JPS61268971A - 冷蔵方法及び装置 - Google Patents

冷蔵方法及び装置

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JPS61268971A
JPS61268971A JP10941785A JP10941785A JPS61268971A JP S61268971 A JPS61268971 A JP S61268971A JP 10941785 A JP10941785 A JP 10941785A JP 10941785 A JP10941785 A JP 10941785A JP S61268971 A JPS61268971 A JP S61268971A
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JP
Japan
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refrigerator
temperature
pipe
cooled
gas
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JP10941785A
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Inventor
泉 正彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷蔵システムに関するものであシ、更に詳細
には、冷蔵庫の周囲の熱の影響を受けることなく冷蔵し
、特に部分的に被冷蔵物を乾燥きしめることなく冷蔵す
るシステムに関する。
したがって1本発明は、冷蔵システム、獣肉。
魚介類の流通保存分野、ワクチン等生物裂剤の技術分野
等において広範に且つ有利に利用されるものである。
(従来の技術) 7レオン等冷媒を用いる従来のタイプの冷蔵庫では、庫
内の相対湿度が低下して被冷却物が乾燥してしまい、特
に生鮮食料品にあってはその品質が著しく損われてしま
う。。
また、冷1ttstの収容棚又はショーケース内の陳列
棚に被冷却物を載置し、この被冷却物に冷却気体を直接
接触させながら循環通過させる形式の冷蔵庫又は冷凍シ
ョーケースでは、冷蔵庫又はショーケース内の物体の冷
却に1例えば冷凍す1゛クルを用いた冷凍装置によって
得られる低温空気を利用する場合が多い。
この場合も上記と同様に、低温空気は、大気あるいは冷
蔵4又はショーケース内の空気を冷却するものであるた
め、該低温空気は相対湿度が低く。
いわゆる乾燥空気である丸め、これを冷蔵庫又はショー
ケース内を循環通過させると被冷却物から水分が蒸発す
るという事態が発生する。
この現象は、被冷却物がケーキ、生鮮食料品等であると
きは、生鮮食料品等の品質はいちじるしく損うこととな
り、たとえ冷却が旨く行われても生鮮食料品等は乾燥状
態となって、商品価値を失うことになる。
庫内の乾燥を防止するために、上記のシステムにおいて
低温空気の代シに湿度をコントロールした。つiす湿潤
せしめた低温空気を使用しても。
庫内、特に庫壁部に近い部分に収容した被冷却物にあっ
ては、乾燥脱水現象は避けられず、庫内に収容した被冷
却物全体を、脱水乾燥せしめることなく均一に冷却する
ことは不可能であった。
したがって、脱水乾燥にデリケートな生鮮食料品、ワク
チン等生物製剤、細胞や微生物等は、冷蔵庫内の特定の
一部分にしか収容するほかなく。
したがって、従来システムでは庫内全域を有効利用する
ことが不可能なために不経済であるし、また、このよう
に庫内の一部分に収容した場合でも。
脱水乾燥現象が生じることもあシ、その改善が要望され
ていた。
つまシ、充分に加湿した冷却気体を直接庫内に送風する
システムにおいてすらも、脱水乾燥現象をひき起すこと
なく、被冷却物を均一に冷却、冷蔵するシステムは全く
知られていないのが現状なのである。
(発明の目的) 本発明は、このような技術の現状に鑑みてなされたもの
であって、冷蔵庫、冷蔵ショーケース、冷蔵室内に収容
した被冷却物全体を、脱水、乾燥せしめることなく、す
べて均一に冷蔵する新規システムを確立することを目的
とするものである。
(発明の構成) 上記目的を解決するために検討したところ、いずれの冷
却冷蔵システムにおいても、被冷却物の脱水乾燥現象は
、冷蔵庫の壁部に近い部分はど発生しやすいことをつき
とめた。
そして、その原因を科学的に究明した結果、冷蔵庫の壁
をいくら断熱構造にしても、完全な断熱を実現すること
はできず、したがって庫内の温度は壁部付近で上昇し、
その結果たとえ100%の相対湿度を有する加湿冷却気
体も、その相対湿度が低下する。つまシ庫内の乾燥脱水
現象が発生することをつきとめ、壁部付近の温度上昇に
よる相対湿度の低下がその一因であることをつきとめ九
のである。
この点を解決するために、断熱構造の改善につとめたが
完全な断熱を得ることはできなかった。
また、透明なガラスショーケースタイプの冷蔵庫にあっ
ては、庫壁に断熱材を使用することすら不可能である。
そこで、このように透明なショーケース、ショーウィン
ドウ型の冷蔵庫においても、乾燥脱水現象を防止できる
システムの開発の必要性を痛感した。
そして各方面から鋭意、研究検討の結果、庫壁付近にお
ける庫内の温度上昇の防止という面に着目し、これを実
現するための具体的なシステムについて各方面から研究
した結果1本発明の完成に到ったものである1、 すなわち、本発明は、冷蔵庫の周囲の熱の影響を受ける
ことなく冷蔵するシステムを提供するとと金目的とし、
その目的達成のために、庫内に調温調湿した気体を供給
する一方、この気体を少なくとも冷蔵庫の両9111壁
から吸気排出することを骨子とするものである。
次に図面を参照しながら本発明を実施例について詳述す
る。
第1図を参照されたい。冷R庫100の底部中央には冷
気供給口つま)冷気吹出口101を穿設し、冷気供給管
104と冷気拡散パイプ102とを接続する。パイプ1
02には必要に応じて孔103を多数穿設しておく。本
実施例においては。
冷気供給パイプ102は、冷蔵庫底面の中央部に1個設
けたが、隅の部分又はその他の個所に設けてもよいし、
冷蔵庫の側壁105.又は背壁、天井部に設けることが
でき、その設置数、設置場所も適宜必要に応じて定める
。冷蔵庫の形状を丸型。
橢円形、三角形その他の形状にした場合も同様である。
喪は、調温調湿した気体を庫内に吹き込む構造であれば
すべてのものが採用でき2したがってパイプ102を設
けることなく、単に冷気供給口101を直接穿孔するだ
けでも充分である。
調温調湿した気体は、冷気供給口101から庫内に供給
された後、冷蔵庫の側壁105から吸気してやることが
必要である。そのためには、気体出口108を側壁10
5に穿設してやるとよい。
本実施例においては、吸気効果を更に高め、 1141
1壁周辺の温度が更に上昇しないように、底部を開口し
た107内部側壁106を設けて、更に効果を高めるよ
うにしている。必要ある場合には1図示したように天井
板109の内方に内部天井板110を設け、内部にファ
ンFをとりつけて庫内の気体を気体出口111から排出
して壁部周辺の温度上昇を更に効果的に防止するように
してもよい。
気体出口108から排出された気体は、そのまま外部に
排出して廃棄してもよいが、未だいく分かは冷気を保持
している場合が多いので、これを排気饗112に回収し
、調温調装置t40に帰還せしめ、このサイクルをくシ
返して省エネルギー化をはかるのが得策である。
本発明においては、充分に加湿した冷却気体を冷蔵庫に
直接供給するのであるが、冷水シャワーに空気を通した
り、冷却気体に冷水を噴霧したシしてこのl温調湿気体
を調製することができる。
その好適例としてサイクロンを利用した次のシステムが
挙げられる。
サイクロン40には、その円筒部41上部に空気人口4
2が接縁方向に設けられている。円筒部41の中央には
上方から出口管43が下方に伸長して設けられ、出口管
46にはそれと同軸に冷水噴射管44が出口管46を囲
んで配置されている。
噴射管44には噴射ノズル45が多数設けられている。
サイクロン400円筒部41内には、冷凍装置の蒸発9
47が配置されている。蒸発管47と噴射ノズル45と
の位置関係は、rIJi射ノズル45がらの水が蒸発管
47に対して噴霧又は噴射状態で吹き付けられるように
配置されている。サイクロンの円錐部51の下端部には
、濾過装置48、水タンク49.ポンプ50が順次設け
られている。
従って、冷水は、矢印Bの方向、すなわち、ポンプ50
.循環管46.噴射管44.サイクロンの円筒部411
円錐部51、濾過装@4B、水タンク49、ポンプ50
の順序で循環させられる1、冷媒、特に高温冷媒(fJ
1℃〜−5℃)は、矢印Cの方向に蒸発管47内を循環
する。空気は、矢印Aの方向、すなわち、大気又は冷蔵
庫、冷蔵ショーケース等から入口42を通ってサイクロ
ン内に送入まれ、飽1和状態に冷却されて出口管43を
通って冷蔵庫、冷蔵7ヨーケース等に供給される。
その作用は、tず、冷凍装置の蒸発管47に対して噴射
管44に設けた噴射ノズル45から噴射又は噴霧される
水を吹き付け、この蒸発管47内を通る冷媒特に高温冷
媒と熱交換が行なわれるように、ここにファン(図示せ
ず)によって空気を強制循環させ、該空気を飽和状態に
冷却してパイプ43を通って被冷却物の収容室へ送シ込
むのである。
このようにして光分に加湿された冷却気体は。
冷気供給管104を通って冷蔵庫100内に吸気される
。この調温調湿気体は、矢印りにしたがって、パイプ1
02及びそれに穿設した孔103を通って、庫内の被冷
却物を乾燥せしめることなく冷却した後、開口部107
を通って、内部側壁106、内部天井板110と外壁に
よってそれぞれ画定される通路を通シ、気体出口108
,111を介して排気管112に集められる。この作用
をファンFが更に助長する。このようにして排気された
気体は、廃棄することなく、サイクロン40の入口42
に戻してやυ、このサイクルをくり返して、庫内の冷却
を行うのである。庫内の被冷却物の搬入搬出は扉113
を介して行う。
(発明の効果) 本発明は上記した構成を採ることによって、特に冷蔵庫
の壁部付近の温度上昇が抑制され、したがって相対湿度
が低下しないために、壁部付近の被冷却物が乾燥脱水す
るととが全くなく、冷蔵庫全体に亘って、非常にすぐれ
た冷蔵処理をすることがここにはじめて可能となったの
である。
冷R犀の周囲の熱の影響を除去するには、前記した実施
例のほか1例えば、パイプ102.内部壁106.11
0を除去して、冷気供給口101及び気体出口10日(
必要に応じて111)を単に穿設するだけでも充分に所
期の目的が達成されるので1本発明はきわめてシンゾル
な構成を採シながら最大の効果を奏するということがで
き、特に工業的大規模システムとしてすぐれている。
以上のように1本発明によれば、冷蔵庫や冷却ショーケ
ース等において、冷気を循環して冷気を直接被冷却物に
接触させて冷却を行なっても、冷気として微細な水滴を
含む飽和状態の低温空気を利用することにより、被冷却
物からの水分の蒸発を完全に阻止し、あわせて水噴霧に
よシ通過空気を清浄化することができ、しかも、庫内の
壁部4分の温度上昇を抑制して内部温度が均一になるよ
う庫内全体が均一に冷却されるので、庫内の場所や位置
における冷却のム2や局部的な脱水乾燥状態の発生が全
く生じないので、特に生鮮食料品を低温で更期間保存・
展示するとき、被冷却物である生鮮食料品の品質、商品
価値を長期間に亘って良好に保持することができると共
に、展示は商品を裸のままでなされるため、商品の状態
を極めて正確に外部から確認することができるものであ
シ。
本発明は冷凍ショーケース又は冷蔵庫にとって極めて実
用性に際し多大の効果を発揮するものである。
例えば、マグロ等の生鮮魚介類の場合、壁層辺部が周囲
の熱の影響によって温度上昇すると相対湿度が低下する
のであるが、相対湿度が100→95程度まで低下して
もマグロの品質に大きな変化はないけれども、更に温度
が上昇して相対湿度が90〜88程度に低下するとマグ
ロが脱水乾燥して市場価値、商品価値が著しく低下する
。しかしながら本発明にしたがって、庫内周壁部の温度
が上昇しないようにしてやればこのようなことが全くな
いのである。
本発明は、このように生鮮食料品だけでなく、ワクチン
や血液製剤といった生物系薬剤、網肥、微生物、ウィル
ス類の保存等にもきわめて有効であって、バイオテクノ
ロジーの研究開発分野でも大きな効果が期待されるとこ
ろである。
また1本発明に係るシステムは、実験室規模の小さなも
のから、冷蔵倉庫のように非常に大きな規模のものにも
自由に適用することができるのみでなく、省エネタイプ
のシステムであるという点でも非常にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係る冷蔵庫の全体図、第2図は第1
図をX−Xラインに沿って切断したときの断面図である
。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 第  2  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷蔵庫内の温度を均一にして冷却し、冷蔵庫の周
    囲の熱の影響を受けることなく冷蔵することを特徴とす
    る冷蔵方法。
  2. (2)冷気吹出口を設けるとともに、冷蔵庫の両側面、
    並びに、必要に応じて背面及び/又は天井面から吸気せ
    しめるようにして、冷蔵庫の周囲の熱の影響を受けるこ
    となく冷蔵することを特徴とする冷蔵庫。
JP10941785A 1985-05-23 1985-05-23 冷蔵方法及び装置 Pending JPS61268971A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10941785A JPS61268971A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 冷蔵方法及び装置

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JP10941785A JPS61268971A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 冷蔵方法及び装置

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JPS61268971A true JPS61268971A (ja) 1986-11-28

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ID=14509718

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JP10941785A Pending JPS61268971A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 冷蔵方法及び装置

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