JPS61278661A - エンジン伝導ケ−スの冷却装置 - Google Patents

エンジン伝導ケ−スの冷却装置

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JPS61278661A
JPS61278661A JP60116682A JP11668285A JPS61278661A JP S61278661 A JPS61278661 A JP S61278661A JP 60116682 A JP60116682 A JP 60116682A JP 11668285 A JP11668285 A JP 11668285A JP S61278661 A JPS61278661 A JP S61278661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cooling
cooling fan
transmission case
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP60116682A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ueda
植田 喜好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPS61278661A publication Critical patent/JPS61278661A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、■ベルト伝導14”lを含むエンジン伝導
ケースの冷却装置に関する。
〔発明の技術背景とその問題点〕
小型の自動2輪車などに広く採用されているVベルト伝
導機構は、水分やオイル分、砂塵などの存在を嫌うので
密閏状態の■ベルト室内に乾式に収容されるのが普通で
ある。例えば自動2輪車のユニットスイング型エンジン
は、第3図に示すように、エンジンクランクケース1の
一側から後方へユニットケース2を延出し、後部に後輪
3を軸支してユニット化する。ユニットケース2にはカ
バー4を被着して内部に伝導機構を収容する。−次伝導
はVベルト変速機構で、クランク@5の一端にドライブ
■プーリ6を軸支し、ドリブン軸7の軸装されたドリブ
ンVプーリ8との間に■ベルト9を懸架する。ドリブン
■プーリ8とドリブン軸7との間には遠心式発進クラッ
チ10が介装されて回転を伝える。ドリブン軸7の回転
は、2次伝導として装備した遊星ローラ機構11を介し
て後輪アクスル12に伝えられる。この2次伝導は、遊
星ギア機構あるいは普通の減速歯車機構が用いられるこ
とがあるが、いずれも独立したミッション室13内にオ
イルバス形式で密封される。
前記Vベルト変速機構は、乾式のVベルト室14内に収
容される。15はドライブ■プーリ6の一側に形成した
Vベルト冷却ファンで、■ベルト室14内の空気を流動
させる。Vベルト変速機構の耐久性は、主にVベルト室
14内の温度に左右される。エンジン稼働中はその伝導
熱や■ベルト自身の発熱によって相当に高温になって影
響が大きいので、冷却を要求されるのであるが、上記冷
却ファン15の作用のみでは充分でなく、別途に外気導
入や放熱促進などによってVベルト室14内雰囲気温度
を下げるよう図る必要がある。しかしこのために部品点
数が増加し、Vベルト室への水分などの侵入防止装置の
追加などと共に、構造の複雑化やコストアップを招くと
いう問題があった。
一方、この種のエンジンは、車体後部にあってボディカ
バーによって被覆されることが多く、走行風が当りにく
いので、強制空冷方式が採用される。例えば反対側のク
ランク軸5aにエンジン冷却ファ7ン16を軸支してフ
ァンケーシング17で覆い、シリンダ18周りのカウリ
ング19内に冷却風を供給する。この場合、冷却ファン
16はクランク軸5aと周速に回転するので、アイドリ
ング時や低速回転時の発進クラッチ10が作用しない低
負荷時においてエンジンの過冷却になりやすい。特に機
関温度を検知して動作するオートチョークを装備したエ
ンジンでは、過冷却によっていつまでも機関温度が上昇
しないため、オートチョークの開動作が遅れて、過濃燃
料ガスによる不整燃焼やプラグかぶりによる失火などエ
ンジン不調を引き起す。
〔発明の目的〕
この発明は、上記の2つの問題点と同時に解決すること
を目的とし、エンジン冷却ファンによってVベルト室の
放熱を行うようにすると同時にエンジンの過冷却を防ぐ
ようにしたエンジン伝導ケースの冷却装置を提供しよう
とするものである。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため、この発明は、■ベルト伝導
機構と遠心式発進クラッチが用いられた動力伝導系を収
容するエンジン伝導ケースにおいて、伝導ケース外側面
にエンジン冷却ファンのファンケーシングを付設すると
共に、その中に収めた冷却ファンを伝導ケースを貫通し
て発進クラッチのドリブン側クラッチハウジングに回転
一体に接続し、ファンケーシングから導出した送風通路
を、伝導ケース内に配置したVベルト室の外面に沿って
エンジンシリンダ周りへ導いた構成を特徴とするもので
ある。
〔発明の実施例〕
この発明の実施例を第1図、第2図に示す。
第3図に示した従来のものと構成、作用の変らないクラ
ンクケース1、ユニットケース2、後輪3、カバー4、
クランク軸5、ドライブ■プーリ6、ドリブン軸7、ド
リブン■プーリ8、■ベルト9、遠心式発進クラッチ1
0、TI星ローラ機構11、後輪アクスル12、ミッシ
ョン室13、■ベルト室14、■ベルト冷却ファン15
、シリンダ18、カウリング19は同一符号を付し、説
明を省略する。
次に、カバー4の外面の発進クラッチ10に対応する位
置にエンジン冷却ファンのファンケーシング20を覆設
する。上記発進クラッチ10のドリブン側クラッチハウ
ジング21の外面中心にはファン取付ボス22が突設さ
れ、その外端をファンケーシング20内に突出させて冷
却ファン23を軸支する。24はファンケーシング20
に開口する冷却空気取入口である。冷、油空気出口25
には、■ベルト室14部分のカバ−4外面に沿って配置
された送風通路26が導出され、その前端はシリンダ1
8のカウリング19に接続される。
以上の構成により、冷却ファン23は、発進クラッチ1
0後のドリブン軸7と同速に駆動され、常′に車速に関
連した量の冷却空気をシリンダ18周りへ供給する。従
って発進クラッチ1oが作用しないアイドリンクや低速
回転時には冷却空気が供給されず、エンジン過冷却を防
ぎ、始動時の暖気運転時間が短縮される。オートチョー
ク装備車では、その熱応答性が速くなり、始動後の不整
燃焼、プラグかぶり、エンジンストップなどを防ぎ燃費
が改善される。またエンジン冷却空気がVベルト室14
の外面に沿って流れるので、■ベルト室14を冷却する
作用があり、Vベルト伝導機構の熱害による耐久性低下
を防ぐ。
〔発明の効果〕
以上の通りこの発明に係るエンジン伝導ケースの冷却装
置は、発進クラッチ後の伝導系に連通してエンジン冷却
ファンを駆動し、その送風空気をVベルト室外面に触れ
ながらシリンダ周りに導くようにしたもので、車速に応
じてエンジンを冷却すると同時にVベルト室内の雰囲気
温度を下げVベルトの耐久性を向上するのに役立つ。ア
イドリンク運転など車両停止時のエンジン過冷却を防ぎ
、オートチョークの作動を円滑にして始動性を向上する
。そしてこの冷却空気をVベルト室の放熱に利用したの
で、従来用いた専用の冷却ファンや外気導入装置などが
省略できて構造の簡素化やコストダウンを図ることがで
き、エンジン性能の向上と共に共石二鳥の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す自動2輪車のユニット
スイング型エンジンの第2図A−A矢視断面図、第2図
は同側面図、第3図は従来のユニットスイング型エンジ
ンの横断平面図である。 1・・・クランクケース、2・・・ユニットケース、3
・・・後輪、4・・・カバー、5・・・クランク軸、6
・・・ドライブVプーリ、9・・・Vベルト、10・・
・遠心式発進クラッチ、14・・・Vベルト室、15・
・・Vベルト冷却ファン、18・・・シリンダ、19・
・・カウリング、20・・・ファンケーシング、21・
・・発進クラッチドリブン側クラッチハウジング、23
・・・エンジン冷却ファン、26・・・送風通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Vベルト伝導機構と遠心式発進クラッチが用いられた動
    力伝導系を収容するエンジン伝導ケースにおいて、伝導
    ケース外側面にエンジン冷却ファンのファンケーシング
    を付設すると共にその中に収めた冷却ファンを伝導ケー
    スを貫通して、発進クラッチのドリブン側クラッチハウ
    ジングに回転一体に接続し、ファンケーシングから導出
    した送風通路を、伝導ケース内に配置したVベルト室の
    外面に沿ってエンジンシリンダ周りへ導いたことを特徴
    とするエンジン伝導ケースの冷却装置。
JP60116682A 1985-05-31 1985-05-31 エンジン伝導ケ−スの冷却装置 Pending JPS61278661A (ja)

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JP60116682A JPS61278661A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 エンジン伝導ケ−スの冷却装置

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JP60116682A JPS61278661A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 エンジン伝導ケ−スの冷却装置

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JPS61278661A true JPS61278661A (ja) 1986-12-09

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ID=14693263

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JP60116682A Pending JPS61278661A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 エンジン伝導ケ−スの冷却装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009119209A1 (ja) * 2008-03-25 2009-10-01 本田技研工業株式会社 車両のパワーユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009119209A1 (ja) * 2008-03-25 2009-10-01 本田技研工業株式会社 車両のパワーユニット
JP2009236127A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Honda Motor Co Ltd パワーユニット

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