JPS61271266A - オキサニル酸誘導体 - Google Patents

オキサニル酸誘導体

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JPS61271266A
JPS61271266A JP11288485A JP11288485A JPS61271266A JP S61271266 A JPS61271266 A JP S61271266A JP 11288485 A JP11288485 A JP 11288485A JP 11288485 A JP11288485 A JP 11288485A JP S61271266 A JPS61271266 A JP S61271266A
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Akira Nakagawa
晃 中川
Masayoshi Tsuji
辻 正義
Toshiharu Mizota
溝田 敏治
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は医薬として有用な新規オキサニル酸誘導体に関
するものである。
(ロ)従来の技術 従来、オキサニル酸誘導体に関しては顕著な抗アレルギ
ー作用を有する化合物が少なくなく、数多くの研究論文
〔ジャーナル オフ メディシイナルケミストリイ(J
ournal of Medicinal Chemi
−story )Vol、 1B、  No、 9. 
 P 926−933  (I975)、同、Vol、
21.  No、 9.  P 930−935 (I
978)等〕あるいは特許公報(特開昭53−6283
5号公報、同53−63325号公報、同53−633
42号公報、同53−103435号公報等)、又、特
開昭57−64651号公報及び同57−165354
号公報には、免疫機能調整作用を有するヒドロキシオキ
サニル酸誘導体に関して記載されている。しかしながら
、免疫に関与するオキサニル酸誘導体に関する報告例は
余り多くないのが現状である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 そこで本発明者らは優れた免疫調整作用を存する文献未
載の新規オキサニル酸誘導体の開発を目的とし、鋭意研
究を重ねた結果、本発明を完成するに至ったものである
又、本発明は免疫調整作用のみ賀らず、抗補体作用、あ
るいは抗アレルギー作用を有し、医薬品として有用なオ
キサニル酸誘導体の開発を次の目的とするものである。
本発明は一般式(I) C式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、Yは−N
)fco−又は−CONN−又は−N−CH−を、Aは
アルキ(式中、Xは水素原子、低級アルコキシ基、水酸
基又はカルボキシル基を、R1及びR2は水素原子又は
低級アルキル基を表わす)〕で示される新規なオキサニ
ル酸誘導体に関するものである。
次に、前記一般式(I)におけるR、Y及びAについて
更に詳細に説明すると、Rは水素原子又はメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル。
n−ブチル、イソブチル等の低級アルキル基を、Yは−
NHCO−又は−CONH−又は−N= CH−を意味
し、Aにおけるアルキル基、 直R2及びXに関し、ま
ずアルキル基は炭素数1より20を有するアルキル基を
、R1は水素原子又はメチル基を、R2は水素原子又は
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソブチル、n−ペンチル。
イソペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル等の低級ア
ルキル基を、Xは水素原子又はメトキシ。
エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブト
キシ、イソブトキシ等の低級アルコキシ基、水酸基、カ
ルボキシル基等の各基が、それぞれ任意に1〜3個置換
されることを意味する。
次に本発明の化合物における製造法について説明するが
、これらは−例にすぎず当然他の化学的類似方法によっ
ても製造できるものである。
製造法A (II) (I−a) (式中、R及びAは前記と同じ意味を有する)一般式(
n)のアミノ基を有するオキサニル酸誘導体と一般式(
III)で示される反応性カルボン酸誘導体(例えば、
カルボン酸、カルボン酸エステル、酸クロリド、酸無水
物等)とを塩基性触媒(例えば、ピリジン、トリメチル
アミン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン等)の存
在下、又は無存在下に反応に関与しない溶媒(例えば、
クロロホルム、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド等)中において冷却又は
室温あるいは加熱下に反応させることにより、一般式(
I−a)で示される目的化合物を収率よく得ることがで
きる。尚、直接加熱熔融する方法、あるいは通常使用さ
れる親水剤を触媒として用いる方法等においても一般式
(I−a)の本発明化合物は製造されるが、特に好まし
いのは一般式(I[I)が酸クロリドで、塩基性触媒を
使用する方法が短時間に反応は進行し、しかも高収率に
て目的化合物を得ることができる。
製造法B (IV)     X (式中、Yはハロゲン原子を、X及びRは前記と同じ意
味を有する) 一般式(rV)で示されるベンズアミド誘導体と一般式
(V)の反応性オキサニル酸誘導体を反応に関与しない
溶媒(例えば、クロロホルム、アセトン、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ベンゼン。
トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等)中、塩基性触媒(例えば、ピリジン、
トリメチルアミン、トリエチルアミン。
ジメチルアニリン等)の存在下に冷却又は室温あるいは
加熱下に反応させることにより、一般式(I−b)で示
される目的化合物を収率よく得ることができる。
製造法C (n) 一般式(n)のアミノ基を有するオキサニル酸誘導体と
一般式(■)で示される芳香族アルデヒド類を反応に関
与しない溶媒(例えば、メタノール。
エタノール、プロパツール、ベンゼン、トルエン。
キシレン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)中、室温又は
加熱下に反応させることにより、一般式(I−c)で示
される目的化合物を収率よく得ることができる。尚、反
応時において不活性ガス雰囲気下(例えば、窒素ガス等
)又は大量に反応させる場合、水分取装置を取り付けて
行なうと、収率及び着色防止に好影響を与える。又、必
要に応じ脱水促進剤又は親水剤等の触媒を使用すること
により反応を促進させることも可能である。
以上述べた製造法の中で、特に製造法A及びBの方法に
より得られるエステル化合物は通常公知の方法にて加水
分解することによりカルボン酸となすことができる。
(ホ)実施例 以下に実施例を記載し具体的に説明する。
実施例1 m−アミノオキサニル酸エチルエステル4.1gを乾燥
テトラヒドロフラン5.0mlに熔解、更にトリエチル
アミン3.0gを加えた混合溶液中に乾燥テトラヒドロ
フラン50m1に溶解した3、4−ジメトキシシンナモ
イルクロライド4.6gを室温下に徐々に滴下し、終了
後、1時間還流させる。次に溶媒を減圧下に留去後、残
渣に水を加え析出する結晶を濾取、乾燥後、酢酸エチル
にて再結晶すると、下記の構造式を有する無色プリズム
晶のエチル−3(3,4−ジメトキシシンナモイルアミ
ノ)オキサニレ−ドア、0gを得た。
化学構造式 %式% ニア m−アミノオキサニル酸エチルエステル2.1gを乾燥
テトラヒドロフラン50mlに溶解、更にトリエチルア
ミン1.2gを加えた混合溶液中に、乾燥テトラヒドロ
フラン50mlに溶解した3, 4. 5 −トリメト
キシシンナモイルクロライド2.6gを室温下に徐々に
滴下し、終了後、5時間反応させる。
次に溶媒を減圧下に留去後、残渣に水を加え析出する結
晶を濾取、乾燥後、酢酸エチルにて再結晶すると、下記
の構造式を有する淡黄色プリズム晶のエチル−3 (3
.4. 5 − )ジメトキシシンナモイルアミノ)オ
キサニレート3. 6 gを得た。
化学構造式 %式% :649 ミノベンズアミド3.2gを乾燥ピリジン70ml中に
溶解し、エチルオキサニルクロライド1.4gを室温下
に徐々に滴下し、終了後、更に3時間70〜80℃にて
反応させた。次に溶媒を減圧下に留去後、残渣に水を加
え析出した結晶を濾取、乾燥後、メタノールより再結晶
すると、下記の構造式を有する無色プリズム晶のエチル
−2 (N−3.4。
5−トリメトキシフェニルカルバモイル)オキサニレー
ト2.9gを得た。
化学構造式 %式% 実施例1〜3の方法並びに他の方法に準じて下記の構造
式を有する無色結晶のエチル−3 (3,4。
5−トリメトキシベンゾイルアミノ)オキサニレートを
得た。
化学構造式 %式% 再結晶溶媒    エタノールーイソブロビルエーテル マススペクトル M  402 実施例5 実施例1〜4の方法並びに他の方法に準じて下記の構造
式を有する無色結晶のエチル−3(ヘキサデカノイルア
ミノ)オキサニレートを得た。
化学構造式 %式% 再結晶溶媒    酢酸エチル マススペクトル M446 実施例6 実施例1〜5の方法並びに他の方法に準じて下記の構造
式を有する無色プリズム晶のエチル−3(シス−1−メ
チル−4−イソへキシルシクロヘキサンカルボニルアミ
ノ)オキサニレートを得た。
化学構造式 %式% 再結晶溶媒    イソプロピルエーテルマススペクト
ル H416 実施例7 m−アミノオキサニル酸エチルエステル2.1gとベン
ズアルデヒド1.1gG無水エタノール70m1に加え
、2時間余り還流させる。次に溶媒を減圧下に留去し、
残渣をエタノール−イソプロピルエーテルの混合溶媒に
て再結晶すると、下記の構造式を有する無色プリズム晶
のエチル−3(ベンジリデン)アミノオキサニレート2
.2gを得た。
化学構造式 %式% :941 m−アミノオキサニル酸エチルエステル2.1gとO−
フタルアルデヒド酸1.5gを無水エタノール100m
1に加え、70〜80℃で10〜15分間加熱する。生
成した固形物を濾取、乾燥後、ジメチルホルムアミドに
て再結晶すると、下記の構造式を有する無色プリズム晶
のエチル−3−(O−カルポキシベンジリデン)アミノ
オキサニレート3.Ogを得た。
化学構造式 %式% m−アミノオキサニル酸エチルエステル2.1gとサリ
チルアルデヒド1.4gを無水エタノール7Qml中に
加え、50〜60℃で3時間反応させる。次に溶媒を濃
縮後、冷却放置し、析出した結晶を濾取、乾燥後、更に
エタノールにて再結晶すると、下記の構造式を有する淡
黄色のエチル−3(0−ヒドロキシベンジリデン)アミ
ノオキサニレート2.1gを得た。
化学構造式 %式% :897 本発明は文献未載の新規なオキサニル酸誘導体を提供す
るものである。
又、本発明の目的化合物はラット又はマウスを用いた動
物実験において、顕著な免疫調整作用又は抗補体作用、
あるいは抗アレルギー作用等を有しており、抗リウマチ
剤、自己免疫疾患の治療剤。
抗アレルギー剤、抗喘息剤、制癌剤、抗潰瘍剤等の医薬
品として産業上有用である。
特許出願人  久光製薬株式会社 代表者 中冨博隆

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、Yは−N
    HCO−又は−CONH−又は−N=CH−を、Aはア
    ルキル基又は▲数式、化学式、表等があります▼又は▲
    数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、
    表等があります▼ (式中、Xは水素原子、低級アルコキシ基、水酸基又は
    カルボキシル基を、R^1及びR^2は水素原子又は低
    級アルキル基を表わす)〕で示されるオキサニル酸誘導
    体。 2)一般式( I )におけるYが−NHCO−のとき、
    Aはアルキル基又は▲数式、化学式、表等があります▼
    又は▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、X、R^1
    及びR^2は前記と同じ意味を有する)で示される特許
    請求の範囲第1項記載のオキサニル酸誘導体。 3)一般式( I )におけるYが−CONHのとき、A
    は▲数式、化学式、表等があります▼(式中、Xは前記
    と同じ意味を有する)で示される特許請求の範囲第1項
    記載のオキサニル酸誘導体。 4)一般式( I )におけるYが−N=CH−のとき、
    Aは▲数式、化学式、表等があります▼(式中、Xは前
    記と同じ意味を有する)で示される特許請求の範囲第1
    項記載のオキサニル酸誘導体。
JP11288485A 1985-05-24 1985-05-24 オキサニル酸誘導体 Granted JPS61271266A (ja)

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JPH0572374B2 JPH0572374B2 (ja) 1993-10-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512306A (ja) * 2002-08-29 2006-04-13 テンプル・ユニバーシティ−オブ・ザ・コモンウェルス・システム・オブ・ハイアー・エデュケイション アリール及びヘテロアリールプロペンアミド、それらの誘導体並びにそれらの治療用途

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512306A (ja) * 2002-08-29 2006-04-13 テンプル・ユニバーシティ−オブ・ザ・コモンウェルス・システム・オブ・ハイアー・エデュケイション アリール及びヘテロアリールプロペンアミド、それらの誘導体並びにそれらの治療用途

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