JPS61275745A - 写真要素 - Google Patents

写真要素

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JPS61275745A
JPS61275745A JP11749685A JP11749685A JPS61275745A JP S61275745 A JPS61275745 A JP S61275745A JP 11749685 A JP11749685 A JP 11749685A JP 11749685 A JP11749685 A JP 11749685A JP S61275745 A JPS61275745 A JP S61275745A
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JP
Japan
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silver halide
dye
emulsion
group
color
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Pending
Application number
JP11749685A
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English (en)
Inventor
Yoichi Saito
洋一 斉藤
Yasushi Usagawa
泰 宇佐川
Sunao Kunieda
国枝 直
Nobuaki Kagawa
宣明 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS61275745A publication Critical patent/JPS61275745A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances
    • G03C1/12Methine and polymethine dyes
    • G03C1/14Methine and polymethine dyes with an odd number of CH groups

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真要素に関し、さらに詳しく述べると、テル
ル及び窒素を同じ環中に含む増感色素を含有するハロゲ
ン化銀写真要素に関する。
[従来の技術] 酸素、イオウ、セレン等の酸素族元素及び窒素を同じ環
中に含む増感色素はハロゲン化銀写真の分野で広く用い
られてきた。特開昭60−78444および特開昭80
−78445に記載されているように、核中原子をテル
ルで置換することにより吸収最大の深色効果によるシフ
トを生成でき、良好な増感性を与える。しかしながら、
色素母核の両方の窒素にそれぞれアルキル基、アルキル
基を導入すると、添加剤との相互作用の影響を受は易く
、使用条件が限られたり、色汚染が起る欠点がある。ま
た、色素母核の両方の窒素にそれぞれスルホアルキル基
、アルキル基を導入すると難溶性のため、ジメチルホル
ムアミドあるいはフッ化アルコールといった特殊な溶媒
を用いなければならないことと、溶解のための溶媒量が
増えることから、最近の高速塗布には不適である。
さらに色素母核の両方の窒素にそれぞれスルホ基、スル
ホ基を導入すると、水溶性が付与され、又、処ll!優
の抜けを改良する効果が著しいが一方で、色素の脱着を
促進して経時保存において感度を低下せしめたり、高温
高湿条件で保存した場合では感度の低下やカプリの増加
、乳剤層間の拡散現象が現われる。また乳剤塗布溶液に
おいて感度変化をもたらすという欠点が見い出された。
そこでこれら欠点の改良が望まれた。
[発明の目的] 本発明の目的は上記欠点を改良することにある。
すなわち、ある程度の溶解性を有し、かつ、経時あるい
は高温高湿下による感度の低下、カプリの増大を最小限
に抑え、乳剤層間の拡散現象が起こりにくく、経時安定
性の良いまた添加剤との相互作用による色汚染等が起こ
りにくいハロゲン化銀写真要素を提供することにある。
[発明の構成] 上記本発明の目的は下記構成の写真!!票により達成し
うることを我々は見い出した。
即ち本発明の写真要素は、支持体上に少なくとも1層の
ハロゲン化銀乳剤層及び増感色素を有する写真要素にお
いて、該増感色素が窒素原子を環構成原子として有する
複素環核を2つ有し、該複素環核の少なくとも一方は炭
素原子を挟んで該窒素原子及びテルル原子を環構成原子
として有する5員複素環核であり、かつ、該2つの窒素
原子に下記一般式[A]及び[8]で示される基がそれ
ぞれ結合していることを特徴とする。
一般式[A]      一般式[8]→CH2) ’
  Z    +CH2情「X式中、XおよびZはカル
ボキシ、ヒドロキシ、カルバモイル、スルフ7モイルお
よびスルホ等の各基を表わすが、XとZが同時にスルホ
基であることはない。
炭素原子を挟んで窒素原子及びテルル原子を環構成原子
として有する5員複素環核として、好ましいものとして
はテルルアゾリウム核(共鳴極限構造としてテルルアゾ
リン核を含む)が挙げられる。
テルルアゾリウム核の中でも好ましいのは下記一般式[
0]で示される。
一般式[CI 式中、R1及びR2は (:)各々、水素原子または置換されてもよい111i
の基であり、少なくとも一方はそれぞれ置換されてもよ
いアルキル基またはアリール基であり、好ましくは各々
、水素原子またはそれぞれ置換されてもよいアルキル基
もしくはアリール基で、少なくとも一方はそれぞれ置換
されてもよいアルキル基もしくはアリール基である。
または (11)共同して、テルル及び窒素を含む環に融合する
環(好ましくは5〜6員)を完成する原子群であり、好
ましくは該テルル及び窒素を含む環に直接融合する芳香
族環または該テルル及び窒素を含む環に融合した非芳香
族環に融合する芳香族環を完成する原子群である。
上述の窒素を含む2つの複素環核を結合するメチン鎖と
しては下記一般式[CIのものが好ましい。
一般式[0] Rs 、R+ 、R5、RsおよびR7は各々水素原子
、アルキル、アラルキル、アリール、ヘテロ環、シアノ
、アミノ、アルキルチオ、アリールチオ、アルコキシ、
アリールオキシ等の各基および酸性の核を表わす。
R3とR5もしくはR4とR6は共同して5〜6jl環
を形成してもよい。
騰はO又は1を、nは1又は2を、又一般式[CIで示
されるメチン鎖はR3が結合している炭素原子が5員複
素環中のテルル及び窒素に挟まれた炭素原子に結合する
又、一般式[01で示されるメチン鎖のR7が結合して
いる炭素原子が結合する複素環核として好ましいものは
下記一般式[D]で示される。
一般式[D] 一〇−千〇H″″C旧「1 2は0または1を表わし、0は5〜6Rの複素環の核を
完成する原子群を表わす。
一般式[8]で示されるメチン鎖のR7(kが0の場合
はRs )が結合している炭素原子が結合する基本棟と
しては酸性の核が挙げられる。
上述のR1〜R7、Q s及び酸性の核、ψびにR3及
びR5又はR4とR6が完成する環の具体例としては、
後述の一般式[11〜[V]の説明において、示すもの
が挙げられる。
本発明の1#感色素の中でも好ましいのは下記一般式[
I]で示されるものである。
λ 式中、R1及びR2は (i )各々、水素原子または置換されてもよい1価の
基であり、少なくとも一方はそれぞれ置換されてもよい
アルキル基またはアリール基であり、好ましくは各々、
水素原子またはそれぞれ1換されてもよいアルキル基も
しくはアリール基で、少なくとも一方はそれぞれ置換さ
れてもよいアルキル基もしくはアリール基である。
または (11)共同して、テルル及び窒素を含む環に融合する
環(好ましくは5〜6員)を完成する原子群であり、好
ましくは該テルル及び窒素を含む環に直接融合する芳香
族環または該テルル及び窒素を含む環に融合した非芳香
族環に融合する芳香族環を完成する原子群である。
XおよびZはカルボ4シ、ヒドロキシ、カルバモイル、
スルファモイルJ3よびスルホの各基を表わすが、Xと
2が同時にスルホ基であることはない。
Rs 、R4、Rs 、ReおよびR7は各々水素原子
、アルキル、アラルキル、アリール、ペテロ環、シアノ
、アミノ、アルキルチオ、アリールチオ、アルコキシ、
アリールオキシ等の各基および酸性の核を表わす。
R3とR5もしくはRsとR6は共同して5〜6員環を
形成してもよい。
―は0または1を、nは1または2を、妃はOまたは1
をjおよびkは1〜18を表わし、Qは5〜6員の含窒
素複素環の核を完成する原子群を表わし、Y−は対アニ
オンを、PはOまたはイオン電荷を合わす正の整数を表
わす。
R1およびR2によって完成される芳香族5〜6員環は
、例えばベンゼン、ナフタレン、チオフェン、ベンゾチ
オフェン、フラン、ベンゾフランおよびピリジン等の5
〜6員環が代表的である。
これら芳香族5〜6fl環は置換されてもよい。
置換基としてはヒドロキシ、ヒトOキシアルキル基(例
えばとドロキシエチル、ヒドロキシプロピル等の各基)
、アルキルm(例えばメチル、エチル、イソプロピル、
t−ブチル等の各基)、アルコキシ基(例えばメトキシ
、エトキシ、β−メトキシエトキシ、γ−カルボキシプ
ロとルオキシ等の各基)、アリールオキシ(例えばフェ
ノキシ、D−クロルフェノキシ等の各基)、アリール基
(例えばo−トリル、フェニル等の各基)、へロ   
 ゛ゲン原子(例えばクロル、フッソ、プOム等の各原
子)、トリフルオロメチル基、アミノM(例えばジメチ
ルアミムLジエチルアミノ葺等の各基)、シクロアルキ
ル!i!(例えばシクロヘキシル基)、シアムLカルバ
モイル モイル、N,N−ジメチルカルバモイル基、N。
N−ジエチルカルバモイル等の各基)、アルコキシカル
ボニル基(例えばエトキシカルボニル基)およびアルキ
ルチオ!(例えばメチルチオ基)等の各基があげられる
Qは次のものから選択ひきることが、とくに尚えられる
:ベンゾテルルアゾリニリデン、ナフトテルルアゾリニ
リデン、2−または4−ビリジリデン、イミダゾピリジ
リデン、2−または4−キノリニリデン、1−または3
−インドリリデン、ペンゾキノリニリデン、チアゾロキ
ノリニリデン、イミダゾキノリニリデン、3日−インド
リリデン、1Hまたは3H−ベンズイントリリデン、オ
キサゾリニリデン、オキサゾリジニリデン、ペンズオキ
サゾリニリデン、ナフトオキサゾリニリデン、オキサジ
アゾリニリデン、チアゾリジニリデン、フエナントロチ
アゾリニリデン、アセナフトチアゾリニリデン、チアゾ
リニリデン、ペンゾヂアゾリニリデン、ナフトヂアゾリ
ニリデン、テトラヒドロペンゾヂアゾリニリデン、ジヒ
ドロナフトチアゾリニリデン、チアジオキザジリニリデ
ン、セレンアゾリジニリデン、セレンアゾリニリデン、
ペンゾセレンアゾリニリデン、ナフトセレンアゾリニリ
デン、セレンアジアゾリニリデン、ビラゾリリデン、イ
ンドリリデン、イミダゾリジニリデン、ペンズイミダゾ
リニリデン、ナフトイミダゾリニリデン、ジアゾリニリ
デン、テトラゾリニリデン、およびイミダゾキノキサリ
ニリデンの核。
好ましい形において一般式[I]を満足する本発明のシ
アニン染料は下記一般式[I[]、[I[[]、[IV
]および[V]で表わされる。
以下余白 一船戎[π] (CHiンK      (Yつ。
× (C)(、入     (Y−与 式中R1、R2、X%Z、Q、J、に、ffi、l、n
1pおよびY″″は前記一般式[I]と同義である。
R3およびR9は各々独立に水素原子、アルキル(例え
ばメチル、エチル、ピロピル等の各基)、アラルキル(
例えばベンジン、フェネチル等の各基)、アリール(例
えばフェニル基)、ペテロ環(例えばチェニル、フリル
等の各1s)、シアノ基、置換アミノ(例えばジメチル
アミノ、アニリノ等の各基)、アルキルチオ(例えばメ
チルチオ基)、アリールチオ(例えばフェニルチオ基)
等の各基およびアリールオキシ基(フェノキシ基)を表
わす。
R8は水素原子、アルキル基(例えばメチル、エチル、
プロピル、ブチル等の各基)、アラルキル基(例えばベ
ンジル、フェネチル等の各基)、ハロゲン原子(例えば
フッ素、クロル等の各原子)、置換アミン基(例えばジ
メチルアミノ、テトラメチレンアミノ、アニリノ等の各
基)、アリール基(例えばフェニル基)、複素環基(例
えばチェニル、フリル等の各基)、アルキルチオ基(例
えばメチルチオ基)、アリールチオ基(例えばフェニル
チオ基)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ等
の各基)および駿性核基を表わす。
RhoおよびRuは各々独立に水素原子、アルコキシ(
例えばメトキシ、エトキシ等の各基)、アリールオキシ
(例えばフェノキシ基)、アルキルチオ(例えばメチル
チオl)およびアリールチオ(例えばフェニルチオ基)
等の各基を表わす。但しR3、RaおよびR9並びにR
3、Rs 、Rh。
及びR11の組合せが同時に水素原子であることはない
R12、およびR13は各々独立に水素原子、メチル基
、エチル基を表わす。
R8の示す酸性核としては、例えば7aノニトリル、ア
ルキルスルホニルアセトニトリル、シアノメチルベンゾ
フラニルケトンまたはシアノメチルフェニルケトン、2
−ピラゾリン−5−オン、ビラゾリデンー3.5−ジオ
ン、イミダシリン−5−オン、ヒダントイン、2または
4−チオヒダントイン、2−イミノオキサゾリン−4−
オン、2−オキリゾリン−5−オン、2−チオΔキサゾ
リジン〜2,4−ジオン、イソキサゾリン−5−オン、
2−チアゾリン−4−オン、チアゾリジン−4−オン、
チアゾリジン−2,4−ジオン、ローダニン、チアゾリ
ジン−2,4−ジチオン、イソローダニン、インダン−
1,3−ジオン、チオフェン−3−オン、チオフェン−
3−1,1−ジオキシド、インドリン−2−オン、イン
ドリン−3−オン、インダシリン−3−オン、2−オキ
ソインダシリニウム、3−オキソインダシリニウム、5
.7−シオキンー6.7−シヒドロチアゾロ[3,2−
a]とリミジン、シクロヘキサン−1゜3−ジオン、3
.4−ジヒドロイソキノリン−4−オン、1,3−ジオ
キサン−4,6−ジオン、バルビッル酸、2−チオバル
ビッル酸、クロマン−2,4−ジオン、インダシリン−
2−オンまたはピリド[1,2−alピリミジン−1,
3−ジオンの核型が考えられる。
次に本発明に用いられる上記一般式[I]で示される化
合物の具体的代表例を挙げるが、本発明において使用さ
れる化合物がこれらに限定されるものではない。
以下余白 [−触式 CI]σ)イダ°I=イζ合物〕イ(/≧リ
キ物l 化合物2 イv、4針#彷 3 梶令嶋−4 イ’[4酬物 サ 牝8#b6 CT; so○ 4ヒ令間フ イ14トク勿 8 イヒ令七ト物 9 イ(4釜h1リ 1゜ イζ令悼勿 13 悦骨物14 C鴇C00F(1e    (CH2)zS0iNHz
イTtq 件勿 1ダ 4し/;″鴫16 イL4會件勿 19 4v、金物18 CHI CONH2 雷 4(令J4幼19 (CHIン、4SO3”2F’t6CQN 当イt4/
4−勿 21 4区合物22 以下余白 本発明に係る上記一般式[I]で示される化合物の合成
は下記の特許・文献を参照することによって行なえる。
英国特許第625,245号、同854,690@、同
841.119号、色囲特許第757,787号、米国
特許第1,846.302号、同2,345,094号
、同2,369,646号、同2.378.783号、
同 2,385,815号、同 2,478,366号
、同2,610,121号、同2,238,231号、
同2,213.H5号、同2,503,776号の各明
細書、特1%1Ill 47−178号、同60−78
445号の各公報、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン
・ケミカル・ンサイアテイー、6711875−188
9 (1945) 、エフ・エム・ハーマ著・シアニン
・ダイス・アンド・リレーテッド・フンバウンズ(19
64年インター・サイエンス◆バブリシャーズ発刊)薬
誌、68巻、  191−194(1948)。
次に具体的な合成例を示すが上記一般式で示される他の
化合物も下記の合成法に準じて合成することができる。
合成例 アンヒドロ−3’−(2−とドロキシエチル)−3−(
3−スルホブ0ピル)−ナフト[1,2−d ]テルラ
ゾロチアカルボシアニンヒド0キシド [例示化合物[I]−2] アンヒドロ−2−メチル−3−(3−スルホブ0ピル)
ナフト[1,2−d ]テルラゾリウムヒドロキシド4
.2gおよび2−(2−アセトアニリドビニル)−3−
(2−とドロキシエチル)−ベンゾチアゾリウムアイオ
ダイド4.7gをジメチルホルムアミド25−中に加え
、更にトリエチルアミン2gを加えこの混合物を約60
℃で1時ff1l撹拌した。
v瀉まで冷却した後、エーテルを加えて生成物を沈澱さ
せ、ろ過により単離し、メタノールから再結晶した。収
量1.2り 以下余白 本発明に用いる増感色素はハロゲン化銀1モル当りそれ
ぞれ1xto−aモルへ5X1G−3モル、好ましくは
、lX1G−5−Eル〜2.5x 1G−3モ)1.t
、特に好ましくは4X1G−5モルへlX10−3モル
の割合でハロゲン化銀写真乳剤中に含有される。
本発明に用いられる増感色素の乳剤への添加には、当業
界でよく知られた方法を用いることができる。例えば、
これらの増感色素は直接乳剤に分散することもできるし
、あるいは、ピリジン、メチルアルコール、エチルアル
コール、メチルセロソルブ、アセトン、またはこれらの
混合物などの水可溶性溶媒に溶解し、あるいは水で希釈
し、ないしは水の中で溶解し、これらの溶液の形で乳剤
へ添加することができ、増感色素を乳剤へ添加する時期
は、乳剤製造工程中のいかなる時期でもよいが、化学熟
成中あるいは化学熟成後が好ましい。
本発明の写真要素に用いられるハロゲン化銀乳剤には、
ハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化・銀、塩
臭化銀、および塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使
用される任意のものを用いる事ができる。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、酸
性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得られたもの
でもよい。該粒子は一時に成長させてもよいし、種粒子
をつくった後成長させてもよい。種粒子をつくる方法と
成長させる方法は同じであっても、異なってもよい。
ハロゲン化銀乳剤はハロゲン化物イオンと銀イオンを同
時に混合しても、いずれか一方が存在する液中に、他方
を混合してもよい。また、ハロゲン化銀結晶の臨界成長
速度を考慮しつつ、ハロゲン化物イオンと銀イオンを混
合釜内のpH10AQをコントロールしつつ逐次同時に
添加する事により生成させてもよい。この方法により、
結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀
粒子が得られる。
ハロゲン化銀乳剤は、その製造時に、必要に応じてハロ
ゲン化銀溶剤を用いて、ハロゲン化銀粒子の粒子サイズ
、粒子の形状、粒子サイズ分布及び粒子の成長速度をコ
ントロールすることができる。
ハロゲン化銀粒子は、粒子を形成する過程及び/又は成
長させる過程で、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩(を含む錯塩)、ロジウム塩(を含
む錯塩)及び鉄塩(を含む錯塩)から選ばれる少なくと
も1種を用いて金属イオンを添加し、粒子内部に及び/
又は粒子表面にこれらの金属元素を含有させることがで
き、また適当な還元的雰囲気におくことにより、粒子内
部及び/又は粒子表面に還元増感液を付与できる。
ハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了後
に不要な可溶性塩類を除去してもよいし、あるいは含有
させたままでもよい。該塩類を除去する場合には、リサ
ーチ・ディスクロジャー(Research Dlsc
losure )  17643号記載の方法に基づい
て行うことができる。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒
子内において均一なハロゲン化銀組成分布を有するもの
でも、粒子の内部と表面層とでハロゲン化銀組成が異な
るコア/シェル粒子であってもよい。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、潜
像が主として表面に形成されるような粒子であってもよ
く、また主として粒子内部に形成されるような粒子でも
よい。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、立
方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶形を持つ
ものでもよいし、球状や板状のような変則的な結晶形を
持つものでもよい。これらの粒子において、(100)
面と(111)面の比率は任意のものが使用できる。又
、これら結晶形の複合形を持つものでもよく、様々な結
晶形の粒子が混合されてもよい。
ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(粒子サイズは投影
面積と等しい面積の円の直径を表す)は、5μ膳以下が
好ましいが、特に好ましいのは3μm以下である。  
 ・ 本発明のハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子サイズ分布
を持つものを用いても構わない。粒子サイズ分布の広い
乳剤を用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤を単
独又は数種類混合してもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感することがで
きる。即ち、硫黄増感法、セレン増感法、還元増感法、
金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを単
独で又は組み合わせて用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界において増感色
素として知られている色素を用いて、所望の波長域に光
学的に増感できる。増感色素は単独で用いてもよいが、
2種以上を組み合わせて用いてもよい。増感色素ととも
にそれ自身分光増感作用を持たない色素、あるいは可視
光を実質的に吸収しない化合物であって、増感色素の増
感作用を強める強色増感剤を乳剤中に含有させてもよい
本発明のハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、
保存中、あるいは写真処理中のカブリの防止、又は写真
性能を安定に保つ事を目的とじて化学熟成中、化学熟成
の終了時、及び/又は化学熟成の終了後、ハロゲン化銀
乳剤を塗布するまでに、写真業界においてカブリ防止剤
又は安定剤として知られている化合物を加えることがで
きる。
ハロゲン化銀乳剤のバインダー(又は保護コロイド)と
しては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、ゼラチン
銹導体、ゼラチンと他の高分子のグラフトポリマー、そ
れ以外の蛋白質、糖誘導体、セルロース誘導体、単一あ
るいは共重合体の如き合成親水性高分子物質等の親水性
コロイドも用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤のバインダーとしてゼラチンを用いる
場合には、ゼラチンのゼリー強度は限定されないが、ゼ
リー強度250g以上(バギー法により測定した値)で
あることが好ましい。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた写真要素の写真乳剤
層、その他の親水性コロイド層は、バインダー(又は保
護コロイド)分子を架橋させ、膜強度を高める硬膜剤を
1種又は2種以上用いることにより硬膜することができ
る。硬膜剤は、処理液中に硬膜剤を加える必要がない程
度に感光材料を硬膜出来る銀添加することができるが、
処理液中に硬膜剤を加えることも可能である。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いたぢ真要素のハロゲン
化銀乳剤層及び/又は他の親水性コロイド層には柔軟性
を高める目的で可塑剤を添加できる。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた写真要素の写真乳剤
層、その他の親水性コロイド層には寸度安定性の改良な
どを目的として、水不溶性又は難溶性合成ポリマーの分
散物(ラテックス)を含有させることができる。
本発明の写真要素の乳剤層には、発色現像処理において
、芳香族第1級アミン現像剤(例えばp−フェニレンジ
アミン誘導体や、アミノフェノール誘導体など)の酸化
体とカップリング反応を行い色素を形成する色素形成カ
プラーが用いられる。
該色素形成カプラーは各々の乳剤層に対して乳剤層の感
光スペクトル光を吸収する色素が形成されるように選択
されるのが普通であり、青感性乳剤層にはイエロー色素
形成カプラーが、緑感性乳剤層にはマゼンタ色素形成カ
プラーが、赤感性乳剤層にはシアン色素形成カプラーが
用いられる。しかしながら目的に応じて上記組み合わせ
と異なった用い方でハロゲン化銀カラー写真感光材料を
つくってもよい。
これら色素形成カプラーは分子中にバラスト基と呼ばれ
るカプラーを非拡散化する、炭素数81X上の基を有す
ることが望ましい。又、これら色素形成カプラーは1個
の色素が形成されるために4分子の銀イオンが還元され
る必要がある4当量性であっても、2I!の銀イオンが
還元されるだけで良い2当量性のどちらでもよい。色素
形成カプラーには現像主薬の酸化体とのカップリングに
よって現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀
溶剤、調色剤、硬膜剤カブリ剤、カブリ防止剤、化学増
感剤、分光増感剤、及び減感剤のような輸真的に有用な
フラグメントを放出する化合物を含有させることができ
る。これら色素形成カプラーに色補正の効果を有してい
るカラードカプラー、あるいは現像に伴って現像抑制剤
を放出し、画像の鮮鋭性や画像の粒状性を改良するDI
Rカプラーが併用されてもよい。この際、DIRカプラ
ーは該カプラーから形成される色素が同じ乳剤層に用い
られる色素形成カプラーから形成される色素と同系統で
ある方が好ましいが、色の濁りが目立たない場合は異な
った種類の色素を形成するものでもよい。DIRカプラ
ーに替えて、該カプラーと又は併用して現象主薬の酸化
体とカップリング反応し、無色の化合物を生成すると同
時に現像抑制剤を放出するDIR化合物を用いてもよい
芳香族第1級アミン現像剤の酸化体とカップリング反応
を行うが、色素を形成しない無色カプラーを色素形成カ
プラーと併用して用いることもできる。
ハロゲン化銀結晶表面に吸着させる必要のない色素形成
カプラー、カラードカプラー、DIRカプラー、DIR
化合物、画像安定剤、色カブリ防止剤、紫外線吸収剤、
蛍光増白剤等のうち、疎水性化合物は固体分散法、ラテ
ックス分散法、水中油滴型乳化分散法等、種々の方法を
用いることができ、これはカプラー等の疎水性化合物の
化学構造等に応じて適宜選択することができる。水中油
滴型乳化分散法は、カプラー等の疎水性添加物を分散さ
せる方法が適用でき、通常、沸点約150℃以上の高沸
点有機溶媒に必要に応じて低沸点、及び又は水溶性有機
溶媒を併用して溶解し、ピラチン水溶液などの親水性バ
インダー中に界面活性剤を用いて撹拌器、ホモジナイザ
ー、コロイドミル、フロージットミキサー、超音波装置
等の分散手段を用いて、乳化分散した後、目的とする親
水性コロイド層中に添加すればよい。分散液又は分散と
同時に低沸点有機溶媒を除去する工程を入れてもよい。
色素形成カプラー、DIRカプラー、カラードカプラー
、DIR化合物、画像安定剤、色カプリ防止剤、紫外線
吸収剤、蛍光増白剤等がカルボン酸、スルフォン酸のご
とき酸基を有する場合には、アルカリ性水溶液として親
水性コロイド中に導入することもできる。
疎水性化合物を低沸点溶媒単独又は高沸点溶媒と併用し
た溶媒に溶かし、機械的又は超音波を用いて水中に分散
するときの分数助剤として、アニオン性界面活性剤、ノ
ニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤を用いるこ
とができる。
本発明の写真要素の乳剤層III(同−感色性層間及び
/又は異なった感色性層間)で、現像主薬の酸化体又は
電子移動剤が移動して色濁りが生じたり、鮮鋭性が劣化
したり、粒状性が目立つのを防止するために色カブリ防
止剤を用いることができる。
咳色カプリ防止剤は乳剤層自身に含有させてもよいし、
中間層を隣接乳剤層間に設けて、該中間層に含有させて
もよい。
本発明の写真要素には、色素画像の劣化を防止する画像
安定剤を用いる事ができる。
本発明の写真要素の保護層、中間層等の親水性コロイド
層は感光材料が摩擦等で帯電する事に起因する放電によ
るカブリ防止、画像のUV光による劣化を防止するため
に紫外線吸収剤を含んでいてもよい。
写真要素の保存中のホルマリンによるマゼンタ色素形成
カプラー等の劣化を防止するために、ホルマリンスカベ
ンジャーを用いることができる。
本発明の写真要素において、親水性コロイド層に染料や
紫外線吸収剤等を含有させる場合に、それらはカチオン
性ポリマー等の媒染剤によって媒染されてもよい。
本発明の写真要素のハロゲン化銀乳剤層及び/又はその
他の親水性コロイド層に現像促進剤、現像遅延剤等の現
像性を変化させる化合物や漂白促進剤を添加できる。現
像促進剤として好ましく用いる事の出来る化合物はリサ
ーチ・ディスクロージャー(Research D 1
sclosure )  17463号のXXI項B−
0項記載の化合物であり、現像遅延剤は、17463号
のXXI項E項記載の化合物である。
現像促進、その他の目的で白黒現像主薬、及び又はその
プレカーサーを用いてもよい。
本発明の写真要素の写真乳剤層は、感度上昇、コントラ
スト上昇、又は現像促進の目的でポリアルキレンオキシ
ド又はそのエーテル、エステル、アミン等の誘導体、チ
オエーテル化合物、チオモルフォリン類、4級アンモニ
ウム化合物、ウレタン誘導体、尿素誘導体、イミダゾー
ル誘導体等を含んでもよい。
本発明の写真要素には、白地の白さを強調するとともに
白地部の着色な目立たせない目的で蛍光増白剤を用いる
ことができる。
本発明の写真要素には、フィルタ一層、ハレーション防
止層、及び/゛又はイラジエーシミン防止層等の補助層
を設けることがCきる。これらの層中及び/゛又は乳剤
層中には現像処理中に感光材料から流出するかもしくは
漂白される染料が含有させられてもよい。
本発明の写真要素のハロゲン化銀乳剤層及び/又はその
他の親水性コロイド層に感光林料の光沢の低減加筆性の
改良、感光材料相互のくつつき防止等を目標どしてマッ
ト剤を添加できる。
感光材料の滑りtIl擦を低減させるために滑剤を添加
できる。
本発明の写真要素に、帯電防止を目的とした帯電防止剤
を添加できる。帯電防止剤は支持体の乳剤を積層してな
い側の帯電防止層に用いてもよく、乳剤層及び/′又は
支持体に対して乳剤層が積層されている側の乳剤層以外
の保護コロイド層に用いられてもよい。
本発明の写真要素の写真乳剤層及び/又は他の親水性コ
ロイド層には、塗布性改良、帯電防止、スベリ性改良、
乳化分散、接着防止、写真特性(現像促進、硬膜化、増
感等)改良等を目的として、種々の界面活性剤を用いる
ことができる。
本発明の写真要素に用いられる支持体には、酢酸セルロ
ース、硝酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポ
リアミド等の半合成又は合成高分子からなるフィルムや
、これらのフィルムに反射層を設けた可撓性支持体、ガ
ラス、金属、陶器などが含まれる。
本発明の写真要素は必要に応じて支持体表面にコロナ放
電、紫外線照射、火焔処理等を施した後、直接に又は支
持体表面の接着性、帯電防止性、寸法安定性、耐摩耗性
、硬さ、ハレーション防止性、摩擦特性、及び/又はそ
の他の特性を向上するための1!!以上の下塗層を介し
て塗布されてもよい。
本発明の写真要素の塗布に際して、塗布性を向上させる
為に増結剤を用いてもよい。又、例えば硬膜剤の如く、
反応性が早いために予め塗布液中に添加すると塗布する
前にゲル化を起こすようなものについては、スタチック
ミキサー等を用いて塗布直前に混合するのが好ましい。
本発明の写真要素を作成するに当たり、ハロゲン化銀乳
剤層及びその他の保護コロイド層はリサーチ・ディスク
ロージャー(Research−D l5closur
e )  17463号のxvのAに記載の方法で塗布
し、同Bに記載の方法で乾燥することできる。
本発明の写真要素は、構成する乳剤層が感度を有してい
るスペクトル領域の電磁波を用いて露光できる。光源と
しては、自然光(日光)、タングステン電灯、蛍光灯、
水銀灯、キセノンアーク灯、炭素アーク灯、キセノンフ
ラッシュ灯、陰極線管フライングスポット、各種レーザ
ー光、発光ダイオード光、電子線、X線、γ線、α線な
どによって励起された蛍光体から放出する光等、公知の
光源のいずれをも用いることができる。
露光時間は通常カメラで用いられる1ミリ秒から1秒の
露光時間は勿論、1マイクロ秒より短い露光、例えば陰
極線管やキセノン閃光灯を用いて100ナノ秒〜1マイ
クロ秒の露光を用いることもできるし、1秒より長い露
光も可能である。該露光は連続的に行なわれても、間欠
的に行なわれてもよい。
本発明の写真要素の現像処理には、公知のいずれをも用
いる事が出来る。この現像処理は、目的に応じて銀画像
を形成する処IG!(l白現像処理)、あるいは色画像
を形成する現像処理のいずれであっても良い。もし反転
法で作画する場合にはまず黒白ネガ現障工程を行ない、
次いで白色露光を与えるか、あるいはカブリ剤を含有す
る浴で処理しカラー現m処理を行なう。又感光材料中に
色素を含有させておき、露光後黒白現像処理工程を施し
銀画像を作り、これを漂白触媒として色素を漂白する銀
色素漂白を用いても良い。
各処理工程は、通常感光材料を処理液中に浸漬する事に
より行なうが、その他の方法、例えば処理液を噴霧状に
供給するスプレ一方式、処理液を含浸させた担体と接触
させ処理を行なうウェッブ方式、粘稠現像処理を行なう
方法等を用いても良い。
黒白現像処理としては例えば、現像処理工程、定着処理
工程、水洗処理工程がなされる。また現像主薬またはそ
のプレカーサーを感材中に内蔵し、現像処理工程をアル
カリ液のみで行なってもよい。
現像液としてリス現像液を用いた現像処理工程を行なっ
てもよい。
カラー現像処理として、発色現像処理工程、漂白処理工
程、定着処理工程、必要に応じて水洗処理工程、または
水洗処理を伴った安定化処理工程を行うが、漂白液を用
いた処理工程と定着液を用いた処理工程の代わりに、1
浴漂白定着液を用いて、漂白定着処理工程を行なうこと
も出来るし、発色現像、漂白、定着を1浴中で行なうこ
とが出来る1浴現像漂白定着処理液を用いたモノバス処
理工程を行なうことも出来る。
これらの処理工程に組み合わせて前硬膜処理工程、その
中和工程、停止定着処理工程、後硬膜処理工程等を行な
ってもよい。これら処理において発色現像処理工程の代
わりに発色現像主薬、またはそのプレカーサーを材料中
に含有させておき現像処理をアクチベーター液で行なう
アクチベーター処理工程を行ってもよいし、モノバス処
理に代えてアクチベーター処理と漂白、定着処理と同特
に行なってもよい。これらの処理中代表的な処理を示す
。(これらの処理は退路工程として例えば、水洗処理工
程、水洗処理工程を伴った安定化処理工程のいずれかを
行なう。) ・発色現像処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 ・発色現像処理工程−漂白定着処理工程・前硬m処理工
程−中和処理工程−発色瑛鍮処理工程−停止定着処理工
程−水洗処理工程−漂白処理工程一定着処理工程−水洗
処理工程−後硬膜処理工程 ・発色現像処理工程−水洗処理工程−補足発色現像処理
工程−停止処理工程−漂自処理工程一定着処理工程 ・モノバス処理工程 ・アクチベーター処理工程−漂白定着処理工程・アクチ
ベーター処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 これらの処理取外に発色現像によって生じた現像銀をハ
ロゲネーションブリーチした後、再度発色現像を施す方
法や、特開昭58−154839号明細書に記載の各種
の補力処理(アンプ処理)−等、生成色素量を増加させ
る現像方法を用いて処理しても良い。
以下余白 以下、実施例を挙げて、本発明を更に具体的に記載する
が、本発明は、これによって限定されるものではない。
実施例−1 ダブルジェット法によりハロゲン化銀粒子の沈澱を行な
い、通常の方法により物理熟成し、脱塩処理し、更に金
増感法、硫黄増感法による化学熟成を行ない、沃化銀7
モル%を含有する沃臭化銀乳剤を得た。この乳剤に含ま
れるハロゲン化銀粒子の平均直径は0.6μ−であった
。この乳剤1 kQ中には0.60モルのハロゲン化銀
及びゼラチンバインダー880gが含有されている。さ
らに、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7
−チトラザインデンの1.0重量%水溶液の201gを
加えて安定化した。
この乳剤を1 kaずつポットに秤取し、40℃に加温
し溶解した。そして本発明による増感色素と比較用増感
色素のそれぞれメタノール溶液を所定量添加し混合撹拌
した。これら各乳剤に、塗布助剤、および、硬膜剤を加
えて完成した乳剤をセルローズトリアセテートフィルム
ベースに乾燥膜圧が5μになるように塗布、乾燥して感
光材料の試料を得た。この試料の一部は50℃相対湿度
80%に調整された室に2日間放置した。
このようにして、塗布直後の試料と、上記の高温、高湿
下にて処理した試料について、タングステン光源にて、
感光針を用いて光楔露光した。露光後、下記組成の現像
液を用いて20℃3分間現像し、停止、定着処理をし、
さらに水洗乾燥処理し、黒白像をもつストリップを得た
各現像試料を光学濃度計を用いて濃度測定を行い感度と
カブリを測定した。感度を決定した光学濃度の基準点は
カプリ+0.2の点とした。
ざらに本発明による増感色素と比較用増感色素をそれぞ
れ5倍量添加、塗布直後試料を上記の処理をして得たス
トリップを5枚重ねにして未露光部の色汚染について目
視、比較した。
その基準としてはO・・・色汚染なし、Δ・・・やや色
汚染有り、X・・・色汚染がひどい、××・・・色汚染
が非常にひどい、で示した。
現像液組成 メトール              2g無水亜硫酸
ナトリウム        40 Qハイドロキノン 
           4g炭酸ナトリウム・1水塩 
      28 Q臭化カリウム         
    1g水を加えて11に仕上げる。
得られた結果を第1表に示す。なお、感度はテストNo
、[比較用色素〈1)]の感度(So )を100とす
る相対値である。
以下余白 Eei蚕帛色素 (1) H=情紀乏申色Iし にン 以下余白 第1表より明らかなように比較例に比して本発明の色素
では、カブリを同水準に維持した上で、即ちカブリを抑
制した上で感度の点において優れている。また、高温高
湿下においても、感度の低下が少なく、カブリの増加が
観測されない点でも優れていることが明らかとなった。
また色汚染においても本発明の色素は優れていることが
明らかとなった。
実施例−2 沃化銀7モル%を含有する沃臭化銀乳剤を、常法により
化学熟成を行ない、平均粒子サイズ1.0JIl11銀
量0,60モル/1(g乳剤、ゼラチン7(1/kQ乳
剤の乳剤を得た。この乳剤1kgを40℃に加温し下記
のシアンカプラーDの乳化物soogを加えた。カプラ
ーDの乳化物は、該カプラーD100りに酢酸エチル3
00d、及びジブチルフタレート1001gを加えて溶
解し、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを加え、
ホモジナイザーで10%のゼラチン水溶液lka中に乳
化分散して得られたものを用いた。この乳剤に本発明に
よる増感色素と比較用増感色素のそれぞれメタノール溶
液を所定量添加し、混合撹拌した。
更に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3゜38.7−
テトラザインデンの1.0重1%水溶液の20dを加え
、安定化し、さらに塗布助剤、および硬膜剤を加えて完
成した乳剤をセルローズトリアセテートフィルムベース
上に塗布銀量が5g/12になるように塗布し、乾燥し
て試料を得た。
このフィルム試料を色温度5400  Kの光源をもつ
感光針を用いて、光源に赤色フィルターをつけて充積露
光した。露光後、下記処方の現像を行ない漂白、定着後
、乾燥して発色したシアン色素像の濃度測定を行ない、
感度とカブリを測定した。感度を決定した光学濃度の基
準点はカブリ+0.20の点とした。
塗布後、40℃、相対湿度65%に調整された室に3週
間放置された試料についても、上記と同じ露光現像処理
を行い、得られた試料についてシアン色素像の濃度測定
を行い、感度とカブリを測定した。
得られた結果を第2表に示す。なお、感度はテストN0
113[比較用色素(4)]の塗布直後の試料の感度(
SO)を100とした相対値で示した。
カプラーD 現像処理処方 1、カラー現像   3分15秒(38℃)2、漂  
 白   6分30秒 3、水   洗   3分15秒 4、定   着   6分30秒 5、水   洗   3分15秒 66安 定 化   3分15秒 各工程に用いた処理液組成は下記のものである。
カラー現像液 ニトリロ三酢酸ナトリウム      1.0g亜硫酸
ナトリウム         4.0g炭酸ナトリウム
          30.0 Q臭化カリウム   
         1.4gヒトOキシルアミン硫硫塩
塩    2.4g4−(N−エチル−N−β− ヒドロキシエチルアミノ)−2− メチルアニリン硫酸塩        4.5g水を加
えて11とする。
漂白液 臭化アンモニウム         160.00アン
モニア水(28%)        25.0IQエチ
レンジアミン−四酢酸 ナトリウム鉄塩         130.09氷酢酸
              14.Od水を加えて1
2とする。
定着液 テトラポリリン酸ナトリウム    2,0g亜硫酸ナ
トリウム          4.0gチオ硫酸アンモ
ニウム(70%)    175.0d重亜硫酸ナトリ
ウム        4.6g水を加えて12とする。
安定液 ホルマリン             8d水を加えて
12とする。
以下余白 rl:十女印色鼻 (3) rヒ◆aFf4 t−t: (4) 以下余白 第2表から明らかなように、比較例に比して本発明の色
素では、カブリを同水準に維持した場合、即ち、カブリ
を抑制した上で感度の点において優れている。また、高
温、高湿下においても、感度の低下が少なく、カブリの
増加が観測されない点でも優れていることが明らかとな
った。
実施例−3 ポリエチレンコート紙上に下記の各構成層を支持体側か
ら順に塗布し、多層カラー感光材料の試料を作成した。
第1層・・・乳剤層 塩臭化銀乳剤層(臭化銀80モル%含有)は、ハロゲン
化銀1モル当りゼラチン500gと、ジブチルフタレー
トに溶解して分散させた下記のマゼンタカプラーをハロ
ゲン化銀1モル当り0.2モル、2.5−ジ−t−オク
チルハイドロキノンを下記のマゼンタカプラー1モル当
り0.05モル、1゜4−シーオクチルオキシ−2,5
−ジ−t−アミルベンゼンをマゼンタカプラー1モル当
り0.3モルとをそれぞれ含有し、銀量が50019 
/ v”になるように塗布された層である。
第2層・・・中間層 ジブチルフタレートに溶解し分散させた2、5−ジ−t
−オクチルハイドロキノンを3011Q/ 1”および
紫外線吸収剤として2−(ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)−4,6−ジーt−ブチルフェノールを0.71g
/12含有するゼラチン層であって、塗布ゼラチンがL
5g /fになるように塗布された層である。
第3層・・・赤感性乳剤層 第3表に示す本発明による増感色素と比較用増感色素の
それぞれをメタノール溶液とし、所定の量添加された赤
感性塩臭化銀乳剤層(臭化銀80モル%含有)は、ハロ
ゲン化銀1モル当りゼラチン500Qと、ジブチルフタ
レートに溶解して分散させた下記のシアンカプラーをハ
ロゲン化銀1モル当り0.2モル含有し、銀量が500
10 /fになるように塗布された層である。
以下余白 マゼンタカプラー Ct Ct シアンカプラー Ct 以下余白 尚、上記の各感光層のハロゲン化銀乳剤は、特公昭46
−7772号公報に記載されている方法で調製し、それ
ぞれチオ硫酸ナトリウム・5水和物を用いて化学増感し
、安定剤として4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
38,7−テトラザインデンを加え、ざらに硬膜剤と塗
布助剤を添加した。
塗布後の試料の一部は、23℃、20%RHで調湿保存
し、別の一部は高温高湿(50℃、80RH)下に3日
問おいてから、色温度5400℃にの光源をもつ感光層
を用いて光源に赤色フィルターをつけて充積露光した。
露光後、下記の処方の現像処理を行なって赤色光に対す
る感度、(基準はカブリ十〇、20での点)シアン色像
中へのマゼンタ色像の混色、すなわち、隣接局への拡散
増感、及びカブリを評価した。
なお、隣接層への拡散増感の詳細は、次のように行なっ
た。すなわち、赤色露光部分でのシアン発色色像の最大
光学濃度[) laXを与える露光量におけるマゼンタ
発色色像の光学濃度D(、によって評価した。このDc
T値が小さいほど拡散増感が小さく好ましい。
得られた結果を第3表に示す。なお、感度はテストNo
、19[比較用色素(6)]の23℃、20%RHでの
調湿試料の感度(So )を100とした。
基準処理工程(処@!温度と処理時間)[1]発色現像
   38℃  3分30秒[2コ漂白定着   33
℃  1分30秒[3コ水洗処理 25〜30’0 3
分[4]乾  燥 75〜80”C約2分処理液組成 (発色現像タンク液) ベンジルアルコール         151gエチレ
ングリコール         151g亜硫酸カリウ
ム          2.013臭化カリウム   
        0.7Q塩化ナトリウム      
     0.21;1炭酸カリウム        
   30.OQヒドロキシルアミン硫酸塩     
 3.0gポリリンl!(TPPS)        
2.503−メチル−4−アミノ−N−エチル −N−(β−メタンスルホンアミド エチル)−アニリン1iik酸塩      5.5g
蛍光増白剤(4,4’−ジアミノ スチルベンズスルホン酸誘導体)    i、og水酸
化カリウム          2.0り水を加えて全
■を1iとし、p)(10,20に調整ブる。
(漂白定看タンク液) エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩         G(l gエチ
レンジアミンテトラ酢r/13g チオ@酸アンモニウム(70%溶液)  100d亜1
iA酸アンモニウム(40%溶液)   27.5iR
炭酸カリウムまたは氷酢酸でpH1,1に調整し水を加
えて全量を1にとする。
以下余白 he較弔免圭(幻 tl:蝕用色→目(6) 以下余白 第3表から明らかなように本発明の色素は比較例に比し
て十分な感度を与え、高温高湿下の保存でも隣接層への
拡散による増感が少なく、かつ現像カブリつまり発色現
像による汚染が十分防止され優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層及び増
    感色素を有する写真要素において、該増感色素が窒素原
    子を環構成原子として有する複素環核を2つ有し、該複
    素環核の少なくとも一方は炭素原子を挟んで該窒素原子
    及びテルル原子を環構成原子として有する5員複素環核
    であり、かつ、該2つの窒素原子に下記一般式[A]及
    び[B]で示される基がそれぞれ結合していることを特
    徴とする写真要素。 一般式[A]−(CH_2)_jZ 一般式[B]−(
    CH_2)_kX式中、j及びkは1〜18を、Xおよ
    びZはカルボキシ、ヒドロキシ、カルバモイル、スルフ
    ァモイルおよびスルホの各基を表わすが、XとZが同時
    にスルホ基であることはない。
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