JPS6128424Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128424Y2 JPS6128424Y2 JP4783879U JP4783879U JPS6128424Y2 JP S6128424 Y2 JPS6128424 Y2 JP S6128424Y2 JP 4783879 U JP4783879 U JP 4783879U JP 4783879 U JP4783879 U JP 4783879U JP S6128424 Y2 JPS6128424 Y2 JP S6128424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- input
- flip
- flop
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 241001125929 Trisopterus luscus Species 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可変分周装置に係り、小数点以下0.5
の単位で分周することのできる可変分周装置に関
するものである。
の単位で分周することのできる可変分周装置に関
するものである。
従来の可変分周装置を用いたシンセサイザーを
第1図に示す。第1図に於いて、1は基準発振
器、2は分周器で、その出力周波数を基準周波数
rとする。3は周波数位相比較器、4はローパ
スフイルター、5は電圧制御発振器(VCO)
で、その発振周波数をpとする。6は分周比N
(Nは正の整数)の可変分周器(プログラマブル
デイバイダー)である。従つて、第1図に於いて
周波数がロツクされると、 p=N・r………(1) となる。従つて(1)式に於いてはNが整数の為r
間隔でしか周波数を作り出すことができなかつ
た。
第1図に示す。第1図に於いて、1は基準発振
器、2は分周器で、その出力周波数を基準周波数
rとする。3は周波数位相比較器、4はローパ
スフイルター、5は電圧制御発振器(VCO)
で、その発振周波数をpとする。6は分周比N
(Nは正の整数)の可変分周器(プログラマブル
デイバイダー)である。従つて、第1図に於いて
周波数がロツクされると、 p=N・r………(1) となる。従つて(1)式に於いてはNが整数の為r
間隔でしか周波数を作り出すことができなかつ
た。
本考案は(1)式におけるNを小数点以下0.5の単
位で切換えることができ、Nと(N+0.5)の分
周比で分周できる可変分周装置を提供せんとする
もので、以下本考案の実施例を第2図〜第5図に
従い説明する。
位で切換えることができ、Nと(N+0.5)の分
周比で分周できる可変分周装置を提供せんとする
もので、以下本考案の実施例を第2図〜第5図に
従い説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す。第2図では
従来の可変分周器6の出力端子(Pout)をJKフ
リツプフロツプ7のトリガ端子Tに接続し、JK
フリツプフロツプ7の後段にラツチ回路17を設
け、更にインバーター8とNANDゲート9,1
0,11とで可変分周器6へのパルス入力を反転
させる反転回路18及び反転させない非反転回路
19を構成している。
従来の可変分周器6の出力端子(Pout)をJKフ
リツプフロツプ7のトリガ端子Tに接続し、JK
フリツプフロツプ7の後段にラツチ回路17を設
け、更にインバーター8とNANDゲート9,1
0,11とで可変分周器6へのパルス入力を反転
させる反転回路18及び反転させない非反転回路
19を構成している。
JKフリツプフロツプの動作の真理値表を第3
図に示す。第3図に於いて、Tn-1はn−1番目
のクロツクパルスが終つたときの状態、Tnはn
番目のクロツクパルスが終つたときの状態を夫々
示し、Xは出力“1”又は“0”を示している。
第3図の図表から判る様にJ端子とK端子とを
“1”レベルにするとトリガ入力が入るたびにJK
フリツプフロツプ7のQ出力は反転する。
図に示す。第3図に於いて、Tn-1はn−1番目
のクロツクパルスが終つたときの状態、Tnはn
番目のクロツクパルスが終つたときの状態を夫々
示し、Xは出力“1”又は“0”を示している。
第3図の図表から判る様にJ端子とK端子とを
“1”レベルにするとトリガ入力が入るたびにJK
フリツプフロツプ7のQ出力は反転する。
() 第1の動作モード
今J=K=1とし、可変分周器6の分周比N
を10に設定した場合の第2図に於ける各端子の
電圧波形を第4図に示す。VCO5からの信号
を入力端子(Pin)に加え、増幅器16を通し
て入力パルス列信号Pを入れると、Q1=Q2=
1の間はNANDゲート9が動作し、又2=0
であるからNANDゲート10の出力はb=1と
なり、パルス列はインバーター8→NANDゲー
ト9→NANDゲート11を通つて可変分周器6
に入力される。可変分周器6の分周比は10にプ
リセツトされているので、10個のパルスの立下
りで出力端子(Pout)に出力が出る。(Pout)
はJKフリツプフロツプ7のトリガ端子に接続
されているので、(Pout)に出力が出ると、JK
フリツプフロツプ7のトリガ端子Tに入力が入
り、Q出力が反転しQ1=0、1=1となる。
ところがQ1,1の出力には入力端子(Pin)に
加わる信号に同期させたラツチ回路17があ
り、このラツチ回路はNANDゲート12,13
及びNORゲート14,15で構成されてい
る。従つてQ2,2は第4図の如く、Q1,1の
反転後(Pin)に加わる信号の半周期後即ち信
号Pの半周期後にQ2=0、2=1に反転す
る。Q2=0になるとNANDゲート9の出力a
は入力端子(Pin)の入力に関係なく“1”と
なり、又2=1の為可変分周器6の入力は
NANDゲート10,11を通つて入力端子
(Pin)からの信号が入つてくる。以上のように
ラツチ回路17の動作がある為、可変分周器6
の入力には10個のパルスをカウントした後1.5
周期目から、又1からカウントを始める。この
ようにして10+0.5回に1度づつ等間隔に出力
端子(Pout)に出力が出てくることになる。
従つて、本考案に於いて可変分周器6の分周比
をNに設定すれば、VCO5からの入力端子は
1/N+0.5に分周される。
を10に設定した場合の第2図に於ける各端子の
電圧波形を第4図に示す。VCO5からの信号
を入力端子(Pin)に加え、増幅器16を通し
て入力パルス列信号Pを入れると、Q1=Q2=
1の間はNANDゲート9が動作し、又2=0
であるからNANDゲート10の出力はb=1と
なり、パルス列はインバーター8→NANDゲー
ト9→NANDゲート11を通つて可変分周器6
に入力される。可変分周器6の分周比は10にプ
リセツトされているので、10個のパルスの立下
りで出力端子(Pout)に出力が出る。(Pout)
はJKフリツプフロツプ7のトリガ端子に接続
されているので、(Pout)に出力が出ると、JK
フリツプフロツプ7のトリガ端子Tに入力が入
り、Q出力が反転しQ1=0、1=1となる。
ところがQ1,1の出力には入力端子(Pin)に
加わる信号に同期させたラツチ回路17があ
り、このラツチ回路はNANDゲート12,13
及びNORゲート14,15で構成されてい
る。従つてQ2,2は第4図の如く、Q1,1の
反転後(Pin)に加わる信号の半周期後即ち信
号Pの半周期後にQ2=0、2=1に反転す
る。Q2=0になるとNANDゲート9の出力a
は入力端子(Pin)の入力に関係なく“1”と
なり、又2=1の為可変分周器6の入力は
NANDゲート10,11を通つて入力端子
(Pin)からの信号が入つてくる。以上のように
ラツチ回路17の動作がある為、可変分周器6
の入力には10個のパルスをカウントした後1.5
周期目から、又1からカウントを始める。この
ようにして10+0.5回に1度づつ等間隔に出力
端子(Pout)に出力が出てくることになる。
従つて、本考案に於いて可変分周器6の分周比
をNに設定すれば、VCO5からの入力端子は
1/N+0.5に分周される。
() 第2の動作モード
又、JKフリツプフロツプ7をJ=0、K=
1にすると、Q1の出力はトリガ入力に関係な
く常にQ1=0、1=1になる。この為Q2=
0、2=1になる為、入力端子(Pin)からの
入力信号はNANDゲート10,11を通じて可
変分周器6に入力される。従つてこの時は従来
の可変分周器として働き1/Nに分周される。J= 0、K=1の時の各部の電圧波形を第5図に示
す。
1にすると、Q1の出力はトリガ入力に関係な
く常にQ1=0、1=1になる。この為Q2=
0、2=1になる為、入力端子(Pin)からの
入力信号はNANDゲート10,11を通じて可
変分周器6に入力される。従つてこの時は従来
の可変分周器として働き1/Nに分周される。J= 0、K=1の時の各部の電圧波形を第5図に示
す。
第2図の本考案の装置を使用し、PLLシンセサ
イザーを構成すれば、JKフリツプフロツプ7の
J端子を“1”又は“0”に切換えることによ
り、 p=(N+0.5)・r
(J=1、K=1のとき)、 又はp=N・r (J=0、K=1のとき)、 とすることができる。このPLLシンセサイザーに
てNを±1ステツプづつ切りかえ、J端子を
“1”“0”と切換えると、r/2ステツプの周波
数を構成することができる。これを例えば、米国
内の27MHzCB帯に使用すれば、従来基準周波数
rを10KHzで行つていたのを、20KHzで行える
為、VCOの周波数出力のC/N比が向上し、ロツ
クアツプタイムが早くなる等の利点がある。又、
Nを±M(Mは正の整数)ステツプで切換え、
JKフリツプフロツプのJ端子を切換えるとVCO
周波数をr/2(r=基準周波数)の周波数づ
つシフトすることができる等の応用ができる。
イザーを構成すれば、JKフリツプフロツプ7の
J端子を“1”又は“0”に切換えることによ
り、 p=(N+0.5)・r
(J=1、K=1のとき)、 又はp=N・r (J=0、K=1のとき)、 とすることができる。このPLLシンセサイザーに
てNを±1ステツプづつ切りかえ、J端子を
“1”“0”と切換えると、r/2ステツプの周波
数を構成することができる。これを例えば、米国
内の27MHzCB帯に使用すれば、従来基準周波数
rを10KHzで行つていたのを、20KHzで行える
為、VCOの周波数出力のC/N比が向上し、ロツ
クアツプタイムが早くなる等の利点がある。又、
Nを±M(Mは正の整数)ステツプで切換え、
JKフリツプフロツプのJ端子を切換えるとVCO
周波数をr/2(r=基準周波数)の周波数づ
つシフトすることができる等の応用ができる。
以上の様に本考案に依れば、簡単な回路構成で
入力信号を小数点以下0.5の単位で分周すること
が出来るので、PLLシンセサイザーを使用する各
種の無線機器に用いて好適である。
入力信号を小数点以下0.5の単位で分周すること
が出来るので、PLLシンセサイザーを使用する各
種の無線機器に用いて好適である。
第1図は従来の可変分周装置を用いたPLLシン
セサイザーを示すブロツク図、第2図は本考案に
係る可変分周装置を示すブロツク図、第3図は
JKフリツプフロツプの真理値表を示す図表、第
4図、第5図は各動作モードに於ける第2図の各
端子の電圧波形図である。 6……分周器、7……JKフリツプフロツプ、
8……インバーター、9,10,11……NAND
ゲート、17……ラツチ回路、18……反転回
路、19……非反転回路。
セサイザーを示すブロツク図、第2図は本考案に
係る可変分周装置を示すブロツク図、第3図は
JKフリツプフロツプの真理値表を示す図表、第
4図、第5図は各動作モードに於ける第2図の各
端子の電圧波形図である。 6……分周器、7……JKフリツプフロツプ、
8……インバーター、9,10,11……NAND
ゲート、17……ラツチ回路、18……反転回
路、19……非反転回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パルス入力を整数Nの分周比で分周する分周
器と、トリガ端子が該分周器の出力端子に接続
され、外部制御信号に基づいて前記トリガ端子
に入力が入つたとき出力が同時に反転する第1
の動作モードと出力が所定の一定状態となる第
2の動作モードとに設定されるJKフリツプフ
ロツプと、前記JKフリツプフロツプの出力及
び前記パルス入力に接続され、前記JKフリツ
プフロツプが前記第1の動作モードになつてい
て前記トリガ端子に入力が入つたとき、前記
JKフリツプフロツプの出力を前記パルス入力
の1/2周期遅らせるラツチ回路と、該ラツチ回
路の出力及び前記パルス入力に接続され、前記
分周器へのパルス入力を反転させる反転回路及
び反転させない非反転回路とよりなり、前記ラ
ツチ回路の出力によつて前記反転回路と非反転
回路とを選択的に動作させる様にしたことを特
徴とする可変分周装置。 (2) ラツチ回路は、その出力によつてN個のパル
ス入力毎に反転回路と非反転回路とを選択的に
動作させる動作モードを有する回路であり、該
動作モードのとき、前記パルス入力は(N+
0.5)の分周比で分周されることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の可変分周
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4783879U JPS6128424Y2 (ja) | 1979-04-10 | 1979-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4783879U JPS6128424Y2 (ja) | 1979-04-10 | 1979-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55148242U JPS55148242U (ja) | 1980-10-24 |
JPS6128424Y2 true JPS6128424Y2 (ja) | 1986-08-23 |
Family
ID=28930433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4783879U Expired JPS6128424Y2 (ja) | 1979-04-10 | 1979-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6128424Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-10 JP JP4783879U patent/JPS6128424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55148242U (ja) | 1980-10-24 |
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