JPS61275815A - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
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- JPS61275815A JPS61275815A JP11930785A JP11930785A JPS61275815A JP S61275815 A JPS61275815 A JP S61275815A JP 11930785 A JP11930785 A JP 11930785A JP 11930785 A JP11930785 A JP 11930785A JP S61275815 A JPS61275815 A JP S61275815A
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- Japan
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- glasses
- burping
- optical
- optical axis
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、物体面を光学的に走査する走査光学装置に関
する。
する。
(発明の背景)
従来、半導体製造工程における位置合せやレーザープリ
ンター等で使用される走査光学装置としては、例えば第
7図に示すようなガルバノミラ−を用いた反射式の走査
光学装置、第8図に示すようなポリゴンミラーを用いた
反射式の走査光学装置、第9図に示すようなガラス角柱
を用いた屈折式の走査光学装置等がある。
ンター等で使用される走査光学装置としては、例えば第
7図に示すようなガルバノミラ−を用いた反射式の走査
光学装置、第8図に示すようなポリゴンミラーを用いた
反射式の走査光学装置、第9図に示すようなガラス角柱
を用いた屈折式の走査光学装置等がある。
第7図に示す従来の反射式の走査光学装置は、レーザー
光源lからの平行光中を結像光学系2に向けて反射する
ガルバノミラ−3が結像光学系2の瞳位置(前側焦点位
置)に配置されており、該ガルバノミラ−3が枢軸3a
を中心に偏角αlだけ揺動反転可能に支持されて成り、
該ガルバノミラ−3が枢軸3aを中心に揺動反転するこ
とにより、結像光学系2の後側焦点位置BFでh 1
= f l tan2 a 1 ・”
(1)の偏位が生じるように構成されたものである。
光源lからの平行光中を結像光学系2に向けて反射する
ガルバノミラ−3が結像光学系2の瞳位置(前側焦点位
置)に配置されており、該ガルバノミラ−3が枢軸3a
を中心に偏角αlだけ揺動反転可能に支持されて成り、
該ガルバノミラ−3が枢軸3aを中心に揺動反転するこ
とにより、結像光学系2の後側焦点位置BFでh 1
= f l tan2 a 1 ・”
(1)の偏位が生じるように構成されたものである。
ここで、flは結像光学系2の焦点距離である。
しかしながら、第7図に示す上記従来の反射式の走査光
学装置では、(1)ガルバノミラ−3を枢軸3aを中心
に揺動反転させているので、偏角中心が移動してしまっ
たり、偏角αlが不安定であり、偏位再現性(一定の偏
位を得ること)について高い信頼性を期待できない、(
2)安定して得られる偏角α1がαl≦1分と非常に小
さいため、偏位h1が非常に小さく、適度な偏位が得ら
れないという問題点があった。
学装置では、(1)ガルバノミラ−3を枢軸3aを中心
に揺動反転させているので、偏角中心が移動してしまっ
たり、偏角αlが不安定であり、偏位再現性(一定の偏
位を得ること)について高い信頼性を期待できない、(
2)安定して得られる偏角α1がαl≦1分と非常に小
さいため、偏位h1が非常に小さく、適度な偏位が得ら
れないという問題点があった。
第8図に示す従来の反射式の走査光学装置は、正多角柱
に形成されたポリゴンミラー4が前記レーザー光源lと
結像光学系2との間のIIi行光東中に回転軸4aを中
心に回転1丁能に設けられており、該ポリゴンミラー4
を一方向に回転することにより、各ポリゴン反射面4b
がレーザー光源lからの乎行光束を結像光学系2に向け
て反射し、該結像光学系2の後側焦点位置BFで偏位h
2が生じるように構成されたものである。
に形成されたポリゴンミラー4が前記レーザー光源lと
結像光学系2との間のIIi行光東中に回転軸4aを中
心に回転1丁能に設けられており、該ポリゴンミラー4
を一方向に回転することにより、各ポリゴン反射面4b
がレーザー光源lからの乎行光束を結像光学系2に向け
て反射し、該結像光学系2の後側焦点位置BFで偏位h
2が生じるように構成されたものである。
しかしながら、第8図に示すト記従来の反射式の走査光
学装置では、ポリゴンミラー4を・方向に回転させてい
るので、該ポリゴンミラー4が1[:多角柱に加l:さ
れていれば、偏角α2が安定しており、前記偏位再現性
について高い信頼性を期待できるが、(1)前記回転軸
4aがポリゴンミラー4の中心に設けられているので、
該ポリゴンミラー4の回転により偏角中心が移動し、図
に示すように実線の場合と破線の場合とで光路長が異な
ってしまい、像面■の湾曲を生じてしまう、(2)偏角
振幅は(3SO+&)/(ポリゴン反射面4bの数)で
表わされ、偏角α2を小きくするためには非常に多くの
ポリゴン反射面4bを必要とするので、実際には偏角α
2はα2≧5度と大きくなってしまい、適用な偏位が得
られない、(3)したがって、仮に小さな偏角を目的と
して使う場合には、偏角α2の 部のみを利用し、残り
の偏角については前記結像光学系2の後側焦点位置に配
置した開11絞りで制限しなければならないので、時間
的ロスを伴なってしまうという問題点があった。
学装置では、ポリゴンミラー4を・方向に回転させてい
るので、該ポリゴンミラー4が1[:多角柱に加l:さ
れていれば、偏角α2が安定しており、前記偏位再現性
について高い信頼性を期待できるが、(1)前記回転軸
4aがポリゴンミラー4の中心に設けられているので、
該ポリゴンミラー4の回転により偏角中心が移動し、図
に示すように実線の場合と破線の場合とで光路長が異な
ってしまい、像面■の湾曲を生じてしまう、(2)偏角
振幅は(3SO+&)/(ポリゴン反射面4bの数)で
表わされ、偏角α2を小きくするためには非常に多くの
ポリゴン反射面4bを必要とするので、実際には偏角α
2はα2≧5度と大きくなってしまい、適用な偏位が得
られない、(3)したがって、仮に小さな偏角を目的と
して使う場合には、偏角α2の 部のみを利用し、残り
の偏角については前記結像光学系2の後側焦点位置に配
置した開11絞りで制限しなければならないので、時間
的ロスを伴なってしまうという問題点があった。
第9図に示す従来の屈折式の走査光学装置は、ガラス角
打5が前記結像光学系2の集光光束中に設けられ、該ガ
ラス角柱5が結像光学系2の光軸に+lj直な回転軸5
aを中心に回転i+)能に支持されて成り、ガラス角杆
5を・方向に回転することにより、該結像光学系2の後
側焦点位置BFで、・・・ (2) の偏位が生じるように構成されたものである。
打5が前記結像光学系2の集光光束中に設けられ、該ガ
ラス角柱5が結像光学系2の光軸に+lj直な回転軸5
aを中心に回転i+)能に支持されて成り、ガラス角杆
5を・方向に回転することにより、該結像光学系2の後
側焦点位置BFで、・・・ (2) の偏位が生じるように構成されたものである。
ここで、d3はガラス角柱5の厚さ、α3はガラス角柱
5の偏角、n3はガラス角柱5の屈折率である。
5の偏角、n3はガラス角柱5の屈折率である。
しかしながら、第9図に示す一1―記従来の屈折式の走
査光学装置では、ガラス角柱5を一方向に回転させてい
るので、偏角α3が安定しており、前記偏位再現性につ
いて高い信頼性を期待できるが、(1)ガラス角柱5が
結像光学系2の集光光束中に設けられているので、該ガ
ラス角柱5の回転により図の実線および破線で示すよう
にガラス角柱5内での光路長が異なってしまい、結像光
学系2の後側焦点位置BFで像面湾曲■が生じてしまう
、(2)ガラス角柱5を連続回転していても、結像光学
系2からの光束がガラス角柱5の稜にかかる範囲につい
ては使えないので、偏角α3の一部しか使えないという
問題点があった。
査光学装置では、ガラス角柱5を一方向に回転させてい
るので、偏角α3が安定しており、前記偏位再現性につ
いて高い信頼性を期待できるが、(1)ガラス角柱5が
結像光学系2の集光光束中に設けられているので、該ガ
ラス角柱5の回転により図の実線および破線で示すよう
にガラス角柱5内での光路長が異なってしまい、結像光
学系2の後側焦点位置BFで像面湾曲■が生じてしまう
、(2)ガラス角柱5を連続回転していても、結像光学
系2からの光束がガラス角柱5の稜にかかる範囲につい
ては使えないので、偏角α3の一部しか使えないという
問題点があった。
(発明の目的)
本発明は、このような従来の問題点に着]1して成され
たもので、偏位+lf現性が良く、適度な大きさの偏位
を得ることができ、かつ像面湾曲の生じない走査光学装
置を提供することを目的としている。
たもので、偏位+lf現性が良く、適度な大きさの偏位
を得ることができ、かつ像面湾曲の生じない走査光学装
置を提供することを目的としている。
(発明の概要)
かかるl−1的を達成するための本発明の要旨は、物体
面を光学的に走査する走査光学装置において、2つのモ
行ITi面透過部材をq−いに偏位置が等しくなる様に
光軸に斜設し、該2つの4L行Il1面透過部材を、該
光軸を中心としてq゛いに逆方向に等しい角速度で回転
可能に構成したことを特徴とする走査光学装置に存する
。
面を光学的に走査する走査光学装置において、2つのモ
行ITi面透過部材をq−いに偏位置が等しくなる様に
光軸に斜設し、該2つの4L行Il1面透過部材を、該
光軸を中心としてq゛いに逆方向に等しい角速度で回転
可能に構成したことを特徴とする走査光学装置に存する
。
そして、1−記走査光学装置では、前記2つの甲−行平
面透過部材が光軸を中心としてLI″いに逆方向に等し
い角速度で回転することにより、光軸に屯直な・方向の
往復偏位が得られるように成っている。
面透過部材が光軸を中心としてLI″いに逆方向に等し
い角速度で回転することにより、光軸に屯直な・方向の
往復偏位が得られるように成っている。
次に、本発明の原理を第1図および第2図に基づいて説
明する。
明する。
第1図に小すように、レーザー光源lからの11i行光
東を後側焦点イ装置BFに結像する結像光学系2の集光
光束中に、1′行1ノ而透過部材としてのバーピングガ
ラスHが、没けられている。バーピングガラス■1は、
結像光学系2の光軸20に対して角1& 0だけ傾けて
設けられていると共にこの角度θを維持したまま該光軸
20を中心として回転++(能と成っている。
東を後側焦点イ装置BFに結像する結像光学系2の集光
光束中に、1′行1ノ而透過部材としてのバーピングガ
ラスHが、没けられている。バーピングガラス■1は、
結像光学系2の光軸20に対して角1& 0だけ傾けて
設けられていると共にこの角度θを維持したまま該光軸
20を中心として回転++(能と成っている。
バーピングガラスHが結像光学系2の光軸20に対して
角1& 0だけ傾いていることにより、後側焦点位置B
Fでの光軸20よりの偏イ☆h4はL記(2)式と同様
に、 ・・・(3) で求まる。
角1& 0だけ傾いていることにより、後側焦点位置B
Fでの光軸20よりの偏イ☆h4はL記(2)式と同様
に、 ・・・(3) で求まる。
ここで、dhはバーピングガラスHの厚さ、nhはバー
ピングガラスHの屈折(lである。
ピングガラスHの屈折(lである。
バーピングガラスHを結像光学系2の光軸20に対して
角度Oだけ傾けた状fa1で該光軸20を中心として角
度ωだけ回転すると、後側焦点位置BFでの結像点は、
第2図に示すように光軸20をZ軸とし、後側焦点位置
BFの断面をX、y軸とした☆体座標のX−Y座標甲面
において、偏位h4をV・径とした円弧!、を角度ωだ
け回転する。
角度Oだけ傾けた状fa1で該光軸20を中心として角
度ωだけ回転すると、後側焦点位置BFでの結像点は、
第2図に示すように光軸20をZ軸とし、後側焦点位置
BFの断面をX、y軸とした☆体座標のX−Y座標甲面
において、偏位h4をV・径とした円弧!、を角度ωだ
け回転する。
ここで、後側焦点位置BFでの結像点のX座標、Y座標
は、 X=h4 sinω、Y=h4 sinω−(4)
で表わされる。
は、 X=h4 sinω、Y=h4 sinω−(4)
で表わされる。
(実施例)
以ド、1−記原理を用いた本発明の・実施例を図面に基
づいて説明する。なお、この実施例の説明において1.
記従来例および原理説明と同様の部位には同・の符号を
封する。
づいて説明する。なお、この実施例の説明において1.
記従来例および原理説明と同様の部位には同・の符号を
封する。
第3図から第6図は本発明の・実施例を示している。
第3図に示すように、物体面を光学的に走査する走査光
学装置は、レーザー光源lと、レーザー光源lからのモ
行光東を後側焦点位置BFに結像する結像光学系2と、
該結像光学系2の集光光束中に設けられた平行平面透過
部材としてのバーピングガラスHf、Hsとから構成さ
れている。
学装置は、レーザー光源lと、レーザー光源lからのモ
行光東を後側焦点位置BFに結像する結像光学系2と、
該結像光学系2の集光光束中に設けられた平行平面透過
部材としてのバーピングガラスHf、Hsとから構成さ
れている。
各バーピングガラスHf、Hsは、結像光学系2の光軸
20に対して角度of、O3だけ傾けてそれぞれ設けら
れており、かつこの角度of、θSを維持したまま該光
軸20を中心としてそれぞれ回転可能と成っている。
20に対して角度of、O3だけ傾けてそれぞれ設けら
れており、かつこの角度of、θSを維持したまま該光
軸20を中心としてそれぞれ回転可能と成っている。
この2つのバーピングガラスHf、Hsは、ηいに偏位
にが等しく成るように構成されている。
にが等しく成るように構成されている。
ここで、バーピングガラスHfによる偏位をhf、バー
ピングガラスHsによる偏位をhsとすると、各偏位h
f 、hsはそれぞれ1−記(3)式より、 となる。
ピングガラスHsによる偏位をhsとすると、各偏位h
f 、hsはそれぞれ1−記(3)式より、 となる。
ここで、df、dsはそれぞれバーピングガラスHf、
Hsの厚さ、nf、nsはそれぞれバーピングガラスH
f、Hsの屈折率である。
Hsの厚さ、nf、nsはそれぞれバーピングガラスH
f、Hsの屈折率である。
したがって、2つのバーピングガラスHf、Hsは、前
記偏位hfと偏位h sとが等しく成るように、前記角
度of、O5、厚さdf、dsおよび屈折率nf、ns
が定められている。
記偏位hfと偏位h sとが等しく成るように、前記角
度of、O5、厚さdf、dsおよび屈折率nf、ns
が定められている。
I−記構酸を有する走査光学装置では、前記各バーピン
グガラスHf、Hsは平行平面透過部材であり、各バー
ピングガラスHf、H5において入射主光線および射出
−に光線は光軸と+i行であるので、バーピングガラス
Hfによる偏位hfとバーピングガラスHsによる偏位
hsとを独1′l゛に扱える。
グガラスHf、Hsは平行平面透過部材であり、各バー
ピングガラスHf、H5において入射主光線および射出
−に光線は光軸と+i行であるので、バーピングガラス
Hfによる偏位hfとバーピングガラスHsによる偏位
hsとを独1′l゛に扱える。
したがって、バーピングガラスHf、バーピングガラス
Hsを結像光学系2の光軸20に対して角度of、Os
だけ傾けた状態で該光軸20を中心として回転角度ωf
、ωSだけそれぞれ回転すると、光軸20をZ軸とし、
後側焦点位置BFの断面なX、Y軸を含むX、Y座標面
内における結像点のX、Y座標は、 X=hf sinωf+hs sinωs 。
Hsを結像光学系2の光軸20に対して角度of、Os
だけ傾けた状態で該光軸20を中心として回転角度ωf
、ωSだけそれぞれ回転すると、光軸20をZ軸とし、
後側焦点位置BFの断面なX、Y軸を含むX、Y座標面
内における結像点のX、Y座標は、 X=hf sinωf+hs sinωs 。
Y=hf cosω f+hs C08(1)S
−(5)で表わされる。
−(5)で表わされる。
ここで、1−述したように、hf=hsであるので、1
−記(5)式においてωf=−ωSとすれば、X座標成
分は常に零となり、Y座標成分は、Y= 2 h f
cosωf −(6)となる。
−記(5)式においてωf=−ωSとすれば、X座標成
分は常に零となり、Y座標成分は、Y= 2 h f
cosωf −(6)となる。
すなわち、前記バーピングガラスHf、Hsを結像光学
系2の光軸20を中心にしてWいに逆方向に等しい角速
度で回転することにより、レーザー光源lからの光線の
結像点を第4図に示す後側焦点位置BFでのX、Y座標
面内でY軸方向においてのみ往復偏位させることができ
、h5=2hfの振幅を持ったY軸方向の正弦的な走査
が得られる。
系2の光軸20を中心にしてWいに逆方向に等しい角速
度で回転することにより、レーザー光源lからの光線の
結像点を第4図に示す後側焦点位置BFでのX、Y座標
面内でY軸方向においてのみ往復偏位させることができ
、h5=2hfの振幅を持ったY軸方向の正弦的な走査
が得られる。
ここで、前記厚さdfを3 m m 〜50 m m
、屈折率nfを1.6.角度ofを5分〜30度とした
場合には、前記振幅(2h f)は37tm〜20mm
となり、非常に広い範囲の偏位が得られる。
、屈折率nfを1.6.角度ofを5分〜30度とした
場合には、前記振幅(2h f)は37tm〜20mm
となり、非常に広い範囲の偏位が得られる。
ト記Y軸方向の往復偏位が得られることを第5図および
第6図を用いて説明する。
第6図を用いて説明する。
第5図は、前記バーピングガラスHf、Hsを光軸20
を中心として芽いに逆方向に等しい角速度で回転した場
合の、X−Y座標平面における光線の偏位方向のベクト
ル図、第6図はその時のY−Z座標平面における光線の
偏位の様fを示す光路図である。
を中心として芽いに逆方向に等しい角速度で回転した場
合の、X−Y座標平面における光線の偏位方向のベクト
ル図、第6図はその時のY−Z座標平面における光線の
偏位の様fを示す光路図である。
第5図においては、Y軸を各バーピングガラスHf、H
sの回転角度の基準として、該バーピングガラスHf、
Hsを第5図(a)の位置から!fいに逆方向に等しい
角速度で回転している。
sの回転角度の基準として、該バーピングガラスHf、
Hsを第5図(a)の位置から!fいに逆方向に等しい
角速度で回転している。
すなわち、第5図(a)は各バーピングガラスHf、H
sの回転角度がOであるとき、第5図(b)はその回転
角度が−ωl、ωlであるとき、第5図(C)はその回
転角度が−ω2、ω2(ω2=90度)であるとき、第
5図(d)はその回転角度が−ω3、ω3であるときの
X−Y座標lli面における光線の偏位方向のベクトル
図である。
sの回転角度がOであるとき、第5図(b)はその回転
角度が−ωl、ωlであるとき、第5図(C)はその回
転角度が−ω2、ω2(ω2=90度)であるとき、第
5図(d)はその回転角度が−ω3、ω3であるときの
X−Y座標lli面における光線の偏位方向のベクトル
図である。
また、第6図(a)、(b)、(c)、(d)は第5図
(a)、(b)、(c)、(d)にそれぞれ対応してい
る。
(a)、(b)、(c)、(d)にそれぞれ対応してい
る。
第6図に示すように、Y−Z座標平面での光軸に対する
各バーピングガラスHf、Hsの傾斜角がバーピングガ
ラスHf、Hsの回転角度の変化に伴って連続的に変化
し、この傾斜角の変化に伴ってY−Z座標平面での各バ
ーピングガラスHf、Hsの実質的光路が連続的に変化
する。
各バーピングガラスHf、Hsの傾斜角がバーピングガ
ラスHf、Hsの回転角度の変化に伴って連続的に変化
し、この傾斜角の変化に伴ってY−Z座標平面での各バ
ーピングガラスHf、Hsの実質的光路が連続的に変化
する。
第6図(a)に示すように、バーピングガラスHf、H
sの回転角度がOであるとき、Y−Z座標平面での光軸
に対する各バーピングガラスHf、Hsの傾斜角は最大
傾斜角θ0であり、このときバーピングガラスHf、H
sを通過する光線の偏位は最大となる。
sの回転角度がOであるとき、Y−Z座標平面での光軸
に対する各バーピングガラスHf、Hsの傾斜角は最大
傾斜角θ0であり、このときバーピングガラスHf、H
sを通過する光線の偏位は最大となる。
第6図(C)に示すように、バーピングガラスHf、H
sの回転角度が一ω2、ω2(ω2−90度)であると
き、Y−Z座標平面での光軸20に対する各バーピング
ガラスHf、Hsの傾斜角は実質的に0度となり、この
ときバーピングガラスHf、Hsを通過する光線は偏位
せず、光軸20に沿って直進する。
sの回転角度が一ω2、ω2(ω2−90度)であると
き、Y−Z座標平面での光軸20に対する各バーピング
ガラスHf、Hsの傾斜角は実質的に0度となり、この
ときバーピングガラスHf、Hsを通過する光線は偏位
せず、光軸20に沿って直進する。
このように、バーピングガラスHf、Hsを結像光学系
2の光軸20を中心にしてカーいに逆方向に等しい角速
度で回転することにより、レーザー光源lからの光線の
結像点を後側焦点位置BFでのY軸方向において連続的
に往復偏位させることができる。
2の光軸20を中心にしてカーいに逆方向に等しい角速
度で回転することにより、レーザー光源lからの光線の
結像点を後側焦点位置BFでのY軸方向において連続的
に往復偏位させることができる。
なお、1−記実施例によれば1種々のダイナミックレン
ジで安定した走査が可能であるため、前記偏位の振幅を
比較的小さくすれば、−1−記走査光学装置を半導体製
造装置の位置検出装置等に利用することが有効となり、
また前記偏位の振幅を大きくすれば、」−記走査光学装
置をバーコードリーダーの読み取り光学系やレーザープ
リンタ等に応用することも可能になる。
ジで安定した走査が可能であるため、前記偏位の振幅を
比較的小さくすれば、−1−記走査光学装置を半導体製
造装置の位置検出装置等に利用することが有効となり、
また前記偏位の振幅を大きくすれば、」−記走査光学装
置をバーコードリーダーの読み取り光学系やレーザープ
リンタ等に応用することも可能になる。
なお、−1−記実施例においては、前記バーピングガラ
スHf、Hsを結像光学系2の集光光束中に設けている
が、該バーピングガラスHf、Hsを設ける位置は前記
集光光束中に限られるものではない。
スHf、Hsを結像光学系2の集光光束中に設けている
が、該バーピングガラスHf、Hsを設ける位置は前記
集光光束中に限られるものではない。
(発明の効果)
本発明に係る走査光学装置によれば、2つの平行IIi
面透過部材をそれぞれ・定の方向でかっqいに逆方向に
回転させているので、偏位が4定しており、偏位再現性
について高い信頼性を期待でき、各モ行1i面透過部材
が光軸に対して常に・定の傾斜角を維持した状態で回転
しているので、走査中において光路長が常に−・定に保
たれ、像面湾曲を生じない、さらに34m−20mm程
度の広い範囲の偏位が得られ、適度な大きさの偏位を得
ることができる。
面透過部材をそれぞれ・定の方向でかっqいに逆方向に
回転させているので、偏位が4定しており、偏位再現性
について高い信頼性を期待でき、各モ行1i面透過部材
が光軸に対して常に・定の傾斜角を維持した状態で回転
しているので、走査中において光路長が常に−・定に保
たれ、像面湾曲を生じない、さらに34m−20mm程
度の広い範囲の偏位が得られ、適度な大きさの偏位を得
ることができる。
第1図および第2図は本発明の原理を示しており、第1
図は光学系の概略的な配置図、第2図は、光軸をY軸と
し、後備焦点位置BFの断面をX。 Y軸としたq体座標のX−Y座標平面を示す説明図、第
3図〜第6図は本発明の一実施例を示しており、第3図
は光学系の概略的な配置図、第4図は、光軸をY軸とし
、後側焦点位置BFの断面をX、Y軸としたケ体座標の
X−Y座標平面を示す説明図、第5図は、X−Y座標1
1面における光線の偏位方向のベクトル図、第6図はそ
の時のY−Z座標平面における光線の偏位の様子を示す
光路図で、第5図(a)、(b)、(c)、(d)と第
6図(a)、(b)、(c)、(d)とはそれぞれ対応
している。第7図〜第9図は従来例を示しており、第7
図はガルバノミラ−を用いた反射式の走査光学装置を示
す光学系の概略的な配置図、第8図はポリゴンミラーを
用いた反射式の走査光学装置を示す光学系の概略的な配
置図、第9図はガラス角柱を用いた屈折式の走査光学装
置を示す光学系の概略的な配置図である。
図は光学系の概略的な配置図、第2図は、光軸をY軸と
し、後備焦点位置BFの断面をX。 Y軸としたq体座標のX−Y座標平面を示す説明図、第
3図〜第6図は本発明の一実施例を示しており、第3図
は光学系の概略的な配置図、第4図は、光軸をY軸とし
、後側焦点位置BFの断面をX、Y軸としたケ体座標の
X−Y座標平面を示す説明図、第5図は、X−Y座標1
1面における光線の偏位方向のベクトル図、第6図はそ
の時のY−Z座標平面における光線の偏位の様子を示す
光路図で、第5図(a)、(b)、(c)、(d)と第
6図(a)、(b)、(c)、(d)とはそれぞれ対応
している。第7図〜第9図は従来例を示しており、第7
図はガルバノミラ−を用いた反射式の走査光学装置を示
す光学系の概略的な配置図、第8図はポリゴンミラーを
用いた反射式の走査光学装置を示す光学系の概略的な配
置図、第9図はガラス角柱を用いた屈折式の走査光学装
置を示す光学系の概略的な配置図である。
Claims (1)
- 物体面を光学的に走査する走査光学装置において、2つ
の平行平面透過部材を互いに偏位量が等しくなる様に光
軸に斜設し、該2つの平行平面透過部材を、該光軸を中
心として互いに逆方向に等しい角速度で回転可能に構成
したことを特徴とする走査光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11930785A JPS61275815A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11930785A JPS61275815A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 走査光学装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61275815A true JPS61275815A (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=14758182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11930785A Pending JPS61275815A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61275815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63138223A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-10 | Fujitsu Ltd | 光学装置 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP11930785A patent/JPS61275815A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63138223A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-10 | Fujitsu Ltd | 光学装置 |
JPH0786597B2 (ja) * | 1986-11-28 | 1995-09-20 | 富士通株式会社 | 光学装置 |
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