JPS61283647A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61283647A JPS61283647A JP12550485A JP12550485A JPS61283647A JP S61283647 A JPS61283647 A JP S61283647A JP 12550485 A JP12550485 A JP 12550485A JP 12550485 A JP12550485 A JP 12550485A JP S61283647 A JPS61283647 A JP S61283647A
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- JP
- Japan
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- weight
- graft copolymer
- mixture
- graft
- stage
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は耐熱性、耐衝撃性および成形性のバランスに優
れた熱可塑性樹脂組成物に関する。
れた熱可塑性樹脂組成物に関する。
(従来の技術)
ゴム質重合体を含有するグラフト共重合体とポリカーボ
ネート樹脂を配合することにより耐熱性、耐衝撃性を有
する樹脂組成物とすることについてこれ迄種々提案され
ている。特に特開昭57−40556号公報、特開昭5
7−55945号公報、特開昭57−147555号公
報、特公昭58−12300号公報等には耐熱性を改良
するためにα−メチルスチレンを共重合成分とした共重
合体を配合し、且つかかる共重合体の配合による耐衝撃
性の低下・を抑える目的でグラフト共重合体中のゴム質
重合体の粒径分布、異粒径ゴムの混合使用、あるいは含
有量の規制について記載されている。また特開昭57−
102942号公報にはα−メチμスチVンを第2段階
においてグラフト重合したグラフト共重合体をポリカー
ボネート樹脂と配合することが記載されている。
ネート樹脂を配合することにより耐熱性、耐衝撃性を有
する樹脂組成物とすることについてこれ迄種々提案され
ている。特に特開昭57−40556号公報、特開昭5
7−55945号公報、特開昭57−147555号公
報、特公昭58−12300号公報等には耐熱性を改良
するためにα−メチルスチレンを共重合成分とした共重
合体を配合し、且つかかる共重合体の配合による耐衝撃
性の低下・を抑える目的でグラフト共重合体中のゴム質
重合体の粒径分布、異粒径ゴムの混合使用、あるいは含
有量の規制について記載されている。また特開昭57−
102942号公報にはα−メチμスチVンを第2段階
においてグラフト重合したグラフト共重合体をポリカー
ボネート樹脂と配合することが記載されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかるに上記特開昭57−40556号公報、特開昭5
7−55945号公報、特開昭57−147535号公
報、特公昭5B−12300号公報等に開示される方法
では耐衝撃性の低下を幾分抑えることはできるが未だ充
分でなく、また耐熱性、耐衝撃性および成形性のバラン
スの点で充分満足するものではない。さらに特開昭57
−102942号公報に開示される方法でも成形性を考
慮した場合自由度が狭く、耐熱性、耐衝撃性および成形
性のバランスの点で充分満足するものではない。
7−55945号公報、特開昭57−147535号公
報、特公昭5B−12300号公報等に開示される方法
では耐衝撃性の低下を幾分抑えることはできるが未だ充
分でなく、また耐熱性、耐衝撃性および成形性のバラン
スの点で充分満足するものではない。さらに特開昭57
−102942号公報に開示される方法でも成形性を考
慮した場合自由度が狭く、耐熱性、耐衝撃性および成形
性のバランスの点で充分満足するものではない。
また上記のようなポリカーボネート樹脂とグラフト共重
合体からなる熱可塑性樹脂組成物は、近年自動車用成形
材料、特に内装用途にも使用されてきており、耐熱性、
耐衝撃性に対する要求が強まっている。特に自動車の内
装部品ではその破壊の際に破壊面が鋭角的にならないこ
とが要求される。しかも内装部品は大型化、複雑化し、
なお且つ薄肉化していることから、耐熱性、耐衝撃性お
よび成形性のバランスに優れた成形材料が要求されてい
る。
合体からなる熱可塑性樹脂組成物は、近年自動車用成形
材料、特に内装用途にも使用されてきており、耐熱性、
耐衝撃性に対する要求が強まっている。特に自動車の内
装部品ではその破壊の際に破壊面が鋭角的にならないこ
とが要求される。しかも内装部品は大型化、複雑化し、
なお且つ薄肉化していることから、耐熱性、耐衝撃性お
よび成形性のバランスに優れた成形材料が要求されてい
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは上述した如き問題点を解決すべく鋭意検討
した結果2種以上の2段階グラフト重合してなる特定の
グラフト共重合体を熱可塑性ポリカーボネートに配合す
ることによシ所期の目的を達成し得ることを見出し本発
明に到達した。
した結果2種以上の2段階グラフト重合してなる特定の
グラフト共重合体を熱可塑性ポリカーボネートに配合す
ることによシ所期の目的を達成し得ることを見出し本発
明に到達した。
即ち本発明の要旨とするところは、
囚 第1段階でゴム質重合体の存在下に20〜50重量
−のアクリロニトリルと50〜80 下重量−の
スチレンの混合物を重合した後、第2段階で第1段階に
おいて得られた重合物の存在下に15〜40重量−のア
クリロニトリルと60〜85重量%のα−メチルスチレ
ンの混合物を重合して得た少なくとも1種のグラフト共
重合体、 CB) 第1段階でゴム質重合体の存在下に20〜5
0重量%のアクリロニトリルと50〜80重量−のスチ
レンの混合物を重合した後、第2段階で第1段階におい
て得られた重合物の存在下に15〜40重量−のアクリ
ロニトリ〃と60〜85重量−のスチレンの混合物を重
合して得た少なくとも1種のグラフト共重合体 および (C) 少なくとも1種の熱可塑性ポリカーボネート を配合してなる熱可塑性樹脂組成物にある。
−のアクリロニトリルと50〜80 下重量−の
スチレンの混合物を重合した後、第2段階で第1段階に
おいて得られた重合物の存在下に15〜40重量−のア
クリロニトリルと60〜85重量%のα−メチルスチレ
ンの混合物を重合して得た少なくとも1種のグラフト共
重合体、 CB) 第1段階でゴム質重合体の存在下に20〜5
0重量%のアクリロニトリルと50〜80重量−のスチ
レンの混合物を重合した後、第2段階で第1段階におい
て得られた重合物の存在下に15〜40重量−のアクリ
ロニトリ〃と60〜85重量−のスチレンの混合物を重
合して得た少なくとも1種のグラフト共重合体 および (C) 少なくとも1種の熱可塑性ポリカーボネート を配合してなる熱可塑性樹脂組成物にある。
本発明におけるグラフト共重合体囚はゴム質重合体の存
在下に、第1段階として20〜50重量%のアクリロニ
トリpと50〜80重量%のスチレンの混合物を重合し
た後、第2段階として第1段階において得られた重合物
の存在下に15〜40重量%のアクリロニトリルトロ0
〜85重量−のα−メチルスチレンの混合物を重合して
得られるものである。
在下に、第1段階として20〜50重量%のアクリロニ
トリpと50〜80重量%のスチレンの混合物を重合し
た後、第2段階として第1段階において得られた重合物
の存在下に15〜40重量%のアクリロニトリルトロ0
〜85重量−のα−メチルスチレンの混合物を重合して
得られるものである。
ゴム質重合体としてはポリブタジェン、ブタジェン−ス
チレン共重合体、架橋アクリμ酸エステル重合体等が挙
げられ、基本的にはゴム弾性挙動を示すものを使用する
ことができ、これらは単独で、または2種以上混合して
用いることができる。グラフト共重合体(A)中のゴム
質重合体の含有量は15〜70重量−のものが好ましい
。
チレン共重合体、架橋アクリμ酸エステル重合体等が挙
げられ、基本的にはゴム弾性挙動を示すものを使用する
ことができ、これらは単独で、または2種以上混合して
用いることができる。グラフト共重合体(A)中のゴム
質重合体の含有量は15〜70重量−のものが好ましい
。
グラフト共重合体(ト)は1種もしくは2種以上混合し
て用いることができる。
て用いることができる。
一方、本発明におけるグラフト共重合体(日はゴム質重
合体の存在下に、第1段階として20〜50重tSのア
クリロニトリルと50〜80重量−のスチレンの混合物
を重合した後、第2段階として第1段階において得られ
゛た重合物の存在下に15〜40重量%のアクリロニト
リルと60〜85重量−のスチレンの混合物を重合して
得られるものである。
合体の存在下に、第1段階として20〜50重tSのア
クリロニトリルと50〜80重量−のスチレンの混合物
を重合した後、第2段階として第1段階において得られ
゛た重合物の存在下に15〜40重量%のアクリロニト
リルと60〜85重量−のスチレンの混合物を重合して
得られるものである。
ゴム質重合体としては上記グラフト共重合体囚における
ものを単独で、または2種以上混合して用いることがで
きる。グラフト共重合体(B)中のゴム質重合体の含有
量はグラフト共重合体(8)同様15〜70重量−のも
のが好ましい。
ものを単独で、または2種以上混合して用いることがで
きる。グラフト共重合体(B)中のゴム質重合体の含有
量はグラフト共重合体(8)同様15〜70重量−のも
のが好ましい。
グラフト共重合体(日は1種もしくは2種以上混合して
用いることができる。
用いることができる。
上記グラフト共重合体囚およびグラフト共重合体(B)
はそれぞれ2段階に分けてグラフト重合して得られるも
のであるが、第1段階のアクリロニトリルの割合が20
重量%未満では耐衝撃性の発現が劣る傾向であり、また
50重量%を超える割合では成形性の低下、耐衝撃性の
発現の低下ならびに樹脂の劣化を招く傾向となるので好
ましくないものである。また第2段階のアクリロニトリ
ルの割合が15重量−未満もしくは40重量%を超える
と耐衝撃性の発現が劣る傾向となるので好ましくないも
のである。
はそれぞれ2段階に分けてグラフト重合して得られるも
のであるが、第1段階のアクリロニトリルの割合が20
重量%未満では耐衝撃性の発現が劣る傾向であり、また
50重量%を超える割合では成形性の低下、耐衝撃性の
発現の低下ならびに樹脂の劣化を招く傾向となるので好
ましくないものである。また第2段階のアクリロニトリ
ルの割合が15重量−未満もしくは40重量%を超える
と耐衝撃性の発現が劣る傾向となるので好ましくないも
のである。
上記グラフト共重合体(ト)およびグラフト共重合体(
B)を製造するには乳化重合、乳化懸濁重合あるいは連
続塊状重合等によυ得ることができる。第1段階および
第2段階のグラフト重合時のモノマーはそれぞれ一括添
加もしくは連続的に滴下して重合を行なうことができる
。
B)を製造するには乳化重合、乳化懸濁重合あるいは連
続塊状重合等によυ得ることができる。第1段階および
第2段階のグラフト重合時のモノマーはそれぞれ一括添
加もしくは連続的に滴下して重合を行なうことができる
。
さらに本発明における熱可塑性ポリカーボネート(C)
はジヒドロキシジアリールアルカンから得られ、任意に
枝分れしていてもよい。これら熱可塑性ポリカーボネー
トは公知の方法によシ製造されるものであり、一般にジ
ヒドロキシまたはポリヒドロキシ化合物をホスゲンまた
は炭酸のジエステμと反応させることによシ製造される
。適当なジヒドロキシジアリールアルカンは、ヒドロキ
シ基に関しオμトの位置にアμキμ基、塩素原子または
臭素原子を有するものも含む。ジヒドロキシジアリール
アルカンの好ましい具体例としてはへ4′−ジヒドロキ
シ−2,2′−ジフエニμプロパン(ビスフェノ−/L
’A)、テトフメチμビスフェノ−/l/Aおよびビス
−(A−ヒドロキシフェニ/’)−p−ジイソプロピル
ベンゼン等が挙げられる。また分岐したポリカーボネー
トは、例えばジヒドロキシ化合物の一部、例えばIIL
2〜2モ/L/%をポリヒドロキシで置換することによ
υ製造される。ポリヒドロキシ化合物の具体例としては
1.4−ビス−(At’4t2’−ジヒドロキシトリフ
ェニルメチ/l/)−ベンゼン、フロログルシノール、
4.6−ジメチ/L’−2,4,6−)リー(A−ヒド
ロキシフェニ/L/)−へブテン−2,4,6−ジメチ
μm2.4.6−トリー(A−ヒドロキシフエニ)V)
−へブタン、1、 !t、 5−トリー(A−ヒドロキ
シフエニμ)−ベンゼン、1.1.1− )リー(A−
ヒドロキクフェニル)−エタンならびに2.2−ビス〔
44−(A,4’−シヒドロキシフエニ/L/〕−シク
ロヘキシル〕−プロパン等が挙げられる。
はジヒドロキシジアリールアルカンから得られ、任意に
枝分れしていてもよい。これら熱可塑性ポリカーボネー
トは公知の方法によシ製造されるものであり、一般にジ
ヒドロキシまたはポリヒドロキシ化合物をホスゲンまた
は炭酸のジエステμと反応させることによシ製造される
。適当なジヒドロキシジアリールアルカンは、ヒドロキ
シ基に関しオμトの位置にアμキμ基、塩素原子または
臭素原子を有するものも含む。ジヒドロキシジアリール
アルカンの好ましい具体例としてはへ4′−ジヒドロキ
シ−2,2′−ジフエニμプロパン(ビスフェノ−/L
’A)、テトフメチμビスフェノ−/l/Aおよびビス
−(A−ヒドロキシフェニ/’)−p−ジイソプロピル
ベンゼン等が挙げられる。また分岐したポリカーボネー
トは、例えばジヒドロキシ化合物の一部、例えばIIL
2〜2モ/L/%をポリヒドロキシで置換することによ
υ製造される。ポリヒドロキシ化合物の具体例としては
1.4−ビス−(At’4t2’−ジヒドロキシトリフ
ェニルメチ/l/)−ベンゼン、フロログルシノール、
4.6−ジメチ/L’−2,4,6−)リー(A−ヒド
ロキシフェニ/L/)−へブテン−2,4,6−ジメチ
μm2.4.6−トリー(A−ヒドロキシフエニ)V)
−へブタン、1、 !t、 5−トリー(A−ヒドロキ
シフエニμ)−ベンゼン、1.1.1− )リー(A−
ヒドロキクフェニル)−エタンならびに2.2−ビス〔
44−(A,4’−シヒドロキシフエニ/L/〕−シク
ロヘキシル〕−プロパン等が挙げられる。
本発明においては上記熱可塑性ポリカーポネ−) (C
)は1種もしくは2種以上混合して用いることができる
。
)は1種もしくは2種以上混合して用いることができる
。
本発明の熱可塑性樹脂組成物はグラフト共重合体囚が1
0〜70重量%、グラフト共重合体(B)が10〜70
重量%および熱可塑性ポリカーボネート0が10〜80
重量%から構成されることが好ましい。
0〜70重量%、グラフト共重合体(B)が10〜70
重量%および熱可塑性ポリカーボネート0が10〜80
重量%から構成されることが好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の特徴は上述した如き異な
るグラフト共重合体の2種もしくは2種以上を熱可塑性
ポリカーボネートと配合することにより耐熱性、耐衝撃
性および成形性のバランスに優れたものとし得た点であ
る。即ち、従来ゴム質重合体を含有するグラフト共重合
体の耐熱性を向上させるためにグラフト共重合体中にα
−メチルスチレンを導入することが一般的に行なわれて
いる。しかるにかかる方法では耐衝撃性が低下すること
が知られている。本発明者らはゴム質重合体含有グラフ
ト共重合体においてゴム質重合体くグラフトするα−メ
チルスチレンをできるだけゴム質重合体の最も外側にグ
ラフトさせること、即ち本発明で使用するグラフト共重
合体(ト)の如き2段グフフト重合方式を採用すること
によシ耐衝撃性の低下の少ないグラフト共重合体とし得
ることを見出した。
るグラフト共重合体の2種もしくは2種以上を熱可塑性
ポリカーボネートと配合することにより耐熱性、耐衝撃
性および成形性のバランスに優れたものとし得た点であ
る。即ち、従来ゴム質重合体を含有するグラフト共重合
体の耐熱性を向上させるためにグラフト共重合体中にα
−メチルスチレンを導入することが一般的に行なわれて
いる。しかるにかかる方法では耐衝撃性が低下すること
が知られている。本発明者らはゴム質重合体含有グラフ
ト共重合体においてゴム質重合体くグラフトするα−メ
チルスチレンをできるだけゴム質重合体の最も外側にグ
ラフトさせること、即ち本発明で使用するグラフト共重
合体(ト)の如き2段グフフト重合方式を採用すること
によシ耐衝撃性の低下の少ないグラフト共重合体とし得
ることを見出した。
しかるにかかる溝造のグラフト共重合体を熱可塑性ポリ
カーボネートと配合したものでは耐衝撃性の発現が充分
で々い。この樹脂組成物にさらに本発明で使用するグラ
フト共重合体@を併用配合することによシ最終樹脂組成
物中のα−メチルスチレン単位含量を同一にしても耐衝
撃性の発現が良好であると共に、耐熱性、i1衝撃性お
よび成形性のバランスに優れたものとし得た点である。
カーボネートと配合したものでは耐衝撃性の発現が充分
で々い。この樹脂組成物にさらに本発明で使用するグラ
フト共重合体@を併用配合することによシ最終樹脂組成
物中のα−メチルスチレン単位含量を同一にしても耐衝
撃性の発現が良好であると共に、耐熱性、i1衝撃性お
よび成形性のバランスに優れたものとし得た点である。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の調製方法としては通常樹
脂のブレンドで用いられるブレンド方法で十分である。
脂のブレンドで用いられるブレンド方法で十分である。
また賦型についても単軸押出機、二軸押出機、バンバリ
ーミキサ−等の通常樹脂の賦型に用いられる装置を使用
することができる。
ーミキサ−等の通常樹脂の賦型に用いられる装置を使用
することができる。
また本発明の熱可塑性樹脂組成物には安定剤、滑剤、可
塑剤、難燃剤、染顔料、ガラス繊維、その他の充填剤等
の添加物を適宜配合することができる。
塑剤、難燃剤、染顔料、ガラス繊維、その他の充填剤等
の添加物を適宜配合することができる。
(′4!施例)
以下実施例によυ本発明の詳細な説明する。
なお各実施例、比較例中の各物性の評価法は下記の方法
によった。
によった。
アイゾツト衝撃強度:
ASTM D256によシ測定した。
ビカット軟化温度:
180 R306によ!+ I EL 56 ′に9
/cIn”荷重にて測定した。
/cIn”荷重にて測定した。
スパイラルフロ一二
山域精機(株)製5AY−50の射出成形機(縦型1オ
ンス)および樹脂流路が半径3■の半円状である金型を
用い、射出圧力4α5 kg/cm” (ゲージ圧)、
金型温度60℃、シリンダ一温度260℃、射出速度最
大、成形サイケ/l/60秒で射出成形した際のスバイ
ラμ流動長(clIg)を測定した。
ンス)および樹脂流路が半径3■の半円状である金型を
用い、射出圧力4α5 kg/cm” (ゲージ圧)、
金型温度60℃、シリンダ一温度260℃、射出速度最
大、成形サイケ/l/60秒で射出成形した際のスバイ
ラμ流動長(clIg)を測定した。
実施例1〜7、比較例1〜7
(1)グラフト共重合体の製法(I)
固形分が50重量−のポリブタジェンラテックス、第1
段階で使用するアクリロニトリル、スチレン、α−メチ
ルスチレンをそれぞれ第1表に示す重量部数とt−ドデ
シルメルカプタン[12重量部を水150重量部および
ウッドロジン乳化剤2.0重量部、ブドウ糖0.5重量
部、EDTAQ、2重量部、硫酸第1鉄0.01重量部
が入っている反応容器に加えた。反応容器内の温度を6
0℃に昇温した後クメンハイドロパーオキサイド0.2
重量部を加え重合を開始した。反応容器内の温度がピー
クを経て65℃に下がった時点で第2段階で使用するア
クリロニトリル1スチレン、α−メチルスチレンをそれ
ぞれ第1表に示す重量部数とt−ドデシルメルカプタン
l15[(i部およびクメンハイドロパーオキサイド0
.6重量部の混合物を50分間で連続的に滴下し、反応
容器内の温度がピークを経た後1時間放置し冷却した。
段階で使用するアクリロニトリル、スチレン、α−メチ
ルスチレンをそれぞれ第1表に示す重量部数とt−ドデ
シルメルカプタン[12重量部を水150重量部および
ウッドロジン乳化剤2.0重量部、ブドウ糖0.5重量
部、EDTAQ、2重量部、硫酸第1鉄0.01重量部
が入っている反応容器に加えた。反応容器内の温度を6
0℃に昇温した後クメンハイドロパーオキサイド0.2
重量部を加え重合を開始した。反応容器内の温度がピー
クを経て65℃に下がった時点で第2段階で使用するア
クリロニトリル1スチレン、α−メチルスチレンをそれ
ぞれ第1表に示す重量部数とt−ドデシルメルカプタン
l15[(i部およびクメンハイドロパーオキサイド0
.6重量部の混合物を50分間で連続的に滴下し、反応
容器内の温度がピークを経た後1時間放置し冷却した。
次にグラフト共重合体のラテックスを希硫酸で凝固し、
洗浄、濾過しだ後乾燥した。
洗浄、濾過しだ後乾燥した。
なお上記各グラフト共重合体の製法はポリブタジェンラ
テックス(固形分)、アクリロニトリル1スチVン、α
−メチルスチレンの使用重量部数以外はすべて同じ条件
とした。
テックス(固形分)、アクリロニトリル1スチVン、α
−メチルスチレンの使用重量部数以外はすべて同じ条件
とした。
(2)グラフト共重合体の製法(■)(比較製法)固形
分が50重量−のポリブタジェンラテックス、第1段階
で使用するアクリロニトリル、スチレン、α−メチルス
チレンをそれぞれ第1表に示す重量部数およびt−ドデ
シルメルカプタフ15重量部を水150重量部およびウ
ッドロジン乳化剤2.0重量部、ブドウ糖115重量部
、EDTACL2重量部、硫酸第1鉄Q、01重量部が
入っている反応容器に加えた。反応容器内の温度を60
℃に昇温した後クメンハイドロパーオキサイド14重量
部を加え重合を開始した。反応容器内の温度がピークを
経た後1時間放置し冷却した。次にグラフト共重合体の
ラテックスを希硫酸で凝固し、洗浄、濾過しだ後乾燥し
た。
分が50重量−のポリブタジェンラテックス、第1段階
で使用するアクリロニトリル、スチレン、α−メチルス
チレンをそれぞれ第1表に示す重量部数およびt−ドデ
シルメルカプタフ15重量部を水150重量部およびウ
ッドロジン乳化剤2.0重量部、ブドウ糖115重量部
、EDTACL2重量部、硫酸第1鉄Q、01重量部が
入っている反応容器に加えた。反応容器内の温度を60
℃に昇温した後クメンハイドロパーオキサイド14重量
部を加え重合を開始した。反応容器内の温度がピークを
経た後1時間放置し冷却した。次にグラフト共重合体の
ラテックスを希硫酸で凝固し、洗浄、濾過しだ後乾燥し
た。
なお上記各グラフト共重合体の製法はボリブタジェンラ
テックス(固形分)、アクリロ二)!J/L/、スチレ
ン、α−メチルスチレンの使用重量部数以外はすべて同
じ条件とした。
テックス(固形分)、アクリロ二)!J/L/、スチレ
ン、α−メチルスチレンの使用重量部数以外はすべて同
じ条件とした。
(3)樹脂組成物の調製および物性の評価上記方法によ
シ得られた各種グフフト共重合体(A−1〜A、 −6
、B−1〜B−5)およびポリカーボネート”E(−2
000”(商品名、三愛瓦斯化学(株)製)を第2表に
示す割合で配合し、ヘンシェルミキサーにて4時間混合
した後、40m単軸押出機にて賦型ベレット化した。こ
れらペレットを用い、各種物性を前記方法により評価し
た結果を第2表に併せて示す。
シ得られた各種グフフト共重合体(A−1〜A、 −6
、B−1〜B−5)およびポリカーボネート”E(−2
000”(商品名、三愛瓦斯化学(株)製)を第2表に
示す割合で配合し、ヘンシェルミキサーにて4時間混合
した後、40m単軸押出機にて賦型ベレット化した。こ
れらペレットを用い、各種物性を前記方法により評価し
た結果を第2表に併せて示す。
(発明の効果)
本発明の熱可塑性樹脂組成物は上述した如き構成とする
ことによυ耐熱性、耐衝撃性および成形性のバランスに
優れたものであυ工業上優れた効果を奏する。
ことによυ耐熱性、耐衝撃性および成形性のバランスに
優れたものであυ工業上優れた効果を奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (A)第1段階でゴム質重合体の存在下に20〜50重
量%のアクリロニトリルと50〜80重量%のスチレン
の混合物を重合した後、第2段階で第1段階において得
られた重合物の存在下に15〜40重量%のアクリロニ
トリルと60〜85重量%のα−メチルスチレンの混合
物を重合して得た少なくとも1種のグラフト共重合体、 (B)第1段階でゴム質重合体の存在下に20〜50重
量%のアクリロニトリルと50〜80重量%のスチレン
の混合物を重合した後、第2段階で第1段階において得
られた重合物の存在下に15〜40重量%のアクリロニ
トリルと60〜85重量%のスチレンの混合物を重合し
て得た少なくとも1種のグラフト共重合体 および (C)少なくとも1種の熱可塑性ポリカーボネート を配合してなる熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12550485A JPS61283647A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12550485A JPS61283647A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61283647A true JPS61283647A (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=14911754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12550485A Pending JPS61283647A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61283647A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014043562A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-03-13 | Techno Polymer Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物及び成形品 |
JP2015105337A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | テクノポリマー株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及び成形品 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP12550485A patent/JPS61283647A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014043562A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-03-13 | Techno Polymer Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物及び成形品 |
JP2015105337A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | テクノポリマー株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及び成形品 |
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