JPS61284763A - 写真感光材料 - Google Patents

写真感光材料

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JPS61284763A
JPS61284763A JP12520385A JP12520385A JPS61284763A JP S61284763 A JPS61284763 A JP S61284763A JP 12520385 A JP12520385 A JP 12520385A JP 12520385 A JP12520385 A JP 12520385A JP S61284763 A JPS61284763 A JP S61284763A
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electron beam
compounds
coating
layer
photographic
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Toshiaki Yamazaki
敏明 山崎
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/775Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers the base being of paper
    • G03C1/79Macromolecular coatings or impregnations therefor, e.g. varnishes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真感光材料に関し、更に詳しくは電子線照射
によって硬化した膜を有する支持体を用いた写真感光材
料に関する。本発明は例えば写真印画紙として好適に利
用することができる。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来この種のもの、例えば支持体基材が紙である写真印
画紙用感光材料としては、該紙基材の表面にポリオレフ
ィン樹脂を被覆して成るものがあり、これは写真処理の
迅速化等に対応するため、近年よく用いられている。
該ポリオレフィン樹脂中には、支持体の白色度、隠蔽力
や、写真乳剤塗布後の解像力、鮮鋭性を高めるため、酸
化チタン、炭酸カルシウム等の無機白色顔料を含有させ
ている。
ところで、ポリオレフィン樹脂の被覆を形成するに際し
ては、樹脂を約280〜340℃にて高温溶融する必要
がある。このような高温溶融したポリオレフィン樹脂中
には、上記無機白色顔料を多量に入れることができず、
しかもこのような条件では分散性も悪い。このため、十
分満足できる写真画像の鮮鋭性が得られなかった。
このような実情から、分散剤を使用して、無機顔料をポ
リオレフィン樹脂中に多量に分散させようとする試みが
なされている。
例えば、特開昭51−6531号、同52−35625
号、同55−108658号、同55−113039号
、同55−113040号等には種々の化合物で酸化チ
タンの粒子表面を被覆処理する技術が開示されている。
しかし、これらの技術では、ポリオレフィン樹脂の高温
溶融に際して、押出機のタイ出口端に、これら各添加剤
による汚れが発生し、溶融フィルム面に凹状の線スジが
形成されてしまい、これが支持体の表面みぞとなり、乳
剤の塗布ムラを生じるという問題がある。
また、特開昭57−151942号には、上記の添加剤
(1種の分散剤として機能している)にかわり、アルキ
ルチタネートを用いる旨が提案されており、これによれ
ば上記の問題は改善される。
しかしこの場合には、アルキルチタネート処理した顔料
は、溶融ポリオレフィン樹脂中に10〜20wt%程度
しか入らず、鮮鋭性の点で不十分であり、また、顔料と
結合していないフリーのアルキルチタネートが生じやす
く、これが溶融時に熱分解して被覆中で発煙したり、冷
却ロールに付着して平滑なフィルム表面が得られなくな
るなどの問題が生じる。
このように、従来のポリオレフィン樹脂被覆に顔料を含
・有させる場合には、未だ十分な鮮鋭性を得るには至っ
ていない。
上記問題点を解決すべく、特開昭57−27257号、
同57−49946号には、電子線照射によって硬化可
能な組成物を紙基材上に塗布し、これに電子線を照射し
て硬化させた被覆層を有する写真用支持体が提案されて
いる。
このような支持体を用いると、無機白色顔料の含有量は
20〜70w t%まで増加させることができ、その結
果、鮮鋭性はポリオレフィン樹脂被覆と比較して格段に
改良された。
し、かじ、電子線照射により硬化させた被覆層に感光性
層を塗設して得た写真感光材料は、通常の保存経時をし
たのち現像処理すると、かぶりが増加し、これが製品と
して無視できない程度に至る場合があることが判明した
この改良方法として特開昭59−124336号には、
支持体基材の紙と電子線硬化性ラッカ一層との間に遮断
層を設ける技術が提案されている。
しかし、これも未だ、かぶりを抑える効果が十分でなく
、かつ従来の製造プロセスにさらに遮断層を設けるプロ
セスが必要となり、製造コスト的にも不利である。
かぶりが発生する原因は明らかでないが、上記特開昭5
9−124336号明細書10頁4〜12行には、ラッ
カ一層中に含まれる硬化可能な、もしくは未だ硬化され
ていない低分子量モノマーが原因の一つと推定されてい
る。電子線硬化被覆層を有する支持体を用いた写真感光
材料を実用化するために、上記かぶりの解決が要望され
ている。
また、特願昭59−251261号には、電子線吸収量
Q、 l Mrad以上2. OMrad未満の低い線
量で硬化させる事によってかぶりを少なくする方法が開
示されている。しかし、この技術では接着性を損なわな
いようにするために、電子線硬化性樹脂組成物中に硬化
反応を起こし得る末端反応基を一定量以上含有させるこ
とが必要である。ところがこの条件を得るためには、比
較的高価な末端反応基を分子中に含む電子線硬化性化合
物を多量に使用しなければならなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、電子線硬化性組成物を支持体基材の少
な(とも片面゛に被覆し、電子線により硬化させて得る
写真用支持体に、その硬化被覆層上に感光性層を塗設し
て写真感光材料を形成したとき、保存経時でのかぶり増
加が少なく、写真画像の鮮鋭性、支持体表面の平滑性、
さらには基材と被覆層との接着性に優れた写真感光材料
を提供することにある。
〔発明の構成〕 本発明者らは種々検討を行った結果、電子線硬化性組成
物の硬化に際し、電子線硬化性樹脂組成物が重合禁止剤
を含有し、その含有量が電子線硬化性化合物に対して3
00ppm以下である場合に支持体基材との接着性を損
なわずに、かぶり増加の少ない硬化被覆層が得られるこ
とを見出し、本発明をなすに至った。
本発明の電子線硬化樹脂組成物は、重合禁止剤を含有す
るので、その保存性が良い。重合禁止剤を含有しないと
、保存条件を非常に厳格にしなくては重合して硬化して
しまい、使用に供し得なくなる。かつ本発明の組成物は
、この重合禁止剤の含有量は電子線硬化性化合物全量に
対して300ppm以下であるので、接着性を良好にす
ることができる。
即ち、電子線硬化では、照射する電子線のエネルギー準
位が高いため、従来のUV光照射による硬化、加熱によ
る硬化と比較して非常に短時間で硬化可能である。従っ
て重合禁止剤の含有量は、硬化後の緒特性にほとんど影
響を与えないと考えられる。しかし、本発明者が種々検
討を行った結果、重合禁止剤の量が本発明の構成に係る
写真感光材料の特性、特に接着性に大きな影響を与えて
おり、特に照射強度が比較的小さい場合に重合禁止剤含
有量が電子線硬化性化合物全量の300ppm以下のと
きに顕著に接着性が向上することが判明した。
接着性向上という点では、重合禁止剤の含有量は小さけ
れば小さい程良い。しかし、保存のことを考慮すると、
重合禁止剤含有量は20ppm以上、好ましくは30p
pm以上、更に好ましくは50ppm以上とする。また
、好ましくは200ppm以下とする。
以下に、本発明のハロゲン化銀感光材料を得るために用
いる電子線硬化性組成物を構成し得る材料につき、説明
する。
本発明において、支持体上の被覆層を形成するための電
子線硬化型化合物ヒしては、電子線の照射により硬化可
能な化合物であれば、いずれも用いることができる。
本発明において用い得る電子線により硬化可能な化合物
としては、例えば電子線照射によってラジカル等を発生
して重合ないし架橋して硬化するような、分子鎖中に不
飽和二重結合を2個以上含む化合物を挙げることができ
る。また例えば、特開昭59−147018号、特願昭
59−32237号等に示されるカチオン重合性化合物
(この場合開始剤と併用)などを挙げることができる。
このように、電子線により硬化する化合物に特に制限は
ないが、アクリレート系化合物(分子内にウレタン結合
を有するアクリレート系化合物、同じくエポキシ結合を
有するアクリレート系化合物を含む)や、エステル類(
同様な結合を有するものを含む)などを採用できる。ま
た、特に支持体基材として紙基材を用いるときには、無
機白色顔料の添加量を多くすると硬化した被覆層の脆化
が生じやすくなる場合があるので、紙特有の柔軟性を損
なわないものを選ぶのが好ましい。下記例示のものを好
適に用いることができる。
1) アクリル系ポリマー等アクリル系化合物1)−1
芳香族モノアクリレート、芳香族ジアクリレートなどの
芳香族アクリレート(実施例で使用のもの等)。
脂肪族モノアクリレート、脂肪族ジアクリレート、脂肪
族トリアクリレートなどの脂肪族アクリレート(実施例
で使用のもの等)。
1)−2ポリエステルアクリレート エイ・シー・ジェイ・ファン・ドスタホート・アンド・
エイ・ファン・ニアポス(A、C,J、VanDost
erhout and A、van Neerbos 
)著、ダフ゛ル・リエゾンーチン・ベント(Doubl
e Liajson−ChimPeint、) 27 
(295)、135 (1980)に記載されているポ
リエステル。
1)−3アクリレートオリゴマー 1)−4エポキシアクリレート 特公昭47−13023号、特開昭57−162713
号に開示されている化合物。
すなわち、多官能エポキシ化合物にアクリル酸、その他
α、β不飽和カルボン酸を付加させて得られるエポキシ
アクリレートなど。
市販されているものとして、商品名EA800、EPM
800 (新中村化学(株))がある。
1)−5シリコンアクリレート 特公昭48−22172号、特開昭48−39594号
に開示されているヒドロキシル基またはメトキシ基含有
シリコーンと、ヒドロキシエチルメタクリレートの縮合
物。
1)−6ウレタンアクリレート 芳香族ウレタンアクリレート(実施例で使用のもの等)
など。
米国特許3864133号、同3891523号、同3
912516号、特公昭4B−22172号、特開昭4
8−39594号、特開昭49−26337号、特公昭
49−35346号、特開昭49−96043号、特公
昭52−31239号、特開昭54−80394号、特
開昭54−129034号、特開昭54−127994
号に開示されているウレタンアクリレート。
具体的には、 多官能イソシアネート化合物にヒドロキシエチルメタア
クリレートを付加反応させて得られたウレタンアクリレ
ート ポリオキシアルキレンビスフェノールA誘導体と、ポリ
イソシアネート及びヒドロキシル基含有アクリレートと
の反応によって得られたウレタンアクリレート ヒドロキシル官能基を有するアミド含有化合物とポリイ
ソシアネートとヒドロキシル含有アクリレート化合物を
反応させたアミドウレタンアクリレート 等が挙げられる。
市販されているものとして、商品名ユビサン783、ユ
ビサン793 (東しチオコール(株))がある。
2) 不飽和ポリエステル 特公昭48−23654号、特公昭49−23293号
、特公昭49−47103号、特公昭49−44572
号、特開昭54−7473号に開示されている化合物な
ど。商品として市販されているものとしては、商品名M
8030SM8060(いずれも東亜合成化学工業株式
会社)がある。
3) 変性不飽和ポリエステル ウレタン変性不飽和ポリエステル 特に、特公昭48−14667号に開示されている化合
物。
アクリルウレタン変性不飽和ポリエステル特に、特公昭
48−14790号に開示されている化合物。
末端にアクリル基を有する液状の不飽和ポリエステル 特に米国特許3455802号、米国特許348573
2号に開示されている化合物。
4) オリゴエステルモノアクリレート、オリゴエステ
ルジアクリレート、オリゴエステルトリアクリレートな
どのエステルオリゴマノのアクリレート この化合物としては、好ましくは下記のものを例示でき
る。
マロニックスM−102,M−150,M−152、M
−5400,M−5500,M−5700、XM−10
1,XM−111,XM−113゜XM−117,X2
15A (いずれも商品名で、東亜合成化学工業(株)
製)。
5) ブタジェン系ポリマー 特開昭50−123187号に開示されているウレタン
化1,2−ポリブタジェンや、特開昭54−1.480
94号に開示されているエポキシ化ポリブタジェンにモ
ノエステル化合物を付加させ、さらに脂肪族低級カルボ
ン酸を付加させた変性ポリブタジェン等が挙げられる。
また分子鎖に水素添加または無添加のポリブタジェンを
含み、電子線反応基(ビニル基、エポキシ基、イソシア
ネート基など)または非反応基(水酸基、アルキル基、
カルボキシル基、C0OR基(但しRはアルキル基)な
ど)を含む化合物を用いることができる。このような化
合物としては、例えばNl5SOPB Bシリーズ、C
シリーズ、Cシリーズ、BIシリーズ、CIシリーズ、
CIシリーズの各樹脂、TE樹脂、マレイン化PB樹脂
BF樹脂(日本曹達(株) ) 、 Poj2y bd
シリーズ。
HTP−4,HTP−9,HTP−5MLD、HTP−
9PA、R−45HT、R−45M、R−45MA、R
−45EPT、R−45EPI、R−45ACR(出光
石油化学(株))など市販品も入手できる。
6) 分子鎖中に炭素環または複素環結合を含む電子線
硬化性ポリマー このようなポリマーとしては、分子中に2個以上の電子
線により硬化反応を起こしうる末端反応基を有しかつ分
子鎖中に炭素環または複素環結合を含む電子線硬化性化
合物を用いることができる。
この化合物の環構成としては、好ましくはフェニレン環
、スピラン環、トリアシロン環を挙げることができる。
またシクロアルキレン環、ビシクロアルキレン環、ナフ
タレン環、フランまたは縮合フラン環、チオフェンまた
は縮合チオフェン環。
ピロールまたは縮合ビロール環、ピランまたはピロン環
、ピリジン環、キノリンまたはイソキノリン環、アゾー
ル環、アジン環も好ましい。
これら化合物は例えばNKエステルEA−800、EP
M−800,A−BPE−4、BPE−200(新中村
化学(株) ) 、Photomer4028(Dia
mond Shamrock) 、M 210 (東亜
合成化学工業(株))、R−604(日本化薬(株))
、M315、M325(東亜合成化学工業(株))など
市販品も入手できる。
以上の化合物は、単独もしくは2種以上混合して用いて
もかまわない。
また、その数平均分子量は好ましくは500〜2000
0程度、更に好ましくは1000〜10000程度であ
る。
また、組成物の粘度調整、硬化特性、硬化層の物性の調
整等の目的特に可撓性付与の目的で、不飽和結合を有す
る単量体(モノマー)を上記化合物と混合して使う事が
好ましい。
モノマーとの混合比は任意であり、例えば5/95〜9
0/10重量比範囲の広範囲で用いることができる。
これらの単量体としては、共重合可能な反応性化合物な
ら何を混合しても良いが、特に好ましいものは、アクリ
レート系、メタクリレート系の単量体である。
混合使用されるモノマーの代表的なものとしては、以下
のようなものがある。
A)ポリエステルアクリレート、ポリエステルメタアク
リレート 東亜合成化学工業(株)、商品名 アロニックスM61
00.アロニックスM6200.アロニックスM625
0.アロニフクスM6300.アロニックスM6500
.アロニックスM7100゜アロニックスM8100゜ サンノプコ(株)、商品名 フォトマー5007゜フォ
トマー5018.  フォトマー4149゜日本化薬(
株)、商品名 カヤマーMANDA 。
カヤラッドHX 220.カヤラッドHX620゜B)
ポリウレタンアクリレート ポリウレタンメタアクリレ
ート 大阪有機化学(株)、商品名 ビスマート829゜東亜
合成化学工業(株)、商品名 アロニツクスMl 20
0.アロニックスM1100日本ユビカ(株)、商品名
 AC3801新中村化学(株)、商品名 NKエステ
ルU−108A、NKエステルU4HA 東しチオコール(株)、商品名 エビサン893サンノ
プコ(株)、商品名 フォトマー5007゜フォトマー
6008゜ C)エポキシアクリレート、エポキシメタアクリレート 大阪有機化学(株)、商品名 ビスコ−トロ0サンノプ
コ(株)、商品名 フォトマー3016゜フォトマー3
082 日本ユピカ(株)、商品名 AC3301,AC370
1、AC37Q2  、  EX9004.EX900
6゜ D)シリコーンアクリレート 特公昭48−22172号、特開昭48−39594号
にそれぞれ開示されている化合物。
E)単官能モノマー メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、2−エチルへキシルメタアクリレート、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
メタアクリレート、グリシジルメタアクリレート、n−
へキシルアクリレート、ラウリルアクリレートなど。
商品として市販されているものとしては、商品名Pho
tomer 4039  (Diamond Sham
rock社)、などがある。
F)2官能七ツマ− ■、6−ヘキサンジオールジアクリレート、1゜6−ヘ
キサンシオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコ
ール、1,4−ブタンジオールジアクリレート、エチレ
ングリコールジアクリレート・ポリエチレングリコール
ジアクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート
、ジビニルベンゼンなど。
G)3官能以上のモノマー トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、ジペンタエリスリトールへキサア
クリレート、エチレンジアミンのアクリル酸アミドなと
さらに、柔軟性や支持体基材の接着性を向上する目的で
、下記に代表される熱可塑性の樹脂を混合して用いるこ
ともできる。
(1) セルロース誘導体 ニトロセルロース、セルロースアセテートトチレート、
エチルセルロース、ブチルセルロース等。
(2) ポリビニルアルコール系樹M=ポリビニルアル
コール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール
等。
(3) 塩化ビニル系共重合体 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル−マレイン酸共重合体等。
(4) ポリウレタン樹脂 (5) 不飽和、飽和ポリエステル樹脂(6) ポリア
ミド樹脂 (7) 低分子量ポレオレフィン、低分子量ポリブタジ
ェン など。
これらの熱可塑性樹脂は、アクリル変性二重結合が導入
されていてもよいし、そうでなくてもよい。
これら熱可塑性樹脂は、前記した本発明の電子線により
硬化可能な化合物と電子線硬化性モノマーの総量に対し
、例えば50wt%以下で用いることができる。
但し、前記したように電子線硬化性樹脂組成物中に含ま
れる重合禁止剤の量が、全電子線硬化性化合物に対しテ
300ppm以下、好ましくは200ppm以下である
事が必要である。300 ppmより多いと硬化に多大
の電子線照射が必要となり、かつ支持体との接着性が悪
(なりまたかぶりが増加するので好ましくない。ここで
重合禁止剤とは、一般に電子線硬化性化合物の合成中な
いし合成後の保管中での重合反応を抑制するのに添加さ
れる化合物すべてを含む。これら化合物は、島村修et
al著:遊離基反応(上)、東京化学同人発行(196
9) 、第1章、木村隆行著:化学モノグラフ15.高
分子合成の化学、化学同人(1973) 102頁以降
、ジェー・ブランドラップ、イー・エッチ・イマーゲッ
ト著:「 ポリマー・ハンドブッら、ジョン・ウィリー・アンド・
サンズ発行(J、Brandrup+ E、H,Imm
ergut :Polymer Handbook )
 (1974)、  II  53以降等に詳しく記載
されている重合禁止剤(inhibitor)、重合抑
制剤(re tarder) +  重合停止剤(te
rminator)等である。具体的には、ジフェニル
ピクリルヒドラジル、ガルピノキシル、フェルダジル、
イオウ、ベンゾキノン誘導体、ニトロ化合物、ジフェリ
ルアミン、ヒドロキノン、第3ブチルカテコール等であ
る。これらは単独もしくは二種類以上混合して用いる。
なお重合禁止剤の定量は、ガスクロマトグラフィー分析
、高速液体クロマトグラフィー分析等で行う。具体的に
は、日本分析学全編:高分子分析ハンドブック、朝食書
店発行(1985)、I−3章、「 ヴアイス著:デターミネーション・オブ・オーガニック
°コンパウンド・メソッド・アンド・プロセデュアヨ、
ジョン・ウィリー・アンド・サンズ発行(Weiss 
: Determination of Organi
c Compoundand Procedures、
 John Wiley and 5ons) (19
701+第21章等に記載された方法で定量する。
さらに、本発明における硬化被覆層塗布用組成物には、
必要に応じて溶剤を加えることができる。
用いる溶剤としては特に制限はなく、電子線硬化組成物
との溶解性、相溶性などを考慮して適宜選択される。
組成物を調整する上で好適に使用できる溶剤としては、 メタノール、エタノール、イソプロパツール、ブタノー
ル等のアルコール アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酪酸エチル等のエステル エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジオキサン等のグリコールエ
ーテル ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素 ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素あるいは、これ
らの混合物が挙げられる。
本発明における無機白色顔料としては、酸化チタン(ア
ナターゼ型、ルチル型)、硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなど、いずれ
も使用できるが、好ましくは酸化チタン、硫酸バリウム
、炭酸カルシウムである。また酸化チタンを含水酸化金
属酸化物例えば、含水酸化アルミナ、含水酸化フェライ
ト等の金属酸化物で、その表面を処理して分散性を向上
させることもできる。
無機白色顔料は、前記電子線硬化性組成物100重量部
に対して、25〜250重量部の範囲であることが好ま
しい。さらに好ましくは30〜150重量部である。な
お、顔料の平均粒子径は、0.05〜10μmが好まし
く、より好ましくは0.1〜3μmである。
電子線硬化性樹脂組成物中に璧、他に青色顔料、帯電防
止剤、蛍光増白剤等を必要に応じて加えてもよい。
本発明に用いられる支持体基材として、市販の中質紙、
上質紙の他に、天然パルプ、合成パルプあるいはそれら
の混合物よりなる紙基材及び種々の写真用原紙が使用で
きる。
あるいは、ポリエステル類、ポリオレフィン類のベース
に、必要に応じ無機白色顔料が分散されたフィルムを用
いてもよい。
なお、紙基材の厚さは80〜250μm1坪量は、60
〜250 g / rd、より好ましくは80〜200
g/rdであることが好ましく、その表面は平滑でも粗
くてもよい。その表面は必要により例えばコロナ放電等
の種々の表面処理を行ってもよい。
本発明における塗布用の電子線硬化性組成物は、例えば
以下のようにして調製される。
すなわち、組成物を形成すべき前述した各成分を、全て
同時に、あるいは個々の順次に、混練機に投入する。こ
の場合の塗布組成物の混線分数には、各種の混練機が用
い得、使用可能な混練機としては、例えば二本ロールミ
ル、三本ロールミル、ペブルミル、ボールミル、サンド
グラインダー、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、ニ
ーダ−、ホモジナイザー等がある。
また、塗布方法としては、例えばエアードクターコート
、ブレードコート、スクイズコート、エアーナイフコー
ト、リバースロールコート、トランスファロールコート
、キャストコート等の方法が用いられる。
そして、塗布厚は、1〜100 l1m 、より好まし
くは5〜50μmとすることが好ましい。
本発明の被覆層は、平滑化処理を施して鏡面に仕上げる
ことができるし、必要に応じ型付けを施すごともできる
鏡面仕上げを行うには、処理したい面を鏡面ロールと接
触し、その前面から電子線を照射して硬化して、鏡面仕
上げを施すことができる。また、予め予備照射を行い表
面を一部硬化した後、鏡面ロールと接触して、剥離し、
二次照射を行い、完全に硬化する方法を用いてもよい。
また、型付けを施すときには、鏡面ロールにかえて型付
はロールを使用して、絹目、微粒面等所望の型付けを形
成することができる。
そして、用いる電子線加速器としては、例えばエレクト
ロカーテンシステム、ファンデグラフ型のスキャニング
、ダブルスキャニングシステム等いずれでもよい。
また、電子線特性としては、透過力の面から好ましくは
50〜75KV、より好ましくは100〜300Kvの
電子線加速器を用い、吸収線量0.1〜20 Mrad
になるようにするのが好ましい。
なお、電子線の照射に際してはN Z+  He 。
CO2等の不活性ガス雰囲気中で照射することが好まし
い。
また、写真構成層との接着性を向上する目的で、被覆層
にコロナ放電処理等の表面処理を行ったり、あるいは別
途、下塗り層を被覆層の表面に施してもよい。
なお、このような被覆層上に設層される写真乳剤層及び
写真感光材料の層構成等は、任意のものを用いてもよい
。写真乳剤層としてはモノクロ及びカラー乳剤層を設け
ることができる。本発明の感光材料の硬化被覆層には、
カラー写真乳剤層を好ましく設けることができる。
本発明に係る写真感光材料は、カラー写真感光材料に適
用する場合、通常は、分光感度の異なる3種の感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有し、各乳剤層は、イエローカプラ
ー、マゼンタカプラー、及びシアンカプラーの3種のカ
プラーのうちの1種ずつを含有することができる。
このような場合の感光性ハロゲン化銀乳剤層とカプラー
の組合わせとしては、通常赤感光性ハロゲン化銀乳剤層
にシアンカプラーが、また、緑感光性ハロゲン化銀乳剤
層にマゼンタカプラーが、さらに青感光性ハロゲン化銀
乳剤層にイエローカプラーが、各々組合わされる。この
様な、各乳剤層の積層順序については、特別制限はない
用いられるイエロー、マゼンタ及びシアン各カプラーは
、所望によりいずれのものを使用してもよい。
好ましいイエローカプラーとしては、ベンゾイルアセト
アニリド系カプラー及びピバロイルアセトアニリド系カ
プラーが挙げられる。好ましいマゼンタカプラーとして
は、1−フェニル−3−アニリノ−5−ピラゾロン系カ
プラー及びピラゾロトリアゾール系カプラーが挙げられ
る。好ましいシアンカプラーとしては、フェノール系カ
プラーが挙げられる。これらの各カプラーは、ハロゲン
化銀乳剤層中にハロゲン化銀1モル当たり、0.05〜
1モル程度含有されるのが好ましい。
本発明を用いるカラー写真感光材料には、前述のハロゲ
ン化銀乳剤層のほか、前記支持体上に、適宜の層順及び
層数の保護層、中間層、フィルタ一層、スカベンジャ一
層などの非感光性層を設けることができる。
用いられるハロゲン化銀乳剤層中に含まれるハロゲン化
銀は、沃臭化銀、塩臭化銀、臭化銀、塩沃臭化銀、塩化
銀、塩沃化銀のいずれのハロゲン化銀であってもよく、
これらの混合物であってもヨイ。コレラのハロゲン化銀
は、アンモニア法、中性法、酸性法等のいずれで製造さ
れたものであってもよいし、また同時混合法、順混合法
、逆混合法、コンバージョン法等のいずれで製造された
ものであってもよいし、さらにまたハロゲン化銀粒子内
部にハロゲン組成の異なる境界を有するものでも、有し
ないものでも、有効に使用し得る。
本発明を用いるカラー写真感光材料の構成層に使用でき
るバインダーとしては、アルカリ処理ゼラチンまたは酸
処理ゼラチン等のゼラチンが最も一般的であるが、この
ゼラチンの一部とフタル化ゼラチン、フェニルカルバモ
イルゼラチンの如き誘導体ゼラチン、アルブミン、寒天
、アラビアゴム、アルギン酸、部分加水分解セルロース
誘導体、部分加水分解ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
及びこれらのビニル化合物の共重合体とを併用して用い
ることもできる。
用いられるハロゲン化銀乳剤は、ルテニウム、ロジウム
、パラジウム、イリジウム、白金、金等の貴金属の塩(
例えば、アンモニウムクロロパラデート、カリウムクロ
ロパラダイト、カリウムクロロパラダイト及びカリウム
クロロオーレイト等)による貴金属増感、活性ゼラチン
、不安定硫黄化合物(例えば、チオ硫酸ナトリウム等)
による硫黄増感、セレン化合物によるセレン増感、また
は第一錫塩、ポリアミン等及び低PAg条件下での還元
増感等の化学増感を施すことができる。
さらに、これらのハロゲン化銀乳剤には所望の感光波長
域に感光性を付与するために、各種の増感色素を用いて
光学増感することができる。このときに用いることがで
きる好ましい増感色素としては、例えば、米国特許19
39201号、同2072908号、同2739149
号、同2213995号、同2493748号、同25
19001号、西独特許929080号、英国特許50
5979号等に記載されているシアニン色素、メロシア
ニン色素あるいは複合シアニン色素を単独または二つ以
上混合して用いることができる。この様な各種の光学増
感剤は、その本来の目的とは別の目的で、例えば、かぶ
り防止、カラー写真感光材料の保存による写真性能の劣
化防止、現像調節(例えば、諧調コントロール等)の目
的のために使用することも可能である。
さらに本発明を用いるカラー写真感光材料の構成層には
、種々の写真用添加剤、例えば紫外線吸収剤(例えば、
ベンゾフェノン系化合物及びベンゾI−IJアゾール系
化合物)、色素画像安定剤(例えば、フェノール系化合
物、ビスフェノール系化合物、ヒドロキシクロマン系化
合物、ビススピロクロマン系化合物、ヒダントイン系化
合物及びジアルコキシベンゼン系化合物等)、スティン
防止剤(例えば、ハイドロキノン誘導体等)、界面活性
剤(例えば、アルキルナフタレンスルホン酸ソータ、ア
ルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、アルキルコハク酸エ
ステルスルホン酸ソーダ及びポリアルキレン化合物等)
、水溶性イラジェーション防止染料(例えば、アゾ系化
合物、スチリル系化合物、オキソノール系化合物、及び
トリフェニルメタン系化合物等)、硬膜剤(例えば、ハ
ロゲン置換S−+−リアジン系化合物、活性ビニル系化
合物、エチレンイミノ系化合物、エポキシ系化合物及び
水溶性アルミニウム塩等)、膜物性改良剤(例えば、グ
リセリン、ポリアルキレングリコール類、重合体水性分
散物〔ラテックス〕及び固体または液体パラフィン等)
を添加することができる。
本発明の感光材料の支持体上に、カラー写真感光材料の
各構成層を塗布するには、通常知られている塗布方式、
例えば、浸漬塗布、ローラー塗布、ビード塗布、カーテ
ンフロー塗布等の方法で塗布し、ついで乾燥される。カ
ラー写真感光材料により色素画像を得るためには像様に
露光した後、必要により発色現像処理を行う。処理工程
は、基本的には発色現像、漂白定着の各工程を含んでな
るものである。この場合、各工程が独立する場合も、そ
の中の2つ以上の工程がそれらの機能を持った処理液を
使用して1回の処理で済ましてしまう場合もある。また
、各工程共に必要に応じて、2回以上に分けて処理する
こともできる。なお、処理工程中には、上記の他に、必
要に応じて、前硬膜浴、中和塔、第1現像(黒白現像)
、画像安定浴、水洗等の諸工程が組合わされる。処理温
度は、感光材料、処理処方によって好ましい範囲に設定
される。一般的には20〜60℃であるが、前述のカラ
ー写真感光材料は特に30°C以上の処理に適している
発色現像に用いられる発色現像主薬としては、種々のカ
ラー写真プロセスにおいて広範に使用されている種々の
ものが包含される。特に有用な発色現像主薬は、N、N
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基及びフェニル基は置換されていてもよく、
あるいは置換されていなくてもよい。その中でも特に有
用な化合物としては、N、N−ジエチル−p−フェニレ
ンシアミン塩u塩、N−メチル−p−フェニレンジアミ
ン塩酸塩、N、 N−ジメチル−p−フェニレンジアミ
ン塩酸塩、2−アミノ−5−(−N−エチル−N−ドデ
シルアミノ)−トルエン、N−エチル−N−β−メタン
スルホンアミドエチル−3−メチル−4−アミノアニリ
ン硫酸塩、N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミ
ノアニリン硫酸塩、4−アミノ−3−メチル−N、N−
ジエチルアニリン硫酸塩、N−エチル−N−β−ヒドロ
キシエチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩、
4−アミノ−N−(β−メトキシエチル)−N−エチル
−3−メチルアニリン−p−トルエンスルホネート、N
、N−ジエチル−4−アミノ−3−(β−メタンスルホ
ンアミドエチル)アニリン硫酸塩などを挙げることがで
きる。これらの例示化合物のうち、さらに好ましく用い
られるものとしてはN−エチル−N−β−メタンスルホ
ンアミドエチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸
塩、4−アミノ−3−メチル−N、N−ジエチルアニリ
ン塩酸塩、及び4−アミノ−N−(β−メトキシエチル
)−N−エチル−3−メチルアニリン−p−)ルエンス
ルホネート、N、N−’;エチルー4−アミノー3−(
β−メタンスルホンアミドエチル)アニリン硫酸塩が挙
げられる。
発色現像液中には必要に応じて種々の添加剤を加えるこ
とができる。例えば、アルカリ金属の水酸化物や炭酸塩
あるいは、第3リン酸塩等のアルカリ剤、硼酸、酢酸等
の緩衝剤、千オニーチル、1−了り−ルー3−ピラゾリ
ドン、N−メチル−p−アミノフェノール、ポリアルキ
レングリコール等の現像促進剤、ベンジルアルコール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、メタノー
ル、アセトン等の有機溶媒、臭化カリウム、ニトロペン
ツイミダゾール類等の現像抑制剤、亜硫酸塩、ヒドロキ
シルアミン、グリコース、アルカノールアミン類等の保
恒剤、ポリリン酸化合物、ニトリロトリ酢酸等の硬水軟
化剤がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について述べる。なお当然のこと
ではあるが、本発明は以下の実施例によって限定される
ものではない。
以下の組成物1〜7及び比較組成物1.2に示すように
材料を配合し、ボールミルで20分間混練して均一に分
散させて7種類の組成物と2種類の比較組成物を得た。
(組成物1) (組成物2) ハイドロキノン配合量が200ppmである以外は、組
成物1と同様に配合し、混練して得たもの。
(組成物3) ハイドロキノン配合量が300ppmである以外は、組
成物1と同様に配合し、混練して得たもの。
(組成物4) ハイドロキノンのかわりにメトキシハイドロキノンを1
100pp配合した以外は、組成物1と同様に配合し、
混練して得たもの。
(組成物5) ハイドロキノンのかわりにter t−ブトキシハイド
ロキノンを1100pp配合した以外は、組成物1と同
様に配合し、混練して得たもの。
(組成物6) ハイドロキノン1100pp とter t−ブトキシ
ハイドロキノン50pρmを用いた以外は、組成物1と
同様に配合し、混練して得たもの。
(組成物7) (比較組成物1) ハイドロキノン配合量が400ppmである以外は、組
成物1と同様に配合し、混練して得たもの。
(比較組成物2) エポキシアクリレート、脂肪族アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレートに未精製品を用い、ハ
イドロキノンのかわりにメトキシハイドロキノンを78
0ppm配合した以外は組成物1と同様に配合し、混練
して得たもの。
そして2、組成物1〜7、比較組成物1.2を、それぞ
れ約160 g / n?の紙の片面にリバースコータ
ーで膜圧が25μmになるように塗布して塗布層を形成
した。
ついで組成物1〜7よりなる各層と比較組成物1.2よ
りなる各層に加速電圧150KVで電子線を1.5 M
radの吸収線量になるように照射して電子線硬化させ
た。なお、厚さ25μmの比較組成物1゜2の各層には
、加速電圧150XVで電子線を4 Mradの吸収線
量になるように照射して電子線硬化させたサンプルも作
成した。紙の反対面にも上記と同様の操作により電子線
硬化層を設けて、11種類の写真用支持体を作製した。
このようにして得た11種類の支持体の片面に20W/
rrr・winの強度でコロナ放電処理を施し、以下に
記述する写真構成層を順次塗布、乾燥し11種のカラー
印画紙試料を作成した(添加量は特に説明のない限りl
rr?当たりのものを示し、またハロゲン化銀乳剤は銀
換算で示す)。
層1:2gのゼラチン、0.042 gの青感光性塩臭
化銀乳剤(塩化銀10モル%)、そして0.83gの下
記のイエローカプラー(Y−1)、0.01 gのHQ
−1を溶解した0、6gのジオクチルフタレートを含有
する青感光性乳剤層。
層11.2gのゼラチン、そして0.05 gのHQ−
1を?容解した0、2gのジオクチルフタレートを含有
する第一中間層。
層3:1.9gのゼラチン、0.040gの緑感光性塩
臭化銀乳剤(塩化銀50モル%)、そして0.42gの
下記のマゼンタカプラー(M−1)、0.015 gの
HQ−1を溶解した0、36 g (7)ジオクチルフ
タレートを含有する緑感光性乳剤層。
層4.:  1.9gのゼラチン、そしテ0.02g 
O)HQ −1と0.7gの紫外線吸収剤(UV−1)
を溶解した0、5gのジオクチルフタレートを含有する
第二中間層。
層5:1.5gのゼラチン、0.027 gの赤感光性
塩臭化銀乳剤(塩化銀50モル%)、そして0.4gの
下記シアンカプラー(C−1)、0.01gのHQ−1
及び0.3gのUV−1を溶解した0、35gのジオク
チルフタレートを含有する赤感光性乳剤層。
層6:1.4gのゼラチンを含有する保護層。
I HQ−1 H UV−1 し! かくして得られた各試料を30℃、相対湿度60%で3
ケ月保存し、光楔露光を行った後、下記に示した処理工
程及び処理液で発色現像処理した。なお、各試料の一部
は塗布、乾燥10日後に露光・現像を行い、即日データ
とした。
処理工程(33℃) 発色現像           3分30秒漂着定着 
          1分30秒水  洗      
        3分乾  燥           
  60〜80℃〔発色現像液〕 水を加えて11とし、硫酸または水酸化カリウムでp 
H=10.1に8周整する。
〔漂白定着液〕
水を加えて11とし、アンモニア水または氷酢酸にてp
H=6.9に調整する。
現像処理した試料はサクラカラー濃度計PDA−60型
(小西六写真工業株式会社製)を用いてかぶり濃度を測
定した。
次に以下のような接着性テストを行った。
(接着性テスト) 現像処理した試料に粘着テープを貼りつけ、急激に剥離
する。そのときに、紙と電子線硬化層との間で剥離が起
こるかどうかを評価する。
(かぶり濃度の測定) 現像処理した試料はサクラカラー濃度計PDA−60型
(小西六写真工業株式会社製)を用いてかぶり濃度を測
定した。
測定結果を表に示した。表から明らかなように本発明に
係る重合禁止剤が電子線硬化性化合物全量に対して30
0ppm以下の組成物1〜7を用いて得た写真材料は、
接着性が良好であり、経時かぶりが少ないことがわかっ
た。
一方、重合禁止剤量が400ppm、 780ppmの
比較組成物1.2を用いて得た写真材料は、電子線吸収
線量が小さい1.5Mradではいずれも接着性が悪く
、電子線吸収線量が4 Mradでは経時かぶりの増加
が大きく写真材料として使用に耐えないことがわかった
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、保存経時でのかぶ
り増加が少なく、写真画像の鮮鋭性、支持体表面の平滑
性、基材と被覆層との接着性に優れた写真感光材料が得
られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 写真感光性層を支持体に塗設してなる写真感光材料にお
    いて、該支持体が基体の少なくとも片面に電子線硬化性
    化合物と顔料を主成分とする電子線硬化性樹脂組成物を
    塗布して塗膜を形成し、この塗膜に電子線を照射して重
    合硬化させて得た膜を有し、かつ上記電子線硬化性樹脂
    組成物が重合禁止剤を含有するとともに、その含有量が
    電子線硬化性化合物全量に対して300ppm以下であ
    ることを特徴とする写真感光材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01191137A (ja) * 1988-01-26 1989-08-01 Mitsubishi Paper Mills Ltd 写真印画紙用支持体の製造方法

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