JPS61195921A - 水処理装置用チエンとその製造法 - Google Patents

水処理装置用チエンとその製造法

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Publication number
JPS61195921A
JPS61195921A JP60036085A JP3608585A JPS61195921A JP S61195921 A JPS61195921 A JP S61195921A JP 60036085 A JP60036085 A JP 60036085A JP 3608585 A JP3608585 A JP 3608585A JP S61195921 A JPS61195921 A JP S61195921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
treating apparatus
water treating
cast iron
spheroidal graphite
Prior art date
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Pending
Application number
JP60036085A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Abe
哲男 阿部
Makoto Suenaga
末永 允
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61195921A publication Critical patent/JPS61195921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチェンとその製造法に関し、特に汚泥かき寄機
などに用いるのに適した水処理装置用チェンとその製造
法に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕水処
理装置、特に下水処理装置の沈澱池に使用するチェンは
1例えば第1図に示すような単体からなる。各チェン単
体はバレル部1とリンク部2が一体構造となっており、
バレル部lのビン穴3とリンク部2のピン穴4とはビン
によってエンドレスに連結されるようになっている。こ
の複数列のエンドレスチェンにスクレーパが取付けられ
、スクレーパは沈澱池の底部上を移動して、沈澱してい
る汚泥をかき寄せる。
このチェンは耐食性と耐摩耗性を要求されるもので、従
来は可鍛鋳鉄1球状黒鉛鋳鉄製のものが主に使用されて
いた。しかしこれらの材料からなる≠エンは水処理装置
に使用すると摩耗が大きいという欠点がある。その後耐
用寿命の増大を目的としてスプロケットホイールと接触
するバレル部に高周波焼入れを施したチェンが開発され
たが。
コスト高であった。さらに最近ではステンレス製のチェ
ンも使用されているが、ステンレスチェンは耐食性は優
れているものの材料費、加工費が高いという欠点がある
本発明の目的は、重量を軽減し、耐用寿命を増大し、か
つ製造原価を低減した水処理装置用チェン及びその製造
法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の水処理装置用チェンは、鋳造製一体構造のチェ
ンであって1球状黒鉛鋳鉄で基地組織をベイナイトとオ
ーステナイトの混合組織としたものである。また水処理
装置用チェンの製造法は、球状黒鉛鋳鉄製チェンを、8
30〜900℃に0゜5〜3時間加熱保持した後、20
0〜400℃に急冷してその温度に0.5時間以上保持
するオーステンパー処理を行ない、基地組織をベイナイ
トとオーステナイトの混合組織とするものである。
以下本発明によるチェンの製造法について詳細に説明す
る。
まず、化学組成については、一般に知られている球状黒
鉛鋳鉄と同じであるので詳述しないが、その成分範囲は
一般にCは3.5〜3.7%、Siは2.0〜2.3%
、Mnは0.3〜0.4%、Pは0.03%以下、Sは
0.01%以下、Mgは0.03〜0.05%である。
このように通常の化学組成を有する球状黒鉛鋳鉄製のチ
ェンを、オーステナイト化条件として830〜900℃
で0.5〜3時間加熱保持した後すみやかに200〜4
00℃の塩浴あるいは流動層中に浸漬、急冷し、0.5
時間以上保持してベイナイト変態させた後、常温まで冷
却するものである。
このオーステンパー処理条件の限定理由について説明す
る。オーステナイト化加熱を830〜bり低いと肉厚品
の場合、オーステナイト化に要する時間が長すぎ、90
0℃より高いとオーステナイト結晶粒が粗大化し強度が
低下するためである。
保持時間は肉厚によって異なるが、オーステナイト化に
必要な最低時間は0.5時間で肉厚部でも3時間保持す
れば充分である。
恒温変態処理条件を200〜b 時間以上としたのは、200℃より低いと硬度が高くな
って切削性が低下し、また400℃より高い温度では耐
摩耗性上大きな効果も期待できず。
熱エネルギー的にも不利であり、いたずらに原価の高騰
を招くからである。
〔実施例〕
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
(1)化学成分 鉄と不可避的不純物と、下記の成分とからなる材料から
、第1図に示す構造のチェンを作製した。
そのときの注入温度は1,400〜1,420℃(2)
熱処理 得られた球状黒鉛鋳鉄製チェンを870℃に2時間保持
し、380℃まで急冷し、その温度に1時間保持し、し
かる後放冷した。
(3)機械的性質 熱処理したチェンの機械的性質は以下の通りである。
(4)組織 このようにして得られたチェンの400倍の金属顕微鏡
組織を第2図に示す、第2図から明らかな通り、本発明
のチェンはベイナイトとオーステナイトの混合組織を有
する良好な基地組織を有する。
(5)破断強度試験 本発明のチェン単体を3リンク連結してチェンを作成し
、その破断強度を測定した。結果を第1表に示す、  
     第1表 なお従来技術のパーライトマレプル(FCMP50)製
の#730ピントルチェンは平均破断強度が19.00
0kgと規定されている。
(6)摩耗試験 連続運転時のチェンバシル部の摩耗量について、パーラ
イトマレプル品と本発明品との比較を行った。第3図で
明らかなように本発明品はきわめて優れた耐摩耗性を有
することがわかる。
(7)重量 本発明品の一連(20ケ)の重量は23.6kgである
が、これと同程度の強度を有するパーライトマレプル品
の一連の重量は28.8kgであった。
これから、同一の強度を得るのに要するチェンの重量は
約18%軽減できることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明により製造された水処理装置用チェンの特徴を列
記すると下記の通りである。
(1)基地組織がベイナイトとオーステナイトの混合組
織であるため優れた機械的性質と耐摩耗性を有する。
(2)球状黒鉛を有するため、自己潤滑性及びなじみ性
が良く、スプロケットホイールの寿命増大にも効果的で
ある。
(3)チェンのバレル部は、スプロケットホイールとの
接触による加工硬化により耐摩耗性が一段と向上する。
(4)機械的性質の大幅な向上により、肉厚を減少し、
大幅な軽量化を達成し得る。従って動力源の負荷軽減と
摩耗量の減少に効果的である。
以上の説明で明らかなように1本発明による水処理装置
用チェンは、機械的性質の向上による軽量化と、基地組
織の改善による耐摩耗性の向上などチェンに最も適した
特性を備えるものであり工業的に顕著な効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はチェン単体の一部断面平面図、第2図はチェン
の金属顕微鏡組織写真、第3図は摩耗試験結果を示すも
のである。 1:バレル部  2:リンク部 3.4=ピン穴 運転時間(h「)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、鋳造製一体構造のチェンにおいて、球状黒鉛鋳
    鉄で基地組織をベイナイトとオーステナイトの混合組織
    とすることを特徴とする水処理装置用チェン。
  2. (2)、球状黒鉛鋳鉄製チェンを、830〜900℃に
    0.5〜3時間加熱保持した後200〜400℃に急冷
    して0.5時間以上保持するオーステンパー処理を行な
    い、基地組織をベイナイトとオーステナイトの混合組織
    とすることを特徴とする水処理装置用チェンの製造法。
JP60036085A 1985-02-25 1985-02-25 水処理装置用チエンとその製造法 Pending JPS61195921A (ja)

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JP60036085A JPS61195921A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 水処理装置用チエンとその製造法

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JPS61195921A true JPS61195921A (ja) 1986-08-30

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ID=12459906

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JP60036085A Pending JPS61195921A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 水処理装置用チエンとその製造法

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JP (1) JPS61195921A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112695181A (zh) * 2020-12-24 2021-04-23 杨阿烂 一种链条生产用快速冷却淬火装置

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