JPS61276174A - デ−タ検出装置 - Google Patents

デ−タ検出装置

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JPS61276174A
JPS61276174A JP11749885A JP11749885A JPS61276174A JP S61276174 A JPS61276174 A JP S61276174A JP 11749885 A JP11749885 A JP 11749885A JP 11749885 A JP11749885 A JP 11749885A JP S61276174 A JPS61276174 A JP S61276174A
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digital
point
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JP11749885A
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Hiroaki Yada
矢田 博昭
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B・ 発明の概要 C・従来の技術 D・ 発明が解決しようとする問題点 E0問題点を解決するための手段 F0作用 G、実施例 G−1,基本構成および作用 G−2,具体的構成例および動作 G−3,多トラツク再生の具体例 H0発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、ディジタル信号の再生波形よりデータを検出
するデータ検出器に関する。
B1発明の概要 本発明は、ディジタル信号の再生波形をチャンネルビッ
トレートのM倍(ただしM)1)の周波数でサンプリン
グし、このサンプル値に基いて元のディジタル信号のデ
ータを検出する際に、サンプル値のオーバーフローをリ
ミットして信号波形の不連続を防止することにより、デ
ータ検出誤りの発生率を低減し、再生ヘッドに対する要
求特性を緩和するものである。
C1従来の技術 一般に、磁気テープ等の記録媒体に記録されたディジタ
ル信号の再生波形よりデータを検出するためには、磁気
ヘッド等の再生ヘッド部からの信号を増幅するためのア
ンプや、コンパレータ等の波形整形回路や、PLL回路
等を用いたビットクロック抜き出し回路や、このピット
クロックに応じてデータを検出するデータ検出回路等が
必要とされる。
ところで、このようなデータ検出のための回路は、通常
アナログ回路にて構成されるため、IC化が困難という
問題点がある。また、特に、固定ヘッドタイプで多トラ
ツク(多チャンネル)並列記録型のディジタルテープレ
コーダの場合には、各トラックの再生信号に対して上記
データを検出するための回路がそれぞれ必要となり、構
成が複雑化する。
そこで本件出願人は、特願昭57−201659号(特
開昭59−92410号)において、ディジタル信号の
再生波形をA/D変換してディジタル信号処理を行うこ
とにより、元のディジタル信号のデータを検出するよう
なデータ検出器を先に提案している。このデータ検出器
は、例えば20トラツクのマルチトラック再生ヘッドか
らの再生波形を、アナログマルチプレクサで時分割多重
サンプリングし、その後A/Di換してディジタル時分
割多重化信号処理をすることにより各チャンネルのデー
タを検出するものである。
D0発明が解決しようとする問題点 ところで、このようなディジタル信号処理によるデータ
検出の際には、回路構成の簡略化や処理速度向上の観点
から、有限ビット長の固定小数点方式が一般に採用され
るわけであるが、このような有限ビット長の固定小数点
方式においては演算中のサンプル値データのオーバーフ
ロー(桁あふれ)の問題が回避できない。
このオーバーフローは、一般にA/D (アナログ/デ
ィジタル)変換時や、再生イコライザ回路(等化器)に
おける信号処理の際に生じ易く、これは、マルチトラッ
クヘッドの各トラック毎のヘッドの特性のばらつきや、
使用に伴うヘッド摩耗等による特性変化等が原因と考え
られる。この場合、製造時や出荷時等において、上記マ
ルチトラックヘッドの感度のばらつきを各トラック毎に
調整することは極めて面倒であり、また、多少のばらつ
きを許容することにしても、レベルの低いトラックのヘ
ッドからの再生データを確実に検出しようとすると、レ
ベルの高いトラックのヘッドからの再生信号のサンプル
値データがオーバーフローし易くなる。
そして、このようなオーバーフローが生ずると、例えば
2の補数表示データの場合には、正、負の極性が反転し
てしまい、無効データとなるため、元のディジタル記録
信号のデータ検出に悪影響を及ぼすことになる。
特に、上述した先行技術のデータ検出装置においては)
相隣る2つのサンプル値に基いて上記再生ディジタル信
号波形が基準レベル(例えば零レベル)と交差する点を
検出し、この交差する点(例えばゼロクロス点)に基い
てデータ検出位置(位相)を決定しているため、例えば
上記オーバーフロ一時の極性反転が生ずると、元の信号
のゼロクロス点とは無関係な位置でゼロクロスが発生し
、正常なデータ検出位置を求めることができなくなり、
データ検出エラーの発生率が大幅に増大してしまう。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、データ検出処理前にオーバーフローが生ずることによ
るデータ検出エラーの発生を防止し、再生ヘッドに要求
される特性を緩和し得るようなデータ検出装置の提供を
目的とする。
E0問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために、本発明のデータ検出装
置は、ディジタル信号の再生波形をチャンネルビットレ
ートのM倍(ただしM〉1)の周波数でサンプリングす
る手段と、相隣る2つのサンプル値に基いて上記ディジ
タル信号が基準レベルと交差する点からサンプル時点ま
での間隔を演算し、この演算出力に基いてデータ検出信
号を発生することにより上記ディジタル信号のデータを
検出するデータ検出回路部と、このデータ検出回路部よ
りも前段に設けられ、上記サンプル値のオーバーフa−
を検出してオーバーフロー発生時にサンプル値を制限し
て出力するオーバーフローリミッタとを有して成ること
を特徴としている。
F1作用 データ検出に先立って、サンプル値にオーバーフローが
生じたときにはオーバーフローリミッタがサンプル値を
上限値あるいは下限値に制限することにより、データ検
出処理の際の誤動作を防止できる。
G、実施例 G−1,基本構成および作用 以°下、本発明の一実施例として、固定のマルチトラッ
クヘッドを用いたディジタルテープレコーダの各トラッ
ク(谷チャンネル)からの再生信号よりデータを検出す
るためのデータ検出装置について図面を参照しながら説
明する。
第1図はこのようなデータ検出装置の基本構成を示すブ
ロック図であり、この第1図において、n個(例えば2
0個程度)の再生ヘッドi* m Is y・・・、1
!1から得られる再生信号または再生信号を積分して得
られる信号8P1 、8pg 、・・・、 8Pnは、
それぞれプリアンプ2ty2a*・・・、2nを介して
アナログマルチプレクサ3に送られ、このアナログマル
チプレクサ3からの出力がA/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器4に送られてディジタルサンプリングデータ
に変換される。ここで、図示しない磁気テープにはn本
のトラックがテープ走行方向に互いに平行となるように
してテープ幅方向に配列されて記録形成されている。上
記n個の再生へラドjxpb+・・・、Inはこれらの
n本のトラックに対応してテープ幅方向に沿って配列さ
れており、これらの再生ヘッドから同時に得られる上記
谷トラックの再生信号の波形、または再生信号を積分処
理した信号の波形、の−、例を第2図A、B、Cに示す
。ここで、再生ヘッド1x、1z+・・・、1nにいわ
ゆる磁気抵抗ヘッド(MRヘッド)を用いた場合には、
ヘッドからの再生信号が第2図A、 B 、Cのように
表れるが、通常のいわゆるリングヘッドを用いた場合に
は、ヘッドからの再生信号を積分処理することにより第
2図A、B、Cのような信号が得られるものである。
上記アナログマルチプレクサ3およびA/D変換器4は
、これらの第2図A、B、Cに示す再生信号を互いにず
れたタイミングb j h + ”’ l”fiの時点
で順次にサンプリングして第2図りに示すような順次信
号(時分割多重信号)となし、これらトあるいはサンプ
リング周波数は、元の記録データ信号の1チャンネル当
りのビットレートをfビット/秒とするとき、2fHz
としており、1チヤンネルビツトに相当する期間内に2
回のサンプリングを行っている。この場合、元の記録デ
ータ信号がNRZ系の変調方式(NRZI方式、4/s
MNRZI方式、8−10i換方式等)ニヨるものであ
る場合は、その所要帯域はナイキスト規準によりfHz
まであれば充分であり、従って、サンプリング周波数を
2fHzとしても元の情報が失われることはない。なお
、このサンプリング周波数は一般にMf(ただしM)1
)Hzとしてよい。
次に、A/D変換器4からのディジタル順次(時分割多
重)信号は、ディジタルイコライザ回路あるいはディジ
タル等化器5に送られる。この等化量5により記録再生
特性の補償や波形歪の改善等が行われるわけであるが、
このときのディジタル演算処理によってオーバーフロー
が生ずる虞れがある。
そこで、ディジタル等化器5からの出力を、本発明の要
旨となるオーバーフローリミッタ6に送リ、オーバーフ
ローが生じたときにはオーバーフロー直前の上限値ある
いは下限値にデータの値を制限するようにしている。す
なわち、等化器出力データが上限値を越えてオーバーフ
ローしたときには上限値に、またデータが下限値を下回
るようにオーバーフローしたときには下限値に、それぞ
れデータを固定している。
例えば、ディジタル等化器5からの出力データが2の補
数表示された6ビツトデータの場合には、有効に表示し
得る値は°’100000・曙の「−64」から°’0
11111°°の「68」までであり、等化器の1チヤ
ンネル分の波形が第3図Aに示されるように上記表示可
能範囲(−64〜63)内に入っておれば、オーバーフ
ローは生じない。これに対して、等化器5内部において
演算処理結果が第3図Bに示されるように上記表示可能
範囲からはみ出た場合には、等化量5から出力される2
の補数表示された6ビツトのデータの値は、第8図Cの
ように不連続なものとなって、正常な記録データ検出が
行えなくなる。特に、本発明実施例においては、後述す
るように、等化器出力波形のゼロクロス(零交差)点に
基いて元のディジタル記録データのビットクロツタ位相
を決定し、このビットクロックによりデータ検出を行う
ようにしているため、第8図Cのように、上記オーバー
フローの結果生じた極性反転によって、本来の再生波形
のゼロクロス点以外の部分で不要なゼロクロスが生じて
しまうと、ピットクロックが大幅に乱れて、データ検出
に甚大な悪影響を及ぼす虞れがある。
このため、オーバーフローリミッタ6において上記オー
バーフローが生じたときに上記表示可能範囲の上限値r
6f3J(あるいは下限値[−644)に制限すること
により、第3図りに示すような波形となり、上記不要な
ゼロクロスの発生を防止できる。
オーバーフローリミッタ6からの出力信号は、時分割多
重データ検出回路部1に送られて、各チャンネル毎のサ
ンプル値系列に基く各チャンネル毎の元の記録データの
検出が時分割的に行われる。
このデータ検出動作は、任意の1チヤンネルについての
サンプル値系列におけるチャンネルビット期間をN等分
し、これらの等分された各位相位置を0−N−1で表現
するようにし、相隣る2つのサンプル値に基いて当該チ
ャンネルの再生波形が基準レベル(例えば零レベル)と
交差する点を演算し、この交差する点を上記0〜N−1
のうちので表現される各位相位置を、上記再生波形から
元のディジタル記録データを検出するためのデータ検出
点とすることにより行っている。このデータ検出点を求
めるために、例えば上記再生波形のビットクロック成分
に同期したクロックを出力するディジタルPLL回路を
用い、このディジタルPLL回路からのクロックに基い
て、上記再生波形から元の記録データを検出する。
以上のような構成のデータ検出装置によれば、データ検
出回路部7における実際のデータ検出処理、特に、ディ
ジタルPLLによる元の記録データのピットクロックに
同期したデータ検出用クロックの抽出処理に先立って、
オーバーフローリミッタ6がサンプル値のオーバーフロ
ーを上限値や下限値に制限しているため、上記不要ゼロ
クロスの発生等が未然に防止され、上記データ検出用ク
ロックの抽出処理が誤動作なく有効に行われる。゛G−
2,具体的構成例および動作 次に、このようなデータ検出装置の具体的な回路構成例
および動作について、第4図ないし第9図を参照しなが
ら説明する。ただし、第4図ないし第9図においては、
説明を簡略化するために1チヤンネル分のデータ検出に
関連する構成や動作波形を示している。
第4図において、再生ヘッド1からアンプ2を介して得
られた再生信号は、A/D変換器4にて前述したディジ
タルのサンプル値に変換され、ディジタル等化器5に送
られる。なお、多チャンネルのデータ検出を行う場合に
は、前述したように、A/D変換器4の前段にアナログ
マルチプレクサを設け、各チャンネルを時分割走査して
時分割多重化された順次サンプル値信号を得、ディジタ
ル等化器5以降の回路構成においても、各チャンネル毎
の時分割信号処理が行われるわけである。
ディジタル等化器5は、一般に高次の(例えば7次の)
FIRディジタルフィルタにより構成されており、第4
図に示すように、複数の遅延素子11、複数の係数乗算
器12および総和加算器13を有している。このディジ
タル等化器5のより具体的な構成としては、第5図に示
すように、フィルタの次数に対応した段数あるいはステ
ージ数のシフトレジスタ13が上記複数の遅延素子11
として用いられ、複数の乗算係数が記憶された係数メモ
リ14と乗算器15とが上記複数の係数乗算器12とし
て用いられて、シフトレジスタ13の各段からの出力と
係数メモリ14の各メモリユニットからの乗算係数とが
例えば時分割的に乗算器15により順次乗算されて出力
される。また、上、記総和加算器13は、第5図に示す
ように、加算器16とアキュームレータ17とにより構
成され、乗算器15からの上記時分割的に出力される乗
算値を累積加算してフィルタ出力すなわち等化器の出力
を得ている。
ここで、A/D変換器4からのサンプル値および係数メ
モリ14からの乗算係数をそれぞれ8ビツトの2の補数
表示されたディジタルデータとし、乗算および累積加算
された結果の上位12ビツトをアキュームレータ17に
て蓄えるようにしており、アキュームレータ1Tからは
この12ビツトのうちの有効な6ビツトを抜き出して出
力し、次段のオーバーフローリミッタ6に送っている。
このとき取り出される6ビツトは、正常動作時の有効ビ
ットを考慮して上記12ビツト中の所定位置に予め設定
されており、例えば第6図に示すように、アキュームレ
ータ17の12ビツト中の第4番目のビットいわゆる4
8Bから第9番目のビットいわゆる98Bまでの6ビツ
トを上記取り出し位置に設定し、この6ビツトのデータ
をオーバーフローリミッタ6に送るようにしている。
次に、オーバーフローリミッタ6においては、上記12
ビツト中から6ビツトを取り出す際に生じたオーバーフ
ローを何らかの手段により検知し、オーバーフローが生
じたときには、6ビツトで表現可能な上限値あるいは下
限値をオーバーフローの向き(極性)に応じて選択して
出力する。
例えば、第5図に示すオーバーフ”J ミツタロにおい
ては、EXオアゲート(排他的論理和回路)21、切換
スイッチ22および23を用いて上述のオーバーフロー
リミット動作を行わせている。すなわち、等比容5のア
キュームレータ11内部の12ビツト中の例えばMSB
(最上位ビット)をオーバーフロー検出のためのビット
データ(以下オーバーフロービットという) Dovt
としてEXオアゲート21の一方の入力端子に送り、ア
キュームレータ17から出力データとして取り出される
6ビツトデータD工。のMSBデータDMSBをEXオ
アゲート21の他方の入力端子に送っている。したがっ
て、オーバーフローが生じたときには、第6図ζこ示す
ように、上記DovfとDMgn とが不一致となり、
EXオアゲート21からの出力D zxonが°”l゛
となる。このgxオアゲート21からの出力D EXO
Rは、切換スイッチ22の切換制御端子に送られること
により、D EXORが°°0′°のとき被選択端子2
2aがD EXORが°°1゛°のとき被選択端子22
bがそれぞれ選択されるようになっている。切換スイッ
チ22の被選択端子22aには、等比容5のアキューム
レータ17からの上記6ビツトデータDaceが供給さ
れ、被選択端子22bには、切換スイッチ23からの上
記上限値あるいは下限値の固定された値Dfl、が供給
されている。切換スイッチ23は、一方の被選択端子2
3aに6ビツトの2の補数表示で表現可能な上限値”0
11111”が供給され、他方の被選択端子23bに下
限値”100000°“が供給されており、上記オーバ
ーフロービットD。vfに応じて切換制御されるように
なっている。すなわち、Dovfが0°°のとき被選択
端子23aが選択されて上記上限値”011111“′
が固定値Dflxとして切換スイッチ22の端子22b
に送られ、Dovfが°1111のとき上記下限値” 
100000°°が固定値Dflxとして切換スイッチ
22の端子22bに送られる。さらに、切換スイッチ2
2からの出力が、オーバーフローリミッタ6の出力Do
utとして上述した次段のデータ検出回路部γに送られ
る。
このような構成のオーバーフローリミッタ6の動作につ
いて、第7図のフローチャートを参照しながら説明する
先ず、第7図のステップSTIにおいて、上記オーバー
フロービットD0マfが゛0°“か否かを判別する。こ
のオーバーフロービットDovfは、アキニームレータ
1Tの内部データの極性を示しており、この極性に応じ
て上記固定データDflxの切り換えを行う。すなわち
、DoviがlIQ++のときにはアキニームレータ1
γの内部データの極性が「正」であるから、ステップS
T2において上記切換スイッチ23を端子23a側に切
換接続し、上記固定データDflxを2の補数表示によ
り6ビツトで表現可能な正の最大値である°’0111
11°“ に固定する。
これに対して、上記り、マfが°°0°゛でないとき(
11111のとき)には、アキニームレータ17の内部
データの極性が負であるから、ステップST8において
上記切換スイッチ23を端子23b側に切換接続し、上
記DtIxを負側の最大値(下限値)である”1000
00” に固定する。
次に、ステップST4においては、上記EXオアゲート
21からの出力D EXORを見ることによりオーバー
フローが生じたかどうかを検出しており、DEXORが
°°0“のときには、オーバーフローが生じておらず、
ステップST5に進んで上記切換スイッチ22を端子2
2a側に切換接続し、アキュームレータ17からの6ビ
ツト出力Daeaをそのままオーバーフローリミッタ6
の出力Doutとして送出するのに対し、D EXOR
が°°0°1でないと& (”1” )とき)には、オ
ーバーフローが生じており、ステップST6に進んで上
記切換スイッチ22を端子22b側に切換接続し、上記
固定データDr+、をDoutとして出力する。
このようにして得られたオーバーフローリミッタ6から
の出力Doutが、例えば第4図に示すようなデータ検
出回路部Tに送られることにより、この回路部Tの出力
端子41からは元の再生信号Spに同期された出力クロ
ックl+が得られ、出力端子42からは上記再生信号を
読み取ったデータD。
が得られる。ここで、第4図の各点■〜Oに現れる出力
を第8図■〜◎に示す。また、第8図中のクロック1l
tl”rls、オーバーフローリミッタ6からの出力D
6ut、出力クロックfkおよび最終出力データDoは
それぞれ第4図と対応する。
この第4図のデータ検出回路部γは、本件出願人が先に
特願昭57−201659号(特開昭59−92410
号)において提案したデータ検出装置の要部と同様な構
成となっており、動作も同様であるため、以下基本的な
動作を概略的に説明する。
先ず、データ検出回路部7への入力データであるオーバ
ーフローリミッタ9からのデータDoutは、第8図の
信号波形Sdを2 fHz(fは1チャンネル当りのビ
ットレート)のクロックlxでサンブリ等比容5および
リミッタ6にてそれぞれアナログ的に等化処理しリミッ
トした波形に相当する。この信号波形Sdのゼロクロス
点は、元の記録データのビット境界位置に対応し、デー
タ検出のための最適位置となるビット中央位置は、元の
データのビットクロツタ(周波数fHz)の1周期を8
60とするとき、上記ゼロクロス点に対して180の位
相差を有する点となる。すなわち、元のデータのビット
中央位置を例えば0位相とするとき、上記ゼロクロス点
は必ず180位相の位置に表われることになる。
このような点を考慮して、上記データDoutの各サン
プル値S1.8z、・・・、Sgについて、元のデータ
のピットクロツタにおける各サンプリング点の位相(位
置)pl+p2+・・・tpeを、上記ゼロクロス点(
180位相)に基いて算出する。このとき、上記元のデ
ータのビットクロックの1周期をN等分、例えばN=1
6等分して、各分割された位置(位相〕を0.1.2 
、・・・、15の番号で表わすものとする。この場合の
0が上記θ°位相に対応し、従になる。第8図の例にお
いては、上記ゼロクロス点は、S2と83との間、S4
と85との間およびSsと89との間にそれぞれxl、
xz、xB点として存在している。いま一般的に、デー
タSI と81+1との間にこのようなゼロクロス点が
存在するときは、データS1+1の位相位置pム+1は
、 の演算で求めることができる。例えば93点は、で求め
ることができる。
このような演算は、第4図のフリップフロップ44、演
算回路45および加算器49により行われる。すなわち
、フリップフロップ44により、■サンプル周期だけデ
ータD outを遅延し、このフリップフロップ44の
0点の出方と遅延前の0点せるわけである。ここで、第
4図中のMSB(最上位ビット、すなわち2の補数表示
データの符号ビット)検出回路46は、上記遅延前の0
点のデータのMSBと遅延後の[F]点のデータのMS
Bとをそれぞれ取り出すものであり、これらの各MSB
がEXオアゲート47に送られることによって上記の点
のデータと0点のデータとの間に上記ゼロクロス点が存
在するか否かが検出され、ゼロクロス点が存在するとき
EXオアゲート47からの出力は°゛1°゛となる。E
Xオアゲート47の出力は、アンドゲート48に送られ
、上記ゼロクロス点が存在するときのみアンドゲート4
8が信号通過状態となって、上記加算器49から係数器
52を介して得られた出力を次段の加算器53に送る。
第4図の加算器49、係数器52、アンドゲート48、
加算器53、レジスタ54および加算器51等により、
実質的にディジタルPLL回路が構成されている。この
場合、加算器53、レジスタ54および加算器51によ
り上記PLL回路のVCO(電圧制御発振器)が実質的
に形成され、クロック02人力に応じてレジスタ54は
0点の位相(位置)情報出力を0点を介して加算器51
に送り、加算器51は、−発生器55からの位相デ−タ
すなわち上記クロックlxの1周期分に対応す−1N る位相進み量データΣ(=8)を上記0点の位相データ
に加算し、加算器53を介して上記0点に送ることによ
って、上記クロック〆2の入力毎にΣ(=8)ずつ増加
する位相データ(ただしmod16)が得られる。ここ
で、加算器53にアンドゲート4Bから供給されるデー
タは位相誤差デークロックの位相にロックされるように
制御される。
相データを減算することによってこれらの位相データ間
の誤差分を検出する。加算器49からの位相誤差データ
は、上記PLL回路のループゲインを決めるための係数
器52に送られて係数K(ただしO≦に=1、例えばに
=0.5)が乗算され、アンドゲート48を介して上記
加算器53に送られる。
以上のようにして、上記ディジタルPLL回路の加算器
51の出力または0点の出力または[F]点の出力とし
て、上記ゼロクロス点を「8」とするときの各サンプリ
ング点の位相位置(一般にpt)を示す位置信号が得ら
れる。この位置信号からデータ検出点となる位相位置が
rOJの点を検出するわけであるが、第4図においては
、コンパレータ56を設けて、0点の出力と[F]点の
出力、すなわち一般にI)tとp 141とを比較する
ようにしている。そして、pt > pt+tのときに
、2のデータS1とSL+sとの間に「0」点があるも
のとして、上記コンパレータ56より[F]点に「H」
(あるいは°°1°“)の出力を発生するようにしてい
る。第8図の場合はSlと82. Ssと丸、SSとS
6及びSフと88の間に上記データ検出点があり、上記
のタイミングで0点にデータ検出点を示すrHJの出力
が現われている。
次にこの[F]点の出力をFF57のD端子に加え、こ
のFF57をクロックyi2より90遅れたクロッフグ
3で駆動する。そしてこのFF57のQ出力とタロツク
08をアンドゲート58に加えることによって、出力端
子41にクロックy4を得ることができる。後述するよ
うにこのクロックy54が実際のデータ検出に用いられ
る。
次にデータ検出方法について述べる。
データ検出は[F]点にデータ検出点を示すrHJの出
力が現われたとき、そのデータ検出点の両側のデータか
ら知ることができる。例えば第8図の場合はptとp2
との間にデータ検出点「0」があり、その両側のデータ
Sl、S、は共に「正」であるから、求めるデータはr
HJである。またpaとp4との間にもデータ検出点「
0」があり、その両側のデータ811.84は共に「負
」であるから、データはrLJサンプル期間期間穴所の
2つのデータ81.8I+1は通常は同符号であるので
、これらを調べることにより、2サンプルに1回の割合
で実質的に誤差のないデータを求めることができる。尚
、2つのデータS+ 、SL+1が「正」か「負」かを
知るには、2つのデータ81 、 S1+1のMSBが
rHJかrLJかを見ればよい。
しかしながら上記のデータ検出方法は次のような不都合
が生じることがある。
例えば第9図A、Bに示すように2つのデータSi r
 5iftの位置pIとp141との間にゼロクロス点
とデータ検出点とが存在する場合がある。同図への場合
は求めるデータSOはrHJであり、同図Bの場合は求
めるデータSOはrLJである。前述した検出方法によ
り、データ検出点の両側のデータ”l*sl+1のMs
Bを調べると符号が異っているので、どちらをデータと
してよいか判定することができなくなる。
このような不都合を解消するために、本実施例では、コ
ンパレータ59を設けて、0点の出力と0点の出力とを
比較し、0点出力〉0点出力のとき、このコンパレータ
59より0点にrHJの出力を発生するようにしている
。0点の出力値はゼロクロス点からサンプリング時点1
)++tまでの時間間隔を表し、また0点の出力値はデ
ータ検出点からサンプリング時点p++1までの時間間
隔を示している。従って第9図A、Bのようなことが生
じる場合は0点の出力値が0点の出力値より大きくなり
、データ検出点での信号Soの値はS ++1と同符号
となる。また逆に0点の出力値が0点の出力値より小さ
い時はデータ検出点での信号SOの値はS+ の値と同
符号となる。従って、第9図A、Bの場合はs、lのM
SBを調べればデータを求めることができる。
上記0点の出力はアンドゲート60の一方の端子に加え
られると共に、インバータ62で反転されてアンドゲー
ト61の一方の端子に加えられる。
上記アンドゲート60の他方の端子にはMSB検出回路
46よりの点のデータSI+lのMSBが加えられる。
また上記アンドゲート61の他方の端子には、M8B検
出回路46より0点のデータStのMSBが加えられる
。なお、0点の出力の値は、ゼロクロス点検出時の値以
外は特に意味の無いものであり、通常は0点にはrHJ
かrLJかの出力が現われている。上記アンドゲート6
0,61の出力はオアゲート63を介してFF64のD
端子に加えられる。このF’F64は前記クロツクダ会
で駆動されている。
上記構成によれば、通常はMSB検出回路46から得ら
れる2つのMSBは共に「正」又は「釦であり、また0
点の出力は[H4かrLJとなっている。従って、アン
ドゲート60,61の何れかの出力がMSBに応じたレ
ベルとなり、この出力がオアゲート63を通じてFF6
4に加えられる。FF64はクロックlhをデータ検出
タイミングとして、Q端子から出力端子42にデータD
を出力する。また第9図にの場合は、0点出力がrHJ
になると共に、アンドゲート60に加えられるMSBが
「正」となる。従ってこのアンドゲート60よりrHJ
のデータが得られる。また第9図Bの場合はアンドゲー
ト61に加えられるMSBは「負」であるから、rLJ
のデータが得られる。
このようにして得られた最終的な出力データDOは、例
えば後段の復調回路で復調された後、メモリに書き込ま
れ、適当なタイミングで読み出されることによってジッ
タ除去等が施されるわけである。
以上のような構成のデータ検出装置によれば、ディジタ
ル等化器5からの出力サンプル値にオーバーフローが生
じても、オーバーフローリミッタ6により極性反転等の
異常発生が防止され不要なゼロクロス(零交差)等が生
じないため、データ検出回路部Tにおけるデータ検出動
作、特にクロッフグ番の検出動作に悪影響を及ぼすこと
がなく、データ検出誤りの発生率、いわゆるエラーレー
トを大幅に改善できる。これは、元の再生データ信号の
品質改善、例えば音質改善に大きく貢献し得るものであ
る。
また、オーバーフローを気にする必要がなくなることよ
り、再生ヘッド1に要求される特性や再生ヘッドアンプ
2に要求される性能が緩和され、感度調整やゲイン調整
を簡略化でき、工場出荷時等の調整が容易となるのみな
らず、ヘッド摩耗等による経年変化によって再生ヘッド
の感度が変化しても問題は生じない。
G−3、多トラツク再生の具体例 以上は1つのトラックから再生された再生信号のデータ
を検出する場合について述べたが、次に、第1図や第2
図とともに述べたように、n本のトラックからのn個の
再生信号を順次にサンプリングして得られる順次信号か
らデータ検出を行う場合の回路の具体例を第10図を参
照しながら説明する。
第10図において、n個のヘッド11〜1nから得られ
る再生信号Sp、〜Spnは、夫々プリアンプ21〜ム
を通じてアナログマルチプレクサ3に加えられる。マル
チプレクサ3は再生信号Spx w Spaを第2図A
、B、Cのようにサンプリングして、同図りに示すよう
な順次信号と成す。この順次信号はA/D変換器4によ
ってディジタル順次信号に変換されてディジタルイコラ
イザ回路(ディジタル等化器)5に加えられる。このイ
コライザ回路5は、直列接続されたに個(例えば7個)
の0段シフトレジスタ701〜70にと、各シフトレジ
スタ701〜70にの出力に夫々所定の係数al、a!
〜akを″乗算する係数器701−70にと、総和加算
用レジスタγ2(第4図の加算器13に対応)とによリ
ディジタルフィルタとして構成されている。
上記構成によればシフトレジスタγ0工〜70にの各出
力には常に同じトラックの再生信号のデータが現われて
いる。これらのデータは係数器711〜71kにより所
定の係数が乗ぜられた後、レジスタ72に加えられて順
次信号に変換される。従ってこの順次信号は前記A/D
変換されたディジタル順次信号をイコライザで補正した
ディジタル順次信号となっている。この補正されたディ
ジタル順次信号は前述したオーバーフローリミッタ6を
介し、n段のレジスタ73とデータ検出回路主要部74
に加えられる。このデータ検出回路主要部T4は第4図
の装置のデータ検出回路部7と略同様に構成されている
。但し第4図のレジスタ54は、第1θ図においてはn
段のレジスター5と対応している。また第1θ図の■、
■、−&;(I)l −0点は第4図のそれらと対応す
る。
上記構成によれば、■、[F]点には常に同一トラック
のデータSt+t、St がトラック順に現れ、これら
のデータが、第4図及び第8図について既述した動作に
よってトラック順に処理される。この結果、出力端子4
1に各トラックのりOツクダ、■〜J’+nが順次に出
力され、出力端子42に各トラックのデータDol−D
onが順次に出力される。尚、レジスタ −01〜70
kに代えてBBD、COD等を用いることができる。そ
の場合は、A/D変換器4はイコライザ回路5と検出回
路主要部T4との間に設けられる。
以上のような構成によれば、オーバーフローがリミッタ
6にてリミットされることによって不要ゼロクロスの発
生等が防止され、データ検出エラーの発生率を低減でき
るのみならず、マルチ再生ヘッドの谷ヘッド間の感度が
多少ばらつきを持つていても、低感度のヘッドの再生波
形の振幅に着目して再生ヘッドアンプのゲイン調整を各
トラックとも同一に行うことにより、レベルの低いトラ
ックは適当に増幅され、またレベルの高いトラックは飽
和気味に増幅されるがオーバーフローが防止されるため
、それぞれ正常にデータ検出が可能となる。これは、各
トラックのアンプ毎にゲイン調整することは面倒であり
作業性が悪いことを考慮すれば、出荷時等の調整作業を
大幅に簡略化できることになり、また、マルチトラック
再生ヘッドに対する要求特性も緩和されることから、歩
留り向上にも貢献し得る。さらに、n本のトラックにつ
いてイコライザ回路5やデータ検出回路部1等を共用で
き、構成が簡略化できるとともに、ディジタル処理を行
っているためIC化が容易となる。
なお、本発明は、上述の実施例のみに限定されるもので
はなく、例えば、オーバーフローリミッタ6の具体的構
成は、図示の倒板外にも種々前えられ、また、データの
符号形態も2の補数表示に限定されず、ビット数も任意
に設定可能であることは勿論である。
H0発明の効果 本発明のデータ検出装置によれば、実際のデータ検出に
先立って、オーバーフローリミッタによりサンプル値の
オーバーフローが制限され、不要なゼロクロスの発生等
が防止されるため、データ検出エラーの発生率を低減で
き、また再生ヘッドに要求される性能も緩和される。特
に、マルチトラック再生ヘッドの場合に、各ヘッドのば
らつきに応じて各ヘッドアンプのゲインをそれぞれ独立
に調整する手間を省くことが可能となり、調整作業効率
およびヘッド歩留りを大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の基本構成を示すブロック図
、第2図は6トラツクの再生信号を時分割多重化しなが
らサンプリングして順次信号を得る動作を説明するため
の波形図、第8図はオーバーフローリミット処理を説明
するための波形図、第4図は本発明の一実施例の具体的
構成例を示すブロック回路図、第5図はディジタル等化
器およびオーバーフローリミッタの具体例を示すブロッ
ク回路図、第6図は第5図の各部データ内容の一例を示
す図、第7図はオーバーフローリミット動作の一例を説
明するためのフローチャート、第8図は第4図のデータ
検出回路部の動作を説明するためのタイムチャート、第
9図はデータ検出の一例を説明するための図、第1θ図
は多トラツク再生に適用した具体例を示すブロック回路
図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル信号の再生波形をチャンネルビットレートの
    M倍(ただしM>1)の周波数でサンプリングする手段
    と、 相隣る2つのサンプル値に基いて上記ディジタル信号が
    基準レベルと交差する点からサンプル時点までの間隔を
    演算し、この演算出力に基いてデータ検出信号を発生す
    ることにより上記ディジタル信号のデータを検出するデ
    ータ検出回路部と、このデータ検出回路部よりも前段に
    設けられ、上記サンプル値のオーバーフローを検出して
    オーバーフロー発生時にサンプル値を制限して出力する
    オーバーフローリミッタとを有して成るデータ検出装置
JP11749885A 1985-05-30 1985-05-30 デ−タ検出装置 Pending JPS61276174A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5992410A (ja) * 1982-11-17 1984-05-28 Sony Corp デ−タ検出装置
JPS6072022A (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 Toshiba Corp 演算装置

Patent Citations (2)

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