JPS61276460A - 自動着信機能付き拡声電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、送受器（ハンドセット）を用いないでマイク
ロホンとスピーカにより通話を行う拡声電話機に関する
。

〔概　要〕

本発明は、拡声電話機において、 呼出信号が到来すると電話回線を自動的に通話回路に接
続することにより、 操作ボタンを押さずに拡声通信状態となるようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

従来の拡声電話機は、着信時に応答して通話状態とする
ための「拡声ボタン」または「スピーカボタン」と呼ば
れる電話回線閉結用の操作ボタンを設けていた。すなわ
ち、通常の電話機の送受器を取り上げるとフックスイッ
チが閉じて電話回線が閉結され通話状態となるように、
応答者が手動で操作することによって初めて通話状態と
なるものである。

この拡声電話機はハンドセットを用いることなく、しか
もある一定範囲内であれば隔れた位置で通話できるとい
うことが通常の電話機と異なる機能であり、作業をしな
がらでも通話できることが特徴である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来の拡声電話機では着信に対して通話を行う
ためには、必ず拡声電話機の置かれている場所まで行き
、操作ボタンを操作しなければならなかった。それで、
応答者の意志にかかわらず到来する着信に対して応答す
るには、作業を中断し、拡声電話機の設置場所まで行っ
て操作を行わなければならない欠点があった。

本発明は上記の問題点を解決するものであり、前記作業
をしながらでも通話できる拡声電話機を提供することを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、マイクロホンとスピーカを有し、このマイク
ロホンから入力される送話信号を電話回線に送出すると
ともに、上記電話回線から到来する受話信号を上記スピ
ーカに出力する通話回路を有する拡声電話機において、 前記電話回線から到来する呼出信号を検出する着信検出
回路と、電話回線と通話回路との接続を開閉するスイッ
チング装置と、このスイッチング装置の開閉を前記着信
検出回路の出力を受けて制御する制御回路とを有し、呼
出信号が到来すると電話回線を通話回路に自動的に接続
してマイクロホンとスピーカとによる拡声通話状態とな
る構成にしたことを特徴とする。

〔作　用〕

着信信号が到来すると、着信検出回路を介して制御回路
はスイッチング装置を閉結させ、通話回路が電話回線と
連結されて通話状態となる。通話終了のときスイッチの
閉結により復旧状態にもどる。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について添付図面を参照して説明
する。

図は本発明の実施例装置のブロック構成図である。電話
回線が接続される端子１には、着信検出回路２およびダ
イヤル信号発生回路３ならびにスイッチング装置４の一
方の端子を接続し、スイッチング装置４の他端子を通話
回路５の入力に接続する。通話回路５の出力側にはマイ
クロホン６およびスピーカ７を接続する。着信検出回路
２の出力とダイヤルスイッチ８およびスイッチ９ならび
にダイヤル発生回路３の他方の端子とを制御回路１０の
入力にそれぞれ接続し、制御回路１０の出力をスイッチ
ング装置４の制御人力４ａに接続する。

端子１に着信信号が到来すると、着信検出回路２がこれ
を検出し制御回路１０に伝える。制御回路１０は開放状
態にあるスイッチング装置４を制御して閉結させ、通話
回路５が電話回線と接続される。

その結果、マイクロホン６に加えられる音声が送話信号
となって電話回線に送出されると同時に、電話回線から
の受話信号がスピーカ７に加えられて通話状態となる。

通話終了の際は、図示しないが操作ボタン（例えば、「
スピーカ」、ｒＯＮｌｏＦＦＪなどと従来から呼ばれる
回線捕捉、復旧のための操作ボタン）の押下により、操
作ボタンに連動したスイッチ９が閉結して制御回路１０
がスイッチング装置４を開放させ、復旧状態（回線開放
状態）に戻る。

スイッチ９はノン・ロックスイッチであり、操作ボタン
押下を止めた時点で開放する。従って、以降は次の着信
に対する待機状態に戻ることとなる。制御回路１０は、
スイッチ９の押下を繰り返すとスイッチング装置４が開
放または閉結の状態に交互に切り替わるように制御する
ため、上記待機状態から発信を行う場合でも以下のよう
に矛盾なく行うことができる。すなわち、操作ボタン押
下によってスイッチ９が閉じ、制御回路１０がスイッチ
ング装？ｉｆ４を閉結させて電話回線を捕捉し、次にダ
イヤルスイッチ８を押下すると、制御回路１０はダイヤ
ル信号発生回路３を駆動して、ダイヤル信号を電話回線
に送出させる。その後通話が終了して再び操作ボタンを
押下するとスイッチ９が再度閉じ、制御回路１０がスイ
ッチング装置４を開放させて前記待機状態に戻ることに
なる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、従来の拡声電話機に着
信検出回路およびスイッチング装置ならびに着信検出回
路出力を受けてスイッチング装置を制御する制御回路と
を付加することにより、作業中の不意の着信に対して、
作業を中断することなく応答および通話することができ
る効果がある。

これにより手を使わないで通話ができる拡声電話機の特
長をさらに有効に拡大することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明実施例装置のブロック構成図。 ■・・・端子、２・・・着信検出回路、３・・・ダイヤ
ル信号発生回路、４・・・スイッチング装置、５・・・
通話回路、６・・・マイクロホン、７・・・スピーカ、
８・・・ダイヤルスイッチ、９・・・スイッチ、１０・
・・制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）マイクロホンとスピーカを有し、このマイクロホ
   ンから入力される送話信号を電話回線に送出するととも
   にこの電話回線から到来する受話信号を前記スピーカに
   出力する通話回路を備えた拡声電話機において、 前記電話回線から到来する呼出信号を検出する着信検出
   回路と、 電話回線と通話回路の接続を開閉するスイッチング手段
   と、 このスイッチング手段の開閉を前記着信検出回路の出力
   を受けて制御する制御回路と を備えたことを特徴とする自動着信機能付き拡声電話機
   。