JPS61282226A - 貨物自動積付方式 - Google Patents

貨物自動積付方式

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Publication number
JPS61282226A
JPS61282226A JP12547985A JP12547985A JPS61282226A JP S61282226 A JPS61282226 A JP S61282226A JP 12547985 A JP12547985 A JP 12547985A JP 12547985 A JP12547985 A JP 12547985A JP S61282226 A JPS61282226 A JP S61282226A
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JP
Japan
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Application number
JP12547985A
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English (en)
Inventor
Yozo Konishi
小西 洋三
Kichizo Akashi
明石 吉三
Tadashi Tenma
天満 正
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPS61282226A publication Critical patent/JPS61282226A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G61/00Use of pick-up or transfer devices or of manipulators for stacking or de-stacking articles not otherwise provided for

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、貨物自動積付方式に関し、特に輸送すべき貨
物と、パレット等の輸送治具とを、与えられた条件とし
て、その輸送治具上に順次貨物を積付けるための教示を
与える貨物自動積付方式に関するものである。
〔発明の背景〕
最近は、貨物をパレット、コンテナ等の輸送治具に積付
ける作業を自動的に行う、いわゆるロボット化の要望が
高まっている。輸送治具上に貨物を自動的に積付ける設
備としては、従来より、オー・トパレタイザ、およびパ
レタイジングロボット(または、ロボット・パレタイザ
)が知られている(例えば、機械と工具別冊、′83産
業用ロボット(工業調査会発行)水津大利著「パレタイ
ズ用ロボット−ロボット500−J  pp、191〜
195(昭58−8)参照)。このロボット500パレ
タイザは、搬送コンベア上を流れてくる搬送物をつかみ
、あらかじめ決められたパターンに従って。
パレット上に自動的に積付ける装置であって、ロボット
の上下、左右、前後の動きは、それぞれの駆動軸にパル
ス発振器を設けて、マイクロコンピュータでそのパルス
をカウントすることにより制御している。
しかし、これらのオートパレタイザやパレタイジング・
ロボットでは、1つのパレットに、すべて同一形状、同
一寸法の貨物を積付けるようになっている。従って、多
品種少量化の輸送が進んで、1つのパレットに積付ける
べき品種数が多くなると、従来のパレタイジング・ロボ
ット等では、貨物の積付けが不可能である。
また、上記オートパレタイザやパレタイジング・ロボッ
トでは、あらかじめ貨物の配置(位置および向き)を計
算しておき、その配置に従ってロボツ1−を動作制御す
る方法が用いられている。しかし、特に輸送業での積付
は等のように、あらかじめ貨物の配置を計算できるほど
、十分な時間的余裕がない場合には、このような制御方
法を用いることができない。
一方、最近では、視覚センサにより、ロボットのアーム
を制御するハンド・アイ・ロボット、または視覚ロボッ
トが種々提案されている(例えば。
「フィーチャー・エクストラクション・オブ・3デイメ
ンシヨナル・オブジェクト・アンド・ビジュアルプロセ
シング・インナ・ハンド−アイ・システム・ユージング
・レーサートラッカー」(Feajure  Extr
action  of  Three−Dimensi
onalObjectSand Visual Pro
cessing in a Hand−Eye Sys
tem USing La5er Tracker″M
、 l5hjj  and  T + N agat、
a 、  ” P at、ヒern  Recogni
t、1onVo1.8. pp、 229〜237(1
976)参照)。
しかし、これらのハンド・アイ・ロボットまたは視覚ロ
ボットにより、貨物を積付ける場合、どの位置に、どの
貨物を積付けるべきかの作業計画をロボットに教示する
必要がある。ところが、異なる寸法の各種貨物を輸送治
具上に積付けるだめの配置計画を計算するほど、十分な
時間的余裕がない場合には、積付は位置を教示すること
ば困廻である。
そこで、この対策として、グラフィック・ディスプレイ
上で、1つづつ貨物の積付位置を指定し。
その位置に実際の貨物を積付けるような貨物自動積付装
置の動作教示方式が考えられ゛る。しかし、この方式で
は、グラフィック上の指定位置にずれることなく、貨物
を積付けることができるようにすることが必要前提とな
る。特に、形が変形する貨物1:!、上記の動作教示方
式では、扱うことはできない。
従って、従来このような貨物を扱う場合、(イ)人手の
みで、貨物を積付ける方法。(ロ)貨物の重量を軽減す
るためのバランサ等の補助治具を使用して、やはり人手
により積付ける方法。のいずれかが用いられている。
しかし、(イ)の方法では人手が多くかかり1人件費が
大きくなるという問題がある。また、(ロ)の方法では
、大きなパレット上の高い位置へ貨物を積付ける場合、
人間の腕の長さでは届かないため、積付は困難となるこ
とがある。
結局、貨物の配W(位置および向き)は人間が決めて、
簡単な操作によりその位置を貨物自動積付装置へ教示す
るための方法が必要ということになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、f!
送すべき種々の貨物と輸送冶具が与えられたとき、貨物
積付装置に対して、vJ単な操作により、指定した位置
に貨物を積付けるように、繰り返し教示することにより
、人間が重い貨物を持ち運ひする作業をなくすことが可
能な貨物自動積付方式を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため1本発明の貨物自動積付方式は
、輸送すべき複数個の貨物の形状および寸法を入力する
ことにより、該貨物を順次、輸送冶具上または既積付貨
物上に自動的に積付ける貨物自動積付装置において、位
置を指定するためのスポットを照射するスポット照射手
段と、該照射手段からのスポットを次に積付けるべき貨
物の位置に移動させるスポット位置決め操作用端末と、
上記スポットの位置を検出して通知するスポット位置検
出手段と、貨物を上記スポットの位置に積付ける貨物積
付手段と、入力されたデータを記憶し、該データにより
上記各手段を制御する制御手段とを有し、上記操作用端
末から操作者が貨物を積付けたい位置にスポットを順次
照射することにより、上記貨物積付手段が上記スポット
位置に貨物を順次積付けることに特徴がある。
〔発明の実施例J 以下1本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
各実施例では、輸送治具としてパレットを、貨物として
直方体貨物(直方体とみなし得るものを含む)をそれぞ
れ用いた場合について、説明する。
第1図は1本発明の一実施例を示す貨物自動積付装置の
構成図である。
貨物自動積付装置は、第1図に示すように、積付装置I
Aと、スポット照射袋[IBと、スポット位置決めの操
作用端末袋[IGと、スポット位置検出装置IDと、制
御装置IEと、データ入力端末袋@lFとより構成され
る。積付装置IAは。
積付ステーション上の貨物をパレット上に積付けるもの
で、具体的にはロボッ1−により実現される。
IQが積付ステーションであり、IHがパレットである
スポット照射装置IBは、パレットIH上ないし既積付
貨物上に、次に積むべき貨物の位置を指定するもので、
具体的には、レーザ光によるスポットを発生させる装置
により実現される。
スポット位置決め操作用端末装置ICは、貨物を積付け
たい位置に、上記のスポット照射装置IBによるレーザ
スポットの位置を合せるためのもので、具体的には、ト
ラック・ボール(あるいはジョイスティック)により実
現される。
スポット位置検出装置IDは、パレットLH上(あるい
は、既積付貨物上)の上記レーザスポットの位置を検出
するためのもので、具体的には、テレビジョン・カメラ
により実現される。パレットに固定した座標軸により1
位置座標(x、y、z)を定義するものとする。
データ入力端末装置IFは、積付けたい貨物の貨物コー
ド等を入力するための端末装置であり。
具体的には、キーボードにより実現される。
制御装置IEは、上記5つの装置IA、IB。
】C,ID、IFと信号の授受を行うことにより、各装
置を統括制御するもので、具体的には制御用コンピュー
タ等により実現される。
操作者が、上記スポット位置決め操作用端末装置!IC
を操作することにより、予め操作者が上記貨物を積付け
たいと考えた位置にスポットを照射し、貨物積付袋ri
!IAがこのスポット位置に貨物を自動的に積付けるよ
うに教示する。
第2図は、第1図の貨物自動積付装置により、パレット
上に各種貨物を積付けた場合の例を示す図であり、第3
図は第2図において、貨物を積付けたい位置にレーザ・
スポットを照射した場合の例を示す図である。
第2図において、貨物を積付けている途中で。
2人がこれから積付けたい貨物であり、2Bが貨物2A
を積付けるための下積みとなる貨物である。
なお、第2図の例では、貨物2Aと2Bは同一寸法であ
るが、一般には、異なる寸法であってよい。
貨物2Bの上に貨物2を積付けるため、本実施例では、
先ず、スポット照射装[IAにより既積付貨物2B上に
レーザ光を照射して、次の積付は位置を指定し、スポッ
ト位置検出装r!!LDがそのレーザスポットの位置を
検出して、制御装置!IEを介し積付装置!IAを制御
することにより、スポット位置に次の貨物2Aを積付け
る。すなわち、第3図のように、手前から見て積付けた
い貨物2Aの左奥に、レーザ・スポット3Aを照射する
ものとする(手前に積付ステーションがあるものとする
)。本実施例では、直方体貨物を対象としているので、
直交配列を前提とすれば、貨物の向きと。
その貨物の決まった1点を指定するようにすればよい0
本実施例では、上述のように、手前から見て左奥の点を
指定するものとし、貨物の向きについては、積付ステー
ションにおいて、積付けたい向きに貨物を設定するもの
とする。
第4図は、貨物を積付ける位置に関する制約を示すため
の平面図である。
第4図において、4Aはパレット、4Bの位置がレーザ
・スポットの位置である。4Cは、積付ステーション上
にある貨物である。この貨物4Cを、レーザ・スポット
で指定された点線4D上に積付けるものとする。このよ
うに1点線4Dはレーザ・スポットにより位置決めされ
た面であり。
以下、積付面と呼ぶことにする。1点鎖g4Eは。
積付ステーシミン上の貨物4Cと、積付面4Dとで作ら
れる平面である0本実施例では、1点鎖線4Eで示した
範囲に、積付面より高い既積付貨物は無いものとする。
このような制約を設ければ、貨物4Cを積付面4Dの位
置へ積付けるための経路計算に必要なデータは、スポッ
トの位置データ(x、y、z)だけとなる、すなわち、
積付面と同じ高さの1点鎖線内の平面を想定し、この平
面と衝突しないような経路を計算すればよい。
第5図は、ロボットにより運ばれる貨物の経路の例を示
す側面図である。
第5図において、5Aは積付ステーション、4Aはパレ
ットであって、ここでは積付ステーション5A上の貨物
4Cを、パレット4A上の点線で示された4Dの位置に
積付けようとする例を示している。5Cは動作点、5D
が動作経路である。
すなわち、経路計算を行うとき、第5図に示すように4
箇所の動作点5Cに対して、それぞれ(X。
Y、Z)の値を計算することにより、経路5Dが必然的
に決まる。この例では、貨物4Cと点線4Dの間に、既
積付貨物が無いものとして、経路計算が行われている。
第6図は、第1図における制御装置IEの全体構成のブ
ロック図である。
10はコンピュータ、21はキーボード、22はトラッ
ク・ボール、23はレーザ・スポット照射装置、24は
テレビジョンカメラによるスポット位置検出装置、25
は自動積付装置、つまりロボットである。
コンピュータ10は、記憶部11に格納されたプログラ
ムに従って動作するコントロール部19と、3個のデー
タ記憶部12〜14より構成される。
第7図〜第9図は、それぞれ第6図における制御装置内
の記憶部に格納される各種の格納データを示す図である
先ず、コンピュータ10内の記憶部12には。
例えば第7図に示すように、キーボード21から、予め
入力される輸送すべき貨物のデータ、すなわち貨物コー
ドと貨物仕様の各データが記憶される。
貨物コードS01は、長手方向の寸法800.短手方向
の寸法600、高さ方向の寸法450の貨物仕様が記憶
されている。以下、順次、SO2、SO3・・・・の各
貨物仕様が記憶される。
第6図のコンピュータ10の記憶部13には。
例えば、第8図に示すように、操作者が積付けたい貨物
とその向きを決めた時点に、操作者によってキーボード
21から入力される貨物コードと積付向きの各データが
記憶される。ここで、積付向きは、パレットの長手方向
に対して、貨物の長手方向を向けるか(記号tr L 
11で表示)、貨物の短手方向を向けるか(記号II 
S ′gで表示)によって決めるものとする。また、ス
ポット位置検出装置1Et24から入力されるスポット
位l!(X、Y、Z)の各データも記憶される。これら
の各データは、積付順序で記憶されるものとする。すな
わち、積付順序lの貨物Solに対しては、スポット位
M (X、Y。
Z)が(0,O,O)であり、積付向きはII L 1
+ (つまり、パレットの長手方向に対し貨物の長手方
向を向けて積付ける)である、以下、同じように記憶さ
れる。
第6図のコンピュータ10内の記憶部14には、例えば
、第9図番こ示すように、上記スポット位置と貨物の積
付向きのデータから、計算されたロボットの動作シーケ
ンスがテーブル化されて記憶される。すなわな、積付順
序1番目の貨物コードS01に対して、動作点番号1,
2,3,4.・・が設定され、それぞれ動作点位置(動
作点番号1では、x=−800,y−=0.Z:400
)と。
その速度(動作点番号1では、速度0)と、、補間方式
(動作点番号1では、予め定められた第1番目の補間方
法を用いて経路の計算を行う)と、動作内容(動作番号
1では、1つまり積付動作は予め定められた1番目の方
法で行う)と、タイマ(動作番号1では、10秒かかつ
て動作点番号1の動作点位置に位置決めされる)とが記
憶きれている。
第6図において、操作者は、予め次に積付けるべき貨物
とその配li!(位置と向き)を決めた後、先ずキーボ
ード21から、その貨物コードと貨物の積付向きの各デ
ータを入力する0次に、操作者は、その貨物を積付けた
い位置にレーザ・スポットが照射されるように、トラッ
ク・ボール22を操作する。積付位置とレーザ・スポッ
トの位置が合致すれば、操作者はトラック・ボール22
の操作を止める。スポット位置検出袋!(テレビジョン
・カメラ)24は、自動的に上記スポット位置を読み取
り1位置データ(X、Y、Z)をコンピュータ10に送
信する。コンピュータ10は、この位置データを基にし
て、ロボット25の動作経路を計算し、ロボット25に
動作指令を送信する。ロボット動作が完了すれば、操作
者は1次に積付けるべき貨物と配置を決め、以下、これ
を繰り返して。
順次パレット上に各種貨物を積付ける。
第10図は、第6図の制御装置(コンピュータの動作フ
ローチャートである。
ステップ30では、コンピュータ10が、貨物コードと
貨物の向きの各データの入力持ちの状態にある。操作者
は、予め考えておいたデータ、すなわち、次に積付ける
べき貨物の貨物コードと向きの各データをキーボード2
1から入力する。ここで、積付ステーションにおける当
該貨物の向きを上記のように入力した向きのデータと一
致させておくものとする。貨物コードと貨物の向きの各
データが入力されると、コンピュータ10は、次のステ
ップ31に進む、ステップ31では、コンピュータ10
が、ステップ30で入力された貨物コードと貨物の向き
の各データを、第8図に示すテーブルの所定の欄にセッ
トする。ステップ32では、コンピュータ10が、トラ
ック・ボール22のスポットの停止信号の入力持ちとな
る。操作者は、その貨物を積付けたい位置に、レーザ・
スポットが照射されるように、トラック・ボール22を
操作する。トラック・ボール22の動きに合せて、コン
ピュータ10は、レーザ・スポット照射装置23より出
力されるレーザ・スポットの位置を移動させることが可
能であるとする。操作者がトラック・ボール22の操作
を停止させ、所定の積付位置にレーザ・スポットが照射
されていると判断したならば、ボタン操作により、レー
ザ・スポットの位置を固定するとともに、コンピュータ
10にスポットの停止信号を送信する。コンピュータ1
0は、スポットの停止信号が入力されると1次のステッ
プ33に進む、ステップ33では。
コンピュータ10が、スポット位置検出袋[24に対し
、スポット位Im定の動作指令を送信する。
スポット位置検出袋W124は、テレビジョン・カメラ
よりレーザ・スポットの位置検出の動作に入る。ステッ
プ34では、コンピュータ10がスボット位置情報の入
力持ち状態となる。スポット位置検出装置24は、スポ
ットの位置情報(X、Y。
2)をコンピュータ10に送信する。スポットの位置情
報が入力されると、コンピュータ10は次に進む。ステ
ップ35では、コンピュータ10が、スポット位置の情
報(X、Y、Z)を第8図のテーブルの所定の欄にセッ
トする。ステップ36では。
コンピュータ10が、第7図の貨物仕様と、第8図のス
ポット位置および積付向きの各データを使用して、ロボ
ット25による貨物の経路を計算する。さらに、この経
路を基にして、ロボットの動作シーケンスを計算し、そ
の結果を第9図のテーブルの所定の欄にセットする。ス
テップ37では、コンピュータ10がロボット25に対
して動作指令を送信する。ステップ38では、コンピュ
ータ10が、ロボット動作完了信号の入力持ち状態とな
る。ロボット25は、上記動作シーケンスに従って、貨
物を所定の位置に積付ける動作を行い、全ての動作を完
了すれば、ロボット動作完了信号をコンピュータ10に
送信する。コンピュータ10は、ロボット動作完了信号
を入力すると、一連の動作を完了する。
以上が、1個の貨物を所定の位置に積付けるためのコン
ピュータ10の動作の内容である。以上の動作を繰り返
して、各種貨物を次々とパレット上に積付けるものとす
る。
第11図は、パレット上に貨物を積付けた他の例を示す
図である。
11Aは、最後に積付けた貨物である。この実施例にお
いても、第4図で述べたように、ロボット25の動作範
囲内に植付面より高い収積付貨物が無いことを前提にし
た。しかし、必ずしも、この制約が守れない場合が生じ
る。IIBは、ロボット25の動作範囲内で積付面より
高い貨物である。
第12図は、第11図の積付状態に対して、11Aの貨
物を積付ける前の状態を示す図である。
ここでは、2点のレーザ・スポットを照射した例を示し
ている。12Aが、貨物11Aの積付位置を指定するた
めのスポットである。1.IAの貨物を、このスポット
の位置に積付けるためには、積付面より高い貨物11B
と衝突しないような経路を通る必要がある。このための
1つの方法は、ロボット25の動作範囲中、最も高い収
積付貨物(この例では、貨物11B)を越えて12Aの
位置へ行く貨物の経路を計算することである。そのため
の簡単な方法は、最も高い収積付貨物の上にスポットを
照射することである。ここでは、最も高い収積付貨物I
LBの上に、スポット12Bを照射している。
第13図は、ロボットの動作範囲に積付面より高い収積
付貨物が存在する場合の経路計算を行った例を示す図で
ある。以下、第5図の経路説明図と比較しながら述べる
13Aは、積付面より高い収積付貨物である。
13 Bは動作点、13Gは動作経路である。この図か
ら明らかなように、第5図の経路よりも貨物13Aの高
さ分だけ高い経路とすればよい。従って、動作点色11
3Bを計算する際に、(X、Y。
Z)の高さ方向の寸法Zを貨物13Aの高さより大きく
する。
通常、積付作業では、積付貨物の輸送安全のためと、積
載効率の向上のため、貨物間の間隔をできる限り詰めて
積付けることが多い。ところが。
スポット照射による動作教示方式では、スポットの位置
を明確に保つため、詰めて積付けるような指定が困難で
ある。例えば、第3図におけるように、スポット位置を
積付面の角に詰めると、スポット位置が実際に積付けた
い位置と違ってくるおそれがあるため、少し手前にずら
せてスポットを照射する必要がある。
第14図は、スポット位置に貨物を積付けたとき、境界
線を作る収積付貨物との間にすき間が生じた例を示す図
である。
14A11積付面であり、14Bの斜線を施こした部分
が、積付面より高い収積付貨物で作られる境界線である
。14Cがスポットの位置であり、14Dがそのスポッ
トの位置に積付けた貨物である。
第14図においては、できる限り境界線14Bに貨物1
4Dを詰めて積付けるべきであるが、スポット位置の明
確化のため、すき間ΔX、ΔYが生じている。貨物14
Dを境界線14Bに詰めたい場合、視覚センサをロボッ
トに付加し、ΔX。
ΔYを測定して、自動的に移動する機能を付加する。
パレットが大きい場合、スポットがスポット位置決め操
作用端末装置から遠くなるため、スポットが見え難くな
る場合がある。このため、照射されたスポットが、操作
者が決めた位置にあるかを、目で確認するためのカメラ
とモニタ・テレビジョンを付加して、モニタ・テレビジ
ョンを見ながら、スポット位置決め操作用端末を操作で
きるようにする。
第15図は、モニタ・テレビジョンに既積付貨物とスポ
ットを写した例を示す図である。
15Aがモニタ・テレビジョンであり、15Bはモニタ
・テレビジョン15Aに写し出されたパレットの一部で
ある。15Cは、既積付貨物に照射されたスポットであ
り、15Dは、積付面よす高い既積付貨物である。
このように、モニタ・テレビジョン15Aにパレット上
の既積付貨物をすべて写し出すとともに、そこに写った
スポットを見ながら、操作者はスポット位置決め操作用
端末を操作する。これにより。
パレットの大きさがかなり大きくて、直接操作者がスポ
ットを見ることができない場合でも、正確に操作するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、貨物が直方体で
あることを利用して、トラック・ボールのようなスポッ
ト位置決め操作用端末装置を用い、簡単な操作で、貨物
を積付けたい位置を、自動貨物積付装置に教示すること
ができるため、教示のための時間を格段に短縮できると
ともに、重い貨物を持ち運ぶ荷役作業をなくすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す貨物自動積付装置の全
体構成図、第2図はパレット上に各種貨物を積付けた例
を示す図、第3図は貨物を積付ける位置の制約を示す図
、第4図は貨物を積付ける位置の制約を示す平面図、第
5図は貨物の積付経路の例を示す図、第6図は第1図に
おける制御装置の全体構成を示す図、第7図、第8図お
よび第9図は、それぞれ制御装置内の記憶部に格納され
る各種データ例を示す図、第10図は第6図の制御装置
の具体的動作フローチャート、第11図はパレット上に
各種貨物を積付けた他の例を示す図、第12図は第11
図の積付状態にするため、次の貨物を積付ける位置と障
害物となる貨物の両方にレーザ・スポットを照射した例
を示す図、第13図はロボットの動作範囲に積付面より
高い既積付貨物が存在する場合の経路計算を行った例を
示す図、第14図はスポット位置に貨物を積付けたとき
境界線を作る既積付貨物との間にすき間が生じた例を示
す図、第15図はモニタ・テレビジョンに既積付貨物と
スポットを写した例を示す図である。 IA:積付装置、IBニスポット照射装置、ICニスポ
ット位置決め操作用端末装置、IDニスポット位置検出
装置、IE:制御装置、10:コンピュータ、21:キ
ーボード、22ニドラツク・ボール、23:レーザ・ス
ポット照射装置、24:テレビジョン・カメラによるス
ポット位置検出装置、25:ロボット、11〜14:記
憶部、19:コントロール部。 第   1   図 第   2   図 第   3   図 第4図 第   6   図 @7図 第   8   図 第   9   図 第10図 第   11   図 第   12   図 第   13   図 4A 14B   ΔX

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)輸送すべき複数個の貨物の形状および寸法を入力
    することにより、該貨物を順次、輸送治具上または既積
    付貨物上に自動的に積付ける貨物自動積付装置において
    、位置を指定するためのスポットを照射するスポット照
    射手段と、該照射手段からのスポットを次に積付けるべ
    き貨物の位置に移動させるスポット位置決め操作用端末
    と、上記スポットの位置を検出して通知するスポット位
    置検出手段と、貨物を上記スポットの位置に積付ける貨
    物積付手段と、入力されたデータを記憶し、該データに
    より上記各手段を制御する制御手段とを有し、上記操作
    用端末から操作者が貨物を積付けたい位置にスポットを
    順次照射することにより、上記貨物積付手段が上記スポ
    ット位置に貨物を順次積付けることを特徴とする貨物自
    動積付方式。
  2. (2)上記貨物積付手段は、輸送治具上または既積付貨
    物上に次の貨物を積付ける際に、貨物の位置決めを精確
    にするため、積付ステーション上に載置された貨物をス
    ポット位置に運ぶことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の貨物自動積付方式。
  3. (3)上記スポット照射手段は、次の貨物を積付けたい
    位置と、運ぶ際に障害物となる貨物との両方に、スポッ
    トを照射することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の貨物自動積付方式。
  4. (4)上記制御手段は、次の貨物を積付ける際に、積付
    面よりも高い位置に既積付貨物が存在する場合には、該
    既積付貨物の高さより高い経路を通るように経路計算す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の貨物自
    動積付方式。
  5. (5)上記貨物積付手段は、貨物の微細な位置決めを行
    うためのセンサを付加して、スポットによる自動位置決
    めの後、上記センサの出力データにより微細な位置付け
    を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の貨
    物自動積付方式。
  6. (6)上記スポット位置決め操作用端末には、照射され
    たスポットが積付けるべき位置にあるか否かを、操作者
    が確認するためのカメラと、モニタ・テレビジョンを付
    加していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の貨物自動積付方式。
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