JPS61265283A - 硝子電極等のマニピユレ−タ - Google Patents

硝子電極等のマニピユレ−タ

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JPS61265283A
JPS61265283A JP60105319A JP10531985A JPS61265283A JP S61265283 A JPS61265283 A JP S61265283A JP 60105319 A JP60105319 A JP 60105319A JP 10531985 A JP10531985 A JP 10531985A JP S61265283 A JPS61265283 A JP S61265283A
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axis
drive mechanism
hydraulic cylinder
axis moving
manipulator
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栄一 成茂
新二 米山
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NARISHIGE KK
NARUMO KAGAKU KIKAI KENKYUSHO
NARUMO KAGAKU KIKAI KENKYUSHO KK
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NARISHIGE KK
NARUMO KAGAKU KIKAI KENKYUSHO
NARUMO KAGAKU KIKAI KENKYUSHO KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
    • F15B7/005With rotary or crank input
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
    • F15B7/001With multiple inputs, e.g. for dual control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
    • F15B7/003Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors with multiple outputs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20012Multiple controlled elements
    • Y10T74/20201Control moves in two planes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 −の分野で細胞中の情報を取シ出すなどに利用される硝
子電極等を液圧により遠隔操作ができるよウニシたマニ
ピュレータに関する。
〔従来の技術〕
近年、硝子電甑は、径1〜3mφで長さが50〜60m
の注射針状の硝子管で、その内部には塩化カリウムKC
tや塩化ナトリウムNaC1等の電解液が注入されてお
シ、先端径が0.1μオーダにしたものが開発されるの
に及び、これを細胞中に挿し込むこと(よって単一細胞
の各種の記録が可能となったことは既に知られるところ
である。
ところで、先端が0.1μの硝子電極を単一細胞内に挿
入する際は、細胞や電極を破壊しないように電極を正し
く位置決めすると共に1微細にかつ振れや蛇行のないよ
うに移動させなければならない0 本出願人は、この要望を満足させるべく、特願昭58−
27478号及び特願昭59−134918号の如きマ
ニピュレータを提案した。該マニピュレータは、第7図
に示す如く油圧式で、X軸直線駆動機構71を操作する
と、操作台72に取シ付けられた硝子電極A等が縦方向
(以下X軸方向と称す)に移動し、又Y軸直線駆動機構
73を操作すれば、硝子電極A等が横方向(以下Y軸方
向と称す)に移動し、更に傾倒レバー75f:回わして
Z軸駆動機構74を動作させれば、硝子電極A等が高さ
方向(以下Z軸方向と称す)に移動するようになってい
る。しかも、前記傾倒レバー75を何れかの方向に傾倒
させれば、X−Y軸平面内駆動機構76によシ、硝子電
極等がレバーの傾倒方向と傾倒量に対応して移動するよ
うになっている。
しかし、このマニピュレータは、X軸直線駆動機構71
及びX軸直線駆動機構73が、X−Y軸平面内駆動機構
76と全く別く形成されて、それぞれが操作台との間に
おいて配管され、この結果極めて部品点数が多く、又大
型になり、延いてはコスト高の原因にもなっていた。つ
t、b、X軸直線駆動機構71及びX軸直線駆動機構7
3には、それぞれ油圧シリンダが内蔵されておシ、一方
X−Y軸平面内駆動機構76にも、X軸移動方向に対応
する油圧シリンダ77とY軸移動方向に対応する油圧シ
リンダ78とが内蔵され、これに伴いブラケット等の付
属部品をも多く必要になっていた。しかも、上記油圧シ
リンダ77は、操作台72の対応する油圧シリンダのみ
ならず、X軸直線駆動機構71の油圧シリンダにも接続
され、父上記油圧シリンダ78も同様に、操作台72の
対応する油圧シリンダの他、X軸直線駆動機構73の油
圧シリンダにも接続するようKなっていて、接続箇所が
非常に多く、組立手数が煩瑣であるばかシか、油の注入
時において気泡が接続箇所に残シやすく、空気抜きが容
易でないばかシか、注入される油量も多かった。更に、
X軸直線駆動機構71若しくはX軸直線駆動機構73を
操作した際に、操作台72のみならず、X−Y軸平面内
駆動機構76にも油圧が作用して、操作台72に加わる
油圧が減少し、更には節角操作台72を操作したにも拘
らず、油圧でもってX−Y軸平面内駆動機構が動きこれ
によシ操作台の油圧が吸収されて硝子電極等の位置がず
れることもあった。
更に、液媒として油を使用しており、温度変化による熱
膨張で硝子電極等が位置ずれすることがらシ、熱膨張率
の小さい液媒を使用することが望ましいが、適当な液媒
がなかった。特に水の使用が考えられるが水洩れによっ
て発錆するといった好ましくない事態が生じるなどとい
った問題もあった。
又、操作台自体も、内蔵されたダイアフラムの形状が大
きく、シかもリターンスプリングが側方に設けてあって
極めて大型になっていたため、更に小型化が望まれてい
たものである。
〔発明が解決しようとする課題〕 そこで、本発明は、上記事情に鑑み、部品点数の削減と
小型化とを図シ得ることはもとよシ、硝子電極等の位置
決めに際し、位置ずれを招くことなく高精度に行うこと
ができる硝子電極環のマニピュレータを提供することを
目的とする。
〔発明が解決しようとする手段〕
本発明は、上記目的を達成するために硝子電極等の操作
台が硝子電極等を縦方向に移動させるX軸移動部、横方
向に移動させるX軸移動部及び高さ方向に移動させる2
軸移動部とからなって、X軸移動部、Y軸移に1部及び
Z軸移動部には液圧シリンダを有し、上記操作台を駆動
する駆動部が、それぞれ液圧シリンダを備えたX−Y軸
平面内駆動機構と、Z軸移動部とからなって、x−y軸
平面内駆動機構の液圧シリンダに上記X軸移動部及びX
軸移動部の液圧シリンダを接続すると共に1Z軸駆動機
構の液圧シリンダにZ軸移動部の液圧シリンダを接続し
、上記X−Y軸平面内駆動機構を動作せしめる傾倒レバ
ーに上記Z@駆動機構を付設し、上記X−Y軸平面内駆
動機構の液圧シリンダにはピストンを備えたX軸直線駆
動機構及びY軸直線駆動機構を介在させた硝子電極等の
マニピュレータを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明に係る硝子電極等のマニピュレータの一実
施例を図面に基づき説明する。第1図において、1は駆
動部、2は操作台である。駆動部1はX−Y軸平面内駆
動機構3、Z軸駆動機構4、X軸直線駆動機構5、及び
X軸直線駆動機構6とからなっている。X−Y軸平面内
駆動機構3は、第1図及び第2図に示す如く、固定基台
7が基盤8にビス止めされ、かつ固定基台7にY軸スラ
イド台9が横方向つま、9Y軸方向に摺動自在に装着さ
れている。固定基台7の端面には、L字形のプラタン)
10がビス止めされ、更に核ブラケットlOにはX軸直
線駆動機構6の本体11がビスによシ固定されている。
本体11には、つまみ12のネジ軸13が螺合され、ネ
ジ軸13内の孔13aにはピストンロッド14の一端が
挿入されている。
一方、Y軸スライド台9にはコ字形に形成したブラケッ
ト15がX軸直線駆動機構6と対応させてビス止めされ
、更に該ブラケット15に液圧シリンダ16がビス17
によシ固定されている。液圧アフラムをケーシング18
に取シ付けると共にブラケット15に固定するための筒
状体19とからなっている。上記Y軸スライド台9には
XiI@lスライド台20が、Y軸スライド台9に対し
摺動自在に装着されている。X軸スライド台20の摺動
力向は縦方向、つまシX軸方向で、固定基台7に対する
Y軸スライド台9の摺動方向と直交する方向である。X
軸スライド台20の端面に、前記と同様ブラケット21
がビス止めされ、該ブラケット21に液圧シリンダ22
がビスによシ固定されている。
上記Y軸スライド台9の端面には、液圧シリンダ22に
対応させて、X軸直線駆動機構5が取シ付けられている
。X軸直線駆動機構5は、上記Y軸直線駆動機構6と同
様に、本体23と、該本体23に螺合されたつまみ24
と、該つまみ24のネジ軸の孔に一端が挿入されたピス
トンロッド25とからなっていて、本体23がブラケッ
ト26にネジ止めされるようになっている。ブラケット
26はY軸スライド台9にネジ止めされていることは勿
論である。X軸スライド台20の上面には支軸27を介
して球体28が固設されている。球体28には、傾倒レ
バー29の大球30の受は孔31に嵌入されている。大
球30は調節リング32と押えリング33とで回転自在
に支承されている。調節りyグ32は、ケース34に螺
合されておシ、該ケース34に対し調節リング32t−
回わせば、球体28の中心と大球30の中心との距離が
変化をし、この変化に伴い傾倒レバー29の傾倒量に対
するY軸スライド台9乃至X軸スライド台20の摺動量
が変化し、延いては操作台2に取付けた硝子電極人の移
動量が調節できるようになっている。傾倒レバー29に
は、上記と同様な液圧シリンダ35が内装されてお夛、
又該液圧シリンダ35のダイアフラムを押圧するピスト
ンロッド36aと、本体に螺合されたつまみ36とから
なるZ軸駆動機構4が設けられている。上記各液圧シリ
ンダ16.22.35は、後述するように操作台2の対
応する液圧シリンダに配管されるよう罠なっている。
操作台2は、X軸移動部37、Y軸移動部38、Z軸移
動部39とからなっている。X軸移動部37、Y411
後鯛部3s、及びZ軸移動部39は、それぞれ伺−構成
で、組付けによりS動方向が縦横及び高さ方向になるよ
うにしたものであ)、以下X軸移動部37についてのみ
説明する。X軸移動部37は第3図乃至第5図に示す如
く、断面路コ字形の基台40を有し、基台40の溝孔4
1内にスライダ42がベアリング43により摺動自在に
装着されている。ベアリング43は、第5図に示す如く
基台40及びスライダ42の各溝内にそれぞれ2本の線
材よシなるレール44.45を有し、各レール44.4
5間に複数のスチールポール46を介挿させたものであ
る。スライダ42の端面中央部に、ピストンロッド47
が植設されておシ、スライダ42の他端からピストンロ
ッド47の先部に至る孔48が設けてあって、該孔48
内にリターンスプリング491に挿入し、基台40の端
板50とピストンロッド47の先端との間にリターンス
プリング49を掛は止めしである。即ち、リターンスプ
リング49は伸長時乃至圧縮時において引張係数を損わ
ないようにできるだけ長さを長くしてちる。基台40の
他端にはブラケット51がビス止めされており、更に該
ブラケット51に上記各液圧シリンダ16,22.35
と同一構成の液圧シリンダ52がビスによシ固定されて
いる。液圧シリンダ52は、第4図に示す如く、内部に
液圧室53を有するケーシング54と筒状体55との間
でダイアフラム56の7ランジを挾圧し、それぞれの相
互間をネジリング57で固定したものである。ケーシン
グ54の周部には、液媒の注入や空気抜きなどのための
弁部58と駆動部1の液圧シリンダ22に接続するため
の口部材59とを有している。ダイアフラム56はゴム
材に網材が混入されたもので、径口が5mm以下と極小
に形成され、7ランジにはシーリングのためのリング状
の突条60が一体に形成されている。そして、筒状体5
5は、ビス61によシブラケット51に固定されるよう
罠なっている。又、上記リターンスプリング49は、不
用意に撓まないように、端板50に植設されたロッド6
2が挿入されている。
上記X軸移動部37のスライダ42に、Y軸移動部38
のスライダ63が、又該Y軸移動部38の基台64にロ
ッド65を介してZ軸移動部39のスライダ66がそれ
ぞれ固設されるようになっている。この場合、硝子電極
AがX軸移動部37、Y軸移動部38及び2軸8!動部
39によシ縦横及び高さ方向つま6x軸、Y軸、Z軸の
方向に移動可能な配置で組付けられることは勿論である
。硝子電極AViZ軸移動部39の基台67に取付は具
77f、介して装着されるようになっている。又、X軸
移動部37、Y@移動部38及びZ軸移動部39の相互
間を組付ける際に、板材などの取付は具78.79を介
在させて取付けることも可能である。X軸移凱部37の
基台40は、操作つまみ68〜70を備えて、X軸、Y
軸及びZ軸方向に手動で移動させるためのマニュアル移
動機構76を介して顕微鏡等の理化学器械に取付けるよ
うになっている。X軸移動部37の基台40をそのまま
理化学器械に取付けることができることはもとよシ、X
軸移動部37、Y軸移動部38及びZ軸移動部39のそ
れぞれが極めて小型なため、マニュアル移動機構76に
組付けるのが容易で、第1図に示すものの他、各種の組
付は形式を採ることができる。上記X軸移動部37の液
圧シリンダ52は、駆動部1の液圧シリンダ22にチュ
ーブ71で、又Y軸移動部38の液圧シリンダ72が駆
動部1の液圧シリンダ16にチューブ73で、更に2軸
移動部39の液圧シリンダ74が駆動部lの液圧シリン
ダ35がチューブ75でそれぞれ接続されている。各液
圧シリンダ16,22,35゜52.72,74内には
熱膨張率の小さい水が所定の圧で封入されている。
上記硝子電極等のマニピュレータにおいて、まず上記硝
子電極Aを細胞のある位置にまで移動させるKはマニュ
アル移rJJ機構76、更にX軸直線駆動機構5、Y軸
直線駆動#構6、Z軸駆動機構4によって行い、細胞を
加工し、又は細胞から情報を採る時は、X−Y軸平面内
駆動機構3によシ、更に2軸駆動機構4をも使用して、
硝子電極Aを移動させる。この時、X軸直線駆動機構5
及びX軸直線駆動機構6をも適時併用させて行うことも
できる。
そこで、X軸直線駆動機構5のつまみ12を回わしたと
すると、この回転でピストンロッド14が液圧シリンダ
16のダイアフラムを押圧し、若しくは減圧すれば、液
圧シリンダ16の押圧力の変化が、操作台2のX軸移動
部37における液圧シリンダ52に伝達され、ピストン
ロッド47による液圧シリンダ52のダイアフラム56
の押圧力が変化し、この結果基台40に対してスライダ
42がつまみ12の回i&i−に対応した量だけ摺動す
る。Y軸直線部&I]機構6及びZ軸駆動機構4を操作
した時においても同様に、操作台2のY軸移動部38及
びZ軸移動部39が操作景に応奴して艇作する。傾倒レ
バー29を傾倒させた時は、その傾倒方向及び傾倒量に
応じてX−Y軸平面内駆動機構3が動作をする。りtシ
、傾倒レバー29の傾倒方向及び傾倒量に応じX軸スラ
イド台9が固定基台7に対し摺動し、又X軸スライド台
20がX軸スライド台9に対し摺動する。これらの摺動
によシ各ピストンロッド14,25による液圧シリンダ
16.22の押圧力が変化をし、この変化がY軸移動部
38の液圧シリンダ72及びX軸移動部37の液圧シリ
ンダ52に伝達されて、上記同様に動作をして、硝子電
極Aが移動する。操作台2の各液圧シリンダ52,72
.74の押圧力が減少した時は、リターンスプリング4
9の弾性付勢によって早い応答速度で動作する。
上記本実施例は、液媒として油に比較して熱膨張率の小
さい水を使用したので、温度変化に対する硝子電極Aの
位置ずれ所謂熱によるドリフトを極めて小さくすること
ができ、例えば液媒として油を用いた時の6分の1に低
減することができ、かつ内部容積を従来の油を用いたマ
ニピュレータに比較して小さくすると、上記ドリフトを
10分の1にまで減少させることができる。
又、操作台2は、径口を5w以下とした極小のダイアフ
ラム56を用い、X軸移動部37、Y軸移動部38及び
2軸移動839の各リターンスプリング49を中央部に
、つまシスライダ42,63゜66の中央にピストンロ
ッド47の先部まで達する孔48を設け、核化48にリ
ターンスプリング49t−収納することで、全体の形状
を極めて小型に形成できる。従って、操作台2は、さほ
どスペース的に余裕のない顕微鏡のステージ上方に望む
ように取付けることができ、この結果従来に比較して取
付は具77から硝子電極Aの先端までの距離を短縮でき
、このため振動によるぶれなどを低減できて、良好に作
業ができるはかシか1.多くのマニピュレータを顕微鏡
のステージ上方に望ませて取付けることができる。しか
も操作台2が極めて小型であることから、マニュアル移
動機$76や顕微鏡に装着するためのアダプターに一体
的に組込むことも容易になし得て便利である。
しかも、各液圧シリンダ16,22,35,52゜72
.74は、同一構成で、かつブラケット15゜21.5
1にネジで固定する形式としたので、交換に際し極めて
簡易に行うことができると共に、伺株の箇所にも共用で
き、この結果予め2個の液圧シリンダをチューブで接続
し、水を注入した後、所定の期間を必要とする制圧試験
や洩れ試験を行っておけば、必要時に直ちに取換えでき
て頗る便利である。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明に係る石肖子電極等のマニピュレー
タによれば、x−y軸平面内駆動機構の液圧シリンダと
、X軸直線駆動機構及びY軸直線部kl1機構の液圧シ
リンダとを共用でき、この結果部品点数が削減できるは
かシか、従来の如くX軸直線駆動機構若しくはY鵬直線
&動機構を操作した時に、その時の液圧シリンダの一部
の圧力がX−Y軸平面内駆動機構の対応する液圧シリン
ダで吸収されて操作台に充分に伝達されないといったこ
とを解消でき、これに伴い硝子電極等の移動精度を向上
させることができて、作業ミスを防止でき、又生産性を
促進できると共にコストの低減を図ることができ、かつ
小型に形成できて各種の利点を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る硝子電極等のマニピュレータの一実
施例を示し、第1図は全体を示す構成図、第2図はX−
Y軸平面内部kJJ機構の一部を分解し九斜視図、83
図はX軸移動部の一部を分解した斜視図、第4図はX軸
移動部の縦断面図、第5図は第4図のi−Im断面図、
第6図はダイアフラムの断面図、第7図は従来の硝子電
極郷のマニピュレータの構成図である。 1・・・駆動部     2・・・操作台3・・・X−
Y軸平面内駆動磯構 4・・・Z軸駆動機構  5・・・X軸直線駆動機構6
・・・Y軸直線駆動機構 16.22.35,52,72,74 ・・・液圧シリ
ンダ37・・・X軸移動部 38・・・Y軸移動部39
・・・Z軸移動部 40・・・基台42・・・スライダ
  47・・・ピストンロッド49・・・リターンスプ
リング 56・・・ダイアフラム 第3図 第4図 手紀δネ甫正書く自発) 昭和60年12月26日 1 事件の表示   特願昭60−105319号2、
発明の名称   硝子電極等のマニピュレータ3、補正
をする者 事件との関係   出願人 住所 氏 名   株式会社成茂科学器械研究所 (外1名)
4、代理人 住 所  〒101東京都千代田区東神田2丁目1番1
1号6、補正の対象 (1)明細書全文 (2)図面(第5図、第6図、第7図)7、補正の内容 (1)  明細書全文を別紙の通り補正する。 (2)図面、第5図、第6図及び第7図を別紙の通り補
正明     細     書 1、発明の名称 硝子電極等のマニピュレータ 2、特許請求の範囲 fl)硝子電極等を縦横及び高さ方向に移動させる操作
台と、咳燥作台を液圧により駆動する駆動部とから成り
、上記駆動部の縦横平面内を自在に移動させるためのX
−Y軸平面内駆動機構に縦横方向のみ移動させるX軸直
線駆動機構、及び横方向のみ移動させるY軸直線駆動機
構を共用可能に組入れたことを特徴とする硝子電極のマ
ニピュレータ。 (2)駆動部で操作台を駆動する液媒として、水を用い
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硝子電
極のマニピュレータ。 (3)上記操作台が縦方向に移動するX軸移動部と横方
向に移動するX軸移動部と高さ方向に移動するX軸移動
部とを有し、X軸移動部、X軸移動部及びX軸移動部が
、極小のダイアフラムを備えた液圧シリンダと、該液圧
シリンダが固定される基台と、該基台に対し摺動自在な
スライダとから成り、該スライダの一側には液圧シリン
ダに対応させてピストンロンドを設けると共に、スライ
ダの他端から中央部を経てピストンロンド内に至る孔を
設け、該孔の孔端と基台との間にリターンスプリングを
介挿したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
硝子電極等のマニピュレータ。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基礎医学又は近年盛んに研究されるに至って
いる遺伝子組換えなどのバイオテクノロジーの分野で細
胞中の情報を取り出すなどに利用される硝子電極等を液
圧により遠隔操作ができるようにしたマニピュレータに
関する。 〔従来の技術〕 近年、硝子電極は、径1〜3Hφで、長さが50〜60
1mの注射針状の硝子管で、その内部には塩化カリウム
KCfや塩化ナトリウムNaC1等の電解液が注入され
ており、先端径が0.1μオーダにしたものが開発され
ているのに及び、これを細胞中に挿し込むことによって
単一細胞の各種情報を取り出し、記録が可能となったこ
とは既に知られるところである。 ところで、先端が0.1μの硝子電極を単一細胞内に挿
入する際は、細胞や電極を破壊しないように電極を正し
く位置決めすると共に、微細にかつ振れや蛇行のないよ
うに移動させなければならない。 本出願人は、その要望を満足させるべく、特願昭58−
27478号(特開昭59−153162号)の如きマ
ニピュレータを提案した。該マニピュレータは、第7図
に示す如く油圧式で、X軸直線駆動機構81を操作する
と、操作台82に取り付けられた硝子電極A等が縦方向
(以下X軸方向と称す)に移動し、又Y軸直線駆動機構
83を操作すれば、硝子電極A等が横方向(以下Y軸方
向と称す)に移動し、更に傾倒レバー85を回してZ軸
駆動機構84を作動させれば、硝子電極A等が高さ方向
(以下Z軸方向と称す)に移動するようになっている。 しかも、前記傾倒レバー85を何れかの方向に傾倒させ
れば、X−Y軸平面内駆動機構86により、硝子電極等
がレバーの傾倒方向と傾倒量に対応して移動するように
なっている。 しかし、このマニピュレータは、X軸直線駆動機構81
及びY軸直線駆動機構83が、Z−Y軸平面内駆動機構
86と全く別に形成されて、それぞれが操作台との間に
おいて配管され、この結果極めて部品点数が多く、又大
型になり、延いてはコスト高の原因にもなっていた。つ
まり、X軸直線駆動機構81及びY軸直vA駆動機構8
3には、それぞれ油圧シリンダが内蔵されており、一方
X−Y軸平面内駆動機構86にも、X軸移動方向に対応
する油圧シリンダ87とY軸移動方向に対応する油圧シ
リンダ88とが内蔵され、これに伴いブラケット等の付
属部品をも多く必要になっていた。しかも、上記油圧シ
リンダのみならずX軸直線駆動機構81の油圧シリンダ
にも接続され、父上記油圧シリンダ88も同様に操作台
82の対応する油圧シリンダの他、Y軸直線駆動機構8
3の油圧シリンダにも接続するようになっていて、接続
箇所が非常に多く、組立手数が煩瑣であり、しかも、油
の注入時において気泡が接続箇所に残りやすく、空気抜
きが容易でないばかりか、注入される油量も多かった。 更に、X軸直線駆動機構81若しくはY軸直線駆動機構
83を操作した際に、操作台82のみならず、x−y軸
平面内駆動機構86にも油圧が作用して、操作台82に
加わる油圧が減少し、更には折角操作台82を操作した
にも拘らず、油圧でもってX−Y軸平面内駆動機構が動
きこれにより操作台の油圧が吸収されて硝子電極等の位
置がずれることもあった。 更に、液媒として油を使用しており、温度変化による熱
膨張で硝子電極等が位置ずれすることがあり、熱膨張率
の小さい液媒を使用することが望ましいが、適当な液媒
がなかった。特に水の使用が考えられるが水洩れによっ
て発錆するといった好ましくない事態が生じるなどと言
った問題もあった。 又、操作台自体も、内蔵されたダイヤフラムの形状が大
きく、しかもリターンスプリングが側方に設けてあって
、極めて大型になっていたため、更に小型化が望まれて
いたものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 そこで、本発明は、上記事情に鑑み、部品点数の削減と
小型化とを図り得ることはもとより、硝子電極等の位置
決めに際し、位置ずれを招くことな(高精度に行うこと
ができる硝子電極等のマニピュレータを提供することを
目的とする。 〔発明が解決しようとする手段〕 本発明は、上記目的を達成するために、硝子電極等を縦
横及び高さ方向に移動させる操作台と、該操作台を液圧
により駆動する駆動部とから成り、上記駆動部の縦横平
面内を自在に移動させるためのX−Y軸平面内駆動機構
に、縦方向のみ移動させるX軸直線機構及び横方向にの
み移動させるY軸直線駆動機構を共用可能に組入れた硝
子電極でどのマニピュレータを特徴とするものである。 〔実施例〕 以下、本発明に係る硝子電極等のマニピュレータの一実
施例を図面に基づき説明する。第1図において、lは駆
動部、2は操作台である。駆動部1はX−Y軸平面内駆
動機構3、Z軸駆動機構4、X軸直線駆動機構5、及び
Y軸直線駆動機構6とからなっている。X−Y軸平面内
駆動機構3は、第1図及び第2図に示す如く、固定基台
7が基盤8にビス止めされ、かつ固定基台7にY軸スラ
イド台9が横方向つまりY軸方向に摺動自在に装着され
ている。固定基台7の端面には、L字形のブラケット1
0がビス止めされ、更に該ブラケットlOにはY軸直線
駆動機構6の本体11がビスにより固定されている。本
体11には、つまみ12のネジ軸13が螺合され、ネジ
軸13内の孔13aにはピストンロッド14の一端が挿
入されている。 一方、Y軸スライド台9にはコ字形に形成したブラケッ
ト15がY軸直線駆動機構6と対応させてビス止めされ
、更に該ブラケット15に液圧シリンダ16がビス17
により固定されている。液圧シリンダ16は後述するよ
うに、内部に液圧室を有するケーシング18と、ダイヤ
フラムと、該ダイヤフラムをケーシング18に取り付け
ると共にブラケット15に固定するための筒状体19と
からなっている。上記Y軸スライド台9にはX軸スライ
ド台20がY軸スライド台9に対し摺動自在に装着され
ている。X軸スライド台20の摺動方向は縦方向つまり
X軸方向で、固定基台7に対するY軸スライド台9の摺
動力向と直行する方向である。X軸スライド台20の端
面に、前記と同様フ゛ラケット21がビス止めされ、8
亥フ゛ラケツト21に液圧シリンダ22がビスにより固
定されている。 上記Y軸スライド台9の端面には、液圧シリンダ22に
対応させて、X軸直線駆動機構5が取り付けられている
。X軸直線駆動機構5は、上記Y軸直線駆動機構6と同
様に、本体23と、該本体23に螺合されたつまみ24
と、該つまみ24のネジ軸の孔に一端が挿入されたピス
トンロッド25とからなっていて、本体23がブラケッ
ト26にネジ止めされるようになっている。ブラケット
26はY軸スライド台9にネジ止めされていることは勿
論である。X軸スライド台20の上面には支軸27を介
して球体28が固設されている。球体28には、傾倒レ
バー29の大球30の受は孔31に嵌入されている。天
球30は調節リング32と押えリング33とで回転自在
に支示されている。調節リング32は、ケース34に螺
合されており、該ケース34に対し調節リング32を回
わせば、球体28の中心と大球30の中心との距離が変
化をし、この変化に伴い傾倒レバー29の傾倒量に対す
る軸スライド台9乃至X軸スライド台20の摺動量が変
化し、延いては操作台2に取りつけた硝子電極Aの移動
量が調節できるようになっている。傾倒レバー29には
、上記と同様な液圧シリンダ35が内装されており、又
該液圧シリンダ35のダイヤフラムを押圧するピストン
ロッド36aと、本体に螺合されたつまみ36とからな
るZ軸駆動機構4が設けられている。上記各液圧シリン
ダ16゜22.35は、後述するように操作台2の対応
する液圧シリンダに配管されるようになっている。 操作台2は、X軸移動部37.Y軸移動部38゜Z軸移
動部39とからなっている。X軸移動部37゜Y軸移動
部38.及びZ軸移動部39は、それぞれ同一構成で、
組付けにより移動方向が縦横及び高さ方向になるように
したものであり、以下X軸移動部37についてのみ説明
する。X軸移動部37は第3図乃至第5図に示す如く・
断面路3学形の基台4.0を有し、基台50の溝孔41
内にスライダ42がベアリング43により摺動自在に装
着さている。ベアリング42は、第5図に示す如く基台
40及びスライダ42の各溝内にそれぞれ2本の線材よ
りなるレール44.45を有し、各レール44.45間
に複数のスチールボール46を介挿させたものである。 スライダ42の端面中央部に、ピストンロッド47が植
設されており、スライダ42の他端からピストンロッド
47の先部に至る孔48が設けてあって、該孔48内に
リターンスプリング49を挿入し、基台40の端板50
とピストンロッド47の先端との間にリターンスプリン
グ49を掛は止めしである。即ち、リターンスプリング
49は伸長時乃至圧縮時において引張係数を損なわない
ようにできるだけ長さを長くしである。基台40の他端
にはブラケット51がビス止めされており、更に該ブラ
ケ7)51に上記各液圧シリンダ16,22.35と同
一構成の液圧シリンダ52がビスにより固定されている
。液圧シリンダ52は、第4図に示す如く、内部に液圧
室53を有するケーシング54と筒状体55の間でダイ
ヤフラム56のフランジを挾圧し、それぞれの相互間を
ネジリング57で固定したものである。ケーシング54
の周部には、液媒の注入や空気抜きなどための弁部58
と駆動部1の液圧シリンダ22に接続するための口部材
59とを有している。ダイヤフラム56は第6図に示す
如く、ゴム材に網材が混入されたもので、口径が5鶴以
下と極小に形成され、フランジにはシーリングのための
リング条の突条60が一体に形成されている。そして、
筒状体55は、ビス61によりブラケット51に固定さ
れるようになっている。又、上記リターンスプリング4
9は、不用意に撓まないように、端板50に植設された
ロッド62が挿入されている。 上記X軸移動部37のスライダ42に、Y軸移動部38
のスライダ63が、又該Y軸移動部38の基台64にロ
ッド65を介してZ軸移動部39のスライダ66がそれ
ぞれ固設されるようになっている。この場合、硝子電極
AがX軸移動部37Y軸移動部38及びZ軸移動部39
により縦横及び高さ方向つまりX軸、Y軸、Z軸の方向
に移動可能な配室で組付けられることは勿論である。硝
子電極AはZ軸移動部39の基台67に取付は具77を
介して装着されるようになっている。又、X軸移動部3
7.Y軸移動部38及びZ軸移動部39の相互間を組付
ける際に、板材などの取付は具78.79を介在させて
取付けることも可能である。X軸移動部37の基台40
は、操作つまみ68〜70を備えて、X軸、Y軸及びZ
軸方向に手動で移動させるためのマニュアル移動機構7
6を介して顕微鏡等の理化学器械に取付けるようになっ
ている。X軸移動部37の基台40をそのまま理化学器
械に取付けることができることはもとより、X軸移動部
37.Y軸移動部38及びZ軸移動部39のそれぞれが
極めて小型なため、マニュアル移動機構76に組付ける
のが容易で、第1図に示すものの他、各種の組付は形式
を取ることができる。上記X軸移動部37の液圧シリン
ダ52は、駆動部1の液圧シリンダ22にチューブ71
で、又Y軸移動部38の液圧シリンダ72が駆動部1の
液圧シリンダ16にチューブ73で、更にZ軸移動部3
9の液圧シリンダ75が駆動部1の液圧シリンダ35に
チューブそれぞれ接続されている。 各液圧シリンダ16,22,35.52,72.74内
に熱膨張率の小さい水が所定の圧で封入されている。 上記硝子電極等のマニピュレータにおいて、先ず上記硝
子電極Aを細胞のある位置にまで移動させるにはマニュ
アル移動機構76、更にX軸直線移動機構5.Y軸直線
移動機構6.Z軸駆動機構4によって行い、細胞を加工
し、又は細胞から情報を採る時は、X−Y軸平面内駆動
機構3により、更にZ軸駆動機構4をも使用して、硝子
電極Aを移動させる。この時、X軸直線駆動機構5及び
Y軸直線駆動機構6をも適時併用させて行うこともでき
る。 そこで、X軸直線移動機構5のつまみ24を回わしたと
すると、この回転でピストンロッド25が液圧シリンダ
22のダイヤフラムを押圧し、若しくは減圧すれば、液
圧シリンダ22の押圧力の変化が、操作台2のX軸移動
部37における液圧シリンダ52に伝達され、ピストン
ロッド47による液圧シリンダ52のダイヤフラム56
の押圧力が変化し、この結果基台40に対してスライダ
42がつまみ24の回動量に対応した量だけ摺動する。 Y軸直線駆動機構6及びZ軸移動機構4を操作した時に
おいても同様に、操作台2のY軸移動部38及びZ軸移
動部39が操作量に応動して動作する。傾倒レバー29
を傾倒させた時は、その傾倒方向及び傾倒量に応じてx
−y軸平面内駆動機構3が動作をする。つまり、傾倒レ
バー29の傾倒方向及び傾倒量に応じY軸スライド台9
が固定基台7に対し摺動し、又X軸スライド台20がY
軸スライド台9に対し摺動する。これらの摺動により各
ピストンロッド14.25による液圧シリンダ16.2
2の押圧力が変化をし、この変化がY軸移動部38の液
圧シリンダ72及びX軸移動部37の液圧シリンダ52
に伝達されて、上記同様に動作をして、硝子電極Aが移
動する。操作台2の各液圧シリンダ52,72.74の
押圧力が減少した時は、リターンスプリング49の弾性
付勢によって早い応答速度で動作する。 上記本実施例は、液媒として油に比較して熱膨張率の小
さい水を使用したので、温度変化に対する硝子電極Aの
位置ずれ所謂熱によるドリフトを極めて小さくすること
ができ、例えば液媒として油を用いた時の6分の1に低
減することができ、かつ内部容積を従来の油を用いたマ
ニピュレータに比較して小さくすると、上記ドリフトを
10分の1にまで減少させることができる。 又、操作台2は、径口を51薦以下とした極小のダイヤ
フラム56を用い、X軸移動部37.Y軸移動部38及
びZ軸移動部39の各リターンスプリング49を中央部
に、つまりスライダ42,63゜66の中央部ピストン
ロッド47の先端まで達する孔48を設け、核化48に
リターンスプリング49を収納することで、全体の形状
を極めて小型に形成できる。従って、操作台2は、さほ
どスペース的に余裕のない顕微鏡のステージ上方に臨む
ように取付けることができ、この結果従来に比較して取
付は具77から硝子電極Aの先端までの距離を短縮でき
、このため振動によるぶれなどを低減できて、良好に作
業ができるばかりか、多くのマニピュレータを顕微鏡の
ステージ上方に臨ませて取付けることができる。しかも
操作台2が極めて小型であることから、マニュアル移動
機構76や顕mfUに装着するためのアダプターに一体
的に組込むことも容易になし得て便利である。 しかも、各液圧シリンダ16,22,35.52,72
゜74は、同一構成で、かつブラケット15,21゜5
1にネジ17.61で固定する形式としたので、交換に
際し極めて簡単に行うことができると共に、何れの箇所
にも共用でき、この結果予め2個の液圧シリンダをチュ
ーブで接続し、水を注入した後、所定の期間を必要とす
る耐圧試験や洩れ試験を行っておけば、必要時に直ちに
取換えできて頗る便利である。 〔発明の効果〕 以上の如(、本発明に係る硝子電極等のマニピュレータ
によれば、X−Y軸平面内駆動機構と、X軸直線駆動機
構及びY軸直線駆動機構とを共用でき、この結果部品点
数が削減できるばかりか、従来の如くx軸直線駆動機構
若しくはY軸直線駆動機構を操作した時に、その時の液
圧シリンダの一部の圧力がX−Y軸平面内駆動機構の対
応する液圧シリンダで吸収されて操作台に充分に伝達さ
れないといったことを解消でき、これに伴い硝子電極等
の移動精度を向上させることができて、作業ミスを防止
でき、又生産性を促進できると共にコストの低減を測る
ことができ、かつ小型に形成できるなど、各種の利点を
得ることができる。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明に係る硝子電極等のマニピュレータの一実
施例を示し、第1図は全体を示す構成図、第2図はx−
y軸平面内駆動機構の一部を分解した斜視図、第3図は
X軸移動部の一部を分解した斜視図、第4図はX軸移動
部の縦断面図、第5図は第4図のI−I線断面図、第6
図はダイヤフラムの断面図、第7図は従来の硝子電極の
マニピュレータの構成図である。 1・・・駆動部      2・・・操作台3・・・X
−Y軸平面内駆動機構 4・・・Z軸駆動機構   5・・・X軸直線駆動機構
6・・・Y軸直線駆動機構 16.22,35,52,72.74・・・液圧シリン
ダ37・・・X軸移動部    38・・・Y軸移動部
39・・・Z軸移動部    40・・・基台42・・
・スライダ     47・・・ピストンロッド49・
・・リターンスプリング 56・・・ダイヤフラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硝子電極等の操作台が硝子電極等を縦方向に移動
    させるX軸移動部、横方向に移動させるY軸移動部及び
    高さ方向に移動させるZ軸移動部とからなつて、X軸移
    動部、Y軸移動部及びZ軸移動部には液圧シリンダを有
    し、上記操作台を駆動する駆動部が、それぞれ液圧シリ
    ンダを備えたX−Y軸平面内駆動機構と、Z軸移動部と
    からなつて、X−Y軸平面内駆動機構の液圧シリンダに
    上記X軸移動部及びY軸移動部の液圧シリンダを接続す
    ると共に、Z軸駆動機構の液圧シリンダにZ軸移動部の
    液圧シリンダを接続し、上記X−Y軸平面内駆動機構を
    動作せしめる傾倒レバーに上記Z軸駆動機構を付設し、
    上記X−Y軸平面内駆動機構の液圧シリンダにはピスト
    ンを備えたX軸直線駆動機構及びY軸直線駆動機構を介
    在させたことを特徴とする硝子電極等のマニピュレータ
  2. (2)上記液媒として水を用いたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の硝子電極等のマニピュレータ。
  3. (3)上記液圧シリンダが互いに接続された2個で一組
    に形成され、一方の液圧シリンダを操作台に他方の液圧
    シリンダを駆動部に脱着自在に装着したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の硝子電極等のマニピュレ
    ータ。
  4. (4)上記操作台の各移動部の液圧シリンダには極小の
    ダイアフラムを有し、かつ上記各移動部が液圧シリンダ
    が固定される基台と、該基台に対し摺動自在なスライダ
    とから成り、該スライダの一側には液圧シリンダに対応
    させてピストンロッドを設けると共に、スライダの他端
    から中央部を経てピストンロッド内に至る孔を設けて、
    該孔の孔端と基台との間にリターンスプリングを介挿し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硝子電
    極等のマニピュレータ。
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