JPS61268896A - スクロ−ル型圧縮装置 - Google Patents
スクロ−ル型圧縮装置Info
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- JPS61268896A JPS61268896A JP11150585A JP11150585A JPS61268896A JP S61268896 A JPS61268896 A JP S61268896A JP 11150585 A JP11150585 A JP 11150585A JP 11150585 A JP11150585 A JP 11150585A JP S61268896 A JPS61268896 A JP S61268896A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- type compression
- pressure space
- float valve
- small hole
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、密閉ケース内にスクロール型圧縮機構を収容
してなるスクロール型圧縮装置に係わり、特に高圧空間
で吐出ガスに含まれる潤滑油を分離して低圧空間に戻す
ための経路を備えたスフ0−ル型圧縮装置の改良に関す
る。
してなるスクロール型圧縮装置に係わり、特に高圧空間
で吐出ガスに含まれる潤滑油を分離して低圧空間に戻す
ための経路を備えたスフ0−ル型圧縮装置の改良に関す
る。
従来、低圧の圧縮装置として、スクロール型圧縮装置が
知られている。この圧縮装置は、一対のスクロール翼を
軸方向に組合せて圧縮曙橋を構成したもので、小型、高
効率、低振動等の利点を鴎えている。
知られている。この圧縮装置は、一対のスクロール翼を
軸方向に組合せて圧縮曙橋を構成したもので、小型、高
効率、低振動等の利点を鴎えている。
ところで、このようなスクロール型圧縮装置は、通常、
密閉ケース内のやや上方寄りの位置に上記密閉ケース内
を上下方向に仕切る形態にフレームを固定し、このフレ
ームの上方にスクロール型圧縮機構を配置し、またフレ
ームの下方に上記スクロール型圧縮機構に駆動動力を与
えるモータを配置し、さらに密閉ケースの底部に潤滑油
を収容したものとなっている。スクロール型圧縮機構は
、通常、鏡板にスクロール翼を突設してなる固定要素と
、この固定!!素の下方に配置され上記スクロール翼と
かみ合うスクロール翼を鏡板に突設してなる可動要素と
で構成されている。そして、前記フレームに、軸受孔を
上下方向に貫通させて設け、この軸受孔で前述したモー
タの回転軸を回転自在に支持している。また、回転軸の
上端部と前記可動要素との間に偏心連結機構およびオル
ダム機構を設け、この偏心連結機構とオルダム機構とで
可動要素を自転の伴わない旋回運動をさせるようにして
いる。
密閉ケース内のやや上方寄りの位置に上記密閉ケース内
を上下方向に仕切る形態にフレームを固定し、このフレ
ームの上方にスクロール型圧縮機構を配置し、またフレ
ームの下方に上記スクロール型圧縮機構に駆動動力を与
えるモータを配置し、さらに密閉ケースの底部に潤滑油
を収容したものとなっている。スクロール型圧縮機構は
、通常、鏡板にスクロール翼を突設してなる固定要素と
、この固定!!素の下方に配置され上記スクロール翼と
かみ合うスクロール翼を鏡板に突設してなる可動要素と
で構成されている。そして、前記フレームに、軸受孔を
上下方向に貫通させて設け、この軸受孔で前述したモー
タの回転軸を回転自在に支持している。また、回転軸の
上端部と前記可動要素との間に偏心連結機構およびオル
ダム機構を設け、この偏心連結機構とオルダム機構とで
可動要素を自転の伴わない旋回運動をさせるようにして
いる。
ところで、このようなスクロール型圧縮装置では、2つ
のスクロール翼と各鏡板とで囲まれた空間に圧縮烹が形
成され、しかも各スクロール翼と鏡板とが摺接する関係
にあるので、摺接部にオイルシールを施す必要がある。
のスクロール翼と各鏡板とで囲まれた空間に圧縮烹が形
成され、しかも各スクロール翼と鏡板とが摺接する関係
にあるので、摺接部にオイルシールを施す必要がある。
特にスクロール型圧縮装置の場合、他の圧縮装置に比ベ
シール部分が多く、その分、圧縮至へ多くの油を供給し
なくてはならない。このため、吐出ガスに含まれる潤滑
油の量も必然的に多くなってしまう。この潤滑油を吐出
ガスから除去してやらないと、上記潤滑油がサイクル側
に吐出されて、本来各部を潤滑するために使用される潤
滑油が徐々に減少してしまい、最終的には軸受部の焼付
きを招くことになる。
シール部分が多く、その分、圧縮至へ多くの油を供給し
なくてはならない。このため、吐出ガスに含まれる潤滑
油の量も必然的に多くなってしまう。この潤滑油を吐出
ガスから除去してやらないと、上記潤滑油がサイクル側
に吐出されて、本来各部を潤滑するために使用される潤
滑油が徐々に減少してしまい、最終的には軸受部の焼付
きを招くことになる。
このため、上記のような圧縮装置においては、高圧室に
吐出された吐出ガスからそれに含まれている潤滑油を分
離して高圧空間の所定の位置に溜め、この油を高圧空間
と低圧空間とを連通ずる小孔を介して、圧力差で低圧の
密閉ケース底部に戻し、潤滑油の減少を防ぐようにして
いた。
吐出された吐出ガスからそれに含まれている潤滑油を分
離して高圧空間の所定の位置に溜め、この油を高圧空間
と低圧空間とを連通ずる小孔を介して、圧力差で低圧の
密閉ケース底部に戻し、潤滑油の減少を防ぐようにして
いた。
しかしながら、例えば空気調和機に上記圧縮装置を使用
した場合などは、圧縮装置の運転状態が一年を通じて異
なるため、高圧・低圧両空間の圧力差もこれに応じて異
なり、したがって油の戻り量も変化する。したがって、
雨空間の圧力差が比較的大きい場合には、高圧空間に殆
ど油が存在しなくなることも考えられる。このように高
圧空間に油がなくなると、本来、油のみを戻すための小
孔を通じて高圧ガスが低圧空間に逆流してしまい、効率
(能力)を著しく低下させてしまうという問題があった
。
した場合などは、圧縮装置の運転状態が一年を通じて異
なるため、高圧・低圧両空間の圧力差もこれに応じて異
なり、したがって油の戻り量も変化する。したがって、
雨空間の圧力差が比較的大きい場合には、高圧空間に殆
ど油が存在しなくなることも考えられる。このように高
圧空間に油がなくなると、本来、油のみを戻すための小
孔を通じて高圧ガスが低圧空間に逆流してしまい、効率
(能力)を著しく低下させてしまうという問題があった
。
本発明は、このような問題に基づきなされたもので、そ
の目的とするところは、潤滑油の減少を防止でき、しか
も効率低下をもたらすことのないスクロール型圧縮装置
を提供することにある。
の目的とするところは、潤滑油の減少を防止でき、しか
も効率低下をもたらすことのないスクロール型圧縮装置
を提供することにある。
本発明は、高圧空間で吐出ガスから分離された潤滑油を
低圧空間に戻すための小孔を、前記高圧空間と前記低圧
空間とを仕切る仕切手段に形成してなるスクロール型圧
縮装置において、前記小孔の前記高圧空間側の端部近傍
位置にフロート弁を配置するとともに、前記小孔の前記
高圧空間側の端部に該端部とフロート弁とが密着した時
に両者の間に所定の隙闇を生じさせる切欠きを形成した
ことを特徴としている。
低圧空間に戻すための小孔を、前記高圧空間と前記低圧
空間とを仕切る仕切手段に形成してなるスクロール型圧
縮装置において、前記小孔の前記高圧空間側の端部近傍
位置にフロート弁を配置するとともに、前記小孔の前記
高圧空間側の端部に該端部とフロート弁とが密着した時
に両者の間に所定の隙闇を生じさせる切欠きを形成した
ことを特徴としている。
上記構成であると、高圧空間に潤?l!油が少なくなっ
た時には、フロート弁が小孔の高圧空間側の端部を塞ぐ
ため、高圧ガスが低圧空間に流れ込むのを防止でき、効
率の向上を図ることができる。
た時には、フロート弁が小孔の高圧空間側の端部を塞ぐ
ため、高圧ガスが低圧空間に流れ込むのを防止でき、効
率の向上を図ることができる。
ところで、フロート弁の重量および体積は、フロート弁
に作用する浮力が、フロート弁の重量およびフロート弁
が小孔を塞いだ時の圧力差に起因した吸着力に打勝つよ
うに設定することが必要である。何故なら、このように
設定しないと、フロート弁が小孔を塞いだ後に高圧空間
に多くの油が満たされた場合、フロート弁が小孔に吸着
したまま開かなくなってしまうためである。ところが、
例えば、小孔径が1N1、圧力差が15υ/dの時に小
孔端部を塞ぐフロート弁に作用する吸着力は約100g
にも達し、フロート弁と油の比重差が0.2とした場合
には、上記条件を満足しようとすると、球状フロート弁
の場合その直径が10α以上にもなり、装置が極めて大
型化してしまうことになる。
に作用する浮力が、フロート弁の重量およびフロート弁
が小孔を塞いだ時の圧力差に起因した吸着力に打勝つよ
うに設定することが必要である。何故なら、このように
設定しないと、フロート弁が小孔を塞いだ後に高圧空間
に多くの油が満たされた場合、フロート弁が小孔に吸着
したまま開かなくなってしまうためである。ところが、
例えば、小孔径が1N1、圧力差が15υ/dの時に小
孔端部を塞ぐフロート弁に作用する吸着力は約100g
にも達し、フロート弁と油の比重差が0.2とした場合
には、上記条件を満足しようとすると、球状フロート弁
の場合その直径が10α以上にもなり、装置が極めて大
型化してしまうことになる。
しかしながら、本発明によれば、小孔の高圧空間側の端
部に切欠きを設け、フロート弁が小孔の端部に密着した
場合でも所定の隙闇を確保するようにしているので、フ
ロート弁に作用する吸着力を低減せしめることが可能で
ある。このため、フロート弁を小形化でき、結局0、装
置全体が大型化するのを防止することができる。
部に切欠きを設け、フロート弁が小孔の端部に密着した
場合でも所定の隙闇を確保するようにしているので、フ
ロート弁に作用する吸着力を低減せしめることが可能で
ある。このため、フロート弁を小形化でき、結局0、装
置全体が大型化するのを防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図において、図中101は、縦長に形成された密閉
ケースであり、この密閉ケース101は筒状の中間ケー
ス101aと、この中間ケース101aの両端を閉塞す
るように溶接付けされた閉塞ケース101b、101C
とで構成されている。密閉ケース101内の上方寄りの
位置には上記密閉ケース101内を上下方向に仕切る形
態にフレーム102が固定されている。
ケースであり、この密閉ケース101は筒状の中間ケー
ス101aと、この中間ケース101aの両端を閉塞す
るように溶接付けされた閉塞ケース101b、101C
とで構成されている。密閉ケース101内の上方寄りの
位置には上記密閉ケース101内を上下方向に仕切る形
態にフレーム102が固定されている。
そして、フレーム102の上方にスクロール型圧縮機横
圧が配置され、またフレーム102の下方に上記スクロ
ール型圧縮機横圧に駆動動力を与えるためのモータ10
4が配置され、ざらに密閉ケース101の底部には潤滑
油105が収容されている。
圧が配置され、またフレーム102の下方に上記スクロ
ール型圧縮機横圧に駆動動力を与えるためのモータ10
4が配置され、ざらに密閉ケース101の底部には潤滑
油105が収容されている。
スクロール型圧縮機構103は、公知のものと同様に、
固定要素111と、この固定要素111の下方に配置さ
れた可動要素112とで構成されている。
固定要素111と、この固定要素111の下方に配置さ
れた可動要素112とで構成されている。
固定要素111は、円板状の鏡板113と、この鏡板1
13の一方の面周縁部に突設された環状壁114と、こ
の環状壁114で囲まれた部分に上記環状!114とほ
ぼ等しい高さに突設されたスクロール翼115と、鏡板
113のほぼ中央部に設けられた吐出0116とで構成
されている。そして、上記環状壁114の内端縁は、第
2図(a)、(b)に示すようなテーバ面等の切欠き面
117あるいは適当な曲率をもった曲面に形成されてい
る。上記のように構成された固定要素111は、環状壁
114 eよびスクロール翼115の突出方向を下方と
して上記環状壁114の周縁部がボルト118によって
フレーム102の上面周縁部に気密に固定されている。
13の一方の面周縁部に突設された環状壁114と、こ
の環状壁114で囲まれた部分に上記環状!114とほ
ぼ等しい高さに突設されたスクロール翼115と、鏡板
113のほぼ中央部に設けられた吐出0116とで構成
されている。そして、上記環状壁114の内端縁は、第
2図(a)、(b)に示すようなテーバ面等の切欠き面
117あるいは適当な曲率をもった曲面に形成されてい
る。上記のように構成された固定要素111は、環状壁
114 eよびスクロール翼115の突出方向を下方と
して上記環状壁114の周縁部がボルト118によって
フレーム102の上面周縁部に気密に固定されている。
なお、固定時に固定要素111の上面にキャップ119
が当てがわれ、このキャップ119も前記ボルト118
によって一体に固定されている。キャップ119は、鏡
板113の上面との間に所定厚の間隙120を形成し得
る大きざに形成されており、この間隙120を形成する
壁の一部に孔121が形成されている。また、その側壁
の一部には、後述する潤滑油を案内するための孔122
が形成されている。一方、可動要素112は、円板状の
鏡板123と、この鏡板123の一方の面に前記スクロ
ール翼115の高さとほぼ等しい高さに突設されたスク
ロール1124と、鏡板123の他方の面中央部に突設
された筒部125とで構成されている。上記鏡板123
の前記スクロール翼124が突設されている側の面で周
縁部は、第3図(a)、(b)に示すようにテーバ面等
の切欠き面126に形成されている。そして、上記のよ
うに構成された可動要素112は、スクロール翼124
の突出方向を上方として、上記スクロール翼124と前
記スクロール翼115とがかみ合い、かつ鏡板123の
周辺部と前記環状壁114の端面およびスクロール翼1
24の端面と鏡板113およびスクロール翼115の端
面と鏡板123が、また鏡板123の外周面とフレーム
102の環状!1142の内面とがそれぞれ摺接するよ
うに装着され、この装着状態が上記鏡板123と前記フ
レーム102との間に設けられたオルダム機構130に
よって保持されている。
が当てがわれ、このキャップ119も前記ボルト118
によって一体に固定されている。キャップ119は、鏡
板113の上面との間に所定厚の間隙120を形成し得
る大きざに形成されており、この間隙120を形成する
壁の一部に孔121が形成されている。また、その側壁
の一部には、後述する潤滑油を案内するための孔122
が形成されている。一方、可動要素112は、円板状の
鏡板123と、この鏡板123の一方の面に前記スクロ
ール翼115の高さとほぼ等しい高さに突設されたスク
ロール1124と、鏡板123の他方の面中央部に突設
された筒部125とで構成されている。上記鏡板123
の前記スクロール翼124が突設されている側の面で周
縁部は、第3図(a)、(b)に示すようにテーバ面等
の切欠き面126に形成されている。そして、上記のよ
うに構成された可動要素112は、スクロール翼124
の突出方向を上方として、上記スクロール翼124と前
記スクロール翼115とがかみ合い、かつ鏡板123の
周辺部と前記環状壁114の端面およびスクロール翼1
24の端面と鏡板113およびスクロール翼115の端
面と鏡板123が、また鏡板123の外周面とフレーム
102の環状!1142の内面とがそれぞれ摺接するよ
うに装着され、この装着状態が上記鏡板123と前記フ
レーム102との間に設けられたオルダム機構130に
よって保持されている。
オルダム灘構130は、鏡板123の下面周縁部で、か
つ鏡板123の中心を通って描かれる同一線上の2個所
に設けられたキー溝1318.131bと、このキー溝
131a、 131bの配列方向と直交する線上で、か
つフレーム102の上面に第4図に示すように設けられ
たキー溝132a、132bと、第4図に示すように一
方の面に上記キー溝131a、 131bに嵌入するキ
ー133a、 133bを有するとともに他方の面に上
記キー溝132a、 132bに嵌入するキー124a
、 124bを有したリング135とで構成されている
。そして、上記リング135の両面には、実際には第5
図に示すように摺動抵抗を減少させるための、たとえば
網目状の油溝136が形成されている。また、前記各キ
ー溝132a、 132b、 131a、 131bの
内側面には、第6図にキー溝132bで代表して示すよ
うにキーとの摺動面積を減少させるための拡口段部13
1が形成されている。
つ鏡板123の中心を通って描かれる同一線上の2個所
に設けられたキー溝1318.131bと、このキー溝
131a、 131bの配列方向と直交する線上で、か
つフレーム102の上面に第4図に示すように設けられ
たキー溝132a、132bと、第4図に示すように一
方の面に上記キー溝131a、 131bに嵌入するキ
ー133a、 133bを有するとともに他方の面に上
記キー溝132a、 132bに嵌入するキー124a
、 124bを有したリング135とで構成されている
。そして、上記リング135の両面には、実際には第5
図に示すように摺動抵抗を減少させるための、たとえば
網目状の油溝136が形成されている。また、前記各キ
ー溝132a、 132b、 131a、 131bの
内側面には、第6図にキー溝132bで代表して示すよ
うにキーとの摺動面積を減少させるための拡口段部13
1が形成されている。
前記フレーム102には、前記可動■素112の筒部1
25の軸心線に対して偏心した軸受孔141が上下方向
に貫通して設けられており、この軸受孔141の筒部1
25側に位置する部分は大径に形成されている。そして
、上記大径側のフレーム構造は具体的には第4図に示す
ように構成されている。
25の軸心線に対して偏心した軸受孔141が上下方向
に貫通して設けられており、この軸受孔141の筒部1
25側に位置する部分は大径に形成されている。そして
、上記大径側のフレーム構造は具体的には第4図に示す
ように構成されている。
すなわち、最も外側に密閉ケース101の内径とほぼ等
しい外径を有するとともに内径が前記環状壁114の内
径より大きい、上記環状1jl14がボルト118で締
付は固定されるところの環状壁142が形成されており
、この内側に環状溝143を介して前記鏡板123の下
面周辺部を受ける環状受は面144が一段低下して形成
され、この内側に前記リング135を受ける環状受は面
145がさらに一段低下して形成され、この内側にざら
に一段低下して後述するスラスト力軽減機構149を受
止める環状受は面146が形成されている。そして、番
受は面は、放射状に設けられた溝147によって局方向
に複数に分割されており、上記溝147の少なくとも1
つはフレーム102の壁に設けられ内外を直接通じさせ
る孔148に通じている。なお、前記キー溝1328゜
132bは、受は面145に形成されている。
しい外径を有するとともに内径が前記環状壁114の内
径より大きい、上記環状1jl14がボルト118で締
付は固定されるところの環状壁142が形成されており
、この内側に環状溝143を介して前記鏡板123の下
面周辺部を受ける環状受は面144が一段低下して形成
され、この内側に前記リング135を受ける環状受は面
145がさらに一段低下して形成され、この内側にざら
に一段低下して後述するスラスト力軽減機構149を受
止める環状受は面146が形成されている。そして、番
受は面は、放射状に設けられた溝147によって局方向
に複数に分割されており、上記溝147の少なくとも1
つはフレーム102の壁に設けられ内外を直接通じさせ
る孔148に通じている。なお、前記キー溝1328゜
132bは、受は面145に形成されている。
上記スラスト力軽減機構149の主要部は、具体的には
、第7図(a)(b)(c)に示すように、前記環状受
は面146に嵌入支持される環状体150と、この環状
体150の上面に刻設された環状溝151と、上記上面
で環状溝151の内側および外側に形成された上記環状
溝151より浅くて細い環状溝152 、153と、こ
れら環状溝152 、153内に一部がそれぞれ外方へ
突出するように装着された、たとえば四弗化エチレン製
のシールリング154゜155とで構成されている。そ
して、シールリング154の外周面下端部には同図(C
)に示すようにテーパ面156が形成されており、また
、シールリング155の内周面下端部にも同様なテーパ
面が形成されている。また、前記溝151の周方向4箇
所位置には、この溝151の深さと同じ深さで上記溝1
51を前記環状溝152’、 153に連通させる有底
孔157が形成されている。そして前記鏡板123の内
部には、スラスト力軽減機構149を第1図に示すよう
に装着した状態下で、環状体151と、シールリング1
54 、155と、鏡板123の下面とで囲まれた環状
空間Qを常に圧縮室Pの高圧ポートSと中圧ボートS′
とに連通させる孔158 、159が形成されている。
、第7図(a)(b)(c)に示すように、前記環状受
は面146に嵌入支持される環状体150と、この環状
体150の上面に刻設された環状溝151と、上記上面
で環状溝151の内側および外側に形成された上記環状
溝151より浅くて細い環状溝152 、153と、こ
れら環状溝152 、153内に一部がそれぞれ外方へ
突出するように装着された、たとえば四弗化エチレン製
のシールリング154゜155とで構成されている。そ
して、シールリング154の外周面下端部には同図(C
)に示すようにテーパ面156が形成されており、また
、シールリング155の内周面下端部にも同様なテーパ
面が形成されている。また、前記溝151の周方向4箇
所位置には、この溝151の深さと同じ深さで上記溝1
51を前記環状溝152’、 153に連通させる有底
孔157が形成されている。そして前記鏡板123の内
部には、スラスト力軽減機構149を第1図に示すよう
に装着した状態下で、環状体151と、シールリング1
54 、155と、鏡板123の下面とで囲まれた環状
空間Qを常に圧縮室Pの高圧ポートSと中圧ボートS′
とに連通させる孔158 、159が形成されている。
前記フレーム102の軸受孔141には、前記モータ1
04の回転軸160が回転自在に支持されている。
04の回転軸160が回転自在に支持されている。
回転軸160には、軸受孔141の大径部分に位置する
部分に大径部161が形成されており、この大径部16
1にクランク軸162が突設されている。このクランク
軸162は、前述した筒部125に嵌入して上記筒部1
25とで偏心連結礪構を構成する。そして、上記回転輪
160は、その下端が潤滑油105中に侵入する長さに
形成されており、その下端部は密閉ケース101の内面
に軸受支持材200を介して固定された副軸受163に
よって支持されている。
部分に大径部161が形成されており、この大径部16
1にクランク軸162が突設されている。このクランク
軸162は、前述した筒部125に嵌入して上記筒部1
25とで偏心連結礪構を構成する。そして、上記回転輪
160は、その下端が潤滑油105中に侵入する長さに
形成されており、その下端部は密閉ケース101の内面
に軸受支持材200を介して固定された副軸受163に
よって支持されている。
また・、回転軸160内には遠心ポンプ作用で潤滑油1
05を、軸受面やクランク軸162と筒部125との嵌
合部に汲み上げる孔164が形成されている。この孔1
64の入口部、つまり回転軸160の下端部に位置する
部分の形状は、回転軸160の下端面中央部から上方に
向けて延びる部分165と、この部分165から半径方
向に下部軸受163の内面まで延びる部分166と、こ
の部分166から下方へ向けて延びる部分161と、こ
の部分167から回転軸160の直径より僅かに短い長
さだけ半径方向に延びる部分168とを組合わせたもの
となっている。
05を、軸受面やクランク軸162と筒部125との嵌
合部に汲み上げる孔164が形成されている。この孔1
64の入口部、つまり回転軸160の下端部に位置する
部分の形状は、回転軸160の下端面中央部から上方に
向けて延びる部分165と、この部分165から半径方
向に下部軸受163の内面まで延びる部分166と、こ
の部分166から下方へ向けて延びる部分161と、こ
の部分167から回転軸160の直径より僅かに短い長
さだけ半径方向に延びる部分168とを組合わせたもの
となっている。
前記モータ104は、回転子170へ内側に、固定子1
71を外側に配し、かつ固定子170を中間ケース10
1aの内面に固定してなるかご形の誘導電動機によって
構成されている。
71を外側に配し、かつ固定子170を中間ケース10
1aの内面に固定してなるかご形の誘導電動機によって
構成されている。
一方、前記モータ104の回転子170の上端に突設さ
れたバランスウェイト173と、前記フレーム102と
の間にはラチェット式の反転防止機構174が設けられ
ている。
れたバランスウェイト173と、前記フレーム102と
の間にはラチェット式の反転防止機構174が設けられ
ている。
また、この圧縮装置は、環状壁114およびフレーム1
02を仕切手段として固定要素の上側空間が高圧空間1
80、可動要素の背面側空間が低圧空間181となって
いる。そして、前記密閉ケース101の中間ケース10
1aのm壁で前記スクロール型圧縮機構103とモータ
104との間に位置する部分には、上記低圧空間181
に連通する関係に吸込管182が接続されており、また
、閉塞ケース101bの壁には、前記高圧空間180に
連通ずる吐出管183が接続されている。
02を仕切手段として固定要素の上側空間が高圧空間1
80、可動要素の背面側空間が低圧空間181となって
いる。そして、前記密閉ケース101の中間ケース10
1aのm壁で前記スクロール型圧縮機構103とモータ
104との間に位置する部分には、上記低圧空間181
に連通する関係に吸込管182が接続されており、また
、閉塞ケース101bの壁には、前記高圧空間180に
連通ずる吐出管183が接続されている。
そして、環状壁114およびフレーム102には、高圧
空間180で吐出ガスから分離され、環状壁114の外
周部に溜った潤滑油を低圧空間181に戻すための高圧
空間180と低圧空間181とを連通する小孔184が
形成されている。この小孔184の外径は、高圧・低圧
雨空間の圧力差や潤滑油の粘度などによって決定される
が、例えば0.4 m、以上に形成される。また、環状
壁114には、第7図(a)、(b)に示すように、上
記小孔184の高圧空間側端部に連通する該小孔184
の外径よりも幅の狭い溝185が形成されている。さら
に、上記小孔184の高圧空間側端部近傍には球状のフ
ロート弁186が配置されている。このフロート弁18
6は、比重が油よりも小さな、例えば合成樹脂また−は
中空の金属からなるものである。
空間180で吐出ガスから分離され、環状壁114の外
周部に溜った潤滑油を低圧空間181に戻すための高圧
空間180と低圧空間181とを連通する小孔184が
形成されている。この小孔184の外径は、高圧・低圧
雨空間の圧力差や潤滑油の粘度などによって決定される
が、例えば0.4 m、以上に形成される。また、環状
壁114には、第7図(a)、(b)に示すように、上
記小孔184の高圧空間側端部に連通する該小孔184
の外径よりも幅の狭い溝185が形成されている。さら
に、上記小孔184の高圧空間側端部近傍には球状のフ
ロート弁186が配置されている。このフロート弁18
6は、比重が油よりも小さな、例えば合成樹脂また−は
中空の金属からなるものである。
なお、図中187はバランスウェイトを示し、188は
モータ104への給電用接続機構を示し、また189は
潤滑油を通過させるための孔を示している。
モータ104への給電用接続機構を示し、また189は
潤滑油を通過させるための孔を示している。
次に上記のように構成された圧縮装置の動作を説明する
。
。
まず、モータ104に給電すると、回転軸160が回転
を開始する。この回転は、軸受孔141および副軸受1
63の両軸受によって円滑に保持される。
を開始する。この回転は、軸受孔141および副軸受1
63の両軸受によって円滑に保持される。
そして、回転軸160の回転力が可り要素112に伝え
られる。可動要素112の筒部125は回転軸160に
対して偏心して設けられたクランク軸162と嵌合して
おり、しかもオルダム機構130によって支持されてい
るので、この可動要素112は自転の伴なわない旋回運
動を行なう。このとき、可動要素112は、フレーム1
02の環状壁142によって遠心力方向に支持される。
られる。可動要素112の筒部125は回転軸160に
対して偏心して設けられたクランク軸162と嵌合して
おり、しかもオルダム機構130によって支持されてい
るので、この可動要素112は自転の伴なわない旋回運
動を行なう。このとき、可動要素112は、フレーム1
02の環状壁142によって遠心力方向に支持される。
したがって、可動要素112に設けられたスクロール翼
124も旋回運動を行なう。この旋回運動に伴なって、
スクロール翼115とスクロール翼124との間に形成
された圧縮至Pの容積が周期的に小さくなり、これによ
って圧縮されたガスが吐出0116から吐出される。吐
出された高圧ガスはキャップ119によって形成された
間隙120〜キヤンプ119に設けられた孔121〜高
圧空間180を介して吐出管183から送り出される。
124も旋回運動を行なう。この旋回運動に伴なって、
スクロール翼115とスクロール翼124との間に形成
された圧縮至Pの容積が周期的に小さくなり、これによ
って圧縮されたガスが吐出0116から吐出される。吐
出された高圧ガスはキャップ119によって形成された
間隙120〜キヤンプ119に設けられた孔121〜高
圧空間180を介して吐出管183から送り出される。
一方、上記のように可り要素112が旋回運動すると、
この可動要素112の鏡板123の上面周縁部と固定要
素111の環状壁114における内端縁部とに切欠き面
126 、117が形成されていることが有効に作用し
て圧縮空Pの周縁部がフレーム102に形成されている
受iノ面145上の2藺に常に連通した状態となる。上
記空間は、フレーム102に放射状に設けられた溝14
7等を介して孔148に通じ、また、この孔148は低
圧空間181を介して吸込管182に通じているので、
結局、低圧のガスは上記吸込管182〜低圧空間181
〜孔148〜受は面145上の空間を経由して圧縮WP
内の低圧ボートに吸込まれることになり、ここに圧縮装
置としての機能が発揮される。なお、この場合には、吸
込管182を介して流れ込んだ低圧ガス中に冷媒等の液
が混入していても、この液は低圧空間181内を移行す
る間に下方へ落下し、潤滑油105が溜っている底部へ
移行しようとする。モータ104は自己発熱しているの
で、落下した液は上記熱によってガス化され、すでにガ
ス化しているものの流れに混入して圧縮至P内へと移動
する。したがって、低圧9!間181は気液分離器と全
く同じ作用をしていることになる。
この可動要素112の鏡板123の上面周縁部と固定要
素111の環状壁114における内端縁部とに切欠き面
126 、117が形成されていることが有効に作用し
て圧縮空Pの周縁部がフレーム102に形成されている
受iノ面145上の2藺に常に連通した状態となる。上
記空間は、フレーム102に放射状に設けられた溝14
7等を介して孔148に通じ、また、この孔148は低
圧空間181を介して吸込管182に通じているので、
結局、低圧のガスは上記吸込管182〜低圧空間181
〜孔148〜受は面145上の空間を経由して圧縮WP
内の低圧ボートに吸込まれることになり、ここに圧縮装
置としての機能が発揮される。なお、この場合には、吸
込管182を介して流れ込んだ低圧ガス中に冷媒等の液
が混入していても、この液は低圧空間181内を移行す
る間に下方へ落下し、潤滑油105が溜っている底部へ
移行しようとする。モータ104は自己発熱しているの
で、落下した液は上記熱によってガス化され、すでにガ
ス化しているものの流れに混入して圧縮至P内へと移動
する。したがって、低圧9!間181は気液分離器と全
く同じ作用をしていることになる。
一方、上記のようにモータ104が回転すると、潤滑油
105の一部は、孔164の形状に伴なう遠心ポンプ作
用によって孔164内の上方へと汲み上げられる。この
汲み上げられたf2I8!油は、軸受孔141の内周面
をf[L、た後、クランク軸162と筒1125との嵌
合部を潤滑し、続いて孔181を介してオルダム機$
130が設けられている部分を潤滑し、さらに鏡面12
3と環状壁142との間を潤滑する。その後、一部が孔
148から下方へと流下し、残りが圧縮至P内へと侵入
して圧svp内の摺動部をオイルシールに供される。圧
縮至P内に入り込んだ潤滑油は吐出ガスに混入し、吐出
0116から排出された後、キャップ119で形成され
た間隙120で上記吐出ガスから分離される。潤滑油の
分離された吐出ガスは、キャップ119に形成された孔
121〜吐出管183を介して吐出される。一方、分離
された潤滑油は、上記キャップ119に設けられた孔1
22を介して環状壁114の外周部の上部に溜る。ここ
に溜った潤滑油105は、高圧空711180と低圧空
間181との間の圧力差によって小孔184を介して低
圧空間181の方へ戻される。低圧空間181に戻され
た潤滑油105は、密閉ケース101の底部まで滴下さ
れ、再び軸受部等の潤滑に供される。このようにして、
吐出管183からは潤滑油の混入していない高圧ガスが
吐出されることになる。
105の一部は、孔164の形状に伴なう遠心ポンプ作
用によって孔164内の上方へと汲み上げられる。この
汲み上げられたf2I8!油は、軸受孔141の内周面
をf[L、た後、クランク軸162と筒1125との嵌
合部を潤滑し、続いて孔181を介してオルダム機$
130が設けられている部分を潤滑し、さらに鏡面12
3と環状壁142との間を潤滑する。その後、一部が孔
148から下方へと流下し、残りが圧縮至P内へと侵入
して圧svp内の摺動部をオイルシールに供される。圧
縮至P内に入り込んだ潤滑油は吐出ガスに混入し、吐出
0116から排出された後、キャップ119で形成され
た間隙120で上記吐出ガスから分離される。潤滑油の
分離された吐出ガスは、キャップ119に形成された孔
121〜吐出管183を介して吐出される。一方、分離
された潤滑油は、上記キャップ119に設けられた孔1
22を介して環状壁114の外周部の上部に溜る。ここ
に溜った潤滑油105は、高圧空711180と低圧空
間181との間の圧力差によって小孔184を介して低
圧空間181の方へ戻される。低圧空間181に戻され
た潤滑油105は、密閉ケース101の底部まで滴下さ
れ、再び軸受部等の潤滑に供される。このようにして、
吐出管183からは潤滑油の混入していない高圧ガスが
吐出されることになる。
ところで、高圧空間180の圧力が高まると1、低圧空
間181へ戻される潤滑油の量も増え、環状壁114の
上部に溜った潤滑油の量も少なくなる。潤滑油が完全に
なくなると、フロート弁186が小孔184の高圧空+
!l!l端部を閉塞するので、高圧空間180から低圧
空間181の方へ吐出ガスが逆流するのを防止できる。
間181へ戻される潤滑油の量も増え、環状壁114の
上部に溜った潤滑油の量も少なくなる。潤滑油が完全に
なくなると、フロート弁186が小孔184の高圧空+
!l!l端部を閉塞するので、高圧空間180から低圧
空間181の方へ吐出ガスが逆流するのを防止できる。
フロート弁18Gが小孔184の端部を塞いでいる状態
では、この¥i部に連通ずる溝185と上記フロート弁
186とで形成される隙闇からしかrAm油を帰還させ
ることができないため、高圧空間180で分離された潤
滑油は徐々に増加し、これによってフロート弁186に
加わる浮力も徐々に増加する。そして、油量が所定の値
に達すると、フロート弁186が完全に浮上り、小孔1
84の端部が開放状態となる。これによって上記潤滑油
は、低圧空間181の方へ大量に戻されることになる。
では、この¥i部に連通ずる溝185と上記フロート弁
186とで形成される隙闇からしかrAm油を帰還させ
ることができないため、高圧空間180で分離された潤
滑油は徐々に増加し、これによってフロート弁186に
加わる浮力も徐々に増加する。そして、油量が所定の値
に達すると、フロート弁186が完全に浮上り、小孔1
84の端部が開放状態となる。これによって上記潤滑油
は、低圧空間181の方へ大量に戻されることになる。
そして、この場合には、上記小孔184の高圧側端部に
溝185を形成しているので、フロート弁186と小孔
184の端部とが密着した状態でも、フロート弁と小孔
184との間には隙闇が生じ、この結果、フロート弁1
86の密着力が軽減される。したがって、)o−トチ弁
18Gが浮上するのに必要な浮力を橿めて少なくするこ
とができ、結局フロート弁186の小形化を図ることが
可能となる。
溝185を形成しているので、フロート弁186と小孔
184の端部とが密着した状態でも、フロート弁と小孔
184との間には隙闇が生じ、この結果、フロート弁1
86の密着力が軽減される。したがって、)o−トチ弁
18Gが浮上するのに必要な浮力を橿めて少なくするこ
とができ、結局フロート弁186の小形化を図ることが
可能となる。
なお、本発明は上述、した実施例に限定されるものでは
ない。
ない。
たとえば、小孔184とフロート弁186との間にばね
を介在させるようにすれば、フロート弁186に必要と
される浮力を更に小さくすることができ、この結果フロ
ート弁18Gを更に小形化することができる。また、フ
ロート弁の形状も特に球状に限らず1円錐状であっても
良い。また、小孔を形成する場所も、例えば高圧ケース
など、適当な仕切手段の任意の位置に形成可能である。
を介在させるようにすれば、フロート弁186に必要と
される浮力を更に小さくすることができ、この結果フロ
ート弁18Gを更に小形化することができる。また、フ
ロート弁の形状も特に球状に限らず1円錐状であっても
良い。また、小孔を形成する場所も、例えば高圧ケース
など、適当な仕切手段の任意の位置に形成可能である。
また、上記実施例では、フロート弁186と小孔の端部
とが密着した場合の切欠きとして溝を用いたが、要する
にフロート弁と仕切手段との間に所定の隙闇を生じさせ
得るものであれば、どのような切欠きであっても良い。
とが密着した場合の切欠きとして溝を用いたが、要する
にフロート弁と仕切手段との間に所定の隙闇を生じさせ
得るものであれば、どのような切欠きであっても良い。
第1図は本発明の一実施例に係るスクロール型圧縮装置
の縦断面図、第2図(a)は同装置における固定要素の
下面図、同図(b)は(a)におるB−B線切断矢視図
、第4図は同装置におけるフレームの上部だけを取り出
して示す一部切欠分解斜視図、第5図は同装置における
オルダム機構要部の平面図、第6図は同オルダム機構の
キー溝の形状を説明するための図、第7図(a)は同装
置に組込まれたスラスト力軽減TaM4の平面図、同図
(b)は同スラスト力軽減機構の縦断面図、同図(C)
は同機構に組込まれたシールリングを局部的に示す断面
図、第8図(a)は同装置のフロート弁の周辺部を拡大
して示す縦断面図、同図(b)は同平面図である。 101・・・密閉ケース、102・・・フレーム、10
3−・・スクロール型圧縮機構、104・・・モータ、
105・・・潤滑油、111・・・固定要素、112・
・・可動要素、115゜124・・・スクロール翼、1
16・・・吐出口、130・・・オルダム機構、139
・・・スラスト力軽減機構、141・・・軸受孔、15
09.・環状体、151 、152 、153・・・環
状溝、154 、155・・・シールリング、158.
159・・・連絡路としての孔、160・・・回転軸、
162・・・クランク軸、163・・・副軸受、164
・・・遠心ポンプ用の孔、170・・・回転1子、17
1・・・固定子、174・・・反転防止機構、180・
・・・高圧空間、181・・・低圧空間、182・・・
・・・吸込111.183・・・吐出管、184・・・
小孔、185・・・溝、18G・・・フロート弁、P・
・・圧縮室、Q・・・環状空間。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a) (b) 第2図 (a) (b) ′s3図 第 4 図 W&5図 第6図 第 7 図
の縦断面図、第2図(a)は同装置における固定要素の
下面図、同図(b)は(a)におるB−B線切断矢視図
、第4図は同装置におけるフレームの上部だけを取り出
して示す一部切欠分解斜視図、第5図は同装置における
オルダム機構要部の平面図、第6図は同オルダム機構の
キー溝の形状を説明するための図、第7図(a)は同装
置に組込まれたスラスト力軽減TaM4の平面図、同図
(b)は同スラスト力軽減機構の縦断面図、同図(C)
は同機構に組込まれたシールリングを局部的に示す断面
図、第8図(a)は同装置のフロート弁の周辺部を拡大
して示す縦断面図、同図(b)は同平面図である。 101・・・密閉ケース、102・・・フレーム、10
3−・・スクロール型圧縮機構、104・・・モータ、
105・・・潤滑油、111・・・固定要素、112・
・・可動要素、115゜124・・・スクロール翼、1
16・・・吐出口、130・・・オルダム機構、139
・・・スラスト力軽減機構、141・・・軸受孔、15
09.・環状体、151 、152 、153・・・環
状溝、154 、155・・・シールリング、158.
159・・・連絡路としての孔、160・・・回転軸、
162・・・クランク軸、163・・・副軸受、164
・・・遠心ポンプ用の孔、170・・・回転1子、17
1・・・固定子、174・・・反転防止機構、180・
・・・高圧空間、181・・・低圧空間、182・・・
・・・吸込111.183・・・吐出管、184・・・
小孔、185・・・溝、18G・・・フロート弁、P・
・・圧縮室、Q・・・環状空間。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a) (b) 第2図 (a) (b) ′s3図 第 4 図 W&5図 第6図 第 7 図
Claims (7)
- (1)スクロール型圧縮機構と、このスクロール型圧縮
機構の下方に配置されて該スクロール型圧縮機構に動力
を付与するモータとを密閉容器の内部に収容し、前記ス
クロール型圧縮機構の上方の高圧空間と同下方の低圧空
間とを仕切手段で仕切るとともに、前記高圧空間で吐出
ガスから分離された潤滑油を前記低圧空間に戻すため前
記仕切手段に前記低圧空間と前記高圧空間とを連通する
小孔を形成してなるスクロール型圧縮装置において、前
記小孔の前記高圧空間側の端部近傍位置にフロート弁を
配置するとともに、前記小孔の前記高圧空間側の端部に
該端部とフロート弁とが密着した時に両者の間に所定の
隙闇を生じさせる切欠きを形成してなることを特徴とす
るスクロール型圧縮装置。 - (2)前記フロート弁は、合成樹脂で形成されたもので
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスク
ロール型圧縮装置。 - (3)前記フロート弁は、中空金属からなるものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスクロー
ル型圧縮装置。 - (4)前記フロート弁は、球状に形成されたものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいず
れか一項に記載のスクロール型圧縮装置。 - (5)前記フロート弁は、円錐状に形成されたものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のい
ずれか一項に記載のスクロール型圧縮装置。 - (6)前記フロート弁は、前記小孔側にばねを付加した
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のスクロール型圧縮装置。 - (7)前記切欠きは、前記小孔に連通する溝であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスクロール型
圧縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150585A JPS61268896A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | スクロ−ル型圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11150585A JPS61268896A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | スクロ−ル型圧縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268896A true JPS61268896A (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=14563004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11150585A Pending JPS61268896A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | スクロ−ル型圧縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268896A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5256042A (en) * | 1992-02-20 | 1993-10-26 | Arthur D. Little, Inc. | Bearing and lubrication system for a scroll fluid device |
US6017205A (en) * | 1996-08-02 | 2000-01-25 | Copeland Corporation | Scroll compressor |
US6309198B1 (en) * | 2000-02-24 | 2001-10-30 | Scroll Technologies | Scroll compressor with improved oil flow |
JP2010065586A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Hitachi Appliances Inc | 容積形圧縮機 |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP11150585A patent/JPS61268896A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5256042A (en) * | 1992-02-20 | 1993-10-26 | Arthur D. Little, Inc. | Bearing and lubrication system for a scroll fluid device |
US6017205A (en) * | 1996-08-02 | 2000-01-25 | Copeland Corporation | Scroll compressor |
US6309198B1 (en) * | 2000-02-24 | 2001-10-30 | Scroll Technologies | Scroll compressor with improved oil flow |
US6599109B2 (en) | 2000-02-24 | 2003-07-29 | Scroll Technologies | Scroll compressor with improved oil flow |
JP2010065586A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Hitachi Appliances Inc | 容積形圧縮機 |
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