JPS6126699A - 透明石鹸の製造法 - Google Patents

透明石鹸の製造法

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JPS6126699A
JPS6126699A JP14886384A JP14886384A JPS6126699A JP S6126699 A JPS6126699 A JP S6126699A JP 14886384 A JP14886384 A JP 14886384A JP 14886384 A JP14886384 A JP 14886384A JP S6126699 A JPS6126699 A JP S6126699A
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JP
Japan
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transparent soap
molding
higher alcohol
dish
transparent
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JP14886384A
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浩三 中村
久美子 後藤
雄一 土屋
一郎 小林
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分舒) 本発明は改良された簡便なる枠線り透明石鹸の製造法に
関する。
(従来技術) 従来より、透明石鹸は、牛脂、ヤシ油等の混合油脂、あ
るいは牛脂脂肪酸、ヤシ油脂肪酸等の混合脂肪酸を苛性
ソーダ水溶液で鹸化あるいは中和リン、ソルビトール、
ポリエチレングリコール等を加えて均一透明に加熱溶解
して調製した透明石鹸生地を、所定の成型枠に流し込み
、冷却固化した後、取り出して、■切麟、■面取り、■
乾燥の後、更に、■揚陸、■打型整型、■艶出し、■乾
燥等の製造工程を繰り返して得らnるが、その製造工程
は煩雑であり、生産性が極めて低く、製造コストが高い
等の欠点を有している。
(発明の目的) 本発明は、こlらの欠点に看目し鋭意研究されたもので
あって1合成樹脂素材からなる可撓性あるいは弾性を有
する薄肉の成型皿を利用することにより、従来の如き煩
雑な製造工程及び種々の道具、設備を必要とせず、しか
も所望の形状の透明石鹸を製造可能とする、優れた透明
石鹸の製造法を提供することを目的とし、更にはその製
造法に於いて、該成型皿よりの取り出しが容易であると
共に透明度の高い透明石鹸を提供することを他の目的と
する。
(発明の構成) 本発明は、透明石鹸生地を加熱溶解して、合成樹脂素材
からなる可撓性あるいは弾性を有する薄肉の成型皿に流
し込み、次いで冷却固化した後、前記成型皿から取り出
して乾燥することを特徴とする、透明石鹸の製造法であ
る。
本発明に係る透明石鹸生地としては、例えば、牛脂、ヤ
シ油等から得られる高級脂肪酸のナトリウム塩である石
鹸生地40〜70重量%をエタノール及び水20〜45
虚量%に溶解し、次いで、砂糖、グリセリン等の透明化
剤10〜30重量%配合してなる通常の透明石鹸生地を
適用し得る。
しかし、このような通常の透明石鹸生地に、高級アルコ
ール硫酸エステルアルカノールアミン塩、高級アルコー
ルリン酸エステルアルカノールアミン塩、エチレンオキ
サイド付加毘級アルコール硫酸エステルアルカノールア
ミン塩、エチレンオキ1()付加高級アルコールリン酸
エステルアルカノールアミン塩、毘級脂肪酸アルカノー
ルアミン塩からなる群から選択されたアニオン界面活性
剤の少なくとも一つを8〜10重量%(重量%は透明石
鹸生地の総量基準)配合した透明石鹸生地は、前記成型
皿よりの透明石鹸の取り出しが容易となり、かつ透明石
鹸の透明度を向上し得るので最も好ましい。
前記特定のアニオン界面活性剤は、高級アルコール硫酸
エステル、高級アルコールリン酸エステル、エチレンオ
キサイド付加高級アルコール硫酸エステル、エチレンオ
キサイド付加高級アルコールリン酸エステルおよび高級
脂肪酸と、アルカノールアミン(例えば、モノエタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン
、モノイソプロパツールアミン、ジイソプロパツールア
ミン、トリイソプロパツールアミン等)とからなる塩(
アルカノールアミン塩)であって、例えば、ラウリルア
ルコール硫酸エステルアルカノールアミン塩、ラウリル
アルコールリン酸エステルアルカノールアミン塩、エチ
レンオキサイド付加ラウリルアルコール硫酸エステルア
ルカノールアミン塩(エチレンオキサイド付加モル数は
2モル)。
エチレンオキサイド付加オレイルアルコールリン酸エス
テルアルカノールアミン塩(エチレンオキサイド付加モ
ル数は8モル)、牛脂脂肪酸アルカノールアミン塩、ヤ
シ油脂肪酸アルカノールアミン塩、ラウリン酸アルカノ
ールアミン塩、パルミチン酸アルカノールアミン塩、ス
テアリン酸アルカノールアミン塩、オレイン酸アルカノ
ールアミン塩等が好ましいものとして挙げられる。
尚1本発明に係る透明石鹸生地には、本発明の目的を達
成する範囲で、周知の透明化剤、香料、着色剤、及び抗
酸化剤、キレート剤等の安定化剤をも配合し得る。
本発明に利用する成型皿は、加熱溶解状態の透明石鹸生
地を所望の形状に冷却固化した後、成型皿より容易に取
り出すことが出来るように創意工夫されたものであり1
合成樹脂素材からなる可撓性あるいは!1IIi性を有
する薄肉の成型皿である。
坤ち、合成樹脂素材には、硬質ポリ塩化ビニル、共亀体
等の樹脂が適用さnる。成型方法は、通常のシート成型
あるいは射出成型であうでもよく、成型皿は所望の形状
に形成さnると共に、第1図に示すような単一の成型皿
でもよく、また第2図に示すような複数個の成型皿を連
設し丘型状のものでもよい。また、該成型皿の底面には
、透面石鹸の表向に文字或いは図柄を施こす凹凸部を設
けることも可能である。
特に、成型皿は可撓性あるいは弾性を具備するものであ
って、成型皿の肉厚は0.2〜1.2mであればよく、
好ましくは0.5〜1.(1mであるが、素材である合
成樹脂の特性により適宜調整さnる。
(発明の効果) 本発明は以上の通り構成し、従来の如く、切断、打型整
型等の煩雑な製造工性と、それに係る種々の道具、設備
も必要とゼす、また、従来の所定の成型枠及び打型整型
用の金型に替えて、合成樹脂素材からなる成型皿を利用
するので、所望の形状の透明石鹸を簡便にして安価に製
造することが出来る。
更に、fil記特定のアニオン界面活性剤を透明石鹸生
地に配合することにより、前記成型皿まりの取り出しが
容易になると共に透明度の高い透明石鹸を得ることがで
きる。本発明は、特に種々の形状を有する透明石鹸を製
造するときには、至極筒便で、安価に透明石鹸を製造し
得る。
(実施例) 以下、実施例によって本発明を詳説する。
実施例1゜ 牛脂(28東量%)とヤシ油(12正量%)とからなる
混合油脂(40重画形)とエタノール70〜75°Cに
保ち鹸化する。鹸化終了後、温度を70〜75°Cに保
温したまま砂糖(12@迫%)とグリセリン(6車量%
)を加ん、屁合溶解して透明石鹸(−を得る。こ「しを
透明石鹸生地として、温度55〜60°CcD俗解状態
で硬買塙化ビニル製の肉厚0.2m、 0.5mm、 
 1.Ow、1.5mの第1図に7トす成型皿に流し込
み、冷却菟にて冷却固化した。各々の成型皿を逆さにし
、成型皿の底を押して固化した透明石鹸生地を乾燥賞に
取り出して並べ、通風のよい乾燥室にて乾灼して、透明
石鹸を得た。
その結果、肉厚0511I#1.1.0+a+の成型皿
に於いては成型性は良好で、成型1111よりの取り出
しもはぼ容易であ−た。しかし、内厚0.2mの成型皿
では、透明石鹸生地を流し込んだ時に成型皿はやや変形
し、肉厚1.5gmの成型皿では、成型皿が硬く、固化
した透明石鹸生地の型際れが悪く、やや取り出し難いこ
とが認められたが、特に品質上に問題はなかった。
更に、肉厚0,5uの成型皿にて製造した透明石鹸を試
料とし7て、下記の方法にて透明性試験を実旌し透明度
を評価した。
その結果を、成型皿よりの固化した透明石鹸生地の取り
出し具合と共に第1表に記載した。
O透明性試験 厚さ20編の透明石鹸を試料とし、抽々の大きさの活字
で黒色の文字を印刷した紙の上に試料を遁き、判読出来
る文字の大きさが ■20ポイントぼり小さいものは       O◎2
0ポイントから26ポイント迄のものは 0026ポイ
ントより大きいものは       △の判断基準で評
価した。
実施例2〜5 実施例1に記載の混合油脂と苛性ソーダの配合量の一部
を、 (イ)実施例2−8ではラウルアルコールhitエステ
ルトリエタノールアミン塩の配合1に〆え、((ロ)実
施例4ではラウリルアルコールリン酸エステルジェタノ
ールアミン塩の配合量に替え、(ハ)実施例5ではヤシ
油脂肪酸及びエチレンオキサイド2モル付加ラウリルア
ルコール硫酵エステルのトリエタノールアミン塩の配合
量に替えて、上記のアニオン型界向油性剤を、第1表に
示す組成で、透明石鹸−に配合して透明石鹸生地とし、
肉厚0,5ffのポリプロピレン製の第2図に示す連設
した成型皿を利用する他は、実施例1と同様にして各々
の透明石鹸を製造し、成型皿よりの取り出し具合及び透
明石鹸の透明度を評価して第1表第1表に記載の如く、
実施例2〜5の本発明に係るアニオン界面活性剤を含有
する透明石鹸は、その製造工程に於ける成型皿よりの取
り出し具合及び透明度に関して、実施例1よりも改善さ
れておりかつ優れていることが明らかに認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る合成樹脂素材からなる単−成型
皿の実施例を示す斜視図、第2図は同じく複数佃の成型
用の皿を連設した成型皿の一部切欠斜視図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明石鹸生地を、加熱溶解して、合成樹脂素材か
    らなる可撓性あるいは弾性を有する薄肉の成型皿に流し
    込み、次いで冷却固化した後、前記成型皿から取り出し
    て乾燥することを特徴とする透明石鹸の製造法。
  2. (2)前記の成型皿が、肉厚が0.2〜1.2mmのも
    のである特許請求の範囲第(1)項記載の透明石鹸の製
    造法。
  3. (3)前記の透明石鹸生地が、高級アルコール硫酸エス
    テルアルカノールアミン塩、高級アルコールリン酸エス
    テルアルカノールアミン塩、エチレンオキサイド付加高
    級アルコール硫酸エステルアルカノールアミン塩、エチ
    レンオキサイド付加高級アルコールリン酸エステルアル
    カノールアミン塩、高級脂肪酸アルカノールアミン塩か
    らなる群から選択されたアニオン界面活性剤の少なくと
    も一つを8〜10重量%(重量%は透明石鹸生地の総量
    基準)含有している特許請求の範囲第(1)項記載の透
    明石鹸の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5041234A (en) * 1988-03-31 1991-08-20 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Transparent soap bars which may contain short chain monohydric alcohols, and a method of making the same
US6554246B1 (en) 1997-05-09 2003-04-29 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Casting of shaped soft solid articles

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126793U (ja) * 1979-03-05 1980-09-08
JPS57187080U (ja) * 1981-05-25 1982-11-27
JPS58103600A (ja) * 1981-12-14 1983-06-20 ポ−ラ化成工業株式会社 石鹸の製法

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