JPS61266728A - 多軸穿孔機 - Google Patents
多軸穿孔機Info
- Publication number
- JPS61266728A JPS61266728A JP10388485A JP10388485A JPS61266728A JP S61266728 A JPS61266728 A JP S61266728A JP 10388485 A JP10388485 A JP 10388485A JP 10388485 A JP10388485 A JP 10388485A JP S61266728 A JPS61266728 A JP S61266728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- drilling
- casing
- shafts
- casings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ソイルセメント土留壁等の地中連続壁の形成
等に使用される複数本の穿孔軸を並列的に有する多軸穿
孔機に関する。
等に使用される複数本の穿孔軸を並列的に有する多軸穿
孔機に関する。
(従来の技術)
従来、この種の多軸穿孔機として、軸の下端に掘削刃を
、その上部の軸外周面に撹拌羽根を突設してなる3本又
は4本の穿孔軸の上端を駆動部に並列的に接続すると共
に、各穿孔軸の下部を連結枠により回転自在に連結し。
、その上部の軸外周面に撹拌羽根を突設してなる3本又
は4本の穿孔軸の上端を駆動部に並列的に接続すると共
に、各穿孔軸の下部を連結枠により回転自在に連結し。
隣り合う穿孔軸を互に反対方向に回転させて地盤への掘
削及び攪拌を行う構造のものが知られている。しかし、
この従来機では、地中に掘進した際、各穿孔軸は下端部
の撹拌羽根が孔壁に接するが他の軸外周面が孔壁に接し
ないため、並列する複数穿孔軸のうち側端に位置する穿
孔軸の撹拌羽根が地中の石に当り又は撹拌羽根の間に石
が食いこんで回転抵抗を受けた場合、該回転抵抗によっ
て複数穿孔軸全体が捩れを受け、それが穿孔軸全体の垂
直掘進を阻害する結果を招く欠点があった。
削及び攪拌を行う構造のものが知られている。しかし、
この従来機では、地中に掘進した際、各穿孔軸は下端部
の撹拌羽根が孔壁に接するが他の軸外周面が孔壁に接し
ないため、並列する複数穿孔軸のうち側端に位置する穿
孔軸の撹拌羽根が地中の石に当り又は撹拌羽根の間に石
が食いこんで回転抵抗を受けた場合、該回転抵抗によっ
て複数穿孔軸全体が捩れを受け、それが穿孔軸全体の垂
直掘進を阻害する結果を招く欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、従来の欠点を除くことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明は、軸下端部に該軸
外周面から拡開及び開成自在の撹拌羽根を有する複数本
の穿孔軸を並列状態で各上端部を駆動部に接続し、 上記各穿孔軸にケーシングを上記撹拌羽根をケーシング
下端から突出させた状態でそれぞれ回転自在に被嵌する
と共に各ケーシングを一体的に連結し、 上記穿孔軸の撹拌羽根の拡開径は上記ケーシングの外径
よりも大きくした。
外周面から拡開及び開成自在の撹拌羽根を有する複数本
の穿孔軸を並列状態で各上端部を駆動部に接続し、 上記各穿孔軸にケーシングを上記撹拌羽根をケーシング
下端から突出させた状態でそれぞれ回転自在に被嵌する
と共に各ケーシングを一体的に連結し、 上記穿孔軸の撹拌羽根の拡開径は上記ケーシングの外径
よりも大きくした。
構成としである。以下図面を参照して本発明の詳細な説
明する。
明する。
第1,2図において、ベースマシン(1)の前端部にタ
ワー(2)を垂直に取付け、該タワー(2)の前面がわ
に設けた一対のガイドレール(3)、(3)に駆動部(
4)を摺動自在に支持させると共に、タワー(2)のト
ップシーブ(5)から垂下したワイヤ(6)により該駆
動部を昇降自在に吊支し、この駆動部(4)に3本の穿
孔軸(7)・・の上端部を接続し、各穿孔軸にケーシン
グ(8)・・を回転自在に被嵌しである。
ワー(2)を垂直に取付け、該タワー(2)の前面がわ
に設けた一対のガイドレール(3)、(3)に駆動部(
4)を摺動自在に支持させると共に、タワー(2)のト
ップシーブ(5)から垂下したワイヤ(6)により該駆
動部を昇降自在に吊支し、この駆動部(4)に3本の穿
孔軸(7)・・の上端部を接続し、各穿孔軸にケーシン
グ(8)・・を回転自在に被嵌しである。
上記穿孔軸(7)・・は、軸下端に掘削刃(9)を設け
ると共に、その上部の軸外周面に第4図示のように直径
方向に突設した2つのブラケット(10)、(10)に
適宜湾曲した撹拌羽根(11)、(11)の各基部をピ
ン(12)、(12)により軸の横断面上で揺動自在に
軸支し、外方へ揺動したときは、ブラケット(10)、
(10)の−側に設けたストッパー(13L (13
)により外方への拡開状態を保ち、内方へ揺動したとき
は、軸外周面に沿って閉束する状態をとるようにしであ
る。このような穿孔軸(7)・・の上端が、駆動部(4
)の下面から下方に突出された出力軸(14)・・にそ
れぞれ並列状態に接続されている。上記出力軸(14)
・・のうち左右両側の出力軸(14)、(14)はギャ
ードモータ(15)、 (15)と接続されるが、中間
の出力軸(14)は左右の出力軸(14)、(14)か
ら同径の歯車列(16)・・により回転を伝達され、そ
れにより隣り合う穿孔軸(7)、(7)が互に反対方向
に同速度で回転される。上記撹拌羽根(11)・・・の
拡開したときの径は、ケーシング(8)の外径よりも若
干大きく、閉束したときはケーシング(8)内に挿脱で
きる径となり、又穿孔軸(7)・・相互の関係では、隣
り合う穿孔軸(7)、(7)の撹拌羽根(11) (1
1) 、・・の拡開径が互に重なり合う関係にあり、そ
して本例では、各穿孔軸(7)・・の撹拌羽根(11)
・・・を同じ高さ位置に設けると共に、隣り合う穿孔軸
(7)、(7)の撹拌羽根(11) (11) 、・・
間に、第5図示のように90度の回転位相差を設定しで
ある。
ると共に、その上部の軸外周面に第4図示のように直径
方向に突設した2つのブラケット(10)、(10)に
適宜湾曲した撹拌羽根(11)、(11)の各基部をピ
ン(12)、(12)により軸の横断面上で揺動自在に
軸支し、外方へ揺動したときは、ブラケット(10)、
(10)の−側に設けたストッパー(13L (13
)により外方への拡開状態を保ち、内方へ揺動したとき
は、軸外周面に沿って閉束する状態をとるようにしであ
る。このような穿孔軸(7)・・の上端が、駆動部(4
)の下面から下方に突出された出力軸(14)・・にそ
れぞれ並列状態に接続されている。上記出力軸(14)
・・のうち左右両側の出力軸(14)、(14)はギャ
ードモータ(15)、 (15)と接続されるが、中間
の出力軸(14)は左右の出力軸(14)、(14)か
ら同径の歯車列(16)・・により回転を伝達され、そ
れにより隣り合う穿孔軸(7)、(7)が互に反対方向
に同速度で回転される。上記撹拌羽根(11)・・・の
拡開したときの径は、ケーシング(8)の外径よりも若
干大きく、閉束したときはケーシング(8)内に挿脱で
きる径となり、又穿孔軸(7)・・相互の関係では、隣
り合う穿孔軸(7)、(7)の撹拌羽根(11) (1
1) 、・・の拡開径が互に重なり合う関係にあり、そ
して本例では、各穿孔軸(7)・・の撹拌羽根(11)
・・・を同じ高さ位置に設けると共に、隣り合う穿孔軸
(7)、(7)の撹拌羽根(11) (11) 、・・
間に、第5図示のように90度の回転位相差を設定しで
ある。
上記ケーシング(8)・・は円筒鋼管からなり、互に並
列状態で隣りのケーシングと連結材(17)・・・によ
り一体的に連結されており、これらケーシング(8)・
・の上端部を、上記出力軸(14)・・に被嵌した状態
で駆動部(4)下面に一端を固定された短い補助ケーシ
ング(18)・・に摺動自在に差し合わせると共に、各
ケーシング(8)・・の上端から若干下の部分をケーシ
ング支持フレーム(19)に固定しである。上記ケーシ
ング支持フレーム(19)は、上記駆動部(4)の左右
側面に一端を連結された油圧シリンダ(20) 。
列状態で隣りのケーシングと連結材(17)・・・によ
り一体的に連結されており、これらケーシング(8)・
・の上端部を、上記出力軸(14)・・に被嵌した状態
で駆動部(4)下面に一端を固定された短い補助ケーシ
ング(18)・・に摺動自在に差し合わせると共に、各
ケーシング(8)・・の上端から若干下の部分をケーシ
ング支持フレーム(19)に固定しである。上記ケーシ
ング支持フレーム(19)は、上記駆動部(4)の左右
側面に一端を連結された油圧シリンダ(20) 。
(20)のラム先端に左右面端部を連結して吊支されて
いる。
いる。
(21)は穿孔軸(7)のケーシング(8)内における
下端部に回転自在に装着されたケーシングに対する穿孔
軸の中心保持環である。
下端部に回転自在に装着されたケーシングに対する穿孔
軸の中心保持環である。
本機の作用は次のようである。ギャードモータ(15)
、(15)の始動により各穿孔軸(7)・・をケーシン
グ(8)・・内で回転させ、その掘削刃(9)・・によ
り地盤の掘削を開始すると、掘削刃(9)・・で3つの
縦孔を掘削し、ついで土砂の抵抗で拡開した撹拌羽根(
11) (11)、・・で上記各縦孔を拡大掘削して互
に連通ずる連続孔に形成しつつ掘削土砂を攪拌し、そし
て上記連続孔内にケーシング(8)・・の連結体を圧入
していく。上記掘進作業において、例えば側端に位置す
る穿孔軸(7)の撹拌羽根(11)が地中の石に当り、
又は隣りの穿孔軸の撹拌羽根(11)との間に石が食い
こんで回転抵抗を受けた時、該抵抗の反力は、上記連続
孔内に圧入されて連続孔内壁面に接しているケーシング
(8)・・連結体がこれを受け、それにより穿孔軸(7
)・・全体の捩れを阻止し、垂直掘進を維持する。
、(15)の始動により各穿孔軸(7)・・をケーシン
グ(8)・・内で回転させ、その掘削刃(9)・・によ
り地盤の掘削を開始すると、掘削刃(9)・・で3つの
縦孔を掘削し、ついで土砂の抵抗で拡開した撹拌羽根(
11) (11)、・・で上記各縦孔を拡大掘削して互
に連通ずる連続孔に形成しつつ掘削土砂を攪拌し、そし
て上記連続孔内にケーシング(8)・・の連結体を圧入
していく。上記掘進作業において、例えば側端に位置す
る穿孔軸(7)の撹拌羽根(11)が地中の石に当り、
又は隣りの穿孔軸の撹拌羽根(11)との間に石が食い
こんで回転抵抗を受けた時、該抵抗の反力は、上記連続
孔内に圧入されて連続孔内壁面に接しているケーシング
(8)・・連結体がこれを受け、それにより穿孔軸(7
)・・全体の捩れを阻止し、垂直掘進を維持する。
所望深さの連続孔を掘削したら1例えば穿孔軸を通じて
連続孔内にセメントミルクを注入しつつ各穿孔軸(7)
・・を回転させて掘削土砂とセメントミルクを混合しつ
つ穿孔軸(7)・・・及びケーシング(8)・・・を孔
から徐々に引き上げる。
連続孔内にセメントミルクを注入しつつ各穿孔軸(7)
・・を回転させて掘削土砂とセメントミルクを混合しつ
つ穿孔軸(7)・・・及びケーシング(8)・・・を孔
から徐々に引き上げる。
(発明の効果)
この発明の多軸穿孔機によれば、並列する複数本の穿孔
軸の撹拌羽根が地中の石に当り又は撹拌羽根の間に石が
食いこんで回転抵抗を受けた場合、その抵抗の反力は、
掘削孔内に圧入されている各ケーシングの連結体がこれ
を受けて穿孔軸全体の捩れを阻止し、垂直掘進を維持す
ることができるのである。
軸の撹拌羽根が地中の石に当り又は撹拌羽根の間に石が
食いこんで回転抵抗を受けた場合、その抵抗の反力は、
掘削孔内に圧入されている各ケーシングの連結体がこれ
を受けて穿孔軸全体の捩れを阻止し、垂直掘進を維持す
ることができるのである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は一部省略側面図
、第2図は一部省略拡大正面図。 第3図は第1図の■−■線拡線断大断面図4図は穿孔軸
下部の拡大横断面図、第5図は各穿孔軸の撹拌羽根の相
互関係を示す平面図である。 4・・・駆動部、7・・・穿孔軸、8・・・ケーシング
、11・・・撹拌羽根、17・・・連結材。
、第2図は一部省略拡大正面図。 第3図は第1図の■−■線拡線断大断面図4図は穿孔軸
下部の拡大横断面図、第5図は各穿孔軸の撹拌羽根の相
互関係を示す平面図である。 4・・・駆動部、7・・・穿孔軸、8・・・ケーシング
、11・・・撹拌羽根、17・・・連結材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 軸下端部に該軸外周面から拡開及び閉束 自在の撹拌羽根を有する複数本の穿孔軸を 並列状態で各上端部を駆動部に接続し、 上記各穿孔軸にケーシングを上記撹拌羽 根をケーシング下端から突出させた状態で それぞれ回転自在に被嵌すると共に各ケー シングを一体的に連結し、 上記穿孔軸の攪拌羽根の拡開径は上記ケ ーシングの外径よりも大きくした、 多軸穿孔機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10388485A JPS61266728A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 多軸穿孔機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10388485A JPS61266728A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 多軸穿孔機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61266728A true JPS61266728A (ja) | 1986-11-26 |
JPH0250251B2 JPH0250251B2 (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=14365857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10388485A Granted JPS61266728A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 多軸穿孔機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61266728A (ja) |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP10388485A patent/JPS61266728A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0250251B2 (ja) | 1990-11-01 |
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