JPS61285927A - コンバインの穀粒収容装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンバインの穀粒収容装置に関するもので
、コンバイン作業によって収穫される穀粒を収容するた
めの穀粒タンクを拡縮させるものである。

従来の技術 ］ンバインの穀粒タンクを、コンバイン作業時に外側方
へ拡張させて、穀粒の収容量を増大させ、又、コンバイ
ン機体格納時等にはこのタンクを縮少させる構成は知ら
れている。

発明が解決しようとする問題点 コンバイン作業時から路上走行への切替のように走行状
態や、走行装置を変更したとき、コンバインの穀粒タン
クが常に拡張された形態であるときは、この拡張された
タンクの張出部分が他の物の障害となり易く、不注意に
接触して破損したり、事故の原因等になり易い、この発
明は、このよな危険な場合には、穀粒タンクを縮少し、
必要時に容量を増大すべく拡張しようとするものである
。

問題点を解決するための手段 この発明は、走行装置（１）の低速刈取可能走行速と高
速走行速との変速操作によって、収穫穀粒を収容する穀
粒タンク（２）を拡縮すべく連動可能に構成してなるコ
ンバインの穀粒収容装置の構成とする。

発明の作用、および効果 コンバイン作業において、走行装置（１）の走行速度を
刈取作業を行いうる走行速度に減速操作すると、これに
連動されて穀粒タンク（２）が一部外力へ拡張されて収
容容量を増大して、収穫した穀粒の収容を行い、又、コ
ンバイン作業から路上走行等に移って、走行装置（１）
の走行速度を高速度に変速操作すると、上記拡張状態に
あった穀粒タンク（２）の一部分が縮少される。

このように走行装置（１）の走行速度の変速操作によっ
て、これが高速度変速操作で刈取収穫をしないときは、
穀粒タンク（２）を自動縮少させることによって冒頭に
記した如き危険性を解消することができ、刈取収穫作業
を行いうる走行低速時に穀粒タンク（２）が自動拡張さ
れて収容量を増すことができ、穀粒タンク（２）の拡縮
を自動的に行わせて操作忘れや、該操作等を少くするこ
とができる。

実施例 なお、図例において、コンバインは、走行装置（１）の
上部に、脱穀装置（３）、この脱穀装置（３）によって
脱穀される穀粒を揚穀機（４）で揚穀収容させる穀粒タ
ンク（２）、操縦装置（５）、及び殻稈を刈取って移送
しながら該脱穀装置（３）へ供給する刈取装置（６）等
を搭載している。

操縦装置（５）には、走行速度を無段変速する操作レバ
ー（７）と、この走行速度を高速域と中速域と低速域と
に切替える副変速レバー（８）とを設け、この副変速レ
バー（８）は、高速変速操作位置では刈取装置（６）の
連動を切り、走行装置（１）への連動のみを行わせるべ
く牽制し、低速変速操作位置、及び中速変速操作位置で
は、刈取装置（１）への連動及び走行装置（１）への連
動が可能の構成としている。

穀粒タンク（２）は、外側部分が外側方へ拡張できる拡
張タンク（９）を有するもので、この拡張タンク（９）
は底部を中心にして上端側が外側又は内側へ回動して穀
粒収容量を増減しうるものとし、この拡張タンク（９）
の回動は、本体側との間にエアー、又は油圧による伸縮
シリンダ（１０）を設けて行わせる構成である。　　（
ｔｉ）はこれら拡張タンク（９）と本体側との間を連結
するリンクである。本体側の穀粒タンク（２）の底部に
は、ラセン移送樋（１２）を設け、収容した穀粒をこれ
に連結するオーガー（１３）等を介して機外へ排出する
ことができる。

穀粒タンク（２）の底部には穀粒検出センサ（１４）が
設けられ、この穀粒タンク（２）内の穀粒の有無を検出
する。副変速レバー（８）を中、低速域の変速位置に操
作したとき、この穀粒センサ（１４）が穀粒を検出する
ことによって、該伸縮シリンダ（１０）が伸長されて拡
張タンク（９）を外側方へ張出させる関係に連動構成し
ている。（１５）　　（１Ｂ）はその副変速レバー（８
）によって大切できるスイッチで、シリンダ（ｌＯ）の
伸縮バルブ（１７）　　（１Ｂ）と連動し、副変速レバ
ー（８）が中、低速位置へ変速されると、スイッチ（１
５）が入ってシリンダ（１０）を伸長させるようにバル
ブ（１７）を作動させ、又、副変速レバー（８）が高速
位置へ変速されると、スイッチ（１６）が入ってシリン
ダ（１０）を縮少させるようにバルブ（１８）を作動さ
せる回路構成である。（１９）はこの発明の作動を行わ
せるための切替スイッチである。

切替スイッチ（１９）を切にしてコンバイン作業を行う
ときは、拡張タンク（９）は拡張状態、又は縮少状態に
あって、自動的拡縮は行われない。

従って安全のためには、この切替スイッチ（１９）を切
にしたときは、平常時は拡張タンク（９）は縮少位置に
設定すべく回路構成することが望ましい。

コンバインは、副変速レバー（８）を中速位置（イ）又
は低速位置（ロ）に操作した状態で、刈取装置（６）や
脱穀袋Ｍ（３）等を連動させてコンバイン作業を行うも
ので、このとき収穫の走行速度は、操作レバー（７）に
よって無段変速操作して走行速度等を調節しながら行う
。又、路上走行のように高速で走行するときは、副変速
レバー（８）を高速位置（ハ）に操作して、操作レバー
（７）の操作によって適宜の走行速度で行う。このとき
刈取装置（６）等はクラッチを入れることができない。

スイッチ（１９）を入れて、副変速レバー（８）が中速
位置（イ）又は低速位置（ロ）にあるときは、スイッチ
（１５）が入りになっているために、コンバインによる
刈取収穫を開始して脱穀装置（３）の揚穀機（４）から
この穀粒タンク（２）に穀粒が貯留開始されると、穀粒
センサ（１４）がこの穀粒を検出して切替えられて、シ
リンダバルブ（１７）が作動されて、シリンダ（１０）
が伸長されて、拡張タンク（９）が外側方へ押出されて
、容量を増大する。

又、副変速レバー（８）を高速位置（／＼）に操作する
と、スイッチ（１６）が入り、該スイッチ（１５）は切
れるから、穀粒タンク（２）内の穀粒が移送樋（１２）
、オーガー（１３）等によって一旦排出されて、穀粒セ
ンサ（１４）が穀粒のないことを検出することによって
、このセンサ（１４）スイッチが切替えられて、シリン
ダバルブ（１８）が作動され、シリンダ（１０）が縮少
され、拡張タンク（９）が縮少される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は回路図
、第２図は側面図、第３図は一部の後面図、第４図は−
・部の拡大側面図である。 図中、符号（１）は走行装置、（２）は穀粒タンク、（
８）は副変速レバー、（９）は拡張タンクを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行装置（１）の低速刈取可能走行速と高速走行速との
   変速操作によって、収穫穀粒を収容する穀粒タンク（２
   ）を拡縮すべく連動可能に構成してなるコンバインの穀
   粒収容装置。