フィルムからなる上面包装である。低引裂強度タイプのフィルム(および/または引裂に伴って伸縮したとしてもごくわずかな伸縮を呈するにすぎないプラスチックフィルム)では、従来型の細幅引裂ストリップは使用可能な開封具である。しかしながら、製品の包装に有用な多くのプラスチックフィルムは、強靭で耐引裂性である。たとえば、ポリエチレンフィルムは、飲料容器、食品などのようなさまざまな製品を包装または収容するために広く使用されている。残念ながら、ポリエチレンのような耐引裂性フィルムに関連した引裂強度が原因で、従来型の細幅ストリップは本質的に役に立たない。従来型の引裂ストリップでは、耐引裂性フィルムを貫通して開封部を「きれいに」引裂くことができない。それどころか、耐引裂性フィルムは、引裂力に対して抵抗性を示し、おそらく引裂力の加えられた箇所で伸縮または伸張するであろう。フィルムは単純には引裂かれずにフィルムから引裂ストリップが引き剥がされるかまたはフィルムは連続的に伸縮し、開口が得られたとしても、収容されている物品にアクセスするには不十分であろう。Tyvek(登録商標)封筒で行われているように、従来型の細幅引裂ストリップの領域でフィルムを脆弱化させて(たとえば、ミシン目を設けて)引裂を容易にすることも可能であるが、こうした不完全部分があるとエンドユーザーに配送する前に包装材料が早期破壊を起こすことが多い。
【0008】
プラスチックフィルムは、継続してきわめて広く使用されている包装材料である。しかしながら、プラスチックフィルムが耐引裂性であり他の手段ではきれいに引裂くことができない場合、従来型の細幅引裂ストリップを使用してもパッケージを満足に開封することができない。それどころか、耐引裂性フィルムパッケージが提供された場合、エンドユーザーは典型的には切断工具を用いてパッケージを開封する必要があるため、外傷や製品損傷を生じるおそれがある。したがって、フィルムを貫通して開封部を引裂くのに適用しうる引裂可能なテープストリップと組み合わせて耐引裂性フィルムを利用したパッケージに対する必要性が存在する。
【0009】
発明の概要
本発明の一態様は、物品を収容するためのパッケージに関する。パッケージは、連続した耐引裂性フィルムと引裂可能なテープストリップとを具備する。フィルムは、物品を収容するための密閉領域を規定するように成形可能である。引裂可能なテープストリップは、フィルムに固定される。これに関連して、引裂可能なテープストリップを引裂いて密閉領域にアクセスするためにフィルムを貫通して開封部を制御可能に引裂くように引裂可能なテープストリップを構成する。連続した耐引裂性フィルムを提供することにより、パッケージは、さまざまな異なる物品を安全に収容するために利用可能であり、そのうえほとんどの輸送および取扱い環境の過酷さに耐える。さらに、引裂可能なテープストリップにより、エンドユーザーはパッケージを容易に開封することができる。好ましい一実施形態では、単一の引裂可能なテープストリップを提供し、フィルムの内表面に接着させた内側で引裂可能な強化ストラッピングテープとして成形する。
【0010】
本発明の他の態様は、物品とパッケージとを含む包装された商品に関する。パッケージは、連続した耐引裂性フィルムと引裂可能なテープストリップとを具備する。フィルムは、物品が収容される密閉領域を形成する。さらに、引裂可能なテープストリップは、フィルムの表面に固定される。これに関連して、引裂可能なテープストリップを引裂いて物品にアクセスするためにフィルムを貫通して開封部を制御可能に引裂くように引裂可能なテープストリップを構成する。好ましい実施形態では、耐引裂性フィルムは、物品の周りにラッピングされ、物品は、食品、複数の製品などのようなさまざまな形態をとることができる。
【0011】
本発明のさらに他の態様は、物品を包装する方法に関する。この方法には、物品を提供することと、連続した耐引裂性フィルムを提供することとが含まれる。引裂可能なテープストリップをフィルムの表面に固定する。次に、物品を収容する密閉領域を規定するようにフィルムを成形する。引裂可能なテープストリップを引裂いて物品にアクセスするためにフィルムを貫通して開封部を制御可能に引裂くように引裂可能なテープストリップを最終組立て時に構成する。好ましい一実施形態では、本発明の方法は、引裂可能なテープストリップを一本だけ固定することを必要とする。さらに、あらかじめ成形された封筒内に物品を滑り込ませるのではなく、好ましくはフィルムを物品の周りにラッピングする。したがって、封筒以外の形でフィルムを成形することができるので、物品はそれほどフラットである必要はなく、それどころか、食品、まとめられた飲料容器などで一般に見いだされるような不規則な形状を有していてもよい。
【0012】
本発明のさらに他の態様は、包装された商品を開封する方法に関する。この方法には、引裂可能なテープストリップが表面に固定されている連続した耐引裂性フィルムにより形成された密閉領域内に収容された物品を含む包装された商品を提供することが含まれる。次に、フィルムを貫通して開封部を制御可能に引裂くように引裂可能なテープストリップを引裂く。耐引裂性フィルムパッケージに関連したいくつかのこれまでの開封方法とは異なり、別の切断工具は必要でない。
【0013】
好ましい実施形態の説明
本発明の一態様は、入れ物(コンテナ)9を封緘する機能を有するとともに該入れ物を容易に開封する機構をも提供するテープである。入れ物9は封筒や箱などの任意の入れ物であってよいが、本発明の一態様は、顆粒状物質を保存するための多層ペーパーバッグのようなバッグなどの可撓性の入れ物でとくに良好に機能する。図1に示されるように、引裂ストリップテープ10は、耐引裂性テープであるベース層12を引裂可能なテープストリップ14と組み合わせたものである。ベース層12は、第1の面18および第2の面20を有する耐引裂性バッキング16と、図示された実施形態ではバッキング16の第1の面18上に位置する接着剤22とを含む。ナイフコーティングのような任意の公知の方法により接着剤22をバッキング16に適用することができる。
【0014】
引裂可能なテープストリップ14は、ベース層のバッキングの第1の面18または第2の面20のいずれかに取り付けることができる。図示された実施形態のうちのいくつかでは、引裂可能なテープストリップ14は、接着剤22を用いてバッキング16の第1の面18に接着される。使用時、引裂可能なテープストリップ14は、入れ物に接着させることなく、入れ物とベース層12との間で入れ物9上に配置される。図示された実施形態のうちのいくつかでは、引裂可能なテープストリップ14は、ベース層24と、該ベース層の片面上に引裂ストリップテープ10のベース層12への接着を支援するためのそれ自身の接着剤26と、を含む。他の実施形態では、接着剤26は、入れ物9に接着させるべく引裂可能なテープストリップベース層24の他方の面上にある。他の実施形態では、引裂可能なテープストリップ14は、接着剤を含んでいる必要はない。
【0015】
バッキング16として、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、キャストポリプロピレン、Kraton(登録商標)/ポリプロピレンブレンド、または他の耐引裂性フィルムを用いることができる。引裂可能なテープストリップ14として、引裂可能なフィラメント強化テープまたはフィラメントもしくはリブ28を有する強化ストラッピングテープ(RST)を用いることができる。好適なRSTは、米国特許第5,079,066号および同第5,080,957号に記載されている。引裂可能なテープストリップ14は、テンシライズドポリプロピレンまたは長手方向に優先的に引裂げる他の配向もしくは非配向フィルムであってもよい。リブ28は、引裂可能なテープストリップ14の引裂を拘束して引裂の方向を制御する。引裂可能なテープストリップ14中の切込み30は、エンドタブ32を形成し引裂開始点となる。入れ物9の取扱い時に生じる応力は、これらの箇所に集中する。耐引裂性ベース層12は、引裂が早期に伝播するのを防止し、しかも人がエンドタブ32を引っ張って容易に入れ物9を開封できるようにする。さまざまな耐引裂性テープ12が入手可能である。強度と早期分割と開封の容易さとのバランスをとることにより、所望の総合特性を有するテープ10を得ることができる。入れ物9を本発明を用いて封緘し、過酷で乱暴な取り扱い試験に付した。それらはこれらの応力に問題なく耐え、しかも容易な開封を可能にした。このテープ10では、RSTのような引裂可能なテープストリップ14の脆弱性(長手方向すなわち機械方向にそれが分割する傾向)と耐引裂性バッキングをきれいに引裂くことができないこととを結び付けて、入れ物に対する非常に機能的な開封機構を形成する。「きれいに引裂く」とは、引裂かれたフィルムが過度の変形を生じることなく、比較的均一な引裂力で終始一貫して引裂いて開封することを意味する(すなわち、伸長したり、伸縮したり、またはぎざぎざになったりしたエッジが存在しない)。
【0016】
本発明の一実施形態を図2に示す。LLDPEのような耐引裂性フィルムで作製されたバッキング16およびPSAのような接着剤22は、入れ物9を封緘するベース層12として機能する。より細幅のフィラメント強化テープまたは強化ストラッピングテープが引裂可能なテープストリップ14であり、耐引裂性ベース層12に接着剤同士を向かい合わせて積層される。テープ10に設けられた切込み30は、引裂開始点となる。切込み30は、テープ10のベース層12および引裂可能なテープストリップ14の両方を貫通して配置されている。テープ10は入れ物9に適用される。テープの末端に形成されたエンドタブ32は、入れ物9の開封を支援する。
【0017】
図3に示される他の実施形態では、輸送および配送の際、エンドタブ32を入れ物9に対してフラットに置くことができる。この形態では、切込み30は、ベース層12だけを貫通する位置でテープ10の末端から開始される。切込み30間の距離は、エンドタブ32の幅よりも大きい。図示されているように、切込みは、次に、ベース層だけでなく引裂可能なテープストリップ14の一部分をも貫通するように方向づけられる。この方向変化は滑らかな曲線として示されているが、任意の形状を使用することができる。この特徴の重要な点は、テープの末端で、エンドタブ32が、接着剤22を有するテープ10の一部分を含み、封緘テープの接着剤がバッグに軽く固着できるようになっているとともに、エンドタブ32が、引裂可能なテープストリップ14を貫通して延在する少なくとも一部分を有しているという点である。
【0018】
図4に示される他の実施形態では、テープ40は、二軸配向ポリプロピレンで作製されたボックスシーリングテープのようなフィルムテープのストリップであるテープ層42を含む。テープ層42は、バッキング44と接着剤46とを含む。このテープ層42は、切込みをつけたときは耐引裂性でないが、低コストで良好な封緘強度を提供する。より細幅の引裂可能なテープストリップ14が3M#8883テープのような類似の幅をもつ耐引裂性テープ12に積層される。引裂可能なテープストリップ14は、ベース層24と接着剤26とを含み、耐引裂性テープ12は、ベース層16’と必要とされるものではないが接着剤22’とを含む。耐引裂性テープ12は、その機能が必要とされる領域、すなわち、互いに接着して入れ物を封緘する入れ物9の2つの部分にまたがる領域にのみ配置される。(耐引裂性フィルムを用いずにボックスシーリングテープをRSTと併用した場合、RSTに設けた切込みは容易に伝播するおそれがあることに注意されたい。)この実施形態は、図1のときと同様に、引裂が早期に伝播するのを防止し、しかも人がエンドタブ32を引っ張って入れ物9を容易に開封できるようにする。
【0019】
この構造は、いくつかの方法で形成することが可能である。一方法では、適用箇所でボックスシーリングテープ層42と引裂可能なテープストリップ14との間に3M(St.Paul,Minnesota)製の#8883テープのような耐引裂性テープ12を積層することが可能である。他の方法では、RSTテープを引裂可能なテープストリップ14として使用し、耐引裂性テープ12(3M#8883テープ)に積層して、ロールの形態で顧客に提供することが可能である。これは適用箇所でボックスシーリングテープ層42に適用されることになろう。さらに他の方法には、製造時にすべての層を一体化させることが含まれる。耐引裂性テープ12を引裂可能なテープストリップ14にコーティングまたはラミネートする。次に、この多層構成体を、バッキング44と接着剤46とを含むテープ層42に固定する。図5は、耐引裂性層上に接着剤が存在しない実施形態を示している。耐引裂性ベース層16をテープ層42と引裂可能なテープストリップ14との間に配置するだけでテープ50を形成する。
【0020】
一例として、0.008cm(3ミル)のLLDPEバッキング16とPSA接着剤22とを有する3M#8883テープのような幅48mmの耐引裂性接着ベース層12の長さ40.6cm(16インチ)のストリップで、ドッグフードの入った20kg(44ポンド)のバッグを封緘した。(3M#8883テープは、耐引裂性があるためここで使用した「伸縮性テープ」である。)引裂可能なテープストリップ14(3M#864 RSTテープ)の幅12mmのストリップを適用し、末端に切込み30を設けてエンドタブ32を形成した。このバッグをASTM D5276規格に従って落下試験に付した。バッグの前面、背面、2つの側面、および2つの端部に対して、76cm(30インチ)の落下を行った。6回の落下を行ってもバッグが開封されることはなかった。次に、ガセットにより形成されたノッチである「耳部」をつまんでバッグを数回持ち上げたが、開封されることも切込みが伝播することもなかった。タブを引っ張ることによりバッグは容易に開封された。
【0021】
幅12mmの3M#8883テープおよび幅12mmの3M#864テープに積層された幅48mmのボックスシーリングテープ(3M#372テープ)を有するテープで、ドッグフードの入った類似のバッグを封緘した。また、幅48mmのボックスシーリングテープと、3M#864テープと0.008cm(3ミル)LLDPEフィルムとの幅12mmの積層体と、からなる構造体で、いくつかのバッグを封緘し、さらに0.010cm(4ミル)LDPEフィルムで他のバッグを封緘した。この構造体についても落下試験および持上試験は良好であり、その後、容易に開封された。
【0022】
テープまたはベース構造体を開封するのに必要な力を測定するために、Instrumentors, Inc.製のZPE 1000 High Rate Peel Test Systemを用いて試験を行った。0.5m/秒(エンドユーザーにより使用される実際の速度の代表値である)で試験を行い、タブを引っ張るのに必要な力(テープを横切って2つの引裂を生じる)をニュートン単位で測定した。次の表に結果をまとめる。他の速度でも試験を行った。これらの速度における結果は予測可能であった。すなわち、速度を低下させると力は増大し、速度を増加させると力は減少した。すべての速度において、種々のテープサンプル間で似たような力の差異を生じた。
【0023】
【表1】
【0024】
表1は、構造体中で耐引裂性フィルム(実施例では3M#8883テープ)を用いると引裂くのに必要な力が著しく増大するため入れ物の早期開封の可能性が低下することを示している。3M#8612のような標準的引裂ストリップテープ(両側に沿って切込みを有する)を#8883と併用した場合、LLDPEバッキングは変形し伸長するが、機能的な引裂を提供しない。しかしながら、#8883伸縮性テープの単一テープ構築体を用いた例は機能しなかった。テープは、その長さに沿って引裂かれることなく破損した。
【0025】
図6および図7に示される他の実施形態では、入れ物60は、入れ物を密封するためのテープを含む。入れ物60は、可撓性であってもよいしバッグであってもよい。テープは、引裂可能なテープストリップ62であってもよいしテープを単純化する意味で入れ物60の一部分であってもよい。たとえば、入れ物60は、入れ物を封緘するためにフラップ64を有していてもよい。フラップ64は、第1および第2の主要表面を有し、耐引裂性フィルムから形成される。フィルムは、連続したものとして規定され、シート素材以外の材料から作製される。(シート素材は、繊維で作製された材料として規定される。繊維は、マット化処理、フェルト化処理、叩解処理、またはリファイニング処理されたものであってもよく、伝統的な紙のようにセルロースで作製するかまたは結合させて一体化しうる合成およびプラスチック材料をはじめとする他の材料で作製することができる。)
【0026】
フラップ64は、後で生じる引裂線に沿って(たとえば、スリット、ミシン目、または切込線により)脆弱化させることができる。図示されているように、フラップ64は脆弱化されていない。「脆弱化されていない」とは、フラップ中にスリット、ミシン目、または切込線が存在せず、脆弱化させることを意図した処理がフラップになんら施されていないことを意味する。開封プロセスの開始を容易にするために引裂可能なテープストリップ62およびフラップ64の末端に切込み70を設けることができる。これらの切込み70によりタブを形成することが可能であり、フラップが耐引裂性プラスチックで作製されているのでフラップ64が脆弱化されることはない。引裂可能なテープストリップ62により他の手段で耐引裂性フィルムが比較的容易に引裂かれ入れ物が開封されるので、フラップ64を脆弱化させる必要はない。この点が、良好に機能させるために脆弱化を必要とする公知のシート素材の封筒および入れ物との顕著な差異である。脆弱化を行うには追加の製造ステップが必要となり、コストが増大する。
【0027】
入れ物60は、フラップの第1の主要表面を入れ物に接着させて入れ物を封緘するためのグルーまたは接着剤66のような機構を備えている。接着剤66は、フラップ64の第1の主要面の少なくとも一部分上もしくは入れ物60の他の部分上またはそれらの両方にコーティングすることができる。入れ物60を封緘する前に接着剤66を剥離ライナーで任意に保護することができる。引裂可能なテープストリップ62は、フラップ64の第1および第2の主要表面の一方または両方に配置される。耐引裂性フィルムフラップ64は他の手段ではきれいに引裂くことができないにもかかわらず、引裂可能なテープストリップ62を用いると、それ自身およびフラップ64を所与の力で引裂くことができるようになる。
【0028】
引裂可能なテープストリップ62をフラップ64の第1の主要表面上に配置すけば、引裂可能なテープストリップを引裂くことによりフラップが引裂かれる。この形態では、図6に示されるように、引裂可能なテープストリップの反対側のフラップ64の第2の主要表面上に任意のカバーテープ68を配置することができる。カバーテープ68は、おそらく引裂中にフラップの伸びを拘束することにより、フラップ64をきれいに引裂く能力を高める。このことは、ボックスシーリングテープを使用する実施例2のときに必要な力が、それを使用しない実施例1のときと比較して減少することにより、実証される。#371二軸配向ポリプロピレン(BOPP)ボックスシーリングテープ、#355 PETボックスシーリングテープ、#821アセテートテープ、および#600ポリ塩化ビニル(PVC)テープ(すべて3M(St.Paul,Minnesota)製である)をはじめとして種々のテープをカバーテープ68として使用することができる。これらのテープはすべて、フラップ64に使用されるフィルムよりも少ない伸びを有する。
【0029】
フラップ64は、LLDPE、LDPE、キャストポリプロピレン、およびKraton(登録商標)とポリプロピレンとのブレンドで作製することができる。引裂可能なテープストリップ62は、RST、テンシライズドポリプロピレン、およびフィラメント強化テープであってよい。また、引裂可能なテープストリップ62は、その第1および第2の面の一方または両方に形成されたフィラメント、リブ、またはそれらの両方を含むことができる。
【0030】
本発明の他の実施形態は、易開封機能を備えた耐引裂性フィルムパッケージに関する。たとえば、図8Aおよび図8Bは、封緘状態(図8A)および開封状態(図8B)の両方の本発明に係る包装された商品100を示している。包装された商品100は、パッケージ102と物品104とを含む。以下でより詳細に記載されているように、物品104は、複数の物体(たとえば、図8Aおよび図8Bの実施形態)または単一の物体を含むことができる。一般的には、パッケージ102は、物品104が収容される密閉領域106を形成する。
【0031】
パッケージ102は、連続した耐引裂性フィルム108と引裂可能なテープストリップ110とを含む。耐引裂性フィルム108は、密閉領域106を形成し、物品104を収容する。引裂可能なテープストリップ110は、フィルム108の表面に固定され、引裂可能なテープストリップ110を引裂くことによりフィルム108の開封を容易にする。
【0032】
連続した耐引裂性フィルム108は、さまざまな形態をとることが可能であり、プラスチック材料である。より特定的には、フィルム108は耐久性が高く、ほとんどの輸送および取扱い環境に関連した制約条件を満足する。以下に記載されているように、フィルム108は、「連続」しかつ「耐引裂性」のものとして特性づけられる。好ましい実施形態では、フィルム108は、「強靭」なものとして特性づけられる。
【0033】
第1に、「連続」していることにより、フィルム108は、シート素材以外の材料から作製される。シート素材は、繊維で作製された材料として規定される。繊維は、マット化処理、フェルト化処理、叩解処理、またはリファイニング処理されたものであってもよく、伝統的な紙のようにセルロースで作製するかまたはTyvek(登録商標)のように結合させて一体化しうる合成およびプラスチック材料をはじめとする他の材料で作製することができる。
【0034】
第2に、フィルム108は、比較的高い破壊伝播引裂抵抗を呈することにより「耐引裂性」であるものとして規定される。これに関連して、20N/プライ以上、より好ましくは30N/プライ以上、最も好ましくは40N/プライ以上の破壊伝播引裂抵抗を有するフィルムを「耐引裂性」であるとみなす。以下でより詳細に記載されているように、好ましくは、フィルムの破壊伝播引裂抵抗は、プラスチックフィルムおよび薄いシートの破壊伝播引裂抵抗を決定する標準的試験方法ASTM D2582−93に従って決定される。
【0035】
最後に、フィルム108は、好ましくは、「強靭」であるものとして規定される。「靭性」は、フィルム108を特定の距離引裂くのに必要なエネルギーを指し、したがって引裂強度に関連する。しかしながら、さらに、「強靭」なフィルムは、伸長性を有しているので、加えられた引裂はフィルムに沿って容易に伝播することはない。いいかえれば、「強靭」なフィルムは、引裂力に応答して引裂かれる前に伸長する。したがって、好ましい実施形態では、フィルム108は、それ自体で自発的にきれいに引裂かれることはない。ここで、「きれいに引裂く」とは、引裂かれたフィルムが過度の変形を生じることなく、比較的均一な引裂力で終始一貫して引裂いて開封することを意味する(伸長したり、ストレッチアウトしたり、またはぎざぎざになったりしたエッジが存在しない)。
【0036】
フィルム108の上記の特性に留意すると、いくつかのプラスチックフィルムが許容できる。入手可能な連続した耐引裂性フィルムの例としては、ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、Surlyn(登録商標)アイオノマーフィルム(DuPontから入手可能)、Kraton(登録商標)/ポリプロピレンブレンド、プロピレンとエチレンとのコポリマー、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド、ナイロン、ポリ塩化ビニル、およびポリ塩化ビニリデンが挙げられるが、これらはいくつかの例を列挙したにすぎない。以上に列挙したフィルム(とくに指定されていない他の物質についても同様)はそれぞれ、本明細書に規定されている「耐引裂性」の資格を得るべく特定の厚さを有し特定の加工が施されていなければならないことは理解されよう。いいかえれば、「耐引裂性」は、材料のタイプ、材料の厚さ、および材料の加工の関数である。しかしながら、ほとんどの包装用途に対して、以上で特定した材料はそれぞれ、現在、「耐引裂性」の資格を得るのに十分な厚さで提供される。さらに、フィルム108は、単層または多層のいずれかの構成を有することができる。多層フィルムの場合、層は同一であっても異なっていてもよい。たとえば、好ましい一実施形態では、フィルム108は、ポリエチレンからなる第1の層とポリプロピレンからなる第2の層とを含む。一例として、フィルム108として使用する対象からとくに除外される材料には、Tyvek(登録商標)、セロファン、セルロースアセテート、BOPPなどが包含される。
【0037】
引裂可能なテープストリップ110は、先に記載したものと同様であり、引裂可能なテープストリップ110を引裂いてフィルム108を貫通して開封部を制御可能に引裂くように構成される。「制御可能に引裂く」という表現は、フィルム108を横切って実質的に均一にまたはきれいに引裂き、フィルム108中の引裂が長さおよび幅に関して引裂可能なテープストリップ110中の引裂に対応することを指す。フィルム108中の引裂のエッジは、それほどぎざぎざになることも、それほど伸長されることもない。これに関連して、フィルム108の耐引裂性に基づき、引裂可能なテープストリップ110は内側で引裂くことができるように形成することが好ましい。より特定的には、さらに図9Aを参照して、引裂可能なテープストリップ110は、好ましくは、長手方向の中央セクション120と、対向する長手方向の側部122と、により規定される細長い本体である。ベース126から延在する複数のリブ124を含むように引裂可能なテープストリップ110を形成することなどにより、対向する側部122に対して中央セクション120を引裂くことができる。したがって、この構成では、たとえば、あらかじめ成形されたタブ128(図8Aに最も明瞭に示されている)で中央セクション120に引張力を適用すると、リブ124のそれぞれの間で中央セクション120は対向する側部122からきれいにまたは均一に引裂かれる。この場合、中央セクション120は側部122に対して引裂かれるので、引裂可能なテープストリップ110を「内側で引裂くことができる。」とくに、タブ128のサイズは、中央セクション120の幅を規定し、その結果として、中央セクション120および側部122のそれぞれの幅を特定用途に応じて変化させることができる。この好ましい構成では、対向する側部122は、引裂可能なテープストリップ110に固定された材料(たとえば、フィルム108)を効果的に支持または強化し、それにより中央セクション120は接触された材料を制御された状態で引裂くことができる。このほか、引裂可能なテープストリップ110は、内側で引裂くことができる構成以外の構成をとることができる。たとえば、二つのセクションを並列構成で引裂くように設計することができる。
【0038】
既に述べたように、引裂可能なテープストリップ110は、長手方向に優先的に引裂かれる強化ストラッピングテープ、引裂可能なフィラメント強化テープ、テンシライズドポリプロピレン、または他の配向もしくは非配向フィルムをはじめとして、さまざまな形態をとることができる。最も好ましい実施形態では、引裂可能なテープストリップ110は、少なくとも8mmの幅を有する強化ストラッピングテープ、たとえば、3Mから864 Scotch(登録商標)強化ストラッピングテープという商品名で入手可能なテープである。内側で引裂くことができない8mm未満の幅を有する従来型の引裂ストリップとは異なり、引裂可能なテープストリップ110は、連続した耐引裂性フィルム108を制御可能な状態で引裂くことができる。
【0039】
いくつかの代表的なフィルムを試験して、従来型の細幅引裂ストリップと比較し、引裂可能なテープストリップ108の有用性を確認した。とくに、以下の表2に列挙されたフィルムのそれぞれを、ASTM D2582−93に従って1195グラムのキャリッジ重量および17.3cmのキャリッジ高さを用いて破壊伝播引裂抵抗試験に付した。さらに、フィルムを引裂く従来型細幅引裂ストリップの能力を評価するために、手で引裂くことによりフィルムを試験した。従来型細幅引裂ストリップは、「3M 8621 Tear Strip Tape」という商品名で3M Companyから入手可能な0.125インチ(3.2mm)の幅を有する引裂ストリップであった。
【0040】
いくつかの場合には、フラップを備えた市販の封筒としてサンプルを取得した。他の場合には、サンプルは、あらかじめ封筒に成形されているものではなく、フィルムとして市販されているものであった。それにかかわらず、従来型の細幅引裂ストリップを列挙されたフィルムまたは封筒サンプルに固定して、約0.3メートル/秒の速度でそれぞれのフィルムまたは封筒フラップを引裂く試験を試みた。機械方向(「MD」)およびクロスウェブ方向(「CD」)の両方でそれぞれのサンプルについて引裂試験を行った。封筒サンプルに関しては、機械方向およびクロスウェブ方向はわからなかった。したがって、封筒サンプルについては、「MD」は、封筒フラップの長さすなわち「長辺」に沿った引裂試験を指し、「CD」は、封筒フラップの長さに垂直な引裂試験を指す。最後に、それぞれのサンプルの引裂性を次の判定基準により評価した。サンプルが容易にかつきれいに引裂かれたときサンプルに「1」を割り当て、サンプルが引裂かれてもきれいに引裂かれないときサンプルに「2」を割り当て、サンプルが引裂かれなかったときサンプルに「3」を割り当てた。以上の説明内容に留意して、次の結果を得た。
【0041】
【表2】
【0042】
基準点として、「SAC」と記されたサンプルは、Sealed Air Corporation of East Saddle Brook,New Jerseyから入手可能であり、「Tyco」と記されたサンプルは、Tyco International Inc.of Exeter,New Hampshireから入手可能な低密度ポリエチレンフィルムである。
【0043】
上記の試験結果に基づいて、従来型の細幅引裂ストリップは、20N/プライよりも大きい破壊伝播引裂抵抗を呈する耐引裂性フィルムを貫通して開封部を制御可能な状態で引裂くことができない。これとは対照的に、本発明に係る引裂可能なテープストリップ110は、驚くべきことに、以上に列挙したフィルムのそれぞれを制御可能に引裂くので、パッケージ102は耐引裂性フィルム108をうまく利用できることがわかった。先行技術の構成では、脆弱なきわめて引裂かれ易いフィルム(たとえば、BOPP)が利用さているか、包装を開封するために別の切断工具が必要とされるか、または引裂ストリップの領域でフィルムが脆弱化されている(たとえば、ミシン目が設けられている)ため、このきわめて有益なパッケージを得ることができない。
【0044】
上記のパッケージ102(耐引裂性フィルム108を含む)は、さまざまな異なる物品を収容することができる。一実施形態では、物品104は、図8Aおよび図8Bに示されように、複数の本130および段ボール製パッド132を含む。複数の本130は、輸送および取扱い業務で一般に行われているように、段ボール製パッド132の上に積重ねられている。複数の本130は、図8Aおよび図8Bに示されるようにさまざまなサイズおよび形状であってもよいし、同一であってもよい。パッド132は、好ましくは、段ボール製の素材であり、輸送時に複数の本130を支持するために提供される。しかしながら、それ以外に、パッド132を異なる材料から形成したり、他の形状およびサイズをもたせたり、または完全に取り除くこともできる。
【0045】
好ましい一実施形態では、包装された商品100は、フィルム108の表面に引裂可能なテープストリップ110を最初に固定することにより組み立てられる。とくに図9Aを参照すると、フィルム108は、一般的には、内側表面140と外側表面142とを規定する(図8Aおよび図8Bでは外側表面142が「露出」する)。この向きに留意して、好ましくは、接着剤144などを用いて引裂可能なテープストリップ110を内側表面140に固定する(図9Aに一般的に示されている)。接着剤144は、さまざまな形態をとることができるが、好ましくは、当技術分野で公知の感圧接着剤である。それにかかわらず、引裂可能なテープストリップ110を他の手段で脆弱化されていないフィルム108の領域に適用する。すなわち、対象の包装材料が先に述べたように引裂可能なテープストリップまたは引裂ストリップの領域でミシン目を設けるかまたは脆弱化されている他のヘビーデューティ包装用途とは異なり、フィルム108は、引裂可能なテープストリップ110に対向して原型が保たれる。この構成では、パッケージ102は、先行技術の脆弱化された包装材料に伴う欠陥を生じにくい。
【0046】
好ましい一実施形態では、引裂可能なテープストリップ110が1本だけ必要である。先に述べたように、引裂可能なテープストリップ110に特有な内側引裂は、フィルム108を制御可能に引裂くのに十分である。このほか、図9Bを参照すると、第2の引裂可能なテープストリップ146は、引裂可能なテープストリップ110の実質的に反対側でフィルム108に固定することができる(すなわち、外側表面142上)。好ましくは、引裂可能なテープストリップ110、146の位置合わせを行う。しかしながら、そのほかに、図9Bに示されるように、引裂可能なテープストリップ110、146の位置を互いにずらすこともできる。より特定的には、引裂可能なテープストリップ110、146はいずれも、内側で引裂くことができ、それぞれ幅を規定する。引裂可能なテープストリップ110の幅の少なくとも一部分は、第2の引裂可能なテープストリップ146の幅の少なくとも一部分に重なる。この向きで、単一バンドの構成部分(図9Bで「B」として特定されている)を、引裂可能なテープストリップ110、146の両方から同時に内側で引裂くことができる。このほか、373 Scotch(登録商標)High Performance Box Sealing Tape(3Mから入手可能)のようなカバーテープを、第2の引裂可能なテープストリップ146の代わりに使用することができる。
【0047】
図8Aおよび図8Bに戻ると、引裂可能なテープストリップ110を適用した後、引裂可能なテープストリップ110とフィルム108とを貫通して切込み150を設け、引裂可能なテープストリップ110の先端154にタブ128を規定する。好ましい実施形態では、ダイカットにより切込み150を設けるが、他の切削方法も同じように適用可能である。図8Aには3つの切込み150が示されているが、より大きいかまたはより小さい他の任意の数も同じように許容しうる。それにかかわらず、エンドユーザー(図示せず)はタブ128をつまみとして利用し、引裂可能なテープストリップ110の引裂を開始する。
【0048】
次に、物品104が収容される密閉領域106を規定するようにフィルム108を成形する。好ましい一実施形態では、当技術分野で公知のシュリンクラップ方法を利用する。たとえば、フィルム108を物品104(本130およびパッド132を含む)の周りにラッピングし、対向する末端をシールして一体化させる。次に、包装された商品100を熱トンネル(図示せず)に通し、フィルム108を物品104の周りにぴったりと収縮させる。たとえば、フィルム108がポリエチレン材料である場合、フィルム108の熱収縮は、熱収縮強制空気オーブン中などで、250℃で約6秒間行うことが可能である。このほか、他の温度および/または時間で熱収縮プロセスを行なうこともできる。好ましい熱収縮技術を用いて、フィルム108を実質的に物品104の形状に整合させ、輸送中、物品104の望ましくない移動または運動(たとえば、パッド132に対する1冊以上の本130の相対的移動)を防止する。
【0049】
パッケージ102は、単に引裂可能なテープストリップ110のタブ128をつまんで外向きに引っ張ってパッケージ102から引き離すことにより、開封される(すなわち、図8Aの封緘状態から図8Bの開封状態に変化させる)。この引裂作用により、フィルム108を貫通して開封部160を制御可能な状態で引裂く。たとえば、中央セクション120と、対向する側部122と、の間に分離の開始点を規定するようにタブ128を成形する。対向する側部122から中央セクション120を引裂くと、中央セクション120に他の手段で固定されていたフィルム108の一部分は、対向する側部122に他の手段で固定されていたフィルム108の一部分に対して引裂かれる。したがって、引裂可能なテープストリップ110に特有なこの好ましい「内側引裂」は、フィルム108の制御された引裂を提供し、対向する側部122により中央セクション120からの望ましくない引裂伝播が防止され、引裂箇所におけるフィルム108が強化されるので、比較的小さな引張力をタブ128に加えることにより、きわめて制限された引裂力(フィルム108の引裂強度を上回る)を生成することができる。さらに、引裂可能なテープストリップ110に特有な内側引裂により、フィルム108に固有の伸縮性が克服される。すなわち、フィルム108を中央セクション120および対向する側部122のそれぞれに固定または接合させることにより、フィルム108の伸縮は、引裂可能なテープストリップ110により拘束される。
【0050】
成形後、開封部160によりエンドユーザーはフィルム108に収容されていた物品104にアクセスすることが可能である。これに関連して、開封部160が、物品104の少なくとも一部分、たとえば、本130のうちの1冊を取り出すのに十分なサイズになるまで、引裂可能なテープストリップ110の引裂を継続する。
【0051】
先に述べたように、好ましい実施形態では、単一の引裂可能なテープストリップ110をフィルム108の内側表面140(図9A)に固定する。この向きで、タブ128に外向きの引張力を加えると、フィルム108はより容易に引裂かれる。さらにもう一度、図8Aを参照すると、好ましい一実施形態では、引裂可能なテープストリップ110は1本だけ必要であるので、引裂可能なテープストリップ110の反対側の外側表面142上に表示162を形成することができる。表示162は、さまざまな形態(たとえば、英数字、画像、ロゴ、バーコードなど)をとることが可能であり、好ましくは公知の技術を用いて外側表面142上にプリントする。図8Aに示されるように、単一の引裂可能なテープストリップ110は、表示162を見えなくすることはない。しかしながら、表示162は省略可能であること、つまり必要とされる要素でないことは理解されよう。
【0052】
先に述べたように、物品104は、図8Aおよび図8Bに示される以外のさまざまな形態をとることができる。たとえば、図10は、パッケージ172および物品174を含む他の実施形態の包装された商品170を示している。パッケージ172は、物品174が収容される密閉領域176を規定する。
【0053】
パッケージ172は、先に記載したパッケージ102(図8A)と非常に類似しており、連続した耐引裂性フィルム178と引裂可能なテープストリップ180とを含む。引裂可能なテープストリップ180は、好ましくは、フィルム178の内側表面(図10では隠れている)に固定され、引裂可能なテープストリップ180を引裂いてフィルム178を制御可能な状態で引裂くように構成される。図10に示されるように、引裂可能なテープストリップ180およびフィルム178を貫通して一連の切込み182を設け、第1および第2のタブ184a、184bを規定する。このほか、タブ184a、184bを1つだけ形成し、図示されている以外の位置に配置することもできる。
【0054】
物品174は、複数のキャニスター190とトレー192とを含む。複数のキャニスター190は、飲料缶などのさまざまな形態をとることが可能であり、同一であっても同一でなくてもよい。トレー192は、好ましくは、段ボール材料から作製され、複数のキャニスター190を支持する。このほか、トレー192は他の形態をとることが可能であり、完全に取り除くこともできる。
【0055】
先に記載の包装された商品100(図8A)のときと同じように、好ましくは、フィルム178を物品174の周りにシュリンクラッピングし、フィルム178が物品174の形状に実質的に整合するようにする。シュリンクラッピングプロセスの一部として、典型的には、開口194(そのうちの1つを図10に示す)が、対向する側部でフィルム178により形成される。したがって、フィルム178は必ずしも全物品174を包含する必要があるとは限らない。しかしながら、好ましいシュリンクラップ法を用いて、パッケージ172によりトレー192内の複数のキャニスター190を固定する。さらに、フィルム178に耐引裂性の材料を使用することにより、包装された商品170は、通常の輸送および取扱いに関連した過酷さに耐えることができる。
【0056】
別個の切断工具の使用を必要とすることなく、エンドユーザーは、パッケージ172を容易に開封することができる。ユーザーは、タブ184a、184bの一方または両方をつまんで外向きに引っ張るだけでよい。この場合にも、タブ184a、184bは、引裂可能なテープストリップ180内で内側引裂を開始するように構成される。その結果、引裂作用によりフィルム178を貫通して開封部(図示せず)が制御可能に引裂かれ、物品174、たとえば、複数のキャニスター190のうちの1つにアクセスできるようになる。その後、開口を有するパッケージ172から物品174の一部分または全部を取り出すことができる。
【0057】
さらに他の実施形態の包装された商品200を図11に示す。先の実施形態のときと同じように、包装された商品200は、パッケージ202と物品204とを含む。パッケージ202は、物品204が収容される密閉領域206を規定する。
【0058】
パッケージ202は、先に記載のものと類似しており、連続した耐引裂性フィルム208と引裂可能なテープストリップ210とを含む。引裂可能なテープストリップ210は、好ましくは、フィルム208の内側表面(図11では隠れている)に固定される。さらに、引裂可能なテープストリップ210およびフィルム208を貫通して一連の切込み212を設け、第1および第2のタブ214a、214bを規定する。このほか、タブ214a、214bを1つだけ形成し、図11に示されている以外の位置に配置することも可能である。
【0059】
物品204は、椅子220とトレー222とを含む。トレー222は、好ましくは、段ボール材料から形成され、椅子220を保持する。
【0060】
先の実施形態のときと同じように、好ましくは、フィルム208を物品204の周りにシュリンクラッピングし、フィルム208が物品204の形状に実質的に整合するようにする。この好ましい一構成では、パッケージ202により椅子220をトレー222に強固に結合し、物品204がより容易に取り扱えるようにする。
【0061】
単にタブ214a、214bの一方または両方をつまんで引張力を加えるだけで、包装された商品200が開封される。この場合にも、この引張力により引裂可能なテープストリップ210が内側に引裂かれ、その結果、フィルム208を貫通して開封部(図示せず)が引裂かれる。パッケージ202から椅子220を取り出すのに必要な程度まで、引裂可能なテープストリップ210を引裂く。
【0062】
さらに他の実施形態の包装された商品230を図12に示す。先の実施形態のときと同じように、包装された商品230は、パッケージ232と物品234とを含む。パッケージ232は、物品234が収容される密閉領域236を規定する。
【0063】
パッケージ232は、連続した耐引裂性フィルム238と引裂可能なテープストリップ240とを含む。引裂可能なテープストリップ240は、好ましくは、フィルム238の内側表面(図12では隠れている)に固定される。さらに、引裂可能なテープストリップ240およびフィルム238を貫通して一連の切込み242を形成し、引裂可能なテープストリップ240を貫通する内側引裂開始点を形成するタブ244を規定する。このほか、複数のタブ244を提供し、かつ/または引裂可能なテープストリップ240に沿った他の位置に配置することができる。
【0064】
図12の実施形態では、物品234は、機械部品250(単純化されたブロック形式で示されている)とパッド252とを含む。当技術分野で公知のごとく、パッド252は、輸送中、部品250を支持する。このほか、複数の部品250を提供し、かつ/または異なる品物を部品250の代わりに用いることができる。
【0065】
好ましくは、フィルム238を物品234の周りにスキン包装する。スキン包装技術は、当技術分野で公知であり、これによりフィルム238はパッド252に接着されるとともに部品250の形状にほぼ整合するようになる。
【0066】
最初にタブ244をつまみ、次に外向きに引っ張ることにより、パッケージ232が開封される。この操作により、引裂可能なテープストリップ240内に内側引裂が生成され、その結果、フィルム238を貫通して開封部(図示せず)が引裂かれる。
【0067】
開封部(図示せず)が、部品250を容易に取り出すのに十分なサイズになるまで、フィルム238上の引裂可能なテープストリップ240の引裂を継続する。とくに、段ボール製または板紙製のパッド252を貫通して引裂くために、従来型の細幅引裂ストリップを利用することができる。しかしながら、そのような設計では、パッド252の汚損または破壊を生じ、したがって、その上に配置された任意の表示の汚損または破壊を生じる。これとは対照的に、本発明のパッケージ232は、フィルム238を引裂くだけなので、パッド252は原型が保たれる。
【0068】
さらに他の実施形態の包装された商品260を図13に示す。包装された商品260は、パッケージ262と物品264とを含む。パッケージ262は、物品264が収容される密閉領域266を規定する。
【0069】
パッケージ262は、先の実施形態のときと類似しており、連続した耐引裂性フィルム268と引裂可能なテープストリップ270とを含む。好ましくは、引裂可能なテープストリップ270をフィルム268の内側表面(図13では隠れている)に固定する。さらに、引裂可能なテープストリップ270およびフィルム268を貫通して一連の切込み272を設け、タブ274を規定する。このほか、複数のタブ274を提供し、かつ/または図示されている以外の位置に配置することができる。この場合にも、タブ274は、引裂可能なテープストリップ270内に内側引裂開始点を生成し、ユーザーがつまむための表面を提供する。
【0070】
物品264は、食品280を含む。図13の一実施形態では、食品280は、半切のハムである。このほか、他の肉類(たとえば、挽いた牛肉、鶏肉など)、シーフード(たとえば、サカナ、小エビなど)、乳製品(たとえば、チーズ、バタースティックなど)、焼いた商品(たとえば、ケーキ、パンなど)をはじめとするさまざまな他の食品も同じように許容できるが、これらはいくつかの例を列挙したにすぎない。図13に示された食品280は単一商品であるが、同じであっても異なっていてもよい複数の食品を提供し、かつ/または支持トレー内に配置することができる。さらに、図示されていないが、セロファンのように食品との接触が許容された軽量の容易に引裂可能なバリヤーフィルムを食品280の周りに(すなわち食品280とフィルム268との間)ラッピングして、鮮度を保持することも可能である。この代わりにまたはこれに加えて、切込み272の上を覆うようにカバーテープまたはタブを外側に配置して、水分および/または空気が食品280に接触しないようにすることができる。
【0071】
先の実施形態のときと同じように、好ましくは、フィルム268を物品264の周りにぴったりとラッピングする。引裂可能なテープストリップ27を引裂くことにより、つまり先に述べたようにフィルム268を引裂くことにより、食品280をパッケージ262から取り出すことができる。
【0072】
本発明のパッケージおよび包装された商品は、従来の設計よりも顕著に優れた改良を提供する。第1に、輸送中、収容された物品を保護および固定するために、連続した耐引裂性フィルムが利用される。フィルムの耐引裂性により、パッケージの損傷が最小限に抑えられる。さらに、引裂可能なテープストリップを用いるため、別の切断工具の使用を必要とすることなく、パッケージを容易に開封することができる。したがって、このパッケージを用いれば、切断工具を用いて耐引裂性フィルムパッケージを開封するときに一般に見られる不便さ、安全性、および製品の損傷に関する問題が回避される。最後に、パッケージは、不正開封の証拠をエンドユーザーに提供する。
【0073】
好ましい実施形態を参照して本発明について説明してきたが、当業者であれば、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および細部に変更を加えることができることは理解されよう。たとえば、本発明のパッケージが有用であると思われるごく少数の物品について説明したにすぎない。形状が規則的なまたは不規則な1つまたは複数の製品など、実質的に無限数の物品を包装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のテープの断面図である。
【図2】
入れ物に適用された図1のテープの斜視図である。
【図3】
入れ物に適用されたテープの他の実施形態の部分斜視図である。
【図4】
本発明の他の実施形態に係るテープの断面図である。
【図5】
本発明の他の実施形態に係るテープの断面図である。
【図6】
本発明の他の実施形態に係る入れ物の断面図である。
【図7】
図6の入れ物の斜視図である。
【図8A】
封緘状態にある本発明の他の実施形態に係る包装された商品の斜視図である。
【図8B】
開封状態にある図8Aの包装された商品の斜視図である。
【図9A】
図8Aの包装された商品の一部分の拡大断面図である。
【図9B】
別の包装された商品の一部分の拡大断面図である。
【図10】
本発明の他の実施形態に係る別の包装された商品の斜視図である。
【図11】
本発明の他の実施形態に係る別の包装された商品の斜視図である。
【図12】
本発明の他の実施形態に係る別の包装された商品の斜視図である。
【図13】
本発明の他の実施形態に係る別の包装された商品の斜視図である。
Claims (55)
- 物品を収容するためのパッケージであって、
物品を収容するための密閉領域を規定するように成形可能な連続した耐引裂性フィルムと、
該フィルムに固定された引裂可能なテープストリップと、
を備え、
該引裂可能なテープストリップを引裂いて該密閉領域にアクセスするために該フィルムを貫通して開封部を引裂くように該引裂可能なテープストリップが構成されている、パッケージ。 - 前記フィルムが他の手段ではきれいに引裂くことができないものである、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記フィルムが、20N/プライよりも大きい破壊伝播引裂抵抗により特性づけられる、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記フィルムが強靭でありかつ前記フィルム中に形成された切込みに加えられた引裂力に応答して引裂ける前に伸びを呈する、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記フィルムが、ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、Surlyn(登録商標)アイオノマーフィルム、Kraton(登録商標)/ポリプロピレンブレンド、プロピレンとエチレンとのコポリマー、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド、ナイロン、ポリ塩化ビニル、およびポリ塩化ビニリデンからなる群より選択される材料を含む、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記フィルムが多層を含む、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記フィルムが、ポリエチレンからなる第1の層とポリプロピレンからなる第2の層とを含む、請求項6に記載のパッケージ。
- 前記フィルムが内表面と外表面とを規定し、さらに前記引裂可能なテープストリップが該内表面に固定されている、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記フィルムが、前記引裂可能なテープストリップの反対側の前記外表面上に配置された表示をさらに含み、該表示が見えなくならないように前記引裂可能なテープストリップが位置決めされている、請求項8に記載のパッケージ。
- 前記引裂可能なテープストリップが、強化ストラッピングテープ、テンシライズドポリプロピレン、およびフィラメント強化テープからなる群より選択される、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記引裂可能なテープストリップが、少なくとも8mmの幅を有する強化ストラッピングテープである、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記引裂可能なテープストリップが、対向する長手方向のエッジと中央セクションとにより規定され、該中央セクションが、該対向する長手方向のエッジに対して引裂可能であり、それにより前記引裂可能なテープストリップを内側で引裂くことができるようにした、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記引裂可能なテープストリップが本体とタブとにより規定され、さらに前記フィルムが該本体との境界領域で脆弱化されていない、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記引裂可能なテープストリップが一本だけ具備されている、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記引裂可能なテープストリップが、内側で引裂くことができるように構成された第1の引裂可能なテープストリップでありかつ前記フィルムの内表面に固定されており、さらに
前記パッケージが、該第1の引裂可能なテープストリップの実質的に反対側の前記フィルムの外表面に固定された第2の内側で引裂可能なテープストリップを備え、
該第1の引裂可能なテープストリップの幅の少なくとも一部分が該第2の引裂可能なテープストリップの幅の少なくとも一部分と重なり、それによりこれらの引裂可能なテープストリップの両方から一体的に単一バンドの構成部分を引裂くことができるようにした、請求項1に記載のパッケージ。 - 前記引裂可能なテープストリップの反対側の前記フィルムの表面に固定されたカバーテープをさらに含む、請求項1に記載のパッケージ。
- 物品と、
パッケージと、
を含む包装された商品であって、該パッケージが、
該物品が収容される密閉領域を形成する連続した耐引裂性フィルムと、
該フィルムに固定された引裂可能なテープストリップと、
を備え、
該引裂可能なテープストリップを引裂いて該物品にアクセスするために該フィルムを貫通して開封部を引裂くように該引裂可能なテープストリップが構成されている、包装された商品。 - 前記フィルムが他の手段ではきれいに引裂くことができないものである、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記フィルムが、20N/プライよりも大きい破壊伝播引裂抵抗により特性づけられる、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記フィルムが強靭でありかつ前記フィルム中に形成された切込みに加えられた引裂力に応答して引裂ける前に伸びを呈する、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記フィルムが、ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、Surlyn(登録商標)アイオノマーフィルム、Kraton(登録商標)/ポリプロピレンブレンド、プロピレンとエチレンとのコポリマー、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド、ナイロン、ポリ塩化ビニル、およびポリ塩化ビニリデンからなる群より選択される材料を含む、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記フィルムが多層を含む、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記フィルムが、ポリエチレンからなる第1の層とポリプロピレンからなる第2の層とを含む、請求項22に記載の包装された商品。
- 前記フィルムが内表面と外表面とを規定し、さらに前記引裂可能なテープストリップが該内表面に固定されている、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記フィルムが、前記引裂可能なテープストリップの反対側の前記外表面上に配置された表示をさらに含み、該表示が見えなくならないように前記引裂可能なテープストリップが位置決めされている、請求項24に記載の包装された商品。
- 前記引裂可能なテープストリップが、強化ストラッピングテープ、テンシライズドポリプロピレン、およびフィラメント強化テープからなる群より選択される、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記引裂可能なテープストリップが、少なくとも8mmの幅を有する強化ストラッピングテープである、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記引裂可能なテープストリップが、対向する長手方向のエッジと中央セクションとにより規定され、該中央セクションが、該対向する長手方向のエッジに対して引裂可能であり、それにより前記引裂可能なテープストリップを内側で引裂くことができるようにした、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記引裂可能なテープストリップが本体とタブとにより規定され、さらに前記フィルムが該本体との境界領域で脆弱化されていない、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記引裂可能なテープストリップが一本だけ具備されている、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記引裂可能なテープストリップが、内側で引裂くことができるように構成された第1の引裂可能なテープストリップでありかつ前記フィルムの内表面に固定されており、さらに
前記パッケージが、
該第1の引裂可能なテープストリップの実質的に反対側の前記フィルムの外表面に固定された第2の内側で引裂可能なテープストリップをさらに備え、
該第1の引裂可能なテープストリップの幅の少なくとも一部分が該第2の引裂可能なテープストリップの幅の少なくとも一部分と重なり、それによりこれらの引裂可能なテープストリップの両方から一体的に単一バンドの構成部分を引裂くことができるようにした、請求項17に記載の包装された商品。 - 前記引裂可能なテープストリップの反対側の前記フィルムの表面に固定されたカバーテープをさらに含む、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記物品が食品を含む、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記物品が複数の製品を含む、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記耐引裂性フィルムが前記物品の周りにラッピングされている、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記パッケージが前記物品の形状に実質的に整合する、請求項17に記載の包装された商品。
- 前記物品が、少なくとも1個の製品を支持するベースを含み、前記パッケージの少なくとも一部分が該ベースの形状に整合する、請求項17に記載の包装された商品。
- 物品を包装する方法であって、
物品を提供することと、
連続した耐引裂性フィルムを提供することと、
該フィルムの表面に引裂可能なテープストリップを固定することと、
該物品を収容する密閉領域を規定するように該フィルムを成形することと、
を含み、
該引裂可能なテープストリップを引裂いて該物品にアクセスするために該フィルムを貫通して開封部を引裂くように該引裂可能なテープストリップが構成される、方法。 - 物品を提供することが食品を提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 物品を提供することが、不規則な形状を有する物品を提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 物品を提供することが、少なくとも1個の製品を支持するベースを提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 耐引裂性フィルムを提供することが、他の手段ではきれいに引裂くことができないフィルムを提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 耐引裂性フィルムを提供することが、20N/プライよりも大きい破壊伝播引裂抵抗により特性づけられるフィルムを提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 耐引裂性フィルムを提供することが、フィルム中に形成された切込みに加えられた引裂力に応答して引裂ける前に伸びを呈する強靭なフィルムを提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 耐引裂性フィルムを提供することが、ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、Surlyn(登録商標)アイオノマーフィルム、Kraton(登録商標)/ポリプロピレンブレンド、プロピレンとエチレンとのコポリマー、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド、ナイロン、ポリ塩化ビニル、およびポリ塩化ビニリデンからなる群より選択される材料を含むフィルムを提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 耐引裂性フィルムを提供することが、ポリエチレンからなる第1の層とポリプロピレンからなる第2の層とを含む多層フィルムを提供することを含む、請求項38に記載の方法。
- 単一の引裂可能なテープストリップが前記フィルムの表面に固定される、請求項38に記載の方法。
- 前記フィルムが内表面と外表面とを規定し、さらに前記引裂可能なテープストリップが前記フィルムの内表面に固定される、請求項38に記載の方法。
- 密閉領域を規定するように前記フィルムを成形することが、前記物品の周りに前記フィルムをシュリンクラッピングすることを含む、請求項38に記載の方法。
- 密閉領域を規定するように前記フィルムを成形することが、前記物品の周りに前記フィルムをスキン包装することを含む、請求項38に記載の方法。
- 密閉領域を規定するように前記フィルムを成形することが、前記フィルムが前記物品の形状に整合するように前記物品の周りに前記フィルムをラッピングすることを含む、請求項38に記載の方法。
- 前記引裂可能なテープストリップが本体とタブとにより規定され、さらに、前記フィルムの表面に引裂可能なテープストリップを固定することが、前記フィルムの脆弱化されていない領域に沿って該本体を配置することを含む、請求項38に記載の方法。
- 包装された商品を開封する方法であって、
引裂可能なテープストリップが表面に固定されている連続した耐引裂性フィルムにより形成された密閉領域内に収容された物品を含む包装された商品を提供することと、
該引裂可能なテープストリップを引裂くことにより該フィルムを貫通して開封部を制御可能に引裂くことと、
を含む、方法。 - 包装された商品を提供することが、物品の周りにラッピングされた連続した耐引裂性フィルムを該フィルムが該物品の形状に実質的に対応した形で提供することを含む、請求項53に記載の方法。
- 前記フィルムを貫通して開封部を制御可能に引裂くことが、単一の引裂可能なテープストリップを内側で引裂くことを含む、請求項53に記載の方法。
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