JPS61271965A - かまぼこ - Google Patents
かまぼこInfo
- Publication number
- JPS61271965A JPS61271965A JP60115072A JP11507285A JPS61271965A JP S61271965 A JPS61271965 A JP S61271965A JP 60115072 A JP60115072 A JP 60115072A JP 11507285 A JP11507285 A JP 11507285A JP S61271965 A JPS61271965 A JP S61271965A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kamaboko
- weight
- oil
- parts
- fat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fish Paste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、例えばスライスかまぼこのような肉薄部分を
有するかまぼこに関する。
有するかまぼこに関する。
「従来技術およびその問題点」
従来より、かまぼこは、スケトウダラ、グチ、サメ、ヒ
ラメ、ホッケ等の原料魚またはそれらより製造したすり
身を使用し、これに2〜4%の食塩を加えて塩摺りを行
ない、食塩可溶性蛋白を抽出してゲル化を行なわせ、適
宜形状に成形して坐りを行ない、加熱することによって
製造されている。かまぼこには、多くの種類があり1例
えば板付きかまぼこ、焼きかまぼこ、さつま揚げ、だて
巻き、ちくわ、なると巻き、はんぺんなどが挙げられる
。
ラメ、ホッケ等の原料魚またはそれらより製造したすり
身を使用し、これに2〜4%の食塩を加えて塩摺りを行
ない、食塩可溶性蛋白を抽出してゲル化を行なわせ、適
宜形状に成形して坐りを行ない、加熱することによって
製造されている。かまぼこには、多くの種類があり1例
えば板付きかまぼこ、焼きかまぼこ、さつま揚げ、だて
巻き、ちくわ、なると巻き、はんぺんなどが挙げられる
。
かまぼこは、押出し成形装置や、ドラム成形装置などに
よって成形されたものが多く、通常はかなり肉厚の製品
として市販されている。したがって、食用に際して適宜
厚さにスライスされるようになっている。しかし、手軽
に食べるためには。
よって成形されたものが多く、通常はかなり肉厚の製品
として市販されている。したがって、食用に際して適宜
厚さにスライスされるようになっている。しかし、手軽
に食べるためには。
あらかじめ食べやすい厚さにスライスされていると便利
である。また、弁当のおかずなどにする際には、食べる
直前にスライスするわけにはいかない、さらに1例えば
2〜3■程度の厚さにスライスしようとする場合、スラ
イサーを用いれば簡単であるが、家庭で包丁などでスラ
イスしようとすると非常に手間がかかる。このような理
由から、用途によっては、あらかじめ薄くスライスされ
た製品が望まれている。
である。また、弁当のおかずなどにする際には、食べる
直前にスライスするわけにはいかない、さらに1例えば
2〜3■程度の厚さにスライスしようとする場合、スラ
イサーを用いれば簡単であるが、家庭で包丁などでスラ
イスしようとすると非常に手間がかかる。このような理
由から、用途によっては、あらかじめ薄くスライスされ
た製品が望まれている。
ところが、かまぼこを薄くスライスすると、表面積が大
きくなるので、内部の水分が蒸発しやすくなり、長時間
経過によってテクスチャーが硬くなるという問題が生じ
る。このため、かまぼこをスライスした製品は、真空包
装して販売されるのが通常である。しかし、真空包装し
ても、封をあけたとき残りを冷蔵庫に入れておけば、乾
燥してテクスチャーは硬くなってしまう。
きくなるので、内部の水分が蒸発しやすくなり、長時間
経過によってテクスチャーが硬くなるという問題が生じ
る。このため、かまぼこをスライスした製品は、真空包
装して販売されるのが通常である。しかし、真空包装し
ても、封をあけたとき残りを冷蔵庫に入れておけば、乾
燥してテクスチャーは硬くなってしまう。
「発明の目的」
本発明の目的は、薄い肉厚部分を有するかまぼこのテク
スチャーを良好に保つことができるようにすることにあ
る。
スチャーを良好に保つことができるようにすることにあ
る。
「発明の構成」
本発明によるかまぼこは、油脂を10〜50重量%含有
し、厚さl〜lon腸の部分を有することを特徴とする
。
し、厚さl〜lon腸の部分を有することを特徴とする
。
このように、本発明では、油脂を10〜50重量%含有
させたので、テクスチャーを良好に保つことができる。
させたので、テクスチャーを良好に保つことができる。
その理由は、油脂を含有させることにより、内部水分の
蒸発が抑えられると共に、最初のテクスチャー自体がソ
フトになるためと考えられる。油脂の含有量が10重1
%より少ないと上記効果が充分に得られず、50重量%
より多いとかまぼことして弾性のある食感がなくなって
しまう傾向がある。なお、本発明の効果を高めるため、
油脂の含有量は、20重量%以上とするのがさらに好ま
しい。
蒸発が抑えられると共に、最初のテクスチャー自体がソ
フトになるためと考えられる。油脂の含有量が10重1
%より少ないと上記効果が充分に得られず、50重量%
より多いとかまぼことして弾性のある食感がなくなって
しまう傾向がある。なお、本発明の効果を高めるため、
油脂の含有量は、20重量%以上とするのがさらに好ま
しい。
また、本発明においては、油脂を含有させたことにより
、調味液がしみ込みにくくなるという効果も得られる。
、調味液がしみ込みにくくなるという効果も得られる。
すなわち、かまぼこを薄くスライスしてサラダの材料な
どとするときは、ドレッシングとして酢を含有するもの
が使用されるが、かまぼこは酢などの溶液に接触すると
組織が硬くもろくなるという問題が生じる。しかし、油
脂を含有させたものにおいては、酢などの浸透が防止さ
れるので1組織を軟らかく保つことができる。
どとするときは、ドレッシングとして酢を含有するもの
が使用されるが、かまぼこは酢などの溶液に接触すると
組織が硬くもろくなるという問題が生じる。しかし、油
脂を含有させたものにおいては、酢などの浸透が防止さ
れるので1組織を軟らかく保つことができる。
本発明のかまぼこは、厚さ1−IQms+の部分を有し
ている。かかる製品としては、厚さ1−10m層にスラ
イスされたもののほか、全体としては容器状などをなす
が厚さ1−10m層の肉薄部分を有するものなどが挙げ
られる。したがって、本発明のかまぼこの用途としては
、あらかじめスライスして直ちに食べられるようにした
もの、弁当のおかずとして用いられるもの、厚さ数層l
以下にスライスする必要があるもの、容器状など特殊な
形状をなすものなど各種の用途が考えられる。
ている。かかる製品としては、厚さ1−10m層にスラ
イスされたもののほか、全体としては容器状などをなす
が厚さ1−10m層の肉薄部分を有するものなどが挙げ
られる。したがって、本発明のかまぼこの用途としては
、あらかじめスライスして直ちに食べられるようにした
もの、弁当のおかずとして用いられるもの、厚さ数層l
以下にスライスする必要があるもの、容器状など特殊な
形状をなすものなど各種の用途が考えられる。
本発明のかまぼこの材料や製造方法は、特に限定されず
、いわゆるかまぼこ類に用いられるものがそのまま適用
できる。製造方法の一例を挙げると、スケトウダラ、グ
チ、サメ、ヒラメ、ホッケ等の原料魚またはそれらより
製造したすり身に。
、いわゆるかまぼこ類に用いられるものがそのまま適用
できる。製造方法の一例を挙げると、スケトウダラ、グ
チ、サメ、ヒラメ、ホッケ等の原料魚またはそれらより
製造したすり身に。
2〜4重量%の食塩と、 10〜50重量%の油脂と、
必要に応じて澱粉、卵白などの副材料や、グルタミン酸
ソーダ、グリシン、砂糖、しょうゆ、ソース、各種フレ
ーバーなどの調味料とを添加し、攪拌器によって練成し
て原料ペーストを製造する。
必要に応じて澱粉、卵白などの副材料や、グルタミン酸
ソーダ、グリシン、砂糖、しょうゆ、ソース、各種フレ
ーバーなどの調味料とを添加し、攪拌器によって練成し
て原料ペーストを製造する。
なお、この原料ペースト中には、上記材料の他、イカ、
タコ、貝、のり、えび、畜肉、野菜の細切り、こんに◆
く糊などを添加してもよい、この原料ペーストを押出し
成形機などから適宜形状に押出し、加熱処理して固化す
る。加熱処理は、熱湯に浸漬してもよく、蒸煮してもよ
く、弱火で焼いてもよく、油で揚げてもよい、こうして
、加熱固化したものを厚さ1−10鵬lにスライスする
ことによって本発明のかまぼこを得ることができる。ま
た、厚さ1〜1(lvsの部分を有する特殊な形状を有
するものは、原料ペーストを型に入れてプレス成形し、
加熱固化すればよい。
タコ、貝、のり、えび、畜肉、野菜の細切り、こんに◆
く糊などを添加してもよい、この原料ペーストを押出し
成形機などから適宜形状に押出し、加熱処理して固化す
る。加熱処理は、熱湯に浸漬してもよく、蒸煮してもよ
く、弱火で焼いてもよく、油で揚げてもよい、こうして
、加熱固化したものを厚さ1−10鵬lにスライスする
ことによって本発明のかまぼこを得ることができる。ま
た、厚さ1〜1(lvsの部分を有する特殊な形状を有
するものは、原料ペーストを型に入れてプレス成形し、
加熱固化すればよい。
なお、本発明によるかまぼこは、プラスチックフィルム
等によって包装して製品化することが好ましい、この場
合、真空包装することがより好ましい、そして、家庭な
どにおいて、包装を開いてかまぼこを取出すことにより
、直ちに料理に供することができ、また、残ったものは
冷蔵印に保存すればよい。
等によって包装して製品化することが好ましい、この場
合、真空包装することがより好ましい、そして、家庭な
どにおいて、包装を開いてかまぼこを取出すことにより
、直ちに料理に供することができ、また、残ったものは
冷蔵印に保存すればよい。
「発明の実施例」
実施例1
第1図に示すようなかまぼこを製造した。すなわち、ス
ケトウダラの加塩すり身100 i置部に対して9食塩
1.5重量部、澱粉5重量部、砂糖3重量部、水30重
量部、さらに油脂を後述する含量で添加して、攪拌機に
て混合して原料ペーストを形成した。この場合、油脂を
添加しないもの(試料N0I)、油脂を35重量部(す
なわち20Tr1祉%)添加したもの(試料N02)、
油脂を80重量部(すなわち30重量%)添加したもの
(試料N03)の3種類の原料ペーストを形成した。こ
れらの原料ペーストをそれぞれ押出し成形装置にて切出
し面がほぼ半円形状になるように押出し成形し、同一条
件で、坐りを行ない、蒸煮加熱して固化した。こうして
固化したかまぼこを厚さ10m層でスライスすることに
より、第1図に示すかまぼこ+1を製造した。このかま
ぼこ11は、高さaが30mm、幅すが50鳳層、厚さ
Cが101鵬である。
ケトウダラの加塩すり身100 i置部に対して9食塩
1.5重量部、澱粉5重量部、砂糖3重量部、水30重
量部、さらに油脂を後述する含量で添加して、攪拌機に
て混合して原料ペーストを形成した。この場合、油脂を
添加しないもの(試料N0I)、油脂を35重量部(す
なわち20Tr1祉%)添加したもの(試料N02)、
油脂を80重量部(すなわち30重量%)添加したもの
(試料N03)の3種類の原料ペーストを形成した。こ
れらの原料ペーストをそれぞれ押出し成形装置にて切出
し面がほぼ半円形状になるように押出し成形し、同一条
件で、坐りを行ない、蒸煮加熱して固化した。こうして
固化したかまぼこを厚さ10m層でスライスすることに
より、第1図に示すかまぼこ+1を製造した。このかま
ぼこ11は、高さaが30mm、幅すが50鳳層、厚さ
Cが101鵬である。
次に、試料No1〜3のかまぼこ11を、室温22℃で
9時間、冷蔵8”0で14時間、室温21”0で4時間
放置し、その過程における水分含量の変化を測定した。
9時間、冷蔵8”0で14時間、室温21”0で4時間
放置し、その過程における水分含量の変化を測定した。
その結果を次表に示す、なお、表中、水分含量は、初期
の水分含量を100%として表示しである。
の水分含量を100%として表示しである。
(以下、余白)
上記表から明らかなように、油脂を添加することにより
、かまぼこ内部の水分の蒸発を抑制できることが分る。
、かまぼこ内部の水分の蒸発を抑制できることが分る。
次に、前記条件で放置した試料801〜3のかまぼこ1
1の物性をレオメータで測定した。測定は。
1の物性をレオメータで測定した。測定は。
かまぼこ11の中心部Aと、周縁部Bとで行ない、初期
の状態の中心部Aでの結果、27時間経過後の中心部A
および周縁部Bでの結果を求めた。レオメータは、飯尾
電気株式会社製rRM−1300Jを用い、運動速度1
2サイクル/分、チャートスピード1500ts/分、
感度10V 、3I1動回数1回、感圧軸ll■クサビ
型、クリアランス1m麿とした。
の状態の中心部Aでの結果、27時間経過後の中心部A
および周縁部Bでの結果を求めた。レオメータは、飯尾
電気株式会社製rRM−1300Jを用い、運動速度1
2サイクル/分、チャートスピード1500ts/分、
感度10V 、3I1動回数1回、感圧軸ll■クサビ
型、クリアランス1m麿とした。
第2図には、試料N0I(油脂含量0重量2)の結果が
示されている0図中、A−0は初期の中心部Aでの測定
結果であり、最大荷重は620gである。 A−27は
27時間後の中心部Aでの測定結果であり、最大荷重は
940gである。 B−27は27時間後の周縁部Bで
の測定結果であり、最大荷重は1000gである。
示されている0図中、A−0は初期の中心部Aでの測定
結果であり、最大荷重は620gである。 A−27は
27時間後の中心部Aでの測定結果であり、最大荷重は
940gである。 B−27は27時間後の周縁部Bで
の測定結果であり、最大荷重は1000gである。
第3図には、試料N02(油脂含量20!&量2)の結
果が示されている0図中、A−0は初期の中心部Aでの
測定結果であり、最大荷重は470gである。 A−2
7は27時間後の中心部Aでの測定結果・であり、最大
荷重は700gである。 B−27は27時間後の周縁
部Bでの測定結果であり、最大荷重は750gである。
果が示されている0図中、A−0は初期の中心部Aでの
測定結果であり、最大荷重は470gである。 A−2
7は27時間後の中心部Aでの測定結果・であり、最大
荷重は700gである。 B−27は27時間後の周縁
部Bでの測定結果であり、最大荷重は750gである。
第4図には、試料N03(油脂含量30重量2)の結果
が示されている0図中、A−0は初期の中心部Aでの測
定結果であり、最大荷重は400gである。A−27は
27時間後の中心部Aでの測定結果であり、最大荷重は
620gである。 B−27は27時間後の周縁部Bで
の測定結果であり、最大荷重は700gである。
が示されている0図中、A−0は初期の中心部Aでの測
定結果であり、最大荷重は400gである。A−27は
27時間後の中心部Aでの測定結果であり、最大荷重は
620gである。 B−27は27時間後の周縁部Bで
の測定結果であり、最大荷重は700gである。
なお、第2図、第3図および第4図において。
X点は、かまぼこの物性の特徴とされる破断点を示して
いる。
いる。
以上の結果から明らかなように、試料N02(油脂台f
HO重ffi$)、!−試料N03(油脂含量30ff
i ffi $)は、試料N0I(油脂含量0重量2)
に比べて27時間経過後もやわらかい物性が保たれてい
ることがわかる。また、試料802 と試料NO3には
27時間経過後もかまぼこの物性の特徴である破断点X
が認められるのに対して、試料NOIは27時間経過す
ると破断点Xがなくなってしまうことがわかる。
HO重ffi$)、!−試料N03(油脂含量30ff
i ffi $)は、試料N0I(油脂含量0重量2)
に比べて27時間経過後もやわらかい物性が保たれてい
ることがわかる。また、試料802 と試料NO3には
27時間経過後もかまぼこの物性の特徴である破断点X
が認められるのに対して、試料NOIは27時間経過す
ると破断点Xがなくなってしまうことがわかる。
実施例2
第5図に示すようなかまぼこを製造した。すなわち、ス
ケトウダラの加塩すり身100重量部に対して、食塩1
.5重量部、澱粉5重量部、砂糖3瓜量部、水30重量
部、さらに油脂を60重量部(すなわち30重量%)添
加して、攪拌機にて混合して原料ペーストを形成した。
ケトウダラの加塩すり身100重量部に対して、食塩1
.5重量部、澱粉5重量部、砂糖3瓜量部、水30重量
部、さらに油脂を60重量部(すなわち30重量%)添
加して、攪拌機にて混合して原料ペーストを形成した。
この原料ペーストを押出し成形製とにて切出し面がマツ
シュルームの形状になるように押出し成形し、坐りを行
ない、蒸煮加熱して固化した。こうして固化したかまぼ
こを厚さ3思■でスライスすることにより、第5図に示
すかまぼこ11を製造した。このかまぼこ11は、短冊
状に切ったマツシュルームの形状をなし、厚さCは3m
mとなっている。このかまぼこ11は、長時間放置後も
やわらかい物性を保つことができた。
シュルームの形状になるように押出し成形し、坐りを行
ない、蒸煮加熱して固化した。こうして固化したかまぼ
こを厚さ3思■でスライスすることにより、第5図に示
すかまぼこ11を製造した。このかまぼこ11は、短冊
状に切ったマツシュルームの形状をなし、厚さCは3m
mとなっている。このかまぼこ11は、長時間放置後も
やわらかい物性を保つことができた。
したがって、冷蔵庫に保存しておき、料理の際にすぐに
取出して使うことができた。なお、このかまぼこ11は
、油脂を含有させたことにより、通常のかまぼこに比べ
、実際のマツシュルームの物性により近いものとなって
いることが、レオメータの測定結果から証明された。
取出して使うことができた。なお、このかまぼこ11は
、油脂を含有させたことにより、通常のかまぼこに比べ
、実際のマツシュルームの物性により近いものとなって
いることが、レオメータの測定結果から証明された。
実施例3
第8図に示すようなかまぼこを製造した。すなわち、ス
ケトウダラの加塩すり身100重量部に対して、食塩1
.5重量部、澱粉5重量部、砂糖3重量部、こんに令く
糊47重量部、水30重量部、さらに油脂を47重量部
(すなわち20重量%)添加して、攪拌機にて混合して
原料ペーストを形成した。こんにゃく糊は、こんにゃく
マンナンに水を加えて練成してこれに少量の水酸化ナト
リウムを添加したものである。この原料ペーストを型に
入れてプレスし、円筒容器状に成形した。そして、坐り
を行ない蒸煮加熱することにより、第6図に示すかまぼ
こ11を製造した。このかまぼこ11は、周壁の厚さC
が5■とされていが、長時間放置後も周壁部分が硬くな
ることはなかった。
ケトウダラの加塩すり身100重量部に対して、食塩1
.5重量部、澱粉5重量部、砂糖3重量部、こんに令く
糊47重量部、水30重量部、さらに油脂を47重量部
(すなわち20重量%)添加して、攪拌機にて混合して
原料ペーストを形成した。こんにゃく糊は、こんにゃく
マンナンに水を加えて練成してこれに少量の水酸化ナト
リウムを添加したものである。この原料ペーストを型に
入れてプレスし、円筒容器状に成形した。そして、坐り
を行ない蒸煮加熱することにより、第6図に示すかまぼ
こ11を製造した。このかまぼこ11は、周壁の厚さC
が5■とされていが、長時間放置後も周壁部分が硬くな
ることはなかった。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、油脂を10〜5
0重量%含有させたので、内部の水分の蒸発を抑制し、
軟らかなテクスチャーを保つことがでさる。また、この
ようにして厚さ1〜10mmの部分を有するかまぼこの
製品化を可使としたことにより、あらかじめスライスし
て直ちに食べられるようにしたもの、弁当のおかずとし
て用いられるもの、厚さ数層■以下にスライスする必要
があるもの、容器状など特殊な形状をなすものなど各種
用途における製品化が可能となる。
0重量%含有させたので、内部の水分の蒸発を抑制し、
軟らかなテクスチャーを保つことがでさる。また、この
ようにして厚さ1〜10mmの部分を有するかまぼこの
製品化を可使としたことにより、あらかじめスライスし
て直ちに食べられるようにしたもの、弁当のおかずとし
て用いられるもの、厚さ数層■以下にスライスする必要
があるもの、容器状など特殊な形状をなすものなど各種
用途における製品化が可能となる。
第1図は本発明によるかまぼこの一実施例を示す斜視図
、第2図は油脂を含有しないかまぼこの物性試験結果を
示す図表、第3図は油脂を20重量%含有するかまぼこ
の物性試験結果を示す図表、第4図は油脂を30重量%
含有するかまぼこの物性試験結果を示す図表、第5図は
本発明によるかまぼこの他の実施例を示す斜視図、第6
図は本発明によるかまぼこのさらに他の実施例を示す斜
視図である。 図中、11はかまぼこ、Cは厚さである。 特許出願人 保芦 千香子 代理人 弁理士 松井 茂 同 弁理士 三浦邦夫 第3図 A−27
、第2図は油脂を含有しないかまぼこの物性試験結果を
示す図表、第3図は油脂を20重量%含有するかまぼこ
の物性試験結果を示す図表、第4図は油脂を30重量%
含有するかまぼこの物性試験結果を示す図表、第5図は
本発明によるかまぼこの他の実施例を示す斜視図、第6
図は本発明によるかまぼこのさらに他の実施例を示す斜
視図である。 図中、11はかまぼこ、Cは厚さである。 特許出願人 保芦 千香子 代理人 弁理士 松井 茂 同 弁理士 三浦邦夫 第3図 A−27
Claims (2)
- (1)油脂を10〜50重量%含有し、厚さ1〜10m
mの部分を有することを特徴とするかまぼこ。 - (2)特許請求の範囲第1項において、厚さ1〜10m
mでスライスされたかまぼこ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115072A JPS61271965A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | かまぼこ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115072A JPS61271965A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | かまぼこ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61271965A true JPS61271965A (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=14653478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60115072A Pending JPS61271965A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | かまぼこ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61271965A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126555A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | アルカノ−ルアミン類の気相分子内脱水反応用触媒 |
JPS63126554A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | アルカノ−ルアミン類の気相分子内脱水反応用触媒 |
JPH02138591U (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-19 |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP60115072A patent/JPS61271965A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126555A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | アルカノ−ルアミン類の気相分子内脱水反応用触媒 |
JPS63126554A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | アルカノ−ルアミン類の気相分子内脱水反応用触媒 |
JPH0576346B2 (ja) * | 1986-11-17 | 1993-10-22 | Nippon Catalytic Chem Ind | |
JPH0576347B2 (ja) * | 1986-11-17 | 1993-10-22 | Nippon Catalytic Chem Ind | |
JPH02138591U (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-19 |
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