JPS61282310A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPS61282310A
JPS61282310A JP12460985A JP12460985A JPS61282310A JP S61282310 A JPS61282310 A JP S61282310A JP 12460985 A JP12460985 A JP 12460985A JP 12460985 A JP12460985 A JP 12460985A JP S61282310 A JPS61282310 A JP S61282310A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の概要 本発明は毛髪をしっとりと落ちつかせ、光沢を付与し、
べたつきが無くソフトに仕上げ、植物油特有の好ましい
風合いを生かしたヘアーローションに関する。
近年、毛髪はパーマ、ヘアカラー等の普及により非常に
傷み易い環境下におかれている。消費者の声を聞いても
、整髪効果は高いが髪が硬くなったり、重くなるといっ
た感じを受けるとか、髪がソフトにはなるが、整髪効果
が低いなどといった悩みが多い。
本発明のヘアーローションは、頭皮への刺激が少なく、
毛髪をソフトに落ちつかせて、かつ整髪効果の高い、天
然植物油の好ましい使用感を与える。
(ロ)従来技術 整髪料の有効成分として、以前はヒマシ油に代表きれる
植物性油がよく用いられていた。その理由は、これらが
整髪効果に優れているのみならず、皮膚や毛髪に対する
刺激性が少なく、また使用後の毛髪の感触が勝れている
ことによる。
しかし、近年一般に愛用されているリキッドとして調製
する為にはヒマシ油などの植物性油を水性アルコールに
配合する必要があり、従来技術においては界面活性剤を
多量に用いるなどして、該植物性油を水性アルコールに
配合してきた。
この可溶化手段として、ヒマシ油と界面活性剤とを単に
混合して水性アルコールに配合する方法や、化学的方法
によりヒマシ油に界面活性剤を結合させて配合する方法
が試みられて来た。しかしながら、いずれの方法を取っ
ても、使用するヒマシ油とほぼ同量の界面活性剤が乳化
の為に必要であった。これらの方法は特開昭59−62
511及び同第55−124711などに記載されてい
る。
一般的に、界面活性剤の大量使用は、頭皮の荒れ・刺激
・かゆみ、毛髪が硬くなる、毛髪が重くベタつく等の不
快感の原因となる。I!髪科料使用後これら不快感を改
善する為に、使用する界面活性剤の種類が種々検討きれ
てきたが、これらの不快感は界面活性剤が本来持つ性質
に起因する為であり、界面活性剤をほとんど使用しない
で好ましい使用感を与える整髪料は今だ開発きれていな
い。
(ハ〉 構成 本発明者らは、前記欠点を解決すべく種々検討を重ねた
結果、ヒマシ油などの植物性油に、分枝状Cat〜C0
飽和モノカルボン酸、好ましくはイソステアリン酸を5
〜31W/v%の割合で混じれば、該植物性油を水性ア
ルコール中に配合できうる事を発見し、本発明を完成し
た。所望であれば適当な界面活性剤を添加しても良く、
0〜5 W/V%の範囲で添加することが好ましい。
更に詳しくは、本発明ヘアーローションは% a)ヒマ
シ油5〜22”/V%、b)イソステアリン酸5〜31
W/v%、C)エタノール85〜38v/v%、d)界
面活性剤0〜5”/V%及び、e)水適量を基本成分と
することによって調製される。勿論、好みに応じて香料
や色素を添加する事も、要すれば肪腐剤、pHll1l
t剤などの添加剤を加える事も可能である。
本発明に用いうる植物性油としては、ヒマシ油、オリー
ブ油、椿油などが例示され、これらを5〜22W/V%
の範囲で使用する。この下限以下では、植物油の好まし
い性質が得られず使用後の毛髪がパサパサしたりして好
ましい整髪効果が得られない、また上限を超えると、毛
髪が重く、ベタベタするなどの不快感の原因ともなり、
いずれも好ましくない。
分校状C1,〜C0飽和モノカルボン酸としては、イソ
C11〜C!、モノカルボン酸が好ましく、例えばイソ
ラウリン酸、インミリスデン酸、イソパルミチン酸、イ
ソステアリン酸、イソアラキン酸、イソベヘン酸などが
挙げられる。中でもイソステアリン酸は最も好ましく本
発明を達成する。
これらを単独あるいは混合物で組成物全容積に対して5
〜31w/v%、好ましくは7〜20 W/V%、更に
好ましくは8〜15w/v%で使用する。この使用量は
後に述べる界面活性剤の使用の有無により左右されるが
、界面活性剤を使用しない場合には、使用する植物油の
同量以上で分枝状C8,〜CatCa上ノカルボン酸を
用いることが肝要である。
本発明において、適当な界面活性剤とは主に非イオン系
界面活性剤であり、ポリエチレングリフールアルキルエ
ーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステノ呟ポリ
オキシエチレン(以下、POEと略す)ソルビタン脂肪
酸エステル、P。
Eアルキルフェニルエーテル及びPOEヒマシ油もしく
は硬化ヒマシ油などが例示きれる。具体的にはPOEソ
ルビタンモノオレート、POEセチルエーテル、POE
ラウリルエーテル、POEノニルフェニルエーテルなど
が好ましい。これらを単独あるいは混合物で、組成物全
容積に対して0〜5−W/V%の範囲で使用することが
可能である。
本発明組成物、即ちヘアーローションには所望によって
種々の添加剤を加えることができる6例え、ば、粘性剤
、加脂剤、色素、香料、保存剤、保湿剤、消泡剤、養毛
剤、ふけ治療剤、酸化防止剤、抗ヒスタミン剤、pH調
整剤などが例示されるが、これらは、一般に化粧品分野
で使用きれているものが好ましく、特に化粧品原料基準
、薬事法などにより、その国で使用が許可された添加物
を用いることが奨められる。
粘性剤としてはカチオニツクフポリマー、アクリル樹脂
アルカノールアミン液などが、加脂剤としてはオレイル
アルコール、イソプロピルミリステート(以下、IPM
と略す、)、イソプロピルパルミテート(以下、IFF
と略す、)、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、オクチルドデカノール、ポリエチレングリ
コール(以下、PEGと略す;例えばPEG20Q、P
EG300.PEG400.PEG600など)、ステ
アリン酸ブチルなどが、保湿剤としてはグリセリン、プ
ロピレングリコール(以下、PGと略す、)、ピロリド
ンカルボン酸ナトリウム(以下PCANaと略す、)な
どが挙げられる。
また、養毛剤として各種ビタミン類(ビタミンB、、B
、、DおよびE、パントテン酸およびピオチンなど)お
よび各種アミノ酸類(バリン、ロイシン、スレオニン、
リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファ
ンなど)が、pH!1111剤としてはクエン酸、乳酸
、乳酸ナトリウム、ジーまたはトリーエタノールアミン
、水酸化ナトリウムなどが例示される。これらを所望に
より適宜加える。
アルコールとしては刺激性の低いものを用いるが、特に
エタノールが好ましい、前述した組成成分にアルコール
を加え、次いで適量の水を加えて全量を100とする。
以下に本発明ヘアーローションの調整方法の一形態を示
す。
イソステアリン酸またはイソパルミチン酸を秤量し、予
め秤量した植物性油(ヒマシ油、椿油、オリーブ油など
)を加えて、良く攪拌する。この混合物に他の加脂剤、
次いでエタノールを加える。よく攪拌した後、香料、酸
化防止剤、肪腐剤、色素などの添加物を加えた後、適量
の水を加えて、全量を100v/v%に調整する。
さらにこの発明の作用および効果を以下の実施例及び実
験例に基づき具体的に説明するが、これらは本発明を何
ら限定するものではない。
実施例1 ヒマシ油12gおよびイソステアリン酸10gを混合、
攪拌する。該混合物にオレイルアルコール6gを混じて
、次いでエタノール59m1を加えて攪拌する。アクリ
ル樹脂アルカノールアミン液2g、D−パンテノール0
.2g、プロピレングリコール2.Ogを順次加えて、
よく混和させ、さらに50%乳酸水溶液0.5ml及び
50%乳酸ナトリウム2.0mlを加えて、pH値を約
6.0にy14tシ、水を加えて全量を100m1とす
る。
実施例2〜10 以下同様にして、下記組成のヘアーローション組成物を
調製した。(表1) (以下余白) 実施例11〜13 本発明の効果を本発明組成物と市販品との比較において
、さらに具体的に説明する。
試験例1゜ ボランティア120名を対象に本発明組成物と市販品と
の使用感を一対比較法に基づいて比較した。試験はボラ
ンティアの頭髪に左右側々の検体を各々約2mlずつ使
用し、下記の評価項目について評価した。評価は理髪師
が行ない、集計はシェフエの方法(Schaffe’s
 Method)による一対比較法の集計方法に従って
行なった。(第1図)(試験検体) 1、組成物7(・):実施例7の組成物2、組成物8(
Q):実施例8の組成物3、市販品A(△) 4、市販品B (0) (評価項目) 1、つけやすさ 2、ヘアーマツサージ時の感触 3、仕上り時のブラッシングのし易さ 4.1!髪力(こし、はり)の良さ 5゜しなやかさく乾燥後) 6.総合評価(仕上り時) 試験例2 試験例1と同様の方法で、下記検体について検討した(
第2図) (試験検体) 1、組成物9(・)二実施例9の組成物2、組成物3 
(0) :実施例3の組成物3、組成物10(○):実
施例10の組成物4、市販品A(△) (結果) 第1図および第2図において横軸は前記1〜6の評価項
目を表わし、縦軸は各項目の効果に対する推定値であり
、各評価項目の良否の度合いを示す。本図から明らかな
様に、いずれの項目においても本発明ヘアーローション
が勝れており、本発明ヘアーローションの特徴が良く説
明されている。
試験例3 男性ボランティア数名を対象に本発明品と市販品との2
検体をそれぞれ約30m1ずつ手渡し、一対比較法に基
づいて使用感を比較した。即ち、各人の頭髪の左右に別
々の検体を同量ずつ1週間使用させた。使用量に関して
は各人の好みで自由に使用させ、1週間後、アンケート
型式で、どちらが好ましく感じたかをボランティア自身
に回答してもらった。評価項目は下記の5項目である。
(評価項目) 1、髪のおちつき加減 2、クシのとおりの良さ 3、ツヤ 4、香り 5、総合評価 以下の表1に総合評価の集計結果を示す。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の組成物7(・)、同8(Q)、市販品
A(△)および市販品B (0)の使用感テスト評価を
示す。 第2図は本発明の組成物9(・)、同3(0)、同10
(○)および市販品A(△)の使用感テスト評価を示す
。 手続ネ市正書(自発) 昭和61年 4月 1日 1、事件の表示 昭和60年特許願第124609号 2、発明の名称 毛髪化粧料 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所大阪府大阪市東区道修町3丁目12番地4、代理人 住所大阪市福島区鷺洲5丁目12番4号〒553塩野義
製薬株式会社 特許部 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 6、補正の内容 (1)  8JI細書第8頁第2行目のrパントテン酸
」を1パンテノール」と訂正する。 ■ 同頁第14行目の1調整方法」を1調製方法、と訂
正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ヒマシ油、可溶化剤、アルコール及び水を基本成分
    とするヘアーローションに於て、該可溶化剤が分枝状C
    _1_2〜C_2_2飽和モノカルボン酸5〜31W/
    V%及び界面活性剤0〜5W/V%であることを特徴と
    するヘアーローション。 2)前記分枝状C_1_2〜C_2_2飽和モノカルボ
    ン酸が、イソステアリン酸であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のヘアーローション。 3)アルコールがエタノールであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載のヘアーローシ
    ョン。 4)下記成分を基本成分とする特許請求の範囲第1項記
    載のヘアーローション。 a)ヒマシ油 5〜22W/V% b)イソステアリン酸 5〜31W/V% c)エタノール 85〜38V/V% d)界面活性剤 0〜5W/V% e)水 適量。
JP12460985A 1985-06-07 1985-06-07 毛髪化粧料 Granted JPS61282310A (ja)

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