JPS61277444A - 単板積層材の熱圧接着装置 - Google Patents
単板積層材の熱圧接着装置Info
- Publication number
- JPS61277444A JPS61277444A JP60121255A JP12125585A JPS61277444A JP S61277444 A JPS61277444 A JP S61277444A JP 60121255 A JP60121255 A JP 60121255A JP 12125585 A JP12125585 A JP 12125585A JP S61277444 A JPS61277444 A JP S61277444A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- electrode
- frequency
- bonding device
- heated fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(や 産業上の利用分野
本発明は原木から切削して1qだベニヤ単板を繊維方向
に平衡に、若しくは一部の繊維方向を直交させて多層に
積層したLVL (ラミネーデッド・ベニヤ・ランバー
)乃至はLVB(ラミネーテッド・ベニヤ・ボード)と
通称されている単板積層材の熱圧接着装置の改良に関す
るものである。
に平衡に、若しくは一部の繊維方向を直交させて多層に
積層したLVL (ラミネーデッド・ベニヤ・ランバー
)乃至はLVB(ラミネーテッド・ベニヤ・ボード)と
通称されている単板積層材の熱圧接着装置の改良に関す
るものである。
ロ 従来技術
ベニヤ単板に接着剤を塗布して多層に積層し、この多層
の積層堆積物をプレスにより圧締しながら高周波電力を
印加して前記接着剤を熱硬化させて一体に接着する技術
は周知慣用に属するものである。
の積層堆積物をプレスにより圧締しながら高周波電力を
印加して前記接着剤を熱硬化させて一体に接着する技術
は周知慣用に属するものである。
しかしながらこの種従来技術の高周波熱圧接着装置によ
る時は、最近とみに厚手の多層プライの製品に接着され
るようになって来た単板積層材の内部温度の分布に著し
い加熱斑を生ずるようになり、例えば第2図に示すよう
に厚さ20an程度の7プライ製品についてみても、上
部電極と下部電極付近の接着層の内部温度は、電極及び
圧締部材を通して放出される熱量のため、常にかなり低
目に推移してそれだけ接着剤の熱硬化も遅れることにな
るのみならず、逆にその中心部は放熱が少ないので急速
加熱による接着剤の発泡現象等を惹起して接着強度を弱
め、共に接着不良の製品を輩出する最大の原因となって
いたものである。
る時は、最近とみに厚手の多層プライの製品に接着され
るようになって来た単板積層材の内部温度の分布に著し
い加熱斑を生ずるようになり、例えば第2図に示すよう
に厚さ20an程度の7プライ製品についてみても、上
部電極と下部電極付近の接着層の内部温度は、電極及び
圧締部材を通して放出される熱量のため、常にかなり低
目に推移してそれだけ接着剤の熱硬化も遅れることにな
るのみならず、逆にその中心部は放熱が少ないので急速
加熱による接着剤の発泡現象等を惹起して接着強度を弱
め、共に接着不良の製品を輩出する最大の原因となって
いたものである。
(/) 発明が解決しようとする問題点叙上のように
従来技術の高周波熱圧接着装置によるものは、その単板
積層材の内部温度の不均一、特に上部電極と下部電極付
近の温度上昇が機材の放熱のため中心部より著しく遅れ
て接着最終時期までその不均一性が解消されないまま推
移して接着不良を生ずる難点を払拭すべく、本発明は高
周波印加用の電極そのものに外部供給の加熱源を組み入
れて電極及び圧締部材による放熱を補償すると共にその
付近の接着層の温度上昇をも中心部の加熱度に相似とな
るように電極の接触加熱により急速に上昇されるように
したものである。
従来技術の高周波熱圧接着装置によるものは、その単板
積層材の内部温度の不均一、特に上部電極と下部電極付
近の温度上昇が機材の放熱のため中心部より著しく遅れ
て接着最終時期までその不均一性が解消されないまま推
移して接着不良を生ずる難点を払拭すべく、本発明は高
周波印加用の電極そのものに外部供給の加熱源を組み入
れて電極及び圧締部材による放熱を補償すると共にその
付近の接着層の温度上昇をも中心部の加熱度に相似とな
るように電極の接触加熱により急速に上昇されるように
したものである。
口 問題を解決するための手段
本発明は上記高周波印加用の電極そのものに外部供給の
流体加熱源を組み入れて電極及び圧締部材の放熱を補償
すると共にその付近の接着層の温度上昇をも中心部の加
熱度に相似となるように電極の接触加熱により急速に上
昇させるため、その外部供給の加熱源に蒸気、熱水等の
加熱流体を用い、またその加熱流体の外部からの供給を
高周波電力の印加中に重畳して供給可能に、銅パイプ等
の導電性中空部材をコイル状に巻いて所要インダクタン
スをもった高周波チョークコイルに成型して、高周波電
力の印加による中心部からの内部加熱と、加熱流体の供
給による電極からの接触外部加熱とが重畳して作用する
ように構成したものである。
流体加熱源を組み入れて電極及び圧締部材の放熱を補償
すると共にその付近の接着層の温度上昇をも中心部の加
熱度に相似となるように電極の接触加熱により急速に上
昇させるため、その外部供給の加熱源に蒸気、熱水等の
加熱流体を用い、またその加熱流体の外部からの供給を
高周波電力の印加中に重畳して供給可能に、銅パイプ等
の導電性中空部材をコイル状に巻いて所要インダクタン
スをもった高周波チョークコイルに成型して、高周波電
力の印加による中心部からの内部加熱と、加熱流体の供
給による電極からの接触外部加熱とが重畳して作用する
ように構成したものである。
(ト)実施例
第1図は本発明の実施の一例を示すものであって、予め
前段の接着剤塗布工程乃至は単板仕組工程等によって多
層に積層されたLVL、LVB等の単板積層材1は、コ
ンベア等の適当な搬送装置によって連続状のまま、また
はこれを所定長さに切断した姿態にして本装置の適宜面
積をもった固定式または移動式の定盤2a、2bの間に
挿入される。前記定盤2a、2bの一側、例えば図示の
上部定盤2aには油圧シリンダー3が上下動自在に装着
されていて、前記単板積層材1に所要の圧締力、例えば
10〜15Kg/cIi程度の圧締力を上下から作用可
能に油圧回路が構成されている。また前記定盤2a、2
bには高周波損失の少ない耐熱性の絶縁板4a、4bを
介して電極盤5a、5bが上下に対峙して高周波電力の
印加電極を構成し、適当なインピーダンス整合機器を介
して工業用の13.56MHzまたは倍波長の6.78
MHzの高周波電源6に接続される高周波印加回路7が
形成されているものである。更にまた前記電極盤5a、
、5bにはその材質中に蒸気、熱水等の加熱流体が均一
に流通して該電極盤5a、5bを所望の温度に710熱
可能に加熱流体通路8a、3bが多数穿設されているも
のであり、該加熱流体通路3a、 8bにはボイラー等
の熱源に接続された配管9a、9bから所望の温度の加
熱流体を供給可能に、該加熱流体通路E3a。
前段の接着剤塗布工程乃至は単板仕組工程等によって多
層に積層されたLVL、LVB等の単板積層材1は、コ
ンベア等の適当な搬送装置によって連続状のまま、また
はこれを所定長さに切断した姿態にして本装置の適宜面
積をもった固定式または移動式の定盤2a、2bの間に
挿入される。前記定盤2a、2bの一側、例えば図示の
上部定盤2aには油圧シリンダー3が上下動自在に装着
されていて、前記単板積層材1に所要の圧締力、例えば
10〜15Kg/cIi程度の圧締力を上下から作用可
能に油圧回路が構成されている。また前記定盤2a、2
bには高周波損失の少ない耐熱性の絶縁板4a、4bを
介して電極盤5a、5bが上下に対峙して高周波電力の
印加電極を構成し、適当なインピーダンス整合機器を介
して工業用の13.56MHzまたは倍波長の6.78
MHzの高周波電源6に接続される高周波印加回路7が
形成されているものである。更にまた前記電極盤5a、
、5bにはその材質中に蒸気、熱水等の加熱流体が均一
に流通して該電極盤5a、5bを所望の温度に710熱
可能に加熱流体通路8a、3bが多数穿設されているも
のであり、該加熱流体通路3a、 8bにはボイラー等
の熱源に接続された配管9a、9bから所望の温度の加
熱流体を供給可能に、該加熱流体通路E3a。
8bと該配管ga、gbとの間には銅パイプ等の導電性
中空部材をコイル状に巻いて所要のインダクタンスをも
った高周波チョークコイル10a、10b、10c、1
0dに成型した加熱流体供給回路11を挿入して両者を
接続するものである。前記コイル状に巻かれて所要のイ
ンダクタンスをもった中空部材の高周波チョークコイル
10a、10b、10G、’lQdからなる加熱流体供
給回路11は、前記熱源からの加熱流体通路8a、8b
、即ち電極盤5a、5b中への加熱流体の供給は勿論の
こと、該電極盤5a、5bに印加されている高周波電力
の機外への流出を阻止する機能をも併せ具有するもので
ある他、該高周波チョークコイル10a、10b、10
c。
中空部材をコイル状に巻いて所要のインダクタンスをも
った高周波チョークコイル10a、10b、10c、1
0dに成型した加熱流体供給回路11を挿入して両者を
接続するものである。前記コイル状に巻かれて所要のイ
ンダクタンスをもった中空部材の高周波チョークコイル
10a、10b、10G、’lQdからなる加熱流体供
給回路11は、前記熱源からの加熱流体通路8a、8b
、即ち電極盤5a、5b中への加熱流体の供給は勿論の
こと、該電極盤5a、5bに印加されている高周波電力
の機外への流出を阻止する機能をも併せ具有するもので
ある他、該高周波チョークコイル10a、10b、10
c。
10dには必要に応じて、例えばインピーダンスの整合
等に応じて更に高周波バイパスコンデンサー等を付設す
ること等も可能なものである。
等に応じて更に高周波バイパスコンデンサー等を付設す
ること等も可能なものである。
尚、本実施例は高周波電力の印加を負荷となる単板積層
材に対して上下平衡した回路構成によった場合であるが
、必要に応じては一側を、例えば下部の電極盤5b側を
接地に落して印加する場合等には一側の絶縁板4bや高
周波チョークコイルIOC,10d等の機材を省略し得
ることは勿論である。
材に対して上下平衡した回路構成によった場合であるが
、必要に応じては一側を、例えば下部の電極盤5b側を
接地に落して印加する場合等には一側の絶縁板4bや高
周波チョークコイルIOC,10d等の機材を省略し得
ることは勿論である。
(ト)発明の効果
叙上のように本発明は高周波印加用の電極そのものに外
部供給の流体加熱源を組み入れて電極及び圧締部材によ
る放熱を補償すると共にその付近の接着層の温度上昇を
も中心部の加熱度に相似となるように電極の接触加熱に
より急速に上昇させるように構成したものであるから、
本発明による時は第3図に例示するように厚さ30a程
度の厚手の9プライ製品についてみても、加熱流体供給
回路を構成する高周波チョークコイルを電極盤に装備し
たことによって所望温度に加熱された電極盤を直接単板
積層材の表面に接触出来るようになったので、通常1s
n30秒程度の割合で熱伝達される接触加熱により上下
電極付近と中心部との単位時間内の内部温度に殆ど大差
を無くすことが出来、略理想的な温度分布を得られるよ
うになり、従来技術の高周波熱圧接着装置を用いた時の
ような著しい加熱斑に起因する接着剤の未硬化や発泡硬
化による接着不良の輩出を悉く防止し得たものであるば
かりでなく、上下電極付近と中心部の加熱度が相似的に
なったことは所要熱圧接着時間をも著しく短縮出来るよ
うになったものであり、本発明による高周波内部加熱と
接触外部加熱の併用加熱は工程能率と製品品質の向上に
多大に寄与する所となったものである。
部供給の流体加熱源を組み入れて電極及び圧締部材によ
る放熱を補償すると共にその付近の接着層の温度上昇を
も中心部の加熱度に相似となるように電極の接触加熱に
より急速に上昇させるように構成したものであるから、
本発明による時は第3図に例示するように厚さ30a程
度の厚手の9プライ製品についてみても、加熱流体供給
回路を構成する高周波チョークコイルを電極盤に装備し
たことによって所望温度に加熱された電極盤を直接単板
積層材の表面に接触出来るようになったので、通常1s
n30秒程度の割合で熱伝達される接触加熱により上下
電極付近と中心部との単位時間内の内部温度に殆ど大差
を無くすことが出来、略理想的な温度分布を得られるよ
うになり、従来技術の高周波熱圧接着装置を用いた時の
ような著しい加熱斑に起因する接着剤の未硬化や発泡硬
化による接着不良の輩出を悉く防止し得たものであるば
かりでなく、上下電極付近と中心部の加熱度が相似的に
なったことは所要熱圧接着時間をも著しく短縮出来るよ
うになったものであり、本発明による高周波内部加熱と
接触外部加熱の併用加熱は工程能率と製品品質の向上に
多大に寄与する所となったものである。
図は本発明装置の実施の一例を示すものであって、第1
図は側面図、第2図は従来装置の温度分布図、第3図は
本発明装置の温度分布図である。 1・・・単板積層材、2a、 2b・・・定盤、4a。 4b・・・絶縁板、5a、5b・・・電極盤、7・・・
高周波印加回路、Ba、Bb・・・加熱流体通路、10
a、10b、10G、10d・・・高周波チョークコイ
ル。 特許出願人 橋本電機工業株式会社 上部電極 下部電極
図は側面図、第2図は従来装置の温度分布図、第3図は
本発明装置の温度分布図である。 1・・・単板積層材、2a、 2b・・・定盤、4a。 4b・・・絶縁板、5a、5b・・・電極盤、7・・・
高周波印加回路、Ba、Bb・・・加熱流体通路、10
a、10b、10G、10d・・・高周波チョークコイ
ル。 特許出願人 橋本電機工業株式会社 上部電極 下部電極
Claims (1)
- 単板積層材を圧締する定盤と、該定盤に絶縁板を介して
上下に対峙した電極盤と、該電極盤の内部に加熱流体を
流通自在に穿設した加熱流体通路と、前記電極盤に高周
波電力を印加する高周波印加回路と、前記加熱流体通路
に銅パイプ等の導電性中空部材を接続すると共に該導電
性中空部材を所要インダクタンスの高周波チョークコイ
ルに成型して前記電極盤に印加される高周波電力の流出
を阻止するようにした加熱流体供給回路とからなること
を特徴とする単板積層材の熱圧接着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60121255A JPS61277444A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 単板積層材の熱圧接着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60121255A JPS61277444A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 単板積層材の熱圧接着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61277444A true JPS61277444A (ja) | 1986-12-08 |
Family
ID=14806729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60121255A Pending JPS61277444A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 単板積層材の熱圧接着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61277444A (ja) |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP60121255A patent/JPS61277444A/ja active Pending
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