JPS61268426A - 耐熱収縮性延伸ポリエステル容器の製法 - Google Patents

耐熱収縮性延伸ポリエステル容器の製法

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JPS61268426A
JPS61268426A JP60108381A JP10838185A JPS61268426A JP S61268426 A JPS61268426 A JP S61268426A JP 60108381 A JP60108381 A JP 60108381A JP 10838185 A JP10838185 A JP 10838185A JP S61268426 A JPS61268426 A JP S61268426A
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野原 繁三
Shunsaku Hirata
平田 俊策
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、耐熱性多層延伸ポリエステル容器の製造法に
関するもので、より詳細には、ポリエチレンテレフタレ
ート等の熱可塑性ポリエステルからなる層とガスバリヤ
−性樹脂からなる層とを含む多層の耐熱性、耐熱収縮性
に優れた延伸ポリエステル容器の製造方法に関する。
従来の技術及び発明の技術的課題 ポリエチレンテレフタレート(PET)から成る延伸ボ
トルは、透明性、耐衝撃性(耐落下強度)。
軽量性、衛生性、酸素・炭酸ガス等の適度のガスバリヤ
−性及び耐圧性等に優れており、醤油、ソース、ドレッ
シング、食用油、ビール、コーラ、サイダー等の炭酸飲
料、果汁飲料、ミネラルウォ−ター、シャンプー、洗剤
、化粧品、ワイン、カラン、エアゾール製品等の包装容
器として広く使用されている。
しかし延伸ポリエステルがトルもプラスチック製なるが
故にガラスびん、金属缶等の完全に密封されたものにあ
ってはガスの透過性はゼロに等しいとみてよいのに対し
延伸ポリエステルがトルは酸素、炭酸ガスなどに対し僅
かではあるが透過性を有しており、かん、ガラスびんよ
り食品の充填保存性に劣り、炭酸ガス入り飲料にあって
は炭酸ガスの損失を生み、ビール、コーラ、サイダーな
どにおいては明瞭な保存期間の限度をもっており、また
果汁入り飲料にあっては外部よりの酸素の透過の故にこ
れも亦保存期間の制限を受ける。
また、延伸ポリエステルがトルは、透明性、ガスバリヤ
−性と共にガス入り飲料に対する耐圧性において、他の
プラスチック製がトルに較べて著しく優れているが、延
伸成形温度が比較的低温(80〜110℃)であり、か
つ非延伸部分乃至低延伸部分があるために耐熱性がない
ので、ホット・母ツクする場合、充填温度は65℃以下
でないと実用に供し得す、その形状保持性がなくなると
いう欠点がある。
との欠点を除去するために、既に提案されているものと
して、ポリエステルがトルの非延伸部分(例えば口頚部
)と延伸部分(例えば胴部)の熱処理(ヒートセット)
を行なう方法がある。この場合、延伸部分の熱処理は延
伸ブロ一工程で行なうが、非延伸部分め熱処理は延伸ブ
ロ一工程とけ別個に行なうので普通である。
先ず、従来の単層PET&)ルは、適度のガスバリヤ−
性を有するが、現時点での技術水準からみてかつ経済性
を考慮に入れると内容物の種類、流通形態により未だ充
分に満足し得るものではない。
ポリエステルのガスバリヤ−性を改善するために多層化
する方法が提案されているが、未だ実用に供されて計ら
ず、況んやガスバリヤ−性に優れかつ耐熱性、熱変形性
の改善されたものは提案されていない。
次に、延伸ブロ一工程で熱処理を行なう場合、ブロー金
型温度を高温に保持し、延伸ブローされたポリエステル
ボトル壁がブロー金型に接触して熱処理されるため熱処
理した後のポリエステルボトルは高温になっているので
、直ちに金型から取り出しても正常ながトル形状を保持
し得ないのである。即ち、従来の方法で熱処理されたポ
リエステルボトルを製造する場合ブロー金型を85〜1
20℃に維持しながら延伸ブローすることになるので、
延伸ブロー成形後の成形品の品温か高温になっているた
め、その状態でブロー金型から取り出しても収縮が大き
く形状を保持し得ないのである。
従って、正常形状のがトルを成形するためには、高温に
加熱されたブロー金型が成形品取り出し可能な温度、例
えば60℃以下の温度になるようにしなければならない
のである。
このため、ブロー金型を85〜210℃の温度に維持し
ながら延伸適温に加熱されたプリフォーム(予備成形品
)を延伸ブロー成形した後、成形品の取り出しに際して
ブロー成形後ブロー用圧縮空気を低温空気特に冷却空気
(例えば−40〜−20℃の温度)で置き換えるか、金
型内に冷却水を通してブロー金型を冷却することによっ
て成形品の冷却を行ない、成形品の品温をブロー金型よ
り取シ出し可能な温度にまで冷却して取り出すことによ
って所定の熱処理されたポリエステルがトルが得られる
しかしながら、前述の熱処理方法では、熱処理と内部冷
却とが同一のブロー金型内で行なわれるため、それぞれ
の必要な処理時間を有しているので、一つの金型内で延
伸ブローを長時間貸なわなければならず、通常のポリエ
ステルがトルの延伸ブロー成形に較べて2〜4倍の成形
時間を要するため、生産効率が著しく低下し、製造コス
トが高くなるのである。さらに、熱処理温度を高くする
と、成形品を金型から取り出し可能温度まで冷却する時
間が長くかかるので、自然熱処理温度を低くする傾向が
あり、耐熱性、耐熱収縮性の低いがトルしか得られ會い
ことになる。
発明の目的 本発明の目的は、ガスバリヤ−性、耐熱性に優れ、熱変
形性の少ない多層延伸容器を提供するにある。
更に、本発明の他の目的は、ポリエステル容器の延伸ブ
ロー成形において、一つのブロー金型内で熱処理及び冷
却という相矛盾する処理方法を解決することにある。
発明の構成及び作用効果 本発明によれば、熱可塑性ポリエステルからなる少女く
とも一個の層と、ガスバリヤ−性樹脂からなる少なくと
も一個の層と必要に応じて接着剤層とを含む多層ノ蓼す
ンン(プリフォーム)をブロー金型内で延伸ブロー成形
及び耐熱処理(ヒートセット)を行って多層容器を製造
する方法によるもので、熱処理と冷却とを分離して、加
熱されたブロー金型と冷却金型とを用いて耐熱処理と冷
却とを別個に行うこと、すなわち、ポリエステルの延伸
ブロー成形品(第1次成形品)を85〜230℃の所望
の熱処理温度に加熱されている第1次ブ四−金型内で熱
処理を行ない、次いで第1次成形品をポリエステルのガ
ラス転移点以下、好ましくは5〜30℃の温度に調温さ
れている第2次金型内で冷却を行なうことによって、そ
れぞれの熱処理効果と冷却効果とを能率よく発揮させ、
耐熱性、耐熱収縮性の優れたポリエステル容器の生産性
を向上させるものである。
本発明において、熱可塑性ポリエステルとしては、ポリ
エチレンテレフタレートや、エチレンテレフタレート単
位を主体とし、他にそれ自体公知の改質用エステル単位
の少量を含むコポリエステル等が本発明の目的に使用さ
れる。このポリエステルもフィルムを形成し得るに足る
分子量を有していればよい。
また、ガスバリヤ−性樹脂としてはエチレンと酢酸ビニ
ル等のビニルエステルとの共重合体をケン化して得られ
る共重合体が使用され、成形作業性とバリヤー性とを考
慮すると、エチレン含有量が15乃至50モルチ、特に
25乃至45モルチのもので、ケン化度が96チ以上の
ものが有利に用いられる。この他の樹脂として、塩化ビ
ニリゾイン樹脂、高ニトリル樹脂、キシリレン基含有プ
リアミド樹脂、ハイパリヤー性ポリエステル等が使用で
きる。
必らずしも必要でないが、ポリエステル層とガスバリヤ
−性樹脂層との接着性を増強させるために、それ自体公
知の任意の接着剤を用いることができる。コポリエステ
ル系接着剤、ポリエステル−エーテル系接着剤、エポキ
シ変性熱可塑性樹脂、酸変性熱可塑性樹脂等がこの目的
に使用される。
次に、熱可塑性ポリエステル層とガスバリヤ−性樹脂層
とを含む多層パリソンを製造する方法として、一つには
ガスバリヤ−性樹脂を内層・外層或いは内外層にポリエ
ステル樹脂を夫々使用し必要な場合側樹脂層の間に接着
剤層を介在させ共押出法により・臂イブを形成し、該多
層パイプを適当な長さに切断し、この・母イブの一端を
融着閉塞し底部を形成すると共に他端の上部に開口部及
び外周に嵌合部或いは螺合部を有する口頚部を形成し多
層プリフォームとする。
また二台以上の射出機を備えた共射出成形機及び共射出
用金型を用いて内外層をポリエステル樹脂とし内外層を
覆われるように中間に一層乃至それ以上のバリヤー性樹
脂を挿入し射出用プリフォーム金型の央部に応じ底部及
び開口部を有する多層プリフォームを得ることが出来る
また3台以上の射出機を備えた多段射出機によりまず第
1次内層プリフォームを形成次で第2次金型に移し中間
層を射出しさらに第3次金型で外層を射出するように逐
次に多段金型を移して多層プリフォームを得ることも出
来る。
斯くして得られたプリフォームに耐熱性を与えるためプ
リフォームの段階で螺合部、嵌合部、支持リング等を有
する口頚部を熱処理により結晶化し白化せしめる場合が
あり、一方後述の2軸延伸ブローを完了したるものをメ
トル成形完了後、未延伸部分の口頚部を結晶化し、白化
する場合もある。
準備された多層プリフォーム射出機のプリフォームに与
えた熱即ち余熱を利用しその温度範囲が85〜110℃
に鯛整するかコールドパリンンにあっては再加熱し同じ
く85〜110℃の温度範囲に予熱し第1次ブロー金型
で2軸延伸するに当り第1次ブローは85〜230℃、
好ましくは115〜210℃の加熱金型とし延伸ブロー
された多層プリフォームの器壁のPETが金型内面で接
触と同時に熱処理(ヒートセット)が開始される。
所定の時間後同金型内での延伸ブローを解除すると多層
容器は熱のため若干の収縮変形をする。該変形予備成形
品を熱可塑性ポリエステルのガラス転移点以下、好まし
くは5〜30℃の温度に冷却された第2次ブロー金型即
ち冷却金型に移送し、該第2次ブロー金型内で再びブロ
ー成形する。第2次ブロー成形された容器は熱収縮変形
を生じる温度以下で冷却固化した状態となっており容器
を金型から取出しても最早形くずれを生じなくなる。
多層・9リソンの二軸延伸ブロー成形において、第1次
プロ一工程で熱処理を行ない、第2次ブロ一工程で冷却
を行ない、熱処理と冷却を分離することによってヒート
セット効果、生産効率の向上が認められる。
とのように成形された第2次成形品である延伸ポリエス
テル容器は、その熱的性質を極限まで小さくすることに
よって耐熱性、耐熱収縮が改善されるのである。
2軸延伸ブロ一時の容器の熱処理(ヒートセット)とし
てブロー型を1段しか設けずその金型を加熱金型としプ
リフォームを2軸延伸し加熱された容器を同金型より取
り出すに先立ち容器の内部より冷却空気等で容器壁を冷
却し変形が生じ表い温度になって金型より取出す方法も
あるが、斯る方法による時は1つの金型内で容器のヒー
トセットと冷却とを併せ行う必要上成形能率の一ヒから
みて不合理である。
即ち、プリフォームをポリエステルの延伸適性温度に温
調して前記第1次ブロー金型内で延伸ブローを行ない、
第1次成形品の壁が所望温度に加熱されている第1次ブ
ロー金型キャビティに接触して該金型への接触時間の経
過と共にヒートセットの効果が進行するが、生産性の面
からみて通常−のブロ一時間は5〜20秒であるので、
このブロ一時間内での該金型への接触時間では、ブロー
成形が終了して該金型から取り出されれば、プリフォー
ムから成形された第1次成形品の品温はかなり高温の状
態であるため収縮を生じる。その収縮量は該金型の温度
、ブロ一時間、延伸倍率等によって異なる。即ち、該金
型の温度が高く、ブロ一時間が長くなる程その収縮量が
小さくなるが、5〜20秒程度の有限時間でブロー成形
する限り、該金型から取り出された後、第1次成形品は
必らず収縮を生じる。
そこで、本発明者等は、第1次ブロー金型と第2次ブロ
ー金型とを用いて延伸ブロ一工程における熱処理と冷却
とを別々に行なうこと、さらに、第1次ブロー金型キャ
ビティを第2次ブロー金型キャビティの80〜110%
の容積比に設定したヒートセット用第1次ブロー金型を
準備し、該金型内でゾレブロー(延伸ブロー)を行なっ
て得られた第1次成形品を第2次ブロー金型内でさらに
ブローしつつ冷却して成形すれば、生産効率もよく、か
つ、最終成形品(第2次成形品)の耐熱性、耐熱収縮性
も改善されることを見出し本発明に達したのである。
発明の実施の態様 次に、図面に沿って本発明による熱可塑性ポリエステル
&)ルの製造法について説明する。
第1図は、共押出成形又は共射出成形により成形された
多層プリフォームであり、プリフォーム1は口頚部2、
ネジ部3、サポートリング(ネックリング)4、長筒部
5及び底部6から成っている。
第2図は、多層プリフォームの壁部断面を示し、熱可塑
性ポリエステルから成る内層7及び外層8、エチレン−
ビニルアルコール共重合体等のガスバリヤー性樹脂から
成る中間層9並びにこれらの各層間に介在する接着剤層
10m 、10bから成っている。
第1図に示されているプリフォームを熱風加熱、赤外線
加熱、高周波加熱等を延伸適性温度まで加熱温調する。
この場合温度範囲は85〜120℃、好ましくは90〜
110℃である。
次に、第3図及び第4図を用いて第1次延伸ブロ一工程
(熱処理工程)Kついて説明する。
プリフォーム1の口頚部は、リップキャビティ11a、
llbで保持され、プリフォーム1の他の部分は所望の
熱処理温度に加熱するな−めにヒーター12が内層され
た第1次ブロー金型13a。
13bのキャビティ14m、14b内に配置されると共
に、該プリフォーム1の口部より延伸棒15を備えたマ
ンドレル16が挿入される。この延伸棒15は垂直方向
に移動可能であり、かつ延伸棒15とマンドレル16と
の間にブロー用の流体通路17が設けられている。
本発明において、第1次ブロー金型131゜13bは8
5〜210℃の所望の熱処理温度に加熱されており、こ
の金型内に延伸温度に調温されたプリフォーム1をセッ
トして延伸棒15の先端をプリフォーム1の底部内側に
当てがいながら軸方向に延伸すると共に、流体通路17
を紅でプリフォーム内に圧縮空気を吹き込んで周方向に
膨張延伸して第1次成形d’i!+18を成形する。
この第1次成形品18を直ちに第5図に示す第2次ブロ
ー型19 a @ 19 b (7”> キャビ742
0a+20b内に配置する。第2次ブロー金型19a。
19bは、冷却水通路21が設けられており、ポリエス
テルのガラス転移点以下の温度、特に5〜30℃の温度
に温調されている。また下端には底部形成金型22が配
置されている。
第2次ブロー金型19a、19b内に配置すした第1次
成形品18を再度延伸棒15により軸方向に延伸すると
共にブローによ9周方向に膨張延伸して、最終成形品で
ある多層延伸がトル23を成形する。
本発明に用いるガスバリヤ−性樹脂としては、エチレン
−ビニルアルコール共重合体、ハイニトリル系樹脂、ビ
ニリゾイン系樹脂、ポリアミド、高ガスバリヤ−性ポリ
エステル等が好適に使用し得る。
このようにして得られた最終成形品は、例えば80℃以
上の高温度の熱間充填に対しても熱変形も熱収縮もなく
、耐熱性、耐熱収縮性を備えかつ透明性、ガスノ々リヤ
ー性の優れた多層がトルが得られるのである。
発明の用途 本発明による容器は、80℃以上の高温度での熱間充填
(ホットaJ?ツク)品でかつシェルフライフを延長さ
せたい果汁類、ラガービャーの如き炭酸ガス入りでかつ
熱処理(パステライズ)を要する内容物で耐圧性、耐熱
性を要求されるものの包装容器として特に有用である。
実施例 本発明を次の実施例で説明する。
実施例1゜ 共押出し法によりポリエチレンテレフタレート(PET
)、エチレン30モルチ、ビニルアルコール70%のエ
チレン−ビニルアルコール共重合体(gvoH)を用い
、接着剤(AD)として6ナイロンと66ナイロンの共
重合体(6−6ナイロン22モルチ、6ナイロン78モ
ルチの共重合体)で多層ノ’?イブを構成し、&)ム・
ネックを形成し重量59gの多層プリフォームを得た。
パイプ成形時の層の厚さ比率は、 PET (外層) /AD/EVOH/AD/PET 
(内層)= 1010.2/110.215 ただし、ADは接着剤層を意味する。
であった。
該多層プリフォームを100℃に予備加熱抜145℃に
加熱された内容積1580ee第1次ブロー金型内で2
軸延伸ブローすると同時に12秒間ヒートセットしプp
−を解除し次で予備ブローされたプリフォームを20℃
に冷却された内容積1500eeの第2次ブロー型に移
し再度9秒間延伸ブローすることにより内容積1500
ccの♂トルを得た。
ガス透過性 本発明品?トルの酸素透過度QO2は0.4c(!/6
12゜day4tm (保存条件がトル内100%RH
,&トル外60%RH温度22℃)(参考同重量・同容
積、同条件の単層PETがトルのQO□は4.4 CQ
 /m町day 、 atm )であった。
耐熱性 本発明による内容積1500ccのボトルを予め内容積
を測定しくV6ml)これに85℃の温湯を充填し室温
まで放冷して再び該がトルの内容積を測定した(Vlm
l) vl−v。
ボトルの熱収縮率S = −X 100で表わすとV。
Sは−0,3俤であった。
又形状的にも変形は認められなかった。
実施例2 主射出機に固有粘度0.75のポリエチレンテレフタレ
ート(PET)を供給し、副射出機にビニルアルコール
70モルチのエチレンビニルアルコール共重合体(EV
OFI)を供給し、多層プリフォームを共射出成形する
に当り最初に主射出機より約60kg/crrLの圧力
で一次射出を13秒行いその後0.1秒間該PETの射
出を止めたのち該PETの射出開始より1.4秒遅れて
PETの一次射出圧力よりも高い圧力(約100 kg
/cIIL)で副射出機より溶融されたEVOHを0.
8秒間で所定量を射出し、さらにEVQHの射出の終了
から0.05秒遅らせて主押出機より一次射出圧力より
も低い圧力(約30 kV&In?)でPETを射出し
て肉厚5mの2種3層の多層プリフォームを成形した。
重量約59.9 EVOHけ重量で3.5係の含有量で
あった。
該多層プリフォーム実施例1と同じ条件で内容積150
Qccの→ぐトルを得た。
ガス透過性 本発明による。j?ボトル酸素透過度QO□U1.2c
c/m2・day−atm (保存条件ボトル内10(
IRH,Nトル外60%RH温度22℃) (参考同容歓、同重量、同条件の単層PETのQ02は
4.4 cc 7m −day−atm )であった。
耐熱性 本発明によ′る内容積1500eeのがトルを予め内容
積を測定しく V6 ml )これに85℃の温湯を充
填し室温まで放冷して再び該&)ルの内容積を測定した
(Vlml) V鳳−V。
ボトルの収縮率5=−X100で表わすとO 8は0.3チであった。
又形状的にも変形は認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられるプリフォームの断面図、第
2図は第1図のシリフオームの壁部断面図、第3図及び
第4図は第1次延伸ブロー(延伸ブロー・熱処理)工程
におけるブロー成形前、及び成形後の断面図、第5図は
第2次延伸プロー(延伸フロー・冷却)工程における最
終ブロー成形の断面図である。 側照数字1はプリフォーム(予備成形品)、11a、l
lbはりツノキャビティ、13a。 13bは第1次ブロー金型、15は延伸棒、18は第1
次成形品、19m、19bは第2次ブロー金型、22は
底部形成金型、23はボトルを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレンテレフタレート単位を主体とするポリエ
    ステルから成る少なくとも1個の層と、ガスバリヤー性
    樹脂から成る少なくとも1個の層と、必要により接着剤
    層を含む多層プリフォームを、85乃至110℃のポリ
    エステル延伸温度に予熱し、 予熱された多層プリフォームを、115℃乃至230℃
    の温度範囲に維持された第1次ブロー金型内において、
    二軸延伸ブロー成形を行うと共に、ブロー成形体の熱処
    理を行い、 第1次ブロー金型から取出された熱処理ブロー成形体を
    、5℃乃至30℃の温度範囲に維持された第2次ブロー
    金型内において、延伸ブローすると共に、ブロー成形体
    の冷却を行い、 形成される容器を第2次金型外に取出すことを特徴とす
    る耐熱収縮性延伸ポリエステル容器の製法。
  2. (2)第1次ブロー金型が第2次金型の80〜110%
    の容積比であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の耐熱収縮性延伸ポリエステル容器の製法。
JP60108381A 1985-05-22 1985-05-22 耐熱収縮性延伸ポリエステル容器の製法 Granted JPS61268426A (ja)

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