JPS61265429A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPS61265429A JPS61265429A JP10738285A JP10738285A JPS61265429A JP S61265429 A JPS61265429 A JP S61265429A JP 10738285 A JP10738285 A JP 10738285A JP 10738285 A JP10738285 A JP 10738285A JP S61265429 A JPS61265429 A JP S61265429A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- food
- light source
- cooking
- emission
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、クツキー、スポンジケーキなどを自動調理す
る加熱調理器に関する。
る加熱調理器に関する。
従来の技術
従来、この種の加熱調理は、たとえばオーブン・レンジ
などに見られるように、食品収納庫内に温度センサを備
え、庫内を一定温度に保持し、調理メニューに従ってタ
イマーにより一定時間加熱していた。
などに見られるように、食品収納庫内に温度センサを備
え、庫内を一定温度に保持し、調理メニューに従ってタ
イマーにより一定時間加熱していた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このようなオーブン書レンジにおいて、
クツキ、スポンジケーキなどを調理した場合、食品の重
量あるいは材料の配合比などが変化した場合、焼きすぎ
で焦げすぎたり、中まで火が通らないなど良好な出来具
合が得られないという問題点を有していた。
クツキ、スポンジケーキなどを調理した場合、食品の重
量あるいは材料の配合比などが変化した場合、焼きすぎ
で焦げすぎたり、中まで火が通らないなど良好な出来具
合が得られないという問題点を有していた。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、常に良好
な出来具合の調理を可能とする加熱調理器を提供するこ
とを目的とする。
な出来具合の調理を可能とする加熱調理器を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段
と記問題点を解決するために、本発明の加熱調理器は、
食品を収納するための収納庫と、収納さ、れた食品を加
熱する手段と、収納された食品の焼き上がり具合を見る
ために食品に光を照射する2つの光源と、食品からの反
射光を検知するための光検知器とから構成されたもので
ある。
食品を収納するための収納庫と、収納さ、れた食品を加
熱する手段と、収納された食品の焼き上がり具合を見る
ために食品に光を照射する2つの光源と、食品からの反
射光を検知するための光検知器とから構成されたもので
ある。
作 用
本発明は上記した構成を有しているため、それぞれ波長
の異なる2つの光で加熱調理中の食品の表面を照射し、
その反射光を光検知器で検知しているため、調理中の食
品の表面状態を知ることが出来る。このため、調理メニ
ューに合った反射光の検知レベルを、あらかじめ設定す
ることにより、常に出来具合の良好な調理が可能となる
。
の異なる2つの光で加熱調理中の食品の表面を照射し、
その反射光を光検知器で検知しているため、調理中の食
品の表面状態を知ることが出来る。このため、調理メニ
ューに合った反射光の検知レベルを、あらかじめ設定す
ることにより、常に出来具合の良好な調理が可能となる
。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に基づく加熱調理器の断面図、1は食品
2を収納するための収納庫、aは食品を載せるオーブン
皿、4は庫内を照明するための電球、5,6はそれぞれ
発光波長の異なる食品を照明するための光源、7は光源
5,6から照射された光の食品からの反射光を検知する
ための光検知器、開き角8,9は、それぞれ、照射光お
よび反射光の範囲を示す。10.11は収納庫内に設け
られた加熱用の上、下のヒータを示す。12は庫内温度
制御用のサーミスタを示す。
2を収納するための収納庫、aは食品を載せるオーブン
皿、4は庫内を照明するための電球、5,6はそれぞれ
発光波長の異なる食品を照明するための光源、7は光源
5,6から照射された光の食品からの反射光を検知する
ための光検知器、開き角8,9は、それぞれ、照射光お
よび反射光の範囲を示す。10.11は収納庫内に設け
られた加熱用の上、下のヒータを示す。12は庫内温度
制御用のサーミスタを示す。
ここで、スポンジケーキの焼き色と、光に対する反射特
性の波長依存性を示す。同図において、曲線21は、調
理前のスポンジケーキの表面の反射分光特性を示す。曲
線22は表面の焼き色が非常に濃い場合、即ち焼き過ぎ
の場合のスポンジケーキの表面の反射分光特性を示す。
性の波長依存性を示す。同図において、曲線21は、調
理前のスポンジケーキの表面の反射分光特性を示す。曲
線22は表面の焼き色が非常に濃い場合、即ち焼き過ぎ
の場合のスポンジケーキの表面の反射分光特性を示す。
斜線部の領域23は良好な焼き色のスポンジケーキの表
面の反射分光特性を示す。
面の反射分光特性を示す。
以上の結果より、波長領域を2つに分けることができる
。スポンジケーキが焼き進むに従って、反射強度が一様
に減少する領域300〜600nmと、反射強度の変動
が少ない領域700〜1200nmとに分けることがで
きる。
。スポンジケーキが焼き進むに従って、反射強度が一様
に減少する領域300〜600nmと、反射強度の変動
が少ない領域700〜1200nmとに分けることがで
きる。
反射強度が一様に減少する領域300〜600nmにお
いても、とりわけ400〜550 nmの領域が顕著で
ある。また反射強度の変動の少ない領域7oO〜120
0nmにおいても、とりわけ800〜1000 nmが
顕著である。
いても、とりわけ400〜550 nmの領域が顕著で
ある。また反射強度の変動の少ない領域7oO〜120
0nmにおいても、とりわけ800〜1000 nmが
顕著である。
したがって光源5として発光波長範囲550nm〜58
0nm、光源6として発光波長範囲700nm〜750
nmの発光ダイオードを用い、光検知器として感度波長
範囲400 nm〜1200nmのフォトダイオードを
用いた。光照射、受光の開き角8,9はそれぞれ約30
度とした。加熱用ヒータは、上下それぞれ1kWのもの
を、約30秒ずつ交互に通電し、食品収納庫の庫内温度
が設定温度となるようサーミスタ12を用いて制御した
。
0nm、光源6として発光波長範囲700nm〜750
nmの発光ダイオードを用い、光検知器として感度波長
範囲400 nm〜1200nmのフォトダイオードを
用いた。光照射、受光の開き角8,9はそれぞれ約30
度とした。加熱用ヒータは、上下それぞれ1kWのもの
を、約30秒ずつ交互に通電し、食品収納庫の庫内温度
が設定温度となるようサーミスタ12を用いて制御した
。
第3図に、光源5,6の点滅のタイミングおよび光検知
器7の動作タイミングを示す。同図a。
器7の動作タイミングを示す。同図a。
bおよびCはそれぞれ光源5の点滅(○N10 F F
)状態、光源6の点滅(ONloFF)状態および光
検知器7の動作(ONloFF )状態を示す。
)状態、光源6の点滅(ONloFF)状態および光
検知器7の動作(ONloFF )状態を示す。
点灯時間Δtは50m5ec とし、点灯繰り返し時
間(t3−tl) は5QQmsec 以上とじ1
点滅比率1対10以下になるようにした。また、光検゛
知器7は、光源5および光源6の点灯に同期した信号を
用いて、同期検知方式により動作させた。このようにし
てS/Nを改善した。
間(t3−tl) は5QQmsec 以上とじ1
点滅比率1対10以下になるようにした。また、光検゛
知器7は、光源5および光源6の点灯に同期した信号を
用いて、同期検知方式により動作させた。このようにし
てS/Nを改善した。
庫内温度を150°Cに設定し、スポンジケーキ、径1
80ff、高さ50fflを加熱調理したときの光検知
器7により検知された光源5および6から照射された光
のスポンジケーキ表面からの反射光強度の時間変化を、
第4図に示す。同図において、41は光源5からの光、
42は光源6からの光による反射光強度を示す。図中の
斜線図は、スポンジケーキが良好に焼き上がった領域を
示す。
80ff、高さ50fflを加熱調理したときの光検知
器7により検知された光源5および6から照射された光
のスポンジケーキ表面からの反射光強度の時間変化を、
第4図に示す。同図において、41は光源5からの光、
42は光源6からの光による反射光強度を示す。図中の
斜線図は、スポンジケーキが良好に焼き上がった領域を
示す。
したがって、光源5からの光の反射光強度が、0.9〜
0.S以内にかつ、光源6からの光の反射強度が0.8
以上になるとスポンジケーキが良好に仕とったこと
になる。
0.S以内にかつ、光源6からの光の反射強度が0.8
以上になるとスポンジケーキが良好に仕とったこと
になる。
したがって光源5からの光の反射強度が、0.7になり
かつ、光源6からの光の反射強度が0.8以ととなる時
点で加熱調理を終了するように設定し、繰り返しスポン
ジケーキを調理したところ、良好な仕上りのスポンジケ
ーキが再現性よく得ら′れた。
かつ、光源6からの光の反射強度が0.8以ととなる時
点で加熱調理を終了するように設定し、繰り返しスポン
ジケーキを調理したところ、良好な仕上りのスポンジケ
ーキが再現性よく得ら′れた。
この際、光検知器7を光源5,6の点灯と同期検知とし
たことにより庫内照明用の電球4の強度にかかわらず光
検知強度は変化しなかった。
たことにより庫内照明用の電球4の強度にかかわらず光
検知強度は変化しなかった。
上記の実施例において、光源5,6は2つの発光ダイオ
ードを2個近接して用いたが、2つの発光ダイオードを
同一パッケージにモールドされた発光ダイオードを用い
ることにより、位置合わせの効率アップ、さらには省ス
ペースなどの効果が得られる。
ードを2個近接して用いたが、2つの発光ダイオードを
同一パッケージにモールドされた発光ダイオードを用い
ることにより、位置合わせの効率アップ、さらには省ス
ペースなどの効果が得られる。
また、2つの光強度を検知しているため、食品が無い状
態で、調理を開始した場合でも、オーブン皿固有のそれ
ぞれの光に対する反射強度が得られる。このため、本発
明の加熱調理器は食品の有無をも検知することが可能で
ある。
態で、調理を開始した場合でも、オーブン皿固有のそれ
ぞれの光に対する反射強度が得られる。このため、本発
明の加熱調理器は食品の有無をも検知することが可能で
ある。
さらに、光源5,6あるいは光検知器が汚れた場合も光
検知強度が急激に低下するため検知することが可能であ
り、外部に表示することができる。
検知強度が急激に低下するため検知することが可能であ
り、外部に表示することができる。
発明の効果
以上のように本発明の加熱調理によれば次の効果が得ら
れる。
れる。
(1)波長の異なる2つの光で食品の表面状態を検知す
ることにより、再現性よく良好な仕上りのオーブン調理
が自動化できる。
ることにより、再現性よく良好な仕上りのオーブン調理
が自動化できる。
(2食品の有無が検知できる。
(j 光源、光検知器の汚れが検知できる。
(4)外部光の強弱にかかわらず正確に検知できる。
第1図は本発明の一実施例の加熱調理器の断面図、第2
図はスポンジケーキの表面の反射分光特性図、第3図は
光源および光検知器のオンオフを示すタイミング図、第
4図はスポンジケーキを調理したときの特性図である。 1・・・・・・食品収納庫、2・・・・・・食品、3・
・・・・・オーブン皿、4・・・・・・電球、5,6・
・・・・・光源、7・・・・・・光検知器、10.11
・・・・・・ヒータ、12・・・・・・サーミスタ、2
1,22.23・・・・・・反射分光特性、41゜42
・・・・・・・反射強度特性曲線。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 シ交 展 (FI祠 第3図 第4図 呵閘
図はスポンジケーキの表面の反射分光特性図、第3図は
光源および光検知器のオンオフを示すタイミング図、第
4図はスポンジケーキを調理したときの特性図である。 1・・・・・・食品収納庫、2・・・・・・食品、3・
・・・・・オーブン皿、4・・・・・・電球、5,6・
・・・・・光源、7・・・・・・光検知器、10.11
・・・・・・ヒータ、12・・・・・・サーミスタ、2
1,22.23・・・・・・反射分光特性、41゜42
・・・・・・・反射強度特性曲線。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 シ交 展 (FI祠 第3図 第4図 呵閘
Claims (4)
- (1)食品を収納する収納庫と、収納された食品を加熱
する加熱手段と、収納された食品を照明するためのそれ
ぞれ発光波長の異なる2つの光源と、上記2つの発光波
長に感度を有する光検知器とを備えた加熱調理器。 - (2)第1の光源の発光強度は、波長300nmから6
00nmに極大を有し、第2の光源の発光強度は、波長
700nmから1200nmに極大を有する特許請求の
範囲第1項記載の加熱調理器。 - (3)それぞれ2つの光源は、交互に点滅し、その点滅
比率が1対10以下であり、かつ光検知器はそれぞれの
光源の点灯と同期して検知する特許請求の範囲第1項記
載の加熱調理器。 - (4)2つの光源は、同一パッケージにモールドされた
発光ダイオードからなる特許請求の範囲第2項または第
3項記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10738285A JPS61265429A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10738285A JPS61265429A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61265429A true JPS61265429A (ja) | 1986-11-25 |
JPH0419450B2 JPH0419450B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=14457702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10738285A Granted JPS61265429A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61265429A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000009949A (ko) * | 1998-07-29 | 2000-02-15 | 구자홍 | 상이한 파장의 가열원을 구비하는 전자레인지 |
WO2018188913A1 (de) * | 2017-04-10 | 2018-10-18 | BSH Hausgeräte GmbH | Betreiben eines gargeräts |
DE102019212364A1 (de) * | 2019-08-19 | 2021-02-25 | BSH Hausgeräte GmbH | Betreiben eines Haushalts-Gargeräts mit mindestens einer Kamera |
JP2021143784A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | シャープ株式会社 | 判定装置、加熱調理器 |
EP3650758B1 (en) | 2017-09-29 | 2022-04-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Automatic cooking device, method for operating an automatic cooking device, and computer-readable recording medium |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP10738285A patent/JPS61265429A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000009949A (ko) * | 1998-07-29 | 2000-02-15 | 구자홍 | 상이한 파장의 가열원을 구비하는 전자레인지 |
WO2018188913A1 (de) * | 2017-04-10 | 2018-10-18 | BSH Hausgeräte GmbH | Betreiben eines gargeräts |
CN110462292A (zh) * | 2017-04-10 | 2019-11-15 | Bsh家用电器有限公司 | 运行烹饪器具 |
CN110462292B (zh) * | 2017-04-10 | 2021-10-29 | Bsh家用电器有限公司 | 运行烹饪器具 |
US11547240B2 (en) | 2017-04-10 | 2023-01-10 | BSH Hausgeräte GmbH | Operating a cooking appliance |
EP4166850A1 (de) * | 2017-04-10 | 2023-04-19 | BSH Hausgeräte GmbH | Betreiben eines gargeräts |
EP3650758B1 (en) | 2017-09-29 | 2022-04-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Automatic cooking device, method for operating an automatic cooking device, and computer-readable recording medium |
US11622651B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-04-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Automatic cooking device and method |
DE102019212364A1 (de) * | 2019-08-19 | 2021-02-25 | BSH Hausgeräte GmbH | Betreiben eines Haushalts-Gargeräts mit mindestens einer Kamera |
JP2021143784A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | シャープ株式会社 | 判定装置、加熱調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419450B2 (ja) | 1992-03-30 |
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