JPS61287283A - 逆圧電変換素子用駆動装置 - Google Patents

逆圧電変換素子用駆動装置

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JPS61287283A
JPS61287283A JP60128209A JP12820985A JPS61287283A JP S61287283 A JPS61287283 A JP S61287283A JP 60128209 A JP60128209 A JP 60128209A JP 12820985 A JP12820985 A JP 12820985A JP S61287283 A JPS61287283 A JP S61287283A
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小泉 光義
Kenji Nitori
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、微小変位位置決め用の逆圧電変換素子を駆動
する高電圧電力増幅器(リニアアンプ)を有する逆圧電
変換素子の駆動装置に関する0 ミクロン又はサブミクロン単位の微小変位を対象とした
位置決め用として使用されている逆圧電変換素子(Pi
ezoelectric  Transducer )
は印加電圧と変位に一定の関係を持ち一般的な例として
は最大印加電圧−1000V(又は−1500V)に対
して、最大変位量10μmないし1000μm等の種類
のものがある。その為、この素子を駆動する増幅器とし
ては出力電圧O〜−1000V程度の高電圧を要求され
、従来の増幅器として、従来は第16図あるいは第17
図の回路構成のものが使用されている。
第16図は制御素子に真空管■を使用した場合の従来方
式による原理図を示し、入力信号電圧が入力端子1.2
間に与えられると、出力端子3.4間に高電圧の出力電
圧が得られる。たとえば入力電圧が0〜+IOVに対し
て出力電圧O〜−1000Vを得ようとすると絶縁高圧
電源Epは1200Va度とする。この高圧電源は、ア
ース電位に対して、絶縁されている必要があり、一般に
は、電源トランスにて入出力間を絶縁し、出力側の交流
電圧を整整器と平滑コ/デンサによって得られる直流高
圧電源を使用する。
出力端子3から真空管Vのグリッドに帰還抵抗RBが接
続された反転増幅器となっており、電圧増幅度Aは、理
想的な真空管vL:f)場合A=RB/RAとなり、こ
の例の場合はA=100となる様に入力抵抗RA N帰
還抵抗RBを選定する。
又、真空管Vのカットオフ電圧に応じて、パイ!アス電
圧EBを調整し、出力電圧のオフセット電圧が最適な値
となるようにする。又、負荷抵抗RPは、真空管の内部
抵抗rpよりも充分大きく真空管■の電力損失を越えな
いように選定する0 この方式によると、真空管を使用しているため比較的簡
単に高電圧を直接制御でき、きわめて直流抵抗が高く負
荷としては軽い性質をもっている逆圧電変換素子の駆動
回路として多く使用されている。
しかし逆圧電変換素子は、構造的に等価静電容量CLが
比較的大きく種類によって1nF〜1000nF程度の
範囲のものが多い、従って逆圧電変換素子を動的に高速
に変位させたい時には、この静電容量CLが本増幅器の
負荷となって応答速度を低下させる。
大振幅電圧入力時のステップ応答は、入力電圧が立上っ
た時には真空管が能動的に働きほぼ真空管の内部抵抗r
pと負荷静電容tCLにより決まる時定数τ1 ” r
P c、、により指数関係的に充電される。しかし入力
電圧が立下った時には、真空管は、カットオフ状態とな
っていまい、負荷抵抗RPと負荷靜を容量CLにより決
まる時定数τ2””RPCLにより指数関数的に放電さ
れる0このとき負荷抵抗RPは真空管の内部抵抗rpよ
りもかなり大きな値であるため、ごの時定数も長い時間
となる。
このような従来方式で応答速度を早くするには負荷抵抗
RPの抵抗値を低くする以外になくひいては静的な状態
においても真空管Vや負荷抵抗RPの電力損失が太き(
なってしまい大幅な速度向上は望めない。
第17図は制御素子に高耐圧NPN型パワートランジス
タを使用した場合の従来方式による原理図を示し、動作
原理は前記第16図における真空管V及び、グリッド、
カンード、プレートII極を第17図におけるNPN型
トランジスタQ及びベース、エミッタ、コレクタ電極に
置きかえるとよく、応答速度を早くできない問題点は第
16図に示す場合と同じである。この従来の逆圧電変換
素子の駆動装置の原理としては、rCQ出版社発行、ト
ランジスタ技術部編集部編集、実用電子回路ハンドブッ
ク5、M18Q頁及び第181頁、昭和58年2月20
日第2版発行」に記載されている。
〔発明の目的〕
本0発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、静
電容量の大きい逆圧電変換素子を高速に駆動する逆圧電
変換素子の駆動装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は絶縁電源及び極性の異なる2種のトランジスタ
の相補回路と、負帰還抵抗と、誤差増幅器とで構成し、
逆圧電変換素子を高速に駆動できるようにしたことを特
徴とするものである0 〔発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
出力端子3から帰還抵抗RBによって誤差増幅器OPの
正相入力端子5に負帰還のかかった位相反転型の増幅器
を形成する。今、入力端子1に、正極性の入力電圧E1
が印加されたとすると、誤差増幅器OPの正相入力端子
5には、正極性の信号が入力され誤差増幅器OPの出力
端子6には、電圧増幅された正電圧が出力されてNPN
W)ランジスタQ1のペースを駆動し、コレクタ電流が
流れて出力端子3の電位が買方。
向に向かって負荷容量cLに負電圧を充電する0出力端
子3からは帰還抵抗RBによって誤差増幅器の入力端子
5に負帰還がかかつているため、出力端子3の出力電圧
E3が、次の(1)式の値に近づくと誤差増幅器OPの
入力端子5への誤差入力がほぼゼロになり、定常状態に
収束する。
B E a = −−Eエ     ・・・・・(1)A 又、入力端子1の電圧がE 1 /に下がった場合には
前述の作用により誤差増幅器OPの出力端子6が負電圧
となってPNP型トランジスタQ2のコレクタ電流が流
れ負荷容tcLの電荷は、放電されて、出力端子3の電
圧E/ sが次の(2)式の関係となる。
E’3 =−=E1’     ・曲(2)A バイアス電源Eal及びEB2はクロスオーツく一歪を
防止するためのもので無人力時にコレクタ電流がわずか
に流れる様にしておく。このように入力信号電圧の増減
に応、じて、NPNWトランジスタQlとPNP型トラ
ンジスタQ2が変互に相補的に活性状態となって負荷容
量Ct、の電荷を充放電させるため応答速度を著しく速
くすることができる。この様な動作は真空管を用いては
実現出来ない。
第2図のように、出力端子3及び、帰還抵抗RBの接続
点を、Q2の一コレクタからQtのコレクタに変更する
ことによって入・出力信号電圧の極性が反転し、負入力
電圧に対して正出力を取り出せる増幅器となる。
第3図ではスイッチ5を設けて、スイッチの切り換えに
より、同一回路で第1図又は第2図1の状態を得ること
が出来る。
第4図に、電界効果トランジスタを制御素子に使った本
発明の一例を示す0 動作については第1図における説明において、NPN型
トランジスタをN型電界効果トランジ1スタQ3に、又
、PNP屋)ランジスタをP型電界効果トランジスタQ
4に置きかえ、トランジスタの電極基をペース、エミッ
タ、コレクタからゲート、ソース、ドレインに置きかえ
て考えると全く同じ動作となる。
高圧電源EPの電圧あるいは最大出力電圧に比べ、コレ
クタ・エミッタ間耐圧の高いトランジスタが得られない
場合、第5図のように、トランジスタをN個直列接続し
、各トランジスタのペースには、電圧分割抵抗により接
続することにより個々のトランジスタのコレクタ・エミ
ッタ間には、はぼ1/Nに圧縮された各分割抵抗両端の
電圧しかかからず第3図のように1個のトランジスタを
使用した場合にくらべてN倍の高電圧にて使用できる。
又、第5図におけるNPN型トランジスタをN型電界幼
来トランジスタにPNP!hランジスタをP型電界効果
トランジスタに置きかえると第6図のようになり同様の
効果が得られる。
トランジスタを電界効果トランジスタに置きかえた場合
の例を前記第4図及び第6図に示したかに界効果トラン
ジスタの方が以下に述べる2つの利点をもっている。そ
の第一の利点を説明するために同程度の性能をもつトラ
ンジスタと電界効果トランジスタの代懺的な安全動作領
載持性を日立製作所発刊TRANSISTORDATA
  BOOK  ’84/Mar、の記載より第7図及
び第8図に示した。
第7図はシリコンNPN高電圧大電カスイツチング用ト
ランジスタ、日立裏作所要・2SD1202の安全動作
領域特性図でありこの許容コレクタ損失100W、コレ
クタ・エミッタ電圧の絶対最大定格は450Vである。
 一方第8図は同社製シリコンNチャネルエンハンスメ
ントMO8電界効果トランジスタ、28に298の1安
全動作領域特性図であり、この許容チャネル損失100
W1 ドレイン・ソ、−ス電圧の絶対最大定格は400
Vである。これらの特性図から明かたように低電圧にお
いては許容電力損失は同じであり、又耐電圧の絶対最大
定格値も同程度であるが、トランジスタの場合、コレク
タ・エミッタ電圧の増大とともに、許容コレクタ電流を
急減させなければトランジスタの永久破壊を起すことに
なり、すなわち高電圧下での許容電力損失を大幅に減ら
さなければトランジスタは使用出来ない。第7図の特性
図によれば、コレクタ・エミッタ電圧が10vの時には
、連続100Wの電力損失に耐えるが、300vの時に
は、約5W程度の電力損失にしか耐えられない。
一方、第8図の電界効果トランジスタの場合には、ドレ
イン・ソース電圧が高くなっても、耐電力損失は、10
0Wのまま不変であり、高電圧下における大電流・大電
力の制御系子として、電界効果トランジスタが有利であ
ることを物語っている。
次に、電界効果トランジスタを用いる第二の利点につい
て、第5図及び第6図によって説明する。第5図におい
て、直列に接続されたN個のNPN型トランジスタQA
I −QANの両端には、最大電圧Ep(V)が印加さ
れるが、個々のトラ1ンジスタには電圧分割抵抗RAI
 −RANによって決まる各分割抵抗の両端の電圧が印
加される。
分割抵抗RAI〜RAMを同一抵抗値として、各分割抵
抗の両端の電圧を等しくシ、各トランジスタのコレクタ
・エミッタ間電圧を同等にすることが望ましいが、実際
にはトランジスタQAIのベースにはベース電流IBI
が)トランジ1りQA2のベースには、ベース電流IB
2が、以下同様に、トランジスタQAN−1のベースに
は、ベース電流l0N−1が流れる。従って、分割抵抗
RAIに流れる電流をIRAI為RA2の電流をIRA
2、同様K RAN−1の電流をIRAN−IN RA
Nの電流をI RANとすると、となり、各分割抵抗に
流れる電流は、各トランジスタのベース電流が影響して
、異なる電流が流れ、従って各分割抵抗両端の電圧に差
を生ずる結果となる。又、谷トランジスタのベース電流
は、入力信号の変化とともに、動的に変化するものであ
り、更に1一般に個々のトランジスタは特性の差が著し
く異なっており、各トランジスタのコレクタ・エミッタ
間電圧を均等に負担することにより高電圧の制御を行な
おうとする場合には問題となる。
これに対し、第6図の如く、電界効果トランジスタを使
用したときには、ゲートのインピーダンスがきわめて高
く、前記のベース電流に相当するゲート電流は、微少で
ありその影響は無視できる程で、各電界効果トランジス
タのドレイン・ソース間にかかる電圧は、均等に保ち易
い0 なお、第5図及び第6図におけるPNP )ランジスタ
QBI〜QBNと、P型電界効果トランジスタQBI〜
QBHの比較においては印加される電(圧が負極性とな
るが、同様な影響を及ぼす。
次に逆圧電変換素子用駆動増幅器の動特性について説明
する。
一般に逆圧電変換素子は共振周波数を有しているので、
この特性はスピーカ、ブザー、超音波洗浄器等に利用さ
れる。この種の利用では、素子の共振特性によりその駆
動増幅器は低電圧出力で十分である。
しかしながら、駆動増幅器の共振周波数以下での周波数
の出力を逆圧電変換素子の移動量に変換する場合には、
線型(リニアーな)の出力〜移動量特性が必要である。
この場合の応用例としては、VTRヘッドの制御、干渉
計における参照ミラーの移動、半導体製造装置でのステ
ージ駆動源、光ファイバーの位置制御等の広範囲にわた
り、これらは高速の駆動が要求される。
以下に示す従来例として西独国・PhysikInst
rumente Gmph & Co社の製品である逆
圧電変換素子の駆動増幅器P−264型の特性について
説明する。又、逆圧電変換素子の一例として同社のバイ
モルフ型素子P−286型を使用して上記増幅器の出力
特性を述べる。次表はP−286の仕様を示す。
表IP−286の仕様 一般纜駆動正弦波信号の電流11電圧Vo 、周波数f
とすると、これらと素子の容flCLとの関係は次式と
なり、これを評価すれば増幅器の動特性が判る。
i壬2πf−CL−vo   ・・・・・(4)(4)
式で例えばVo=1kVと一定として、種々の容量の逆
圧電変換素子駆動に必要な電流iの周波数依存性を第1
1図に示す。これは高速な駆動では高速の電流の変化な
必貴とすることを意味する。
しかしながら、全ての増幅器には供給できる電流に限界
がある。その為、駆動周波数fを高くすると、出力電圧
Voは減衰する。一般に遮断周波数は出力電圧Voが−
3dB減衰した場合の周波数を云う。この遮断周波数が
増幅器の性能を表す。
一般に逆圧電変換素子と駆動増1陽器との組み合せでの
動特性は素子の共振と増幅器の周波数特性で決まるが、
共振周波数以下での範囲においては増幅器の遮断周波数
は高いことが望まれる0 増幅器P−264型の例では、最大出力電流i= 18
 mAであるので、素子P−286の出力電圧1kVの
振幅(100μmの振動振幅に対応する)では、遮断周
波数は50Hzであり、出力電圧500Vの振幅(50
μmの移動に対応する)では遮断周波数は150 Hz
となる。このプロットを第10図に示す。(同図には参
考の為、無負荷時の特性も示す。)これより、周波数が
1kHzでは約60 V (6Amの振動振幅)が限界
であり、素子P−286の有する動特性に対しては性能
不足である。
次に本発明の一実施例(第11図)を用いて、素子P−
286を駆動した場合の特性を説明する。第11図にお
いて高圧トランスT1整流器D5〜D8及び平滑コンデ
ンサC2によって約1000Vの絶縁電源を実現し、電
界効果トランジスタは、N型及びP聾それぞれ3個を直
列接続した。
C1及びR1は、高域周波数における帰還位相補正用素
子(コンデンサ、抵抗器)であり、R2は誤差増幅器の
増幅度設定用抵抗である。R3、R5、vRlは、誤差
増幅器OPの出力信号を、電界効果トランジスタQA3
のゲートに伝えるとともに、ゲートに直流バイアス電圧
を与える役目をし、可変抵抗器V旧の調整によって、無
信号時のN型電界効果トランジスタQA3のドレイン電
流ヲ、わずかに流す程度に設定する。又R4、R6、V
R2もP型電界効果トランジスタに対して同等の働らき
を千る。ツェナーダイオードD、−D4及び抵抗器R7
〜R12は、異常時における電界効果トランジスタQA
I〜QA3N QBI〜QB3の保護用素子である。
QAI〜QA3はN型電界効果トランジスタ、QBI〜
QB3はP型電界効果トランジスタ、D1〜D4は保護
用ツェナーダイオード、D5〜D8は整流器、Tは高圧
トランス、C1は位相補正用コンデンサ、C2は絶縁電
源用平滑コンデンサ、VR,、VR2はバイアス電流調
整用可変抵抗器、RAは入力抵抗器、RBは帰還抵抗器
、RAI、RA2、RA3、RBI、RB2、RB3は
電圧分割抵抗器、R1は位相補正用抵抗器、R2は誤差
増幅器増幅度膜・  定抵抗器、R3、R4、R5、R
6はバイアス電源用抵抗器を示す。
この増幅器で素子P−286を駆動した場合の遮断周波
数を測定した結果を第12図に示す0この場合には周波
数1kHzでは700V(70μmの振動振幅)の出力
が得られた0これは従来例(第12図)との比較で約1
0倍の性能向上となる。
次に絶縁電源の正側へ帰還抵抗を接続した正電圧出力機
能と、絶縁電源の負側へ帰還抵抗を接続した負電圧出力
機能とを切換えるスイッチ回路を付加した場合の利点に
ついて説明する。
一般に市販の逆圧電変換素子は安全の為外側の金属ケー
スが接地されており、入力端子(第1〜第6図及び第1
1図の出力端子3に該当する。)へ正電圧印加する型と
、負電圧印加する型の2つの型がある。第3図に示す増
幅器はこれら2つの型の逆圧電変換素子をスイッチ5の
切換えにより共通に使用出来る利点を有する。
ここで正電圧印加の場合は入力端子1には負電圧信号を
、負電圧印加の場合は正電圧信号を入力する。
次に、別の応用を逆圧電素子の動作を第13図〜第15
図を用いて説明する。
第13図は貼合せ型逆圧電変換素子(通称バイモルフ型
)の動作原理を示す。2ケの逆圧電変換素子13.14
は電極11を介して分極方向15.16をそろえて貼合
せである。逆圧電変換素子13、(14)は分極方向1
5、(16)に正電圧が印加されると縮み、負電圧が印
加されると伸びる性質を持つ。従って、索子13のt他
10と素子14の電極12を結線して正電圧を印加する
と、索子13は縮み、素子14は伸びようとするので、
接合電極11での歪みのつりあいにより第14図に示す
様な屈曲変形を生じる。この貼合せ型素子右端を固定し
て入力端子3に正電圧を印加すると左端は+X方向に移
動する。この時の端子3・4間の印加電圧として正の正
弦波を加えた場合の接合電極11の左端の動作を第15
図の実線で示す。
又、第13図に示したスイッチ5の切換えにより、端子
3・4間の印加電圧として負の正弦波を加えた場合を同
図の破線で示す。
この様にすれば、逆圧電素子の作動範囲が更に広がる特
長を有することとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、静電容量の大きい
逆圧電変換素子を高速で駆動することができる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は絶縁電源とトランジスタ相補回路を用いた本発
明の一実施例の増幅器を示す回路図。 第2図は第1図に示した回路の入力〜出力の関係が反転
する場合を示す回路図。 第3図はスイッチ回路の作動により、第1図又は第2図
の状態を得る場合を示す回路図。 第4図は電界効果トランジスタ相補回路を用いた本発明
の一実施例の増幅器を示す回路図0第5図は複数のトラ
ンジスタより成る相補回路を用いた本発明の一実施例の
増幅器を示す回路図。 第6図は複数の電界効果トランジスタより成る相補回路
を用いた本発明の一実施例の増幅器を示す回路図。 第7図はNPN型トランジスタの安全動作領域特性を示
す図。 第8図はN型電界効果トランジスタの安全動作領域特性
を示す図。 第9図は種々の容量の逆圧電変換素子駆動に必要な電流
iの周波数依存性を示すグラフ。 第10図は従来の増幅器の出力電圧Voの周波数依存性
を示すグラフ。 第11図は第6図の詳細を示す回路図。 第12図は第11図に示す増幅器の出力電圧Voの周波
数依存性を示すグラフ。 第13図は貼合せ型逆圧電変換素子の動作原理図0 第14図は貼合せ型逆圧電変換素子の固定法と移動量を
示す断面図。 第15図は印加電圧Vと移動蓋Xの関係を示すグラフ。 第16図は従来の真空管を用いた増幅器を示す回路図。 第17図は従来のトランジスタを用いた増幅器を示す回
路図である0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁電源及び極性の異なる2種のトランジスタの相
    補回路と負帰還抵抗と誤差増幅器とで構成したことを特
    徴とする逆圧電変換素子用駆動装置。 2、極性の異なる該2種トランジスタをNPN型及びP
    NP型トランジスタとしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の逆圧電変換素子用駆動装置。 3、極性の異なる該2種トランジスタをN型及びP型電
    界効果トランジスタとしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の逆圧電変換素子用駆動装置。 4、複数のNPN型及びPNP型のトランジスタを各ト
    ランジスタ間のエミッタとコレクタを接続し、複数の分
    割抵抗を直列に接続し、該各トランジスタのベース間に
    該分割抵抗を接続した相補回路を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の逆圧電変換素子用駆動装
    置。 5、複数のN型及びP型の電界効果トランジスタを各ト
    ランジスタ間のソースとドレインを接続し、複数の分割
    抵抗を直列に接続し、該電界効果トランジスタのゲート
    間に該分割抵抗を接続した相補回路を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の逆圧電変換素子用駆
    動装置。 6、該絶縁電源の正側へ該帰還抵抗を接続した正電圧出
    力機能と、該絶縁電源の負側へ該帰還抵抗を接続した負
    電圧出力機能とを切り換えるスイッチ回路を付加したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項また
    は第3項または第4項または第5項記載の逆圧電変換素
    子用駆動装置。
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