JPS61278172A - 半導体装置作製方法 - Google Patents

半導体装置作製方法

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JPS61278172A
JPS61278172A JP60120881A JP12088185A JPS61278172A JP S61278172 A JPS61278172 A JP S61278172A JP 60120881 A JP60120881 A JP 60120881A JP 12088185 A JP12088185 A JP 12088185A JP S61278172 A JPS61278172 A JP S61278172A
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舜平 山崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸素及び窒素を極低濃度にした超高純度の水
素またはハロゲン元素を含む半導体材料及びかかる材料
を用いてPIN接合を少なくとも1つ存する光電変換装
置の作成方法に関する。
本発明は、光照射により光起電力を発生する活性半導体
層である真性または実質的に真性(PまたはN型用不純
物を1 ×1Q14〜5 X 10”cm−”の濃度に
人為的に混入させた、またはバックグラウンドレベルで
混入した)半導体に対し、光劣化特性を誘発する酸素及
び窒素を5 XLO”cm−3以下好ましくはI XI
O”cm−3以下の極低濃度にすることを目的としてい
る。
本発明は、かかる目的のため、基板上にブラズマCVD
法、光CVD法または光プラズマCVD法により水素ま
たはハロゲン元素を含む半導体を500℃以下の温度、
−aには150〜300℃の減圧下にて形成した後、大
気圧(760torr)に戻すに際し、酸素及び窒素を
含まないまたは十分台まない雰囲気(即ち大気圧にする
ための気体中に酸素または窒素が好ましくは0.1%以
下の量しか含まれない雰囲気)を利用して戻すことを目
的としている。さらに本発明は基板としては好ましくは
合成石英を用い、その中のナトリュームを十分膜ナトリ
ューム処理を施すことによりナトリュームが形成される
半導体中に酸素及び窒素と同様に混入しないように努め
た。
特に、この活性半導体層である1層において、その酸素
及び窒素をその界面または表面近傍にて、より少ない食
有率とすることにより、1層に存在するこれら不純物の
表面または界面での不純物濃度を低くすることを特徴と
する特に、表面付近で高い不純物濃度となるいわゆるU
型とすることを防ぐものである。特に酸素または窒素で
あっても5i−0−5iまた5i−N−Siの結合を有
していない吸着性の酸素および窒素元素または分子を除
去することを目的としている。そして半導体中に存在す
る酸素の濃度(SIMSで測定した場合における最低濃
度)を5 XIO”cm−’以下好ましくは1×101
11〜I XIO”cm−3にまで下げることにより、
水素またはハロゲン元素が添加された非単結晶半導体(
以下単に半導体という)例えばシリコン半導体中の再結
合中心の密度を、I XIO”co+−’よりI XI
O”013以下好ましくは概略5 XIO”cm−’以
下にまで下げるのに成功し、かつ光照射により光転導度
が劣化するいわゆるステブラ・ロンスキ効果の変化量を
AMI (2時間)の条件下において172以下に軽減
または除去することを特徴としている。
以下に図面に従って示す。
第1図は本発明の半導体装置の作製に用いられた製造装
置の概要を示す。
第1図は本発明に用いられた超高真空装置(UHV装置
)のブロックダイヤグラム図を示す。
図面において、基板の挿入、脱着用の第1の予備室(1
)とこの予備室にゲイト弁(3)により連結された第2
の予備室(2)とを有する。この第2の予備室は第2の
ゲイト弁(5)によりクライオポンプ(6)と分離され
、第3のゲイト弁(7)によりターボ分子ポンプ(8)
とも分離されている。そして基板(図面では(10)と
して示す)を第1の予備室に挿着後ゲイト弁(3)、(
7)を開、ゲイト弁(5)。
(4)を閉としターボ分子ポンプ(8)にて第1、第2
の予備室を真空引きする。さらに10− ” torr
以下とした後、ゲイト弁(5)を開、ゲイト弁(7)を
閉とし、クライオポンプにて1O−10torrにまで
真空引きをする。次に基板を第1の予備室(1)より第
2の予備室に移す。第4のゲイト弁(4)をへて反応室
(10)を有する系に基板を移設することができる。反
応室には高周波電源(13)により一対の電極(14)
 、 (15)間にプラズマ放電を成さしめ得る。
反応性気体はドーピング系(21)より加えられ、プラ
ズマCVD内の不要物は他のターボ分子ポンプ(9)に
より圧力をコントロールパルプ(22)により制御させ
つつ排気される。
基板は、第1の予備室(1)の中にあるヒータ(図面で
は(12))に示しである)の下側に配設する。この基
板は予め一対の電気伝導度の測定用電極を第2図(A)
 、 (24) 、 (24′)に示す)有している。
この電極に外部よりの一対のプローブ(17) 、 (
1B)を接触させることができ、光照射(20)の有無
により光伝専度と暗転導度との測定を真空中でIN 5
ITUの条件下にて可能としている。
基板は予め第1の予備室に封入され、移動機構(19)
により第2の予備室(2)に移設される。
さらに、他の移動機構(19°)によりここより反応室
(11)に移され、この反応室をクライオポンプ(6)
により1O−10torrにまで真空引きをし、背圧を
10−”torrのUHVにする。さらに第4のゲイト
弁(4)を閉とした後、ターボ分子ポンプ(9)をオン
とし、反応性気体をドーピング系(21)に加え、高周
波エネルギを(13)より加え(13,56MHz、出
力1〇−)プラズマCVD内により非単結晶半導体被膜
、ここでは水素の添加されたアモルファスシリコン膜を
形成した。かくして基板上に0.5μの厚さに不鈍物の
添加のない非単結晶半導体を形成した。
反応性気体とキャリアガスとは、酸素、水の不純物を0
. IPPM以下好ましくはIPPBにまで下げた高純
度とした。キャリアガスとしては超高純度の水素を(2
1)より導入させた。また、珪素膜を形成させようとす
る場合、超高純度に液化精製した珪化物気体であるシラ
ンを(21)より導入した。また、光電変換装置を構成
する場合はこのドーピング数を増しP型用不純物である
ジボランをシランにより500〜5000PPMに希釈
させて(21°)より導入すればよい。また、N型不純
物であるフオスヒンをシランにより5000PPMに希
釈して(21”)より導入すればよい。
排気系はターボ分子ポンプ(9)およびコントロールバ
ルブ(18) 、真寮ポンプを経て排気させた。
反応炉内の圧力はコントロールバルブ(18)により0
.001〜1Otorr代表的には0.05〜0.1t
orrに制御した。
500℃以下の温度例えば250℃によって得られる電
気伝導度測定用の基板(lO)の縦断面図を第2図(A
)に示す。さらに光電変換装置(第2図(B))の縦断
面図を示す。
第2図(A)はガラス基板(10)上に一対の電極(こ
こではクロムを使用)(21)、(21’)を形成し、
この上面を覆って真性または実質的に真性のアモルファ
ス半導体(22)を形成した。さらに光(14)を下側
より照射した。その光伝導度及び暗転導度はその測定を
大気中で測定したり、また第1図に示す第1の予備室に
て[N 5ITIJ 、即ち被膜形成後雰囲気を真空中
より変えることなく一対の電極(24)。
(24’ ”)にプローブ(17) 、 (18)をた
てて接触法で測定した。
第3図は第2図の構造で従来方法によって得られた電気
伝導度特性である。即ち、基板温度250℃、反応炉内
の圧力Q、l torrとした。そして、従来より公知
の基板としての通常の白板ガラス(曲線(27) 、 
(27”))1石英ガラス(曲線(2B) 、 (28
°))を示す。これらのガラス上に非単結晶シリコン半
導体層を0.6μの厚さに形成した場合の光照射(AM
l)伝導度、暗転導度である。特にこのデータは第2図
(A)の基板を第1図の装置より外部(大気中)に取り
出し、大気圧下にて測定したものである。
また被膜を大気圧とする時、第1の伝導度にて窒素を充
填し、予備室内の圧力を10− ’ torrより71
0torrとした。
図面より明らかな如く、通常の白板ガラス及び石英の基
板による違いを比較すると、明らかに石英ガラス上に形
成した方が高劣化特性が小さい。
その原因の1つとして未発引入は不純物特にナトリュー
ム不純物を考察することができる。
ちなみに、通常の白板ガラスの成分(jii位重量%)
を以下の表に示す。
(表1) 但し、Aは8本板ガラスN5G1515Bは旭ガラス製
板ガラス 以上に示す如く、通常の板ガラス中には多量のナトリュ
ームが混入していることがわかる。
このため、光伝導度の曲線(27)、暗転導度の曲線(
27”)を得た。即ち、初期状態の電気特性において、
光伝導度(27−1) 、暗転導度(27’−1)を示
す。
これらはともに大きく、この夏型半導体層はN型化して
おり、ナトリュームイオンがドナーとして働いているこ
とを推定させる。
さらにここにAMI C1C10O/cmIりの光を室
温で2時間照射すると、光伝導度は(27−2) 、暗
転導度(27゛−2)に低下する。この後、150℃2
時間の大気中での熱アニールを行うことにより、再び初
期と同様の値(27−3) 、 (27″−3)を示す
。即ち、可逆性を有する。この特性がステブラ・ロンス
キ効果として知られる。
さらに、かかる板ガラス基板を用いるのではなく、石英
基板を用いてその上に0.6μの厚さにアモルファスシ
リコン膜を形成した。するとその電気持性として光転―
度(28) 、暗転導度(28”)を得た。
即ち、光転4度、新伝導度の同一条件下で低下の程度は
約173にまで少なくなり、また熱アニール(150℃
、2時間)による回折も初期値に回折している。
このことにより、ガラス基板を変えることにより光照射
効果を軽減できることが判明した。
この溶融石英ガラスは板ガラスに比ベナトリュームの量
は以下の表に示すが、1/1000以下であることが知
られている。
珪素の一般の特性として日本石英製透明石英ガラスの成
分 (ja位PPM)を示す。
(表2) これより明らかな如く、溶融石英中には2PPMものナ
トリュームが混入している。しかしこれを合成石英とす
ると、その量をさらに11500にまで下げることがで
きることが判明した。
この状態でSIMS(二次イオン質量分析) 、 SN
MS(二次中性子質量分析)で調べたところ、イオン強
度において、板ガラス基板を用いた場合の曲線(27)
に比べ、溶融石英を用いるとナトリュームの量を】/1
0以下の量にまで低減できていることがわかる。
さらに本発明に至るための実験データとして、第4図を
示すごとができる。即ち、曲″ll! (29) 、 
(29’ )である。第1図に示すUHV装置にてサン
プルを作製した後、その基板を第1図の反応室(11)
より第1の予備室に移した。そしてその基板を大気に触
れさせることなく超高真空下において光照射(20)の
有無による電気伝導度の変化(29) 、 (29°)
を測定をしたものである。
即ち被膜形成後第1圓において、ゲイト弁(7)。
(4)を閉とし、ゲイト弁(5) 、 (3)を開とし
第1の予備室をクライオポンプ(6)にて真空引きした
するとこの第1の予備室内の真空度は1O−1ltor
r以下に保持することができる。そして形成された被膜
をまった(大気に触れさせることなく保持することがで
きる。そしてこの基板に対し下側からの光照射(20)
により光転導度及び暗転導度の測定を行った。
すると第4図を得ることができる。
即ち、温度25℃、真空度4 X 10−’torrの
測定で初期の暗転導度(29°−1)、光転導度(29
−1) (ハロゲンランプを使用)を求め、これにハロ
ゲンランプ(100mW/Cmz)を8時間照射した。
すると電気伝4度は(29−2) 、 (29’ ) 
ヘと光転導度が9X10−’(Ωcm) −’より5X
10−’(Ωcm) −’に約172に低下した。この
試料に対し150℃3時間の加熱処理を行った。
すると、一般には第3図(18−3) 、 (28°−
3)に示す如く初期状態の値にまで回復すべきであるが
、UHV下では第4図において(29−3) 、 (2
9°−3)と殆ど一定または少し減少している。さらに
この状態で25℃にて6時間放置した。すると(29−
4)、 (29’−4)を得ることができた。さらに加
えて170℃、7時間の超高真空中にて加熱アニール処
理を行うと、その光転導度及び暗転導度は(29−5)
 、 (29°−5)とやはり一定である。
即ち、真空中のIN 5ITU測定ではいわゆるステブ
ラ・ロンスキ効果はまったく観察されないことが判明し
た。
このため、この後この第3図における第1の予備室に窒
素を導入し、大気圧(750torr)とした。
そしてその状態での測定値は(29−6) 、 (29
’−6)を得る。即ち真空中の値とほぼ同じである。し
かしこの後、同じ第1の予備室内で窒素雰囲気中にて1
50℃5時間アニールを行うと(29−6) 、 (2
9’−6)と電気伝導度が明らかに増加をした。
即ち、真空中では光照射により不対結合ができそれは一
定化に漸近するのみであり、この不対結合手は真空中の
熱アニールでは消滅しないことが判明した。
この同一サンプルに対し大気中での光−熱サイクルを試
みた。
第5図は大気中での光−熱サイクルの結果を示す。する
と第4図(29−7) 、 (29°−7)に対応して
初期値(29−7) 、 (29’−7)を得る。そし
て150℃、3時間のアニールにて(29−8) 、 
(29”−8)と電気伝導度の増加を観察した。またハ
ロゲンランプにて照射すると(29−9) 、 (29
’−9)と電気伝導度が低下する。
さらに150℃、2時間大気中の熱アニールにより(2
9−19) 、 (29′−10)と回復をする。さら
にAMI (100mW/cm)のソーラシュミレイク
にて2時間照射すると(29−12) 、 (29’−
12)を得る。
以上の実験の結果よりいえることは、ステブラ・ロンス
キ効果は大気中においてのみみられる現象である。そし
て未発引入の発明した5EL(Stateexcita
tion by ljght)効果が超高真空中にてみ
られる。光照射、熱アニールの条件にて非可逆過程を与
えることができる。本発明はかかる特性を利用したもの
である。即ち大気圧(760torr)にUl(V状態
より戻す場合、その使用する気体が窒素及び酸素におい
ては、いわゆるステブラ・ロンスキ効果を有せしめる。
しかしこの大気に戻す際、この気体をアルゴン、クリプ
トン、ヘリューム、水素またはこれらの混入気体とする
ならば、半導体中に多数に存在する内部表面への酸素、
窒素の吸着を防ぐことができる。そして吸着気体材料の
熱、光処理によるミクロな移動がないため、電気伝導度
での可逆性を防ぐことができる。
即ち、第4図において(29−5) 、 (29°−5
)の試料に対し、酸素、窒素の含をしないまたは十分含
有しない気体であるアルゴン、クリプトン、キセノン、
ヘリューム、水素またはこれらの混合気体、さらにこれ
らにハロゲン元素を添加した気体を導入した。すると半
導体中にはミクロなレベルでの多孔を多量に有している
ため、この多孔内に不活性気体が充填し、大気中に戻し
ても酸素、窒素の吸着を防ぐことができる。そしてその
後1.150℃2時間の熱アニールを行っても第4図(
29−7) 、 (29’ −7)に示される如く、回
復しないで一定値を作ることができる。
さらにこの混合気体または水素を紫外光にて活性にし、
活性水素を用いて大気圧とするとともにこれら100〜
500℃代表的には250〜300℃にて熱処理を施し
た。すると電気伝導度は(29−1) 、 (29’−
1)に再び復帰した。しかしこの値に対しその後大気中
で電熱サイクルを第5図に示す如くに加えて′も、その
変化率は初期値の1/2以下であり、測定温度といえる
ものであった。
第2図(B)は第1図の製造装置を用いて形成した光電
変換装置の縦断面図を示したもので、反応系に対し脱ナ
トリューム化処理を施した合成石英ガラス基板(32)
上に5nDz膜の透明導電膜(33) 。
さらにP型炭化珪素(SIXCI−K O<X4) (
例えばX=0.8)またはP型珪素半導体(32)によ
り100人の厚さに形成した。さらにこの後、第1図に
示す如く、この反応系をターボ分子ポンプ(45)にて
十分(10−”torr以下)真空引きをし、精製した
シランにより真性半導体層を0.6μの厚さに(31)
として形成した。さらに再び真空引きをしてN型半導体
層(35)をシランにメタンを混入して5ixCX−〇
、9とし、さらにフォスヒンを1%の濃度に混入して3
00人の厚さに形成した。
この後、この基板を第1の予備室にまで移設しここで水
素が10χ混合したアルゴン(純度4N以上)を導入し
、大気圧とした。またこの非酸化物窒化物雰囲気にてこ
の基板を200℃に加熱した。
その後、室温にした後、この基板を大気中に引き出し、
反射性電極例えばITOを0.1 μさらにこの上に公
知の銀またはアルミニュームを0.2μの厚さに真空蒸
着して設けたものである。
I型半導体層の形成条件は高周波出力は5W、基板温度
210℃とした。すると変換効率11.8%を得ること
ができた。
第6図は、本発明方法を用いてPIN接合を有した半導
体装置の定エネルギ分光特性を示したものである。即ち
もちろん酸素、窒素の濃度がU型分布の最低濃度におい
て5 XIO”cm−’以下、ここでは2 XIO”c
m−3である。それに加えて、本発明方法、即ちPIN
接合を第3図(B)に示す如くに積層した後、大気圧に
するのにアルゴンを用いた。すると半導体中に多量に存
在するマイクロ・ボンド表面即ち内部表面または空孔内
にはアルゴンが充填される。その結果、従来より公知の
方法にて空気を用いて反応炉の圧力を大気圧にした場合
の酸素の含有に比べて、十分表面に吸fr(内部表面を
も)する酸素量を少なくすることができた。そしてその
結果、光劣化特性をさらに小さくすることが可能となっ
た。しかしこのアルゴンは長時間の使用において少しづ
つ大気と置換し得る。しがしその程度は、分子半径の大
きいAr、にrを用いる方がHe、H,等の小さい分子
半径の気体を用いて真空中より真空雰囲気を大気にする
より長期使用における劣化の増加をはるかに少なくする
ことができた。
第6図において、初期状態の曲線(50)に対し光照射
(AMI)を2時間行うとかえって特性が向上ぎみの曲
線(51)が得られた。さらに150℃、2時間の熱ア
ニールを行うと曲線(52)がわずかに変化したにすぎ
なかった。
このことにより、酸素、窒素、ナトリューム等をより小
量の存在とすることがきわめて特性安定(劣化防止)化
に重要であることが判明した。
以上のごとく、本発明は酸素、窒素及びナトリュームを
少なくすること、特に被膜を形成した後被膜を大気圧に
戻す際アルゴン、ヘリューム、クリプトン水素及びそれ
らの混合気体とすることにより、半導体表面及び内部へ
の酸素、窒素の含浸を防ぐものである。そしてI型半導
体中にて不純物の最低濃度領域を5 X 10”cm−
”以下とするのみならず、その界面及び半導体表面部分
における酸素、窒素の不純物濃度を下げたものである。
そしてこれら酸素及び窒素、不純物としてのナトリュー
ムを少なくしていけばい(はど、光電変換装置としての
変換効率の低下を防ぐことができ、ひいては信顛性も向
上することを見いだした。
本発明において形成される被膜はアモルファスシリコン
半導体を主として示した。しかし5ixCt−x(0<
X<1)、5ixGe+−x(0<X<1)、5ixS
n+−x(0<X<1)  を用いてもよいことはいう
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体装置作製用のプラズマ気相反応
炉の概要を示す。 第2図は電気価4度の測定用系の縦断面図(A)および
本発明の光電変換装置を示す。 第3図は従来より知られた真性半導体の電気特性を示す
。 第4図は本発明方法を見出すために得られた特性を示す
。 第5図は大気中で観察された真性半導体の電気特性の変
化を示す。 第6図は本発明の光電変換装置の定エネルギ分光特性を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に水素またはハロゲン元素を含む半導体を5
    00℃以下の温度で減圧下にて形成する工程と、該被膜
    を形成した後酸素および窒素を含まないまたは十分含ま
    ない雰囲気の中で大気圧にまで戻すことを特徴とした半
    導体装置作成方法。 2、基板上に水素またはハロゲン元素を含む半導体を5
    00℃以下の温度で減圧下にて形成する工程と、該被膜
    を形成した後500℃以下の温度にて酸素および窒素を
    含まないまたは十分含まない零囲気にて熱または光アニ
    ールを行う工程と、該工程の後、酸素および窒素を含ま
    ないまたは十分に含まない雰囲気の中にて大気圧にまで
    戻すことを特徴とする半導体装置作成方法。 3、特許請求の範囲第1項及び第2項において、酸素及
    び窒素を含まないまたは十分含まない零囲気とは99.
    9%以上の純度のアルゴン、ヘリューム、水素、クリプ
    トン、キセノンまたは該気体の混合物または該気体にハ
    ロゲン元素を含む気体雰囲気よりなることを特徴とする
    半導体装置作製方法。
JP60120881A 1985-06-03 1985-06-03 半導体装置作製方法 Expired - Lifetime JPH0760902B2 (ja)

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