JPS61287120A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS61287120A
JPS61287120A JP12870985A JP12870985A JPS61287120A JP S61287120 A JPS61287120 A JP S61287120A JP 12870985 A JP12870985 A JP 12870985A JP 12870985 A JP12870985 A JP 12870985A JP S61287120 A JPS61287120 A JP S61287120A
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JP
Japan
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shaped groove
nitride film
semiconductor substrate
film
metal electrode
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JP12870985A
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English (en)
Inventor
Osamu Ishikawa
修 石川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体基板を接地して用いる高′周波電力用ト
ランジスタ、特にMOSFETのンース電の周波数領域
用)として用いる場合には、帰還として働くソース側の
インダクタンスを小さくし高周波におけるリアクタンス
分を減少させることが、この周波数領域においてゲイン
を確保する為の重要なポイントである。このソースのイ
ンダクタンスを減らす手段としては、ボンゲイングワイ
ヤーを用いず半導体基板自体をソース電極と接続する手
法が一般的に行なわれており、MOSFETのソース電
極が拡散層やV字溝を用いて半導体基板と電気的に接続
され、チップのダイス・ポンドの時に自動的にチップ裏
面からソースが外部に引き出される構造となっている。
V字溝を用いて、基板表面に形成されたMOSFETの
ソースと半導体基板を電気的に接続した構成の従来の半
導体装置としては、例えば特開昭55−162270号
公報に示された半導体装置がある。
V字溝を用いてソース電極と半導体基板を接続する場合
、V字溝のエツジにおける段差が大きい為、人E等の金
属電極が断線しやすく、ソースの抵抗分が増加するなど
信頼性上及びMOSFETの特性上問題が多かった。
第4図a % dは、従来の半導体装置の製造方法を示
す工程の断面構造図である。第4図aにおいて、P 型
半導体基板1の主面上には基板よりネ鈍物濃度の低い例
えば1×10/crit程度のP型エピタキシャル層2
が形成されておシ、その表面には、熱酸化により形成さ
れた厚み約1μm程度の酸化膜3及びCVD等の方法に
より堆積された約500 am程度の層間絶縁膜4が屓
次形成される。眉間絶縁膜4は第4図には示していない
が隣接するMO8FICTの電極の分離に用いられる絶
縁膜である。第4図すは、酸化膜3及び層間絶縁膜4に
選択的に開口部6を設ける工程である。この結果、開口
部6の段差は、酸化膜3と層間絶縁膜4の合計の膜厚分
、この場合約1.6μmの段差を有することになる。第
4図Cは、酸化膜の開口部をマスクにして、KOH等の
異方性エツチング液を用いて、P型エピタキシャル層2
を貫通し、+ P 型半導体基板1に到達するV字溝6を形成する工程
である。基板に(100)の面方位を用いた場合には、
V字溝は(111)方向にエッチされ、その角度は水平
方向より約54.7に形成される。エツチング深さは開
口部6の幅で一義的に決められ、開口部6の幅が10μ
mの場合約7μmの深さに達する。第4図dはV字溝e
に五E等の金属電極7を形成する工程で、この結果P型
半導体基板1と表面の電極が低抵抗で接続される。
金属電極7は、酸化膜3及び層間絶縁膜4の段差及びV
字溝6の断差側面部分において膜厚が薄くなり、断線し
易い形状となる。
発明が解決しようとする問題点 第4図に示した従来の半導体装置の製造方法においては
、第4図すに示す様に開口部6を形成する為には酸化膜
3及び層間絶縁膜4を窓あけする必要があるが、両者の
合計の膜厚はこの場合1.5μmと非常に厚く、サイド
エツチング等により精度良く形成することができない。
しかも、エツチングに時間がかかってしまう。又、第4
図dに示す様に金属電極7をV字溝6に形成した場合に
は。
酸化膜3と眉間絶縁膜4の合計の膜厚が厚く断差部の側
面部において金属電極7の膜厚が薄くなり断線し易い形
状と々る。この様な金属電極の断線は信頼性上非常に大
きな問題である。特に高周波電力用MO8FICτの場
合流れる電流が大きい為、破壊が短時間で起きるか、も
しくはソース側の抵抗が徐々に増大し、利得が低下する
ので特性上問題である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので。
V字溝を用いて、表面側の電極を′基板と低抵抗で接続
する半導体装置の製造方法において、V字溝を精度良く
形成でき、しかも段差が軽減され金属電極の段線等のな
い優れた半導体装置の製造方法を提供することを目的と
しており、これにより高周波電力用MO8FETの信頼
性の向上及び特性の安定化を図ることができる。
問題点を解決する為の手段 本発明は上記問題点を解決する為、窒化膜を用いて選択
酸化を行ない、窒化膜を除去した後層間絶縁膜を全面に
堆積し、窒化膜の位置していた非選択酸化領域中に、窒
化膜の形状と略同一形状で寸法の小なる眉間絶縁膜の開
口部を設け、この開口部にV字溝を形成する。
作用 本発明は上記した選択酸化の工程をV字溝形成前に行な
い、非選択酸(ヒ領域中にV字溝を形成するので、従来
酸化膜の開口部の形成に必要であった厚い酸化膜のエツ
チングを必要とせず、層間絶縁膜のエツチングだけで済
む。従って、V字溝の窓幅を精度良く形成でき、長時間
のエツチングをする必要がない。又、厚い酸化膜がない
ので、断差が軽減され断差側面部分における金属電極の
膜厚の減少による断線等も発生しにくくなる。
実施例 第1図a % dは、本発明の半導体装置の製造方法の
第1の実施例を示す工程の断面構造図である。
第1図において第4図と等価な構成部分には同一の参照
番号及び記号を付して示す。
第1図とは窒化膜を用いた選択酸化の工程である。P 
型半導体基板1の上層には、基板より低濃度なP型エピ
タキシャル層2が堆積されており、その主面上に下敷酸
化膜8及び窒化膜9が形成され、酸化される。この結果
窒化膜9のない部分には1μm程度の厚さを有する酸化
膜3が形成される。窒化膜9はV字溝を形成する領域に
残しておけば良い。又、第1図には示していないが、隣
接するMOSFETのアクティブ領域の形成及びフィー
ルド酸化膜の成長には一般に選択酸化が用いられるので
、このフィールド酸化膜の領域にV字溝形成の為の窒化
膜9を残しておけば新たに工程を増やす必要がない。第
1図すは500nm程度の眉間絶縁膜4の堆積の後、窒
化膜9の位置していた非選択酸化領域中に開口部6を設
け、P型エピタキシャル層2を露出させる工程である。
この開口部6の形状は、窒化膜9の形状と略同−で寸法
は窒化膜よりも小さく形成され、選択酸化によって発生
するバーズビークよりも内側に位置しそいれば良い。第
1図Cは、V字溝6を形成する工程で、この結果P型エ
ピタキシャル層2を貫通し。
P+型半導体基板1に到達するV字溝6が形成される。
又、V字溝6の形成の後、イオン注入等の方法によりV
字溝6の側面傾斜部分に側面高濃度領域10を作れば、
表面からP 型半導体基板1への抵抗分を一層低下させ
ることができる。第1図dは、金属電極7をV字溝6に
配線し、表面の電極をP+型半導体基板1に接続する工
程である。
本発明によれば、第1図と及びbに示す様に、V字溝の
形成領域は、窒化膜9を用いた非選択酸化領域中にあシ
、薄い下敷酸化膜8及び層間絶縁膜4に開口部6を設け
ればV字溝を形成でき、1μm程度の厚さを有する厚い
酸化膜3をエツチングする必要がない。従って、サイド
エツチング等が少なく精度良く7字溝を形成できる。又
、第1図C及びdに示す様に、V字溝6の形成に用いる
眉間絶縁膜4及び下敷酸化膜80合計の膜厚が薄いので
断差が小さく金属電極7をV字溝eに配線しても断差部
側面部において膜厚が薄くなるのが軽減でき断線及び抵
抗分の増大を防ぎ信頼性の向上及び特性の安定化を図る
ことができる。
第2図は、本発明の半導体装置の製造方法により形成さ
れたV字溝近傍の平面図である。第2図において、選択
酸化によって1μm程度の酸化膜3の形成されるのは、
選択酸化膜エツジ11の外側の領域であシ、V字溝6の
外側に位置している。
眉間絶縁膜4は、開口部エツジ12の外側の領域に残さ
れる。V字溝6は、開口部エツジ12の内側に形成され
ており、金属電極7がV字溝6に配線されている。
第3図は、本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例を示す断面図で1通常の横型MO8FETのソース電
極を本発明の半導体装置の製造方法を用いて形成したV
字溝により半導体基板と接続した例である。第3図にお
いて、第1図、第2図及び第4図と等価な構成部分には
同一の参照番号及び記号を付して示すものとする。
第3図において、MO3FIC丁のN 型ソース領域1
3からは、ソース電極14がフィー・ルド部分の酸化膜
3及び層間絶縁膜4上に引き出されV字溝6を介して戸
型半導体基板1と低抵抗で接続される。チップの表面に
は、N+型ドレイン領域15から引き出されたドレイン
電極16及びゲート電極17が位置する。本発明の半導
体装置の製造方法をV字溝の領域に用いていることで、
V字溝がMOSFETのアクティブ領域の外側の厚い酸
化膜に囲まれていても、精度よく形状が再現でき、しか
もソース電極14のV字溝における断線等による信頼性
の低下及び特性の不安定性を防ぐことができるのである
発明の効果 以上述べてきたように、本発明により次の効果がもたら
される。
(1)薄い酸化膜厚を有する非選択酸化領域に酸化膜の
開口部を形成するので、エツチング時に発生するサイド
エッチ量が小さく精度良くV字溝を形成できる。
(2)  酸化膜の開口部における急峻な断差が軽減さ
れるので、V字溝に金属電極を配線しても段差部分にお
ける金属電極の断線を防ぐことができる。
(3)開口部形成後に、基板と同一導電型の不純物を導
入することで、基板への抵抗分をさらに下げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の半導体装置の製造方法の第
1の実施例を示す断面構造図及び平面図。 第3図は本発明の第2の実施例を示す断面構造図、第4
図は従来の半導体装置の製造方法を示す断面構造図であ
る。 1・・・・・・P型半導体基板、2・・・・・・P型エ
ピタキシャル層、3・・・・・・酸化膜、4・・・・・
・層間絶縁膜、6・・・・・・V字溝、7・・・・・・
金属電極、9・・・・・・窒化膜、1゜・・・・・・側
面高濃度領域、11・・・・・・選択酸化膜エツジ。 12・・・・・・開口部エツジ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
rM 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電型の半導体基板上に形成され、半導体基板
    と同一導電型で、半導体基板より低不純物濃度のエピタ
    キシャル層の主面側に、選択的に窒化膜を形成し選択酸
    化する工程と、窒化膜を除去した後に選択酸化により形
    成された酸化膜厚よりも薄い絶縁膜を全面に堆積し、窒
    化膜の位置していた非選択酸化領域中に窒化膜の形状と
    略同一形状で寸法の小なる絶縁膜の開口部を設け、エピ
    タキシャル層を露出する工程と、前記開口部より異方性
    エッチングによりエピタキシャル層を貫通し半導体基板
    に到達するV字溝を形成する工程と、V字溝に金属電極
    を形成する工程とを有していることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. (2)V字溝の形成の後、開口部より基板と同一導電型
    の不純物をV字溝側面に導入することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。
JP12870985A 1985-06-13 1985-06-13 半導体装置の製造方法 Pending JPS61287120A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002504267A (ja) * 1997-06-10 2002-02-05 スペクトリアン トレンチソースコンタクトを備えた横拡散mosトランジスター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002504267A (ja) * 1997-06-10 2002-02-05 スペクトリアン トレンチソースコンタクトを備えた横拡散mosトランジスター
JP4778127B2 (ja) * 1997-06-10 2011-09-21 ロベック アクイジションズ リミテッド エルエルシー トレンチソースコンタクトを備えた横拡散mosトランジスター

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