JPS61266212A - 注型用金型 - Google Patents

注型用金型

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Publication number
JPS61266212A
JPS61266212A JP10891185A JP10891185A JPS61266212A JP S61266212 A JPS61266212 A JP S61266212A JP 10891185 A JP10891185 A JP 10891185A JP 10891185 A JP10891185 A JP 10891185A JP S61266212 A JPS61266212 A JP S61266212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
thermosetting resin
replenishment port
casting
casting mold
Prior art date
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Granted
Application number
JP10891185A
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English (en)
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JPH0367604B2 (ja
Inventor
Takeo Hase
長谷 竹男
Kenji Taguchi
賢二 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、硬化収縮が注型品に及ばず影響を除去する
ようにした注型用金型に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の金型を示す正面図、第5図は第4図の
マーマ線の断面図を示している。
(1) iアルミニュームなどの本体、(2)は補給口
(3)後述の熱硬化性樹脂(4)と一体化される内部導
体、(4)は熱硬化性樹脂、(5)は熱源としての加熱
ヒーターである。
第6図は従来のものによる金型内の熱硬化性樹脂の温度
上昇を示している。 F3は加熱ヒータ取付部の温度変
化、F4はヒーター取付なし部の温度変化である。to
は金型周囲の室温、七1は注入完了時の温度、tλは所
定の硬化温度である。
一般に注型品の製造に使用する熱硬化性樹脂は、硬化に
際して収!’に生じる。この際、局部的に収縮が生じた
時は、注型品の表面に開渠が出きたり、場合によっては
クラックの発生など致命的な欠陥につながることは公知
である。
この防止法として、金型に温度差をつけて金型内の熱硬
化性樹脂の反応速度に差を生じさせることによって、順
次硬化収縮させて収縮分全補給口から補給する手段がと
られている。
そのため、従来は本体11)の一部に加熱ヒータ(5)
などの熱源を取付けて室温(to)雰囲気中で加熱し、
金型に温度差CF3− F4 )を生じさせていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のものでは、各々の金型に熱源を取付ける費用、手
間がかかり、金型構造が複HVCなる。
さらに、硬化時の温度差が硬化完了する捷で生じている
ため、硬化物自体の硬化度が異なり均質性が損われるな
どの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、熱源の取付が不用となるとともに、硬化物
自体の硬化度が均質なものを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による注型用金型は、金型の熱源を加熱炉雰囲
気温度(t2)とし、局部的な硬化収縮を防ぐため、熱
硬化性m脂の補給口から最も離れたところから順次硬化
が進むように金型の熱吸収率に差をつけるようにしたも
のである。具体的には、表面を黒色化するとか、熱伝導
率の異なる部材で構成する。
〔作用〕
本発明における注型用金型は、本体の表面の収縮させて
、収縮分を補給口から補給する。加熱炉温度はt!と一
定のため、硬化物自体の硬化度も最終的に均質なものが
得られる・ 〔発明の実施例〕 以下に、この発明の実施例を図について説明する。第1
図は本発明による注型用金型を示す正面図で、第2図は
第1図のn−曲線の断面図である。
図において、(6)は染料による着色、塗料による塗装
、金属酸化物の形成等で黒色化された黒色化部で、熱硬
化性樹脂(4)の流動経路が補給口(21から最も離れ
たところから補給口(2)の方へ所定のところまで処理
されている。第8図はこの発明による金型内の熱硬化性
樹脂の温度上昇の状況を示すもので、ttU金型周囲の
加熱炉温度で、従来り度である。Flは黒色化部(6)
の温度上昇、F2は黒色化処理されていない部分の温度
上昇である。
次に作用について説明する。第1図〜第8図において、
熱硬化性s1脂を注入した金型(金型温度t+’c)を
加熱炉(加熱炉雰囲気中温度t3℃)に入れる。
1=)1.のため、金型は加熱炉雰囲気から熱量を吸収
し、温度上昇していく。この時、雰囲気温度t!から金
型に到達する吸収熱量を金型の単位面積当りB kca
l/h 、金型材質の吸収率をa。
金型の表面積をhtrl  とすれば、金型の全吸収熱
量Qは、Q= K−a−A  kQal/’bとなる・
吸収率aは黒体の吸収率を最最大値lとしたものである
金型に使用しているアルミニュームffi面Ho、oe
である。この表面の一部を黒色化することにより吸収率
は0.9程度まで改善される@このように、吸収率全増
大することにより黒色化部(6)の金型内の熱硬化性樹
脂の温度上昇t/′iF1の曲線を描き、アルミニュー
ム金型のみの部分の温度上昇F2より温度の立あがりが
大きい〇すなわち、内部の熱硬化性樹脂の反応速度に差
を生じさせる従来法と同等の効果が得られ、順次、硬化
収縮が生じる。そして、収縮分は補給口から補給される
。さらに、所定の時間後には、金型全体が一定温度t2
に到達するため、硬化物自体の硬化度は従来法に比べて
均質なものができる。
上記実施例において、内部導体(3)が底台されている
支持部は、アルミニュームでは軟らかくて損耗しやすい
ため、鉄など全本体(1)に挿入して使用することがあ
る。この場合、鉄の熱伝導率がアルミニュームに比べて
小さいことから、この部分に接している熱硬化性樹脂は
反応速度が遅れて局部的に収縮が発生し、外観不良が生
じやすい。この時も本発明全適用して、鉄の表面を黒色
化することによりこの問題を解決できる。
捷た、上記実施例では表面処理によって熱吸収率に差を
つけるものであったが、熱伝導率の差を利用することも
できる。
さらに、金型を構成している本体の熱容量の差を利用し
ても同様の効果が期待される。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば金型内の熱硬化性樹脂
の硬化速度に差を生じさせることによって、局部的な収
縮の発生を防止でき、硬化物自体の硬化度が均質なもの
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による金型の正面図、第2
図は第1図のn−n線の断面図、第8図は第1図による
金型内の熱硬化性樹脂の温度上昇を示す説明図、第4図
は従来の注型用金型を示す正面図、第5図は第4図のマ
ーマ線の断面図、第6図は第4図による金型内の熱硬化
性樹脂の温度上昇を示す説明図である。図において、(
l)は本体、(2)は補給口、(41は熱硬化性樹脂、
(61け黒色化部である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱硬化性樹脂を注入して所定の温度で加熱し、上
    記熱硬化性樹脂を補給しながら硬化させるものにおいて
    、上記補給口に近い側が熱吸収率が低くなるように構成
    されていることを特徴とする注型用金型。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、熱硬化性樹脂の
    流動経路が補給口から最も離れたところから上記補給口
    の方へ所定のところまで黒色化されていることを特徴と
    する注型用金型。
  3. (3)特許請求の範囲第1項において、補給口から最も
    離れたところから上記補給口の方へ順次黒色の度合が薄
    くなるように処理されていることを特徴とする注型用金
    型。
  4. (4)特許請求の範囲第1項において、補給から最も離
    れたところから上記補給口の方へ順次熱容量が大きくな
    るように構成されていることを特徴とする注型用金型。
  5. (5)熱硬化性樹脂を注入して所定の温度で加熱し、上
    記加熱硬化性樹脂を補給しながら硬化させるものにおい
    て、上記補給口に近い側を遠い側より熱伝導率が小さい
    部材で構成したことを特徴とする注型用金型。
  6. (6)第1の部材より熱伝導率が小さい第2の部材を補
    給口から上記第1の部材を介し配置し、上記熱硬化性樹
    脂を注入して所定の温度で加熱し、上記補給から上記熱
    硬化性樹脂を補給しながら硬化させるものにおいて、上
    記第2の部材の表面を黒色化したことを特徴とする注型
    用金型。
JP10891185A 1985-05-20 1985-05-20 注型用金型 Granted JPS61266212A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10891185A JPS61266212A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 注型用金型

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61266212A true JPS61266212A (ja) 1986-11-25
JPH0367604B2 JPH0367604B2 (ja) 1991-10-23

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JP (1) JPS61266212A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005156409A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 整合層の製造方法および整合層を用いた超音波センサ並びに超音波センサを用いた流体の流れ測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005156409A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 整合層の製造方法および整合層を用いた超音波センサ並びに超音波センサを用いた流体の流れ測定装置

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JPH0367604B2 (ja) 1991-10-23

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