JPS61276922A - バ−ンクリ−ナチエンとその製造法 - Google Patents
バ−ンクリ−ナチエンとその製造法Info
- Publication number
- JPS61276922A JPS61276922A JP11754385A JP11754385A JPS61276922A JP S61276922 A JPS61276922 A JP S61276922A JP 11754385 A JP11754385 A JP 11754385A JP 11754385 A JP11754385 A JP 11754385A JP S61276922 A JPS61276922 A JP S61276922A
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- Japan
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- cleaner chain
- bainite
- holding
- burn cleaner
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はバーンクリーナチェンとその製造法に関するも
のである。
のである。
バーンクリーナチェンは、例えば第１図及び第２図に示
すように、環状体１の一端にフック２を有するもので、
このフック２が環状体１の他端３に係合して連結しエン
ドレスチェンを構成するものである。
すように、環状体１の一端にフック２を有するもので、
このフック２が環状体１の他端３に係合して連結しエン
ドレスチェンを構成するものである。
このバーンクリーナチェンは、畜舎の糞尿、あるいは敷
わらの排出作業などに用いられるもので、耐触性、耐摩
耗性とともに高強度を必要とするため鍛鋼品が多く使用
されている。
わらの排出作業などに用いられるもので、耐触性、耐摩
耗性とともに高強度を必要とするため鍛鋼品が多く使用
されている。
しかし、この鍛鋼製のバーンクリーナチェンは、強度が
必ずしも十分ではなく、またチェンピッチに伸びが出る
などの欠点があった。
必ずしも十分ではなく、またチェンピッチに伸びが出る
などの欠点があった。
本発明の目的は、耐用寿命を増大し、製造原価を低減し
得るバーンクリーナチェンとその製造法を提供するもの
である。
得るバーンクリーナチェンとその製造法を提供するもの
である。
本発明のバーンクリーナチェンは、球状黒鉛鋳鉄で基地
組織をベイナイトとオーステナイトの混合組織を有する
もので、また本発明のバーンクリーナチェンの製造法は
、球状黒鉛鋳鉄製のバーンクリーナチェンを、８３０〜
９００℃に０．５〜３時間加熱保持した後、２００〜４
００℃に急冷して０．５時間以上保持するオーステンパ
ー処理を行ない、基地組織をベイナイトとオーステナイ
トの混合組織とするものである。
組織をベイナイトとオーステナイトの混合組織を有する
もので、また本発明のバーンクリーナチェンの製造法は
、球状黒鉛鋳鉄製のバーンクリーナチェンを、８３０〜
９００℃に０．５〜３時間加熱保持した後、２００〜４
００℃に急冷して０．５時間以上保持するオーステンパ
ー処理を行ない、基地組織をベイナイトとオーステナイ
トの混合組織とするものである。
以下本発明のバーンクリーナチェンの製造法について詳
細に説明する。
細に説明する。
まず、化学組成については、一般に知られている球状黒
鉛鋳鉄と同じであるので詳述しないが、その成分範囲は
一般にＣは３．０〜４．０％、Ｓｌは１．５〜３．０％
、Ｍｎは０．１〜０．５％、Ｐは０．０６％以下、Ｓは
０．０２％以下Ｍｇは０．０２％〜０．０５％である。
鉛鋳鉄と同じであるので詳述しないが、その成分範囲は
一般にＣは３．０〜４．０％、Ｓｌは１．５〜３．０％
、Ｍｎは０．１〜０．５％、Ｐは０．０６％以下、Ｓは
０．０２％以下Ｍｇは０．０２％〜０．０５％である。
このように通常の化学組成を有する球状黒鉛鋳鉄製のバ
ーンクリーナチェンを、オーステナイト化条件として８
３０〜９００℃で０．５〜３時間加熱保持した後すみや
かに２００〜４００℃の塩浴あるいは流動層中に浸漬、
急冷し０．５時間以上保持してベイナイト変態させた後
、常温まで冷却するものである。
ーンクリーナチェンを、オーステナイト化条件として８
３０〜９００℃で０．５〜３時間加熱保持した後すみや
かに２００〜４００℃の塩浴あるいは流動層中に浸漬、
急冷し０．５時間以上保持してベイナイト変態させた後
、常温まで冷却するものである。
このオーステンパー処理条件の限定理由について説明す
る。オーステティ１〜化加熱を８３０〜ｂり低いと肉厚
品の場合、オーステナイ１へ化に要する時間が長すぎ、
９００℃より高いとオーステティ１−結晶粒が粗大化し
強度が低下するためである。
る。オーステティ１〜化加熱を８３０〜ｂり低いと肉厚
品の場合、オーステナイ１へ化に要する時間が長すぎ、
９００℃より高いとオーステティ１−結晶粒が粗大化し
強度が低下するためである。
保持時間は肉厚によって異なるが、オーステナイト化に
必要な最低時間は０．５時間で肉厚部でも３時間保持す
れば充分である。
必要な最低時間は０．５時間で肉厚部でも３時間保持す
れば充分である。
恒温変態処理条件を２００〜４００℃Ｘ０．５時間以」
二としたのは、２００℃より低いと硬度が高くなって靭
性が低下し、また４００℃より高い温度では耐摩耗性」
二大きな効果も期待できず、熱エネルギー的にも不利で
あり、いたずらに原価の高騰を招くからである。
二としたのは、２００℃より低いと硬度が高くなって靭
性が低下し、また４００℃より高い温度では耐摩耗性」
二大きな効果も期待できず、熱エネルギー的にも不利で
あり、いたずらに原価の高騰を招くからである。
本発明を以下の実施例により詳細に説明する。
（１）化学成分
鉄と不可避的不純物と下記の成分とからなる材料から、
第１図及び第２図に示す構造のバーンクリーナチェンを
作製した。その時の注入温度は１゜４ｏｏ〜１，４２０
℃であった。 （警ｔ％）（２）熱処理 作製したバーンクリーナチェンを８７０℃に２時間保持
し、３５０℃まで急冷し、その温度に１時間保持し、し
かる後放冷した。
第１図及び第２図に示す構造のバーンクリーナチェンを
作製した。その時の注入温度は１゜４ｏｏ〜１，４２０
℃であった。 （警ｔ％）（２）熱処理 作製したバーンクリーナチェンを８７０℃に２時間保持
し、３５０℃まで急冷し、その温度に１時間保持し、し
かる後放冷した。
（３）機械的性質
熱処理したバーンクリーナチェンの機械的性質は以下の
通りである。
通りである。
（４）＃Ｊｌ織
第３図は本発明によるバーンクリーナチェンの４００倍
の金属顕微鏡組織写真であり、ベイナイトとオーステナ
イトの混合組織を有する良好な基地組織であることがわ
かる。
の金属顕微鏡組織写真であり、ベイナイトとオーステナ
イトの混合組織を有する良好な基地組織であることがわ
かる。
（５）破断強度試験
４一
本発明によるバーンクリーナチェンを３リンク連結して
破断試験を行った。結果は第１表に示す通りである。
第１表 （６）摩耗試験 次に連続運転時のバーンクリーナチェンのフック２の内
面４の摩耗量について、炭素鋼鍛鋼品（ＳＦ５５Ｂ）と
本発明品との比較を行った。第４図から明らかなように
、本発明品はきわめて優れた耐摩耗性を有することがわ
かる。
破断試験を行った。結果は第１表に示す通りである。
第１表 （６）摩耗試験 次に連続運転時のバーンクリーナチェンのフック２の内
面４の摩耗量について、炭素鋼鍛鋼品（ＳＦ５５Ｂ）と
本発明品との比較を行った。第４図から明らかなように
、本発明品はきわめて優れた耐摩耗性を有することがわ
かる。
本発明により製造されたバーンクリーナチェンの特徴を
列記すると下記の通りである。
列記すると下記の通りである。
（１）基地組織がベイナイトとオーステナイトの混合組
織であるため優れた機械的性質と耐摩耗性および耐触性
を有する。
織であるため優れた機械的性質と耐摩耗性および耐触性
を有する。
（２）球状黒鉛を有するため、自己潤滑性及びなじみ性
が良く、スプロケットホイールの寿命増大にも効果的で
ある。
が良く、スプロケットホイールの寿命増大にも効果的で
ある。
（３）チェノのフック部外面５はスプロケットホイール
との接触による加工硬化により耐摩耗性が一段と向上す
る。
との接触による加工硬化により耐摩耗性が一段と向上す
る。
（４）機械的性質の大幅な向上により、肉厚を減少し、
大幅な軽量化を達成し得る。従って動力源の負荷軽減と
摩耗量の減少に効果的である。
大幅な軽量化を達成し得る。従って動力源の負荷軽減と
摩耗量の減少に効果的である。
以上の説明で明らかなように、本発明によるバーンクリ
ーナチェンは１機械的性質の向上による軽量化と、基地
組織の改善による耐摩耗性の向上などチェノに最も適し
た特性を備えるものであり工業的に顕著な効果を有する
ものである。
ーナチェンは１機械的性質の向上による軽量化と、基地
組織の改善による耐摩耗性の向上などチェノに最も適し
た特性を備えるものであり工業的に顕著な効果を有する
ものである。
第１図はバーンクリーナチェンの平面図、第２図は同じ
く側面図、第３図は金属顕微鏡組織写真、第４図は摩耗
試験結果を示すものである。 １：環状体 ２：フック
く側面図、第３図は金属顕微鏡組織写真、第４図は摩耗
試験結果を示すものである。 １：環状体 ２：フック
Claims (2)
- （１）一体構造のバーンクリーナチェンにおいて、球状
黒鉛鋳鉄で基地組織をベイナイトとオーステナイトの混
合組織とすることを特徴とするバーンクリーナチェン。 - （２）球状黒鉛鋳鉄製のバーンクリーナチェンを、８３
０〜９００℃に０．５〜３時間加熱保持した後、２００
〜４００℃に急冷して０．５時間以上保持するオーステ
ンパー処理を行ない、基地組織をベイナイトとオーステ
ナイトの混合組織とすることを特徴とするバーンクリー
ナチェンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11754385A JPS61276922A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | バ−ンクリ−ナチエンとその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11754385A JPS61276922A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | バ−ンクリ−ナチエンとその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61276922A true JPS61276922A (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=14714401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11754385A Pending JPS61276922A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | バ−ンクリ−ナチエンとその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61276922A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54136533A (en) * | 1978-04-14 | 1979-10-23 | Toyo Kogyo Co | Plunger chip for diecast machine |
| JPS5910988A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | ホシデン株式会社 | カラ−液晶表示器 |
| JPS6043535A (ja) * | 1983-08-19 | 1985-03-08 | Hitachi Metals Ltd | 掘削機用爪 |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP11754385A patent/JPS61276922A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54136533A (en) * | 1978-04-14 | 1979-10-23 | Toyo Kogyo Co | Plunger chip for diecast machine |
| JPS5910988A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | ホシデン株式会社 | カラ−液晶表示器 |
| JPS6043535A (ja) * | 1983-08-19 | 1985-03-08 | Hitachi Metals Ltd | 掘削機用爪 |
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