JPH07209598A - ミラー走査システム及び方法 - Google Patents

ミラー走査システム及び方法

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JPH07209598A
JPH07209598A JP6318047A JP31804794A JPH07209598A JP H07209598 A JPH07209598 A JP H07209598A JP 6318047 A JP6318047 A JP 6318047A JP 31804794 A JP31804794 A JP 31804794A JP H07209598 A JPH07209598 A JP H07209598A
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cylinder
mirror
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axis
output
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JP6318047A
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Lewis S Damer
ルイス・エス・デイマー
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速走査が可能である回転円筒走査システム
を提供する。 【構成】 レーザー光源135から発せられたインプッ
トビーム136は、インプットレンズ132を経て回転
シリンダ130に入射され、シリンダ130の回転軸1
38に沿って形成されたミラー140で反射されてその
方向を変え、レンズとして作用するシリンダ面148に
よって焦点が合わされて、アウトプットビーム150を
形成する。回転シリンダ130は風圧抵抗が小さく、乱
流や振動といった問題が発生しないので、高速操作が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学走査デバイスに関
し、詳しくは、高速で回転する円筒形の光学走査デバイ
スに関する。
【0002】
【従来の技術】光学走査システムは公知であり一般に使
用されている。これらのシステムは、バーコードスキャ
ナ、レーザープリンタ及びファクシミリなどのデバイス
における重要な構成要素である。
【0003】光学走査システムは、動いているミラーに
入射する光ビーム光の光路を変える走査機構を用いて、
走査光ビームを形成する。走査光ビームを形成する1つ
の方法は、振動するミラー装置を用いることである。心
棒に取り付けられた平坦なミラーは、検流計デバイスと
接続して前後に振動し、ミラーに入射する光ビームの反
射によって走査効果を達成する。検流計装置にインプッ
トされるサインウェーブが用いられて、ミラーの振動を
達成する。通常の走査速度の上限は2,000走査/分
である。市販のユニットは、1,000走査/秒で走査
するように製造されており、このようなユニットは、
2,000走査/秒の速度で走査することが可能である
と考えられるが、このような速度では、ユニットの寿命
は、かなり短くなる。
【0004】ヨシムラ氏による米国特許第4,796,9
63号明細書は、平坦な回転式多角形ファセットミラー
を用いる器具を開示している。この器具は、その多角形
ミラーが、振動ではなく回転を行うため、振動するミラ
ー器具よりも速い速度で走査することが可能である。
【0005】ダイール氏とキルシュ氏による米国特許第
4,717,224号明細書は、別の走査デバイスを開示
している。このデバイスは、回転軸に対して垂直な線か
ら角度が0.2°から2°(すなわち、0.00035ラ
ジアンから0.0035ラジアン)傾いた、回転する平坦
なミラーを使用している。この傾斜つきミラーは、2つ
のシリンダの分割された端部と端部との間に取り付けら
れて、ミラーを傾斜状態に保持する。この器具は、1つ
のインプットビーム、すなわち、シリンダとミラーとの
構成物の回転軸に沿って一直線の、放射源から入射する
ビームのみを許容するように厳密に限定されている。そ
して、このビームは、円錐様形状でシリンダ端部の外部
にはね返って反射する。実用的にするには、複雑な反射
後の光学系を採用しなければならない。
【発明の要旨】本発明は、回転式光学的ミラー走査シス
テムを開示する。このシステムは、少なくとも1つの発
光エネルギー放射源と、発光エネルギーを少なくとも1
つのインプットビームにするように予め焦点を定めるイ
ンプットイメージング手段と、インプットビームの方向
を反射によって変える、回転式ミラー手段とを備える。
このミラー手段は、インプットビームに対して光学的に
透明な材料より構成され、かつ、そのミラー面の面がシ
リンダを回転軸に沿って分割するように位置決めされた
ミラー表面を有する、シリンダを備える。また、少なく
とも1つの反射されたインプットビームを、少なくとも
1つのアウトプット走査ビームにするように焦点を定め
る、アウトプットイメージング手段も備えている。
【0006】また、本発明は、高速で回転する、光学走
査システムのミラー部材を含む。このシステムは、光学
的に透明な材料より構成される第1ポーションと、ゆる
やかな外側円形面とを有する円筒状ポストを備え、円筒
状ポストの軸について回転する間の風圧抵抗を最小限に
するように形成されている。この円筒状ポストは、シリ
ンダの湾曲した面と同じ軸である。
【0007】また、本発明は、高速で回転する光学反射
ミラー走査システムの走査速度を改良する方法を含む。
この方法は、光学反射ミラーを光学的に透明で回転可能
なシリンダで囲って、ミラー面は光学的に透明なシリン
ダの回転軸に平行に向かって通るステップと、シリンダ
を回転するステップと、エネルギービームを位置決めし
て、光学反射ミラーの回転軸中央に取り付けられた明確
に定められた光源から反射させるステップとより構成さ
れる。
【0008】本発明を特徴づける種々の他の特性及び利
点は、以下の詳細な説明と添付の図面を参照することに
よって明白になるであろう。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1〜5にしたが
って、詳細に説明する。
【0010】図1,2は、現在使われているファセット
多角形走査システムのミラー部材を概略的に表してい
る。図1は、6つの反射面ファセット12を有する六角
形シリンダ10の一部分を示している。各ファセット1
2の接合点は頂点14を形成する。六角形シリンダ10
が軸A−Aのまわりで高速軸回転を行うと、この頂点
は、風圧抵抗、乱流、及び振動に関わる、システムの性
能の問題を引き起こす。
【0011】図2は、図1の六角形シリンダ10の一部
分の拡大図である。図2は、ファセット面12に入射す
るインプットビーム16を開示している。ファセット面
12からのインプットビーム16の反射は、アウトプッ
トビーム18を形成する。このアウトプットビーム18
は、対応するイメージ面を特定の位置に有することにな
るが、このイメージ面は図示しない。インプットビーム
16は、インプットビーム16およびアウトプットビー
ム18の光軸でもあるZ軸20と、Z軸20に対して垂
直なX軸22と、X軸22とZ軸20との両方に対して
垂直なY軸23とからなる座標を有している。Y軸23
は、図面の平面から突出しており、回転軸24の軸心と
一致する。六角形シリンダ10が回転すると、ファセッ
ト面12の中央部に近いインプットビーム16の入射点
26は、例えば、ファセット面がインプットビーム16
を通過して回転すると、ファセット面12のエッジによ
り近い点に変わる。このように入射点が移動することに
よって、走査原点は、Z軸20沿いを、光軸沿いの入射
点26と28との間の距離と等しく移動することにな
る。ファセット面の中央部に入射するビーム部分は、フ
ァセット中央部の両サイドに入射するビーム部分より
も、画面までに、長い距離を移動しなければならない。
原点がZ軸20沿いに移動することによって、画面にお
ける焦点までの距離の不一致が生じる。スキャナの適用
により、Z変位に対してこのZを修正することは、非常
に複雑で限定されたものになる可能性がある。
【0012】また、入射点すなわち走査原点が移動する
ことによって、アウトプットビーム18の走査運動に、
可変的な速度変化が生じる。インプットビーム16の入
射点がファセット面12の中央部分に近付くと、走査原
点は、回転軸24のより近くに移動する。このように距
離すなわち曲率半径が短くなることによって、画面にお
けるアウトプットビーム18の移動変化速度は遅くな
る。画面における移動の変化の速度は、ファセットの中
間点の場合に最も遅く、走査原点が回転軸の外側に移動
すると加速する。ビームの走査速度が、回転式多角形フ
ァセットミラーを用いる適用にとって重要である場合、
走査速度が可変であることによって、付加的な修正手段
が必要となる。
【0013】図3に本発明の一実施例を走査システム1
00として示している。本実施例は、平面図に示してい
るように、光学的に透明な固体シリンダ130と、光学
座標系とを使用する。この座標係は、Z軸120と、X
軸122と、Y軸141とを有する。Y軸141は、X
軸及びZ軸に対して垂直で、図面の平面から突出してい
る。Y軸141はシリンダ130の回転軸138と平行
である。シリンダ130を製造するのに、例えば、石英
ガラスを含む、多数の異なる適した材料が存在する。し
かし、図3では、透明なシリンダは、1.5の屈折率を
備えるのに適した材料よりなる構成物で開示されてい
る。また、本実施例は、1つの凹凸インプットレンズ1
32を備えるインプットイメージング手段を用いて、輻
射エネルギーを発散させる。この輻射エネルギーは、少
なくとも1つのレーザー放射源135から発せられ、イ
ンプットビーム136として形成され、ビームの焦点は
シリンダ130を越えて結ぶ。いかなる外面の屈折力(o
utside refractive power)も必要としないようなシリン
ダ130を構成するのに適した材料を用いることが可能
であるが、インプットレンズ132は、少なくとも、シ
リンダ130の球面収差レンズ特性を補正するのに有用
である。インプットレンズ132を形成するのに、種々
のレンズ材が適しており、それと同様に、凹平、凹凹、
平凹など、光学的エネルギーが負である形状であれば、
多くの形状が適している。この図では、2.0の屈折率
を有するレンズ材が選択されている。
【0014】インプットビーム136は、可視光線レー
ザーなどの、複数の異なる輻射エネルギー源より形成す
ることが可能であるが、ここには図示しない。本実施例
のインプットビーム136は、可干渉性の輻射エネルギ
ーであって、概略的な形状で示している。好ましい輻射
エネルギー源は、ヘリウム−ネオンレーザーよりなる。
インプットビーム136とインプットレンズ132とは
固定されて、一線上に並んでいる。このことによって、
インプットビーム136のZ軸120と、入射レンズ1
32の光軸と、シリンダ130の回転軸138とは確実
に交差する。ミラー140の面は、回転軸138を通っ
てY軸141方向に延在する。インプットビーム136
は、Z軸120に関して、対称にX軸122の方向に中
央に位置決めされ、また、X軸122の方向に、ミラー
140の回転軸138に関して対称に一線上に並ぶ。X
軸122に関して対称であることによって、シリンダ1
30が回転するときに光線がZ軸120のどちら側につ
いても中央からずれて移動することによる、Z−Z経路
の長さの不一致が排除される。
【0015】インプットビーム136の光の屈折は、イ
ンプットレンズ132の表面142,144およびシリ
ンダ130の面146で起こり、屈折されたインプット
ビーム137を形成する。そして、屈折されたインプッ
トビーム137は、ミラー140の面より反射し、シリ
ンダ130の一部分148から、アウトプット走査ビー
ム150として出射する。シリンダ面148の形状は、
面146と同じであるが、法則により、Z軸120に対
する配置と、アウトプット走査ビーム150の伝播の方
向とによって、面148は、負の半径値(negative radi
us value)をもたらす。このような屈折特性が合わさっ
て、ミラー面140の反射と共働して、イメージ面13
4に焦点152を結ぶアウトプット走査ビーム150を
形成する。このイメージ面134は、本実施例では、シ
リンダ130から約20cm離れている。ミラー140
を有するシリンダ130が回転すると、アウトプット走
査ビーム150は、焦点がシリンダ130の回転軸13
8のまわりを弓形状に移動するので、イメージ面134
に沿って移動する。図3に示すように、シリンダ130
が3.5°(すなわち0.0611ラジアン)回転した後、
アウトプット走査ビーム150は、点154を通って、
焦点を結ぶ。アウトプット走査ビーム150の焦点は、
一定の速度で、イメージ面134に沿って移動する。
【0016】もしミラー140の両面がミラーであるよ
うに構成されれば(反対向きとなるように配置された反
射面であれば)、1つのインプットビーム136は、3
60°(すなわち6.28ラジアン)の弓型のアウトプッ
ト走査ビーム150を、回転軸138のまわりに上記距
離のイメージ面134に形成する。二面ミラーを用いれ
ば、シリンダ130が1回転することによって2つの走
査が生じる。
【0017】多くの適用では、走査ユニットからの走査
ビームは、限定された配置すなわち方向で用いられてい
る。図4に示すように、システム100内には、マスク
160が用いられて、アウトプットビーム150を、マ
スク160の一部にある開口部170によって形成され
る弓形状の範囲に限定する。このように1つのインプッ
トビーム136と2つのミラー140とを備える適用例
においては、シリンダ130の一回転は、2つの走査線
を形成して、イメージ面134で焦点が合う。開口部1
70に隣接して適切に位置決めされた、適した形状のア
ウトプットレンズ180を用いているため、イメージ面
134は平坦である。
【0018】図5は、本発明の他の実施例である、シス
テム200を開示している。シリンダ210は、好まし
くは、2つの融解クリスタルガラス(fused quartz crys
tal)の半割れシリンダ212,214とより構成され
る。半割れシリンダ212,214は光学的に透明であ
る。クリスタルガラスの屈折率は1.45674であ
る。組み立てる前に、半割れシリンダ212,214の
平坦面は、例えばアルミニウムなどで、反射するように
被覆されて、反射面を形成する。そして、半割れシリン
ダ212,214は、背中合わせに位置決めされ、高速
回転すべく適切に固定される。本実施例においては、保
持リング216,218のような複数のリングによって
結合が達成される。図示しているように、シリンダ21
0は、両面ミラー220を有している。このミラー22
0は、シリンダ210の回転軸222を通る両面ミラー
220の面でシリンダを半分に分割する。回転軸222
は、Y軸としても示される。シリンダ210は、高さ2
cmで、直径2cmである。保持リング216,218は、
幅0.25cmである。
【0019】シリンダ210は、1,469回転/秒ま
での速度で回転可能である。このことは、クリスタルガ
ラスで、482,631,328.3パスカルあるいはニ
ュートン/平方メートル(Nm2)(すなわち70,000ポ
ンド/平方インチ)を発生させる。これは、この材料が
通常耐えうる最大の応力である。たわみによる各半割れ
シリンダ片の屈曲は、0.00352ミリメートル(mm)
であって、光学的に受容し得ると考えられる。ただ1つ
のインプットビームと、両面ミラーを用いることによっ
て、システム200は、2,938走査/秒の、最大限
の走査速度を提供する。最大限の67%という安全にす
るためのマージンを採用すれば、シリンダ210は、
1,200回転/秒の速度で回転して、1つのインプッ
トビームで、2,400アウトプット走査/秒を生じさ
せることが可能である。
【0020】小さいシリンダは、大きいシリンダよりも
速い速度で回転することが可能である。また、クリスタ
ルガラス以外の材料を用いても、特定の適用に必要な、
所望の強度及び屈折率を達成することが可能である。
【0021】再び図5について言及すると、インプット
ビーム224は、可視光線レーザーのような、複数の異
なる輻射エネルギー源より形成してもよい。インプット
ビームレンズ226,228は、焦点をY軸内に修正す
る。インプットビーム230は、屈折率1.879に構
成された重フリントであって、球面収差を調整し、ま
た、シリンダ210の光学的特性と共働して、シリンダ
210から離れている適切なイメージ面234に、焦点
の合ったビームを提供する。インプットビームレンズ2
30(あるいは複数のレンズ230の各々)は、半径6cm
の凸面と半径2cmの内側凹面を有する、凸凹面を有し
ている。インプットビームレンズ230は、その光軸中
央部の厚さは1mmで、小さいほうの湾曲面は、シリン
ダ210の表面から3mm離れている。システム200の
焦点距離は、シリンダ210の表面から30cm離れてい
る。また、システム200は、アウトプット走査ビーム
レンズ232を採用して、イメージ面234を平坦にし
ている。
【0022】システム200は、6つのインプットビー
ム224の光源と、シリンダ210の周囲にある、6組
のインプットビームレンズ226,228,230と共に
うまく機能するが、この複数のセットは、本実施例に限
定されるものではない。1,200回転/秒で回転する
と、両面ミラー220のついたシリンダ210は、シリ
ンダ周囲の360°(すなわち6.283ラジアン)の弓
型で、14,400速度アウトプットビーム/秒を提供
する。各アウトプット走査ビームは、6つのインプット
ビーム源224の1つによって妨害されないときにのみ
有用である。開口部238を形成する部分を持つマスク
26は、全てのアウトプットを一方向に限定する。いか
なる寸法の開口部238も、適用に有用である。図5の
実施例は、21.59cm(すなわち、8 1/2インチ)の走
査線距離を許容するのに十分な寸法で、図示しているよ
うに、焦点234はイメージ面234に合う。0.08
4mmの寸法のアウトプットビームドットを提供すべくシ
ステムを配置決めすれば、21.59cmから27.94cm
(すなわち8 1/2から11インチ)の紙片のような基材
は、0.23秒の走査線で、0.084/mm走査される。
0.084mmの光線ドット寸法は、300ドット/イン
チ(dpi)(すなわち300ドット/2.54cm)と同等の解
像であり、これは、今日のレーザープリンターの標準解
像である。
【0023】複数のインプットビームを用いる代替例で
は、Y軸方向に配置されたそれぞれの上にビームを重ね
る。この適用によれば、Y軸の各レベルのアウトプット
は、例えばスイッチのオン及びオフを、独立して制御す
ることが可能である。
【0024】複数のインプット及びアウトプットイメー
ジングレンズサブシステムを使用することによって、本
発明は、高速かつ高解像走査の進歩的な適用を許容す
る。加えて、この装置は、インプットビームをY軸沿い
に伝播するような、追加のインプットレンズを使用して
もよい。シリンダ210は、Y軸内で湾曲せず、Y軸内
で光学エネルギーも持たない。そのため、このような走
査ビームは、Y軸方向に薄い線として、イメージ面23
4に焦点の合う輻射エネルギーのファンとして現れる。
シリンダ210の回転によって、Y軸に取り付けられ
て、シリンダ210の回転軸に22についてX軸に走査
する、走査線が生じる。
【0025】本発明は、X軸及びY軸の方向に取り付け
られる、インプット及びアウトプットイメージングサブ
システムの、多数の組み合わせを許容する。高速の光学
走査に好ましい装置及び方法は、その回転軸が光軸中心
の上にありながら垂直であるように位置決めされる、回
転ミラーを用いる。このシステム及び方法は、その中に
ミラーを入れるような光学的に透明なシリンダを使用す
る。1つの利点は、光学的に平坦な面のシリンダを用い
ることによって、造風抵抗が排除されることである。造
風抵抗は、平らでない表面によって形成されて、回転速
度の上限を限定し、任意の速度で、駆動するのにより大
きなパワーを必要とし、システムの光学的な透明度にと
って有害な乱流及び振動を生じさせる。
【0026】光学的に平坦な面のシリンダは、軽微な造
風抵抗を生じ、かなり速い回転速度を許容し、より速い
走査速度を達成する。このようにすれば、パワーの消費
は最小限に保たれる。システムを、高価でかさばる真空
装置内に位置決めする必要は排除される。その結果、大
気中における回転速度の上限は、造風抵抗ではなくシリ
ンダを形成するのに用いられる材料の機械的強度に基づ
いてのみ限定されることになる。
【0027】シリンダを使用する他の利点は、光学的に
改良される点である。この利点は、実際には、2つの面
がある。1つは、光学的高品質面を有するシリンダを使
用するときに見いだされる。このようにすれば、シリン
ダそれ自身が、走査システム内のレンズ部材になり、イ
ンプット光学系の必要性は単純化される。本発明のより
単純な適用例では、シリンダの光学特性によって、走査
後の光学系の必要は排除される。第2の光学的利点は、
このシリンダが、シリンダの回転軸を通るミラー面に取
り付けられたミラーの使用を許容する点である。軸に位
置決めされたミラーは、インプットビームが回転軸につ
いて左右対称であることを許容する。反射が左右対称で
あることは、走査ビームの固定された原点を提供し、原
点が移動する原因となるような、複雑な走査後の光の修
正を排除する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の多角形ミラー光学スキャナの斜視図で
ある。
【図2】 多角形ミラー光学スキャナの一部分の平面図
であって、2つの回転位置を示している。
【図3】 本発明の軸ミラーシステムの一実施例の概略
平面図である。
【図4】 本発明の軸ミラーシステムの他の実施例の概
略平面図である。
【図5】 本発明の軸ミラーシステムのまた別の実施例
の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 六角形シリンダ 12 反射面ファセット 14 頂点 16 インプットビーム 18 アウトプットビーム 20 Z軸 22 X軸 23 Y軸 24 回転軸 26,28 入射点 100 走査システム 120 Z軸 122 X軸 130 固体シリンダ 132 インプットレンズ 134 イメージ面 135 レーザー光源 136 インプットビーム 137 反射されたインプットビーム 138 回転軸 140 ミラー 141 Y軸 142,144 面 148 シリンダ面 150 アウトプット走査ビーム 152,154 焦点 160 マスク 170 開口 180 アウトプットレンズ 200 システム 210 シリンダ 212,214 半割れシリンダ 216,218 保持リング 220 両面ミラー 222 回転軸 224 インプットレンズ 226,228,230 インプットビームレンズ 232 アウトプット走査ビームレンズ 234 イメージ面 236 マスク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの放射エネルギー源と、 上記放射エネルギーを少なくとも1つのインプットビー
    ムに予め収束させるインプットイメージング手段と、 反射によって上記少なくとも1つのインプットビームの
    方向を変える回転ミラー手段であって、上記少なくとも
    1つのインプットビームに対して光学的に透明な部材よ
    りなるシリンダと、該シリンダを回転軸に沿って分割す
    るようにその面が位置決めされた1つのミラー面とを有
    する回転ミラー手段と、 少なくとも1つの反射されたインプットビームを、少な
    くとも1つのアウトプット走査ビームに収束させるため
    の、上記シリンダ部材の外面として一体的に形成される
    レンズを有するアウトプットイメージング手段とを備え
    る、回転光学ミラー走査システム。
  2. 【請求項2】 上記シリンダは2つの等しい半割れシリ
    ンダを備え、該各半割れシリンダは上記シリンダを上記
    回転軸に沿って分割する面内にひとつのミラー面を有
    し、上記2つの半割れシリンダが結合されるとき、上記
    シリンダは、反対向きに取り付けられた2つのミラー面
    を備える、請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 上記回転ミラー手段は、2つのミラー面
    を備え、各インプットイメージング手段について、上記
    回転ミラー手段の各回転によって、2つの走査アウトプ
    ットビームが形成される、請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 上記インプットイメージング手段は、各
    インプットビームを、上記回転軸に関して対称に位置決
    めする、請求項1〜3のいずれかに記載のシステム。
  5. 【請求項5】 上記インプットイメージング手段は、さ
    らに、上記放射エネルギーを上記回転軸に沿って予め焦
    点を収束させるレンズ手段を備え、球面収差を除去し、
    かつ、上記回転軸沿いの変位を限定する、請求項1〜4
    のいずれかに記載のシステム。
  6. 【請求項6】 上記インプットイメージング手段及び上
    記アウトプットイメージング手段は、さらに、複数のイ
    ンプットイメージングレンズと、アウトプットイメージ
    ングレンズとをそれぞれ備え、上記シリンダの周囲に、
    又は上記シリンダの上記回転軸と平行に、選択的に位置
    決めされて、アウトプット走査ビームの数を増加させ
    る、請求項1〜5のいずれかに記載のシステム。
  7. 【請求項7】 上記放射エネルギー源の数は、上記イン
    プットイメージングレンズの数と、数が等しく合致す
    る、請求項1〜6のいずれかに記載のシステム。
  8. 【請求項8】 上記回転ミラー手段及び上記アウトプッ
    トイメージング手段は、上記アウトプット走査ビームの
    一定速度で動く焦点をイメージ面上に形成する、請求項
    1〜7のいずれかに記載のシステム。
  9. 【請求項9】 上記インプットイメージング手段または
    アウトプットイメージング手段のどちらかは、外部レン
    ズサブシステムを備える、請求項1〜8のいずれかに記
    載のシステム。
  10. 【請求項10】 光学的に透明な高速で回転することが
    可能なシリンダを準備するステップであって、該シリン
    ダは、光学反射ミラーを受容するのに適した回転軸と、
    上記シリンダの外面として一体的に形成されたアウトプ
    ットイメージングレンズとを備える、ステップと、 光学反射ミラーを上記シリンダ内に位置決めして、上記
    ミラーの1つの面が光学的に透明な上記シリンダの上記
    回転軸に平行にかつ上記回転軸を通るようにするステッ
    プと、 上記シリンダと上記ミラーとをエネルギー源に対して回
    転し、上記源からのエネルギービームが、上記光学反射
    ミラーの上記回転軸の中央に位置決めされている良好に
    形成された原点から反射して、上記ビームをイメージ面
    上の動く焦点に収束させるアウトプットイメージングレ
    ンズを通過するようにするステップとを備える、高速回
    転光学反射ミラー走査システムの焦点速度を一定に維持
    しつつ、走査レートを向上する方法。
JP6318047A 1993-12-21 1994-12-21 ミラー走査システム及び方法 Pending JPH07209598A (ja)

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