JPH04260772A - 冷蔵装置 - Google Patents

冷蔵装置

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JPH04260772A
JPH04260772A JP2018091A JP2018091A JPH04260772A JP H04260772 A JPH04260772 A JP H04260772A JP 2018091 A JP2018091 A JP 2018091A JP 2018091 A JP2018091 A JP 2018091A JP H04260772 A JPH04260772 A JP H04260772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
storage room
storage chamber
brine
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2018091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatsune Kajimoto
梶本 忠恒
Wahei Kajimoto
梶本 和平
Tsuneo Harukawa
春川 恒雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K II CORP KK
Original Assignee
K II CORP KK
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Filing date
Publication date
Application filed by K II CORP KK filed Critical K II CORP KK
Priority to JP2018091A priority Critical patent/JPH04260772A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食料品等を保冷して貯
蔵する冷蔵装置に関するものであり、特に、食料品等を
収納する貯蔵室に改良を加えた冷蔵装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的に食料品等を保存する場合、これ
を保冷して貯蔵する冷蔵装置が使用されている。特に近
年では、青果物や魚類、肉類等の生鮮食料品を大量、且
つ新鮮に保存できる冷蔵装置が強く望まれている。例え
ば、大量の食料品を貯蔵する為には、従来よりプレハブ
大の組立式冷蔵装置が提案されている。
【0003】ここで一般的な冷蔵装置の概念図に示す。 図8に示すように、冷蔵装置20は内部に収納物Aを収
納可能な貯蔵室21が形成されており、貯蔵室21の上
部には周囲の空気を冷却して冷気を作る冷却部23が設
置されている。また、冷却部23に近接して、冷気を貯
蔵室21に強制的に供給する送風手段24が配設されて
いる。更に、貯蔵室21の内天板には送風手段24が送
出す冷気が通過する送風口22が開口されている。
【0004】この様な冷蔵装置によれば、冷却部23が
冷気を作り、この冷気を送風手段24が強制的に貯蔵室
21に送込む為、貯蔵室21の隅々まで冷気が行き渡る
。従って、貯蔵室21内の温度むらを防止して、均一な
温度に保つことが可能となる。その結果、収納物Aが傷
むことがなく、冷却器23の運転効率も高まる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の冷蔵
装置において、送風手段24による冷気の強制送風によ
り、次のような大きな問題点が起きている。
【0006】すなわち、送風によって貯蔵室21内の収
納物Aが早く乾燥する。これは強制的に送風された冷気
が収納物Aの表面に当って水分を奪う為である。
【0007】特に、収納物Aが青果物の場合、青果物は
冷蔵状態でもガス交換を行っている為、水分が失われ易
く、問題視されている。また、肉類や魚類も、黒ずみや
目減りを起こした。この様に生鮮食料品は、乾燥に弱く
しかも乾燥すると味や形状が劣化し、商品としてのロス
も大きかった。
【0008】以上のように従来の冷蔵装置においては、
生鮮食料品等の乾燥に弱い収納物を長期間冷蔵すること
は不可能だった。本発明はこの様な課題を解決するため
に提案されたものであり、その目的は、乾燥に弱い収納
物も長期間保存することができる冷蔵装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明は、内部に食料品等を収納する貯蔵室が複
数のパネルから構成され、このパネル内面に冷却コイル
が配設されると共に、冷却コイルに冷媒を供給する冷却
手段が設けられたことを構成上の特徴とするものである
【0010】また、本発明の冷蔵装置は、前記の貯蔵室
内に、加湿器が設けられていることを特徴とする。
【0011】
【作用】以上の構成を有する本発明の作用は次の通りで
ある。
【0012】すなわち、冷却手段がパネル内の冷却コイ
ルに冷媒を供給してパネルを冷やす。これにより、パネ
ル表面に接している貯蔵室内の空気が冷気となる。この
様に、貯蔵室を構成するパネル自体がこの冷気を貯蔵室
に供給する為、冷気は貯蔵室の複数の周囲から中心に向
ってまんべんなく広がる。従って、貯蔵室内の温度むら
を抑えることができ、強制的に冷気を送風しなくとも貯
蔵室を十分に冷却することが可能となる。その結果、貯
蔵室内は無風状態をとることができ、送風による収納物
の乾燥を防止できる。
【0013】また、貯蔵室はパネルを自由に組合わせる
ことによって、形状を簡単に変更できる。その為、貯蔵
室を設置する場所に合わせて組立てることができ、大形
化も容易である。
【0014】
【実施例】以上説明したような本発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の冷蔵装置の一実施例を示す
系統図である。図において、貯蔵室1は立方体状の筐体
で、扉を備えた正面部を除く各面が均一な形状を有する
パネル2から構成されており、内部には食料品等を収納
可能な空間がとられている。
【0016】この貯蔵室1内の床面には貯蔵室1内の湿
度を制御する低温超音波式の加湿器12が配設されてい
る。また、貯蔵室1内の天井には貯蔵室1内の温度を測
る赤外線センサ13が設けられている。更に、貯蔵室1
の壁面には全熱交換器付換気扇14が設置されている。 この全熱交換器付換気扇14は貯蔵室1内の空気を熱損
失、湿度損失を最小限に押えて新鮮空気と換気するため
に使用される。
【0017】ところで、貯蔵室1から独立して、貯蔵室
1の冷却手段としてチラーユニット3が設けられている
。このチラーユニット3は貯蔵室1を構成するパネル2
にブラインを供給して貯蔵室1を冷却するものである。 パネル2とチラーユニット3との間には、ブラインタン
ク5、3方弁6、ブラインポンプ7及び水−ブライン熱
交換器8が設置されている。前記の各部材はブラインが
通過する往路側パイプ18a及び復路側パイプ18bに
よって接続されている。
【0018】なお、水−ブライン熱交換器8には給水口
9及び制御弁10が設置されている。また、水−ブライ
ン熱交換器8には冷水ポンプ11を介して前記の加湿器
12が接続されている。
【0019】ここで、図2及び図3に貯蔵室1の正面図
及び側面図を示す。貯蔵室1の正面中央には扉1aが設
けられており、正面部を除く各面は壁パネル部2a、天
井パネル部2b、床パネル2c部から構成される。各パ
ネル部はそれぞれ2枚の略畳み形状のパネル2から成る
。また、各面はボルトなどの締結部材によって立方体状
の組立てられる。
【0020】次に、パネル2の内部構造を説明する。図
4はパネル2の平面図、図5及び図6はパネル2の側面
図である。図4に示すように、パネル2の内面にはチラ
ーユニット3からのブラインが通過する冷却コイル15
が配設されている。この冷却コイル15はパネル2の長
辺方向と平行な直線部分を有し、パネル2の短辺方向を
ジグザクに進むような形状をとっている。また、図5及
び図6に示すように、冷却コイル15は冷蔵パネル1内
側のパネル2内面に接して配設されている。更に、パネ
ル2内には断熱材16が収納されており、断熱材16は
一方向側から冷却コイル15を覆っている。
【0021】以上の構成を有する本実施例における作用
は次の通りである。
【0022】貯蔵物に収納される収納物が青果物である
場合、ブラインの温度はパネル2の表面温度が0度程度
になるように設定され、加湿器12は貯蔵室1内の湿度
を80〜90%に保つように設定される。
【0023】上記のように設定されたブラインは、チラ
ーユニット3より出てブラインタンク5、3方弁6、ブ
ラインポンプ7を順次通過しつつ往路側パイプ18aに
従って、パネル2の冷却コイル15に送る。その為、パ
ネル2表面は0度程度に冷却され、パネル2表面に接し
ている空気を冷して、貯蔵室1内に冷気を供給する。こ
の時、貯蔵室1内は正面を除く残り5面の全てのパネル
2が冷気を供給するため、自然対流のみで貯蔵室1内は
1〜2度程度になる。
【0024】従って、強制的に冷気を送風しなくとも十
分な冷蔵温度を獲得することができ、貯蔵室1内は無風
状態をとることができる。その結果、貯蔵室1内の青果
物が送風にさらされず、さらにパネル2内面に結霜する
ことがないため、乾燥を防止でき、青果物の水分が絞り
取られることがない。しかも、貯蔵室1内が1〜2度程
度である為、食料品に含まれる水分が霜にならず、冷凍
障害の心配がない。
【0025】一方、パネル2から出たブラインは水−ブ
ライン熱交換器8、3方弁6を通過して復路側パイプ1
8bに従って、ブラインタンク5に戻る。更に、ブライ
ンポンプ4によりチラーユニット3に入り、ここで再度
冷却される。
【0026】以上の様に、本実施例によれば、乾燥や冷
凍障害等による食料品の品質低下を防止することができ
る為、保存期間を大幅に長期化することができる。
【0027】また、本実施例においては、加湿器12が
貯蔵室1を高い湿度に保つ為、青果物の乾燥を極めて長
期に渡って抑えることができる。また、貯蔵室1内に温
度むらがない為、チラーユニット3の運転効率も高く、
消費電力を削減することができる。
【0028】更に、冷却コイル15がパネル2の内面に
当接しているため、ブラインの熱伝達率が高く、冷却能
力の損失が少ない。
【0029】なお、本発明は以上のような一実施例に限
定されるものでなく、上記実施例に限っても、パネル2
を増大させて貯蔵室1を大形化することができる。その
際、貯蔵室1の大きさに比例してパネル2の構成数も増
大する為、均一な冷蔵温度を維持することができる。ま
た、貯蔵室1が大きくなっても、送風手段を必要としな
い為、消費電力を大幅に節約することができる。
【0030】更に、各部材の形状及び寸法は適宜変更可
能であり、例えば、図7に示すパネル17のように、冷
却コイル15が浮び上がらせて、パネル17表面に凹凸
を設けても良い。この様なパネル17によれば、貯蔵室
1内の空気と接触する面積が増え、冷却効率が向上する
【0031】また、貯蔵室1内に殺菌灯など従来から提
案されているものを設けても良い。
【0032】更に、貯蔵室1内の収納物によって、ブラ
インの設定温度や加湿器の設定湿度を適宜選択すること
は言うまでも無く、例えば、収納物が肉類の場合、湿度
は95%程度に設定されることが望ましい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の冷蔵装置に
よれば、貯蔵室を構成するパネルが貯蔵室内の空気を多
方向から冷やす為、自然対流だけで充分な冷蔵能力を発
揮できる。従って、強制的な送風を必要とせず、収納物
は殆ど乾燥しないため、保存期間を大幅に長期化するこ
とができる。
【0034】また、貯蔵室はパネルを組合わせることで
簡単に大きくすることができ、その際、貯蔵室の大きさ
に比例して冷気供給源であるパネルの構成数も増大する
為、均一な冷蔵温度を保つことができる。更に、送風手
段を必要としない分、消費電力を大幅に節約できる為、
コスト的に大形化が制約されることがない。その結果、
安価で十分な冷蔵能力を発揮できる冷蔵装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の冷蔵装置の一実施例を示す系統
図である。
【図2】図2は本実施例の貯蔵室の正面図である。
【図3】図3は本実施例の貯蔵室の側面図である。
【図4】図4は本実施例のパネルの平面図である。
【図5】図5は本実施例のパネルの側面図である。
【図6】図6は本実施例のパネルの側面図である。
【図7】図7は本発明の他の実施例のパネルの断面斜視
図である。
【図8】図8は従来の冷蔵装置の概念図である。
【符号の説明】
1      貯蔵室 2      パネル 2a    壁パネル 2b    天井パネル 2c    床パネル 3      チラーユニット 4      ブラインポンプ 5      ブラインタンク 6      3方弁 7      ブラインポンプ 8      水−ブライン熱交換器 9      給水口 10    制御弁 11    冷水ポンプ 12    加湿器 13    赤外線センサ 14    全熱交換器付換気扇 15    冷却コイル 16    断熱材 17    パネル 18a  往路側パイプ 18b  復路側パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内部に食料品等を収納する貯蔵室と、
    この貯蔵室内を冷却するように冷媒を循環する冷却手段
    とを備えた冷蔵装置において、前記貯蔵室が複数のパネ
    ルから構成され、該パネル内面に前記冷媒が通過する冷
    却コイルが配設されていることを特徴とする冷蔵装置。
  2. 【請求項2】  前記貯蔵室内に、加湿器が設けられて
    いることを特徴とする特許請求第1項記載の冷蔵装置。
JP2018091A 1991-02-13 1991-02-13 冷蔵装置 Pending JPH04260772A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2018091A JPH04260772A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 冷蔵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018091A JPH04260772A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 冷蔵装置

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Publication Number Publication Date
JPH04260772A true JPH04260772A (ja) 1992-09-16

Family

ID=12019984

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018091A Pending JPH04260772A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 冷蔵装置

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JP (1) JPH04260772A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113882A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Tokyo Electric Power Co Inc:The 冷媒供給システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007113882A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Tokyo Electric Power Co Inc:The 冷媒供給システム

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