JPH0629734Y2 - 硝子電極等の微動操作器 - Google Patents

硝子電極等の微動操作器

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JPH0629734Y2
JPH0629734Y2 JP1988053290U JP5329088U JPH0629734Y2 JP H0629734 Y2 JPH0629734 Y2 JP H0629734Y2 JP 1988053290 U JP1988053290 U JP 1988053290U JP 5329088 U JP5329088 U JP 5329088U JP H0629734 Y2 JPH0629734 Y2 JP H0629734Y2
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    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/46Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of cellular or enzymatic activity or functionality, e.g. cell viability
    • GPHYSICS
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/36Glass electrodes

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、マイクロツール所謂硝子電極等を利用して細
胞を処理し計測する硝子電極等の微動操作器に係り、特
に細胞膜のチャンネルに硝子電極等を接し合わせて細胞
の状態を計測するパッチクランプ方式に好適な微動操作
器に関する。
「従来の技術」 一般に、バイオテクノロジーの分野において、細胞の状
態を計測するのに、細胞内に硝子電極を差し込み、細胞
内の生体電気を硝子電極内に充填した電解液を介して取
り出すようにしたものが知られるところである。
しかし、この方法では、細胞に硝子電極等を差し込むこ
とから、細胞が損傷して短時間のうちに死に絶えること
が多く、細胞の働きを長時間に亘って計測することはで
きなかった。
このため、近年においては、細胞の働きを長時間に亘っ
て計測できるパッチクランプ方式が開発されるに至って
いる。パッチクランプ方式による計測は、細胞内に硝子
電極を差し込むことなく、該硝子電極を細胞膜の所定の
チャンネルに位置合わせして接触させ、細胞膜のチャン
ネルを通じて細胞の生体電気を長時間に亘って計測し得
るようにしたものである。ここで、細胞膜のチャンネル
とは、外部から必要な物質のみを取り入れ、又内部の物
質を外部に吐出する箇所をいう。
上記細胞膜のチャンネルに硝子電極を位置合わせするの
に微動操作器が使用されている。微動操作器は、硝子電
極を縦方向(以下Y軸方向と称す)、横方向(以下X軸
方向と称す)、及び高さ方向(以下Z軸方向と称す)に
ミクロン単位で微動させるものである。従来の微動操作
器は大別すると機械式、油圧式、及び電気式のものが知
られている。更に機械式には、X軸用プレート、Y軸用
プレート、及びZ軸用プレートを板ばねにて順次連結
し、X軸用プレート、Y軸用プレート、及びZ軸用プレ
ートの各々を板ばねの弾性付勢力に抗しててこ桿で押圧
して最終段のプレートに有する硝子電極をX軸、Y軸、
及びZ軸の各方向に微動させるものと、レバーの傾倒操
作で偏心回転する球体がスライダーをX軸及びY軸の各
方向に押圧するものとがある。油圧式は、複数個のマイ
クロ油圧シリンダを利用してスライダーをX軸、Y軸及
びZ軸の各々方向に微動させるようにしたものである。
上記各スライダーには硝子電極を装着するようになって
いることは勿論である。一方、電気式は、ステップモー
タを利用して硝子電極をX軸、Y軸、及びZ軸の各方向
に微動させるようにしたものである。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記てこ桿と板ばねとX軸、Y軸、及び
Z軸の各プレートとを組合わせた形式の微動操作器は、
てこ桿で各プレートを板ばねの弾性付勢力に抗してX
軸、Y軸、乃至Z軸の方向に押圧すると、各プレートが
板ばねの撓み動作により円弧運動をして直線的な微動は
しない。このため、所定方向のてこ桿を操作しても硝子
電極が直線運動せずに円弧運動になるために、細胞膜の
所定のチャンネルに位置合わせすることが容易でない。
又、上記傾倒操作をするレバーと偏心回転する球体とを
組合わせた形式のものは、スライダーがX軸方向とY軸
方向との二方向に移動できるようになっており、X軸方
向の一側とY軸方向の一側にリターンスプリングで弾性
付勢させてあるために、仮りレバーをX軸方向にのみ傾
倒させても、傾倒させるに従って、球体とY軸方向に移
動させる時の接点部材との接し合う位置がずれることに
なる。この結果、レバーをX軸方向にのみ傾倒させて
も、レバーを傾倒させるに従って、球体の曲率に比例し
て硝子電極が湾曲する軌跡を描がきながら微動すること
になり、上記と同様に直線的な微動をしないといった問
題がある。このような問題は、レバーをY軸方向にのみ
傾倒させても発生する。一方、マイクロ油圧シリンダを
利用した油圧式にあっては、雰囲気温度が変化すると、
マイクロ油圧シリンダ内のオイルが熱膨張し、これによ
り硝子電極が不用意に移動して位置ずれするため、細胞
から長時間に亘って生体電気を取り出すためには、雰囲
気温度を一定に保持し管理しなければならない。更に、
ステップモータを利用した電気式は、細胞から取り出し
得る生体電気が極めて微弱なために、ステップモータへ
の通電による電気的な誘導と磁気的な誘導との影響を受
けて正確な計測ができないといった問題がある。
そこで、本考案は、上記事情に鑑み、硝子電極等をX
軸、Y軸及びZ軸の何れへも自由に直線方向に微動させ
ることができ、しかも雰囲気温度の変化を受けて硝子電
極等の位置が不用意にずれるといったことがないばかり
か、電気的及び磁気的な誘導の原因になるものもないの
で正確に計測し得る硝子電極等の微動操作器を提供する
ことを目的とする。
「課題を解決するための手段並びに作用」 本考案は、上記目的を達成するために為されたもので、
最終段側のX軸スライダーに硝子電極等を装着して可動
部を上下動機構により上下動させて、まず硝子電極等の
高さ(Z軸)方向の位置合わせをし、X軸ロッドにより
X軸てこ桿の一端を押圧して、てこ比によりX軸てこ桿
の他端がX軸スライダーを横(X軸)方向に微動させ、
又Y軸ロッドによりY軸てこ桿の一端を押圧して、てこ
比によりY軸てこ桿の他端がY軸スライダーを縦(Y
軸)方向に微動させ、これにより硝子電極等を更にX軸
及びY軸方向に微動させるようにしたものである。
「実施例」 以下に、本考案に係る硝子電極等の微動操作器の一実施
例を図面に基づき説明する。第1図において、1は、上
端及び前端が開口するケーシングである。ケーシング1
の後壁及び一方の側壁には、長孔2,3を有し、かつZ
軸用の上下動機構4が付設されている。上下動機構4は
既に本出願人が提案したもので粗動用つまみ5と微動用
つまみ6とを有し、特に粗動用つまみ5と出力軸との回
転比が1対1であるのに対して、微動機構が撓み歯車な
どのギア群を利用して回転比を激減させてあり、出力軸
としてのピニオン7がケーシング1内に臨ませてある。
ケーシング1の前端には前板8をビス止めするようにな
っている。ケーシング1内に、リニアモーションベアリ
ング9を介在させてL字形状の可動部10を上下動自在
に収嵌する。リニアモーションベアリング9は、可動部
10の立壁10a端面と、該立壁10a端面に対応する
ケーシング1の側壁内面にアングル状の案内溝11,1
2を形成させておき、案内溝11,12間に多数の小ロ
ーラ13を交互に90度だけ向きを互い違いにして介入
させたものである。可動部10の立壁10a内面には、
ラック14を固設し、該ラック14に上記ピニオン7を
噛合させてある。可動部10の立壁10aにY軸用操作
つまみ15を付設し、Y軸用操作つまみ15から突出す
るY軸押圧ロッド16は、可動部10の立壁10aの貫
通孔17からケーシング1内に臨ませてある。Y軸押圧
ロッド16の先端には、後述するY軸てこ桿18と点接
触させるための鋼球19を付設させてある。Y軸用操作
つまみ15は、長孔2を介してケーシング1の外方に突
出させる。可動部10の底壁10bには支持板20を立
設し、該支持板20にX軸用操作つまみ21を付設す
る。X軸用操作つまみ21から突出するX軸押圧ロッド
22は、支持板20の貫通孔23からケーシング1内に
臨ませる。X軸押圧ロッド22の先端には、後述するX
軸てこ桿24と点接触させるための鋼球25を付設させ
てある。X軸用操作つまみ15は、長孔3からケーシン
グ1の外方に突出させる。可動部10の立壁10aの上
端内面に上板26の一端をビス止めする。上板26に
は、Y軸てこ桿18が嵌入する略直方形状の貫通孔27
とX軸てこ桿24が嵌入する略凸形状の貫通孔28とを
有している。上板26の上面には、両側端にリニアモー
ションベアリング29が介在される基台30を固設す
る。上板26と基台30とは一体に形成することも可能
である。リニアモーションベアリング29は、上記と同
一構成で案内溝と案内溝相互間に介入される多数の小ロ
ーラとから成っている。貫通孔27の孔縁にはY軸てこ
桿18の支持具31をビス止めする。Y軸てこ桿18は
上端に鋼球32を固設すると共に、鋼球32の球心とY
軸押圧ロッド16により押圧される位置との間を5分の
1に分割する箇所、つまりてこ比が5分の1の箇所を上
記支持具31に回動自在に軸支する。上板26には、上
記リニアモーションベアリング29を介在させてY軸ス
ライダー33をY軸方向に摺動自在に装着する。Y軸ス
ライダー33には、Y軸てこ桿18の鋼球32が嵌入す
る適宜深さの受け穴34と、X軸てこ桿24が嵌入する
貫通孔35とを形成する。受け穴34には、鋼球32と
の滑りを良好にするための合成樹脂製スリップリング3
6を嵌着させてある。貫通孔35の孔縁には、X軸てこ
桿24の支持具37をビス止めするようになっている。
X軸てこ桿24は、X軸押圧ロッド22によって押圧さ
れる第1のてこ桿24aと、該第1のてこ桿24aに連
結桿24bにより連結された第2のてこ桿24cとから
成り、該第2のてこ桿24cを支持具37に回動自在に
軸支するようになっており、又第2のてこ桿24cの先
端に鋼球38を付設させてある。第2のてこ桿24cが
支持具37に軸支される位置は、鋼球38の球心と、X
軸押圧ロッド22によって押圧される第1のてこ桿24
aの位置との高さ方向の距離を5分の1に分割した箇所
に設定してある。つまりX軸てこ桿24もてこ比が5分
の1にしてある。上板26とY軸スライダー33との間
にリターンスプリング39を掛け止めする。リターンス
プリング39の掛け止めに際しては、上板26及びY軸
スライダー33に螺着したビスを利用し、又、基台30
に凹設した逃げ溝30aにリターンスプリング39を収
嵌するようになっている。Y軸スライダー33の上面に
は、受け台40を一体に突設させてあり、受け台40の
前後両端にリニアモーションベアリング41を介在でき
るようになっている。リニアモーションベアリング41
は、上記と同様に案内溝と案内溝相互間に介入される多
数の小ローラとから成っている。受け台40には上記リ
ニアモーションベアリング41を介在させてX軸スライ
ダー42をX軸方向に摺動自在に装着する。X軸スライ
ダー42には、所定深さの受け穴43を有し、該受け穴
43にも上記と同様にスリップリング36を嵌着させて
ある。受け穴43には鋼球38を嵌入させる。Y軸スラ
イダー33とX軸スライダー42との間には、上記と同
様にビスを利用してリターンスプリング44を掛け止め
する。リターンスプリング44は、Y軸スライダー33
に凹設した逃げ溝33aに収嵌する。X軸スライダー4
2にはX軸粗動用スクリューロッド45を回転自在に設
け、かつ該X軸粗動用スクリューロッド45にX軸粗動
用操作つまみ46を付設しておく。X軸粗動用スクリュ
ーロッド45にはX軸粗動用スライダー47に固設され
る雌ねじ筒48を螺合させる。X軸粗動用スライダー4
7は、リニアモーションベアリング49を介在させてX
軸スライダー42にX軸方向に摺動自在に装着する。X
軸粗動用スライダー47にはY軸粗動用操作つまみ50
を有したピニオン51を回転自在に支承させてある。X
軸粗動用スライダー47にはリニアモーションベアリン
グ52を介在させてY軸粗動用スライダー53をY軸方
向に摺動自在に装着する。Y軸粗動用スライダー53に
はピニオン51と噛合するラック54を設けてある。Y
軸粗動用スライダー53には、第1図及び第2図に示す
如く、ブラケット55及びボールジョイント機構56を
介してプローブ57を取り付けるようになっている。プ
ローブ57には電解液の充填された硝子電極58を装着
するものである。
尚、X軸粗動用スクリューロッド45及び雌ねじ筒48
などから成るX軸粗動機構、更にピニオン51及びラッ
ク54などから成るY軸粗動機構は、周知構成のものを
利用したものである。リターンスプリング39、44
は、Y軸スライダー33及びX軸スライダー42のバッ
クラッシをも防止している。
次に、上記構成の硝子電極等の微動操作器の動作につい
て説明する。硝子電極58の高さ(Z軸)方向の位置決
めするには、まず上下動機構の粗動用つまみ5を回して
大まかな位置決めをし、次に微動用つまみ6を回して正
確な位置決めをする。粗動用つまみ5を1回転させれば
ピニオン7とラック14との噛合で2mm程度可動部10
が上下動するように設定してあり、又微動用つまみ6を
1回転させれば20μ程度可動部10が上下動するよう
にギア比を設定してある。Y軸方向の粗動は、Y軸粗動
用操作つまみ50を回せば、ピニオン51とラック54
との噛合によりY軸粗動用スライダー53がY軸方向に
粗動して硝子電極58のY軸方向の位置を大まかに位置
決めできる。X軸方向の粗動は、X軸粗動用操作つまみ
46を回せば、X軸粗動用スクリューロッド45と雌ね
じ筒48との螺合によりX軸粗動用スライダー47がX
軸方向に粗動して、硝子電極58のX軸方向の位置を大
まかに位置決めできる。次に、硝子電極58をY軸方向
に微動させるには、Y軸用操作つまみ15を回せば、第
3図に示す如く、Y軸用押圧ロッド16がY軸てこ桿1
8を押圧する。この押圧でY軸てこ桿18が支持具31
との軸支箇所を支点として回動してY軸スライダー33
をリターンスプリング39の弾性付勢に抗して押圧する
が、上記の如く5分の1のてこ比によりY軸てこ桿18
によるY軸スライダー33の押圧量はY軸押圧ロッド1
6によるY軸てこ桿18の押圧量の5分の1となる。こ
れによりY軸スライダー33がY軸方向に微動して、硝
子電極58のY軸方向の位置をミクロン単位で正確に位
置決めする。Y軸押圧ロッド16を逆方向に引けば、こ
の動作に対応してY軸てこ桿18がY軸スライダー33
と共にリターンスプリング39の弾性付勢力により復動
する。硝子電極58をX軸方向に微動させるには、第4
図に示す如く、X軸用操作つまみ21を回せば、X軸押
圧ロッド22がX軸てこ桿24を押圧する。X軸てこ桿
は、上記と同様に5分の1のてこ比によりX軸押圧ロッ
ド22による押圧量の5分の1の量だけX軸スライダー
42をX軸方向に微動させる。これにより硝子電極58
はX軸方向にミクロン単位で微動して正確に位置決めさ
れる。X軸押圧ロッド22を逆方向に引けば、この動作
に対してX軸てこ桿24がX軸スライダー42と共にリ
ターンスプリング44の弾性付勢力で復動する。
上記のようにして硝子電極58を細胞膜の所定のチャン
ネルに位置決めして接触させ、所謂パッチクランプ方式
で長時間に亘り細胞からその所定のチャッネルを経て、
更に硝子電極58内に充填した電解液を介してプローブ
57が生体電気を検出し、他の装置に送り出し、研究資
料を得るようにしたものである。
「考案の効果」 以上の如く、本考案に係る硝子電極等の微動操作器によ
れば、硝子電極等をX軸,Y軸及びZ軸の何れの方向に
も自由に一直線上に微動させることができ、しかも雰囲
気温度の変化を受けて硝子電極等の位置が不用意にずれ
るといったことがないばかりか、電気的及び磁気的な誘
導の原因になるものもないので、細胞から生体電気を取
り出して性状等の計測するのに極めて高精度に行えて頗
る便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る硝子電極等の微動操作器の分解斜
視図、第2図は使用状態を示す全体斜視図、第3図はY
軸方向に微動させる場合の動作説明図、第4図はX軸方
向に微動させる場合の動作説明図である。 1……ケーシング、4……上下動機構 10……可動部、15……Y軸用操作つまみ 16……Y軸押圧ロッド、18……Y軸てこ桿 21……X軸用操作つまみ 22……X軸押圧ロッド、24……X軸てこ桿 26……上板、33……Y軸スライダー 34,43……受け穴 39,44……リターンスプリング 42……X軸スライダー、58……硝子電極

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】細胞を処理するための硝子電極等のツール
    を微動可能に装着される微動操作器において、ラックと
    ピニオンとによる上下動機構で上下動する可動部と、該
    可動部に縦方向に摺動自在に装着されたY軸スライダー
    と、該Y軸スライダーに横方向に摺動自在に装着された
    出力側となるX軸スライダーと、可動部にそれぞれ設け
    られてつまみの回動で出入れするY軸押圧ロッド及びX
    軸押圧ロッドと、Y軸スライダーとY軸押圧ロッドとの
    間及びX軸スライダーとX軸押圧ロッドとの間にそれぞ
    れ介在されてかつてこ比を数分の1に設定したY軸てこ
    桿及びX軸てこ桿と、可動部とY軸スライダーとの間及
    びY軸スライダーとX軸スライダーとの間にそれぞれ掛
    け止させたリターンスプリングとから成ることを特徴と
    する硝子電極等の微動操作器。
JP1988053290U 1988-04-20 1988-04-20 硝子電極等の微動操作器 Expired - Lifetime JPH0629734Y2 (ja)

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US07/218,241 US4901446A (en) 1988-04-20 1988-07-13 Apparatus for finely actuating a glass electrode or the like
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