JPS61268625A - ポリエン抗生物質エマルジヨン製剤 - Google Patents
ポリエン抗生物質エマルジヨン製剤Info
- Publication number
- JPS61268625A JPS61268625A JP61111753A JP11175386A JPS61268625A JP S61268625 A JPS61268625 A JP S61268625A JP 61111753 A JP61111753 A JP 61111753A JP 11175386 A JP11175386 A JP 11175386A JP S61268625 A JPS61268625 A JP S61268625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- item
- polyene antibiotic
- emulsion
- formulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/107—Emulsions ; Emulsion preconcentrates; Micelles
- A61K9/1075—Microemulsions or submicron emulsions; Preconcentrates or solids thereof; Micelles, e.g. made of phospholipids or block copolymers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H17/00—Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H17/04—Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
- C07H17/08—Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は、ポリエン抗生物質の安全な非経口投与に適し
た新規なポリエン抗生物質エマルジョン製剤およびその
ような製剤の使用法に関する。
た新規なポリエン抗生物質エマルジョン製剤およびその
ような製剤の使用法に関する。
発明の背景
ポリエンは、膜にステロールを含有する微生物を選択的
に阻止するマクロライド抗生物質である。
に阻止するマクロライド抗生物質である。
該抗生物質は、酵母、真菌類および他の真核細胞に対し
て活性であるが、その細胞膜中にステロールを欠く原核
細胞細菌に対しては抑制活性を有しない。該ポリエンの
抗真菌活性は、抗生物質−スチロール相互作用によって
生じる該膜の透過性を変化させることによる。たとえば
、ポリエン抗生物質であるがアムホテリシンBで処置し
た真菌細胞は、細胞膜にくぼみおよび小胞を生じさせる
が穴または孔を生じさせない。すなわち、透過性の変化
は、通常、膜機能を安定化している該膜のステロールに
該ポリエンが強く結合することにより生じる該膜の物理
特性の変化の結果である。ついで、該ポリエン−ステロ
ール相互作用は、通常の状態から溶融またはランダムな
状態へ相転位を伝達し、透過性を増加させる。
て活性であるが、その細胞膜中にステロールを欠く原核
細胞細菌に対しては抑制活性を有しない。該ポリエンの
抗真菌活性は、抗生物質−スチロール相互作用によって
生じる該膜の透過性を変化させることによる。たとえば
、ポリエン抗生物質であるがアムホテリシンBで処置し
た真菌細胞は、細胞膜にくぼみおよび小胞を生じさせる
が穴または孔を生じさせない。すなわち、透過性の変化
は、通常、膜機能を安定化している該膜のステロールに
該ポリエンが強く結合することにより生じる該膜の物理
特性の変化の結果である。ついで、該ポリエン−ステロ
ール相互作用は、通常の状態から溶融またはランダムな
状態へ相転位を伝達し、透過性を増加させる。
ポリエン抗生物質であるアムホテリシンBは抗真菌治療
の基礎となっている。それは、強固な感染症の原因とな
りつる大部分の真菌類に対して活性である。しかし、公
知の非経口投与製剤では、好ましい用量でさえ、アムホ
テリシンBは多くの副作用を生じ、そのうち腎毒性は最
も重大である。
の基礎となっている。それは、強固な感染症の原因とな
りつる大部分の真菌類に対して活性である。しかし、公
知の非経口投与製剤では、好ましい用量でさえ、アムホ
テリシンBは多くの副作用を生じ、そのうち腎毒性は最
も重大である。
そのような副作用は、アムホテリシンBの量を安全に非
経口投与できる量を制限し、さらには、通常の製剤の使
用をも制限する。他のポリエン抗真菌剤であるナイスタ
チンも臨床的に有用である。
経口投与できる量を制限し、さらには、通常の製剤の使
用をも制限する。他のポリエン抗真菌剤であるナイスタ
チンも臨床的に有用である。
公知の処方で非経口投与した場合のその毒性のために、
その最も重要な用途は局所的または表在性感性症、特に
、カンジダに起因する感性症の治療である。他の全ての
公知のポリエン抗生物質は非経口投与した場合、強い毒
性を示すので、そのような送達経路で該抗生物質の治療
用景を投与することは不可能である。したがって、該抗
生物質の薬理活性を著しく減じることなく、公知の処方
では毒性を示すような通常のまたはより多くの用量のポ
リエン抗生物質を投与できる本発明の、より安全な非経
口製剤が現実に必要であることは明らかである。
その最も重要な用途は局所的または表在性感性症、特に
、カンジダに起因する感性症の治療である。他の全ての
公知のポリエン抗生物質は非経口投与した場合、強い毒
性を示すので、そのような送達経路で該抗生物質の治療
用景を投与することは不可能である。したがって、該抗
生物質の薬理活性を著しく減じることなく、公知の処方
では毒性を示すような通常のまたはより多くの用量のポ
リエン抗生物質を投与できる本発明の、より安全な非経
口製剤が現実に必要であることは明らかである。
発明の要旨
本発明は、水中油型エマルジョン中に配合した治療有効
量のポリエン抗生物質からなることを特徴とするポリエ
ン抗生物質エマルジョン製剤に関する。
量のポリエン抗生物質からなることを特徴とするポリエ
ン抗生物質エマルジョン製剤に関する。
本発明は、また、活性感染症がその細胞膜中にステロー
ルを有する微生物に起因する、動物の該感染の治療法に
関し、水中油型エマルジョン中に配合した治療有効量の
そのような抗生物質を含有するポリエン抗生物質エマル
ジョン製剤をそのような動物に非経口投与することを特
徴とする治療法に関する。
ルを有する微生物に起因する、動物の該感染の治療法に
関し、水中油型エマルジョン中に配合した治療有効量の
そのような抗生物質を含有するポリエン抗生物質エマル
ジョン製剤をそのような動物に非経口投与することを特
徴とする治療法に関する。
発明の詳細
な説明の製剤および方法に有用な該ポリエン抗生物質に
は、ナイスタチンのようなテトラエン、アリオマ゛イシ
ンのようなペンタエン、フィリピンのようなメチルペン
タエン、マイコチシンのようなカルボニルペンタエン、
クリプトシジンのようなヘキサエン、ダーモスタチンの
ようなカルボニルヘキサエンおよびアムホテリシンBの
ようなヘプタエンが含まれるがそれらに限定されない。
は、ナイスタチンのようなテトラエン、アリオマ゛イシ
ンのようなペンタエン、フィリピンのようなメチルペン
タエン、マイコチシンのようなカルボニルペンタエン、
クリプトシジンのようなヘキサエン、ダーモスタチンの
ようなカルボニルヘキサエンおよびアムホテリシンBの
ようなヘプタエンが含まれるがそれらに限定されない。
そのような抗生物質は商業的に入手できるかまたは公知
の方法により常法で製造できる。好ましいポリエン抗生
物質としてはアムホテリシンBおよびナイスタチンが挙
げられる。最も好ましいポリエン抗生物質はアムホテリ
シンBである。
の方法により常法で製造できる。好ましいポリエン抗生
物質としてはアムホテリシンBおよびナイスタチンが挙
げられる。最も好ましいポリエン抗生物質はアムホテリ
シンBである。
水中油型エマルジョンが非経口投与できる非毒性油また
は脂肪を含有する場合には、いずれの該エマルジョンも
本発明の製剤に用いることができる。そのような油また
は脂肪には大豆油、ごま種子油、ピーナッツ油、コーン
油、ミリスチン酸イソプロピルおよびトリペラルゴン酸
グリセリンが含まれるがそれらに限定されない。そのよ
うな水中油型エマルジョンは商業的に入手できるかまた
は公知の方法゛により常法で製造できる。該水中油型エ
マルジョン中の油または脂肪の量は約5〜約40%の範
囲とすることができる。該水中油型エマルジョン中の好
ましい油または脂肪の量は約10〜約20%である。
イントラリビド(Intralipid(g)) l
0%およびイントラリピド20%である、大豆油水中油
型エマルジョンは好ましい水中油型エマルジョンであり
、カッター・ラボラトリーズ、インコーポレーティッド
、バークレー、カリホルニア(Cutter Labs
、 、 I nc、 、 Berkeley 、 C
a1ifornia )から商業的に入手できる。イン
トラリピドに用いられている乳化剤は卵黄ホスホリピド
である。イントラリビド20%は最も好ましい水中油型
エマルジョンである。
は脂肪を含有する場合には、いずれの該エマルジョンも
本発明の製剤に用いることができる。そのような油また
は脂肪には大豆油、ごま種子油、ピーナッツ油、コーン
油、ミリスチン酸イソプロピルおよびトリペラルゴン酸
グリセリンが含まれるがそれらに限定されない。そのよ
うな水中油型エマルジョンは商業的に入手できるかまた
は公知の方法゛により常法で製造できる。該水中油型エ
マルジョン中の油または脂肪の量は約5〜約40%の範
囲とすることができる。該水中油型エマルジョン中の好
ましい油または脂肪の量は約10〜約20%である。
イントラリビド(Intralipid(g)) l
0%およびイントラリピド20%である、大豆油水中油
型エマルジョンは好ましい水中油型エマルジョンであり
、カッター・ラボラトリーズ、インコーポレーティッド
、バークレー、カリホルニア(Cutter Labs
、 、 I nc、 、 Berkeley 、 C
a1ifornia )から商業的に入手できる。イン
トラリピドに用いられている乳化剤は卵黄ホスホリピド
である。イントラリビド20%は最も好ましい水中油型
エマルジョンである。
所望のポリエン抗生物質を所望の水中油型エマルジョン
に配合して本発明のエマルジョン製剤を製造するために
は、まず、所望の抗生物質を適当な溶媒に可溶化させる
ことが必要である。「適当な溶媒」とは、所望の抗生物
質を所望の水中油型エマルシコンにミクロエマルジョン
として配合できるいずれもの非毒性溶媒を意味する。適
当な溶媒には、ジメチルアセトアミド(DMA)、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスル
ホキシド(DMSO)、ポリエチレングリコール(PE
G)またはジエチルカーボネートのような極性溶媒が含
まれるがそれらに限定されない。溶媒の選択は該ポリエ
ン抗生物質の溶解度に依存する。
に配合して本発明のエマルジョン製剤を製造するために
は、まず、所望の抗生物質を適当な溶媒に可溶化させる
ことが必要である。「適当な溶媒」とは、所望の抗生物
質を所望の水中油型エマルシコンにミクロエマルジョン
として配合できるいずれもの非毒性溶媒を意味する。適
当な溶媒には、ジメチルアセトアミド(DMA)、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスル
ホキシド(DMSO)、ポリエチレングリコール(PE
G)またはジエチルカーボネートのような極性溶媒が含
まれるがそれらに限定されない。溶媒の選択は該ポリエ
ン抗生物質の溶解度に依存する。
DMAは所望のポリエン抗生物質、特に、アムホテリシ
ンBまたはナイスタチンの溶解に好ましい溶媒である。
ンBまたはナイスタチンの溶解に好ましい溶媒である。
該ポリエン抗生物質の通常の用量より高用量を該水中油
型エマルジョンに配合するた゛ めには、デオキシコ
ール酸ナトリウム塩、ポリソルベート80、ポリエチレ
ングリコール、ツイーン80のような溶解補助剤または
選択した溶解剤と相溶性であるいずれかの他の溶解補助
剤を用いる必要がある。
型エマルジョンに配合するた゛ めには、デオキシコ
ール酸ナトリウム塩、ポリソルベート80、ポリエチレ
ングリコール、ツイーン80のような溶解補助剤または
選択した溶解剤と相溶性であるいずれかの他の溶解補助
剤を用いる必要がある。
本発明の製剤は、該抗生物質の効力に顕著な影響を及ぼ
さずに動物に通常の用量のポリエン抗生物質を安全に非
経口投与できる。さらに、本発明の製剤は、通常の用量
のポリエン抗生物質より高用量を動物に安全に非経口投
与できる。すなわち、本発明の製剤は、該ポリエン抗生
物質の最大耐容薬量を増加させるので、それが含有する
ポリエン抗生物質の治療係数を増大させる。
さずに動物に通常の用量のポリエン抗生物質を安全に非
経口投与できる。さらに、本発明の製剤は、通常の用量
のポリエン抗生物質より高用量を動物に安全に非経口投
与できる。すなわち、本発明の製剤は、該ポリエン抗生
物質の最大耐容薬量を増加させるので、それが含有する
ポリエン抗生物質の治療係数を増大させる。
明らかなように、本発明の製剤に用いられるポリエン抗
生物質の実際の好ましい用量は、用いる特定のポリエン
抗生物質、非経口投与法および用いられる特定の部位、
治療する特定の宿主および治療する特定の病態により変
更することができる。
生物質の実際の好ましい用量は、用いる特定のポリエン
抗生物質、非経口投与法および用いられる特定の部位、
治療する特定の宿主および治療する特定の病態により変
更することができる。
与えられた条件での最適用量は、通常の用量決定を用い
てまたは後記実施例3および4に示した実験データを適
当に採用して、当業者によって確定されうる。
てまたは後記実施例3および4に示した実験データを適
当に採用して、当業者によって確定されうる。
本発明は、また、活性感染症がその細胞膜中にステロー
ルを有する微生物に起因する、ヒトを含む動物の該感染
の治療法に関し、水中油型エマルジョン中に配合した治
療有効量のそのような抗生物質を含有するそのような抗
生物質エマルジョン製剤をそのような動物に非経口投与
することを特徴とする治療法に関する。明らかなように
、特定の感染症の治療過程間にそれぞれの用量にて投与
される特定のポリエン抗生物質の実際の好ましい量は、
前記の変形に従って変更できる。明らかなように、最適
治療単位、すなわち、ある限定された期間に1日当たり
投与される本発明の製剤の投与回数もまた通常の治療決
定法を用いてまたは後記実施例3または4の実験データ
を適当に採用して当業者によって確定できる。通常、治
療過程の期間中に投与される日々の全用量は、0.25
mg/kg〜9 mg/ kg全体重の範囲である。
ルを有する微生物に起因する、ヒトを含む動物の該感染
の治療法に関し、水中油型エマルジョン中に配合した治
療有効量のそのような抗生物質を含有するそのような抗
生物質エマルジョン製剤をそのような動物に非経口投与
することを特徴とする治療法に関する。明らかなように
、特定の感染症の治療過程間にそれぞれの用量にて投与
される特定のポリエン抗生物質の実際の好ましい量は、
前記の変形に従って変更できる。明らかなように、最適
治療単位、すなわち、ある限定された期間に1日当たり
投与される本発明の製剤の投与回数もまた通常の治療決
定法を用いてまたは後記実施例3または4の実験データ
を適当に採用して当業者によって確定できる。通常、治
療過程の期間中に投与される日々の全用量は、0.25
mg/kg〜9 mg/ kg全体重の範囲である。
本発明の製剤および方法によって効果的に治療できる活
性感染症には、酵母、他の真菌類および他の真核細菌微
生物のようなその細胞膜中にステロールを含む微生物に
起因する全ての感染症が含まれるが、原核細胞微生物は
その細胞膜中に必要なステロールを欠いているので、い
ずれものこれらの微生物に起因する感染症は含まれない
。カンジダ・アルビカンス(Candida albi
cans)、カンジダ・トロピカリス(Candida
tropicalis)のようなカンジダ(Cand
ida)のいずれもの種に起因する感染症、トルロプシ
ス、ゲラブラタ(Torulopsis glabra
ta )に起因する感染症およびアスペルギルス(A
spergillus)のいずれもの種に起因する感染
症は、免疫不全患者および/または第3世界の多くの人
々に広まっているので特に重要である。
性感染症には、酵母、他の真菌類および他の真核細菌微
生物のようなその細胞膜中にステロールを含む微生物に
起因する全ての感染症が含まれるが、原核細胞微生物は
その細胞膜中に必要なステロールを欠いているので、い
ずれものこれらの微生物に起因する感染症は含まれない
。カンジダ・アルビカンス(Candida albi
cans)、カンジダ・トロピカリス(Candida
tropicalis)のようなカンジダ(Cand
ida)のいずれもの種に起因する感染症、トルロプシ
ス、ゲラブラタ(Torulopsis glabra
ta )に起因する感染症およびアスペルギルス(A
spergillus)のいずれもの種に起因する感染
症は、免疫不全患者および/または第3世界の多くの人
々に広まっているので特に重要である。
寒籠鳳
つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1
通常の濃度のアムホテリシンBを含有するアムホテリシ
ンB−イントラリピド20%製剤次の方法にしたがって
アムホテリシンB(シグマ・ケミカル・コーポレーショ
ン、セントルイス。
ンB−イントラリピド20%製剤次の方法にしたがって
アムホテリシンB(シグマ・ケミカル・コーポレーショ
ン、セントルイス。
ミズーリ(Sigma Chemical Co、、
St、Louis。
St、Louis。
M 1ssouri))をイントラリピド20%水中油
型エマルジタン(カッター・ラボラトリーズ・インツボ
レーテッド。バークレー、カリホルニア)中に配合する
:アムホテリシンB(AMB)を110−14ff1/
111の濃度にてジメチルアセトアミド(DMA)中に
溶解する。この溶液をアクロディスク・シー・アール(
A crodisc −CR)膜濾過(0,45μ、ゲ
ルマン(G elman))を介して濾過し、不溶性薬
剤を除去する。無菌条件下、フルオロボア(F 1uo
ropore)・フィルターを介してDMA中の該AM
B溶液を濾過する。無菌条件下、所定量の該AMB/D
MA溶液(0,60m1)を滅菌バイアル中のイントラ
リビド20%エマルジョン20m1に加え、0.22m
g/mlの最終薬剤(A M B )/エマルジョン(
イ°ントラリピド20%)#度を得、該バイアルをテフ
ロン被覆ラバー・ストッパーで密栓する。該バイアルを
充分振とうし、アルミホイルで覆ってAMHの露光を防
ぐ。最終エマルジョンは室温にて貯蔵する。
型エマルジタン(カッター・ラボラトリーズ・インツボ
レーテッド。バークレー、カリホルニア)中に配合する
:アムホテリシンB(AMB)を110−14ff1/
111の濃度にてジメチルアセトアミド(DMA)中に
溶解する。この溶液をアクロディスク・シー・アール(
A crodisc −CR)膜濾過(0,45μ、ゲ
ルマン(G elman))を介して濾過し、不溶性薬
剤を除去する。無菌条件下、フルオロボア(F 1uo
ropore)・フィルターを介してDMA中の該AM
B溶液を濾過する。無菌条件下、所定量の該AMB/D
MA溶液(0,60m1)を滅菌バイアル中のイントラ
リビド20%エマルジョン20m1に加え、0.22m
g/mlの最終薬剤(A M B )/エマルジョン(
イ°ントラリピド20%)#度を得、該バイアルをテフ
ロン被覆ラバー・ストッパーで密栓する。該バイアルを
充分振とうし、アルミホイルで覆ってAMHの露光を防
ぐ。最終エマルジョンは室温にて貯蔵する。
実施例2
通常の濃度より高濃度のアムホテリシンBを含有するア
ムホテリシンB−イントラリピド20%製剤の調製 AMBを通常の量より多量にイントラリビド20%に配
合するため、次の方法を用いる:DMA1m1当たりデ
オキシコール酸ナトリウム塩(DOCNa)20mgの
濃度にてデオキシコール酸ナトリウム塩(シグマ・ケミ
カル・コーポレーション、セント・ルイス、ミズーリ)
をジメチルアセトアミド(DMA)に溶解する。この溶
液を用い、二者を混合し、30℃湯浴中にて2〜4時間
攪拌することによりアムホテリシンB(シグマ・ケミカ
ル・コーポレーション、セント・ルイス・ミズーリ)を
溶解する。DOCNa/DMA中のAMB濃度約45m
g/mlがこの方法によって達成できる。
ムホテリシンB−イントラリピド20%製剤の調製 AMBを通常の量より多量にイントラリビド20%に配
合するため、次の方法を用いる:DMA1m1当たりデ
オキシコール酸ナトリウム塩(DOCNa)20mgの
濃度にてデオキシコール酸ナトリウム塩(シグマ・ケミ
カル・コーポレーション、セント・ルイス、ミズーリ)
をジメチルアセトアミド(DMA)に溶解する。この溶
液を用い、二者を混合し、30℃湯浴中にて2〜4時間
攪拌することによりアムホテリシンB(シグマ・ケミカ
ル・コーポレーション、セント・ルイス・ミズーリ)を
溶解する。DOCNa/DMA中のAMB濃度約45m
g/mlがこの方法によって達成できる。
このDOCNa/DMA中のAMB溶液を無菌条件下、
フルオロボア・フィルター(0,22μ、ミリボア)を
介して濾過する。時には、アクロディスク・シー・アー
ルフィルター(0,45μ、ゲルマン)を用いた予備濾
過も凝集を防ぐために必要である。所定量の該薬剤溶液
(0,30m1)を無菌条件下滅菌バイアル中のイ゛ン
トラリピド20%エマルシロン10m1に加える;最終
DMA濃度は全量の3%を越えない。該薬剤溶液をゆっ
くり加え、バイアルをゆっくり回しながら、該溶液およ
びエマルジョンを混合する。1〜9mg/mlの間の最
終AMB濃度が、この方法で得られる。該パイアルをテ
フロン被覆ラバー・ストッパーで密栓し、アルミニウム
ホイルで覆ってそれを直接露光しないように防ぐ。 該
エマルジョンは室温にて貯蔵する。
フルオロボア・フィルター(0,22μ、ミリボア)を
介して濾過する。時には、アクロディスク・シー・アー
ルフィルター(0,45μ、ゲルマン)を用いた予備濾
過も凝集を防ぐために必要である。所定量の該薬剤溶液
(0,30m1)を無菌条件下滅菌バイアル中のイ゛ン
トラリピド20%エマルシロン10m1に加える;最終
DMA濃度は全量の3%を越えない。該薬剤溶液をゆっ
くり加え、バイアルをゆっくり回しながら、該溶液およ
びエマルジョンを混合する。1〜9mg/mlの間の最
終AMB濃度が、この方法で得られる。該パイアルをテ
フロン被覆ラバー・ストッパーで密栓し、アルミニウム
ホイルで覆ってそれを直接露光しないように防ぐ。 該
エマルジョンは室温にて貯蔵する。
実施例3
定着したカンジダ・アルビカンス (Candidaa
lbicans)感染マウスへのアムホテリシンB−イ
ントラリピド20%製剤の使用 該感染の定着のため、チャールス・リバー・ラボラトリ
ーズからのウェブスター由来CD−1雄マウス(〜25
g)に生理食塩水中のシー・アルビカンス(C,alb
icans)3153 Aの約1.2X106コロニ一
形成単位(cfu)を腹腔内注射する。シー・アルビカ
ンス(C,albicans)3153 Aはスミス・
クライン・アンド・ラボラトリーズのクリニカル・カル
チ千−・コレクションからの菌株セある。いずれのシー
・アルビカンス(C、albicans)の菌株も進行
性感染を定着させるために用いるのに適している。
lbicans)感染マウスへのアムホテリシンB−イ
ントラリピド20%製剤の使用 該感染の定着のため、チャールス・リバー・ラボラトリ
ーズからのウェブスター由来CD−1雄マウス(〜25
g)に生理食塩水中のシー・アルビカンス(C,alb
icans)3153 Aの約1.2X106コロニ一
形成単位(cfu)を腹腔内注射する。シー・アルビカ
ンス(C,albicans)3153 Aはスミス・
クライン・アンド・ラボラトリーズのクリニカル・カル
チ千−・コレクションからの菌株セある。いずれのシー
・アルビカンス(C、albicans)の菌株も進行
性感染を定着させるために用いるのに適している。
前記の感染マウスに、実施例1に従って調製したアムポ
テリシンB−イントラリピド20%製剤または通常のア
ムホテリンンB製剤(ファンギゾンーイー・アール、ス
クイブ・アンド・サン、プリンストン、ニューシャーシ
ー(F ungizone −E 、 R。
テリシンB−イントラリピド20%製剤または通常のア
ムホテリンンB製剤(ファンギゾンーイー・アール、ス
クイブ・アンド・サン、プリンストン、ニューシャーシ
ー(F ungizone −E 、 R。
5quibb and Son、 Pr1nceton
、 New Jersey))または実施例1の方法に
従って調製したイントラリピド20%20m1中のDM
A0.6mlからなる毒性対照製剤のいずれかを後記の
ようにして注射する。10匹の感染マウスからなる群を
各薬剤濃度または対照に用いる。20匹の感染マウスか
らなる群を毒性対照に用い、10匹の感染マウスからな
る群を接種力価測定に用いる。アムホテリシンの製剤(
すなわち、エマルジョン処方したまたはファンギゾン製
剤)は、感染後48時間目に単一静脈内注射する。っぎ
の用量範囲を用いる:アムホテリシンーB(ファンギゾ
ン)は2倍増量にて0.25〜4 、0 mg/ kg
投与する。イントラリピド20%中のアムホテリシンー
Bは2倍増量にて0゜11−1.76mg/kg投与す
る。生存数を毎日記録する。
、 New Jersey))または実施例1の方法に
従って調製したイントラリピド20%20m1中のDM
A0.6mlからなる毒性対照製剤のいずれかを後記の
ようにして注射する。10匹の感染マウスからなる群を
各薬剤濃度または対照に用いる。20匹の感染マウスか
らなる群を毒性対照に用い、10匹の感染マウスからな
る群を接種力価測定に用いる。アムホテリシンの製剤(
すなわち、エマルジョン処方したまたはファンギゾン製
剤)は、感染後48時間目に単一静脈内注射する。っぎ
の用量範囲を用いる:アムホテリシンーB(ファンギゾ
ン)は2倍増量にて0.25〜4 、0 mg/ kg
投与する。イントラリピド20%中のアムホテリシンー
Bは2倍増量にて0゜11−1.76mg/kg投与す
る。生存数を毎日記録する。
ファンギゾン静脈注射に対する最大耐容薬量は、該感染
マウスの場合1 、0 mg/ kgである。イントラ
リピド20%中のアムホテリシンBは、最高投与景であ
る1、76mg/kgにて許容される。
マウスの場合1 、0 mg/ kgである。イントラ
リピド20%中のアムホテリシンBは、最高投与景であ
る1、76mg/kgにて許容される。
全ての毒性対照が死亡した感染後15日口重゛イントラ
リピド20%中のアムホテリシンBはファ。
リピド20%中のアムホテリシンBはファ。
ンギゾンより優れた効力を発現しない。すなわち、ファ
ンギゾンのED5.は0 、25 mg/kgであり、
イントラリピド20%中のアムホテリシンBのE[)s
oは0 、22 mg/kgである。しかし、イントラ
リピド20%中に許容されるより高濃度のアムホテリシ
ンBは、許容される最高濃度のファンギゾンにおいて達
成される以上に生存日数を延長する。
ンギゾンのED5.は0 、25 mg/kgであり、
イントラリピド20%中のアムホテリシンBのE[)s
oは0 、22 mg/kgである。しかし、イントラ
リピド20%中に許容されるより高濃度のアムホテリシ
ンBは、許容される最高濃度のファンギゾンにおいて達
成される以上に生存日数を延長する。
さらに、イントラリピド20%中のアムホテリシン81
.76mg/kgは、ファンギゾン1 、0 mg/k
gにて処置した感染マウスの100%生存期間である1
4日および毒性対照の95%生存期間である5日と比べ
て、そのような処置をした感染マウスの10−0%生存
期間を22日に延長する。感染マウスにイントラリピド
20%だけを投与しても生存期間は増加しない。
.76mg/kgは、ファンギゾン1 、0 mg/k
gにて処置した感染マウスの100%生存期間である1
4日および毒性対照の95%生存期間である5日と比べ
て、そのような処置をした感染マウスの10−0%生存
期間を22日に延長する。感染マウスにイントラリピド
20%だけを投与しても生存期間は増加しない。
31日後、イントラリビド20%中のアムホテリシンB
l 、76mg/kgにて処置したマウスの50%お
主びファンギゾン1.0 mg/kgにて処置したマウ
スの10%がシー・アルビカンス(C。
l 、76mg/kgにて処置したマウスの50%お
主びファンギゾン1.0 mg/kgにて処置したマウ
スの10%がシー・アルビカンス(C。
albicans)感染症から生き延びた。
実施例4
定着したカンジダ・アルビカンス (Candidaa
lbtcans)感染症マウスへのアムホテリシンB−
イントラリピド20%製剤の使用 前記実施例3のシー・アルビカンス(C,albica
ns)に感染したチ千−ルス・リバー・ラボラトリーズ
からのウェブスター由来CD−1雄マウス(〜25g)
に、前記実施例3(20マウス)と同様に調製した毒性
対照、ファンギゾンに対する最大耐容薬量(1、0mg
/kgX 10 マウス)または実施例2の方法に従っ
て調製したイントラリピド20%中のアムホテリシンB
(9、0mg/ kg)、(マウス)のいずれかを感
染後48時間目に単一静脈内注射する。
lbtcans)感染症マウスへのアムホテリシンB−
イントラリピド20%製剤の使用 前記実施例3のシー・アルビカンス(C,albica
ns)に感染したチ千−ルス・リバー・ラボラトリーズ
からのウェブスター由来CD−1雄マウス(〜25g)
に、前記実施例3(20マウス)と同様に調製した毒性
対照、ファンギゾンに対する最大耐容薬量(1、0mg
/kgX 10 マウス)または実施例2の方法に従っ
て調製したイントラリピド20%中のアムホテリシンB
(9、0mg/ kg)、(マウス)のいずれかを感
染後48時間目に単一静脈内注射する。
全ての毒性対照は14日目止でに死亡し、ファンギゾン
(1、0mg/kg)にて処置したマウスは34日目に
20%の生存率を示し、一方、イントラリビド20%中
のアムホテリシンB (9、0mg/kg)にて処置し
たマウスは、観察期間の最終日である34日目に100
%の生存率を示すという結果が得られた。
(1、0mg/kg)にて処置したマウスは34日目に
20%の生存率を示し、一方、イントラリビド20%中
のアムホテリシンB (9、0mg/kg)にて処置し
たマウスは、観察期間の最終日である34日目に100
%の生存率を示すという結果が得られた。
前記実施例3および4の結果は、イントラリピド20%
に処方したアムホテリシンBのようなポリエン抗生物質
の通常の用量の投与は、ファンギゾンに処方したアムホ
テリシンBのような通常の製剤中のそのような用量の投
与と比較して同等の該薬剤の効力を生じることを明確に
示している。
に処方したアムホテリシンBのようなポリエン抗生物質
の通常の用量の投与は、ファンギゾンに処方したアムホ
テリシンBのような通常の製剤中のそのような用量の投
与と比較して同等の該薬剤の効力を生じることを明確に
示している。
前記実施例3および4の結果は、また、ポリエン抗生物
質水中油型エマルジョン製剤が、安全に動物に非経口投
与できる該ポリエン抗生物質の通常の用量よりも高い用
量を許容するということを明確に示している。したがっ
て、本発明のポリエン抗生物質水中油型エマルジョン製
剤は、該ポリエン抗生物質が内包する該薬剤の治療係数
を有効に増加させる。
質水中油型エマルジョン製剤が、安全に動物に非経口投
与できる該ポリエン抗生物質の通常の用量よりも高い用
量を許容するということを明確に示している。したがっ
て、本発明のポリエン抗生物質水中油型エマルジョン製
剤は、該ポリエン抗生物質が内包する該薬剤の治療係数
を有効に増加させる。
最後に、前記実施例3および4の結果は、また、ポリエ
ン抗生物質水中油型エマルジョン製剤は、進行性感染症
がシー・アルビカンス(C、albicans)のよう
なその細胞膜中にステロールを含有する微生物に起因す
る、動物の該感染を有効に治療するということを明確に
示している。
ン抗生物質水中油型エマルジョン製剤は、進行性感染症
がシー・アルビカンス(C、albicans)のよう
なその細胞膜中にステロールを含有する微生物に起因す
る、動物の該感染を有効に治療するということを明確に
示している。
明らかなように、前記実施例3および4に示したデータ
から、当業者は、用いる所望のポリエン抗生物質、治療
する病態、関係する宿主動物、非経口投与経路および部
位ならびに他の関係する変更により最適の治療用量およ
び治療単位を確定することができる。
から、当業者は、用いる所望のポリエン抗生物質、治療
する病態、関係する宿主動物、非経口投与経路および部
位ならびに他の関係する変更により最適の治療用量およ
び治療単位を確定することができる。
実施例5
ナイスタチンーイントラリピド20%エマルジョン製剤
の調製 ナイスタチンーイントラリビド20%エマルジョン製剤
1 、06 mg/mlは実施例1の方法に従って調製
する。ナイスタチンはシグマ・ケミカル・コーポレーシ
ョン、セント・ルイス・ミズーリから人手する。
の調製 ナイスタチンーイントラリビド20%エマルジョン製剤
1 、06 mg/mlは実施例1の方法に従って調製
する。ナイスタチンはシグマ・ケミカル・コーポレーシ
ョン、セント・ルイス・ミズーリから人手する。
実施例6
ナイスタチンーイントラリピド20%エマルジタン製剤
の評価 実施例5にて調製したナイスタチンーイントラリピド2
0%エマルジョン製剤を毒性の薬力学的徴候について評
価した。可溶化ナイスタチン(すなわち通常の製剤)お
よびナイスタチンーイントラリピド20%製剤は共にチ
ャールス・リバー・ラボラトリーズからのウェブスター
由来CD−1マウス(〜25g)で8mg/kgにて許
容されたが、該エマルジョン製剤で処置した該実験動物
はあまり強い毒性の臨床的発現を示さないという結果が
得られた。
の評価 実施例5にて調製したナイスタチンーイントラリピド2
0%エマルジョン製剤を毒性の薬力学的徴候について評
価した。可溶化ナイスタチン(すなわち通常の製剤)お
よびナイスタチンーイントラリピド20%製剤は共にチ
ャールス・リバー・ラボラトリーズからのウェブスター
由来CD−1マウス(〜25g)で8mg/kgにて許
容されたが、該エマルジョン製剤で処置した該実験動物
はあまり強い毒性の臨床的発現を示さないという結果が
得られた。
実施例7
他のポリエン抗生物質イントラリピド20%工−マルジ
ョン製剤の調製 ナイスタチン以外のテトラエン、アリオマイシンのよう
なペンタエン、フィリピンのようなメチルペンタエン、
マイコチシンのようなカルボニルペンタエン、クリプト
シジンのようなヘキサエン、ダーモスタチンのようなカ
ルボニルヘキサエンおよびアムホテリシンB以外のへブ
タエンを包含するがそれらに限定されない他のポリエン
抗生物質も実施例1または2の方法に従ってイントラリ
ピド20%中に配合できる。
ョン製剤の調製 ナイスタチン以外のテトラエン、アリオマイシンのよう
なペンタエン、フィリピンのようなメチルペンタエン、
マイコチシンのようなカルボニルペンタエン、クリプト
シジンのようなヘキサエン、ダーモスタチンのようなカ
ルボニルヘキサエンおよびアムホテリシンB以外のへブ
タエンを包含するがそれらに限定されない他のポリエン
抗生物質も実施例1または2の方法に従ってイントラリ
ピド20%中に配合できる。
実施例8
他のポリエン抗生物質水中油型エマルジョン製剤の調製
ごま種子油、または、20%以上もしくは以下の大豆油
、コーン油、ピーナッツ油、ミリスチン酸イソプロピル
、トリペラルゴン酸グリセリンまたは非経口投与できる
いずれもの他の非毒性油または脂肪を含有する水中油型
エマルジョンをイントラリピド20%のかわりに用いて
、実施例1゜2または7の方法に従って本発明の製剤を
調製することができる。
、コーン油、ピーナッツ油、ミリスチン酸イソプロピル
、トリペラルゴン酸グリセリンまたは非経口投与できる
いずれもの他の非毒性油または脂肪を含有する水中油型
エマルジョンをイントラリピド20%のかわりに用いて
、実施例1゜2または7の方法に従って本発明の製剤を
調製することができる。
特許出願人 スミスクライン・ベックマン・コーポレー
ション
ション
Claims (18)
- (1)非経口投与に適した水中油型エマルジョンに配合
した治療有効量のポリエン抗生物質からなることを特徴
とするポリエン抗生物質エマルジョン製剤。 - (2)該ポリエン抗生物質がナイスタチンのようなテト
ラエン、アリオマイシンのようなペンタエン、フィリピ
ンのようなメチルペンタエン、マイコチシンのようなカ
ルボニルペンタエン、クリプトシジンのようなヘキサエ
ン、ダーモスタチンのようなカルボニルヘキサエンまた
はアムホテリシンBのようなヘプタエンである前記第(
1)項の製剤。 - (3)該ポリエン抗生物質がアムホテリシンBである前
記第(2)項の製剤。 - (4)該ポリエン抗生物質がナイスタチンである前記第
(2)項の製剤。 - (5)該油または脂肪がごま種子油、大豆油、コーン油
、ピーナッツ油、ミリスチン酸イソプロピルまたはトリ
ペラルゴン酸グリセリンである前記第(1)項の製剤。 - (6)水中油型エマルジョン中の油または脂肪の量が約
5〜約40%である前記第(5)項の製剤。 - (7)該油または脂肪の量が約10〜約20%である前
記第(6)項の製剤。 - (8)該エマルジョンがイントラリピドである前記第(
7)項の製剤。 - (9)該ポリエン抗生物質がアムホテリシンBである前
記第(8)項の製剤。 - (10)該ポリエン抗生物質がナイスタチンである前記
第(9)項の製剤。 - (11)該ポリエン抗生物質を適当な溶媒に溶解し、お
よび溶解したポリエン抗生物質を水中油型エマルジョン
中に配合することを特徴とする非経口投与に適したポリ
エン抗生物質エマルジョン製剤の製造法。 - (12)該水中油型エマルジョン中の油がごま種子油、
大豆油、コーン油、ピーナッツ油、ミリスチン酸イソプ
ロピルまたはトリペラルゴン酸グリセリンである前記第
(11)項の方法。 - (13)該水中油型エマルジョンが大豆油水中油型エマ
ルジョンであり、該大豆油の濃度が約5〜40%である
前記第(12)項の方法。 - (14)該大豆油の濃度が約10〜20%である前記第
(13)項の方法。 - (15)該ポリエン抗生物質がアムホテリシンBである
前記第(14)項の方法。 - (16)該適当な溶媒がジメチルアセトアミドである前
記第(15)項の方法。 - (17)治療剤に用いる前記第(1)項のポリエン抗生
物質エマルジョン製剤。 - (18)その細胞膜中にステロールを有する微生物に起
因する、ヒトを含む動物の感染症に対抗するための薬剤
として用いる前記第(1)項のポリエン抗生物質エマル
ジョン製剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US735492 | 1985-05-17 | ||
US06/735,492 US4707470A (en) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | Polyene antibiotic emulsion formulation |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268625A true JPS61268625A (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=24956040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61111753A Pending JPS61268625A (ja) | 1985-05-17 | 1986-05-14 | ポリエン抗生物質エマルジヨン製剤 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4707470A (ja) |
EP (1) | EP0202837B1 (ja) |
JP (1) | JPS61268625A (ja) |
AT (1) | ATE47312T1 (ja) |
AU (1) | AU589961B2 (ja) |
DE (1) | DE3666347D1 (ja) |
DK (1) | DK223686A (ja) |
ES (1) | ES8801578A1 (ja) |
GR (1) | GR861225B (ja) |
PT (1) | PT82564B (ja) |
ZA (1) | ZA863639B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004505032A (ja) * | 2000-07-28 | 2004-02-19 | ファルマソル ゲーエムベーハー | 難溶性活性成分を調合するための分散体 |
JP2004525068A (ja) * | 2000-06-22 | 2004-08-19 | ブハラット セルムズ アンド ヴァクシンズ リミテッド | アムホテリシンb構造化エマルション |
JP2007246543A (ja) * | 1996-01-19 | 2007-09-27 | Novartis Ag | 医薬組成物 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4831018A (en) * | 1985-05-17 | 1989-05-16 | Smithkline Beckman Corporation | Polyene antibiotic emulsion formulation |
US4784845A (en) * | 1985-09-16 | 1988-11-15 | American Cyanamid Company | Emulsion compostions for the parenteral administration of sparingly water soluble ionizable hydrophobic drugs |
US4826822A (en) * | 1986-04-22 | 1989-05-02 | Ecolab Inc. | Liquid suspensions of polyene antibiotics and use thereof for slime control in industrial waters |
US4822777A (en) * | 1987-02-27 | 1989-04-18 | Liposome Technology, Inc. | Amphotericin B/cholesterol sulfate composition |
US6406713B1 (en) | 1987-03-05 | 2002-06-18 | The Liposome Company, Inc. | Methods of preparing low-toxicity drug-lipid complexes |
US5616334A (en) * | 1987-03-05 | 1997-04-01 | The Liposome Company, Inc. | Low toxicity drug-lipid systems |
GB8714652D0 (en) * | 1987-06-23 | 1987-07-29 | Davis S S | Drug emulsion |
US4981690A (en) * | 1987-10-27 | 1991-01-01 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Liposome-incorporated mepartricin |
ES2052173T3 (es) * | 1989-04-11 | 1994-07-01 | Pfizer | Composiciones inyectables que contienen 25-cyclohexil-avermectina b1. |
GB8919172D0 (en) * | 1989-08-23 | 1989-10-04 | Univ Nottingham | Useful composition |
AU6461090A (en) * | 1989-10-30 | 1991-05-02 | Abbott Laboratories | Injectable formulation for lipophilic drugs |
US5054995A (en) * | 1989-11-06 | 1991-10-08 | Ingersoll-Rand Company | Apparatus for controlling a fluid compression system |
DE69027941T2 (de) * | 1989-11-27 | 1997-01-23 | Nippon Shinyaku Co Ltd | Fettemulsion |
US5210226A (en) * | 1990-02-02 | 1993-05-11 | Xechem Inc. | Method for separating and purifying polyene macrolide antibiotics |
US5258519A (en) * | 1990-11-13 | 1993-11-02 | Glaxo Inc. | Dihydropyridine vasodilators agents |
US5622649A (en) * | 1991-06-27 | 1997-04-22 | Emory University | Multiple emulsions and methods of preparation |
WO1993019763A1 (en) * | 1992-03-30 | 1993-10-14 | American Home Products Corporation | Rapamycin formulation for iv injection |
CH686761A5 (de) | 1993-05-27 | 1996-06-28 | Sandoz Ag | Galenische Formulierungen. |
US5980945A (en) * | 1996-01-16 | 1999-11-09 | Societe De Conseils De Recherches Et D'applications Scientifique S.A. | Sustained release drug formulations |
WO2009102814A2 (en) * | 2008-02-11 | 2009-08-20 | Accentia Biopharmaceuticals, Inc. | Mucosally non-irritative liquid amphotericin b formulations and methods for treating non-invasive fungus-induced mucositis |
US8993625B2 (en) | 2009-03-11 | 2015-03-31 | Stable Solutions Llc | Method of mitigating adverse drug events using omega-3 fatty acids as a parenteral therapeutic drug vehicle |
US9034389B2 (en) * | 2009-03-11 | 2015-05-19 | Stable Solutions Llc | Omega-3 enriched fish oil-in-water parenteral nutrition emulsions |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3096249A (en) * | 1960-05-10 | 1963-07-02 | Samuel J Prigal | Emulsion composition |
GB1148801A (en) * | 1965-06-09 | 1969-04-16 | Miles Lab | Stabilised antibiotic compositions |
GB1171125A (en) * | 1966-06-08 | 1969-11-19 | Glaxo Lab Ltd | Improvements in or relating to Injectable Preparations |
US3651218A (en) * | 1970-06-03 | 1972-03-21 | Miles Lab | Antifungal compositions |
US4148891A (en) * | 1974-07-03 | 1979-04-10 | Gist-Brocades N.V. | Antifungal preparations |
US4073943A (en) * | 1974-09-11 | 1978-02-14 | Apoteksvarucentralen Vitrum Ab | Method of enhancing the administration of pharmalogically active agents |
US4025620A (en) * | 1975-10-22 | 1977-05-24 | Leo Pharmaceutical Products Ltd., A/S | Treatment of canine otitis and composition therefor |
US4100271A (en) * | 1976-02-26 | 1978-07-11 | Cooper Laboratories, Inc. | Clear, water-miscible, liquid pharmaceutical vehicles and compositions which gel at body temperature for drug delivery to mucous membranes |
US4168308A (en) * | 1976-03-12 | 1979-09-18 | Apoteksvarucentralen Vitrum Ab | Composition for enhancing the administration of pharmacologically active agents |
EP0065513B1 (en) * | 1980-11-27 | 1985-09-18 | CHINOIN Gyogyszer és Vegyészeti Termékek Gyára RT. | Antimycotic synergistic pharmaceutical compositions and process for the preparation thereof |
DE3210138A1 (de) * | 1982-03-19 | 1983-09-22 | Röhm Pharma GmbH, 6100 Darmstadt | Antimykotische, therapeutische zubereitungen auf creme- und salbenbasis |
FR2553661B1 (fr) * | 1983-10-19 | 1985-12-20 | Rhone Poulenc Sante | Nouvelles microemulsions pharmaceutiquement acceptables |
US4542020A (en) * | 1984-08-17 | 1985-09-17 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Long-lasting adhesive antifungal suppositories |
-
1985
- 1985-05-17 US US06/735,492 patent/US4707470A/en not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-05-12 GR GR861225A patent/GR861225B/el unknown
- 1986-05-12 DE DE8686303594T patent/DE3666347D1/de not_active Expired
- 1986-05-12 AU AU57333/86A patent/AU589961B2/en not_active Ceased
- 1986-05-12 EP EP86303594A patent/EP0202837B1/en not_active Expired
- 1986-05-12 AT AT86303594T patent/ATE47312T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-05-12 PT PT82564A patent/PT82564B/pt unknown
- 1986-05-14 JP JP61111753A patent/JPS61268625A/ja active Pending
- 1986-05-14 DK DK223686A patent/DK223686A/da not_active Application Discontinuation
- 1986-05-16 ES ES555005A patent/ES8801578A1/es not_active Expired
- 1986-05-16 ZA ZA863639A patent/ZA863639B/xx unknown
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007246543A (ja) * | 1996-01-19 | 2007-09-27 | Novartis Ag | 医薬組成物 |
USRE42014E1 (en) | 1996-01-19 | 2010-12-28 | Novartis Ag | Pharmaceutical compositions |
JP2004525068A (ja) * | 2000-06-22 | 2004-08-19 | ブハラット セルムズ アンド ヴァクシンズ リミテッド | アムホテリシンb構造化エマルション |
JP4804702B2 (ja) * | 2000-06-22 | 2011-11-02 | ブハラット セルムズ アンド ヴァクシンズ リミテッド | アムホテリシンb構造化エマルション |
JP2004505032A (ja) * | 2000-07-28 | 2004-02-19 | ファルマソル ゲーエムベーハー | 難溶性活性成分を調合するための分散体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU5733386A (en) | 1986-11-20 |
AU589961B2 (en) | 1989-10-26 |
ES8801578A1 (es) | 1988-02-16 |
ES555005A0 (es) | 1988-02-16 |
EP0202837B1 (en) | 1989-10-18 |
DE3666347D1 (en) | 1989-11-23 |
ZA863639B (en) | 1987-06-24 |
PT82564A (en) | 1986-06-01 |
GR861225B (en) | 1986-09-10 |
US4707470A (en) | 1987-11-17 |
ATE47312T1 (de) | 1989-11-15 |
PT82564B (en) | 1987-12-14 |
EP0202837A1 (en) | 1986-11-26 |
DK223686A (da) | 1986-11-18 |
DK223686D0 (da) | 1986-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61268625A (ja) | ポリエン抗生物質エマルジヨン製剤 | |
Hoeprich | Clinical use of amphotericin B and derivatives: lore, mystique, and fact | |
EP0317120B1 (en) | Improved amphotericin b liposome preparation | |
DE602004004520T2 (de) | Antineoplastische zusammensetzungen | |
JP2963538B2 (ja) | 有用な組成物 | |
PL186354B1 (pl) | Jałowe kompozycje farmaceutyczne oraz sposoby ograniczania potencjału wzrostowego drobnoustrojów i poprawiania czasu stosowania emulsji | |
KR101919269B1 (ko) | 데옥시콜린산 및 그의 염들의 제형물들 | |
JP2002527465A (ja) | ペンテチン酸塩を含有するプロポフォール組成物 | |
JP2609434B2 (ja) | 抗菌性インターフェロン誘発性医薬品 | |
JPS596844B2 (ja) | 駆虫剤液体組成物 | |
JP2963537B2 (ja) | クラリトロマイシンの注射用組成物 | |
EP0274714B1 (en) | Topical preparation containing ofloxacin | |
JPH1160505A (ja) | 防腐組成物 | |
CN111346081A (zh) | 包含正戊酸、吲哚丙酸和正丁酸钠的药物组合物的新用途 | |
Utz | Chemotherapy of the systemic mycoses | |
US4831018A (en) | Polyene antibiotic emulsion formulation | |
DE60022759T2 (de) | Erythropoietin formulierungen des mehrfachdosis-typs | |
JP2002522392A (ja) | 低下された消化管毒性を有するカンプトテシン誘導体の使用 | |
JP3502574B2 (ja) | 眼感染症治療用眼軟膏剤 | |
JPH07118169A (ja) | 抗菌製剤及び抗真菌製剤 | |
JP6219430B2 (ja) | デオキシコール酸およびその塩類の製剤 | |
US9895388B1 (en) | Methods and compositions useful for controlling cutaneous mites | |
DE602004009098T2 (de) | Cci-779 zur behandlung von mantelzelllymphom | |
JPH09176014A (ja) | 抗真菌性外用組成物 | |
Ralph et al. | Clinical experience with multilamellar liposomal amphotericin B in patients with proven and suspected fungal infections |