JPS6251423A - 延伸ポリエステル容器の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、延伸ポリエステル容器の製造方法に関するも
ので、より詳細には共押出法と射出法との組合せにより
、延伸ブロー成形用有底プリフォームを形成させること
を特徴とする延伸ポリエステル容器の製造方法に関する
。

従来の技術及び発明の技術的課題 延伸ポリエステルがトルの成形は今日では一般的で、そ
の得られた成形容器はその優れた透明性と適当なガス・
々リヤー性によって液体洗剤、シャンプー、化粧品、醤
油、ソースなどの液体商品の容器の他、近年ビール、コ
ーラ、サイダーなどの炭酸飲料や果汁、ミネラルウォー
ターなどの清涼飲料用容器に広く用いられるに至ってい
る。

しかし延伸ポリエステルＭ’ｐルもプラスチックなるが
故にがラスびん、金属かん等の完全に密封されたものに
あってはガスの透過性はゼロに等しいとみてよいのに対
し、延伸ポリエステルコ）ルは酸素、炭酸ガスなどに対
し僅かではあるが透過性を有しており、かん、がラスび
んより食品の充填保存性に劣り、とくに炭酸ガス入シ飲
料にあっては炭酸ガス損失を生み、ビール、コーラ、サ
イダーなどにおいては明瞭な保存期間の限度をもってい
る、 延伸ポリエステル＆トルのガス・ぐリヤー性ヲ改善する
ために、ポリエステルをエチレン−ビニルアルコール共
重合体の如きガス・々リヤー性樹脂と組合せて積層体の
形の多層有底プリフォームを軸方向及び周方向に延伸ブ
ロー成形する方法が提案されている。多層有底プリフォ
ームの製造には、共射出法と共押出パイプ法とが提案さ
れているが。

それぞれ一長一短がある。

先ず共射出法では、ポリエステル（ｐＥｒ　）　ａｍと
、ガスバリヤ−性樹脂とを同時に金型内に射出して多層
プリフォームを得る。

次いで、このプリフォームを適切な温度に加熱し、ブロ
ー金型に挾み高圧エアーを吹き込みながら延伸ブローす
る。しかしながら、この方法で成形されたプリフォーム
は現在試験的に成功しているが、プリフォームを多数個
取り射出するにはプリフォーム金型内に２種類以上のメ
ルトチャンネルを計ける必要があり全型内構造が複雑に
なる。

また、この方法ではＰＥＴ樹脂と接着力を有する樹脂を
共射出する場合は層間剥離はしないが、ＰＥＴ樹脂と接
着力を有しない樹脂との組合せでは層間剥離を生じ容器
としては実用に供することができない。

さらに、この方法では共射出による欠点としてガス・々
リヤー樹脂の分布が射出条件で変るため均一分布が困難
であること及びバリヤー樹脂の厚みの制限もあり薄いが
スバリャー樹脂の共射出は困難な点もある。

一方共押出・４イブ法では、２種類以上の樹脂を樹脂の
種類に対応する数の押出機で加熱溶融し、グイヘッド内
のメルトチャンネルを通り多層の均一分布したノ４リソ
ンを得る。

次いで、パリソンはサイジングフォーマ−で寸法が規制
され、冷却槽を通して冷却される。次に冷却された・９
イデは所定の長さに切断する。切断された・パイプは次
の工程でネジ部、底部を成形する。成形方法はまず・９
イデの一方の端面を適切な温度に加熱し金型内に挾み高
圧エアーを吹き込み底部を成形する。

次にもう一方の・やイブ端面を適切な温度に加熱しネジ
金型に挾み冒圧エアーを吹き込みネジ部を成形する。

この時、初めにネジ部を成形し、その後に底部を成形す
ることも出来ることは言うまでもない。

この様にして得られたプリフォームは、次に適切な温度
に加熱された後、ブロー金型に挾み高圧エアーを吹き込
み延伸ブローする。したがって、共押出・譬イデ法では
ＰＥＴと接着する樹脂の組合せによる容器は勿論のこと
、　ＰＥＴと接着力金有しない樹脂であっても両樹脂に
接着力を有する接着材を間に介することによって強固に
接着力金有する容器を成形することができる。

また、この方式では容器の必要特性に合わせてガスバリ
ヤ−材料等の厚みの調整全自由に出来る特長もある。

一方欠点としては、ネジ部分及び底部の成形が射出法と
異なり圧縮ブロー併用となるため、射出法並みの精度や
密封性を得るのが困難であること、及びネジ部の寸法に
制約がおり自由にデザインすることが出来ない点がある
。

発明の目的 従って、本発明の目的は上記従来法の欠点が改善された
延伸ポリエステル容器の製造方法を提供するにおる。

大発明の他の目的は、共押出・やイブ法による上記利点
と射出法による利点とを兼ね備えた延伸ポリエステル容
器の製造方法を提供するにある。

本発明の更に他の目的は、密封性の高い容器底部の形成
が可能であり、しかもポリエステルとがスパリャー性樹
脂との耐層間剥離性にも優れておシ、しかもがスパリャ
一層の厚みの調節も自由に行い得る多層延伸ポリエステ
ル容器の製造方法を提供するにある。

発明の構成 本発明によれば、少なくとも胴部が熱可塑性ポリエステ
ルと熱可塑性ガスバリヤ−性樹脂とを含む積層体から成
る多層パイプを共押出成形により製造し、 下端に閉塞底部を熱可塑性ポリエステルの射出成形によ
り製造し、該胴部と閉塞底部とを、射出金型内または射
出金型外で融着一体化した延伸ブロー成形用の有底プリ
フォームを延伸プロー成形することを特徴とする延伸ポ
リエステル容器の製造方法が提供される。

発明の好適態様 本発明をその好適態様について以下に詳細に説明する。

尚、以下には、ガスバリヤ−他樹脂としてエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体を例にとって説明するが、本発
明は後述するように、この例に限定されない。

２ｇ１図は、本発明の目的に特に好適な多層・ｅイブを
示すものであり、この多層・ンイブ１は、ポリエステル
の内層２及び外層３．エチレン−ビニルアルコール共重
合体の中間ガスバリヤ一層４及びこれらの間に介在する
接着剤層５ａ、５ｂから成っている。

・９イブは共押出により製造することが重要であること
は後に述べるが、押出された・やイブは、ポリエステル
の結晶化を防止するために、水に浸漬する等して急冷す
ることが重要である。

本発明においては、先ずポリエステルとエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体の如きガスバリヤ−他樹脂とを、
パイプに共押出することに第一の特徴がある。即ち、こ
の共押出は、溶融ポリニステルト溶融エチレン−ビニル
アルコール共］ｉ合体をダイス内で合流させ、リング状
オリフィスを通して押出すことによシ行われるが、この
２種類の樹脂は双方が溶融状態で成る時間接触するため
、両者の界面では樹脂同志の混じυ合いが良く生じ、両
者の熱接着が多層射出成形の場合とは比較にならない根
強固だ行われるものである。これは、ポリエステルとエ
チレン−ビニルアルコール共重合体（ＥＶＯＨ）との間
に接着性樹脂を介在させた場合でも全く同様である。

ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート（
ＰＥＴ　）や、エチレンテレフタレート単位を主体とし
、他にそれ自体公知の改質用エステル単位の少量を含む
コポリエステル等が本発明の目的に使用される。このポ
リエステルはフィルムを形成し得るに足る分子量を有し
ていればよ−。

本発明において、ガスバリヤ−他樹脂として、有利には
エチレン−ビニルアルコール共重合体、一般にエチレン
と酢酸ビニル等のビニルエステルとの共重合体をケン化
して得られる共重合体が使用され、成形作業性とがスパ
リャー性とを考慮すると、エチレン含有量が１５乃至５
０モル係、特に２５乃至４５モルチのもので、ケン化度
が９６チ以上のものが有利に用いられる。この共重合体
の分子量はフィルム形成能を有するものであればよい。

　　・ 必らずしも必要でないが、ポリエステル層とエチレン−
ビニルアルコール共重合体層との接着性を増強させるた
めに、それ自体公知の任意の接着剤を用いることができ
る。コＩリエステル系接着剤、ポリエステル−エーテル
系接着剤、エポキシ変性熱可塑性樹脂、酸変性熱可塑性
樹脂等がこの目的に使用される。

２リ工ステル基体（ＰＥＴ）、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体（ＥＶＯＨ）、接着剤層（ＡＤ）は、種々
の層構成で用いることができ、例えば外Ｎｔ−左側、内
層を右側として、 ＰＥＴ／ＥＶＯＩ（、ＥＶＯＨ／ＰＥＴＰＥＴ／ＡＤ／
ＥＶＯＨ，ＥＶＯＨ／ＡＤ／ＰＥＴ。

ＰＥＴ／ＥＶＯＨ／ＰＥＴ、ＰＥＴ／ＡＤ／ＥＶＯＨＡ
Ｄ／ＰＥＴ 等の層構成で用いることができる。

層の厚みは、種々変化させ得るが、一般に、ＰＥＴ　：
ＥＶＯＨ＝２　：　１乃至５：１、特に３：１乃至４：
１の範囲の厚み比とするのがよく、接着剤層を用いる場
合にはＰＥＴ：ＡＤ＝２０　：　１乃至５０：１特に３
０：１乃至４０：１の範囲の厚み比とするのがよい。

本発明によれば、共押しにより製造した・やイブを一定
の寸法で切断した後、この・やイブの一端に閉塞底部と
なるポリエステルを射出法で形成し、射出金型の内部又
は外部で熱融着により一体化する。

この製造工程を第２図乃至第４図において示す。

即ち、第２図に示す如く、・９イデ保持用コアー５０に
保持された所定長さの・ぐイブ１の端部５１をヒータ５
２により加熱溶融する。この際、・ぐイブ保持用コアー
５０を直接加熱しない様に、コアー５０を挿入装着時に
、該コアー５０先備より・２イデ１が距離Ｓだけ突出す
る様にしておく。

このために、コアーの所定位置に位置決めストッ・ｌ−
を設ける。この位置決めストッ・母−ハ、例えば第２図
−八に示す様にコアー５０の一部分に・ぐイブｌの内径
すよりも０．０１〜０．０３ｍ＋程度突出した部分５３
を設けるか、或いは第２図−Ｂに示す様に、コアー５０
の所定部分に円周方向に一定の間隔で配置されたゴール
５４等を設けることにより容易に行なわれる。

この第２図−Ｂの態様においては、ボール５４はコアー
中心部に向かって延びているスプリング５５によって径
方向に往復動可能に支持されている。

この様に距離ｓ６保持した状態で、・！イブ１は、一対
の射出割金型５６ａ　、５６ｂ及び射出底金型５７の間
に挿入される（第３図）。

射出割金型５６ａ　、５６ｂは・マイツ１の外周面に対
応する内周面を有しており、また射出底金型５７は、成
形すべき閉塞底部の外周面に対応する内周面を有してい
る。また射出割金型５６ａ。

５６ｂｆｌ水平方向に開閉可能に設けられている。

射出底金型５７の中央部分にはゲート５８が形成されて
おり、射出ノズル５９からランナー６０を介してポリエ
ステルが射出される。

また射出割金型５６ａ、５６ｂは型閉じに際して、パイ
プ１の外径りよ！００．１〜０．２１１１程度小さな径
を有する内空間を形成する。

従って、コアー５０の降下に伴なって型閉じを行なうこ
とによって、該コアー５０に支持されているパイプ１は
、前述した位置決めストッ・ヤ一（第２図−人及び第２
図−Ｂ参照）をオーバーランし、距離Ｓが０となった状
態（射出割金型５６ａ　。

５６ｂの端面６１が、）Ｊ？イブの下端面にあたる状態
）で所定の型締めが完了する（第４図）。

次いで、この第４図の状態で閉塞底部の射出成形が行な
われる。

即ち、射出ノズル５９からランナー６０及びｒ−ト５８
を介して、射出金型内空間にポリエステルを射出するこ
とによってノイブ１と一体に閉塞底部７が形成されるの
である。

次いで上記の如く形成された有底筒体に口頚部を形成す
る。この口頚部の形成は、閉塞底部の形成に先立って行
なうことも可能である。

この口頚部の形成は、閉塞底部の形成と同様に、ポリエ
ステルの射出成形により行なうことが望ましい。例えば
、口頚部をポリエステルの射出法で形成し、射出金型の
内部又は外部で熱融着によシ一体化する。口頚部の射出
と胴部への融着とを金型内で一挙に行う態様（インサー
ト射出法）を示す第５−Ａ図及び第５−Ｂ図において、
第５−Ａ図は金型が開−ている状態を、第５−Ｂ図は金
型が閉じている状態を夫々示す〇 先ず、口頚部の射出に先立って、パイプ状胴部６の端部
８に、射出される口頚部との係合を確実にするために、
プリフォーム軸方向及び周方向への係合が確実に行われ
るような切欠９を、切削加工或いは加熱圧縮成形等の手
段で設ける。

射出金型は、・ぐ−ティンダライン１１を有し且つ内部
に成形すべき口頚部の外周面に対応する内周面１２を有
する一対の割合型１３ｍ、１３ｂと、固定された雄金型
１４とから成っている。割金型１３ａ、１３ｂは水平方
向に開閉可能に且つ昇降動可能に設けられている。雄金
型１４は成形すべき口頭部の内周面に対応する外周面１
５とＡ／イイブ胴部６内に挿入される先端部１６とを備
えている。

固定金型１４にはランナー１７が、また割金型１３ｍに
はランナー１７とキャビティ１８とを結ぶランナー１９
が夫々設けられている。

口頚部の射出成形に先立って、パイプ状胴部６を上下動
可能な支持具２０で支持し、必要により、その先端８を
射出される口頚部との融着が生ずるような温度に加熱し
た後、割金型１３ａ、１３ｂを閉じ、支持具２０及び割
金型１３ａ、１３ｂを上昇させる。これにより、雄金型
１４の先端部１６が・ｇイブ状態部６の開口部へ挿入さ
れる。また、割金型１３１Ｌ、１３ｂの内周面１２、雄
金型１４の外周面一１５及び・９イブ状態部６の先端８
で規定されるキャビティ１８が形成される。

ランナー１７及び１９を経て、キャビティ１８内にポリ
エステルを射出することにより、プリフォームの口頚部
の形成と、この口頚部のパイプ状胴部６への融着一体化
とが可能となる。

かくして、本発明方法により得られる多層有底ｆ＋７フ
オームを示す第６図において、このプリフォーム２１ば
、多層共押出・臂イブ法で形成される・ｌイブ状の胴部
６と、ポリエステルの射出で形成された閉塞底部７及び
口頚部２２とが一体化されて形成されており、しかもこ
の口頚部２２には、密封用開口端２３、周囲のネジ部２
４及び支持リング２５が精度良く形成されていることが
顕著な特徴である。

尚、第５−Ａ及び５−Ｂ図に示す具体例では、・せイブ
状態部６の先端に切欠乃至は係合部９ｆ！：設けている
か、口頚部２２と・ぐイブ状態部６の先端８との融着一
体化が完全に行われる限り、このような切欠乃至は係合
部を設けることは必らずしも必要でない。

また、第５−Ａ及び５−Ｂ図に示す通り、口頚部の射出
と・ｌイブ状態部の融着一体化と全−挙に行うことが接
合面の仕上げ精度の点で望ましいが、第７−Ａ及び７−
Ｂ図に示す通り、ポリエステルの射出で製造された口頚
部２２の下端部３０及び第４図に示す・Ｉイブ１或いは
閉塞底部が形成されたノ等イブ状胴部６の上端３１をヒ
ーター３２により加熱し、ホルダー３２及び加圧プラン
ジャ３３０組合せを用いて端面同志を接合してもよい。

勿論・平イブ１′！ｉｌ−ロ頚部２２と接合した場合に
は、その後で第２図乃至第４図に示す底部形成を行うこ
ともできる。

上記方法によるときは多層パイプないしチューブより予
備成形品を得るに当って余分な樹脂部分を発生せしめな
い特徴がある。

次に上記有底プリフォームを熱風、赤外線ヒーター、高
周波誘電加熱等で多層プリフォームの延伸適正温度まで
予備加熱する。この場合温度範囲は８５°〜１２０℃望
ましくは９５℃〜１１ｏ℃の間のポリエステル樹脂の延
伸温度まで予備加熱する。

延伸ブロー成形操作を説明するための第８図及び第９図
において、プリフォーム２６の口部にマンドレル２７を
挿入すると共に、そのａ部全一対の割金型２８ａ　、２
８ｂで挾持する。マンドレル２７と同軸に垂直移動可能
な延伸棒２９が設けられ一’（ｂす、この延伸棒２９と
マンドレル２７との間には、流体吹込用の環状通路３ｏ
がある。

本発明においては、この延伸棒２９の先端３１をプリフ
ォーム２６の底部７の内側に当てがい、この延伸棒２９
ｆ：下方に移動させることにより軸方向に延伸すると共
に、前記通路３ｏを経てプリフォーム２６内に流体を吹
込み、この流体圧によｔ）プリフォームを周方向に膨張
延伸させる。

本発明によれば、このように軸方向延伸と周方向延伸と
を同時に乃至は殆んど同時に行うことにより、ビニルア
ルコールが高含有のエチレン−ビニルアルコール共重合
体層にあっても比較的低い温度で延伸可能なることが発
見されたのである。

このことは、エチレン−ビニルアルコール共重合体でも
高ビニルアルコール含有のものは非常に延伸が錐しく、
フィルムの延伸にあっては延伸適正温度にあっても、縦
軸に次いで横軸に逐次延伸するときは前述した如く延伸
途中でフィルムが破裂してしまうことからしても意外の
ことである。

ｔ　７’ｃ　、ｎ　Ｉ７７’ロピレンとエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体との多層パイプの延伸プロー成形
に於ては、１４０’〜１６５℃とかなり高い温度領域で
多層内のエチレン−ビニルアルコール共重合体層の延伸
がようやく可能である事実とも考え合わすと、ポリエス
テル樹脂の延伸温度範囲８５℃〜１２０℃、なかでも９
５〜１１０℃の低い温度領域で、エチレン−ビニルアル
コール共重合体が二軸延伸可能であることは驚くべき事
実である。

この理由は、ポリエステル餐にエチレン−ビニルアルコ
ール共重合体層が載せられた状態で共延伸が行われ、し
かも共延伸時に両横脂層の層間剥離が抑制されること及
び二軸延伸が同時にしかもバランスよく行われることに
あるものと推定される。

カくシて得られた多層延伸ポリエステル＆）ルはすぐれ
た透明性の他、他のプラスチック？トルよシすぐれるポ
リエステル（延伸ＰＥＴ　）単体ｙｌＰ）ルよりなお非
常に高いがスパリャー性を有し、かつ必要に応じそのガ
スバリヤ−性は調整可能で、さらにこの＆）ルは耐圧性
をも具備し、炭酸ガス入力の飲料、すなわちビール、コ
ーラ、サイダーの充填保存も極めて容易であり容器は衛
生的であり使用済みの容器の廃棄焼却に於ても発生する
ガスは殆んど炭酸ガスと水のみで有害ガスの発生もみず
易焼却処理性の特徴があり、ガラスびんに匹適する透明
性、がス遮断性耐圧性をもちながらも軽量かつ耐破びん
性のある理想的な容器が提供される。

ガスバリヤ−性樹脂をエチレン−ビニルアルコール共重
合体を例にとって説明したが、このガスバリヤ−性樹脂
は、この例に限定されず例えばガスバリヤ−性の良好な
熱可塑性樹脂、例えば、ガスバリヤ−性ポリアミド（ナ
イロン）、ガスバリヤ−性共重合ポリエステル（米国特
許第４．３９８・０１７号明細り、ガスバリヤ−性ハイ
ニトリル樹脂、塩化ビニリデン系樹脂等にも勿論適用可
能である。

大発明を次の例で説明する。

実施例 直径が６５鴫、有効長さが１．４３０ｍｍのフルフライ
ト型スクリューを内蔵した内外層用押出機、直径が５０
聰、有効長さが１．１００瓢のフルフライト型スクリュ
ーを内蔵した中間層用押出機及び接着剤層用押出機、５
層用リング状ダイを用いて、内外層が固有粘度１．０の
ポリエチレンテレフタレ−）、中間層がビニルアルコー
ル含有量７０モル係のエチレン−ビニルアルコール共重
合体、並びに接着剤層がエポキシ化オレイン酸オクチル
１０．０００　ｐｐｍ配合のマレイン酸無水物グラフと
変性高密度ポリエチレンである３種５層の積層・９イデ
をダイより水中に押出して冷却する。この・ぐイブの外
径１−ｓ３０■、内径が２２っで、かつ各層の厚さは、
内層が１．４咽、外層が２．０　ｍｍ　、接着剤層がそ
れぞれ０．０５＋ｍ及び中間層が０．５ｍであり、この
パイプを一定寸法（長さ１２９＋ｍ、重さ５５Ｉ）に切
断し、 ・千イブの一端を約２３０℃に加熱し、第４図及び第５
図に示す様な壓内に該・やイブを挿入した後、型締めを
行ない、前記ポリエチレンテレフタレートを単独で射出
し、閉塞底部を形成するとともに、・やイブとの融着一
体化を行ない、金型から冷却後取り出した。

次いでこの有底パイプの開口端に、第５−Ａ図に示すよ
うに、外径が２６−の最上部と外径が２４場の中間部と
から成る切欠係合部を、切削加工により形成した。

この・Ｉイブの開口端部のみｆＫ：２３０℃の温度に加
熱し、第５−Ａ及び第５−Ｂ図に示す射出成形型に挿入
し、前記ポリエチレンテレフタレート単独を射出して、
密封用開口端、ネジ部及びサテートリングを備えた口頚
部に成形すると共に、・９イデとの融着一体化を打込、
金型から冷却後取り出した。

この予備成形品を１０５℃に加熱温調し、ブロー金型内
で縦軸方向に伸長しながら、ブローして横軸方向の延伸
する略同時二軸延伸ブロー成形して内容積１５５０　ｃ
ｃの多層延伸がトルを得た。

この？トルの酸素透過度は約１．５　ｃｃ／　ｍ２・２
４Ｈ−ａｔｍ　（３７℃）であり、高さ１２０ｍよりコ
ンクリート上への落下で破損もなく、各層間の剥離も生
じなかった。また、このゲトルのネック部はポリエステ
ルの射出成形によシ精度よく形成されているため、９３
℃の液体を充填し蓋で密吋してもネック部の変形や漏洩
は生じなかった。

発明の作用効果 この方法で得られたプリフォームから成形した容器は次
の様な特性を有する。

（１）共射出法及び共押出パイプ法と同等の内容物保存
性を有する。

（２）閉塞底部の成形は射出法で成形するので形状の自
由性を有し、又、密封性も良く成形することが出来る。

（３）　　ネジ部形状の統一化を計ることにより金型の
併用化が可能となる。

（４）多層・やイブの成形は任意にバリヤー性、厚み、
″イブ長さを容易に変更が可能のためネ、ジ金型の統一
化を計ることにより得意先ニーズに速応することが出来
る。

（５）ネジ部はＰＦ、Ｔ単体につき透明性の非常に良い
ものが得られ、またネノの色を変えることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に用いる多層パイプの断面図。 第２図乃至第４図は閉塞底部の形成工程の説明図、 第５図−Ａ図及び第５−Ｂ図は口頚部の射出工程を説明
する説明図、 第６図は本発明に用いる多層プリフォームの断面図。 第７−Ａ図及び第７−Ｂ図は・９イブ状態部と射出成形
口頚部との融着一体化工程を示す説明図、第８図及び第
９図は予備成形品をブロー金型内に保持し、ブロー成形
前の断面図及びブロー成形後の一断面図である。 １は共押出多層・４イブ、２及び３はポリエステル内層
及び外層、４は中間がスパリャ一層、６はパイプ状胴部
、７は閉塞底部、２１はプリフォーム、２２は射出ポリ
ニステルロ頚部、５０はパイプ保持用コアー、５２はヒ
ータ、５６ｍ及び５６ｂは射出割金型、５７は射出底金
型全示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも胴部が熱可塑性ポリエステルと熱可塑
   性ガスバリヤー性樹脂とを含む積層体から成る多層パイ
   プを共押出成形により製造し、 下端に閉塞底部を熱可塑性ポリエステルの 射出成形により製造し、該胴部と閉塞底部とを、射出金
   型内または射出金型外で融着一体化した延伸ブロー成形
   用の有底プリフォームを延伸ブロー成形することを特徴
   とする延伸ポリエステル容器の製造方法。
2. （２）前記胴部の上端に口頚部を熱可塑性ポリエステル
   の射出成形により製造し、該胴部と口頚部とを、射出金
   型内又は射出金型内で融着一体化する特許請求の範囲第
   １項記載の方法。