JPS5931060Y2 - 可変分周装置 - Google Patents

可変分周装置

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JPS5931060Y2
JPS5931060Y2 JP3335279U JP3335279U JPS5931060Y2 JP S5931060 Y2 JPS5931060 Y2 JP S5931060Y2 JP 3335279 U JP3335279 U JP 3335279U JP 3335279 U JP3335279 U JP 3335279U JP S5931060 Y2 JPS5931060 Y2 JP S5931060Y2
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JP
Japan
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frequency divider
output
frequency
input signal
input
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JP3335279U
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JPS55133640U (ja
Inventor
育亮 鷲見
Original Assignee
三洋電機株式会社
鳥取三洋電機株式会社
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は位相同期ループ(PLL)で構成される周波数
シンセサイザー等に使用される可変分周装置係り、特に
分数倍の分周も可能な可変分周装置に関する。
一般にPLLで構成される周波数シンセサイヂーは、第
1図のように構成されプログラマブル分周器1の分周比
Nを変更することにより、電圧制御発振器2より基準周
波数発振器3の基準周波数frの整数N倍の周波数f。
=Nfrを安定に発振することができるもので、最近受
信機の局部発振回路をこの周波数シンセサイザーで構成
し、基準周波数frを受信バンドの局間周波数に対応さ
せ、分周比Nをlずつ変更することにより、局間周波数
ステップで局部発振周波数f。
が得られるシンセサイザー受信機が実用化されている。
而して従来の周波数シンセサイザーでは、発振周波数f
は基準周波数f、の整数倍で発振される為、例えば受信
機に於いて基準周波数frを100KHzに設定すると
、局間周波数が50KHzの局が受信出来なくなる為、
基準周波数frの分数倍にPLLをロックさせることが
要望され、−例として既に特公昭51−49540号公
報に示された第2図のような方法が提案されている。
即ち縦続接続されたカウンターで構成されたプログラマ
ブル分周器1に入力される局部発振周波数f。
を、プログラマブル分周器1の計数サイクル終了時発生
される出力パルス毎にゲート回路4を制御し、今度は反
転したプログラマブル分周器1に入力することにより、
第3図に示すようにカウントをパルスの立上り時と立下
り時とに切換えることによって、分周比Nの瞳が小数点
以下の数を有しても分周できるものである。
ところで上述の構成に於いては、プログラマブル分周器
1の計数サイクルの終了は、一般に分局器の出力が”0
″になったことを検出し、検出時プリセツト信号を発生
するよう構成されている為、Oを検出する時間とプリセ
ットする時間とが入力クロックの同−周期内にあるので
、入力周波数が高くなりクロック幅が狭くなると、”0
”を検出してプリセットするまでの時間がクロックの一
周期内に納まらなくなる為、”0″を検出しプリセット
信号を発生するゲートの特性で最高動作周波数が決定さ
れ、分周器自身の最高動作周波数まで動作領域が伸びな
い欠点がある。
そこでカウンターに於いては、カウンターの内容を検出
する時間とプリセットを行なう時間とに遅延回路によっ
て差を設け、入力クロックの同−周期内としないように
した周波数エクステンダー技術が用いられている。
具体的には第4図のように構成され、カウンター5の内
容を検出する検出回路6の出力をD−フリップフロップ
γで遅延させ、プリセット信号を発生させている。
この周波教主クステンダーでは動作タオミングは第5図
のようになる為、例えばP、で検出しP2でプリセット
信号S2を発生させた場合、次のクロックP3の到来時
もプリセット信号S2がまだ存在しており、クロックP
3がカウントされないことになる為、実際は検出回路6
では”2”を検出するよう構成される。
したがって例えば6分周する時の動作タイミングは第6
図のようになる。
このように検出時間とプリセット動作時間とは、夫々人
力クロックの一周期近くの遅延があってもよい為、カウ
ンターが無理なく動作しカウンターは、カウンターの最
高動作周波数まで高められる。
本考案はこの周波数エクステンダー技術を分数倍の分周
を行なう可変分周装置に応用したものである。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は縦続接続された10進ダウンカウンタ−で構成され
たプログラマブル分周器で、分局比が入力端J、〜J]
2に加えられるよう構成されている。
8はプログラマブル分周器1の出力が”2”になった時
検出出力S1を発生する検出回路で、出力はD−フリッ
プフロップ9,10に導かれている。
11は分周される入力信号f。
を適宜反転してプログラマブル分周器1に加える反転手
段で、入力信号f。
が直接入力されたANDゲート12とインバーター13
を介して人力されたANDゲート14と両ANDゲ′−
ト12.14の出力が入力され出力がプログラマブル分
周器1に入力されたORゲート15及びセット出力Qが
ANDゲ゛−ト14にリセット出力見がANDゲート1
2に導かれたD−フリップフロップ16で構成されてい
る。
1Tはプログラマブル分周器1の分局を整数倍か分数倍
かに切換える切換信号S。
に応じ、D−フリップフロップ9,10の出力を選択す
るゲ゛−ト回路で、ANDゲート18.19及びORゲ
ート20で構成され、ANDゲート18.19の一方の
入力には夫々D−フリップフロップ9,10の出力が導
かれ、他方の入力には切換信号S。
が直接及びインバーター21を介して加えられている。
そしてORゲ゛−ト20の出力がプログラマブル分周器
1のプリセットイネーブル端子PEに加えられると共に
、インバーター22を介して反転手段11のD−フリッ
プフロップ16のクロックパルス入力端子CPに加えら
れている。
又、D−フリップフロップ9,10のクロックパルス入
力端子CPには入力信号f。
が導かれ、入力信号に同期して動作するよう構成され、
分周された出力fVがD−フリップフロップ9のセット
出力Qから取り出されている。
更に切換信号S。のインバーター出力が、反転手段11
のD−フリップフロップ16のリセット端子Rに加えら
れることにより、整数倍の分周ではD−フリップフロッ
プ16を強制的にリセット状態に保持するよう構成され
ている。
次に斯る構成よりなる本考案の動作につき説明する。
先ず切換信号S。
が発生していない整数倍の分周につき説明する。
この時インバーター21の出力により、反転手段11の
D−フリップフロップ16は強制的にリセット状態に設
定されることにより、ANDゲート12が開かれプログ
ラマブル分周器1には入力信号f。
が常時入力される。方ゲート回路17はANDゲート1
8が開かれることにより、D−フリップフロップ9の出
力がプログラマブル分周器1のプリセットイネーブル信
号として作用する。
斯る状態に於いて例えば5分周を行なう場合につき説明
する。
この時プログラマブル分周器1には分周比の′5″が設
定されており、入力信号f。
が入力される毎に1ずつダウンカウントされ、分周器1
の瞳が2”になると検出回路8から検出出力S、が発生
され、続いてD−フリップフロップ9から1クロツク遅
れてプリセットイネーブル信号S2が発生され、ゲート
回路17を介してプログラマブル分周器1のプリセット
イネーブル端子PEに入力されることにより、プログラ
マブル分周器1に分周比の5”が入力され再び分局サイ
クルを繰り返す、この時−発白の入力信号は前述のよう
に計数されない為、プログラマブル分周器1の値は第8
図に示すように5.5,4,3,2と変化され、再び2
になった時検出信号S、が発生される。
かくして入力信号f。が5分周されたことになる。
次に分数倍の分周を行なう場合につき説明する。
この時切換信号S。
が発生されることにより、反転手段11のD−フリップ
フロップ16の強制リセット状態が解除されると共に、
ゲート回路17のANDゲート19が開かれることによ
り、今度はD−フリップフロップ10の出力がプリセッ
トイネーブル信号として作用するよう切換えられる。
この状態に於いて例えば5−!−分周を行なう場合につ
き説明する。
この場合もプログラマブル分周器1の分周比としては5
゛′が設定され、入力信号f。
が入力される度にダウンカウントが行なわれ、分周器1
の喧が”2″になると前述と同様にして、検出回路8か
ら検出出力S1が発生され、次の入力信号f。
でD−フリップフロップ9から出力S2が発生されるが
、この出力信号はANDゲート18が閉じていることに
より、プリセットイネーブル信号とはならずプログラマ
ブル分周器1の瞳は”1′′になる。
そして次の入力信号f。で今度はD−フリップフロップ
10から出力が発生されると、この出力信号S3はAN
Dゲート190Rゲート20を介してプログラマブル分
周器1のプリセットイネーブル端子PEに入力されるこ
とにより、プログラマブル分周器1には入力端J、〜J
1□に設定されている分周比゛5″がプリセットされる
一方ゲート回路17の出力はインバーター22を介して
反転手段11のクロックパルス入力端子CPに加えられ
ることにより、反転手段11のD−フリップフロップ1
6が次の入力信号f。
で反転される。したがって反転手段11はANDゲート
14が開かれることにより、プログラマブル分周器1に
は入力信号f。
の反転された信号f。
が入力される。この時プログラマブル分周器1はカウン
ト動作しない為、依然“5″の状態である。
そして入力信号f。が入力される度にダウンカウントさ
れ、呟が2になると検出回路8より検出出力S1が発生
され、前述のようにプリセットイネーブル信号S3の発
生で、プログラマブル分周器1は5″に設定される。
したがつて入力信号f。
を考えると57分周されたことになる。
その後はプリセットイネーブル信号S3の立下りで反転
手段11のD−フリップフロップ16が反転されること
により、再びANDゲート12が開かれプログラマブル
分周器1には入力信号f。
が入力され前述の計数サイクルを繰り返す(第9図参照
)。
同、上述の説明ではプログラマブル分周器1が”2″に
なった事を検出しているが、分数倍の分局をする場合に
は入力信号f。
が反転される際、プログラマブル分周器1でカウントさ
れない事から、第10.11図のように検出回路23で
”1”を検出するように構成しD−フリップフロップ2
4の出力をプリセットイネーブル信号として用いれば、
分数倍の分周が可能である。
更に前述の説明ではD−フリップフロップ8゜9の出力
をゲート回路1Tで選択するよう構成したが第12図の
ように切換信号S。
でもって検出回路8,23を”2′′を検出するか”1
”を検出するか切換えるよう構成すれば整数倍と分数倍
の分局を切換えて行なうことができる。
上述の如く本考案の可変分局器は、入力信号を適宜反転
させることにより、分数倍の分周を行なうものに、周波
数エクステンダー技術を応用することにより可変分周器
の動作周波数を高めたもので、実用的効果大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はPLLの構成を示す図、第2図は第1図要部の
従来例を示す図、第3図は第2図の動作説明図、第4図
は周波数エクステンダ技術を示す図、第5図、第6図は
第4図の動作説明図、第1図は本考案の構成を示す図、
第8図、第9図は第7図の動作説明図、第10図は本考
案の他の実施例を示す図、第11図は第10図の動作説
明図、第12図は同じく他の実施例を示す図である。 1・・・・・・プログラマブル分周器、8,23・・・
・・・検出回路、11・・・・・・反転手段、1T・・
・・・・ゲート回路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)入力信号を整数の分周比で分周するプログラマブ
    ル分周器と、該分周器への入力信号を反転させる反転手
    段と、前記分局器が所定の値になった事を検出する検出
    手段と、該検出手段の出力を入力信号に同期して所定期
    間遅延させる遅延手段で構成し、遅延手段の出力でプロ
    グラマブル分周器へのプリセット及び反転手段を駆動す
    るよう構成したことを特徴とする可変分周装置。
  2. (2)前記遅延手段の出力の立上りでプログラマブル分
    周器へのプリセットを行ない、立下りで前記反転手段を
    駆動することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の可変分周装置。
  3. (3)前記検出手段で”1″を検出し、検出出力を入力
    信号の1周期分遅延手段で遅延したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の可変分周装置。
JP3335279U 1979-03-14 1979-03-14 可変分周装置 Expired JPS5931060Y2 (ja)

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JP3335279U JPS5931060Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 可変分周装置

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Publication Number Publication Date
JPS55133640U JPS55133640U (ja) 1980-09-22
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