JPS61285015A - 架空送電線の架線方法 - Google Patents
架空送電線の架線方法Info
- Publication number
- JPS61285015A JPS61285015A JP60124702A JP12470285A JPS61285015A JP S61285015 A JPS61285015 A JP S61285015A JP 60124702 A JP60124702 A JP 60124702A JP 12470285 A JP12470285 A JP 12470285A JP S61285015 A JPS61285015 A JP S61285015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- electric wire
- overhead
- transmission line
- power transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は架空送電線の架線方法の改良に関するものであ
る。
る。
[従来の技術と問題点]
架空送電線を支持する鉄塔は、電線の耐張径間長を引留
めている耐張鉄塔と当該耐張鉄塔間において電線を吊下
している懸垂鉄塔よりなっていることは周知の通りであ
る。前記耐張鉄塔には電線の端部に圧着された引留クラ
ンプが引留められ、懸垂鉄塔では懸垂クランプによって
電線が把持吊下されるが、かかる懸垂クランプによる把
持において電線を損傷から防止しかつ電線の微風振動に
よる影響を低減せしめる目的で、当該懸垂クランプの近
傍の電線の外周にアーマ−ロッドを巻回することが行わ
れている。
めている耐張鉄塔と当該耐張鉄塔間において電線を吊下
している懸垂鉄塔よりなっていることは周知の通りであ
る。前記耐張鉄塔には電線の端部に圧着された引留クラ
ンプが引留められ、懸垂鉄塔では懸垂クランプによって
電線が把持吊下されるが、かかる懸垂クランプによる把
持において電線を損傷から防止しかつ電線の微風振動に
よる影響を低減せしめる目的で、当該懸垂クランプの近
傍の電線の外周にアーマ−ロッドを巻回することが行わ
れている。
一方、送電線を鉄塔間に延線架線する方法の一つに出願
人の提案になるプレハブ架線工法があるが、これは前記
電線の架線径間を精密に計測し、当該径間に架線される
電線の実長を地上で計尺切断し、端部に引留クランプを
圧着してそのまま金車を通過させつつ延線し、当該引留
クランプを鉄塔に連結することによりいわゆる緊線作業
を省略して架線を完了するものでおる。本架線方法によ
れば、数多くの二に程が省略できることから、出願人に
よる提案がなされた後、大々的に採用され数々の実績が
上げられてきた。
人の提案になるプレハブ架線工法があるが、これは前記
電線の架線径間を精密に計測し、当該径間に架線される
電線の実長を地上で計尺切断し、端部に引留クランプを
圧着してそのまま金車を通過させつつ延線し、当該引留
クランプを鉄塔に連結することによりいわゆる緊線作業
を省略して架線を完了するものでおる。本架線方法によ
れば、数多くの二に程が省略できることから、出願人に
よる提案がなされた後、大々的に採用され数々の実績が
上げられてきた。
プレハブ架線工法は、上記のような省力化架線工法であ
るが、本工法においても前記アーマ−ロッドの巻き付け
だけは従来工法と変ることがなく、電線を板上げして各
鉄塔毎に足場の悪い危険な塔上巻き付は作業をする方法
がとられてきた。このために折角省力化工法を採用しな
がら、最終的な仕上げ作業に意外な時間を消費するとい
う好ましからざる状態にあり、これの改善を望む声が強
かった。
るが、本工法においても前記アーマ−ロッドの巻き付け
だけは従来工法と変ることがなく、電線を板上げして各
鉄塔毎に足場の悪い危険な塔上巻き付は作業をする方法
がとられてきた。このために折角省力化工法を採用しな
がら、最終的な仕上げ作業に意外な時間を消費するとい
う好ましからざる状態にあり、これの改善を望む声が強
かった。
[発明の目的コ
本発明は、上記のような実情にかんがみ、架線作業とく
にアーマ−ロットの巻き付は作業を一層省力化可能にす
るプレハブ架線工法を提供しようとするものでおる。
にアーマ−ロットの巻き付は作業を一層省力化可能にす
るプレハブ架線工法を提供しようとするものでおる。
[発明の概要]
すなわち、本発明は、電線を延線するに先立って電線の
架線径間長を計尺し、かつその計尺により電線の懸垂碍
子取付部をも実測して、当該懸垂碍子取付部に予め地上
で所定のアーマーロットを巻回し、そのまま延線して前
記アーマ−ロッド巻付部に懸垂クランプを把持せしめる
ことを要旨とするものであって、それにより前記鉄塔上
での危険かつ手数のかかるアーマ−ロッド巻付作業を省
略しようとするものである。
架線径間長を計尺し、かつその計尺により電線の懸垂碍
子取付部をも実測して、当該懸垂碍子取付部に予め地上
で所定のアーマーロットを巻回し、そのまま延線して前
記アーマ−ロッド巻付部に懸垂クランプを把持せしめる
ことを要旨とするものであって、それにより前記鉄塔上
での危険かつ手数のかかるアーマ−ロッド巻付作業を省
略しようとするものである。
[実施例]
以下に実施例により説明する。
第1図は、本発明により電線を延線している様子を示す
説明図であり、1は電線、2はアーマ−ロッド、3は電
線のドラム、4は延線車、5はカムアロングであるJ工
場において精密に計尺され計尺マークの付された電線1
は、ドラム3に巻かれて現地に搬入され、延線車4を介
して引き出された電線1の端部に地上にて引留クランプ
が圧着され、延線が開始される。電線1は延線されなが
ら前記計尺マークにより計尺され、前記懸垂碍子取付部
まで計尺されたら、一旦カムアロング5を電線1に装着
し、当該懸垂碍子取付部の電線外周にアーマ−ロッド2
が図のように地上において巻回される。7−マーロッド
2の巻回状態が十分に密着状態を維持可能なものであれ
ば、そのまま延線を進行せしめればよいが、金車通過の
際に乱れるおそれがおれば、バインド線で適当にバイン
ドした上で延線するのがよい。
説明図であり、1は電線、2はアーマ−ロッド、3は電
線のドラム、4は延線車、5はカムアロングであるJ工
場において精密に計尺され計尺マークの付された電線1
は、ドラム3に巻かれて現地に搬入され、延線車4を介
して引き出された電線1の端部に地上にて引留クランプ
が圧着され、延線が開始される。電線1は延線されなが
ら前記計尺マークにより計尺され、前記懸垂碍子取付部
まで計尺されたら、一旦カムアロング5を電線1に装着
し、当該懸垂碍子取付部の電線外周にアーマ−ロッド2
が図のように地上において巻回される。7−マーロッド
2の巻回状態が十分に密着状態を維持可能なものであれ
ば、そのまま延線を進行せしめればよいが、金車通過の
際に乱れるおそれがおれば、バインド線で適当にバイン
ドした上で延線するのがよい。
第2図は、上記のようにして巻き付けたアーマ−ロッド
2が電線1の延線によって、懸垂部の金車6まで延線さ
れてきた状態を示す説明図である。
2が電線1の延線によって、懸垂部の金車6まで延線さ
れてきた状態を示す説明図である。
電線の架線長が精密に計尺されているから、当該電線1
が所定位置に引留められ・ることにより、アーマ−ロッ
ド2も懸垂碍子部の適正位置に図のように正確に設定さ
れることになる。従って、アーマ−ロッド2をこのまま
懸垂クランプに固定すれば、架線が終了するのである。
が所定位置に引留められ・ることにより、アーマ−ロッ
ド2も懸垂碍子部の適正位置に図のように正確に設定さ
れることになる。従って、アーマ−ロッド2をこのまま
懸垂クランプに固定すれば、架線が終了するのである。
これにより、前記プレハブ工法における大きな隘路とな
っていたアーマ−ロッドの塔上での巻き付は作業を省略
でき、プレハブ工法の本来の長所を如何なく発揮できる
こととなるものである。
っていたアーマ−ロッドの塔上での巻き付は作業を省略
でき、プレハブ工法の本来の長所を如何なく発揮できる
こととなるものである。
[発明の効果]
以上、本発明に係る架線方法によれば、架空送電線の省
力化架線工法として脚光を浴びてきたプレハブ架線工法
における隘路を解決し、その長所を一層発揮する送電線
の架線が実現できるものであって、その意義はけだし大
きなものがある。
力化架線工法として脚光を浴びてきたプレハブ架線工法
における隘路を解決し、その長所を一層発揮する送電線
の架線が実現できるものであって、その意義はけだし大
きなものがある。
第1図は地上におけるアーマ−ロッドの巻き付は状況を
示す説明図、第2図は懸垂部まで延線されたアーマ−ロ
ットの様子を示す説明図である。 1・・・架空送電線、 2・・・アーマ−ロッド、 6・・・懸垂部の金車。
示す説明図、第2図は懸垂部まで延線されたアーマ−ロ
ットの様子を示す説明図である。 1・・・架空送電線、 2・・・アーマ−ロッド、 6・・・懸垂部の金車。
Claims (1)
- (1)電線の架線長を地上で計尺切断して延線するプレ
ハブ架線工法において、電線の懸垂碍子取付部となる位
置に予め地上でアーマーロッドを巻き付けて延線し、当
該アーマーロッド巻付部を懸垂クランプに固定する架空
送電線の架線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60124702A JPS61285015A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 架空送電線の架線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60124702A JPS61285015A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 架空送電線の架線方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285015A true JPS61285015A (ja) | 1986-12-15 |
Family
ID=14891977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60124702A Pending JPS61285015A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 架空送電線の架線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61285015A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6481605A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Armor rod rolling device |
JP2009529313A (ja) * | 2006-03-07 | 2009-08-13 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | スプライスされた送電ケーブルの設置 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP60124702A patent/JPS61285015A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6481605A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Armor rod rolling device |
JP2664159B2 (ja) * | 1987-09-21 | 1997-10-15 | 株式会社日立製作所 | アーマロッドの巻付装置 |
JP2009529313A (ja) * | 2006-03-07 | 2009-08-13 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | スプライスされた送電ケーブルの設置 |
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