JPH08266424A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH08266424A
JPH08266424A JP7546795A JP7546795A JPH08266424A JP H08266424 A JPH08266424 A JP H08266424A JP 7546795 A JP7546795 A JP 7546795A JP 7546795 A JP7546795 A JP 7546795A JP H08266424 A JPH08266424 A JP H08266424A
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JP
Japan
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light
element array
heating
light receiving
receiving element
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Application number
JP7546795A
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Inventor
Tadashi Miki
匡 三木
Yumiko Hara
由美子 原
Shinji Kondo
信二 近藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理物の焼き色を判断することによって調理
物への加熱の程度を制御して、調理物の調理色を一定と
した調理器を提供することを目的としている。 【構成】 加熱中の調理物が反射する調理色光を受光素
子アレイ1が受光し、加熱制御手段3がこの受光強度の
変化から加熱手段4への通電を制御して自動的に特定の
調理色に調理する調理器としているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被調理物の調理色を検
知することにより、最適な加熱制御を自動的に行う調理
器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトースタが有している自動パン焼
き機能は、パンの枚数などに応じて予めマイコン情報と
して一律な加熱時間を決めておく方法や、庫内の雰囲気
温度とその変化率から加熱時間を決定する方法としてい
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の構成のト
ースタは、パンなどの調理物の初期温度や置き位置など
による影響の他、続けて調理する場合には余熱時間分を
考慮に入れすぎており、焼き過ぎなどにより、焼ムラや
揚げムラが発生するという課題を有している。特に、調
理物の食味は見た目の調理色により大きく変わるため、
調理物を一定の色の仕上げることは重要な課題となって
いる。
【0004】本発明は前記従来のトースタ等の調理器が
有している課題を解決するもので、調理物の焼き色を判
断することによって調理物への加熱の程度を制御して、
調理物の調理色を一定とした調理器を提供することを第
一の目的としている。
【0005】また前記第一の目的を達成する第二〜第六
の手段を提供することを、第二〜第六の目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、調理物を加熱する加熱手段
と、調理物からの反射光を受光する1つ以上の受光素子
からなる受光素子アレイと、受光素子アレイの出力信号
により加熱手段への通電を制御する加熱制御手段とを備
えた調理器とするものである。
【0007】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、調理物を加熱する加熱手段と、調理物に光を
放出する1つ以上の発光素子からなる発光素子アレイ
と、その反射光を受光する1つ以上の受光素子からなる
受光素子アレイと、受光素子アレイの出力信号により加
熱手段への通電を制御する加熱制御手段とを備えた調理
器とするものである。
【0008】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、調理物を加熱する加熱手段と、特定の波長帯
の光以外を遮断する色フィルタと、調理物で反射し色フ
ィルタを通過した反射光を受光する1つ以上の受光素子
からなる受光素子アレイと、受光素子アレイからの出力
信号により加熱手段への通電を制御する加熱制御手段と
を備えた調理器とするものである。
【0009】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、調理物を加熱する加熱手段と、被調理物に光
を放出する1つ以上の発光素子からなる発光素子アレイ
と、特定の波長帯の光以外を遮断する色フィルタと、調
理物で反射し色フィルタを通過した反射光を受光する1
つ以上の受光素子からなる受光素子アレイと、受光素子
アレイからの出力信号により加熱手段への通電を制御す
る加熱制御手段とを備えた調理器とするものである。
【0010】第五の目的を達成するための本発明の第五
の手段は、調理物を加熱する加熱手段と、調理物からの
反射光を受光する感度波長帯の異なる複数の受光素子か
らなる受光素子アレイと、受光素子アレイからの出力信
号により加熱手段への通電を制御する加熱制御手段とを
備えた調理器とするものである。
【0011】第六の目的を達成するための本発明の第六
の手段は、調理物を加熱する加熱手段と、調理物に発光
波長帯の異なる光を放出する複数の発光素子からなる発
光素子アレイと、調理物からの反射光を受光する感度波
長帯の異なる複数の受光素子からなる受光素子アレイ
と、受光素子アレイからの出力信号により加熱手段への
通電を制御する加熱制御手段とを備えた調理器とするも
のである。
【0012】
【作用】本発明の第一の手段は、加熱中の調理物が反射
する調理色光を受光素子アレイが受光し、加熱制御手段
がこの受光強度の変化から加熱手段への通電を制御して
自動的に特定の調理色に調理する調理器としているもの
である。
【0013】本発明の第二の手段は、調理物が反射する
発光素子アレイが放出する光を受光素子アレイが受光
し、加熱制御手段がこの受光強度の変化から加熱手段へ
の通電を制御して自動的に特定の調理色に調理する調理
器としているものである。
【0014】本発明の第三の手段は、加熱中の調理物が
反射する光を色フィルタを介して調理色の波長帯だけと
した光を受光素子アレイが受け、加熱制御手段がこの受
光強度の変化から加熱手段への通電を制御して自動的に
特定の調理色に調理する調理器としているものである。
【0015】また本発明の第四の手段は、調理物が反射
する発光素子アレイが放出する光を色フィルタを介して
調理色の波長帯だけとした光を受光素子アレイが受け、
加熱制御手段がこの受光強度の変化から加熱手段への通
電を制御して自動的に特定の調理色に調理する調理器と
しているものである。
【0016】本発明の第五の手段は、調理物が反射する
光を感度波長帯の異なる複数の受光素子からなる受光素
子アレイが受け、加熱制御手段が受光素子アレイの出力
値から算出した特定色の強度に応じて加熱手段への通電
を制御して、特定の単色に制限されず、それぞれの調理
物に応じた調理色に自動的に調理する調理器としている
ものである。
【0017】更に本発明の第六の手段は、調理物が反射
する発光波長帯の異なる複数の発光素子からなる発光素
子アレイが放出する光を、感度波長帯の異なる複数の受
光素子からなる受光素子アレイが受光し、加熱制御手段
が受光素子アレイの出力値から算出した特定色の強度に
応じて加熱手段への通電を制御して、特定の単色に制限
されず、それぞれの調理物に応じた調理色に自動的に調
理する調理器としているものである。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第一の実施例を添付図面に基
づいて説明する。本実施例では調理器をトースタとして
説明している。図1は本実施例の調理器の構成を示すブ
ロック図である。1は、加熱手段4によって加熱されて
いるパン等の調理物5の表面で反射する発光素子アレイ
2あるいは加熱手段4の光を受光する受光素子アレイで
ある。受光素子アレイ1は受光素子を2次元に配置して
構成している。同様に、発光素子アレイ2は発光素子を
2次元に配置して構成している。また3は、受光素子ア
レイ1の出力を受けて加熱手段4に対する通電比率を制
御する加熱制御手段で、本実施例ではマイクロコンピュ
ータで構成している。なお加熱手段4は本実施例ではヒ
ータで構成している。なお6は調理物5を載置する台で
ある。
【0019】また受光素子アレイ1・発光素子アレイ2
の形状は、調理器の大きさや庫内の形状を考慮して決定
されているものである。つまり発光素子アレイ2が発生
する光は、調理物5で反射されて受光素子アレイ1に十
分受光されるように、素子の数・配置が決定されてい
る。
【0020】なおこの場合、調理器の窓ガラスからの外
光が十分庫内に入射できる環境にある場合、また加熱手
段4からの赤外線によって十分な反射光が得られる場合
には、発光素子アレイ2を設けない構成としても支障は
ないものである。
【0021】以下本実施例の動作について説明する。図
2に、受光素子アレイ1の受光強度と出力電流との関係
を示す特性図を示している。横軸は受光強度であり、縦
軸は受光素子アレイ1から出力される電流量である。こ
の図から分かるように本実施例で使用している受光素子
アレイ1は、飽和領域に達するまでは、受光強度が弱い
場合は出力電流も小さく、受光強度が大きい場合には出
力電流も大きくなる比例関係を有している。図3は、本
実施例の調理器でパンを焼いた場合の受光素子アレイ1
の出力電流の変化を示している。調理物5によって反射
される光を受ける受光素子アレイ1の出力は、加熱時間
Tの経過と共に小さくなっている。つまり、パンの焼き
色が濃くなるにつれて、光がパンに吸収されて反射光の
量が減少するものである。
【0022】本実施例の加熱制御手段3は、前記受光素
子アレイ1の特性を使用して調理物であるパンの焼き色
を制御しているものである。以下に加熱制御手段3が有
している調理プログラムについて図4に基づいて説明す
る。まずステップ1で、加熱を開始する前の状態を初期
状態として把握している。つまり、加熱手段4による加
熱を開始する前に受光素子アレイ1の初期電流値IS
記憶している。ステップ2で、加熱手段4の通電を開始
してパンのトーストを始める。続いて所定の時間が経過
すると、受光素子アレイ1の出力電流ICをチェックす
る。続くステップ4で、(IS−IC)が判定値IT以上
となっているかどうかを演算チェックする。ステップ4
のチェックの結果がYESとなるまでの間、加熱手段4
による加熱を継続しながらステップ3・ステップ4を繰
り返している。こうしてステップ4によるチェックの結
果がYESとなれば、ステップ5で加熱手段4に対する
通電を停止するものである。
【0023】もちろんこのとき、加熱制御手段3による
加熱手段4の制御は単純なオンオフだけではなく、前記
出力電流ICの変化率に応じるように加熱手段4への通
電率を調整したりして、徐々に加熱量を減らす動的な制
御方法とすることも可能である。また単純に初期電流値
Cとの相対的な差分量で終了の判断をするだけではな
く、焼き過ぎを防止する方法として一定の絶対値IE
決めておく方法も可能である。つまり、単純に初期のパ
ンの色の変化を見る方法とした場合には、一旦薄く焼い
たパンを再度焼き直した場合などには、焼き過ぎる不都
合が発生するからである。
【0024】この場合の制御方法の一例としては、図4
の(IS−IC)が判定値ITを越えていないかどうかの
判定と並列に、ICがIEを越えてないかどうかの判定を
実行するものである。このときICがIEを越えた場合に
は、(IS−IC)が判定値I Tを越えていない場合で
も、焼き過ぎとの判断を行って、加熱手段4に対する通
電を停止するものである。
【0025】以上のように本実施例によれば、調理物を
加熱する加熱手段4と、調理物からの反射光を受光する
1つ以上の受光素子からなる受光素子アレイ1と、受光
素子アレイ1の出力信号により加熱手段4への通電を制
御する加熱制御手段3とを備えた構成として、自動的に
特定の調理色に調理できる調理器を実現できるものであ
る。
【0026】また調理物を加熱する加熱手段4と、調理
物に光を放出する1つ以上の発光素子からなる発光素子
アレイ2と、その反射光を受光する1つ以上の受光素子
からなる受光素子アレイ1と、受光素子アレイ1の出力
信号により加熱手段4への通電を制御する加熱制御手段
3とを備えた構成として、外光の入射が期待できない構
成であっても、精度良く調理色を検知でき、自動的に特
定の調理色に調理できる調理器を実現できるものであ
る。
【0027】(実施例2)続いて本発明の第二の実施例
を図5に基づいて説明する。本実施例では受光素子アレ
イ1の前に特定の波長帯の光以外を遮断する色フィルタ
10を取り付けているものである。加熱制御手段11
は、この受光素子アレイ1の出力を受けて加熱手段4へ
の通電を制御している。
【0028】以下本実施例の動作について説明する。図
6は受光素子アレイ1に、一定強度の光を照射した場合
の受光波長と出力電流の特性を示している。この図から
分かるように受光素子アレイ1は、その構造や素子の物
性によって決まってくる最大感度波長λmaxを有してお
り、この最大感度波長λmaxから外れるに従って、感度
が鈍くなってくるものである。また、最大感度波長λma
xを中心にした感度波長幅も素子の特性によって異なる
ものである。従ってパンの焼き色などの微妙な色合いを
判定する必要がある場合や、感度波長幅の広い受光素子
アレイ1を用いた場合には、検知したいλmaxからずれ
た波長で誤検知することが危惧される。
【0029】本実施例はこの欠点をカバーするもので、
受光素子アレイ1の前に特定の波長帯の光以外を遮断す
る色フィルタ10を取り付けているものである。つまり
検知したい焼き色に対応した色フィルタ10を配置する
ことにより、最大感度波長λmaxの成分だけが受光素子
アレイ1に達して、加熱制御手段11の検知精度を改善
することができるものとなっている。なお加熱制御手段
11による調理プログラムは、前記図4で説明したもの
と同様としている。
【0030】以上のように本実施例によれば、特に受光
素子アレイ1の前に特定の波長帯の光以外を遮断する色
フィルタ10を配置する構成として、調理色の検知精度
の高い調理器を実現するものである。
【0031】なおこのとき、発光素子アレイ2が発生す
る光を色フィルタ10を介して受光素子アレイ1が受け
る構成とすれば、更に調理色の検知精度の高い調理器を
実現するものである。
【0032】(実施例3)次に本発明の第三の実施例を
図7に基づいて説明する。本実施例では、感度波長帯の
異なる複数の受光素子からなる受光素子アレイ15を使
用しており、加熱制御手段16はこの出力から加熱手段
4への通電を制御しているものである。
【0033】以下本実施例の動作について説明する。前
記実施例1・実施例2の構成のものは、単色光に対する
受光強度の変化を捉えて調理終了時を検知する構成とし
ているものである。しかし近年の調理器では、オーブン
レンジ等に見ることができるように調理メニューが種々
に増加しているものである。つまりトーストに限らず種
々の調理メニューに対応するためには、調理物によって
最適な焼き色や焦げ色が異なるため、前記実施例1・実
施例2の単色の判断では適応できないものである。そこ
で本実施例では、感度波長帯の異なる複数の受光素子か
らなる受光素子アレイ15を使用して調理終了時点を検
知するようにしているものである。
【0034】以下本実施例の加熱制御手段16の動作に
ついて説明する。可視光色は3つの基本色、赤・青・緑
を混合して構成しているものである。今この可視光色の
それぞれの成分量の比率をKR・KB・KGとし、受光素
子アレイ15によるそれぞれの受光強度をLR・LB・L
Gとすると、ある特定の可視光色の強度Sは、 S=KR×LR+KB×LB+KG×LG (式1) で表現できる。本実施例の受光素子アレイ15を構成す
る受光素子15aは、赤の波長帯に最大感度λmaxを有
しており、受光素子15b・15cはそれぞれ青・緑の
波長帯に最大感度λmaxを有している。つまり受光素子
アレイ15は、赤・青・緑に最大感度λmaxを有してい
る多数の受光素子によって構成しているものである。ま
たそれぞれの受光素子は、ある特定の可視光色を受けた
場合、3つの基本色に応じた出力電流IR・IB・IG
出力するものである。加熱制御手段16は、この出力電
流IR・IB・IGを受けて、前記(式1)に応じてこの
特定の可視光色の強度Sを算出すれば、受光素子アレイ
15が受けた特定の可視光色の強度変化を検知できるも
のである。本実施例の加熱制御手段16は、調理メニュ
ーに応じて前記特定の可視光色を示す3つの基本色の比
率Kを記憶しており、前記図4の方法に準じて制御して
いるものである。
【0035】こうして、本実施例によれば各種の調理メ
ニューに対応して、調理物の焼き色や揚げ色を自動的に
判別することができる調理器を実現しているものであ
る。
【0036】なお本実施例では受光素子アレイ15は、
外光や加熱手段4の光を受ける構成としているが、発光
波長帯の異なる光を放出する複数の発光素子からなる発
光素子アレイを使用してこの光を受けるようにすれば、
一層精度の高い判別ができることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、調理物を加熱す
る加熱手段と、調理物からの反射光を受光する1つ以上
の受光素子からなる受光素子アレイと、受光素子アレイ
の出力信号により加熱手段への通電を制御する加熱制御
手段とを備えた構成として、調理物の焼き色を判断する
ことによって調理物への加熱の程度を制御して、調理物
の調理色を一定とした調理器を実現するものである。
【0038】本発明の第二の手段は、調理物を加熱する
加熱手段と、調理物に光を放出する1つ以上の発光素子
からなる発光素子アレイと、その反射光を受光する1つ
以上の受光素子からなる受光素子アレイと、受光素子ア
レイの出力信号により加熱手段への通電を制御する制御
手段とを備えた構成として、発光素子アレイの発光を受
光素子アレイが受けて層精度の高い制御ができ、調理物
の調理色を一定とした調理器を実現するものである。
【0039】また本発明の第三の手段は、調理物を加熱
する加熱手段と、特定の波長帯の光以外を遮断する色フ
ィルタと、調理物で反射し色フィルタを通過した反射光
を受光する1つ以上の受光素子からなる受光素子アレイ
と、受光素子アレイからの出力信号により加熱手段への
通電を制御する制御手段とを備えた構成として、受光素
子アレイが受光する光を調理色の波長帯の光以外を遮断
する色フィルタを介したものとして、調理物の調理色を
一定とした調理器を実現するものである。
【0040】本発明の第四の手段は、調理物を加熱する
加熱手段と、被調理物に光を放出する1つ以上の発光素
子からなる発光素子アレイと、特定の波長帯の光以外を
遮断する色フィルタと、調理物で反射し色フィルタを通
過した反射光を受光する1つ以上の受光素子からなる受
光素子アレイと、受光素子アレイからの出力信号により
加熱手段への通電を制御する制御手段とを備えた構成と
して、受光素子アレイが受光する光を発光素子アレイが
発光した光を調理色の波長帯の光以外を遮断する色フィ
ルタを介したものとして、調理物の調理色を一定とした
調理器を実現するものである。
【0041】本発明の第五の手段は、調理物を加熱する
加熱手段と、調理物からの反射光を受光する感度波長帯
の異なる複数の受光素子からなる受光素子アレイと、受
光素子アレイからの出力信号により加熱手段への通電を
制御する制御手段とを備えた構成として、各種の調理メ
ニューに対応でき、それぞれの調理物に応じた調理色に
自動的に調理できる調理器を実現できるものである。
【0042】本発明の第六の手段は、調理物を加熱する
加熱手段と、調理物に発光波長帯の異なる光を放出する
複数の発光素子からなる発光素子アレイと、調理物から
の反射光を受光する感度波長帯の異なる複数の受光素子
からなる受光素子アレイと、受光素子アレイからの出力
信号により加熱手段への通電を制御する制御手段とを備
えた構成として、発光素子アレイの発光を受光素子アレ
イが受けて、各種の調理メニューに対応でき、それぞれ
の調理物に応じた調理色に一層精度よく自動的に調理で
きる調理器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である調理器の構成を示
すブロック図
【図2】同、受光素子の特性を示す特性図
【図3】同、加熱制御手段の動作を説明する特性図
【図4】同、加熱制御手段が有している調理プログラム
を示すフローチャート
【図5】本発明の第二の実施例である調理器の受光素子
アレイ近傍の構成を示すブロック図
【図6】同、受光素子の受光波長に対する特性図。
【図7】本発明の第三の実施例である調理器の受光素子
アレイ近傍の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 受光素子アレイ 2 発光素子アレイ 3 加熱制御手段 4 加熱手段 10 色フィルタ 11 加熱制御手段 15 受光素子アレイ 16 加熱制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を加熱する加熱手段と、調理物か
    らの反射光を受光する1つ以上の受光素子からなる受光
    素子アレイと、受光素子アレイの出力信号により加熱手
    段への通電を制御する加熱制御手段とを備えた調理器。
  2. 【請求項2】 調理物を加熱する加熱手段と、調理物に
    光を放出する1つ以上の発光素子からなる発光素子アレ
    イと、その反射光を受光する1つ以上の受光素子からな
    る受光素子アレイと、受光素子アレイの出力信号により
    加熱手段への通電を制御する加熱制御手段とを備えた調
    理器。
  3. 【請求項3】 調理物を加熱する加熱手段と、特定の波
    長帯の光以外を遮断する色フィルタと、調理物で反射し
    色フィルタを通過した反射光を受光する1つ以上の受光
    素子からなる受光素子アレイと、受光素子アレイからの
    出力信号により加熱手段への通電を制御する加熱制御手
    段とを備えた調理器。
  4. 【請求項4】 調理物を加熱する加熱手段と、被調理物
    に光を放出する1つ以上の発光素子からなる発光素子ア
    レイと、特定の波長帯の光以外を遮断する色フィルタ
    と、調理物で反射し色フィルタを通過した反射光を受光
    する1つ以上の受光素子からなる受光素子アレイと、受
    光素子アレイからの出力信号により加熱手段への通電を
    制御する加熱制御手段とを備えた調理器。
  5. 【請求項5】 調理物を加熱する加熱手段と、調理物か
    らの反射光を受光する感度波長帯の異なる複数の受光素
    子からなる受光素子アレイと、受光素子アレイからの出
    力信号により加熱手段への通電を制御する加熱制御手段
    とを備えた調理器。
  6. 【請求項6】 調理物を加熱する加熱手段と、調理物に
    発光波長帯の異なる光を放出する複数の発光素子からな
    る発光素子アレイと、調理物からの反射光を受光する感
    度波長帯の異なる複数の受光素子からなる受光素子アレ
    イと、受光素子アレイからの出力信号により加熱手段へ
    の通電を制御する加熱制御手段とを備えた調理器。
JP7546795A 1995-03-31 1995-03-31 調理器 Pending JPH08266424A (ja)

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